キプロス島の教会
ファマガスタ

キプロス島ファマガスタの教会。

キプロス島は過去に東ローマ(ビサンチン)帝国の支配下にあった影響から、
ギリシャ正教の教会と思われる。

史実では大航海時代初期はキプロス王国、
中期・キプロス王国崩壊後はヴェネツィア共和国の領土だったが
後期にオスマン帝国の支配下となる。
この時からのギリシャ系・トルコ系両民族混在が、現代のキプロス問題へとつながっている。

※キプロス問題
現在、キプロスはギリシャ系住民とトルコ系住民の帰属をめぐる争いから、
トルコ系の北キプロス・トルコ共和国とギリシャ系のキプロス共和国に分断されている。
北キプロスは2国連邦制を、キプロスは南北統合を主張しており、未だ解決の見通しは無い。
(もっとも、キプロス問題の火種をまいたのは第1次世界大戦後にオスマンからキプロスを分捕って
植民地時代にさんざん民族対立を煽ったイギリスですけどねw )

北キプロスはトルコ共和国しか承認しておらず、国際的に孤立している。

前へ 戻る 次へ