1997年5月10日(土) 24:55〜25:55 RCC中国放送
MC:横山雄二
◆ 東京ぐるぐるロケ
東京タワーを背に、港区芝公園のそばの通りを歩く3人。
有 吉:「はい」
横 山:「これは、東京タワーって行ったことある?」
猿岩石:「ないんですよ」
有 吉:「初めてこんな近く来ましたね」
横 山:「俺も行ったことない」
有 吉:「ないすか?」
森 脇:「そうすか」
横 山:「うん」
「もう東京きてどのくらい?」
有 吉:「もう3年」
森 脇:「3年ぐらいか」
有 吉:「…ですね」
横 山:「3年?」
有 吉:「うん。で海外半年ですから2年半」
横 山:(笑)
有 吉:「2年半ですよ」
横 山:(笑)「かっこいいね?」
有 吉:「はい」
横 山:「東京で行きたいとことかある?」
森 脇:「東京行きたいところは…え〜っと…、浅草」
横 山:「浅草?」
森 脇:「うん」
横 山:「え、何見んの?」
森 脇:「何かあの辺の、下町っぽいところ」
横 山:「うん」
森 脇:「歩いて」
横 山:「ロックザストリップとか?」
森 脇:(吐き捨てるようにハンと笑う)「そういう意味じゃなくて」
横 山:(笑)
有 吉:「下町いいすね」
森 脇:「そう。下町をこう、細かく見て」
横 山:「うん」
有 吉:「僕よく行くんすけどね。浅草とか」
横 山:「あホント?」
有 吉:「ええ」
森脇・横山:「へぇ〜」
横 山:「で、寄席とか入ったりするの?」
有 吉:「寄席は、さすがに入んないすけど」
森 脇:(笑)
有 吉:「ぶらぶら、浅草寺に行ってみたり」
横 山:「あホント?」
有 吉:「ええ」
横 山:「ふ〜ん」
森 脇:「鳩がいっぱいいるところ」
有 吉:「はい」
森 脇:「お〜ん」
横 山:「あホント?」
有 吉:「はい」
横 山:「じゃあ、あれだね。この番組使って」
有 吉:「はい」
横 山:「東京とかぐるぐる回るはとバスツアーとかやらなきゃな」
猿岩石:「あ、いいっすね〜!」
横 山:「なあ?」
有 吉:「はい」
森 脇:「それやって欲しい」
横 山:「今度やろう。ねえ?」
森 脇:「あまりにも無知だから」
有 吉:「うん」
森 脇:「東京について」
横 山:(立ち止まって)「今日の放送は無理だけど」
有 吉:「はい」
横 山:「だけど」
有 吉:「はい」
横 山:「次」
有 吉:「はい」
横 山:「次ん時はじゃ東京ぐるぐるロケ」
有 吉:「はい」
森 脇:「行きましょう!」
有 吉:「次回の『kenmin』では」
横 山:(笑)「『KEN-JIN』」
有 吉:(笑)
森 脇:「間違ってる。間違ってる」
横 山:「このバカ二人組がゲスト、『KEN-JIN』スタート!」
有 吉:「よろしく」
森 脇:「お願いしま〜す」
◆ マネージャー対策
場所は前回と同じ東京都港区六本木『le sejour』。
横山が『広島市民から/猿岩石に質問箱』と書かれた箱を持っている。
横 山:「猿岩石に質問と、いうので、質問をもらってきました。」
有 吉:「はい」
森 脇:「はい」
横 山:「何が入ってるかわかりません」
有 吉:「はい」
森 脇:「はい」
横 山:「で二人に引いてもらって」
森 脇:「はい」
横 山:「でそれで」
有 吉:「はい」
横 山:「で一応、答えにくいな〜と思うのは、黙秘権。そこにある」
白抜きで“黙秘”と書かれた丸い板がついたプラカードがある。
有 吉:(“黙秘権”をちょっと持ち上げて)「これですね」
森 脇:(“黙秘権”をカメラに見せて)「これ」
横 山:「これ使っていいです」
猿岩石:「はい」
テーブルの上には、2つの小さな置物が置いてある。
横 山:「ただ、この目の前にある、“ミニ拳闘士”(よくあるプラスチッ
クのボクシングゲーム。負けると後ろに倒れるやつ)と」
有 吉:「はい」
横 山:「あとこの、“チビケン・ガオガオ”。(笑)これに」
森 脇:「それ、ホントの正式名称ですか?」
横 山:(笑。“チビケン・ガオガオ”を裏返して猿岩石に見せる)「ホン
トに、ほら、“チビケン・ガオガオ”って」
森 脇:「ホントだ、ホントだ」
横 山:「書いてある」
「で、これ君ら負けたら」
有 吉:「はい」
横 山:「黙秘権剥奪」
有 吉:「あわかりました」
森 脇:「わかりました」
横 山:「もう全部喋んなきゃいけない」
森 脇:「はいはいわかりました」
横 山:「ね?」
「もうマネージャーの目光ってますけど」
森 脇:(笑)
有 吉:「うん、(※聞き取れず)っすよ」
横 山:「もう回り出したらこっちのもんすから」
森 脇:「ええよええよ」
◆ モノクロの条件
森 脇:「一人が引いたら二人とも答えるパターン?」
横 山:「ええとね、一人でもいいよ」
森 脇:「うん」
横 山:「で、ちゃちゃ入れてもらってもいいし」
有 吉:「ええ」
森 脇:「はいはいはい」
横 山:「『俺もそれについて語りたい』と」
有 吉:「はい」
横 山:「いうのがあったら語ってもらっても構わない」
有 吉:「はいはい」
森 脇:「わかりました」
横 山:「熱くなってもいい。泣いたりしても」
「『俺はさ〜』とかって」
森 脇:(笑)
横 山:「泣いても全然オッケー」
有 吉:「はい」
森 脇:「う〜ん」
横 山:「そしたら白黒で押さえるから」
一 同:(笑)
森 脇:「泣いたとこは」
横 山:「泣いたとこだけ」
有 吉:(笑)
横 山:「笑ってるとことってもしょうがないしな」
有 吉:「はい」
森 脇:「(※聞き取れず)」
◆ その1 旅の間の男の本能は?
