太田プロライブ 新スターWARS 〜とりあえずエピソード1〜  
1999/12/13(月) 14:30-/18:30- (1・2部) 東京・abc会館

有吉家 1部
アップアップ 1・2部

青春音楽コント【アップアップ】

メンバー
  森脇和成(猿岩石)
  安田和博(デンジャラス)
  対馬盛浩(Uーturn)

服装 (さるとも新聞31号「ライブレポ」参照)
  三人色ちがいでお揃いのトレーナー、
  胸に「プレイボーイ」のうさぎのマーク入り。
  森脇:トレーナーの袖、バンダナ、Gパン、スニーカーが全部“
  安田:トレーナーの袖、バンダナ、Gパン、スニーカーが全部“オレンジ色
  対馬:トレーナーの袖、バンダナ、Gパン、スニーカーが全部“みず色



声・つるの剛士(1部)彦摩呂(2部)
    「初登場、青春音楽コント“アップアップ”」
<拍手><歓声>
(舞台そでより登場。横一列に並んで立つ。
 向かって左より対馬安田森脇。森脇はギターを持っている)

安田:こんにちは アップアップです。みなさん、
    みなさんは好きなアイドルがいっらしゃいますか?
    やはりジャニーズ事務所のアイドル。
    “嵐” “V6” “キンキキッズ”
対馬森脇:うんうん。(笑顔でうなずく)
安田:“TOKIO” “スマップ”
対馬森脇:うんうん。(笑顔でうなずく)
安田:“光ゲンジ”
対馬森脇:ススッ(鼻をすする)<笑>
安田:“男闘呼組”
対馬森脇:ススッ(鼻をすする)<笑>
安田:“忍者”
対馬森脇:うう・・・(泣く)<笑>
安田:しかし【BGMギター演奏】森脇 ボロロ〜ン ボロロ〜ン・・・)
    そんな彼らにも青春はある。今日は、そんな彼らの笑顔のウラの
    悲しみを描いてみようと思います。アップアップのアイドルの青春。
森脇:ギターを叩く コツコツコツ)
【歌】安田対馬森脇 【ギター演奏】森脇
    ♪You are My SOUL!SOUL!
    きみのすぐそばにある 巻き起こせ
    A・RA・SHI A・RA・SHI for dream♪<笑>
【ナレーション】森脇    『ここは、とあるアイドル事務所の養成所。
    ここでは明日のトップスターを夢見て、アイドルのジュニアたちが
    自らの青春をかけていた』
対馬:V6のバカヤロー!嵐のバカヤロー!えぇぇぇぇ(泣く)<笑>
【BGMギター演奏】森脇 ボロ〜ン ボロ〜ン・・・) 
安田:モリヒロ、なにをそんなに泣いているんだい?彼らが先に
    デビューしたからって、そんなにくやしがることないじゃないか。
対馬:やっぱりボクくやしいよ。安田くんだってボクだってジュニアと
    して一生懸命がんばってるのに。また後輩たちに先を越されたよ。
    今度は嵐がワールドカップバレーボールの主題歌を歌うっていうのに。
    今年で27になるっていうのに、オレなにやってるんだろう(泣く)
安田:モリヒロ、お前27か・・・オレは今年で32になる<笑>
    まだ大丈夫だよ。
対馬:でも、27にもなってデビューできないボクっていったい何んなんだよ。
    同期はとっくにデビューしている。キムタク、中居くん・・・トニセンが
    ギリだったんだよー!<笑>
安田:オレはヒガシとほぼタメだ。<笑>
対馬:ボクたち、生まれた場所がいけなかったのかな。
安田:モリヒロ、それは言うな。この“東北ジュニア”に誇りを持つんだ。
    <笑>
対馬:東北ジュニアなんて、ボクと安田くんの二人しかいないじゃないか。
    それにボク、東京のジュニアの子たちが陰口言ってるのを聞いたんだ。
安田:なんてだ?
対馬:みんなボクのことを“ジャニーズシニア”って言ってたんだ。<笑>
安田:モリヒロ、オレは“ジャニーズミドル”と言われている。<笑>
    ナイスミドルのミドルという意味だそうだ。<笑>
    モリヒロ、こんな時は、追い越されるたびに歌っていた、あの歌を
    歌うんだよ。
【歌】:安田 【ギター演奏】森脇
    ♪なみだのか〜ずだ〜け つよくな〜れ〜るよ♪
安田:モリヒロ、お前も歌うんだよ。
対馬:モリヒロそんな歌、歌いたくないやーーーい!<笑>
安田:モリヒロのいくじなしー!
対馬(急に怖い顔で)安田くん、今なんて言った?<笑>
安田:いくじなしー!
対馬(キリっとした顔になる)<笑>
【歌】対馬 【ギター演奏】森脇
    ♪なみだのか〜ずだ〜け つよくな〜れ〜るよ♪
安田:バッカヤロ〜、歌えるじゃないか〜。ちょっと音はずれてたぞ。
    <笑>
対馬:安田くん、ボクがバカだった。
安田:うん。
対馬:安田くんの今の現状に比べたら、ボクなんてまだぬるま湯さ。
安田:あぁ。
【歌】安田対馬 【ギター演奏】森脇
    ♪なみだのか〜ずだ〜け つよくな〜れ〜るよ♪
【ナレーション】森脇『二人はこの歌をここまでしか知らなかった』
    <笑>
安田:モリヒロ、見てごらん。きれいな夕日が出てる。
対馬:本当だ。今までメソメソしていた自分がウソみたいだ。
安田:そうだよ、メソメソしているモリヒロなんかモリヒロらしく
    ないやーーーい!(床に大の字に寝ころぶ)<笑>
対馬:そうだよな。安田くんの言う通りだ。ボク、自分に
    負けないぞーーー!(床に大の字に寝ころぶ)<笑>
(二人起きあがり)
安田:モリヒロ、アイドルはボクらの青春だ。
対馬:青春?
安田:そう。「青春、青春(怪しく腰を振る)
対馬:そりゃ売春 このバカたれが」<笑>
【ナレーション】森脇『ちなみに私は、このデンジャラスのネタを学生
    時代にテレビで見たことがある』<笑>
安田:モリヒロ、ボクたち基礎からやり直した方がいい。まずは踊りの
    練習から始めよう。
対馬:うん。
【歌・踊り】安田対馬 【ギター演奏】森脇
    ♪You are my SOUL!SOUL!いつもすぐそばにある
    ゆずれないよ  誰もじゃまできない (安田、足をつる)<笑>
    からだじゅうに風を集めて 巻き起こせ(安田、心臓を押さえ苦しむ)
    A・RA・SHI  A・RA・SHI for dream♪
対馬(倒れている安田を見る)えーっ!うそー!!<笑>
【ナレーション】森脇『安田の体力は、もって2分だった』<笑>
対馬:もうダメだよー!
【ナレーション】森脇『しかし、そんな彼らにもデビューのチャンスが訪れた。
    某人気番組でユーラシア大陸をムーンウォークで横断するという企画に
    みごと抜擢されたのだ』
安田:いいかモリヒロ、ここがインドの国境だ。二人で一緒に国境を越えよう。
対馬:うん。
安田:いくよ、せ〜の
安田対馬(並んでムーンウォークをする)ホーゥ!ホーゥ!ホーゥ!<笑>
【ナレーション】森脇『ゴールした後、なんと西武球場で3万人の観客を動員した
    凱旋ライブが行われた』<笑>
安田:みなさん、二人で旅の間に励まし合ったこの歌、聞いてください。
【歌】安田対馬 【ギター演奏】森脇
    ♪まけないで〜 も〜〜すこし〜♪ ・・・ えぇぇぇぇ(泣く)
【ナレーション】森脇『二人は、この歌もここまでしか知らなかった。<笑>
    ・・・そして4年後、彼らは、なんと憧れであったワールドカップバレーボール
    の会場にいた』
安田:いいかい、モリヒロ。
対馬:うん。
安田:ここがボクたちの目標だったんだ。
対馬:うん。これからボクたちの時代が始まるんだよね。
安田:うん。いくぞっ!せぇーの!
安田対馬: ・・・ パンパンパン ・・・ パンパンパン (手を叩く)
【ナレーション】森脇『しかし、彼らがいるのは観客席だった』<笑>

