◆ 服装
有吉:グレーのTシャツ
(空手男と虎の絵付き)
こなれたGパン・黒ワークブーツ
森脇:紺のチェックの半袖シャツ・Gパン
迷彩色スニーカー・シルバーの腕時計
声・ノンキーズ:「つづきまして、猿岩石ーっ」
(暗転の舞台に勢いよく飛び出してくる有吉、暗闇の中
また舞台そでに走って戻っていく) <笑>
(舞台にスポットがあたり、今度は森脇と2人そろって登場)
<拍手><声援>
有:「びっくりした」
森:「びっくりした、本当」
有:「なんでー。
<笑>いやー、あのー、びっくりしましたよ。あの、
今出てきた時に、あんまりキャーっていう声がないんで」
<笑>
森:「ちがう。ちがう。タイミングずれてたの、みんなわかってたから」
<笑>
有:「最近人気ない、人気ないって言われつつ
<笑>ここまでない
かと
<笑>ちょっとびっくりしましたけど。どうしようかなって」
森:「こういう所、久々でしょ?」
有:「僕らね、最近、あのー、こういう人前出てもね、あれですよ、
おばちゃんとかおじちゃん相手の仕事が多いんで」
客:「若い!若いよ!」
森:「うん。若いし、
(会場の)雰囲気も若いしね」
有:「う〜ん
(腕を組みアゴをさわりながら客席を見る)」
森:「なんで松本人志みたいなカッコしてんの?
<笑>手もこうなって
松本人志じゃん、フフフ」
有:「あぁそうですか。名古屋はよく来ますけどねぇ」
森:「名古屋はよく来ますよ。何回か泊まっているしね」
有:「う〜ん、なんか村野武範と一緒に仕事したり」
<笑>
森:「した!した!なんか特番でね。料理の番組でね」
有:「名古屋じゃ、ろくな仕事がなくてね。あとホントね、笑いが
起こることが、まっ、ゼロですね」
森:「名古屋って、でもねー、いろんなね」
有:「うん」
森:「歌とか、バンドの歌とか、コンサート、いろいろありますけど」
有:「うん」
森:「名古屋って結構盛り上がらないんで有名なんです、業界では」
有:「有名なの、コンサートとかで」
森:「知ってましたか?」
有:「じゃあ、名古屋で勝負を賭けるライブをするバンドがいるとすると
大阪か東京かで悩む。『名古屋じゃダメ。名古屋はちょっと危ない
オレらじゃ』」
森:「そうそうそう」
客:「え〜」
森:「なぜかはわからないんだけどね」
有:「そういう土地がら」
森:「名古屋、四国は盛り上がらない」
有:「だからさっきも篠
(エルタカ)が言っていたように、ホント兵藤ゆき
ぐらいなんですよ
<笑>名古屋を盛り上げることができるのは」
<笑>
森:「兵藤ゆきの魅力ってなんなんでしょうね?」
<笑>
有:「兵藤ゆきの魅力っていうのを知りたいんですよ。まっ元気が出る
テレビ終わってから、もう何年もたつわけじゃないですか」
森:「うん」
有:「でもいまだに名古屋では、GLAYとかと本当に」
<笑>
森:「はあ」
有:「マッチレースって聞いたんですけど
<笑>だから、なんなんですか
ね、名古屋の兵藤ゆきの魅力」
森:「兵藤ゆきだけなの?」
有:「兵藤ゆきだけだよ、名古屋は」
<笑>
森:「そんな・・・一応首領都市だから」
有:「兵藤ゆきの魅力ってホントなんなんですか?三択で選んでください。
『髪の毛』
<笑> 『しゃべり』
<笑> ・・・『なんとなく』
<笑>」
客:「なんとなくー!」
<笑>
有:「なんとなく?
