四月


弐拾八〜参拾日



日記をサボるつもりは毛頭なかったのだが、契約しているプロバイダのサーバーが相変わらず不安定なので更新したくともできなかった。許されよ。

とはいうもののこの期間やってたことといえば、我が家の片づけだけなんだよね。今回我が家でちょっとした集まりがあるんで、そのために必死で部屋の片づけをしたわけだけど、こーゆー機会でもないと部屋が片づかないってのも問題あるかも。

さらに問題あるとすれば、この3日間でおいらが一番マトモに動いたのが最後の1日だけであったことかも。お盆も過ぎて締め切りギリギリになったあたりにならないと夏休みの宿題に取り組めなかったことを思い出すと、人間って進歩しないもんだなぁとつくづく情けなくなる。でも、そのぶん集中力は上がっていい仕事できるんだけどね(笑)。基本的には漫画家や小説家には向いていない性格だよな。


弐拾七日



アスキーの西社長が退陣だってねぇ。ASCII、I/O、マイコン、RAMの四大パソコン誌の当時から、ずーっとアスキーの顔だっただけに(良い意味でも悪い意味でもね)、なんだか寂しい話ではあるなぁ。単なる感傷かも知れないけど……さ。

ジャパンミックスという出版社から刊行されているPureGirlというエロゲー雑誌があるのだが、590円(税込)という安さにも関わらず驚くほどグラビアのクオリティーが高い。表紙で“1番絵がキレイで安い美少女マガジン”で自画自賛するだけのことはあるなと思う。この出版社はこの他にもHEAD+とか3Dグラフィック・アニメーションとかゆー雑誌も刊行しているが、どれも(中身はともかく)勢いと気合いだけはバッチリといった感じで、まるで昔日のアスキーを思い出させる。あ、そーいや3Dグラフィック・アニメーションの2号がもう発売されてるんだった。無くなる前に買わなきゃ。

あ、そーいえば、いまファミリーマートの店内で流れてる同社ホームページの宣伝で“.(ピリオド)”をドットと読んでいるのがすげー気持ち悪い。どこの誰があれをドットなんて読むのじゃ〜!と憤っていたら、アスキーの新雑誌『アスキー.PC』も“アスキードットピーシー”と読むことを知り、どっと疲れた(あ、シャレになっちゃった……)。


弐拾六日


『ポケットラブ』を根性で1プレイこなした。
ゲームボーイだけしか持ってなくて、ときメモをプレイしたことない人なら満足できるのかもしれない。自分としては、さすがに“いまさら”って内容だったんでツッコミさえできない。ときメモライクなゲームの基本は押さえてるだけに、チープさばかりが目についてどーにもこーにも(笑)。女の子との会話の三択が、どれも選びたくないっつーか、どれ選んでも怒られそうなものしか出てこない場合があって、ちょっとツラかったかも。結局、恋仲になったのは双子の眼鏡の女の子(名前はすでに忘却の彼方)でした。ちゃんとCD回して音声つきでプレイしたのは我が事ながら評価したい(笑)。
『ポケットラブ2』は新キャラが登場してるらしいけど、また同じ女の子をクドくのかとユーザーにゲンナリさせられるのではないかと、いらぬ心配。このゲームは時間がかからないってのが一番の評価ポイントかも。

それにしてもここ数日は気候がすばらしく良くて快適、快適。一年中ずっとこんなだったらシアワセなんだけど、まあそうもいかんのだろうね。これから梅雨と夏がやってくるとおもうとちょっとばかしブルー。何せ部屋数が多くなったにも関わらず、いまだ冷暖房設備が整っていない家だからねえ。冬はずいぶんツラい思いをさせられました。

そういやGW中にパスポートを取りに行かなきゃならんのだな。もう当分行かずに済むとタカをくくっていた海外出張に行かねばならなくなったわけです。ビジネスクラスの飛行機で行けるならともかく、虚弱中年のおいらとしてはアトランタまでの直行便に耐えられる自信無し。うぇ〜っ、考えただけでもイヤだなぁ。


弐拾五日


ここ最近契約しているプロバイダの調子が絶不調。
ニュースサーバーがコケるは、メールサーバーはコケるは、ユーザーホームページ用のサーバーはコケるは、しまいにゃアクセスすらできなくなる始末。
別にサーバーがコケるのは、マシンの不調やらクラッカーからの攻撃やら色々とプロバイダ側にも事情があるだろうから、ま、仕方ないと諦めもできるけどさ(ウレしくはないよ)。だけどね、せめて全ユーザーへのお詫びのメールくらいあってもいーんじゃないのかなと思うわけよ。インターネット互助会ってなノリでやってるじゃなくて、あくまで月3,500円を使用料を徴収するビジネスとしてやってるんだから、サーバーが停止している時間分ユーザーは不利益被ってるのがわかんないのかなぁ。
別にその停止時間の分だけ返金しろとか言いたいわけじゃなくて、ホント頼むからメールで不具合の状況だけでも連絡してくださいようってだけのコトなのに……。契約当初は色々親切にしてくれたプロバイダだけに、すごく愛着もあるし、応援もしたいと思ってはいるけど、こんな状況が続くとツラいなぁ。
とゆーわけで昨日の更新が遅れたのは、こーゆー事情があったわけです。すまぬ。

んで『ジョジョの奇妙な冒険』は、第二部を読破後も惰性で読み続け、いまや第四部の途中まで辿り着いた。やっぱ昔感じた通り、第三部、第四部となるにつれ敵が小物になってきて(っつーか主人公ですら)、どーにもダメっぽい。やはり少年ジャンプ式のチームバトルってジョジョには向いてなかったのでは?

