このトピックではレジストリの内容を構成する各キーについて大まかな説明を行います。

HKEY_CLASSES_ROOT

主に拡張子に対する関連付けやWindowsにインストールされて使用できるようになっているOCXやActiveXコンポーネント等の情報が保存されています。関連付けの情報には拡張子、アプリケーションのコマンドライン、DDE(Dynamic Data Exchange)コマンド、アイコン情報等があります。コンポーネント情報としてはクラスID(CLSID)、プログラムID(ProgID)、コンポーネントの名称、コンポーネントの所在等があります。HKEY_CLASSES_ROOTには現在のユーザの関連付けやコンポーネント情報が保存されています。Windowsは1つのOS上で複数の人が使えるように出来ています。Windowsは、Windowsを使う様々な人を「ユーザ」で区別しています。関連付けやコンポーネントの設定はユーザ毎に別々に管理保存されています。HKEY_CLASSES_ROOT傘下には現在Windowsを使用しているユーザの関連付けやコンポーネント情報が保存されています。

HKEY_CURRENT_USER

主に現在のWindowsの設定状態や各アプリケーションの設定情報が保存されています。HKEY_LOCAL_MACHINEも同様に現在のWindowsの設定状態や各アプリケーションの設定情報が保存されていますが、HKEY_LOCAL_MACHINEと違うのは現在のユーザの設定情報が保存されているという点です。Windowsは1つのOS上で複数の人が使えるように出来ています。Windowsは、Windowsを使う様々な人を「ユーザ」で区別しています。Windowsの各種設定状態やアプリケーションの設定はユーザ毎に別々に管理保存されています。HKEY_CURRENT_USER傘下には現在Windowsを使用しているユーザの設定情報が保存されています。

HKEY_LOCAL_MACHINE

主にマシン固有の情報が保存されています。マシン固有の情報にはWindowsの設定状態や各アプリケーションの設定情報も含まれます。HKEY_CURRENT_USERとは異なりHKEY_LOCAL_MACHINEでは現在のユーザの情報ではなく、全てのユーザに共通の情報が保存されます。

HKEY_USERS

全てのユーザの情報が保存されています。HKEY_CLASSES_ROOTやHKEY_CURRENT_USERに保存されている各ユーザ毎の情報は実際には全てHKEY_USERS傘下に保存されており、HKEY_CLASSES_ROOTやHKEY_CURRENT_USERに表示される内容はHKEY_USERS傘下に保存されている情報のコピーになっています。

これら以外のハイブについては説明を割愛します。

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