ページ作成の苦労
ア HTMLって何で書いてます? ミ あまり言いたくないんだけど、Windowsのメモ帳。 ア あ、結構多いですよ。メモ帳で作ってる人。ホームぺージエディタとか使わないんですか。 ミ HomePage Builderとか? あれね、使い方がよくわからない(笑)。 ア でも、ぼくはフリーのやつでSuper Tagっていうの使ってるんですけど、いいですよ。反転して右クリックしたらタグがずらーっと出てくるから、本と照らし合わせながら、選ぶっていう感じ。フォントの大きさと色も指定できるし。あれ便利ですよ。 猫 ワープロみたいな感じ? ア そうそう。 猫 最初はねえ、ぼくもHomePageエディター使ってたの。ほんとに最初だけだけど。でも、結局自動的にタグを入れたりするから、ムダがあったりするんですよ。 ア WYSIWYGですか? 猫 なに? ア 見たままの画面に編集できるやつ。ああいうの、What You See Is What You Getっていうんです。 猫 ああ、そう。Visual Pageっていうやつ。でも、結局自分でタグ書いた方がスリムにできるじゃない。あと融通がきくっていうか、好きなようにできるから。今はエディタでやってる。 ア 手打ちですか。 猫 全部手打ち。 ア そのテキストのタグを、いちいち調べるのを省くやつをぼくは使ってるんですよ。最初はクラリスホームページの体験版ていうのを使ってて、それもWysiWygのやつやったんですけど、いらんタグ、むちゃくちゃ入れやがるんですよ。 猫 あとでソースを自分で直そうとしたら、めちゃくちゃなのね。メンテナンスできない。 ミ そういうので作ってる人のホームページは、なんでここに改行入ってるんだっていうの、たまに見ますよね。 ア Document Typeとか、そんなん省略できんねんからいらんやんと思いながら。でも、そういうのをホームページ採点のサイトでチェックしてみると、めちゃめちゃ点ひかれちゃうんですけど。 猫 最近こだわりがあるのは、Internet ExplorerとかNetscapeとかで見る人ばかりじゃないじゃない。テキストブラウザで見る人もいるから。そういう人でもちゃんと見えるようにしときたいなあと。 ア あ、えらいですねえ。ぼくは無視ですけどね。 猫 だから、JAVAとか使わないっていうのは、そのため。 ア エディタって何使ってるんです。 猫 Viviっていうvi(UNIXのエディタ)もどき。仕事でviの指の動きが身に付いちゃってるんで。 ア 次の焦点は、Who'sWhoがいつ更新されるか、ですよね。 猫 いや、更新しようとは思ってるんだけど、ヒマがないんだよねえ。ホームページやり始めてわかったのは、更新し続けることの大変さ。 ア 日記くらいは毎日書けるもんやと思ってたけどねえ、ダメ。 猫 社会人やりながらホームページ更新するってのは、結構大変ですよ。 ア でもねえ、毎日更新してるところもありますよ。すごいですよ。毎日1ぺージか半ページ近くも。日記やけど。 猫 日記ならね。 ミ たとえば調べて裏とってっていうのが入ってくると大変ですよね。ちなみにぼくはキーボード弾いて、音程確かめてますから。 猫 そうそう。読んでる人にはわからないけど、1行書くために半日調べたりとか。 ミ 実はある。 ア 奥にしまったCD取り出して。 猫 あれなんやったかなあと。 ミ 記憶だけではちょっとね。あれ何調だったっけとか。毎日更新することの大変さというと、ぼくは、ヒマなときにたくさん書いておいて、少しずつアップしてる。 猫 その手はぼくもやってた。日曜日にまとめて書いて、1週間に振り分けて更新したり。最近、仕事が忙しいわけじゃないんだけど、土曜日なんかぐったりしてて、ほんとは1日かけて更新したいんだけど、原稿を書く気力がない。 ア ない。ついビデオ観たり、ゲームしたり。 猫 ぼく、昼寝してる(笑)。疲れて。土曜日は午前中掃除したりしてつぶれて、午後は買い物つきあって、3時頃帰ってきて、疲れたから昼寝しようとかいって、してるともう6時、7時。平日もご飯食べ終わると10時になってたりして。結構、続けるのは大変。 ア そう思うと、賀茂(慶)さんところ(SONG WORLD)はすごいんやな。 猫 一時、Who'sWhoを継続して更新してたときなんかは、睡眠時間4時間で続けてたんだけど。 ミ あのリクエストでね、自分の好きな人をひとりお願いしますっていうのは、まだ許せるんだけど。 ア どうでもいいような人まで。 ミ おまえら、かんべんしてやれよ、って(笑)。 映像音楽家の話あれこれ