さて最後は『ポケットラブ』。
すんまへん。オープニングを見ただけで脱力してしまいました。CDとあわせてプレイできるとゆー泣かせるシステムには妙な感動を得ましたが、ゲームが始まった途端、なんかメンドーになって続けられません。むーん根性無し(笑)。ゲームシステムは一週間のスケジュールを決めて己を磨くときメモのパターンみたいっす。
さあ、ここまで脱力しておきながら続けられるのか?


弐拾四日


カルピスサワーを呑んで酔っ払い中。
家人はすっかり完結編な人と成り果てているようだ。スーパーロボット大戦Fは気になることは気になるのだが、ゲームを途中で中断してしまうとそこで緊張感が途切れてしまう質なので、いまはプレイできないなぁ。たぶん老後の楽しみになっちゃうのだろーね(その頃までサターンが動けばの話だけど)。

同じ理由により、ギレンの野望も買っただけで怖くてプレイできない。ずぶずぶと深みにハマってしまうと仕事にも影響出そうだから……マジに。昨年末のデジタルサーカスの会場で、ジオンの一兵卒として“ジーク・ジオン”を叫んだだけに、ギレンの野望に対する思い入れは深いのだよ。

とゆーわけで酔いも絶好調なので、ずいぶん昔にシャレで購入したゲームボーイのギャルゲー『ポケットラブ』を、ゲームボーイ・ライト購入記念としていまさらながらに遊んでみることにする。続編も発売されて久しいのにねえ(笑)。いや、でも某氏の『英雄志願』には勝てないか(笑)。
う〜っ、なんかお酒で身体がかゆいよう。


弐拾参日


ヤングアニマルで島本和彦作『せがた三四郎』の読み切りマンガが掲載された。家人は妙に気に入っていたようだが、おいらは可もなく不可もなくといったところが正直な感想。やっぱ藤岡弘といえば本郷猛なんだよ……もうどうしようもなくね。
そうそう本郷猛といえば、一昨日出張の帰りに本屋で『仮面ライダー名人列伝』(風塵社)という本を見つけて買ってしまった。プロデューサーが語るところの“仮面ライダー制作秘話”ってノリなんだけど、その中で風見V3志郎こと宮内洋が丹波哲郎の弟子という事実を知り、驚きつつも深く納得してしまったのだ。これは珍しく家人も同意見であった(笑)。
本の中身的には、現在プロデューサー業の真似事をしている自分にとって、じつに教えられることの多い本だった。無論、仮面ライダーの関連書籍としても良いデキ。

またまたヤングアニマルのネタで恐縮なのだが、いまヤングアニマルで一番好きなマンガは『エアマスター』なのである。連載当初は絵柄が趣味じゃなかったんで読むの避けてたんだけど、気がついたらいつのまにか読むようになってました。
『エアマスター』のどこが好きなのか?と問われると、ストーリーが云々、キャラが云々の前に、スピード感が最高ッ!というしかないのだろう。ストリートファイト中の躍動感ったら、あんたもう、近来稀に見るキレのキレのキレの良さ……これに尽きるね。読んでないヤツはとっととコミック3巻を買って読めっ!とあたしゃ言いたい。もちろんキャラでいえば、崎山香織の大ファンであることも、あえて公言しておきたい事柄である。

で、最後のネタもまたもやマンガである。昨晩、なにゆえかムラムラと『ジョジョの奇妙な冒険』が読みたくなり、なかでも一番好きな第二部を家人が呆れ返るスピードで爆読してしまった。いやーっ、やっぱ第二部はいいですわ。第三部、第四部でぷしゅ〜となってしまっただけに、第二部のテンポの良さはじつに気持ちいい。マンガはかくあるべしといった見本ですな。


弐拾弐日


今年に入ってから、ちょくちょく自宅で仕事をするようになった。
ところが座っている椅子が仕事向きじゃないもんで、疲れやすいことこの上なし。肩が、腰が、首が、腕が……と次々に壊れていく。
手頃で丈夫で疲れにくい椅子が欲しいんだけど、いまんとこ決定打が見つからない。 GW が始まる前にカタログでマジメに探すかな。

ところで、このホームページは Symantec の VisualPage といゆーツールで作っている。このツールはテキストエディタみたいにサクサク動くし、ここを作る程度ならぜーんぜん困らないほど多機能。最近は会社で大勢に配る資料なんかもこれで書いているくらい気に入ってるのだ。
もちろん気に入らないとこも無いわけじゃなくて、フレームをいったん作っちゃうと修正が難しいとこや、 FTP サイトが一箇所しか登録できないとこなんかは、なんとかならんもんかね〜と唸り中。マイベストツールにはあと一歩ってトコかな。
こないだも1.03へのリビジョンアップで、テキストエンコードの不具合がなくなって大喜びしたものの、 68K Mac へのリビジョンアップはできないは、たまーに漢字変換時のショートカットキーが使えなくなったりするは、アップデータが日本語のフォルダ名を認識しないはで、ちょっと困ったちゃんでした。アメリカ本国ではさらに上のバージョンもあるようなので、スタイルシートの機能を追加したり、 Drag&Drop で簡単に使えるクリップボードを装備したり、FTPでSolarisに対応したりして、早期のバージョンアップを望みたいものです。

しかし、なんでまたこんな中途半端な日から日記をつけちゃうんでしょうかねえ。4月に始めるなら4月1日とかキレイなタイミングとかあるでしょうに……。ま、そこんとこが自分らしくもあり、トホホなとこでもあるわけですな。


モドル