横 山:「じゃ、有吉からひく?」
有 吉:「はい」
(箱の中に手を入れてごそごそしながら)「全部黙秘になるような
質問じゃないですよね?普通のですよね?」
横 山:「多分大丈夫だと思うよ」
有 吉:「はい」
横 山:「バランス間隔のある質問だと思うよ」
有 吉:「あ、はい」
(と言って細長い紙を取り出す)「じゃ、これ」
横 山:「はい、これね」
「ペンネーム サルマンボウ君から」
有 吉:「はい」
横 山:「『旅の最中に男の本能はどうやって処理していたんですか?』
(笑)」
有 吉:「あ〜」
横 山:「『まさか現地の人ではないでしょうね』」
有 吉:(笑)「ホント僕ら性欲、よく言うんですけどなかったんですよね
あんまり」
横 山:「うんうん」
有 吉:「基本的に」
森 脇:「うん」
有 吉:「1週間に1回、…ちょっと抜けばいいかなってぐらい」
横 山:(笑)「あるじゃん十分」
有 吉:「あるんですよ。だって日本にいればだって」
横 山:「もっとする?」
有 吉:「ヘタすれば、毎日」
横 山:(笑)
有 吉:「ぐらいの、ねぇ。じゃないすか」
横 山:「うん」
有 吉:「でも、1週間に1回。ホント、疲れてれば1ヶ月1回とかね?」
森 脇:「うん」
横 山:「ほんほん」
有 吉:「そんなもんでしたから、もちろん性欲は自分で」
横 山:「処理して?」
有 吉:「処理…ですけど」
横 山:「野宿でやってたの?」
有 吉:「そうですよ?」
横 山:「屋外?」
有 吉:「ん?屋外ですねぇ」
横 山:(笑)「屋外」
有 吉:「ええ」
横 山:「屋外でするのってどんな感じ?」
有 吉:(頭の後ろに右手をやって)「そう…っすね、開放感…ありますけ
ど、だから、ねぇ、いろいろ、木とかをねぇ」
横 山:(笑)「うん」
有 吉:「顔、顔に見立ててちょっと…やってみたりねぇ」
森 脇:(笑)
有 吉:(笑)
横 山:「大体10回か、そのぐらい?」(この時だけ画面は猿岩石念願のセ
ピア調)
有 吉:「そうですね、僕は10回ぐらいかな、と思いますねぇ」
森 脇:「お前10回もやったの?」
有 吉:「うん」
横 山:「横で例えば森脇は」
森 脇:「うん」
横 山:「『おっ有吉、やってんな?』って見たりした?」
森 脇:「いや、いや、極力見ないように…」
横 山:(笑)
森 脇:「…は、しよったけど」
「いやいやでもあれ、違うよね」
有 吉:「そうそう」
森 脇:「ほとんど使命感」
有 吉:「そう」
森 脇:「があってやんだよねあれね」(一瞬手つきを見せる)
有 吉:「だからね、出さないと、おかしくなってしまう」
横 山:(笑)
有 吉:「日本に帰ったとき、大変なことになるんじゃないかと思って、
とりあえず出しとこうっていう…」
横 山:「(笑)とりあえず?」
有 吉:「ええ」
横 山:「有吉10回、森脇10回ぐらい?」(森脇アップの状態でセピア調)
森 脇:「ん〜俺6回ぐらいですよ」
横 山:(笑)「6回?ちゃんと数えてる?」
有 吉:「数えてます」
横 山:「ほら日記つけてたじゃない」
有 吉:「うん」
横 山:「あれに例えば、オナニーした日に」
有 吉:「星ですか」(☆を指で描きながら)
横 山:「星!」(笑)
森 脇:(笑)「キラーン!」(☆を指で描きながら)
◆ その2 森脇は普段どんなギャンブルを?
