◆ 概要
有吉くん同様スタジオかどこかの室内で撮った森脇くんの映像と、
熊野町の家で撮ったと思われるお父さんの映像が交互に映り
森脇くんにはめずらしく(いつもカメラ目線とか多いじゃないですか)
うつむき加減でしみじみと語っていました。
◆ 内容
ナレーション:「森脇和成さんが鉄筋工の仕事を捨てお笑い芸人
になろうと思ったのは19才の時でした」
映像:KEN−JINのワンシーン(有吉・横山と3人で笑っている)
昔の写真:鉄筋工の頃(リーゼントで大きな黒縁メガネをかけている)
字幕:猿岩石 森脇和成さん (25歳)
広島県熊野町出身
森:「やっぱいいところしか見えないじゃないですか。ねぇ、ダウン
タウンとかね、ウッチャンナンチャンとかしかテレビでは見てない
わけですから。ああなろうって思うわけですよ。ねっ、ああなったら
儲かるなぁっていう、単純な考えですよね」
字幕:父 森脇精次さん (50歳) 会社員
父:「ぼくもやっぱり若い時、こう、どう言うんですか、音楽をちょろちょろ
っとかじったような。あれで行きたいなーゆうことがあったんですね」
森:「父がやってるタイコとハイハットっていうシンバル
(ドラムを叩くまね)
がゴソッと出てきて『これなに?』って言ったら『昔やってたー』って。
『あぁそうなんやー』と思って、ちょっとかっこいいなって思ったんです
けど。まあ、でも途中でやめてるぐらいだからダメじゃんみたいな・・」
昔の写真:生後数日と見られる和成くんを抱いている精次さん
ナレーション:「精次さんは若くして結婚。サラリーマン人生を歩んで
来ました」
森:「なんかバカ正直なんですよね。仕事も手ぇ抜かずに一生懸命
やって。・・・うん・・・要領悪いっすね。
(苦笑)」
父:「人を喜ばせたりね、こう、できる・・・まぁ我々もねぇ、もう会社へ
行って仕事して、物を作って、まぁ直接、こう、わかりませんよね、
それが」
森:「ぼくのほうがかしこいですよ。絶対に。・・・ん・・・あの人はね、
本当損する性格ですよね・・・」
父:「ぼくと比べると、いい人生じゃない!
(いい人生だ!という意味)
と思いますけどね」
森:「我慢して、人のため・・・『世のため・人のため』でやっていると、
満足した人生なんておくれないと思いますもん、やっぱり。親の
意見を強引に押し切ってでも、自分の好きなことをやってきたから
今までの人生は満足してますね。うん、それで満足できなかったら
最低の親不孝者でしょ。うん・・・」