Count Down Hits Radio  
1999年9月25日(土) FM長野 18:00-19:55

原文作成◆マダムさくらさん

当日のイベントの模様 その1 / その2 / その3


18:00時報「ピ〜ン」オープニング
パーソナリティー沢井美和(以下:沢)
:「こんにちは、『カウントダウン・ヒッツレディオ』沢井美和です。
   <略>今日の『カウントダウン・ヒッツレディオ』もいつもとはかなり
   ちがいます。ゲストコーナーも拡大版で、あの猿岩石のお二人が
   やってきます。もしかしたら番組ジャックなんてことになっちゃうかも
   しれません。今日、ギャラリー本当にすごいんですよね。びっくりす
   るぐらいいますけれども、まぁいろいろ伺っていきたいと思います。
   楽しみです。」
   <<略>>
BGM:『白い雲のように』
:「それではあらためてご紹介しまーす。今日のゲストは猿岩石の
   お二人でーす。いらっしゃいませー」
:「こんにちはー」
:「こんばんはー」
:「猿岩石です」
:「あ、ぇ、(有吉としゃべりがかぶる)アハハハハ」
:「有吉でーす」
:「森脇でーす」
:「はい、いらっしゃいませ。今日は本当に」
:「はい」
:「ご苦労様でしたと言うべきですかねー」
:「いやー、ねぇ、まぁ、今日は長丁場をいろいろ」
:「ええ」
:「朝から、えー10時からですね」
:「はい」
:「長野朝日放送の方の特番の方に6時間の生放送の中で、
   ずーとイベントにね、参加されて」
:「朝は長野市にいたんですけどね」
:「そう」
:「そうですよね」
:「はい」
:「長野に浸かっていましたね、今日は」
:「エヘヘヘ」
:「長野、長野でした」
:「昨日とりあえずは来てくれていたんですよね、長野には」
:「昨日、夜来ましたよ。もうホテル入ったらなんにもレストランも全部
   閉まっているんですよ」
:「遅かったんですか?夜」
:「はい。で、どこでしたっけホテルは、あそこのメルパルクに泊まっ
   たんですよ」
:「あぁ、はいはいはいはい」
:「あのホテル内の・・・なんにもないでしょ」
:「ハハハハ・・・まぁゆっくりできるって」
:「外一歩出てもなんにもないんですよ。コンビニもなにも」
:「そう、ないんですよ」
:「びっくりしましたよ」
:「いやあるよ。ありますよ」
:「ないんです!」
:「あるってば!」
:「だってオレが昨日行ったんですもん!」
:「だって私長野に住んでるもん!」
:「でしょ?」
:「うん」
:「ないんです」
:「ありますって、コンビニ」
:「ちがう、ちがう、その・・・」
:「メルパルク出てね、出て」
:「うん、出て」
:「100メートルぐらい」
:「すぐが、感覚がちがうのよ」
:「あ、そうか!5キロ圏内がもーすぐなんですよね」
:「そうそうそう」
:「アハハハハ・・ちがう、200メートルぐらいでありますってー」
:「200?ありました?ハハハハハ なかったよ」
:「あるよ アハハハハハ あの前の道を出て右のところを200
   メートルぐらいまっすぐ歩いて行くと」
:「駅じゃないっすか、もう」
:「おしゃれなライブハウスがあってー、そのとなりにライブハウスも
   あるー」
:「ホントっすかー?」
:「おしゃれなライブハウス?」
:「ちょっと、もうちょっと探検してほしかったなー」
:「200メートルは・・・もう」
:「探検って言われても、もう10時すぎてますからね、夜」
:「探検してほしかったフフフフ・・・そんなわけでね、今日は眠たい
   顔で出演していただいて、どうもありがとうございます」
:「何をおっしゃいますやら。元気ですよ。やめてください。見えない
   からと言って」
:「そうですよ」
:「いやいやもうね、見てますよ」
:「元気いっぱいですよ」
:「ええ」
:「ギャラリー来てますよ。すごーい」
