◆ 服装
1部の歌のコーナー以降と同じもの
森脇、前あきシャツのボタンを閉めている。
声・ノンキーズ「お待たせしましたっ!猿岩石ーっ!!」
(舞台にスポットがあたり、2人登場)
<拍手><声援>
有:「はい、じゃあね」
<笑>
森:「やりましたね、最後ノンキーズ」
(注:ノンキーズのネタの後に登場)
有:「最後ひどいもんでしたね」
客:「有吉くーん!ワー!キャー!ケンジ!ケンジ!ケンジ!ケンジ!」
有:「えっ?ケンジーって言われてもねー」
客:「アリーゴ!」
有:「アリーゴ?」
森:「あぁそうか、ラジオはこっちでも流れてたんだね」
有:「あー、そうですか。えー、どうもすいませんでしたノンキーズが
長くて。えー、でもね、えー、ぼくらはですね、あんまり要求されて
ないようなので、早めに切り上げまっすっ・・・」
客:「えー!えー!やだー!やってー!」
森:「そういう時間的なことは言わない」
有:「はい。・・・いや、えー、さっき
(1部に)来てたお客さんどれくら
いいらっしゃいます?
(客5〜6割手を上げる)あー・・そうですか」
森:「ねっ、いや、こういう場所は本当久々でね」
有:「はい」
森:「あのー、みんなで来る時にぶわーっと大移動が・・・」
有:「緊張しますね。最近ね、ぼく、さっきも言ったんですけど、最近
こういうお客さん目の前にしてっていう時はね、おじちゃん、おば
ちゃんとかね、なんなら、おばあちゃんとかが多いからー、あのー、
だいたい最初にねー、あのー、あっ
あっ、こちらは美しいですね、日本人形みたいな
<笑>
こちら美しいですね、フランス人形みたい
<笑>
こっちは、すごい、これ、わら人形
<笑>」
森:「こういうのをやるとドドーっと
<笑>『腹痛い』って言いますから
ね
<笑>『いやっ、もう、やめて』みたいな」
<笑>
有:「うーん。美人・美人・土人
<笑>とかね。
(おばちゃんのマネで)
『土人!言っちゃいけないけど、それ、おっかしいわ!』」
<笑>
森:「おばあちゃんとか、もう、笑うタイミングが遅いから、次のネタ
に移った頃『ぶっふっふっふーっ』
<笑>やりにくくてしょうがない。
まぁ、今日、でも、若いですから」
有:「はい」
森:「今日は、何やりましょう?」
有:「若い人はいいですねー。これね、やっぱり ・・・ ・・・ ・・・
・・・ 兵藤ゆき、好きな人ー?」
森:「あははは」
客:「はーい」
有:「少数じゃないですか」
森:「
(笑いながら)おかしいって」
有:「これ何回も聞きますけど、名古屋出身のタレントさんて誰な
んでしょうねー?名古屋章以外で」
<笑>
客:「ワー!ワー!
(それぞれにいろいろな人名を言っている)」
有:「えっ?川島なお美、館ひろし、」
森:「森本レオ?」
有:「森本レオ、舟木和夫、・・・キャイーン、きんさんぎんさん、
えっ?イチロー?ほ〜、斉藤陽子、ほ〜、名古屋章、ほ〜」
森:「聞きっぱなし?ねぇー?