今度は森脇が引く。
横 山:「ペンネーム、ギャンブルおじさんから」
有 吉:「はい」
森 脇:「ん」
横 山:「『わしゃぁ森脇が、ギャンブルが大好きじゃ〜言うてファンに
なったんじゃが、最近どんなギャンブルしよるんで?えらい
痛い目に合うた事はないんかね。最近はつぎ込む金もすごい
んじゃろうの。まあ、今度ワシと勝負しようや』」
森 脇:「おん〜」
横 山:「ギャンブル好きなの?」
森 脇:「ギャンブル好きですよ」
横 山:「え何やんの?」
森 脇:「今だから、時間がないから…できんけどあれ…、やっぱ、ス
ロット」
横 山:「おん」
森 脇:「麻雀」
横 山:「おん。あ麻雀もすんだ?」
森 脇:(うなずく)「麻雀。スロット麻雀が主」
横 山:「へぇ〜」
有 吉:「一時ホント、ねぇこっち来て生活できてない頃ちゃんと」
横 山:「ほん」
有 吉:「こいつパチンコで稼いでましたからね生活費とか」
横 山:「あホント?」
猿岩石:(うなずく)
横 山:「強い?」
森 脇:(キッパリ)「強い!」
横 山:「麻雀も強い?」
森 脇:「麻雀は弱い!」
横 山:「あもうでも行ったらパニックになるよね」
森 脇:(セピア調)「やでもね、スロットとかやってると『俺を見てく
れ』っていう感じになりますよね」
「7そろっ…あリーチかかったとき」
横 山:「あっ、あれはね」
森 脇:(ボタンを押す仕草)「こうパッパッと2つリーチで、『あ、来る
な』と思ったらちょっとこう…」(伸び上がって、辺りを見渡す)
横 山:(笑)
森 脇:「視線集めてぇ、タバコに火ぃつけてからこう3つ目押しますよ
ね」
横 山:「うんうんうん」
森 脇:(うなずく)
横 山:「『来てっぞ』」
森 脇:「そう」
横 山:「『行くぞ』」
森 脇:「『行くぞ』」
有 吉:(セピア調)「俺逆なんですよ。たまにパチンコとかするじゃない
ですか」
横 山:「うんうんうん」
有 吉:「俺、1回に1000円しかつぎ込まないんですけど」
横 山:(セピア調)(笑)「せこ!せっこ〜」
森 脇:「ちょっとね、言葉間違ってる。『つぎ込む』って」
有 吉:「つぎ込むっていうか、それしか使わないんですけど、それでも
来ることあるじゃないですか」
横 山:「うんうん」
有 吉:「そうすると球、増えていきますよね」(箱が重なっていく様子を
模して)
横 山:「うん」
有 吉:「連チャンすると。そうするともう恥ずかしいんですよ」
森 脇:(笑)
横 山:「なんでなんで?」
有 吉:「なんかこう、積み上がるのがなんか」
森 脇:「あ〜わかるわかるわかる」
横 山:「誇らしいじゃん」
有 吉:「(※聞き取れず)」
横 山:「こういうやつだろ?」(※写ってないので動作わからず)
森 脇:「うん」
有 吉:「だからもうね、2箱ぐらいになるとね、金に換えるんですよ」
横 山:「あそう」
有 吉:「うん」
横 山:(セピア調)「じゃもう、性格ひょっとして、正反対?」
森 脇:「正反対」
横 山:「ホント?」
森 脇:「一緒のとこって何?」(頬杖ついて有吉の方を見る)
有 吉:「あ、ま、ないんじゃないすか本当に」
森 脇:「ないよほんと」
横 山:「あホント?」
森 脇:「仕事、一緒ぐらい」
横 山:「じゃなんで仲間なのじゃ?」
「友達だったんだよね?」
森 脇:「…あっ、プロレス好きっていう…」
横 山:(笑)「それだけ?」
有 吉:「それぐらいっすかねぇ」
横 山:「プロレスでつながれてんだ?」
有 吉:「うん」
森 脇:「うん」
有 吉:「(※聞き取れず)すかねホント」
横 山:「どっちが勝ち気でどっちが弱気なの?(森脇が)勝ち気・(有吉
が)弱気なのどっちかっていうと」
森 脇:「(有吉が)勝ち…気(森脇が)弱気…かなぁ…」
「(有吉)勝ち気(森脇)弱気」
横 山:「えこっち(森脇)が弱気?」
森 脇:「弱気」
横 山:「うっそぉ」
森 脇:「ていうか、あの〜、“オトナ”」
横 山:(セピア調)
◆ 二人をつなぐもの
横 山:(セピア調)「けどいつからそんな仲いいの?」
有 吉:「僕らねぇ…、ほんっ、小学校1年生から同級生は同級生なんすけ
ど、でもね、ほんとねぇ、遊ぶようになったのは中学くらいか
らですね。やっぱクラブが野球部で一緒で」
森 脇:(うなずく)「うん」
横 山:「うんうん」
有 吉:「で二人とも補欠で、ライトで」
森 脇:(笑)
有 吉:「でヘッタクソなんですよとにかく。それで練習さぼるのもいっ
しょにさぼったりして、『どうやってさぼろうか』とか」
森 脇:「そうそう」
有 吉:「二人で相談したり、してるうちに仲良くなった感じですかねで
もね」
森 脇:「だからね、友情は薄いっすよ」
横 山:(セピア調)(笑)「ホント?」
森 脇:(セピア調)「うん」
「そんないっしょにさぼったりする仲ですからねぇ」
横 山:「うんうん」
有 吉:(笑)
森 脇:「友情薄いですよ」
横 山:(セピア調)(笑)「悲しいねでもね」
「でも、でもさあ、旅行ったときに、なんか、厚い友情ならな
かった?」
森 脇:「や、だからあれは結局」
有 吉:「それも一緒ですよ。さぼるのを」
森 脇:(笑)
有 吉:「あの〜ね、一緒にやってるように」
森 脇:「そうそうそうそうそう」
有 吉:「なんとか生き延びるために、ちょっと相手をちょっとでも利用
しようと…」
森 脇:「そうそうそうそうそう」
◆ その3 財布にはいくら入ってる?