:「元気印ですよ。はぅーん、はぅーん、やりましょう。はぅーん」
:「っと言っている、さっきまで寝ていた有吉さんと」
:「はい」
:「同じく、さっきまで寝ていた森脇さんと」
:「はい」
:「二人でお送りしていますけれども、えー先ほどまでがんばっていた
   だきましたスニーカーリサイクルキャンペーン、FM長野も呼びかけて
   いたんですけども、正式な集まったスニーカーの数が出ましたので、
   ちょっとご報告しておきますね。えー長野セントラルスクエアで集めら
   れたのが、3372足!」
:「マジでー!そこまでいってますか」
:「いきましたか」
:「すごいですねー」
:「すごいですね」
:「3千かー・・・」
:「松本の方でも出演していただきましたけど、Mウイングの方では、
   1713足!・・・はい合計は?」
:「・・・5千ぐらい」
:「ピンポ〜ン!アハハハハ」
:「5千ぐらいって・・・」
:「はい」
:「5085足!」
:「おー、すごい!」
:「おお!」
:「集まったんですね。本当にみなさん、ありがとうございました」
:「すごい段ボールの数でね、爽快でしたね」
:「本当に?」
:「あれだけスニーカーがあると、はい」
:「うーん」
:「すごいイイ。みんなすごいですね。持って来るんですからね」
:「うん、やさしい」
:「これだけ集まるってすごいですよ」
:「ねー。で、集められたこのスニーカーはですね、ラオスの子供た
   ちに、しっかりと手渡して来たいと思いますので、本当にみなさん、
   ご協力ありがとうございましたー」
:「ありがとうございました」
:「沢井さんが持って行くんですか?」
:「はい?」
:「沢井さんが持って行くんですか?」
:「いやいや、あのー、長野朝日放送の方が持って行きます」
:「はい。ハハハハ あぁそうですか。ハハハハ はい」
:「一応、あの、協力っていうか、呼びかけたために・・・ね」
:「ハハハハ はいそうですねー、はい、ありがとうございます」
:「はーい」
:「というわけで、みなさん、ありがとうございました」
:「はい」
:「えー、今日はですね、そんな猿岩石を交えて楽しくおとどけして
   いきたいんですが」
:「はい」
:「ここで一曲おとどけしたいと思いまーす。じゃ、曲紹介はどちらに
   いきますか?」
:「森脇がやります」
:「はい、はい、やります。えー、それじゃあ聴いてください、
   猿岩石で『My Revolution』です」
:『My Revolution』
 
  << C M >>
BGM:『オエオエオ!RE−MIX』

:「松本のスタジオから生放送でお送りしています『カウント
   ダウン・ヒッツレディオ』今日は猿岩石のお二人をゲストに迎え
   ていまーす」
:「こんばんは」
:「こんばんは」
:「はぉーい」
:「いらっしゃいませ、いらっしゃいませです」
:「いらっしゃいました」
:「はい」
:「本当にあの、たくさんのねぇ、FAXだの、電話だの、ハガキだの
   質問来てまして」
:「うん、うれしいですね」
:「ありがたいですね」
:「もー、びっくりしましたねー」
:「いやいや」
:「はい」
:「今日はオペレーターの女の子たち『大変だった』と言っており
   ましたですよー」
:「あ〜」
:「本当ですか?なんか僕らが入ってきた時点では、なんかブー
   たれてましたよ、なんか」
:「えー、なんで?そんなことない。もう、いらっしゃいませ、いらっ
   しゃいませって」
:「で、僕らが、ちょっと奥の席入ったらね、ケラケラケラケラ笑って
   て」
:「誰が?誰が?」
:「ずっと気になっていたんです。・・・またオレら笑われてるって」
:「ちがう、ちがう、なんかファン、ファンの女の子がいてー、もう背中
   に『猿岩石命』ってイレズミ入ってたの、見えなかったんですか?」
:「イレズミ入ってた?」
