リングの魂1997年3月23日(日) 25:35〜26:05 テレビ朝日レギュラー: 南原清隆(ウッチャンナンチャン)、吉元潤子(テレビ朝日アナウンサー) ゲスト:猿岩石(有吉弘行、森脇和成) ナレーション(以下、ナレ):辻義就(テレビ朝日アナウンサー) 原文提供:江上聡明さん |
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番組テーマ曲が流れる。 猿岩石二人のヒッチハイク中の映像。 字 幕:“今夜もまた/猿岩石に贈る!” “猿岩石の/見逃してしまった名勝負” 猿岩石二人がヒッチハイク当時の、格闘技シーンの映像。 字 幕:“涙と感動の名勝負/一挙大放出!!” “G1クライマックス…” “高田 VS 天龍も…” 今回の番組中の映像。 字 幕:“はたして/猿岩石が選ぶ/ベストバウトは?” “憧れの人/佐々木健介と/感動の御対面!!” “健介の/パワー殺法炸裂!!” “そして/南原に何かが起こる…” 番組タイトル『リングの魂』。 (提供) (コマーシャル) 前回の番組中の映像。 南 原:「『リングの魂』!」 ナ レ:「昨年、ユーラシア大陸横断ヒッチハイクという大偉業を成し 遂げ、一躍人気者となった猿岩石。その猿岩石が、ヒッチハ イク中なによりも気になっていたのが、その頃、日本で行わ れていたプロレスや格闘技の試合であった。 そこで『リン魂』では“猿岩石が見逃してしまった名勝負” と題し、猿岩石に、そんな数々の試合のVTRを見せてあげよ うという企画を立案。猿岩石をスタジオに招き、南原の解説 と共に、その試合を見せていった」 猿岩石二人のヒッチハイク中のモノクロの映像と、当時の格闘技シー ンの映像。 ナ レ:「前回は、旅立っていった4月から7月までの名勝負を観賞。今 回は、8月からロンドンにゴールした10月までの見逃せない 数々の名勝負を、あますとこなく一挙に公開します」 (コマーシャル)
8月
スタジオの副調整室でのトーク。 南 原:「8月をですね! ジュニアが、8冠になったんですよ」 有吉・森脇:「8冠…」 南 原:「(指折り数えながら)ライガー、サスケ、えー、ドラゴンが 音頭を取りまして、「もう、こんなにあってどうすんだよ。 もう、ひとつにしよう!」。ジュニア8冠。 あとですね、G1クライマックス!」 有吉・森脇:「G1クライマックス!(笑)」 南 原:「夏といえば。(有吉に)誰が優勝したか知ってる?」 有 吉:「今回ですか?(南原:「うん」)…知らないすねー」 南 原:「(声を落として)前回は?(有吉の反応を見て(※画面上は 見えない)大きく息を吸う) 一人、気を吐いた人がいるんだね、めちゃくちゃ」 有 吉:「木村健悟ですか?」 南原・森脇:(笑)
暗転。 字 幕:“8月” 吉元が、猿岩石二人のヒッチハイクの経路を解説する映像。 字 幕:“イラン → トルコ → ブルガリア → ルーマニア” ナ レ:「イラン、トルコと回り、アジアを脱出。ブルガリアに入国し、 ヨーロッパの旅が始まった」 猿岩石二人のヒッチハイク中の映像。猿岩石『白い雲のように』が流 れる。 ナ レ:「トルコ・アンタリヤの海にたどり着いた猿岩石は、10日ぶり の入浴と、海中を探索し食料も調達。地元民の好奇な目を受 けながらフジツボとカニを食した」 ヒッチハイク中のその時の映像。 字 幕:“喰ってるよ、オイ! by 現地の少年” 有 吉:「(フジツボを食べて)おいしー!」 森 脇:「ウソ(笑)」 有 吉:「うわ! うめー、カ、カニ」 ジュニア8冠統一トーナメント決勝戦の映像。 字 幕:“8月5日 両国国技館/ジュニア8冠統一トーナメント決勝戦/ ザ・グレート・サスケ VS ウルティモ・ドラゴン” ナ レ:「猿岩石が海の幸を堪能している頃、日本のプロレスファンは、 ジュニア8冠統一トーナメント決勝戦、サスケ×ドラゴン戦 を堪能していた」 南 原:「この二人は師弟関係だったからね」 有 吉:「あ、そうすね(南原:「うん」)」 サスケとドラゴンの、非常に動きの早い試合。 森 脇:「すごいですね、これ」 南 原:「動き、止まんないもんよ。こんな風に動けつっても動けない ぜ、こんな」 サスケとドラゴンが対峙して、一瞬動きが止まる。 