<笑>で、なんか兵藤ゆきに恋愛相談をするんですって
名古屋の人はね」
森:「あぁ、名古屋の人は。あぁ〜」
有:「兵藤ゆきってなんか恋愛を知ってそうにないでしょ」
<笑>
森:「一番縁がなさそうなのにね」
有:「でしょ?それなのに名古屋の人は・・・こう・・相談したがる」
森:「そうですよねー、名古屋ってちょっと不思議なところですよね」
有:「ちょっと、考えましょう、みんなで」
<笑>
森:「考えんの?ちょっと、しゃべろうよ、ここは。時間もないことだし
ねー。いや、でも名古屋はねー、いっぱい、ほらさっき、エルトンも
言ってたけど」
有:「うん」
森:「エルトンって言ったらおかしいけど
<笑> エルトンジョンみたい
だけどね」
<笑>
有:「はい」
森:「エルトンGOタカーズが言ってたけど、いろいろあるでしょ、名物が」
有:「名物」
森:「あんかけスパゲティーもそうだし。まあ、あんかけスパゲティー
一番に出すところがまちがっているけど
<笑>味噌カツとかね、
ういろうとか、いっぱいあるでしょう。オレ、こないだね名古屋に仕事
で来て、一人でぶらっとホテル出て『めし食おっかなー』って一人で
街行ったら、あの、うにピラフ!」
有:「うにピラフ」
森:「うにピラフっていうのが店頭にバーッと出てて」
有:「うにのピラフでしょ?」
森:「そう」
有:「えーっ!うにピラフって」
森:「オレも、名物かなって思って、な、名古屋の人ってそういうの
好きじゃない。なんかいろんなの組み合わせたりして」
有:「おぐらトーストとか」
<笑>
森:「トーストとかね」
有:「おぐら、ねぇ
<笑>あれですって、あのー、おぐらで思い出した
んですけど、『どーなってるの』の司会やってた小倉
(智昭)・・・
小倉ってあの人が・・・まあ・・ヅラじゃないですか」
<笑>
客:「えー!」
客A:「やってない、名古屋」
有:「ねぇ、あれさぁ・・・」
客A:「名古屋やってないの」
有:「小倉を?」
客A:「名古屋でやってない」
有:「えっ?名古屋で?カツラを作った?」
客A:「名古屋で、『どーなってるの』は、やってない!」
森:「あー、やってないの」
有:「やってないのに、でも、みんなからは反応があった・・・。
知ってるってことだろっ!
(キレる)」
<笑>
森:「まぁまぁまぁまぁ」
有:「まぁ小倉は余談でね、余談で、まぁ小倉さんていうヅラの人が
いますけども、あのー、そうしたらねー、あのー、人相学の藤木相元
ていう人がいて」
森:「ああ、いいともとかに出てた」
有:「あの人が小倉さんの番組に来て『小倉さん、あなたの顔はねぇ
将来ハゲるね』
<笑>で、小倉さん『もうハゲてるよ』
<笑>って
いうだけの話ね」
森:「・・・うにピラフは?」
有:「うにピラフ?」
森:「はい、うにピラフは、で、店はなんか異常にその店がうにピラフ押して
んのよ。ものすごい、どこ見ても紙に『うにピラフ』『うにピラフ』『うにピラフ』
って書いてあんの」
有:「すすめてるの?」
森:「うん。あの、外にも、あの、電飾でね『うにピラフ』って出てるの、
『う・に・ピ・ラ・フ・・・うにピラフ』
(ネオンを表現)<笑>そりゃ、うにピラフ
そうとううまいんだろうって思って、まぁ、入って、もうメニューも見ずに
うにピラフ頼んだら、その店はなんかノートが置いてあって、そこにね、
あのー、来た人が思い出を書いて帰っていくの。カラオケボックスとかに
よくあるじゃない」
有:「今日は楽しかった」
森:「楽しかった、何がおいしかったーとか」
有:「うん」
森:「それをぱーっと見たら1ページ目からね、『うにピラフ最低!』
<笑>
『うにピラフはやめとけ』
<笑>『なにこの味』
<笑>とか書いてあんの。
もううにピラフ頼んじゃった
<笑>もう頼んじゃったよとか思っていたら、
ぱーっと来て、一応見かけはおいしそうなのよ。食べたら、もうむちゃくちゃ
まずくて、オレももう『うにピラフ最低!うにピラフ最低!』
(ノートに書く仕草)
ってぷあーっと書いて
<笑>゛MORIWAKI゛のサイン、ばぁーしゃーっと
゛猿岩石゛まで書いちゃって
<笑>バァーっと置いて帰ったけども、それが
まずかったね」
有:「最悪」
森:「名古屋は挑戦好きですよ。なかなかね」
有:「名古屋はホントなんかあれだったよ、番組でまた名物を食べさせるとか
いって、あのジャンボパフェ?」
客:「あ〜」
有:「ジャンボパフェ」
森:「なんかあったね、それね」
有:「おいしいですからって・・・味は最悪だし。でかいだけでこぼれるでしょ」
<笑>
森:「それは・・・ハハハハ・・好きなの」
有:「で、食ってるのは、こんなデブばっかなの」
<笑>
森:「そうじゃない、好きなの。だから・・・ハハハ、なんか変わったものがね」
有:「あんかけスパゲティー」
森:「あんあん・・・ねぇ」
有:「サラサーティ」
<笑>
森:「あるから。ふつうに全国にあるから」
有:「あんなのをねぇ、生理用以外に考えようっていうんですから」
<笑>
森:「いや、生理用だよ。サラサーティ、名古屋?」
有:「おりものシートですからね、あれは」
客:「やだ〜」
有・
森:「ハハハハ・・・」
森:「必要ですよ」
森:「きょうは・・・」
有:「はい。僕らねー、どうしようかなっと思ったんですけど、こういう営業も
久々だしね。『太田プロライブに来て猿岩石のコント見たよ』っていう人
どれぐらいいる?