:「(笑)」
:「マジで?(笑)」
:「そんなバカな」
:「そうなんですよー、もう、よかったら後で確認して帰ってください。
   ということで、あの、質問いっぱい来ているのでドンドン紹介します」
:「はい」
:「えーとこちらハガキでいただきました。小県郡(ちいさがたぐん)
   武石村(たけしむら)のケベッコさん『猿岩石のみなさんは、ふだん
   どんな生活をしているんですか?』」
:「・・・たけし村」
:「(笑)」
:「そこばっか気になってる(笑)」
:「(笑)はい。ぜんぜん聞いてませんでした。はい、はい、すいま
   せん」
:「『ふだんはどんな生活をしているんですか?長野で好きなところ
   はありますか?』」
:「ふだんはどんな生活・・・」
:「ふだんはね、あ〜、ぼくはねー、だいたいマンガ喫茶に出かけ
   まして」
:「(笑)マンガ喫茶?」
:「ええ。あのー、朝・昼・晩とマンガ喫茶で済ませることが多々あり
   ます」
:「あー、いい」
:「趣味はマンガ?」
:「はい」
:「でしたよね〜」
:「もうねぇ、近所のマンガ喫茶、1つの所だいたいのジャンル
   読み尽くして2回目に入ってるところです」
:「ジャンルって、何でもいいんですか?」
:「何でもいいんですよ。特にまぁ好きなのは、この歳になっても
   ヤンキーものなんですけどね」
:「ハハハハハ」
:「ま、しょうがないですよね」
:「爆走なんとかとか?」
:「爆走なんとかとかね、ビーバップもまだ読んでますしね。
   最初っから」
:「ハハハハ」
:「何回読んでもいいんですか?」
:「何回読んでもいい」
:「終わんないねー、あれ、もう」
:「何がいいんですか?そんなに」
:「えっ?」
:「何が、そんなにいいんですか?」
:「あれはねぇ、やっぱり、あの、学生ものは、ケンカした後の友情
   とかね」
:「ああ(笑) 意外にピュアだったりするところがね」
:「そういうふうに熱いんですよ!ええ。いいですね。最高ですね」
:「自分にないものを、こう、求めるんですかね?」
:「自分にないものを求め・・・いや、でも僕もその、典型的な」
:「人間の厚みとかないじゃん」
:「アッハハハハ ないの?」
:「オレも典型的なヤンキーですからね」
:「ウソつけ」
:「今も?」
:「今も」
:「現役で?」
:「ええ」
:「25にもなっても?」
:「ええ。ええ」
:「ぷるんとしたヤンキー」
:「アッチャ〜!(笑)」
:「髪をおろしたヤンキーですからね」
:「かたや森脇さんは?」
:「僕ですか?」
:「はい」
:「僕はそうですね、あっ、最近、最近僕ね、お酒をよく飲むように
   なったんですよ」
:「えー、うっそー!なんか飲まないイメージありません?」
:「あるでしょ。まぁ最初から飲んでたんですけど」
:「飲んでケンカ!飲んでケンカ!」
:「ホント?(笑)なんかね、テレビの影響かも知れませんけど、
   有吉さんばっかり飲んでて」
:「あーねぇ」
:「森脇さんは飲まない人って、なんか自制心の固まりって感じで」
:「いやいや、そうそう・・・二人でいると、まぁ有吉が飲むから僕が
   控えるという形をとっていると」
:「(笑)お父さんかいって」
:「そうそうそう、あの、僕が女房役ですからね、言ったら。でも、
   別れると、プライベートになると」
:「あ〜そうなんですか」
:「タツカワとオオノ!タツカワとオオノ!」
:「あ〜、カープのね」
:「(笑)オレがオオノ?」
:「いや、オレがオオノ!」
:「なんでや?」
:「だって(お前)女房役ですから」
:「あぁそうか」
:「バッテリーね。よくしゃべるタツカワさん」
:「う〜ん、そうそうそう」
:「で、森脇さんは?」
:「で、だからプライベートは、だからね、最近飲むの。すごく。
   異常に」
:「プライベートでは、そんなに、こう、一緒ではないんですか?