安田対馬 リボンの付いた鈴を持ち、三人横一列に並ぶ)
【歌】安田対馬森脇 【ギター演奏】森脇
    ♪そーれーでーは  おわか〜れしま〜しょ♪<笑>
     安田「ありがとうございました。ありがとうございました」
    ♪あーなーたーと さよな〜らしま〜しょ♪
     安田「それではみなさん、またお会いしましょう」
    ♪さ〜よ〜な〜ら  バイバイバイバイ
     さ〜よ〜な〜ら  バイバイバイバイ
     さ〜よ〜な〜ら  バイバイバイバイ 
     さ〜よ〜な〜ら  バイバイバイバイ♪
     安田「どうだった、今日は?楽しかったかい?<笑>
         最後に“さよならバイバイコール”みんなで
         よろしくね〜」<笑>
    ♪さ〜よ〜な〜ら  バイバイバイバイ
     さ〜よ〜な〜ら  バイバイバイバイ♪
     安田「どうしてやらないの?<笑>
         はずかしいの?はずかしいのは
         ボクたちだよ(三人笑顔で自分を指さす)<笑>
    ♪さ〜よ〜な〜ら  バイバイバイバイ
     さ〜よ〜な〜ら  バイバイバイバイ
     ご〜き〜げ〜ん うるわしゅ〜〜〜〜♪
     安田「アップアップでした」

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