(客:2〜3割手をあげる)
あっ、少ないでしょ。で、太田プロでは、またちょっとしたライブもやって
いるんですよ。それで、あのー、コントやろうかなっとも思ったんですけど
コントねぇ、僕らね、だいたい7分か・・・6分から7分に決められているん
ですけど、僕ら、だいたい15分なんですよ」
<笑>
森:「いっつも怒られてるよな」
有:「だいたい迷惑かけているんで、今回もねぇ、コントは長いなっと
思ったんで、どうしようかなっと思って、あのー・・・」
客:「見た〜い!見た〜い!」
森:「見たいですか?」
有:「見たいっていうことは、さらし者にしたいっていう意味になるんで」
<笑>
森:「なかなか見れないです
(ニヤニヤ)」
有:「だからねー、今までは断っていたんですけど、まあ、もういいかって
いうことで、あのー、あれですよ。今回ねー、あのー、僕らが、あれを
やってみようかなって思って、あのー、時間も短いことだし・・・」
客:「な〜に〜?」
有:「こんなに前フリをやると、どんどんどんどん期待が高まって
<笑>
自分がやばく、やばく、なっていきますね」
<笑>
森:「何をやるの?」
有:「あのねー、あのー、デビューした当時に作ったね、カラオケボックス」
客:「えーっ!
<歓声><拍手>」
森:「それ、やりますか」
有:「これはね、また、名古屋の番組で1回やった時にはね、あのー、
10秒でね、名古屋の人に『つまんない!』って言われて」
<笑>
森:「犬がばぁーっっっと出てきてね」
有:「ドーベルマンにバーっと噛まれて
(お尻をおさえる)」
<笑>
森:「名古屋の『コゾノ総研』です」
客:「見たーい!見たーい!」
有:「見たいですか。いいさらし者になろうかな、今日は。
<笑>
今日は、もう、実力者みんな揃っていますから」
森:「いやー、ちょっと僕、うろ覚えですけど。だいじょうぶですか」
有:「いやー、僕らもね、もう5年ぶりですよ。もう5年ぶり!」
客:「すごーい!
<拍手>」
森:「中身はね、その当時は最新だったかも知れないけど、今もう
『ふるっ』っていうのも
<笑>入ってるけど、それは気にせず、ね、
5年前にみなさんも戻っていただいて見てください、ねっ」
有:「はい。それであの、途中で『寒いな』っていう空気があったら、
途中でもうち切ります」
<笑>
客:「え〜っ!やだ〜!」
森:「誰か、タオル投げてくださいね」
<笑>
有:「ハハハ・・・『もう無理!』って言ってタオル投げてくれると、そこ
でやめます」
森:「だから、待ってますからね」
有:「『もう用意してる』とか言うなっ!
(キレる)<笑>もう、サッカー
のユニフォームが似合わねぇーなー、コレ
(一番前の客に)
グランパスですね、知ってますよ」
森:「じゃあ、やりますんで」
有:「はい」
客:
<拍手>
有:「えっと・・・
(舞台右手そでに入ろうとする)」
森:「最初・・・
(有吉の耳元で立ち位置などを確認する)」
客:「・・・がんばれ」
有:「『がんばれ』とか言うなっ!
(キレる)<笑> がんばるから!
<笑>・・・余談なんですけど美川憲一もヅラみたいですね」
客:「
<笑>ザワザワ・・・」
有:「ちょっとザワつきが・・・
(人差し指を口にあて「しっ!」)」
森:「
(舞台左手でスタンバイしている)・・・いいですか?」
◆ ネタ
森:「
(彼女の肩を抱きながら)いやーリカちゃん、今日は楽しかったね、
最後カラオケボックス行こうか、うん、僕、知ってるところあるんだ。
ウィーーン
(自動ドアが開く音、店内に入っていく)」
有:「いらっしゃいますぅぇ
(語尾小声)」
<笑>
森:「すいません、2人なんですけど」
有:「えー、いらっしゃいませっ!