猫 最近は聴いただけで誰が書いたかわかるような、強烈な個性の作曲家って、いないですよねえ。 ア 宙明、菊池、伊福部っていうのは、個性ありすぎですわなあ、ほんまに。 猫 うまいへたとかいうんじゃなくて、菊池サウンドー! ア 宙明サウンドー! 伊福部サウンドー! 猫 っていうのが、ずーんと来るじゃない。 ア へへーってひれ伏しますよねー。もう、このフレーズが出てきたら、ははー、ごめんなさいって。 猫 やっぱり70年代のアニソンやってた人っていうのは、宇野誠一郎にしても、三沢郷にしても、越部信義にしろ。 ア 山本直純にしろ、あやまってしまいますもん。 ミ なんでないの? っていうのが、宇野誠一郎サイト。 猫 いいですねえ。 ミ 三沢郷ホームページなんでないんだ。 猫 作品が少ないから(笑)。もうやること限られてるよね。 ミ 集中的に研究できる(笑)。 ア 渡辺宙明ってやっぱり入りやすいっていうのもあったんかな。それなりに作品があって、それなりに曲も手に入って、かつ、キリがありそうな感じがするんですよね。先が見えそうなところが。データ的に調べがつきそうな感じだし、いつか全てが商品化されそうだし。実はそう甘くもないんですけど。2時間ドラマとかもそんなにやってないし。'54,5年からそういうのが、パタっとなくなるんですよ。普通のドラマが。 ミ もうめんどくさいのはやめじゃ、いう感じで。 猫 絞っちゃったのかな、自分で。わしはアクションものしか、やらんと。 ミ 渡辺岳夫なんか、すごい有名になってるくせに、ポルノ映画なんか立て続けにやってる。 猫 あの人は割と仕事を選ばないから。なんでもやる。 ミ おかげで、堂々とビデオ観れてうれしいけど。研究目的や、と成人指定のビデオ借りてきて、鑑賞して(笑)。 ア 近所のビデオ屋、狙ったようにねえ、眠狂四郎の「人肌蜘蛛」だけ置いてあるんですわ。ぼくに借りろといってるのか、それは(笑)。でもね、正直な話、あの頃の曲って、聴いてて辛いんですよ。 猫 全然傾向違うよね。 ア 全然違うんですよ。でも、「マジンガー」から「宇宙刑事」っていうのも想像つかんところがあると思うんですけど。 猫 あれはでも割とつながってる感じがする。 ア でも、順番追っててもわからないですよ。 猫 確かに、宙明ものは「キカイダー」とか聴いてたけれでも、渡辺宙明って格別好きではなかったんだよね。好きだと思うようになったのは、「バトルフィーバーJ」。あれでちょっとサウンド変わったよね。その少し前の「ジャッカー電撃隊」と「17」あたりで、それまでとちょっと違った、聴きやすくなったって感じで。 ア それから、「ダイオージャ」、「アルベガス」、ときて、「ギャバン」と「レザリオン」が始まって。ほんまに、「レザリオン」と「ギャバン」と混ぜてもわからんいう感じやし。 猫 ぼくは渡辺宙明体験は、「バトルフィーバー」から、といっていいです。 ミ 昔のは見てなかったんですか。 猫 見てたけど、特別に好きっていうわけではなかった。かなりアクが強いですよね。「キカイダー」にしても、「マジンガー」のBGMにしても。 ア 今聴くとすごいですよね。アクが。それがまたいいんですけど。 猫 その時代だと、宙明よりも菊池っていう感じがあります。 ミ でもね、宙明と菊池まちがえて覚えてましたって人、たまにいるよ。 猫 まあ、知らない人はわからないかもしれない。作曲家まで意識するようになるっていうのは、テレビ番組見てるだけだとなかなかないでしょう。