   最近は」
:「そーです」
:「たまに、だから、遊んだりもしますけど、まぁ大勢で会ったり
   とか。二人っきりでまぁたまにネタ合わせの後に二人でファミコン
   とかね」
:「エヘヘヘヘ・・・二人で飲むっていうのは?」
:「ないですね。だいたい基本的には。僕、最近あんまり酒を
   控えているんで」
:「そう。あんまり聞かないよね、なんだか」
:「はい」
:「ホントに?なんか失敗しちゃったとか?」
:「いや、マンガがおもしろいんですね」
:「(笑)とにかくマンガが」
:「今マンガが熱い!」
:「それじゃあ夢中じゃない、それ」
:「熱いんです!マンガが!はい」
:「はい、じゃあこちらは同じですね。岡江市の手塚さんも
   『今、ハマっていること』っていう事だったんですねー。じゃあ、もう
   一人いきましょう。こちらはFAXですね。松本市のブラックンベリー
   さんです」
:「(小さな声で)ブラック、ブラックンべリー?ブラックたけし・・・
   たけし村って(笑)」
:「えーと『最近、秋』 ん?(笑)たけし村?もういいよ」
:「はい」
:「ハハハハハ ものすごい、はい」
:「(FAXを読む)『秋ですが、なんの秋ですか?』ほら、食欲の秋
   とか読書の秋とかね、そういう意味で、なんの秋ですか?」
:「あーはいはいはい」
:「ごめんなさい。読書の秋です」
:「読書の秋だよねー」
:「(笑)」
:「ごめんねー、愚問でした。森脇さんは?」
:「僕、スポーツの秋ですよ」
:「スポーツするんですか?おっと!」
:「スポーツの秋。僕ね、だから最近、夏、夏からゴルフ始めて、
   まわりに勧められて」
:「あっ、そうそう『ゴルフね、どうなんですか?』っていうの、さっき
   来てた。これはスタジオの前に来ている女の子から来てますよ」
:「ゴルフなんてものはね、チーズを食べすぎてブクブク太ったよう
   なね、ブルジョアたちがやるスポーツなんですよ、あんなものは」
:「そうなの?」
:「なっ!」
:「いやいや納得するわけにはいかない。オレやってるから」
:「(笑い)そんなことないよ。そんなことないですよー」
:「プロは別ですよ、だけどあれはまだまだ」
   
BGM:『コンビニ』
   
:「プロを目指してればいいんですか?じゃあ」
:「そう」
:「目指します」
:「目指しますか(笑)」
:「森脇プロはどうですか?森脇プロは?」
:「森脇プロはねー、今100を切るのを目標に」
:「あっ、いいビデオあるんですよ。紹介しましょうか」
:「なんすか?」
:「うちのお父さんが」100切れなくて、こないだビデオ送ったら
   それで100切れたって言ってましたから」
:「マジで?」
:「いいビデオありますよ。紹介しますよー」
:「倉本、倉本でしょ?ポパイ倉本のなんとかっていうの」
:「(笑)そうだったかな、忘れちゃったけど」
:「やっぱそういうのって勉強になるんですか?」
:「なるみたいですよ」
:「あぁそうなんですか。じゃあ見てみよ」
:「目から入れていくのっていいみたいですよ」
:「へぇ〜」
:「わぁーそうですか。いやいやいや、それはちょっと見ないと」
:「(笑)後で、じゃあ、紹介します」
:「近々行くんで、じゃあ、ちょっと見なきゃ、ええ」
:「うん、そうします。そうします。『カウントダウン・ヒッツレディオ』
   まだまだ紹介したいところでありますけども、まだまだ猿岩石の
   二人には居続けていただきますので質問メッセージなど、ありまし
   たら送ってきてください。カウントダウン・ヒッツレディオさるがんせぴ
   猿岩石スペシャル」
