光栄の「七つの秘館」および「七つの秘館・戦慄の微笑」の劇伴と主題歌が宮川
先生です。(どっちもゲームとしてはわりと…いや、ゲフン!)
「戦慄の微笑」のほうは我らが朝川ひろ子が歌ってたりします。
いずれもサントラ未発売なのが惜しいですが…
やはり光栄のソフトのサントラは、気にされている方が多いようですね。
>アキバさま。
>「ヨーロッパ戦線(大野雄二)」を探さねば。ヤフオクもみたけれど、
そうそう「ヨーロッパ戦線」
これのタイトルが思い出せなくて。
昔CDショップで散々悩んだ挙句購入にいたらなかったことを、いまは激しく後悔しています。
>ゲームの方しかなかったのでとりあえずメガドラ版を落札しました。
ちょっとご質問です。
メガドラの音楽はCD-DAにて収録されているのでしょうか?<ソフト自体がメガCDでなかった場合、この質問自体がナンセンスですが・・・
PC-EngineCD-ROMROMはCD-DAにて収録されているので、直接CDプレイヤーで音楽の再生を行うことができるため、サントラの入手が難しかったころに「信長の野望(菅野よう子)」を買って、ゲームはやらずに音楽ばかり聴いていた時期もありました(笑)。<中古が安く買えたんです。
最近はPC-Engineのソフト自体を見かけなくなったため、なかなかこの手も使えません。
>たぢりさま。
>「戦慄の微笑」のほうは我らが朝川ひろ子が歌ってたりします。
げ。
その歌(主題歌?)のリリースすら行われていないのでしょうか?
>氷川さま。
>光栄の宮川泰と言えば「提督の決断」!
ホントにもう、まさしくヤ○トで(笑)。
あいにくCDを持っていないんですよ。聴いたことはあるのですが。
探しているんですけど、ちょっと見かけることもないんですよね。
で、ついでにご報告。
「スペースファンタジー ダイオージャ」を運良く入手することができました。
ジャケットを見ると、確かに当時この絵を広告で見た記憶あり!完全に忘れ去っていたものでした。
中身はいかにも「この時期の宙明サウンド!」という感じで満足物でした。
フィルムコンポーザー・セレクションの候補として、
「あいつに恋して」を入れてほしいです。
87年(86年?)に松竹で公開された、森高千里の
デビュー作ですが、あっという間に打切り、その後
ビデオも廃盤になってしまったやつですが、
風見慎吾(現:しんご)が馬を駆って雪原をゆくシーンに
流れる大野氏の音楽は非常にカッコイイです。
>作曲とかアレンジでお名前を見るようになったのは、コロムビアから
>1980年に出たカラー版『サイボーグ009ヒット曲集』とか、
「ウルトラマン80」の並足行進曲もそうですね。
第3話「泣くな初恋怪獣」に突然イントロが使われ、
結構気になっていた曲だったりしました。
>鈴木清司さん
今だと「アンパンマン」をやってらっしゃいますね。
でも今は、昔なじみの音はあまり使ってないみたい。
初期にはズッコケる(死語)バイキンマンなどに、バカボンな音も使われて
いたのですが。
「すき!好き!魔女先生」とか「パパと呼ばないで」など、実写でも結構、
お仕事されてますが、やっぱりアニメの印象が強いです。悲しいかな、私も
「あ、バカボン。」と思ってしまうクチ(笑)。
>水野さやかさん
セラムンは的を得た選曲でしたね。有澤さんの曲も良かったですし。
メニュー的にはオーソドックスなのにね。
曲の途切れ方も気になることはなかったです。
きっとその辺もうまい方なんでしょうね。
リズムやタイミングで演出をする鈴木さんとは対照的に、とても情緒的。
なるちゃん号泣の回や、最初の映画なんか、涙ボロボロでした。
音の演出によるところが大きいと思います。
早速のレス、ありがとうございました。
> 念力珍作戦は、公的に全曲佐藤勝となっていますので……
> どれがという特定はしづらいと思います。
承知しました。
まぁ、JASRACにもそのように登録されているみたいですし、久石氏ご本人に直接確かめる
しかないでしょうからねぇ…。
> この当時から素晴しいアレンジも多々あるのですが……
又も余談ですが、某アイドル(I川H美)のウタもののアレンジをされたことがあって、