<笑>いっぱい言わせておいて」
有:「えぇ、情報収集」
森:「言えた・・・?」
客:「ボソボソ・・・
(まだ人名をあげている)」
有:「インターネットの・・・えっ?もう、ええよ」
<笑>
森:「はい。・・・なんかないんですか?」
有:「最近ね、名古屋といえば、まぁ味噌カツですけども
<笑>
味噌カツね、なにあれー、味濃いねー!」
<笑>
森:「あははははは・・・オレは濃いの好きだから、好きだけど」
有:「いやー、味噌カツは濃すぎますね」
森:「そう?」
有:「うん。あのー、あれですよね、トンカツのサクサク感を無くして
えー、それで、また、逆に言えば、味噌のさっぱりとしたところを
消してて
<笑>これはミスマッチじゃないですか」
森:「なに?味噌カツって、昼、夜、どっち?」
客:「よるーっ!」
有:「『よるーっ!』
(客の声をマネる)夜でしょ」
客A:「あさーっ!」
有・森「朝?」
有:「味噌カツを?おみそ汁代わりに?おかしいじゃない」
<笑>
森:「朝起きて、味噌カツ食うの?」
<笑>
客A:「うん、うん」
森:「そしたら、また、寝たいよね」
<笑>
有:「えー、だって、朝、味噌カツ食ったら、昼は何を食べますか?」
森:「もっとこってりしたものじゃない」
客A:「味噌カツ!」
<笑>
森:「昼、味噌カツ、もっ、食べました、2回目。でっ、夜は?」
客A:「味噌カツ!」
<笑>
有:「あぁーそうですか」
森:「いっぱいあるよね、名物。天むすとかもそうじゃん」
有:「天むすね・・・天むすも、あれはーどうもバランスが悪い食べ物
ですね」
客:「え〜」
有:「いや、あれはね、1コ1コはたぶんおいしいと思うんですけど
それはもう、あのー、天むすをばらして、こう、おむすびと天ぷらに
して食べるとおいしいですよ。確かに・・・」
客:「え〜」
有:「だけど、あの、天ぷらっていうのはねぇ、またころものサクサク
感とかがおいしいじゃないですか」
<笑>
森:「ころものサクサク感がね」
有:「ころものサクサク感が名古屋の人はきらい?」
<笑>
森:「いやいや、エビフライとかもそうだもん」
有:「エビフライでしょー!エビフライもなんか、あれですよ、この前
食べたけど、こんな
(腕ぐらいの長さを手で表現)でかいねー」
森:「ないわ!こんな」
<笑>
有:「ちがうちがう、こんな
(腕ぐらい)」
森:「こんな?測るの?」
<笑>
有:「こんなんだけど、ハサミこんなん、みたいな・・・
(大きめのエビ
にすごく大きなハサミ〔触角?〕があったという意味)」
<笑>
森:「エビじゃねぇーよ」
有:「エビを使って食べたんだけど」
森:「うん」
有:「それ、エビを使って食べたって言ったら、エビフライで挟んで
(箸のように)食べると・・・あの、そうじゃなくて、こんぐらいある
(腕ぐらい)・・・」
森:「うん、そう。ちょっとでかいのをね・・・」
有:「エビを食べたんだけど、それを最初食べた時は、ちょっと
サクッとしますけど、これぐらい
(腕ぐらい)でかいですから、もう
真ん中のおいしいあたりにいくと、また、ころもがしんなりしてて
えぇ・・・」
<笑>
森:「川島なお美さんて、名古屋出身でしょ?」
客:「そうそう」
森:「川島なお美さんのきらいな食べ物ってエビフライなの、知って
ました?」
客:「あー、知ってる!知ってる!」
森:「喰わず嫌い王で」
有:「これはたぶん意外で知らないと思うんですけど、川島なお美
さんはねー、ワインが好きなんですよ」
<笑>
森:「めちゃめちゃ知ってるよ!」
有:「それもねぇ、赤ワイン。・・・赤ワインは、またねー、健康に
いいらしい。あるある、あれ、大辞典?でやってましたよ
<笑>
・・・まぁ、こうやってても、あれなんですけど・・・さっきはねー、
あれですよ、あのー、久々に、5年ぶりの『コン』・・・『コンビニ』
じゃないわ・・・」
森:「『カラオケボックス』」
有:「『カラオケボックス』っていうネタをちょっとやってみたんですけど
えー、まぁ、それも、まぁ、ぼちぼち・・・」
森:「まぁ、お客さん、ちょっと、一緒なんで」
有:「えぇ、一緒なんで。今度はちょっとお気楽にですね、まぁネタ
やる人は本気でやってくれますから、はい。だから、まぁ、ぼくら
は、ちょっと、ふれあいを大事にしたいバンドなんで」
<笑>
森:「バンド?ちょっと待って、バンドなの?」
<笑>
有:「ふれあいを大事にしたいバンドなので、ちょっとみなさんの
声をこう・・・」
森:「猿岩石って・・・」
有:「ふれあいを求めつつ、やっていこうかなっと、そういうふうに
思います」
森:「はい。なるほど」
有:「とりあえず今からコントをやります」
客:「えーっ!