横 山:「(※聞き取れず。質問者のペンネーム?)」
有 吉:「はい」
横 山:「『わしゃぁ猿岩石にあこがれて、まだ素人なんじゃけども広島
でお笑いを始めたんじゃ』」
森 脇:「おお」
横 山:「『やっぱし猿岩石さん、今ぶち儲かってるんじゃろ。今財布の
中なんぼ入っとる?』」(笑)
「財布持ってる?今」
有 吉:「あの『お笑い始めたんじゃ』っていうの全然関係ないですよ
ね」
横 山:「これは前フリだよね」
有 吉:(笑)「ええ。全然ね」
横 山:「多分ね、こういう落としを二人も覚えた方がいいと思うよ」
有 吉:(笑)「なるほどね」
横 山:(セピア調開始)「財布」
有 吉:「財布?」
横 山:「うん」
有 吉:「財布、あれですけど、僕ほんまちょっとしか入ってないですけ
ど」
横 山:「うそ?ちょ見たい見たい。今ないの?」(セピア解除)
有 吉:「ありますよ」(立ち上がって、ちょっと横へ)
横 山:「ちょ取り行こう」(立ち上がる)
有 吉:「ほんま、びっくりしますよ」
横 山:「ウソ?添加の猿岩石がって感じ?」
有 吉:(財布を受け取って戻ってきて)「なんだかんだ言っても、結構、
儲けてますからね。あんまり」(2つ折りの財布を開き、札入れ
の部分を見る)
横 山:(すかさずそれを取るようにして)「ちょちょちょちょちょちょ
ちょちょちょ」
有 吉:「引かないで下さいよ、ホント」
横 山:「うん。ちょちょちょちょ」(財布をとる)
(カメラに)「見えますか?」(笑)
(札4枚を取り出して)「お前高校生か?」
有 吉:(爆笑)
森 脇:「高校生でももっと持ってるよ」
横 山:(爆笑)「8千円…」
「8千円だって。これ、中、見ていい?」
有 吉:「え?」
横 山:「まずい物がある?」
有 吉:(笑。横山の持ってる財布を引っぱるようにして中をのぞき込む)
横 山:「まずいものある?」
有 吉:「大丈夫だと思うんですけど」
横 山:(紙のカードの束を取り出す)
森 脇:「何それ?」
横 山:「汚ね〜な〜」
「釧路東栄(?表記不明)ホテルの朝食券」
有 吉:(笑)
森 脇:「北海道やん!それ!」
横 山:「もう捨てりーやこれ!」
「天下の猿岩石なんだから、テレホンカード」
(テレカをカメラに見せて)「女性セブンの使うのやめてもう」
森 脇:(笑)
有 吉:(笑)「こういうのも使ってますよ」(テレカを見せる)
「ミヤコ蝶々」
横 山:(笑)「テレホンカード」
有 吉:「はい」
横 山:(セピア調)「現金持ち歩かない?」
有 吉:「うん。そうですねこれだけあればだって、十分でしょうだって1
日」
横 山:(セピア調開始)「でも使わないもんね」
有 吉:「使わないっすね」
森 脇:(笑)「現金持ち歩かないってのはかっこいいっすけど」
横 山:「おん」
森 脇:「別にカードとか持ってるワケじゃないですよ」(セピア調解除)
有 吉:(爆笑)
横 山:「そうだよ。カード1枚もないよだって」
(セピア調)「森脇も見たいな」
森 脇:「僕、今日持ってきてないんですよ財布」
横 山:(笑)「ホント持ってないの?」
森 脇:「ホント持ってないですよ」(ズボンの後ろポケットに手をやる)
横 山:「え?じゃ使うときどうすんの?のど渇いたな〜とかって思った
ら」
有 吉:(自分を指さしている)
森 脇:(うつむき加減に考え、有吉に気づかない)「ん〜」
有 吉:「僕です」
横 山:(有吉を指して笑う)
「え〜、有吉君の財布の中、8千円」(笑)
有 吉:(笑)
森 脇:(有吉に何事か話しかける。聞き取れず)
横 山:「きっと広島のみんなね、自信を持ったと思うね」
有 吉:(笑)
横 山:「(※聞き取れず)ね。うん」
◆ その4 女関係でオイシイ思いは?
