太田プロライブ  
1999年8月28日(土) 名古屋・ボトムライン 17:00-19:00

1部 / 2部

2部 『クイズコント』

服装
 1部の歌のコーナー以降と同じもの
 森脇、前あきシャツのボタンを閉めている。

声・ノンキーズ「お待たせしましたっ!猿岩石ーっ!!」
(舞台にスポットがあたり、2人登場)
<拍手><声援>
:「はい、じゃあね」<笑>
:「やりましたね、最後ノンキーズ」
(注:ノンキーズのネタの後に登場)
:「最後ひどいもんでしたね」
:「有吉くーん!ワー!キャー!ケンジ!ケンジ!ケンジ!ケンジ!」
:「えっ?ケンジーって言われてもねー」
:「アリーゴ!」
:「アリーゴ?」
:「あぁそうか、ラジオはこっちでも流れてたんだね」
:「あー、そうですか。えー、どうもすいませんでしたノンキーズが
   長くて。えー、でもね、えー、ぼくらはですね、あんまり要求されて
   ないようなので、早めに切り上げまっすっ・・・」
:「えー!えー!やだー!やってー!」
:「そういう時間的なことは言わない」
:「はい。・・・いや、えー、さっき(1部に)来てたお客さんどれくら
   いいらっしゃいます?(客5〜6割手を上げる)あー・・そうですか」
:「ねっ、いや、こういう場所は本当久々でね」
:「はい」
:「あのー、みんなで来る時にぶわーっと大移動が・・・」
:「緊張しますね。最近ね、ぼく、さっきも言ったんですけど、最近
   こういうお客さん目の前にしてっていう時はね、おじちゃん、おば
   ちゃんとかね、なんなら、おばあちゃんとかが多いからー、あのー、
   だいたい最初にねー、あのー、あっ
   あっ、こちらは美しいですね、日本人形みたいな<笑>
   こちら美しいですね、フランス人形みたい<笑>
   こっちは、すごい、これ、わら人形<笑>
:「こういうのをやるとドドーっと<笑>『腹痛い』って言いますから
   ね<笑>『いやっ、もう、やめて』みたいな」<笑>
:「うーん。美人・美人・土人<笑>とかね。(おばちゃんのマネで)
   『土人!言っちゃいけないけど、それ、おっかしいわ!』」<笑>
:「おばあちゃんとか、もう、笑うタイミングが遅いから、次のネタ
   に移った頃『ぶっふっふっふーっ』<笑>やりにくくてしょうがない。
   まぁ、今日、でも、若いですから」
:「はい」
:「今日は、何やりましょう?」
:「若い人はいいですねー。これね、やっぱり ・・・ ・・・ ・・・
   ・・・ 兵藤ゆき、好きな人ー?」
:「あははは」
:「はーい」
:「少数じゃないですか」
:「(笑いながら)おかしいって」
:「これ何回も聞きますけど、名古屋出身のタレントさんて誰な
   んでしょうねー?名古屋章以外で」<笑>
:「ワー!ワー!(それぞれにいろいろな人名を言っている)
:「えっ?川島なお美、館ひろし、」
:「森本レオ?」
:「森本レオ、舟木和夫、・・・キャイーン、きんさんぎんさん、
   えっ?イチロー?ほ〜、斉藤陽子、ほ〜、名古屋章、ほ〜」
:「聞きっぱなし?ねぇー?<笑>いっぱい言わせておいて」
:「えぇ、情報収集」
:「言えた・・・?」
:「ボソボソ・・・(まだ人名をあげている)
:「インターネットの・・・えっ?もう、ええよ」<笑>
:「はい。・・・なんかないんですか?」
:「最近ね、名古屋といえば、まぁ味噌カツですけども<笑>
   味噌カツね、なにあれー、味濃いねー!」<笑>
:「あははははは・・・オレは濃いの好きだから、好きだけど」
:「いやー、味噌カツは濃すぎますね」
:「そう?」
:「うん。あのー、あれですよね、トンカツのサクサク感を無くして
   えー、それで、また、逆に言えば、味噌のさっぱりとしたところを
   消してて<笑>これはミスマッチじゃないですか」
:「なに?味噌カツって、昼、夜、どっち?」
:「よるーっ!」
:「『よるーっ!』(客の声をマネる)夜でしょ」
客A:「あさーっ!」
・森「朝?」
:「味噌カツを?おみそ汁代わりに?おかしいじゃない」<笑>
:「朝起きて、味噌カツ食うの?」<笑>
客A:「うん、うん」
:「そしたら、また、寝たいよね」<笑>
:「えー、だって、朝、味噌カツ食ったら、昼は何を食べますか?」
:「もっとこってりしたものじゃない」
客A:「味噌カツ!」<笑>
:「昼、味噌カツ、もっ、食べました、2回目。でっ、夜は?」
客A:「味噌カツ!」<笑>
:「あぁーそうですか」
:「いっぱいあるよね、名物。天むすとかもそうじゃん」
:「天むすね・・・天むすも、あれはーどうもバランスが悪い食べ物