それを忘れた頃に改めて聴いてみたところ、過激すぎて歌えないと思われたとか…。
> ご本人があまり好ましく思っていないのでしたら
もしかすると、ただ単に記憶に残っていないのか、はたまたプロフィールの雛形があり、
今更わざわざ付け加えることもないというお考えなのかも知れませんね。
映画に関して、その多くは『風の谷のナウシカ』以降の作品がリストアップされますが、
数年前のラジオでのインタビューでは、1980年の近代映画協会『人魚がくれたさくら貝』が
初めて担当した作品とも語られていたようですので、その頃のことを触れられたくない訳でも
なさそうですよ。
さて、今月末の“金曜特別ロードショー”でオンエアー予定のTVスペシャル第12弾
『ルパン三世 1$マネーウォーズ』も大野雄二氏が担当なさるということで胸を撫で下ろして
おりますが、もう音楽の方のTDは済んだそうで、今回のOPテーマはどのバージョンが
使用されるのか今から気になるところです。
昨年のTVスペシャルでは、エンド・ロールに「'97バージョン」とあるにも関わらず、
実際にはサビをカットした「'89バージョン」が何故か流れてました。放映後発売された
サントラ盤には、何事もなかったように後者が収録されていましたね。
それでは、YOU & EXPLOSION BANDの新譜『Isn't It More Lupintic ?』共々、『念力珍作戦』
がリリースになるのを楽しみにしております。
取り急ぎ 御礼まで
・・・については、正直私、あんまりいいとは思っていません。というのは、やっぱり音つけすぎのような気がするからです。これは何も「ティガ」だけのことではないのでしようけど、とにかく音が饒舌すぎ、画面を埋めすぎ。観る側の想像力を先回りして音で説明してしまおうとする勇み足的な選曲が目立つような気がしました。これが記号化された表情しか持ち得ないアニメなら、ある種べた塗り的な選曲も形式としてありなんですけど。
まあ、一番音楽がしつこく作品の厚塗りしていた「うたかたの・・」が監督自身の選曲だったそうですから、ダレのせいとは言い切れないのですが。
でも「ダイナ」とかは使用曲数も抑えて、効果音とかせりふとかを総合した音響として整理されていたという印象がありました。選曲家違ったかもしれませんが。
>その歌(主題歌?)のリリースすら行われていないのでしょうか?
続編の「戦慄の微笑」の主題歌については、朝川ひろこのベストアルバムに入れ
ようという動きがあったんですが、なにぶんゲームの発売が2年近くのびたため
この主題歌を目玉にしようとしていたベストアルバム自体の企画が流れてしまい
ました(爆)
七つの秘館は、前作からして志茂田景樹原作とかのイロモノ要素が強く、光栄内
部でも鬼子扱いされてるような気がします。
なにしろ、「七つの秘館」はサターン用とWindows用が発売され、続編の「戦慄
の微笑」も同様にサターンとWindowsで出る予定だったのが、高度に政治的な理
由(笑)のため開発中止・発売無期延期の憂き目を見て、約2年隔ててあらためて
ドリームキャスト用ソフトとして発表されたはいいが、実際に発売されたのはそ
のまた1年後、という複雑な経歴を持っていますので…
今年は朝川ひろこデビュー15周年なんで、ベストアルバムの企画についてはあ
らためて練り直されるとは思いますが、戦慄の微笑主題歌の収録はやや微妙かも。
私は良かったと思っています。感動の連続でしたね。
私にとっては、映像や台詞だけでは伝えきれない心情、
映像の裏に秘められた意図といったものを語ってくれる音楽が理想です。
「うたかたの ・・・」は川崎監督ですね。監督によってかなり音楽のつけ方が
違いますが、ティガの中では川崎監督作品における選曲センスには、
光るものがあったと思います。
音楽を短く切って使ってあると、何だか見ている側の思考回路まで
途切れてしまうような気がするのです。その点、川崎作品では、
一つの曲を切らずに、音と映像とが巧く合うように編集されていて、
見ている側としても非常に気分が良かったですね。
特に「オビコをみた!」の選曲は傑作です。他にも、
「セカンドコンタクト」の (M-62A) 、「拝啓ウルトラマン様」の戦闘シーン、