横 山:「え〜(笑)っとね、ペンネームメスザル」
有 吉:「はい」
横 山:「『お二人もやっぱり女好きだと思うんですが、売れてから女関
係でオイシイ思いをしましたか?具体的に教えて下さい』」
森 脇:(ここからずっと、左肩の上に右手を乗せている)
有 吉:「だから僕は、ホント日本帰ってきて彼女全然いないんで、まあ
童貞…って言ってもいいですけどね」
横 山:「今は?」
有 吉:「はい」
横 山:「今彼女いないんだじゃあ?」
有 吉:「うん」
横 山:「へぇ」
(セピア調)「彼女なんか写真(※A子さんの方)出てたね?」
森 脇:「出てたん…あれ出てたけど、別れちゃいましたよあれ」
横 山:「あっ、あれはホントに彼女だったんだ?」
森 脇:「あれはホントに彼女でした」
横 山:「『おっ、俺の彼女だ』って思った?」
森 脇:「ええ」
横 山:「『イカすぜい!』って思ったりした?」
森 脇:「うん。『あれっ?俺の服着てる』とか思って」
一 同:(笑)
横 山:(セピア調開始)「へぇ。あの娘どれぐらいつきあってたの?」
森 脇:(今度は頬杖)「短いすね」
横 山:「2時間とか」(笑)
有 吉:「ホテトル嬢…」(笑)(セピア調解除)
森 脇:「何とかコースじゃないんだから」
「いやいや。3ヶ月…弱」
横 山:「へぇ」
森 脇:「ぐらいですかねぇ」
(セピア調)「早かったですねぇ」
横 山:「あれどんな気持ち?」
森 脇:「いや、嬉しいですわ」
横 山:「やっぱ嬉しいでしょ?」
森 脇:(うなずく)
横 山:「そうだよね?」
森 脇:「そう。やっぱ」
横 山:「俺もそう思ってた」
森 脇:「『フライデー』。ねぇ」
横 山:「うん」
森 脇:「『うぉぁ〜、出てるわ』」
横 山:「あれって事前に連絡来んの?あの、『出しました』…?」
森 脇:「いや、あのね、来るんですわ。家に。コンコンって」
横 山:「おん」
森 脇:「まぁ、アパートだから、コンコンって来れるじゃないですか。
普通ねぇ、芸能人だったらオートロックとかだけど、うちは、
アパートだからコンコンって来るんですよ。で今から仕事いか
なきゃいけないし、シカトしててもしょうがないやと思って」
横 山:「うんうんうん」
森 脇:「『は〜い』って出たら、(名刺を渡す仕草)『こういう者のです
けど』ってちゃんと名刺をくれるんですよ」
横 山:「うん」
森 脇:「パッと見たら、『フライデー』って書いてある」
横 山:「おん」
森 脇:「『あらぁ〜』って」
「(※聞き取れず)がね、またね、良かったんですよ」
横 山:(笑)
森 脇:「なんかね、『なんでお前こんな角度から撮られんの?』ってぐ
らい真っ正面からバッチリ撮られてるんですわ」
横 山:(笑)
森 脇:「もうプロレスラーが登場するときのように」(笑)
横 山:(笑)「『もっと警戒しろよって』?」
森 脇:(笑)「もう」
横 山:(セピア調)「じゃ今二人をもいないんだ?」
森 脇:「うん、いない」
有 吉:「いないっすよ」
横 山:「いないんだ?」
有 吉:「はい」
森 脇:「うん」
横 山:「へぇ〜。おかしなもんだね」
森 脇:「これ広島の番組だから言うんですけど」
横 山:「おんおん」
◆ 非常に似た方募集
猿岩石、二人して半笑いになってカメラ目線。
有 吉:(笑)「募集…」
横 山:(笑)
森 脇:(笑顔ともしかめ面ともつかない顔で)「頼むわ」
有 吉:「これホントマジになるんですけど」
横 山:「うん」
有 吉:「え〜っとホントねぇあの〜僕ら彼女二人ともいませんので」
森 脇:「うん」
有 吉:「え〜っと〜」
字 幕:(画面はモノクロに)(「猿岩石の恋人募集」のあて先)
有 吉:(指折り数えながら)「洗濯、炊事…すべての家事ですね」
横 山:(笑)
有 吉:「…を完璧にやってくれる女性で」
森 脇:「お手伝いさん?」
有 吉:「え〜、内田有紀さん、鈴木蘭々さん、に、え〜非常に似た(※聞
き取れず)」
森脇・横山:(笑)
森 脇:「何だよ『非常に似た』って」
有 吉:(笑)「え〜募集しておりますので、よろしくお願いします」
◆ 非常にそっくり、でなくても
横 山:(笑)「森脇は?」
森 脇:「う〜ん、だからね〜、やファンの人でもいいから」