:「さるがんせぴって言いました?さるがんせぴって」
:「(笑)まだまだつづきます」
 
  << C M >>
  <<交通情報>>
BGM:『ツキ』

:「さてこれからはですね、あのー、今、お二人にハマっている
   ことなんかも聞きましたけれども、音楽番組ということで・・・
   リクエスト番組ということなので、なにかリクエスト曲を一曲、
   もらえないかなと思うんですが」
:「あ、いいですか。僕らロックキッズですからね」
:「はい。エヘヘヘヘ ほんまかいな、ロックキッズ、じゃあ
   有吉さんいきますか?」
:「えーとね、僕はね、じゃあ井上陽水の『氷の世界』です」
:「アハハハハ ロックキッズー?」
:「かしこいな」
:「この前ね、あのー、森脇がね、お好み焼き屋さんに行こうと
   したんですって」
:「そう」
:「でね、入ろうとしたらね、店に入ろうとしたら、あの、店の一番
   目立つ所に、井上陽水・タモリ・吉田照美がいたんですって(笑)
   で、引き返してきたんですって(笑)」
:「えっ、いたの?」
:「三人が鉄板に向かって列んでまして、僕、車の中からとりあえ
   ず店をチェックしてたんですよ。そしたらその顔ぶれだったんで(笑)
   これは行くのよそうと思って」
:「なんでー!なんでー!『どうも〜森脇です』って」
:「そんな軽くいけるわけないじゃないですか!」
:「いいじゃないですか、ほら、有名人同士〜」
:「ドンたちですよ!各界の!イヤですよ」
:「ヒッチハイク界のドンじゃないですか」
:「そうよ、ドンでしょ。僕もこの前、行きつけの定食屋へ行ったら、
   広末涼子がとなりだったんですよ」
:「ハハハハ これはまたすごい」
:「ぜったいバレないようにメシ食ってましたもん」
:「アハハハハ それホントに?」
:「はい。マジで」
:「その定食屋教えてくださいっていう目で、今あそこが・・・あの
   辺り、・・・その定食屋教えてください(笑)」
:「本当、意外な人が意外な所にいるもんですよ」
:「いるもんですよ」
:「へ〜そうなんだ。それでまた、それで井上陽水さんじゃない
   でしょ?」
:「いえ、じゃないです。まぁ今回アルバムも、ベストアルバムでし
   たっけ?」
:「出ました」
:「出ましたでしょう、今買ってずっと聴いてますよ、僕」
:「ロックキッズは井上陽水さんがお好き!」
:「そうです」
:「う〜ん、あ、もう最高ですよ」
:「いいですよね。私もこの曲は大変好きです。じゃあその思いも
   込めまして曲紹介を、有吉さん、してください」
:「はいはい。えーじゃあ聴いてください、
                井上陽水さんで『氷の世界』」
:『氷の世界』
:「はいっ、えー、有吉さんのリクエストで、井上陽水さんの
   『氷の世界』をおとどけいたしましたー」
:「今、びっくりした〜!『有吉さんの』って言ったから
   『有吉さんのおやじはマツタケ泥棒です』っていうことをバラすの
   かなっと思って」
:「(笑)いやいやいやちがう!ちがう!」
:「言(ゆ)っちゃったけど(笑) はい」
:「(笑)歌の、今、あいだにね」
:「マツタケ狩りもしたいなっていう話をね、していたわけなんで
   すけども」
:「(笑)はいはい」
:「えー、ここでですね、リスナーの方から、ちょっと猿岩石と
   『生電話したいなー』っていうリクエストありましたので」
:「おっ、生電話」
:「おもいっきり生電話」
:「(笑)はい」
:「ちょっとつないでみたいと思います」
:「おもいっきり生電話です」
:「どうでしょう?」
:「もしもし」
リスナー(以下:リ):「もしもし」
