園場  「 どーも〜〜、『30分以内で魔天中のどこにでも推参!』放送界のデリバリー レポーター、園場 香妓梨で〜す。
     さて今回は、宇宙海賊”Gのエイジア=クロスさん独占インタビュー第2弾 っ!! ・・・のはずだったのですが。」
ルリカ 「 マスターは急用で外出されました。」
園場  「 ううっ。(せっかく、危険を押してここまで来たのにっ!!)」
ルリカ 「 その代わりといっては何ですが、マスターより艦内の見学許可が下りています。 よろしければ、ご案内いたしますが?」
園場  「 え・・・! いいんですか? ホントに? ぜったい?」
ルリカ 「 はい。 ただし、重要ブロックや個人のプライバシーにかかわるところは、立ち入りできませんので、
      ライフスペース中心となりますが。」
園場  「 はいはい! もう、それで結構です〜〜ぅ(やった、ザ・スクープ!!!)」
ルリカ 「 では、こちらへどうぞ。」
園場  「 はいはい。」

(テク テク テク テク)

園場  「 うわ〜、やっぱり艦内って広いですねぇ。」
ルリカ 「 元々、数百人の兵士を収容できる巡航艦ですから。」
園場  「 でも、今は6人しか乗ってないんですよねぇ?」
ルリカ 「 はい。 ほとんどがオートメーション化していますので、1人ででも航行は可能です。
      それに、現在は使わないスペースを改造して使用していますので、フリースペースはあまりありません。 例えばここです。」
園場  「 何ですかここは?」
ルリカ 「 艦区内工場です。 一般兵の船室のスペースを潰して作られました。」
園場  「 あの〜」
ルリカ 「 残念ながら、中をご案内することはできません。」
園場  「 ・・・やっぱり。」
ルリカ 「 ちなみに現在は、各ユーデクスの補修整備が、半オートメーションで行われています。」
園場  「 そういえば、”G”には現在、エイジア氏の『マスターG』と、アッシュ氏の『シャドウフレア』の2機があるんでしたよね。」
ルリカ 「 いいえ。 正確には、デミの『スペル・デルイガー』と、エフィの『シャイニング・ガッデス』の計4機あります。」
園場  「 !! いいんですか? そんなことまで話して・・・」
ルリカ 「 大丈夫です。 この話が載る頃にはアクションに書かれているはずですから。」
園場  「 ???」
ルリカ 「 こっちの話です、気にしないでください。」
園場  「 はぁ・・・」

(テク テク テク テク)

園場  「 それにしても、本当に人気がありませんねぇ。 こんなんじゃ、侵入者に気がつかないんじゃないですか?」
ルリカ 「 いいえ、その逆です。」
園場  「 逆・・・ですか?」
ルリカ 「 はい。 本艦は、海賊船として他船に接触し乗り込むことを前提にしています。
      そのため、逆に乗り込まれる危険性もあるわけです。」
園場  「 確かに。」
ルリカ 「 また、6名という乗員が艦を維持するためには、艦内の状況を細かく正確に知らなくてはなりません。 
      そのため本艦には、各種センサーが同型艦の『8倍強』設置されています。 ちょっとした『P3レベル研究施設』並ですね。」
園場  「 !! それって、BC兵器の研究所並って事ですか? ずいぶんとまた・・・」
ルリカ 「 宇宙空間では、ちょっとしたことが命取りになります。 多少のことなら乗員の応用でカバーはできますが、基本は良いに越したことはありません。
      ちなみに、一度ナイトメアに進入された反省から、船体改修後には、琺呪や特殊能力に対する探知能力等も設置しました。」
園場  「 はぁ〜〜、それは、ルリカさんが1人で管制してらっしゃる、と。」
ルリカ 「 いえ、2人です。」
園場  「 2人? 一体どなたが・・・」
ルリカ 「 さらに各所には、対人レーザー、スタンテイザーなどの侵入者排除用の防衛機能と、
      1ブロックごとに隔壁が降りる防御機能があります。」
園場  「 あの・・・」
ルリカ 「 それでは、次に行きます。」
園場  「 あ、はい。(うまく、はぐらかされた感じ・・・)」

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