(今度は元気に)」
森:「2人です」
有:「えー、2人」
(右手でVサイン、親指も立っている)
森:「3に、3になってますよ」
<笑>
有:「
(自分の指を見て、間違えに気づく。今度は両手人差し指を立て
手をねじるようにクロスさせる)えー、2人」
<笑>
森:「えぇ、2人で」
有:「2人で」
森:「ん、2人で」
有:「2人」
森:「んー、2人で」
有:「はい。ただ今ですねー、ちょっと込み合ってまして」
森:「
(リカちゃんに)込んでるんだって」
有:「カラオケボックスのほうが」
森:「はい」
有:「あー、1人部屋かですねー」
森:「1人部屋って
<笑>・・・1人部屋なんかあるの?」
有:「もしくは50人部屋」
<笑>
森:「極端だなー」
有:「どちらかになるんですけども」
森:「いやー、2人いるから、2人入れるだけで充分」
有:「じゃあ、50人部屋で」
森:「まっ、50人!50人部屋で・・・」
有:「50人部屋の方がですね、ただ今、まぁちょっと、すこしくさい部屋
とですね
<笑>あのー、強面
(こわもて)の人がいる部屋があるんで
すけども」
森:「なに?強面がいるって?強面の人がいるの?もう先に?やだよ、
えっ、誰が?」
有:「八名信夫が」
<笑>
森:「八名信夫がいるの?」
有:「常に、待機」
森:「じゃあ、そこに。八名信夫見たいもん、だって」
有:「はい、じゃあそちらでいいんですね」
森:「はい」
有:「あの、50人部屋の方なので、50人分の料金と、八名信夫の分
プラスして・・・」
森:「八名信夫のも払うの?やだよ、それは」
<笑>
有:「51人分いただくことになりますけど」
森:「えーっ!・・・じゃあ、ちょっとくさい方・・・」
有:「3人部屋も空いてますよ」
森:「じゃあ3人部屋で
<笑>・・先に言えよ」
<笑>
有:「3人部屋で?」
森:「3人部屋でお願いします」
有:「じゃあ、3人部屋の・・ちょっとくさい」
<笑>
森:「それも、ちょっとくさいの?」
<笑>
有:「ちょっとくさいです」
森:「それは、まぁ、しょうがねぇーなー」
有:「だいじょうぶですか?」
森:「それは3人分でいいんでしょ?」
有:「はい。・・・じゃあ、ちょっと
(部屋へ案内する)」
森:「あっ、はい
(着いていく)」
有:「
(部屋の前で止まる)こちらです」
森:「あっ、はい」
有:「
(ドアを)開けますよ」
森:「
(ドキドキしている様子)はい」
<笑>
有:「開けますよ」
森:「ちょっとくさいんでしょ」
有:「開けますよ」
森:「はい」
有:「びっくりしないでください」
森:「はい」
有:「開けますよ
(ドアを開け客を中に入れる)」
森:「はい・・・・・いや、ふつうじゃないですか、中は・・・
(よくにおいを嗅ぐ)・・・あっ、ちょっとくさい」
<笑>
有:「
(笑顔で) ちょっとくさいでしょ〜 」
<笑>
森:「・・・ちょっとだけ・・・
(笑顔)」
有:「どうぞ
(客を座らせる)・・・あの、こちらですね、あのー、
ワンドリンク制になってましてー、アッハハハ」
森:「え、なんですか?」
有:「
(森脇を指さし)びっくりしすぎ」
<笑>
森:「してないですよ」
有:「別に、あのー、
(手を小刻みにノドへ当てながら)
ワ・ン・ド・リ・ン・ク・セ・イ・ジ・ン・ダ!って言ったわけじゃない
ですからー」
<笑>
森:「びっくりしてないから、でも、ねー」
有:「あぁそうですかー」
森:「もう、だいじょうぶですから」
有:「で、いや、お飲物は?」
森:「あっ、じゃあビール2つで」
有:「えーと」
森:「ビール2つで」
有:「ビールとー?」
森:「ビール2つで。『とー』じゃない」
有:「ビールとー」
森:「ビールと・・・」
有:「ビール・ビール
(両手でグッピ!)」
<笑>
森:「そうそう」
有:「ビールとビールを」
森:「はい。いいじゃない、ビール2つだよ」
有:「2つで、はい」
森:「お願いします」
有:「
(舞台右手へ下がっていく)」
森:「
(リカちゃんに)ごめんね、なんか変な店員がいて・・・じゃあ、
なんか歌おうか、歌おうか、歌おうか
(マイクを持って立つ)
じゃあねぇ、んー、オレから歌うね、じゃあねー、えー、
シャ乱Qのズルイ女!
