親指シフト変換器
富士通の親指シフトキーボードをAT互換機の106(109)OADG互換キーボードに見せかけ Windows95/98/NTの上で使えるようにするハードウェアです。
しかし、このハードウェアだけで100%親指シフトに依るかな漢字変換ができる訳ではありません。 親指ひゅんQと言う106(109)キーボードを親指シフト入力するソフトウェアを併用する事によって実現しています。 この1,2年変更を重ね使って来た感じでは十分実用になったと思います。
使える親指シフトキーボードは?
富士通のFM-TOWNSのFMT-KB206/KB207/KB2071親指シフトキーボードや同FM-Rの親指シフトキーボードです。 ただし富士通のFM-TOWNSのテンキーの無い親指シフトキーボードは、キーの数が足りないので[ALT]キーなどが 押せないため使用に耐えないと思います。(割り当て変えれば使えるかも。)
OAK パワーアップβ版について
富士通から「OAK パワーアップβ版」という新しいOAKの評価版が出てその後「OASYS V8」や「I am J」などが発売されました。 その中のかな漢字変換に「快速親指シフト」という106/109キーボードのソフトウェアエミュレーションが入りました。 大元の富士通でかな漢字変換の中ので処理する為「~」,「『」,「』」の文字が直接出せるメリットがあります。 使い勝手もまあ良かったです。
親指シフト変換器も106/109キーボードに変換する為使えますが多少問題が出ます。 FMT-KB207親指シフトキーボードは、[@]キーがない為「、」が直接キーとして打てなくなることです。 「@」は、フルキー側の[0]キーで表示できるので「、」を出そう思えば可能ですが(かな入力時に[Shift]+[0])これでは問題解決になりません。 「快速親指シフト」のキー割り当てが変えられる様になっていれば最高に良いのです。 富士通には、要望としてメールはしましたけど。
現在の状況 (2000/12/04)
ファームウェアVer Lの親指シフト変換器を作成予定です。 これで手持ちに有るFM-TOWNSキーボード用のコネクタが無くなるので変換器単体の制作は終わりかもしれません。 感光基板も何枚か作るので、欲しい方が有れば実費程度(送料込みで1,000円程度)分けることができると思います。 TOWNSコネクタ/PS/2ケーブル無しの部品実装基板も(送料込みで3,000円程度)可能かな..いま部品足りないけど。 コネクタ/ケーブル付きは、一応引き取り先決まっているので今のところ余りの予定はないです。 コネクタメーカーに在庫が有って10個以上まとまれば、購入することができるのですけど。
私の環境
OS | Windows98 |
キーボード | 富士通 FMT-KB207(親指シフト変換器付き) |
ドライバ | 106日本語(A01)キーボード(Ctrl+英数) |
IME | OAK95 Ver4.1 |
その他 | 親指ひゅんQ(オリジナルキーレイアウト) |
IMEなんですけれどOAK95が私には使い安いです。 一つは、漢字辞書/単語抹消/単語登録 等のキーの割り当てが有り便利に使ってます。 また、日本語の文章を考えている時に無意識に無変換を叩く癖?が有り他のIMEだと設定を大幅に替えないと行けない。
英字(106の英数キー)がトグルしない。他のIMEだと設定の必要有り。 非確定文がある時英字キーを押すと確定する。他のIMEだと設定の必要有り。(旨くできないのもある。)まっ一番TOWNSで使ってた親指シフト入力に近いのです。