:「もしもし」
:「えっと、お名前どうぞ」
:「ブラックンベリーです」
:「んー?」
:「ブラックン?あれあれ?さっき(FAX)の?」
:「そうそう、さっきの」
:「ほー」
:「どうしても、どうしてもねー、電話したいっていう熱い要望で」
:「あーそうですか」
:「ほーへー」
:「ありがとうございます。お二人になにか質問とかありましたら
   どうぞ」
:「えーと、中学3年生で受験なんですけど、どうしてもテスト前に
   あがってしまって、思い通りにいかないんですけど、そういう時に
   どうすればいいですか?」
:「平常心を保つ・・・わけですよね、結局はね」
:「おまかせください、猿岩石に、もう」
:「そういうのは有吉が大得意」
:「(笑)えっとね、だから、なんだろう・・・基本的には、ボッキして
   しまいそうな時にはおふくろの顔を思い浮かべろ、みたいな・・・」
:「女の子です!」
:「今、関係ないじゃん。フフフッ」
:「今、女の子です!」
:「まぁまぁあるじゃないですか。まぁまぁありますと」
:「基本的としてね、それはね」
:「これは女の子ですよ。まだ6時台なんで」
:「・・・ありますから。だからまぁー何かを思い出せばいいわけ
   ですよねー。じゃあ家でね、ま、勉強しているような雰囲気をこう
   思い浮かべたりとかね。どうしたらいいんでしょうね。ガムを・・・
   ガムを噛むのはリラックス効果がありますけどねー」
:「(笑)テスト、テストだってー。テストだってー」
:「ふつうだよ、そんなの」
:「あっ、そうか『テスト中』にね。そうですねー」
:「テスト前に緊張するんでしょ?」
:「テスト前に、まずガムを噛みます」
:「えーっ」
:「ガム!」
:「学校なんで噛めないんですけど」
:「じゃあ僕と一緒でティッシュを噛んでください」
:「アッハハハハハ なにそれー(笑)」
:「フフフフ」
:「ティッシュを噛めばいいんです。アゴをとにかく動かすと
    リラックス・・・液が、出てきますから」
:「はい」
:「(笑)・・・うっ、スゴイ」
:「リラックス液が?」
:「リラックス液」
:「それ唾液じゃないの?」
:「え?・・・出てくる」
:「ティッシュ噛んでますか?森脇さん、この人」
:「たぶんね、テスト前まで勉強せずに、テスト前に勉強して
   あせって緊張するわけですよ」
:「はい」
:「なるほど」
:「だから、テスト終わったら、もう次の試験に向けて猛勉強」
:「猛勉強」
:「んで、テスト前になったら遊べばいいんですよ」
:「フフフフ」
:「つまり、毎日勉強しろっていうことみたいですけど」
:「そう!」
:「どうですか?」
:「ハハハハハ 適当にまとめられた、勝手に」
:「わかりました」
:「東大行きてぇーんだろ?」
:「・・・。」
:「フフフフ ちがうよ」
:「フフフフ ちがう」
:「ハハハハハ」
:「別に東大目指してるわけじゃないっしょ」
:「返事してくれなくなっちゃいましたよ」
:「あ、そうですね。まぁとりあえず、あのー、ガムとかね、頻繁に
   噛んで、それでしっかり勉強してみてください」
:「はい、わかりました」
:「で、おふくろの顔思い浮かべるのも意外といいかも知れません」
:「どうしてもそれが言いたいんだな」
:「はい」
:「(笑)ということなんですが、参考になりましたか?」
:「はい、わかりましたー」
:「おっ、ありがとう」
:「どうもありがとうございました」
:「(小声で)・・・ブラックンベリちゃん」
:「で、もし、学校であなたの友達が(笑)緊張してたら、ぜひ、
   ティッシュを噛むことを(笑)勧めてあげてください」
