有吉編 / 森脇編

◆ 内容
字幕：猿岩石　有吉弘行さん　（２５歳）
　　　　 広島県熊野町出身
有：「いやー、けっこう厳しく育てられましたよ、僕は。はい。
　　　『なにその不満げな顔は』とか。で、ちょっとビンタされたりとか」
字幕：母　有吉きみさん　（５５歳）
母：「もうぜんぜん手がかからなくって、もうすっごいいい子でした」
有：「『オレやってないのに』って言っても、もう閉じこめられてましたよ。
　　　風呂とか、蔵とかね」
ナレーション：「子供の頃からの夢だったお笑い芸人になるために
　　　高校卒業後、オール巨人さんの元に弟子入りをしました」
（昔の写真２点：中学生の頃・坊主頭にスクールジャージ姿のもの
　　　　　　　　　　高校生の頃と思われるあどけない顔もの）

母：「あんまり親と色々なこと話さなかったんですけどね、巨人さんの
　　　ところにお弟子さんに行っている半年間の間はすっごく電話もか
　　　かってきてたんです」
有：「（おでこをポリポリ掻きながら）ただ　ただ　辛かったんで、もう
　　　早く辞めたい、早く辞めたい、みたいな感じでしたね」
母：「『今日ちょっと叱られて、謹慎になってるんだけど、行かないで
　　　いいのか、行った方がいいのか』とか。で、私は『行きなさい』って。
　　　『うっとうしいなんて言われてもいいから毎日顔を出しなさい』と」
有：「ちょっと　なんかおふくろはテレビとかで、ちょっと美談ぽく言って
　　　るんですよ。なんかセリフとかも『そんな苦しいから帰るってどういう
　　　ことっ！』とか。なんか美談みたいに言ってるんですけど、ちがいま
　　　す、ぜんぜん。『苦しいのは当たり前でしょ（そっけない口調で）』
　　　みたいな感じですよ（笑）」
字幕：弟子をクビになった後　２１才の時に猿岩石としてデビュー
（’９９・７／１２の太田プロライブの「ドクターコント」の映像が流れる
　ドクター有吉がムロタク（森脇）に関節の検査をして『どうも〜』の
　ポーズをやらせているシーンが２２秒ほど流れる。）
ナレーション：「一躍有名になった猿岩石ですが、お笑い芸人への
　　　挑戦はまだ始まったばかりです。月に一度ライブ活動を行うなど
　　　地道な努力を続けています」
母：「挫折してもいいと思います。また何か見つけて、一生食べていく
　　　事ぐらいはできると思うんで。・・・母親としては、もちろん見ている
　　　んですけど、もっと、なんか、ファンていうことになって応援していく
　　　ほうが心配ちょっと少なくなりそうなんで・・・。ファンに、今、なろう
　　　として・・・」
有：「・・・まあ・・僕はやっぱり、おふくろをファンとは思えないですか
　　　 らねぇ。　・・・あんなファンいたらイヤだなぁとか思いますからね。
　　　 逆にね・・（ニコニコ顔で）」