横 山:「うん」
森 脇:「もうホントだから、偶然を装ってでもいいから」
横 山:「うんうん」
森 脇:(指折り数えながら)「うん。まあ飯島直子さん」
有吉・横山:(笑)
字 幕:(画面はモノクロに)(「猿岩石の恋人募集」のあて先)
有 吉:(笑)「それから?」
森 脇:「鶴田真由さん」
有 吉:(笑)
森 脇:「ねえ、その辺。(笑)ま非常にそっくりな」
一 同:(笑)
森 脇:「…娘を、募集してます」
横 山:「別に本人である…ってもいいわけよね?」
有 吉:「そりゃ本人が一番ですよ!」
森 脇:「そりゃあそう」
有 吉:「はい」
◆ 有吉家掲示板
横 山:(森脇を指して)「うまかったね〜歌ね〜そういえばね〜」
森 脇:「そうすかねぇ?」
横 山:「うん」
森 脇:「いや意外性、でしょ」
横 山:「あ〜それはあるよね」
森 脇:「うん。意外性が助けて、ですよ。きっと」
横 山:「うん、でも、そういや、有吉家に昔、遊びに行った時さ」
有 吉:「はい」
横 山:「ね、デモテープ、カセットが送ってきてたんだよ」
有 吉:「はい」
横 山:「で送られてきたばっかりらしくてさ」
有 吉:「ええ」
横 山:「玄関とこに『白い雲のように』のポスター張ってあってさ」
有 吉:「ええ、ええ」
横 山:「(有吉の母、きみさんのセリフ)『ちとこれ、聞いてくれ
るぅ?』とかって。聞かしてもらったんだよ。『もううちのが
ダメなのよ!』とかって。『森脇くんはうまいよね〜』」
猿岩石:(笑)
横 山:「有吉母ちゃん」
有 吉:(両手を頭の後ろで組んで伸びをして)「まぁね〜」(笑)
横 山:「でね」
有 吉:「はい」
横 山:「次行った時ね」
有 吉:「はい」
横 山:「今度ね、ポスターが『ツキ』に変わってた」
有 吉:「そうそうそうそう」
森 脇:(笑)
横 山:「あそこ掲示板なのかな?」
森 脇:(笑)
場面は変わって熊野の有吉家。和室に立っているのは弟、有吉隆浩くん。
隆 浩:「これが、我が家の掲示板です」
ふすまの辺りに、『白い雲のように』『ツキ』両ポスターがそれぞれア
ルミの枠に入って下げられている。
◆ 命令
有 吉:「弟は僕のこと大っ嫌いだと思いますよ」
横 山:「や、好きみたいよ」
有 吉:「そうすか?」
横 山:「すっごい好きみたい」
有 吉:(下から指を動かしてくすぐる仕草)「『足の裏をくすぐれ』って、
ずっと命令してたんですよ」
横 山:「うん」
有 吉:「僕足の裏くすぐられるのが好きなんですよ」
横 山:「うん」
有 吉:「それをえ〜っとね、弟がね」
森 脇:(当時を再現するように)「『やれっ!』」
有 吉:「高3の時もやらしてましたしね」
横 山:「うん」
有 吉:「この前広島帰ったときも、『足の裏くすぐれ』って命令して」
横 山:(笑)「『くすぐれ』って?」
有 吉:「1時間ぐらいず〜っとこう(下から指を動かしてくすぐる仕草)」
再び有吉家。隅にストーブが2台、扇風機が1台置いてある部屋で隆浩く
んが正座している。
隆 浩:「んで、こう…」(左を向きながら、右手の手首から先全体を動か
してくすぐる仕草。兄弘行のしていた仕草より大きいフォーム)
「これが3年続きました」
◆ どや顔森脇
森 脇:「僕とすごい気が合うんですよ」
横 山:「うんうん」
森 脇:「趣味とかも」
横 山:「おん。あでも言ってたよ」
森 脇:「うん」
横 山:「『自分の兄ちゃんよりは、森脇さんの方が好きです』」
有 吉:(笑)
森 脇:「ホントぉ」
「まあそうでしょうねぇ」
横 山:(笑)
◆ 決戦
有 吉:「あのうちの弟と僕と、3人でプロレス世界一を決めようっていう
ことで」
横 山:「(笑)3人だけ?」
有 吉:「ええ」
森 脇:「まあ、“タマガワ(※表記不明)決戦”って言うんですけどね」
有 吉:「タマガワの、河川敷で、やったんですよ。その時、こいつが、
最下位ですからね。弟に負けてますからね」
横 山:「ねぇその大会は」
有 吉:「ええ」
横 山:「タマガワでやったっていうことは、タマガワで開催されたって
事だね?」
有 吉:「はい」
横 山:「そは、デビューしてからなんだよね?」
有 吉:(笑)「してからですね。はい」
◆ その5 隆浩くんをどう思う?