「よみがえる鬼神」での予告編音楽使用、等々、あっと驚くような
新鮮な選曲が多々ありました。
ティガとダイナとでは、音楽の作り方そのものが違いますね。
ダイナの場合、テレビでありながら、年間を通して、各エピソード専用の
新曲が次々作られたということは、画期的なことであったと思います。
ダイナ音楽の作り方に関しては、製作者に敬意を表したいくらいです。
で、ティガは一括録音曲を使って、どう斬新に聞かせるかがポイントだった。
そういう視点でみると、ティガの選曲は成功だったと思っています。
( ピブリ太さま、これはあくまでも私の好みということですので ・・・
こういう視点もあるということで、ご理解くださいね。ごめんなさいです ・・・ )
>高島様、こんにちは
念力珍作戦ねたやら大野雄二ねたで盛り上がっている様子。
思わずかきこしちゃいました。
私にとって幻のサントラがありましてそれは「24時間テレビ」のサントラ
(78年頃のLP)なんです。大野氏のテーマ曲、手塚アニメの劇判、ピンク・
レディーの歌が収録されてるはずですが、あのテーマ曲は名曲です。
テーマ曲だけでもなにかの形で発売できないないものでしょうか。
ほんとに切望しております。
とりとめないカキコですみません。
はじめまして。おれさまといいます。
先日、111111をゲットさせていただきました。
記念に初書き込みしていきます。
掲示板を最初から読んでみましたが、皆さんすごいですね・・・
次はなにか話題を持ってお邪魔させてもらいます。
ようこそいらっしゃいました。
Soundtrack Pub mission#0のときは、丁度10万ヒット突破した頃だったの
ですが、mission#1を前にして、はや11万。
みなさま、いつもありがとうございます。
今後は、おれさまさんのお好きな音楽や作曲家のことなど、お聞かせください。
これからも、よろしくお願いします。
「ティガ」の選曲、実は、私も「音つけすぎ」って感じなんです。
音楽自体は、もちろんすばらしいし、特撮場面の音作りはよかったと思うん
ですが、人間の芝居のところが。よくも悪くもテレビ的な音の付け方と感じて
ました。
本来、芝居のあるところに音楽はいらない、と思うのですね。
ウルトラシリーズでいうと、冬木透自身が選曲したという「セブン」や「帰マン」
のストイックな選曲が、私には一番。「帰マン」の「悪魔と天使の間に」なんか
お気に入りです。
冬木氏はTBSの効果室出身ですが、効果(SE)を入れるだけでなく、劇中音楽の
選曲もやる音響監督的な仕事をされていたそうですから、長年の経験による演出
なのでしょう。
もっとも、テレビ番組というのは、音の出てない時間が長いと故障やミスだと
思って電話してくる視聴者がいるので、できるだけ途切れることなく音を流し
続けているらしいです。ドラマの音楽のつけ方が饒舌になるのは、そういう
こともあるかもしれません。
テレビ見てて、「こんなに音楽が入ってなければ、もっと感動するのに」と
思うことがあります。
私はティガ選曲の「わかりやすさ」わりと好きでした。
ティガ以前に数年に渡ってセラムン見てたんで慣れたのかも知れませんが(爆)
ダイナでもやっぱり旧ガッツのメンバーがゲストの時とかはティガのM-62Aとか
使っててわかりやすかったですねぇ。
大人のドラマ先行でお子さま置いてけぼりになるのをある程度音楽で補ってた
感があるとは言えません?(いや、俺の頭が悪いだけかも知れないけど)
ファルコムのゲームミュージックは結構好きなもので
以下、少々書込みさせて貰います。
> やっていたんですか。ふ〜〜ん。ファルコムレーベルっていっぱい出している
> みたいですけど、中でも「買い」といったらどれなんでしょう。
ファルコムの曲で、初めて聴いてとても感動したのが、パソコンRPG
「イースII」のOPインスト「TO MAKE THE END OF BATTLE」です。
もう10年以上も前「X1turbo」という8ビットパソコン(!)でプレイして
あまりの音の綺麗さ・曲の格好良さにショックを受けたものでした。
