2005サハリンツーリング6

8月15日　ノグリキ→オハ　天気：晴れのち曇り（強風）

今日はサハリン最北の街オハに向かう。過去には最大の難所だったが、現在は問題のなく走れるので、出発はのんびり。
マガズィーンで買い物したりしながら出発準備をする。

クバンのマガズィーン

写真提供：高橋君

ロシアそろばん

写真提供：高橋君

天気は晴れで気持ちいい。クバンの犬に昨日の走行で粉々になったクッキーをあげたりする。

パッキング中

粉砕したクッキーを犬に上げる

パッキングが済んだら昼食の買出しと、今日はオハまでスタンドが無いのガソリンを満タンに補給して出発。
ティーミ川の鉄橋を渡り北へ向かう。交通量が多いものの問題なく進む。
40km程進み油田地帯へ。

油田のポンプ

このあたりは砂

油田で写真を撮ったあと、更に北上する。風が強く、しっかりアクセルを開けていないとふらついて砂の吹き溜まりに突っ込みそうになる。
今日はエンジン君が先頭で走る。

雲が多くなってきた

途中で今までには無かったY字路にでた。エンジン君が待っていた。おいらがY字路に着くとエンジン君は右へ。トラックの人に方向を聞いたのかと思い着いていく。軽便鉄道の線路を渡ったところで風が弱かったので昼食にする。

軽便鉄道の線路

ドリンクいろいろ

写真提供：高橋君

食事をした付近

写真提供：高橋君

昼食はパンやサラミ、チーズといった定番のもの。木陰の風の弱いところでピクニック気分で食べる。トラックが通るたびにクラクションを鳴らしたり、手を振ったりされる。木陰にはシマリスがいたので粉砕したクッキーをやってみたが逃げられた。
飯を食い終わって、ゲタ子さんが先に出発。続いてうちらも出発する。

少し走ったところで散水車が道路に水をまいていた。サハリンで始めてみた。更に進むとSTOPの標識とゲートがあり、トラックが行列。その後ろにゲタ子さんも並んでいた。どう見てもオハヘの道ではなく、どこかの会社の入り口だ。さっきのY字路で間違えたんだろうと思い、ふと右の方を見ると脇にあった看板にはエクソンと書いてあった（笑）。さっきのY字路で左の道には道路標識があったのにこちらには全く無かったもんなぁ。
エンジン君が一応確認のために聞きに行くが、エクソンって書いてあるもの、当然道は間違い。UターンしてY字路まで戻り、正規の道を北へ進む。

おいらの走行シーン

写真提供：高橋君

エクソンのY字路を過ぎるととたんに交通量が減る。大量のトラックはエクソンの工事関係車両だったらしい。
風が強くて余り飛ばせず、淡々と60km/h程で走り続ける。

荒野に続く地平線

走行写真

連続写真　WMV　319KB デジカメの連写機能で撮った連続写真よりムービーを作成

ヴァルの街では市街は完全舗装化されていた。さらに北に向かって舗装工事中だった。あいかわらず犬は追いかけてくるけど。

唯一の分岐？のT字路に出るとオハまでもう少し。ゲタ子さんが先頭で進む。

荒野が地平線まで続く

荒野をひたすら進む

エリー川付近のダミー？のアスファルトを超えてまたダート。そしてツンゴルの街に入るとオハまで完全にアスファルトだ。
アスファルトに入ったうれしさで70～80km/hで走る。

そしてオハに到着。

オハに到着

記念にタスキをして一枚

一文字をしてみたり（汗）

今回は人数が多いので人文字をしてみたりする。恥ずかしくて日本ではできないけど（汗）
写真を撮ったあとオハの街中へ。とりあえずホテルを目指すが、サテリートホテルへの入り口の道の所に何か建物を建設中（汗）
入り口を探すものの見つからない。ホテルまで200m程なのにホテルにたどり着けない。

結局、人が通るための通路から無理やりホテルまで行く。ホテルの前には車が止まっていたからどこかからは入れるのだろうけど。

本当は早く着いたら、さらに北を目指す予定だったが、強風のため思いのほか燃費も悪く、時間もかかったので今日はもう走らないことにしてバイクをガレージに入れる。全員砂まみれなのと、昨日は風呂に入っていないので、一人30分（ゲタ子さんは1時間）で暖かいシャワーを浴びて飯に行くことにする。

シャワーを浴びたら、飯を食えるところを探しに探索。ガイドブックに載っている住所を片っ端からあたるが、どこにもカフェもレストランも発見できなかった。ホテルのそばの複合施設？はまだ時間が早く開いていない。結局マガズィーンで買って、部屋で食べることにする。

今宵の晩餐
黒パン
チーズ
サラミ
ハム
ペリメニ
クリームチーズ
ビール

デザートはこれ
特大アイス

エンジン君と高橋君がビエネッタだ！
とお店ではしゃいでいたら店員さん爆笑していた。

飯を食べたらフカフカダブルベッドで就寝。

走行距離：249.7km