横 山:(セピア調開始)「『この番組に、弟の隆浩くんが』」
有 吉:「うん」
横 山:「『こないだ出てましたけど』」
有 吉:「ええ」
横 山:「『どう思われますか』だって」(セピア調解除)
有 吉:「まあ、何をしてるんだ」
横 山:(笑)「芸人なりたいみたいね」
有 吉:「ちょっとねぇ」
横 山:「うん」
森 脇:「もうね」
有 吉:「とりあえず」
森 脇:「消せ!」(笑)
横 山:(笑)
有 吉:「そう。夢は、そうそう。ホント、あの〜、ね」
森 脇:「…うん、なんかねぇ、アイツねぇ、なんか妙なねぇ、なんつか、
何て言うのかな、なんか売れそうな気がするんですよ」
横 山:(セピア調開始)(爆笑)
森 脇:(笑)「そうそうそう」
有 吉:「怖いんすよ。脅威なんすよ僕らの」(セピア調解除)
「僕らの微力ながらの力ですけど、それを、力を全部そそぎ込ん
でツブしたいんですよ」
横 山:(爆笑)
森 脇:「そうそうそうそう。ね?」
有 吉:「うん」
横 山:「じゃ『KEN-JIN』出るの許せないんだ」
有 吉:「許せないですよ!」
森 脇:「うん」
横 山:「ほんと?」
有 吉:「ええ」
森 脇:(セピア調)「ねぇ俺らのこと忘れて欲しくないよね」
有 吉:(爆笑)
横 山:(セピア調開始)「降ろす?」
有 吉:「降ろしましょうよ」(セピア調解除)
横 山:「マジ?」
有 吉:「はい」
横 山:「いいよ降ろしても」(スタッフ爆笑)
有 吉:「いいですよ。当初とかしますよ僕」
森 脇:(笑)
横 山:(笑)「いいなぁ」
「ちょっと隆浩と相談してみよっと」
「俺らもね、利用したいんだアイツを」
有 吉:(爆笑)
横 山:「売れそう…」
◆ タカヒロ日記
タイトルのバックでは、有吉の実家の玄関の前。『有吉博文』(父上の
名)と表札がかかっている。
タイトルが出終わると、場面は家の中。後ろにふすまがあって隆浩くん
のアップ。
隆 浩:「猿岩石に、気に入られたいんで、とりあえず、このコーナーは、
お休みします」
字 幕:緊急宣言!
タカヒロ日記
休止
◆ その6 いいもの食べてるんじゃない?
横 山:「『東京で一人暮らしというとコンビニ弁当とか』、え〜『牛丼
とかばっかり食べてるようなイメージなんですけど、実際はど
うなんですか?やっぱり最近はいいものを食べてるんじゃない
ですか?』って」
有 吉:(ため息をつきながら)「は〜これは〜」(“黙秘”のプラカードを
あげる)
森 脇:「なんでや!」(すかさずそれを下げさせる)
一 同:(笑)
横 山:「でもなんかいいもの食う機会は増えたでしょ?」
森 脇:「あの取材とかで、うん食べさせてもらう時、ことが多い」
横 山:「うんうんうん」
森 脇:「けど、普段はもう、すごい。まあ、いわゆる、“局弁”」
有 吉:「弁当です」
森 脇:「局の弁当です」
横 山:「あ〜あ〜局弁ね。あ〜あ〜」
「嫌いな食べ物とかある?」
森 脇:「嫌いな…」
横 山:「(有吉が)わがままだから」
森 脇:「わがまま」
横 山:「嫌いなの何?」
有 吉:(即答)「キュウリ」
横 山:(笑)「キュウ…」
森 脇:「早いな今の」
横 山:「キュウリがダメなの?」
有 吉:「はい」
◆ その7 怖かった芸能人は?
横 山:「『怖かった人はいますか?』と」
森 脇:「うん」
有 吉:「怖かった人はね〜」
森 脇:「うん」
有 吉:「みんなす…100%そう思うと思うんですけど、安岡力也さん」
横 山:(笑)
森 脇:(どこか上を向いてニヤリ)
横 山:「やっぱ怖い?」
有 吉:「ええ」
「芸能人なのかどうかわかんないですけど」
横 山:(笑)
有 吉:(笑)「はい」
◆ その8 どっちが貯金してる?