# (一部では有名な)古代祐三氏の初期の代表作でもあります。
オリジナル曲は「MUSIC FROM Ys II」というCDに収録されています。
…が、残念ながら、今となっては音源の貧弱さが気になります。
近々発売される(された?)RPG「イースII エターナル」のOPでも
同曲のアレンジ版が使用されてますので、興味のある方はそちらを。
(PCゲームショップの店頭デモ等で最近頻繁に流れてます)
その他ファルコム関連の曲といえば、最近の主力RPG「英雄伝説」シリーズ
(英雄伝説3,4,5)での使用曲が、かなりレベルが高いと思います。
特に「英雄伝説3 白き魔女」の各曲は、小粒ながらメリハリの効いた
秀作曲揃いで、個人的にイチオシです。
音楽担当は「Falcom Sound Team J.D.K.」とクレジットされています。
(オリジナル曲は「MUSIC FROM 英雄伝説III」というCDに収録)
あと、ファルコムの作品ではありませんけど
任天堂「ファイアーエムブレム」の曲もなかなか良いです。
# スーパーファミコン作品なので音源自体はやや弱いです。
お薦めは、OPインスト「ファイアーエムブレムのテーマ」。
作を重ねる毎に色々アレンジされてますので聴き比べてみると面白いかと。
こちらの音楽は、シリーズを通して「辻横由佳」の担当です。http://taiki.ep.sci.hokudai.ac.jp/~sasaki/kouhei/
ティガ、セラムンも「わかりやすい」というのは確かに
ありますね。「あの音楽が流れると思わず感動」みたいなところが。
特にセラムンの変身シーンなど、すごく印象的でしたね。
で、お話は変わりますが、
私は、芝居の部分こそ音楽で泣かせてほしいと思うタイプですね。
まさに、お芝居と音楽の相乗効果の凄さを実感する瞬間ですね。
「音楽の力」を感じてしまいます。でも、これは本当に好みの
問題なので、人それぞれ、っていう気はしますが、私は
このお芝居部分の音楽がなかったら、ここまでティガ音楽に
思い入れることもなかったかもしれない、というほど好きでしたね。
例えば、ティガファンの間で、『M-62A』がティガを代表する曲の
ひとつと評価されるに至ったのは、やはり的確な選曲がなされてきた
ことも大きな要因だったのではないかと思っています。
・・・ と、いろいろ理屈を言ってみても、「結局は、こういう音楽が
好きなのよね ・・・ 」 というのが本音。(^^;;;
だから、この手のお話は、実はすごく苦手なミュウです。(; ;)
腹巻猫さま、こんにちは。
諸々、懸案事項山積のまま時間が経ってしまい、申し訳ありません。
また、別途、ご連絡させていただきます。
ちょっと音楽の付け方について、思ったことを。
極論すれば、ある一本の作品の全シーンに音楽をつけることは可能ですよ
ね。これを音楽の効果を考えてストイックに引き算していくのが、選曲の醍
醐味なのにな、と素人なりにテレビ・映画を見ていて思うことは多いです。
でも演出家によっては、音楽が無いとお芝居にリズム感を出せない方も、
多々見うけられますね。
>本来、芝居のあるところに音楽はいらない、と思うのですね。
裁判映画などで、弁論の流れに合わせて音楽が高まっていく、というよう
な場合は効果的だったりするようにも思えます。『アミスタッド』のジョン・
ウィリアムスは、ちょっと躊躇いがちでしたけど(その部分はサントラ盤で
はオミットされていました)。
個人的には、音の入りと出のタイミングに関心があります。この辺り、
日本映画では、伊福部昭さんと、故・佐藤 勝さんのお仕事が群を抜いて
いるように感じます。
ここ何年もまともにゲームをやっていない私ですが、10年前の
ファルコムのゲームはけっこうやっていました。
@SSKさん:
>ファルコムの曲で、初めて聴いてとても感動したのが、パソコンRPG
>「イースII」のOPインスト「TO MAKE THE END OF BATTLE」です。
私もこの曲、大好きでした〜。私の場合はPC-8801でした。前作も
音楽がとてもよくて、IIには期待していましたが、期待以上の良さ
だったと思います。
YsIIは、好きな曲が多いゲームでした。上位は、この場でタイトル
