◆ 13時の部

トーク

（登場は、今回はフライングなし）

◆ 森脇キレる！？

司会「足利は、本当にノリがいいですねぇ。」
森脇「ホントに、栃木はみんなそうみたいですね。」
（などと話しているが、とにかくかけ声がおさまらない。）
司会「有吉、目、うるうるしてるよ。二日酔か？　（笑）」
（しかい、いつになっても声はやまず、少しづつ話し始めるが良く聞こえない。
とうとう、森脇が怒ってマイクをテーブルの上に置いてだまってしまう。あき
れた、というか、やってらんないよっていう表情。）
司会「ほーら、話聞いてくんないから怒ちゃったじゃないか。」
（となだめるも、１分くらいの沈黙の後、マイクを取る。
一方、「有吉くーん」という声はあちこちからまだ飛ぶ。）
有吉「あの人達、きちがいみたいですから。」
（と、相手にしない。）

◆ 「みどりさん元気？」

司会「猿岩石のファンって、こう見ると子供からお年寄りまで幅広いよね。」
有吉「おばちゃんとかも、平気で話しかけてくるからね。友達みたいに。」
森脇「「お母さん元気？」とかね。」
司会「若い女の子のファンはさ、芸能人に会うと息吸ってるよね。
「ヒーッ！！」って。でも、おばちゃんは息はくよね、「あー！」って。」

◆ たったの……

森脇「FRIDAYにまた出ちゃってさ（と、がっくりした感じ）。」
司会「また何かあったの？」
森脇「いや、あの、総集編みたいなのでさ。もうかんべんして下さいって
いうの、終わったことなのに……。あとさ、どっから見つけてきたんだって
いうような子供の頃とか広島時代の写真が載ってんの。そういうのさ、
やっぱ恥ずかしいじゃん。」
司会「そういう、見せちゃまずいような写真？」
森脇「いや、そういう訳じゃないけど、恥ずかしいじゃないですか。
こーんな（と、リーゼントの髪形を手でやって見せる）頃の写真とか、あと
絶対友達しか持ってないような写真とかが出てて、「あれー！？」って。
ぼく、だって、芸人になろうって思ってから、コロっと変わったもんな？
（と、有吉に同意を求める）」
有吉「あぁ。」
司会「有吉くんは？」
有吉「ぼくもありましたよ、暴露本とかで。で、これ知ってるのはこの友達
だけだろうって思って後でそいつに会ったんですよ。そしたら……。」
司会「それって本当のことじゃなかったん？　嘘とか書いてあったん？」
有吉「いや、全部ホントでしたけど（笑）。でも、世の中言っていいことと
悪いことがあるじゃないですかー！　で、そいつに「何でしゃべったんだ
よー！」って言ったら「金もらったから。」って。いくらもらったかって
聞いたら５０００円だって（笑）。」
司会「でもさ、有名になって友達とかにいろいろ言われる（頼まれる）よな。
何か言われた？」
森脇「えぇ、もう、いろいろ言われましたよ。「サインもらってきて」とか、
「◯◯さんによろしく」とかって。「知り合いかっ？」って言いたくなる。」
有吉「ぼくは……、やっぱり、サインもらってきてとか。あと……、
「和田アキ子さんに会ったでしょ？」って、で「うん。」って言ったら
「息の根止めてきてよ。」とか言われた（笑）。」
森脇、司会「息の根止めてどーすんだよ！？」

◆ あこがれの「ひとつ屋根の下」

司会「ひとり暮らしとか、どう？」
森脇「そうですね、ひとり暮らしを楽しんでますよ。」
有吉「ぼくも、今はひとり暮らしなんですけどね、あ、これは初めて
話すんですけど。ぼくは、あの、「ひとつ屋根の下」ってあるじゃないです
か。あれにあこがれてまして。」
森脇「あぁ。」
有吉「ぼくって寂しがり屋じゃないですか。で、前はこいつと二人で暮らし
てて、で、旅から帰ってきてしばらくはひとりだったんですけど、何人かで
その、一軒家を借りようってことにしたんですよ。で、友達ふたりと、
ぼくと、弟と４人で暮らしてたんですよ。もちろん４人でひとり一部屋づつ
ってことで、プライバシーも守れるじゃないですか。そしたらまず、弟の
相方だっていうのがやってきて……。で、ある日、ある芸人がですね……。」
森脇、司会「誰！？」
客「山崎さーん！」
有吉「その……、山崎さんがですね、いきなりやってきたんですよ。何か、
アパート追い出されたって言って……。」
（しばらくして、歌用に衣装を着替えた山崎登場。）
３人「えぇっ！？」
山崎「いやー、もう……、実は、本当なんです。実は、アパートの家賃を
滞納しちゃってですね、こう、有吉のうちに転がり込んだんです（笑）」
（と、事情を説明して退場。エンディングで、前は有吉が困っていた時に
世話してやったけど逆の立場になったので、「有吉兄さんです！」とか
言っていた。）
有吉「で、山崎さん、しょうがないから台所に住んだんですよ、そこに
寝てて。で、台所を通らないとみんなトイレに行けないんですよ。だから
みんな、山崎さんの許可をもらってトイレに行くっていう、すごいやり
づらくなっちゃったんですね。で……、うまくいかなくなって（ここのとこ
ろあやふや）、結局みんな別々に暮らすようになったんです。」
司会「山崎さんが「あんちゃん」みたいになってたんだね。」
森脇「で、結局山崎さんは、今どうしてんの？」
有吉「さぁ？」