:「そうそうそうそう。はい、おいしいですよ。あー茹でるといいよ」
:「ありがとうございましたー」
:「ありがとうございました」
:「(電話を切る)・・・で、実際のところどうなんですか?よくライブ
   とか、今日だって、人前で歌をうたうっ!あがるっ!」
:「あーはいはい」
:「はいはい」
:「歌詞も忘れるわっ!ねー(笑)」
:「はい。本当に忘れるんですよね、僕は」
:「そう!本当忘れるね、お前」
:「まぁそうですね、でも、本当に困った時はね、笑って・・・
   ごまかすじゃないですけど」
:「あぁ」
:「もともと楽天的ですよね、有吉さんてね」
:「そうですね」
:「そう、うん」
:「基本的にね」
:「まぁどうなんでしょうね、これは、血じゃないと思うんですよ」
:「血じゃないんですか?」
:「おやじはエビ泥棒」
:「アッハハハハ」
:「さっきマツタケやったのに!」
:「フフフフ」
:「おふくろは家で内職」
:「ハハハハ かわいそう〜」
:「暗い家庭環境の割にはですね・・・あっ、そうですね、そういう
   暗い環境だから、せめて自分が笑ってないとって」
:「フフフフフ」
:「悲しい、この、笑顔なんですね。・・・悲しきカリスマ」
:「ニャハハハハハ」
:「なんですかねー」
:「テスト中笑ってたら気持ち悪いよ。『ヘヘ〜ン』って笑ってたら
   気持ち悪いから」
:「なんかないですか?森脇さん」
:「僕はあんま緊張しない方なんですよね」
:「本当に?」
:「緊張すべきところでも緊張しないんでダメなんですけど」
:「ずーっといつも同じテンションでいられる」
:「そう。あんま感情が出ないっていうか」
:「感情がない?」
:「ない」
:「(笑)ない?」
:「そうなんですよ」
:「あら」
:「あんまり楽しくても楽しそうな顔しないんですよ、僕。逆に」
:「あっ本当に?それもなんかもうちょっともったいない」
:「もったいないでしょう?」
:「んー」
:「だからねー、たぶんテストなんて緊張した方がいいと思い
   ます」
:「そうですね」
:「今の状態でベストなんですよ。たぶん」
:「う〜ん、うんうんうんうん」
:「うーん」
:「いいこと言いますねー」
:「そうですよ。緊張感ってだんだんなくなってくるでしょ。でも
   本当に」
:「そうそうそう」
:「いや、でも本当、私、今メチャメチャ緊張してますよ」
:「(ひとりごと?)彼氏とつき合っていたり、ねっ」
:「今、猿岩石のお二人と」
:「そうです?」
:「(ひとりごと?)結婚しても最初は緊張しているんだけど
   なくなってダラダラしてきますよ」
:「もう緊張感が抜けてる顔していますよ。ニコーっとして」
:「えっそんな〜、やだ〜、それはねー、やさしい顔って言って
   ください」
:「どーにも。いや、僕・・・」
:「人をなごます」
:「いや〜、そう。なごみ系」
:「え〜、そうそうそう」
:「ハハハハハ」
:「゛仏教系の顔゛ということで、まとめさせてください」
:「ハハハハハハへへへ」
 
:「さぁ、そんな猿岩石のお二人ですが、今後21世紀に向けて
   展望などを聞いてみたいと思いますが」
:「んー」
:「いかがですか?野望」
:「野望・・・有吉はですねー、えーと、もう読んでいるには飽き
   足らないんで、えーマンガを描きたいですねー」
:「あっ、いいこと言った!」
:「ちょっと待って」
:「はい?」
:「それ仕事?」
:「オレそれ乗っかりてぇーわ!」
:「乗っかりてぇーから、藤子不二雄ならぬ、まぁ、ゆでたまご
   みたいな感じでね」
:「ハハハハ 猿岩石」
:「二人で」
:「漫画家猿岩石!」
:「ええ」
:「も、いいんじゃないですかね。ダメですか?」