<笑>これ今新しいんだよ!
<笑>
こないだ出たばっか!
<笑> いくね・・・
なーぜ こーない こない こーない こない こーない」
有:「 おさしみ〜
(手にさしみの舟盛りを持ってくる)」
<笑>
森:「いや、頼んでない。おさしみ頼んでない。ビール!」
有:「
(ひざまずき) 舟盛りでございます! 」
森:「舟盛りはないから。カラオケボックスの中に」
有:「えっ」
森:「おさしみは頼んでない。ビール」
有:「あっ、そうだ
(さしみを床に投げる。ちょっと照れ笑い)」
<笑>
森:「捨てなくていいから・・・ビール」
有:「ビールを」
森:「2つ」
<笑>
有:「
(右手に下がっていく)」
森:「
(リカちゃんに)いつもはちゃんとした店員なんだけどさぁ、
今日はさー」
有:「
(ビールを手に入ってくる)すいません。ごめんなさい。ビール
をはいっ」
森:「
(リカちゃんと自分の分のビールを受け取る)」
有:「それでは、お疲れさまでした、カンパーイ!
(ビールを持った
右手を上げる)」
<笑>
森:「
(怒って有吉のカンパイの手をふり落とす)なんで!ちょっと
待って!なんで中年風のカンパイしてんの?」
<笑>
有:「課長風でやったつもりなんですが」
<笑>
森:「一緒だよ!いいよ、もう、邪魔しないで、オレたちデートなんだ
からさー、
(有吉なにかをしてあげようとする?)いらない、いらない、
だまってて・・・」
有:「
(右手に下がる。ニヤニヤしながら)ゴムはむこうに・・・」
森:「
(店員にあきれながらも、リカちゃんに笑顔で話しかける)あー、
でもね・・・」
有:「
(内線電話の鳴る音)トゥルルルル トゥルルルル トロロロロ」
<笑>
森:「
(電話に出る) はい」
有:「すいませーん、お時間の方がですね、えー、45分前になって
おります」
森:「早いよ
<笑>何分おきに言うんだよ。ふつう5分とか10分だろ、
そういうのは。頼む、邪魔しないで、え!
(電話を切る)
・・・ごめんね、じゃあオレ、また歌おうか、じゃあオレさ、作ってきた
からさ、歌、作ってきたからさ。じゃあ、君のために歌います
『外人天国』
<笑>ワン・ツー・スリー・フォー・ガイ・・
(電話の音)」
有:「トゥルルルル」
森:「
(電話に出る) はい」
有:「すいません、あのー『外人天国』のところ申し訳ないんですけど」
森:「なんで知ってるんだよ」
<笑>
有:「あのー、先ほど、あのー、出したビールなんですけど、あのー、
特に問題はないでしょうか?」
森:「はい。ないよ別に」
有:「ビールは泡だっていましたか?」
森:「泡だってたよ、見たでしょ、あんた」
有:「本当ですか?」
森:「はい」
有:「冷たかったですか?」
森:「冷たかったです」
有:「あーそうですか。当店今ですねー、サービスとしまして、あのー、
5割引きになってますんで、よろしかったら、まっ、2時間でも3時間
でも、よろしくお願いします」
森:「はい、はい、わかりました」
有:「それとですね、お時間の方が今過ぎました」
森:「えっ、もう過ぎたの?」
有:「延長料金をいただきます」
森:「おせぇよ!」
(舞台そでから出てこない有吉に)
森:「はずかしがってないで、出ておいで」
<笑>
有:「
(鼻をさわりながら出てくる)」
<笑>
森:「いやー、こういうネタをね、昔はやってたんですね」
有:「これですよ。こんな、あれですね、本当に思うのが、あのー、
若手っていうのは、これぐらいのネタをやっとけばテレビに出れ
たんですよ」
森:「そうです」
有:「以外とね」
森:「ね、出てましたからね、このネタで。3回ぐらい出てましたから」
有:「びっくりするでしょ」
客:「おもしろかった」
森:「おもしろい?」
有:「まあ、新しいネタも入れてますからね」
森:「あっでも、今でも多少、ほら、いろいろ付けてるから見れるけど
そのままやったら、ちょっと、見れないでしょー、だってねー」
有:「昔はねー、いろいろ、なんか変なこのー、感慨深いみたいな