◆ 相変わらず汚い

森脇「でもさ、おまえんちって本当に汚いよな。掃除しろよ、いいかげんに。」
有吉「俺は掃除はしない。」
森脇「なんで？」
司会「だってさ、例えば（と言って「君青」のCDを持つ）これをこっちに
出したら、またこっちに戻せばいい、それだけじゃん。「どん兵衛」とかを
食べたら、流しに持って行って三角コーナーに捨てれば、それでいいじゃん。」
有吉「だって、例えばその「どん兵衛」食べたとしますよね。そしたらつゆ
とかが残るじゃないですか。全部飲むと体に悪かったり……（少しつまる）、
おなかがいっぱいで食べられない時があるじゃないですか。そういう時……。」
司会「三角コーナーに持っていって捨てればいいじゃん。」
有吉「だって、持っていくのがめんどくさいじゃないですか！　三角コーナー
に持って行ったら三角コーナーが汚れるし。」
司会「三角コーナーのゴミ袋をゴミに入れて出せばいいじゃん、持って行って
くれるんだし。」
有吉「その、ゴミ出すのがめんどうじゃないですか！」
森脇「あー、もう、おまえんちって本当に汚いよ。台所に×××××××
（カタカナ名、忘れました）が生えてるもん。」
司会「何それ？」
猿岩石「日本名で、「カビ」。」
森脇「でさ、島みたいになってる。」
（汚れた水たまりの中に、カビのかたまりが小島のようになっているのを
想像した。）

◆ 河童

森脇「でさ、話はコロっと、コロっと変わるんだけど、おまえ、その河童を
見たんだよな。こいつ、河童を見たことがあるんですよ。」
司会「へー。そういうのは空想上の動物で本当はいるわけないんだよ、なぁ。
どんなの？」
有吉「大きさは……、このくらい。４、５才くらい。」
（ちょうど、有吉が座って腕を水平に延ばしたその高さなので、１mくらい
か？）
司会「って、河童の年齢がわかるんかい？」
有吉「じゃなくって、４、５才の子供くらいで……。」
司会「そう。」
有吉「顔は……、このくらい（手をにぎってグーにした大きさ？）で、
小泉今日子みたいにちっちゃいの。」
司会「色は？」
有吉「色はねー、青。」
司会「青っていっても、こういう青もあるし（と、自分の水色のズボンを
差す）、緑を青って言うこともあるし……。」
有吉「そういう青（と、ズボンを差す）。」
司会「えー！？」
森脇「で、皿はあったん？」
有吉「あった。ピンク色。」
司会「えぇー！？」
有吉「でさ、おやじも一緒に見たんだから。うちのおやじに聞けばわかるよ。
その頃うちのおやじ、仕事がなくって人んちの池にエビがいるんだけど、
それを取って、で、魚屋とかに売って食べてて、ぼくも手伝ってた頃があった
んだよ。」
司会「本当かい？」
有吉「本当だよな。（と、森脇に同意を求める）」
森脇「うん。……、甲羅とかは？」
有吉「うーん、……」
司会「何か考えてる。」
有吉「でも、みんな言ってもわかんないかもしんない。亀みたいなやつ。」
森脇、司会「みんな知ってるよ。」
森脇「それって普通じゃん。じゃ何？　４、５才の、小泉今日子みたいな、
ピンクの皿で、そういう河童がいたん？」
有吉「いたよ。うちのおやじも見たから、うちのおやじにも聞いてくれよー！」

◆ 最後に忘れず宣伝

司会「ここにいろいろあるんですけど、CD出ました。」
有吉「君の青空。」
司会「あと、ファンクラブもできましてですね。よろしくお願いします。
猿岩石のふたりが先頭きっていろいろ企画してるんでね。」
有吉「いろいろやろうと思ってます。
司会「よろしかったら是非。」
森脇「やけに、簡単に説明するよな。」

◆ コント

質問者「西武球場でやった時のコントをやって見せて下さい。」
有吉「あのー、コントはやらないことにしてるんです。」
森脇「だってさ、あの、前のみんな（先輩方）がやっていたようなコントは、
ぱっとやってぱっとできているように見えるかもしんないけど、相当かなり、
練習してるんですよ。」
有吉「なんで、ぼく達はやらないことにしてるんです。」
司会「それって、やってはいけないって言われているの？」
森脇「いや、そうじゃなくって、ぼく達の中で「今はやらない」ってことに
してるんですよ。考えてはいるよな？（と有吉に向かって）」
有吉「それは、じゃ、群馬でやるってことで。」
森脇「？」
（会場、群馬って、「いつ群馬のどこで？」という感じにざわめく。）

◆ 「芸能人になりたいと思ったきっかけは？」

森脇「ぼくはもう、こいつに誘われたから、そんだけ。その前に働いて稼いで
たから、その頃はこのままいくと思ってた。」
有吉「ぼくは、小さい時からなりたいと思ってましたから。」

◆ 一発芸

質問者「「生ガキ」はやらないんですか？」
有吉「あー、あの、オールナイトで言ってたやつね。」
森脇「あれはやらないっていうか、選ばれなかったのでやりません。」
（じゃ、「フンガッ！」は？　というつっこみはなかった）

◆ 「ファミリーマートに買い物に行ってますか？」

有吉「……、あ、行ってるよ。」


歌のコーナーでは、「君の青空」と「白い雲のように」。バーサスの紹介
もする。また、エンディングでの有吉くんからみなさんへのメッセージは、
「穴が違うと大変なことになります……。」
であった。

村田 崇 takashi@air.ne.jp