:「あぁ〜、いや、それ」
:「僕マンガ描きたいんで」
:「ええ、ええ、それありですけど。・・・あの、たとえばね、歌出す
   とかね、ライブをするとか」
:「あっ、そっか!そっか!そっちか!」
:「そうか!(笑)ごめんなさい」
:「(笑)ええ、そうですね」
:「そういう人生をたどってきたわけじゃないですか」
:「ロックキッズ・・・そうですね、まぁ」
:「その辺についてはどうなんですか?」
:「そうですね、まぁ、新しいバンドでも組んでみたいなっていう
   のはまず、ありますね」
:「ロック?(笑)」
:「サッズみたいな!サッズみたいなバンドを」
:「かっこいいバンドを」
:「猿岩石とB’Z?(笑)」
:「エス・エイ・ディー・エス SADSみたいなね」
:「小室ファミリーにもなり損ねたらしいですからね(笑)」
:「あれは大失敗でしたね」
:「えぇ、戦略ミスでしたね」
:「あれは本当、戦略ミスでした。えぇ」
:「なんかこーねー、おいしいところに、またもぐり込みたいですね」
:「んー・・・もぐり込めればいいですね」
:「はい」
:「いや、そうじゃなくて、自分たちで、漫画家でもいいです。
   ・・・まぁ、じゃあ、漫画家ということで(笑)」
:「はい。いや、なんでもやりますよ」
:「なんでもやりますよ、もうドラマもそうですし、歌もそうですし、
   バラエティーはもう当たり前のこと」
:「んん」
:「あっなるほど」
:「やります!もうなんでも」
:「じゃあ長野でも、なんかぜひ」
:「あぁ、もう、やります!」
:「そうですね、長野でやらしてくださいよ」
:「『長野のさるがん』みたいにね」
:「うーん、そうしてください。そうしてもうキノコも食べ放題だし」
:「キノコも食べ・・・だってウチでも食べ放題ですよ」
:「そう」
:「アッハハハハハ」
:「だって、おやじが盗んでくるから」
:「おやじがキノコ泥棒だから」
:「ハハハハ 信州名物草加せんべいもたくさん食べられるし(笑)」
:「草加せんべいも、こいつ、お母さんが内職で焼いてるから」
:「フフフフフ なんでもか!オレんち」
:「ハハハハハ」
:「はい。ということで21世紀は『長野の猿岩石』になっていただくと
   いうことで」
:「はい」
:「いいっすね」
:「よろしくおねがいします。本当にね、もうアッという間の時間で
   ここで残念ながらお別れ・・なんです」
:「えっ!もうですかー!早えー!」
:「ごめんね」
:「2時間待ったんですけど」
:「(笑)え、そうだったけ?そうだったね」
:「本気で寝れましたよ」
:「本気で寝れましたよ」
:「まぁね、ゆっくり眠れたということで、草加せんべいも食べたし、
   おいしいお茶も飲んだし、スニーカーも集めたし、よく働いていただ
   きました。本当に今日はありがとうございました」
:「ありがとうございました」
:「まとめにいこうと・・・ヘッヘッヘッヘ はい」
:「じゃあ最後に、猿岩石のこの曲を聴いてお別れとなります」
:「はい。えー、それでは聴いてください。
           猿岩石で『夏の終わりのハーモニー』です」
:『夏の終わりのハーモニー』
(イントロ部分が流れる)
     :「本当に今日はありがとうございました」
     :「どうもありがとうございました」
     :「今日のゲスト、猿岩石のお二人でした」
     :「チャオ!」

当日のイベントの模様 その1 / その2 / その3

1999年下半期 / 資料集
猿岩石のある暮らし / ご意見・ご感想・猿岩石情報

GigaHit 村田 崇 takashi@air.ne.jp