<拍手>」
有:「コントをやります。それでですね、コントのところどころにですね、
コントをとめます」
森:「ほー」
客:「えーっ!」
有:「えー、この後につづくセリフは?とかですね、えー、この後の
オチは?っていうのをですね、みなさんが考えて、いや、考える
じゃない、みなさんが当ててくれる」
森:「クイズですね」
有:「はい」
森:「要するに、あの、『からくりテレビ』 みたいな・・・
<< テー・テレ・レッ・テ >>みたいな」
<笑>
有:「
(笑いながら)はい」
森:「こっからどうなる?みたいな」
有:「もちろん」
森:「別に
(ネタを出し)惜しんでやるわけじゃーなくて」
有:「
(イキイキと)別にネタがないから答えをこれから引きだそう
とかいう訳じゃないです
<笑>ネタはちゃんとあるから。正解
が出たら、それは正解っていうふうにやって、やりますから」
森:「そういうことも、やってみようかと」
有:「そうですね、ちょっと、どうでしょう、やってみましょうか、はい、
えー、はじめてなんで」
(持ち場に着く2人)
客:「
<拍手>」
森:「
(舞台右手、中央に向かってイスに座る)ホントねー、はじめて
の試みだからね・・・」
有:「とりあえず、じゃあ、設定は学校ということで、やりたいと思い
ます。はい。 えー、とめる時は
<< テー・テレ・レッ・テ >>
って言いますから
<笑> ・・・はい、えー、いきます・・・」
◆ ネタ
有(先生役):はい、起立っ」
森(生徒役):「
(席を立つ)」
有:「礼っ、着席っ」
森:「
(礼をし、席に着く)」
有:「えー、まず、授業を始める前にですね、今日、3組の女子の
ブルマー
<笑>およびナプキンが盗まれました」
客:「いや〜」
有:「ちょっと静かにして。静かにして。えー、先生が思うにですね、
たぶん犯人は・・・
<< テー・テレ・レッ・テ >> 」
<笑>
有:「さぁ、なんでしょう?この後につづくのは?」
森:「むずかしいですよ」
有:「はい」
客:「わー!わー!
(各自いろんなことを言っている)」
有:「ん?森脇さん?いやー、えっ?先生?」
客:「味噌カツー!」
<笑>
有:「味噌カツ?味噌カツ・・・さぁ、どうなんでしょう?正解は」
有:「・・・えー、先生が思うに、犯人は、味噌カツではないかと!
(ニヤっと笑う)」
<笑>
森:「
(おどろきの表情)・・・味噌カツ?」
有:「しかしですね、ここでですね、味噌カツだというようなことを
してしまいますと、、この後犯人が出てきそうにないです。ですから
(笑いながら)犯人は、まぁ、わかっておりません。しかしですね、
えー、まぁ、うちのクラスの生徒から出ている可能性が高いと!
いうふうに私は考えております。その理由は、まず、3組の女子
生徒が体育の授業の時に、技術家庭の授業だったのは、うちの
クラスです。教室移動の間
(カン)に忘れ物をしたというふうに言って
取りに来れば、ブルマー盗ることは可能です」
森:「はい」
有:「そこで、さぁ、先ほど技術の時間、遅れて来たヤツがいますね」
森:「
(キョロキョロしている。先生と目が合う)」
有:「
(森脇に)立って!」
有:「
<< テー・テレ・レッ・テ >>さぁ、どうなるでしょう?」
客:「ザワザワ・・・
(それぞれいろいろ言う)」
有:「ん?十勝平野?ちがいます
<笑>ちゃんとストーリーから
考えてくださいよ」
客:「ムニャムニャ・・・
(それぞれ言っている)」
有:「ちがいます。正解はありますからね、ちゃんと」
客:「ごにょごにょ・・・
(各自いろいろ言っている)」
有:「僕は無実です?あ〜、あー、あー、あー」
客:「パーマン!」
有:「パーマン?あっ、おしーぃ!」
<笑>
客:「ブルマーはいてる!」
有:「ブルマーはいてる?えーっと、それはオチだな」
<笑>
森:「
(笑いながら)オチ言っちゃった」
<笑>
有:「さぁ、なんでしょう?」
客:「味噌カツ食べてたーっ!」
有:「味噌カツ食べてた?味噌カツは今回は出てきませんね」
客:「わー!わー!
(いろいろ言っている) のび太くん!」
有:「のび太くん?のび太くんてなんだ?