横 山:(セピア調開始)「『どっちがたくさん貯金してますか?』って」
森 脇:(水割りのグラスを置くと同時に有吉の腕をバンと叩く)
有 吉:(笑)「ぼっ…く」
横 山:「すごい?」
森 脇:「すごい!」
横 山:「ホント?」
森 脇:「いやすごいってもレベルがありますからね」
横 山:(笑)
有 吉:「森脇に…、と比べたら、僕の方がっていう」
横 山:「ねぇ?すっごい収入増えたの?」
森 脇:「ううん。全然そんなことはないです」
有 吉:「そうそう」
森 脇:「これは言いきっても大丈夫」
横 山:「あホント」(セピア調解除)
「最近さぁ、安室奈美恵とかと並んでても、そん色ないもんね」
有 吉:(唇をふるわせる吹き方)「ブッ」
森 脇:「あるあるもう…」
有 吉:「あるよ!」
横 山:「ないない」
有 吉:「ある」
「ないすか?」
横 山:「でもいい感じになってきたよ」
森 脇:「そうホントですか〜」
横 山:「うん。いいいい。うちの娘とかすごい。『あ、猿のおにいさん
たちだ』とかって。テレビにチューしに行ったりするもん」
有 吉:「おぉ〜」
森 脇:「へぇ〜」
横 山:「かっこいいみたいよ」
有 吉:「ブサイクな娘さんが」
横 山:(笑)「ブサイクな娘が」(有吉の頭を押すように突っ込む)
森 脇:(笑)
横 山:「俺(※聞き取れず)近所の人(※聞き取れず)から言わないからそ
ういうこと」
有 吉:(爆笑)
◆ 子供も笑ってた
有 吉:(セピア調)「こんな番組やってたら奥さんに怒られないんです
か?」
横 山:「あ全然大丈夫」
有 吉:「あそうですか」(笑)
横 山:「うん」
(巻き舌入って)「一応、これで食わしてっからよ」
有 吉:「あぁ〜」
森 脇:(笑)
横 山:「ウソ」(笑)
「怒ってるちょっと」
有 吉:「怒ってるんですよねぇ」
森 脇:「お〜ん」
横 山:「特にほら、ね、この番組始まったりすると、東京ばっかり行っ
てたりするでしょ」
有 吉:「ええ」
森 脇:「うんうん」
横 山:「もう全然ダメ」
森 脇:「ああ」
(セピア調開始)「怪しまれるでしょ」
横 山:「怪しまれるね。『どこ泊まってんの〜?』とかって」
森 脇:(笑)(セピア調解除)
横 山:「『携帯届かないんだけど』とかそんなことばっかり言われる」
森 脇:(笑)
横 山:「怖い怖い」
有 吉:(セピア調開始)「だって女の子にバナナ食わしたりしてるんです
もんね」
横 山:(笑)(セピア調解除)
有 吉:「それは怒られますよね」
森 脇:「それは怒られるわ」
横 山:「怒られる怒られる」
有 吉:(笑)
横 山:「子供も笑ってた」
有 吉:(笑)
◆ その9 今後の目標はあるの?
横 山:「『全部夢を叶えたように思えるんですけど、今後やりたいこと
とか目標はあるんでしょうか』」
「でもあっという間だよね」
有 吉:「そうですね。でも結構夢は叶えてますよ。(指折り数えて)テレ
ビ出たいっていう夢とかね、ちょっとサインを頼まれてみたい、
人になりたい、っていうのかなえてみたり。雑誌、表紙になっ
てみたいとか」
横 山:「そうだ、こないだ」
有 吉:「ええ」
横 山:「『アサヒ芸能』ならわかるけど『週刊朝日』表紙(※'97年5月2
日号)になってたね」
有 吉:「ええ」
森 脇:「うん」
有 吉:「びっくりしますよね」
横 山:「カッコいいねぇ」
「歌がでかかったよね」
有 吉:「ね」
森 脇:「歌でかかったですね」
横 山:「自分らでも思った?」
有 吉:「ちっとね。あの演歌は1曲売れれば10年食えるとかいうじゃない
ですか。演歌じゃないすけどね、…5年は食えるかなとかね」
(笑)
横 山:(笑)
◆ 広島から見た東京、東京から見た広島。
場所は前回にもでてきた黒い幕の前。
横 山:「(※テープがなくて不明)ましたけども」
有 吉:「はい」
横 山:「今東京で、広島から来て、頑張ってるじゃないですか」
有 吉:「はい」
森 脇:「はい」
横 山:「ったときに、東京から見た広島?」
有 吉:「はい」
「やっぱりね、ほっとしますよね、一番ね」
森 脇:「うん」
有 吉:「帰って来ると。それは一番ありますね」
森 脇:「うん。そうねぇ。までもねぇ、ま僕だけの、…僕に限ってかも
しれないんですけど」
(モノクロ)「広島の方がね、やっぱカッコいいですよね」
横 山:「ほんと?」
森 脇:「うん。ま僕は、コテコテの広島人だからあれなのかも知れない
ですけど。うん。広島の方がカッコいい感じはしますね」
横 山:「それは東京に来てから気づいた?」
森 脇:「や、もう、そ」
(モノクロ)「東京は嫌いだと思って東京に来た人間だからあ
れなんですけどね」
「できること、この仕事が広島で成立するんだったら広島でやり
ますよ」
横 山:「あぁ〜」
森 脇:「やっぱこういう仕事は東京じゃないとできないんで、来ただけ
で。うん」
横 山:(モノクロ開始)「広島から見た東京ってあるじゃない」
森 脇:「うん」
横 山:「『でかい街なんだろうな〜。あそこいって成功したらすごいん
だろうな〜』っていう。ああいう思いっていうのはすごいあっ
た?やっぱり」(モノクロ解除)
有 吉:「ありましたね。東京出なきゃダメだと思ってましたしねそれで
もちろんね」
森 脇:「そうそうそうそう」
有 吉:(モノクロ)「(森脇に)ね?出てみるとそんなねぇ、そんなでもな
いすけどね」
森 脇:「逆にね、嫌だ嫌だと思って出てみると、結構住みやすかったり
もしますしね」
有 吉:「うん。そう」
横 山:「ああ〜」
森 脇:(モノクロ)「地元東京の人とは違ってね、帰るところがあるじゃ
ないですか」
「うん。だから、バンバン来て、やってみりゃまぁ何とかなるか
も知れない。うん」
(カメラに向かって)「来てみればいいと思いますよ」
◆
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