   ですね」
:「え〜」
:「いや、あれはね、1コ1コはたぶんおいしいと思うんですけど
   それはもう、あのー、天むすをばらして、こう、おむすびと天ぷらに
   して食べるとおいしいですよ。確かに・・・」
:「え〜」
:「だけど、あの、天ぷらっていうのはねぇ、またころものサクサク
   感とかがおいしいじゃないですか」<笑>
:「ころものサクサク感がね」
:「ころものサクサク感が名古屋の人はきらい?」<笑>
:「いやいや、エビフライとかもそうだもん」
:「エビフライでしょー!エビフライもなんか、あれですよ、この前
   食べたけど、こんな(腕ぐらいの長さを手で表現)でかいねー」
:「ないわ!こんな」<笑>
:「ちがうちがう、こんな(腕ぐらい)
:「こんな?測るの?」<笑>
:「こんなんだけど、ハサミこんなん、みたいな・・・(大きめのエビ
   にすごく大きなハサミ〔触角?〕があったという意味)
<笑>
:「エビじゃねぇーよ」
:「エビを使って食べたんだけど」
:「うん」
:「それ、エビを使って食べたって言ったら、エビフライで挟んで
   (箸のように)食べると・・・あの、そうじゃなくて、こんぐらいある
   (腕ぐらい)・・・」
:「うん、そう。ちょっとでかいのをね・・・」
:「エビを食べたんだけど、それを最初食べた時は、ちょっと
   サクッとしますけど、これぐらい(腕ぐらい)でかいですから、もう
   真ん中のおいしいあたりにいくと、また、ころもがしんなりしてて
   えぇ・・・」<笑>
:「川島なお美さんて、名古屋出身でしょ?」
:「そうそう」
:「川島なお美さんのきらいな食べ物ってエビフライなの、知って
   ました?」
:「あー、知ってる!知ってる!」
:「喰わず嫌い王で」
:「これはたぶん意外で知らないと思うんですけど、川島なお美
   さんはねー、ワインが好きなんですよ」<笑>
:「めちゃめちゃ知ってるよ!」
:「それもねぇ、赤ワイン。・・・赤ワインは、またねー、健康に
   いいらしい。あるある、あれ、大辞典?でやってましたよ<笑>
   ・・・まぁ、こうやってても、あれなんですけど・・・さっきはねー、
   あれですよ、あのー、久々に、5年ぶりの『コン』・・・『コンビニ』
   じゃないわ・・・」
:「『カラオケボックス』」
:「『カラオケボックス』っていうネタをちょっとやってみたんですけど
   えー、まぁ、それも、まぁ、ぼちぼち・・・」
:「まぁ、お客さん、ちょっと、一緒なんで」
:「えぇ、一緒なんで。今度はちょっとお気楽にですね、まぁネタ
   やる人は本気でやってくれますから、はい。だから、まぁ、ぼくら
   は、ちょっと、ふれあいを大事にしたいバンドなんで」<笑>
:「バンド?ちょっと待って、バンドなの?」<笑>
:「ふれあいを大事にしたいバンドなので、ちょっとみなさんの
   声をこう・・・」
:「猿岩石って・・・」
:「ふれあいを求めつつ、やっていこうかなっと、そういうふうに
   思います」
:「はい。なるほど」
:「とりあえず今からコントをやります」
:「えーっ!<拍手>
:「コントをやります。それでですね、コントのところどころにですね、
   コントをとめます」
:「ほー」
:「えーっ!」
:「えー、この後につづくセリフは?とかですね、えー、この後の
   オチは?っていうのをですね、みなさんが考えて、いや、考える
   じゃない、みなさんが当ててくれる」
:「クイズですね」
:「はい」
:「要するに、あの、『からくりテレビ』 みたいな・・・
  < テー・テレ・レッ・テ >みたいな」<笑>
:「(笑いながら)はい」
:「こっからどうなる?みたいな」
:「もちろん」
:「別に(ネタを出し)惜しんでやるわけじゃーなくて」
:「(イキイキと)別にネタがないから答えをこれから引きだそう
   とかいう訳じゃないです<笑>ネタはちゃんとあるから。正解
   が出たら、それは正解っていうふうにやって、やりますから」
:「そういうことも、やってみようかと」
:「そうですね、ちょっと、どうでしょう、やってみましょうか、はい、
   えー、はじめてなんで」
(持ち場に着く2人)
:「<拍手>
:「(舞台右手、中央に向かってイスに座る)ホントねー、はじめて
   の試みだからね・・・」
:「とりあえず、じゃあ、設定は学校ということで、やりたいと思い
   ます。はい。 えー、とめる時は< テー・テレ・レッ・テ >
   って言いますから<笑> ・・・はい、えー、いきます・・・」