<笑> ふふふふ・・・
のび太くんて言うんですか、実際?ちがいます」
客:「わー!わー!」
有:「えっ?味噌カツが?三郎くん?」
客:「春一番っ!」
<笑>
有:「えー、春一番さん」
森:「・・・
(オレ?)・・・はい。」
有:「ちょっと、得意な、猪木のものマネを見せてください」
客:
<拍手>
森:「
(アゴを尖らせながらセリフを考えている)・・・あ、」
有:「あんまりありふれたセリフでやらないようにね」
<笑>
森:「・・・ ・・・
(プロレスのリングをまたぐマネ) よいしょっ! 」
客:
<笑><拍手>
有:「あっ、キミね、あのー、遅刻したよね、カンペキに」
森:「はい」
有:「それで、悪いんだけども、このことを警察に知らせたところ、
指紋が出てきました、ね、」
森:「はい」
有:「犯人はきっとキミだと思います。どうなんですか?」
森:「ちがいます」
有:「ちがうんだよね?」
森:「はい」
有:「カバンの中見てもいいんだね?」
森:「はい」
有:「じゃあ、見せてもらうよ」
森:「はい」
有:「
<< テー・テレ・レッ・テ >> 大オチです!」
森:「えっ?もう?」
有:「はい、どうなるでしょう?」
客:「もにゃもにゃ・・・
(各自しゃべっている)」
有:「さぁ、・・・かばんに味噌カツが?・・・名古屋からはなれて
ください」
<笑>
客:「ペンキーっ!」
有:「あなたは単語だけか!
<笑>のび太だの。ペンキだの。
<笑> ・・・ はい」
客:「○×△!」
有:「えっ?セイキ?セイエキ?」
森:「そんなこと言うわけないだろっ!」
有:「えっ?」
客:「生理」
有:「セイリ?・・・下ネタはおことわりですよ!
(怒る)」
<笑>
森:「ナプキンて言ったからだろ」
有:「ナプキンて、こうですからね
(首に四角くかけるジェスチャー)」
客:「あー!」
<笑>
森:「あぁ、そっちか!ナプキンて言うから・・・」
有:「失礼しました。ナプキンちがいでいた。・・・サラサーティは
名古屋の人がねっ、作ったもんですけども」
客:「薄型フィットがいいよ!」
有:「ん?薄型フィットが?あっでもねー、あれはねー、あのー」
<笑>
森:「なんでだよ!
<笑>なんでつけごごちを知ってるの?ちが
うだろー!」
客:「それでねー、わー!わー!キャー!キャー!
(いろいろ
ナプキンのことを言っている) で、大ちがい!」
森:「『大ちがい!』って・・・なんかドキドキしてきた」
客:「耳クソ」
有・
森:「えっ?」
客:「耳クソ!」
森:「どこをどういう思考回路で耳クソになるの?」
客:「わー!わー!」
有:「えっ?クリト・・・?クリ・・・?クリ?」
森:「クリじゃい!
<笑>どっちにもっていこうとしてんの?
怖いわ」
<笑>
客:「中耳炎!」
有:「中耳炎?中耳炎は土田さん
(U−turn)だよ」
<笑>
客:「わー!わー!」
有:「えっ?カバンを開けました」
森:「開けました。はい」
客:「なんでしょう?」
有:「なんでしょう?・・・それを聞いてるんですよ!」
森:「本当、きっちりここは」
有:「オチますよ!ドカーンと」
客:「わー!わー!縄文土器ーっ!アミーゴ!」
客:「カバンの中に何かがあるの?」
有:「カバンの中になんかがあります。何が入ってるって、早く
せぇよ!」
客:「縄文土器ーっ」
有:「縄文土器?ハハハハハハ縄文土器、縄文土器ですか」
客:「弥生かも!」
有:「えっ?弥生かも知れない?どうなんでしょう?」
有:「さぁ、ちょっとカバンの中見せてもらうよ。これは・・・
(怒鳴る)どういうことだ!お前、どういうことだっ!」
森:「すっ、すいません」
有:「言ってみろっ!オチはっ」
森:「・・・!
(おどろいた顔)」
<笑>
森:「これは・・・
(泣きそうな顔で有吉を見る)」
有:「
<< テー・テレ・レッ・テ >>」
(森脇1人残して舞台から消える)<笑>
森:「おい、帰るなよ」
<笑>
森:「おいっ!
(舞台そでの方にむかって)
おいっ!
(客席の方を見て、かたまっている)
これは・・・」
有:「
(出てくる)ごめーん、オレがブルマーはいてたー。
どうもありがとうございました」
(暗転、2人で退場)
<笑><拍手>
『My Revolution』
『白い雲のように』 を歌う
1部同様
ここでは『青春サラダ』の告知なし
幕が閉まって 終了!