空想音楽大作戦 完全版プログラム

選曲・構成:腹巻猫

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[A1] 星雲賞受賞作品メドレー

SF大会にちなんで、星雲賞の映像部門、メディア部門を受賞したテレビ番組のテーマ曲をメドレーでどうぞ。数が少ないのは映画の受賞が多いため。さて、このラインナップは意外?順当?

○プリズナーNo.6
作曲:Ron Grainer
第1回星雲賞 映画演劇部門(1970)「プリズナーNo.6」 1969 NHK
"The Prisoner" 1968 英
スポーツカーで疾走するパトリック・マクグーハンが、組織に辞表を叩き付けたあとガスで眠らされ、"村"で目覚めるまでをテンポよく描いたオープニングの曲。番組はなかなかシュールだったが、テーマ曲は60、70年代のスパイ・アクションもの風でカッコイイ。

○謎の円盤UFO
作曲:Barry Gray、ナレーション:矢島正明
第2回星雲賞 映画演劇部門(1971)「謎の円盤UFO」 1970 日本テレビ
"UFO" 1970 英
「エヴァ」オープニングフィルムの元ネタとも言われる傑作オープニング。緊張感あふれるカットバックとメカ描写に、バリー・グレイの音楽が見事にハマった。オリジナルにはナレーションはないが、やはり「UFO」といえば、このナレーション。

○宇宙戦艦ヤマト
作詞:阿久悠、作・編曲:宮川泰、歌:ささきいさお、ミュージカルアカデミー
第6回星雲賞 映画演劇部門(1975)「宇宙戦艦ヤマト」 1974 よみうりテレビ
ああっ、ベタベタですみません・・・ まだ「ヤマト」がブームになる前の受賞で、受賞について賛否両論がとびかった。このテイクは第1シリーズ初期と後期で使われたイントロなしバージョン。

○銀河宇宙オデッセイ
作曲:HARU TAKAUCHI
第22回星雲賞 メディア部門(1991)「銀河宇宙オデッセイ」 NHK 1990
NHK放映のドキュメンタリー。ホストにG・ベンフォードを迎え、特撮を盛り込んだドラマを挿入するなど、SFファンにも注目の番組。作曲のHARU TAKAUCHI氏はジャズマン出身の作曲家・プレイヤーで、NHK「星空図鑑」などの音楽も担当。N.Yを拠点に活動している。

○愛を+ワン
作詞:岩谷時子、作・編曲:樋口康雄、歌:益田宏美
第24回星雲賞 メディア部門(1993)「ママは小学4年生」 1992 日本テレビ
未来から来た自分の赤ん坊を育てることになった少女と友人たちの話。地味な題材だが、ジュヴィナイル風の味わいがあった。この歌は並みの歌手には歌えない難しい歌。益田(岩崎)宏美ならではの歌唱。

○TAKE ME HIGHER
作詞:鈴木計見、作曲:PASQUINI-BATTEN-CONTINI、編曲:星野靖彦、萩田光雄、鈴木弘明、歌:V6
第29回星雲賞 メディア部門(1998)「ウルトラマンティガ」 毎日放送 1996
オールド特撮ファンとしては、「ウルトラマン」が星雲賞を取るようになったか・・・と感慨にひたってしまった。V6の歌うアイドルソングとしても聴けるが、ちゃんとティガの名を歌詞に織り込んだ王道ヒーローソングでもある。

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