ネタ
(先生役):はい、起立っ」
(生徒役):「(席を立つ)
:「礼っ、着席っ」
:「(礼をし、席に着く)
:「えー、まず、授業を始める前にですね、今日、3組の女子の
   ブルマー<笑>およびナプキンが盗まれました」
:「いや〜」
:「ちょっと静かにして。静かにして。えー、先生が思うにですね、
   たぶん犯人は・・・< テー・テレ・レッ・テ > 」<笑>
  
  :「さぁ、なんでしょう?この後につづくのは?」
  :「むずかしいですよ」
  :「はい」
  :「わー!わー!(各自いろんなことを言っている)
  :「ん?森脇さん?いやー、えっ?先生?」
  :「味噌カツー!」<笑>
  :「味噌カツ?味噌カツ・・・さぁ、どうなんでしょう?正解は」

:「・・・えー、先生が思うに、犯人は、味噌カツではないかと!
   (ニヤっと笑う)<笑>
:「(おどろきの表情)・・・味噌カツ?」
:「しかしですね、ここでですね、味噌カツだというようなことを
   してしまいますと、、この後犯人が出てきそうにないです。ですから
   (笑いながら)犯人は、まぁ、わかっておりません。しかしですね、
   えー、まぁ、うちのクラスの生徒から出ている可能性が高いと!
   いうふうに私は考えております。その理由は、まず、3組の女子
   生徒が体育の授業の時に、技術家庭の授業だったのは、うちの
   クラスです。教室移動の間(カン)に忘れ物をしたというふうに言って
   取りに来れば、ブルマー盗ることは可能です」
:「はい」
:「そこで、さぁ、先ほど技術の時間、遅れて来たヤツがいますね」
:「(キョロキョロしている。先生と目が合う)
:「(森脇に)立って!」
:「< テー・テレ・レッ・テ >さぁ、どうなるでしょう?」

  :「ザワザワ・・・(それぞれいろいろ言う)
  :「ん?十勝平野?ちがいます<笑>ちゃんとストーリーから
     考えてくださいよ」
  :「ムニャムニャ・・・(それぞれ言っている)
  :「ちがいます。正解はありますからね、ちゃんと」
  :「ごにょごにょ・・・(各自いろいろ言っている)」  
  :「僕は無実です?あ〜、あー、あー、あー」
  :「パーマン!」
  :「パーマン?あっ、おしーぃ!」<笑>
  :「ブルマーはいてる!」
  :「ブルマーはいてる?えーっと、それはオチだな」<笑>
  :「(笑いながら)オチ言っちゃった」<笑>
  :「さぁ、なんでしょう?」
  :「味噌カツ食べてたーっ!」
  :「味噌カツ食べてた?味噌カツは今回は出てきませんね」
  :「わー!わー!(いろいろ言っている) のび太くん!」
  :「のび太くん?のび太くんてなんだ?<笑> ふふふふ・・・
     のび太くんて言うんですか、実際?ちがいます」
  :「わー!わー!」
  :「えっ?味噌カツが?三郎くん?」
  :「春一番っ!」<笑>