わかりませんけど、物語後半、サルモンの神殿にて流れるBGM、それ
からエンディングその2(ゲームではじめて聴いたとき、泣けました)
ですね。あ、大ボスとの戦闘曲も好きです。
私が主に聴いていたゲーム音楽は、ファルコムとコナミです。
コナミは「悪魔城伝説」や「グラディウスII」が好きですね。あと
マイナーですが(?)ゲームアーツも好きかな。
>>ティガツリーの皆様
映像と音楽の”立ち位置”という点でなかなか本質的でおもしろい議論だと思います。
僕なんかはつけられた音楽が饒舌か適切かはたまた寡黙かというのは、多分に主観的な
部分に依存していると思うので一概に言い切れないス、ってズルいですかね?ただ、大
雑把な捉え方では、歴史が下るほど沈黙の度合いは減ってきている気はします。
そういう論点とは別に、問題作「うたかた」について。当時NIFTY なんかでも盛んに
この作品のテーマが論じられていましたが、僕はこの一編はそういう表面に現れた所謂
道徳的人道的な、あるいはメッセージ的なテーマの裏に実は隠されたテーマがあったん
じゃないか、と考えていました。テーマというよりは”やりたかった事”と言った方が
適切かもしれない。この怪獣バトル終結に至るまでに一直線に盛り上がっていく昂揚感。
もしかすると、音楽を中心に演出を組み立てていくということをやりたかったんじゃな
いかな。極端なことを言えば、映像もセリフもプロットも全て音楽を修飾するために存
在しているような。
だから変身前「TAKE ME HIGHER」も間奏のストリングス部分からインサートされてく
るあのシーンではマジに鳥肌が立ちましたし、レッドキングの顔を持つ甲獣ジョバリエ
の爆発四散時には最高のカタルシスを感じましたね。この時この30分弱は大きな大き
なクレッシェンドだったのか!と勝手に決めつけたわけです。
本来お話を修飾するための劇伴ですが、音楽を盛り上げるために物語を組み立てる、
そんな方法論もあっていいんじゃないか、と思うのです。”音楽的な映画”とでも言い
ましょうか。
ところで僕はジム・ジャームシュ監督の映画、とりわけ初期のロードムービーものが
大好きなんすけど、映画の持ってるビート感が僕の体質に凄くあうのです。これに身を
ゆだねていると大変に気持ちいい。これらもまた”音楽的な映画”なんだと僕は感じて
ます。
>本来、芝居のあるところに音楽はいらない、と思うのですね。
芝居がしっかりしていること、が前提になるんじゃないですかねぇ。
芝居の出来ない役者が画面一杯に出てきて、何をやっているのだか分からない
ような絵だったら、それこそ音楽にどれだけ助けられることか。特に子供番組
なんて、予算やスケジュールの関係上、いい役者(芝居の出来る)を揃えられ
ない場合が多い、という話をよく聞きます。で、どうしても、絵的に「ちょっと
カンベン」な場合が出てきてしまうことも多々ある、と。で、そういう場合、
「困ったときの音頼み」に走るらしいんですね。監督の指示により、ジャン
ジャカ音を付けて(ごまかして)しまう、と。もちろん、それは音楽のみならず
SEも含みますが。実際、言っているそうですよ、「大丈夫大丈夫、音楽つければ」
ってね(笑)。
こういうことを書いていいのかどうか分かりませんが、映画やテレビのスタッフ
の位置づけとして「撮・照・録・美」という言葉があります。撮影部がいれば
とりあえずの絵は撮れる、照明部がいれば室内撮影や夜間撮影が可能になる。
要するに、ココまでのスタッフで「絵」は撮れてしまうんですね。芝居がしっかり
していれば、十分ここまでで鑑賞に堪えうる作品が出来上がる、と。じゃぁ
そこから先、音をつけよう、ということで録音部、大道具・小道具・装飾物で
メリハリをつけよう、ということで美術部、ということになるわけです。
(意外や意外(?)演出部&制作部はまた別、なんですね)
個人的には、お決まりのシーンでお決まりの音楽、大歓迎なんですけどねぇ。
もっとジャンジャカやってくれー、みたいな。別に誰とは言いませんが(笑)。
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