BOOL RalSetWaitPeriod( DWORD dwMilliseconds );

DWORD dwMilliseconds;  /* タイムアウトミリ秒 */

各プロセスが使用しているRAL間で行う排他制御時の最大待ち時間を設定します。呼び出し側のプロセスが他プロセスのRALと同期しないようにしている場合はRalSetWaitPeriodによるタイムアウト時間の設定は意味をなしません。他プロセスとの同期を制御するにはRalSynchronizeを使用します。

引数

dwMilliseconds  排他制御時の最大待ち時間を指定します。
dwMillisecondsにはRAL内部で行っているミューテックス所有権要求に対するタイムアウト時間をミリ秒単位で指定します。
dwMillisecondsにINFINITEを指定した場合はタイムアウトすることなく所有権を獲得できるまで待ち続けます。
dwMillisecondsに0を指定した場合は所有権の獲得は試みますが、既に他プロセスのRALが所有している場合には一切待たずに各API呼び出しは即座にリターンします。
この場合APIはエラーリターンになります。

戻り値

正常終了ならTRUE、それ以外はFALSEを返します。


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