:「えー、春一番さん」
:「・・・(オレ?)・・・はい。」
:「ちょっと、得意な、猪木のものマネを見せてください」
<拍手>
:「(アゴを尖らせながらセリフを考えている)・・・あ、」
:「あんまりありふれたセリフでやらないようにね」<笑>
:「・・・ ・・・(プロレスのリングをまたぐマネ) よいしょっ! 」
<笑><拍手>
:「あっ、キミね、あのー、遅刻したよね、カンペキに」
:「はい」
:「それで、悪いんだけども、このことを警察に知らせたところ、
   指紋が出てきました、ね、」
:「はい」
:「犯人はきっとキミだと思います。どうなんですか?」
:「ちがいます」
:「ちがうんだよね?」
:「はい」
:「カバンの中見てもいいんだね?」
:「はい」
:「じゃあ、見せてもらうよ」
:「はい」
:「< テー・テレ・レッ・テ > 大オチです!」
:「えっ?もう?」

  :「はい、どうなるでしょう?」
  :「もにゃもにゃ・・・(各自しゃべっている)
  :「さぁ、・・・かばんに味噌カツが?・・・名古屋からはなれて
     ください」<笑>
  :「ペンキーっ!」
  :「あなたは単語だけか!<笑>のび太だの。ペンキだの。
     <笑> ・・・ はい」
  :「○×△!」
  :「えっ?セイキ?セイエキ?」
  :「そんなこと言うわけないだろっ!」
  :「えっ?」
  :「生理」
  :「セイリ?・・・下ネタはおことわりですよ!(怒る)<笑>
  :「ナプキンて言ったからだろ」
  :「ナプキンて、こうですからね(首に四角くかけるジェスチャー)
  :「あー!」<笑>
  :「あぁ、そっちか!ナプキンて言うから・・・」
  :「失礼しました。ナプキンちがいでいた。・・・サラサーティは
     名古屋の人がねっ、作ったもんですけども」
  :「薄型フィットがいいよ!」
  :「ん?薄型フィットが?あっでもねー、あれはねー、あのー」
     <笑>
  :「なんでだよ!<笑>なんでつけごごちを知ってるの?ちが
     うだろー!」
  :「それでねー、わー!わー!キャー!キャー!(いろいろ
     ナプキンのことを言っている)
 で、大ちがい!」
  :「『大ちがい!』って・・・なんかドキドキしてきた」
  :「耳クソ」
  :「えっ?」
  :「耳クソ!」
  :「どこをどういう思考回路で耳クソになるの?」
  :「わー!わー!」
  :「えっ?クリト・・・?クリ・・・?クリ?」
  :「クリじゃい!<笑>どっちにもっていこうとしてんの?
     怖いわ」<笑>
  :「中耳炎!」
  :「中耳炎?中耳炎は土田さん(U−turn)だよ」<笑>
  :「わー!わー!」
  :「えっ?カバンを開けました」
  :「開けました。はい」
  :「なんでしょう?」
  :「なんでしょう?・・・それを聞いてるんですよ!」
  :「本当、きっちりここは」
  :「オチますよ!ドカーンと」
  :「わー!わー!縄文土器ーっ!アミーゴ!」
  :「カバンの中に何かがあるの?」
  :「カバンの中になんかがあります。何が入ってるって、早く
     せぇよ!」
  :「縄文土器ーっ」
  :「縄文土器?ハハハハハハ縄文土器、縄文土器ですか」
  :「弥生かも!」
  :「えっ?弥生かも知れない?どうなんでしょう?」
 
:「さぁ、ちょっとカバンの中見せてもらうよ。これは・・・
  (怒鳴る)どういうことだ!お前、どういうことだっ!」
:「すっ、すいません」
:「言ってみろっ!オチはっ」
:「・・・!(おどろいた顔)<笑>
:「これは・・・ (泣きそうな顔で有吉を見る)
:「< テー・テレ・レッ・テ >」  
   (森脇1人残して舞台から消える)<笑>
:「おい、帰るなよ」<笑>  
:「おいっ!(舞台そでの方にむかって)
   おいっ!
   (客席の方を見て、かたまっている)
   これは・・・」

:「(出てくる)ごめーん、オレがブルマーはいてたー。
   どうもありがとうございました」(暗転、2人で退場)
   <笑><拍手>

歌のコーナー

『My Revolution』
『白い雲のように』 を歌う

エンディング

 1部同様
 ここでは『青春サラダ』の告知なし

幕が閉まって 終了!

1部 / 2部

1999年下半期 / 資料集
猿岩石のある暮らし / ご意見・ご感想・猿岩石情報

GigaHit 村田 崇 takashi@air.ne.jp