よっぽど継続して見てないと、覚えないよね。 ミ オープニングとエンディングとじーっと見てて、ああ、この人、この前やってた人と同じ名前や、とか。 猫 やっぱりレコード集めるとかにならないと。ぼくも、'76年にコロムビアの「テレビまんが主題歌のあゆみ」が出て、そのあと特撮編の「特撮テレビ映画主題歌のあゆみ」っていう4枚組のLPが出て、それで全体がトータルに見渡せるようになったんで、これは誰が書いたっていうのがわかってきたんですよね。 ア やっぱりねえ、名曲のない作品に名作ってなしですよ。ぼくは、そう思う。逆に名作っていわれる作品は、絶対名曲入ってるもん。 これからの抱負
猫 今後、こういうことやりたいとかっていうのは。 ア 自分はもう、ミウラさんとこパクろうかなあと(笑)。 ミ え? ア リニューアルは考えてるんですよ、ずっと。あの体裁じゃあかんわと思うから。やっぱり、リンク、クリックしたら、ひとつの作品が出てきて、音楽のことだーっと書いて、おまけで放送データとか書いて、あとオタクチックにここを押さえておこう、みたいなのをワンポイント、一口メモみたいなのをおまけで書いていったらいいかなあ、と。「鉄(くろがね)の城」(マジンガーZの研究本。'98年刊)は必読とか。音楽とは関係ないけど、こういう世界で生きていくには、こういう知識を持っておいた方がいいよ、みたいな。 猫 鑑賞の手引きみたいな。 ア 鑑賞の手引きじゃないですけど、知ったかポイント。 猫 これを読めば本編観なくていいよ、みたいな。 ア そこまでいうとアレですけど(笑)。でもまぁそんなとこです。とりあえず、リニューアルを考えてます、というところです。 ミ 私のところは、まとめをそろそろやろうかなと。今のところは、各作品ごとのコメントになっているから、全部読まないと全体がわからない、という状況になっているんですね。これは無理なんですよ。個人が見るのは、やっぱり自分が観てたやつじゃないですか、そのほかまで全部律義に見るのは大変なんですよ。だから、その辺の流れをまとめて、メロディ的にはこういう特徴があります、コード的にはこうです、よく使う楽器はこういう風です、とまとめたものを1個アップして、一応ひとつ完成形かな。「なべたけ節考」っていうのを。 ア ナイスですねえ(笑)。自分もね、「○○○○○○(公開まで秘密)」とかに名前変えようかなと思ってる。
猫さんは?猫 うちの展望ですか(笑)。Who'sWhoはぼちぼち続けるとして(笑)。あとデータベースをもう少しやりたいですねえ。ひとつは音盤、アナログ盤のリストアップをしたいっていうのがあるのと、もうひとつは、Mナンバーの一覧っていうのも、ほんとはやりたいんだよね。作品で1本特集して、Mナンバー一覧して、収録盤がこれとかっていうのが。 ア あ、それは自分もやりかけ中。 猫 なかなかパワーがいるよね。やろうという気はあるんだけど。 ア (コロムビアの)EVER GREENシリーズのリスト作ってくださいよ。 猫 あれは、すぐできるなあ。ほんとはその前に、アニメサウンドメモリアルっていうLPのシリーズがあって、あれもリストアップすべきなんだけど。あとは、CDで復刻されたBGMコレクションのリスト。 ア あとデジタルトリップもやらなきゃ! なんでやねん(笑)。 猫 デジタルトリップ、ジャムトリップ。あれは辛いな。(いずれも、コロムビアが80年代に発売した、アニメ音楽のアレンジアルバム・シリーズ) ア 辛いですよね。やりたくないのもあるし。 猫 ほとんどやりたくないよな(笑)。聴くのが大変だし。あんなのわざわざ中古盤で買って聴こうと思わないしなあ。お金もったいない。 ア ほかのを買いますよね。 猫 そう、オリジナルならいくらでも買うんだけど。誰かやってくれないかなあ。 ('98/8/30収録:名古屋<食楽茶屋>にて)
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