雰囲気はなんなんでしょうねー」
森:「あとねー、あと、当時はね、またー、有吉がねー、変な格好
してたんですよー、あのー、丸坊主にメガネかけてジャージ上下
とかー、そんな世界」
有:「もう、本当よくオウムとまちがえられてましたよ」
<笑>
森:「旬だったから、その頃」
有:「一番サリンのあった頃に、その格好してジャージだったから。
えっとね、ライブ会場に行くまでに、2回、ぜったい職務質問され
てました」
森:「2人でわーって行ったら、警察が来て」
有:「はい。
(ムリヤリ連行されていく動き)で、来て、・・・したら
カバンの中調べるじゃないですか、したら、コントの道具で」
森:「ヘヘヘ」
有:「いっぱいね、ヅラとかね、プロレスのマスクとか、どう見ても
変装の道具とか出てくんのよ」
<笑>
森:「手錠とかね」
有:「ハハハハ・・それでもうかなりね、苦労したりしましたけど」
森:「まぁでも今はもうちょっとマシなのを、今ライブでやってるんで」
有:「また、よかったら、太田プロライブに来てくれればですね」
客:「行きたーい」
有:「うちの大御所たち、ノンキーズとかですね、U−turnもいます
からね、えぇ」
森:「あとね、耳より情報でね、今日の深夜ね『青春サラダ』という
バンドが、えー、ライブに出ます」
客:「えっ?」
森:「これ、『青春サラダ』って知らないでしょ?これねー、デンジャ
ラス安田、ノンキーズ山崎、スープレックス川島、で、わたくし
森脇がバンド組んでやってるんですよ。で、それが今日出ます」
客:「えー、すごーい、ウソー」
森:「まぁ場所は、またあとで、なんだったら言います」
客:「今言ってよ」
森:「あとで、あとで言います」
有:「たぶんねー、名古屋からだと間に合わないんじゃないかなと」
客:「えーっ」
有:「間に合うか。だってお前
(森脇)帰るんだもんねー」
<笑>
森:「場所は東京です。・・・わかんないよ、もしどかーんと売れたら
4人が
(名古屋に)来るかも知れないし」
客:「ワーー」
有:「でも、『青春サラダ』ですよ」
<笑>
森:「はい。・・・ねっ」
有:「どんな曲をやるか気になるでしょ?いや、すごい、やりますよ。
ライバルのゆずとかやっちゃいますからね。ダイタンに。やっちゃい
ますからね。ヴォーカルは誰?」
森:「ヴォーカルは山崎さん」
<笑>
有:「この山崎さんがね、あのー、あれです、山崎さんきれいな声で
有名なんですけど、たとえばなんだろう?なにやったんだ、この前
ハードなやつ」
森:「この前はねー、あのー、一番ハードなのは何かなー?あれ
だねー、えー、『スタンド バイ ミー』」
客:「オーー」
有:「で、ハードなんですけど
<笑>山崎さんはね、ちょっとね、たと
えば『ファンキーモンキーベイベー』とか歌うでしょ、永ちゃんの、
したらね、ロック、ハードロックなのにね、
(きれいなウラ声で歌う)
きみは ファンキー モンキー ベイベー
<笑>
ええ声でね、きれいな声でね」
<笑>
森:「きれいなんだよね」
有:「きれいな声でね。だからちょっと、見たい人はまたみんな行って
もらって」
森:「はい」
有:「よろしくお願いします。・・・というわけで時間の方はよろしいで
しょうか?」
森:「
(ウデ時計を見る) もう来ましたね」
有:「はい。というわけで猿岩石でした」
<拍手>
2人とも上半身だけ衣装替え
有吉:前あき黒シャツ
(袖口と前身縦一直線黄色いライン
胸にforestの刺繍・背中にいろんな文字入り)
下に黒Tシャツ
(首まわりはグレー・白英文字&数字入り)
森脇:前あき青シャツ
(えり黄色・胸にJoeの刺繍・背中にいろんな
文字入り)
下に黒Tシャツ
(赤に白抜き英文字入り)
『My Revolution』
『白い雲のように』 を歌う
チケットの番号で抽選会。当たった人はマル笑メンバー
(猿含む)と
一緒にポラロイドカメラで記念写真
森脇から『青春サラダ』のライブ会場の告知
サイン入りのカラーボールを客席に投げる
幕が閉まって 終了!