有 吉:「(つぶやく)すごい」 場外に逃れたドラゴンを、サスケが追う。 南 原:「これね、見てくださいよ。危険な、危険なシーンありますか らね」 フェンス際のドラゴンに、セカンドロープからサスケがダイヴ。 サスケとドラゴンのリング上の攻防。 再び場外のドラゴンに、コーナーポストからサスケがダイヴ。目測を 誤って床に頭を打ち付け、鈍い音がする。 南 原:「これだ!」 有 吉:「(顔をしかめて)うわ!」 森 脇:「(南原:「これだろ!」)すごい音鳴った、今」 南 原:「これ、脳天から落ちたやつ。ひび入ったの」 有吉と森脇が、言葉を失う。 再びリング上の攻防。 南 原:「うわー。うわ、ゾッとする」 森 脇:「え、ひび入った後、まだ」 南 原:「やってんのよ。ひび入ってんの、頭蓋骨に、今」 森 脇:「うわ、危ないな」 ドラゴンの技を返して転がる際、サスケの頭がマットに当たる。 全 員:「うわ!」 南 原:「もう、ゾッとする」 直後、サスケが3カウントを奪う。 字 幕:“○サスケ(13分56秒/高角度後方回転エビ固め)ドラゴン× /※サスケが初代8冠統一王者となる。” ナ レ:「サスケが、記念すべき初代ジュニア8冠王者となった」 G1クライマックス優勝決定戦の映像。 字 幕:“8月6日 両国国技館/'96 G-1クライマックス優勝決定戦/長 州 力 VS 蝶野正洋” ナ レ:「夏の本場所、新日G1クライマックス。決勝に勝ち上がったの は、夏男・蝶野と復活をかける長州力」 南 原:「これですよ。さー、夏男が勝つか、ソースに長州が勝つか」 ロープから弾き返された長州を捕えた蝶野が、長州の股間を自分のヒ ザに打ち付ける。長州が、すぐに蝶野を抱え上げる。 南 原:「これ、効かねーっつーのが、すごい(有吉:(笑))」 長州が、抱え上げた蝶野を頭から落とす。立ち上がる蝶野。 南 原:「しかし、すぐ立ち上がってくる。蝶野」 長州が、蝶野に同じ技を連発。その度に蝶野は素早く立ち上がる。 南 原:「ほーら、もう!(森脇:「(小さく)おー)」 長州が、抱え上げた蝶野もろともコーナーポストからダイヴ。それで もすぐに立ち上がる蝶野。 南 原:「おし来た!(※聞き取り不能)」 蝶野が、うつぶせに倒れた長州の左脚に技をかける。マットを叩いて 痛がる長州。 南 原:「あー、エグいなぁ」 藤波辰爾が、場外でグロッギーの長州の頬を張って、喝をいれる。 南 原:「ここで! 同世代の藤波が檄をとばすんですよ」 長州と蝶野のリング上の攻防。 森 脇:「うわ、何回も(※聞き取り不能)」 蝶野がギブアップ。 字 幕:“○長州(13分45秒/サソリ固め)蝶野×/※長州が'96G1王 者となる。 ナ レ:「渾身のサソリ固めで勝利。長州、G1初制覇」
おふろでサービス
スタジオの副調整室でのトーク。 南 原:「なんと、長州が優勝したんですよ」 森 脇:「いや、これは嬉しいですよねえ」 南 原:「あ、嬉しいですか(森脇:「えぇ」)」 有 吉:「すごいですよ(南原:「なぁ」)。色ツヤが」 南 原:「あ、色ツヤがすごいの!(有吉:「はい」)あとは?」 有 吉:「…(胸の筋肉を示して)張り(南原:「張りがねー」)。も、 (筋肉の盛り上がりを模して)こうっすよ」 南 原:「あのね、こん時は合宿してね。それ、覗きましたから」 有 吉:「サイパン!」 南 原:「なんか、そういう細かいの知ってんだな!(森脇:(笑))」 有 吉:「永田がついてったんですかね?」 南 原:「永田(笑)…永田かどうか、忘れたけどな。えぇ(笑)。 普段の生活はどうしてるの? 二人は」 森 脇:「さすがに今はですね、あんまり、プライベートでは一緒にな らないんですけども」 南 原:「でも、その割に(有吉が)風呂入りに来んだろ?」 森 脇:「そうなんですよ」 有 吉:「それ、仕事帰りにちょっと行って」 南 原:「「シャワー浴びさせてくれ」っつって」 森 脇:「(レジが開く効果音(「ガシャガシャ、チーン」)と同時に) 100円で」 南 原:「お、お金取ってんの! まあ、しっかりしてるじゃん(笑)」 全 員:(笑) 森 脇:「だって、そう(有吉:「えぇ」)、それは単純に「あ、損だ な」って思うから。やっぱり」 南 原:「そうだよなー。(有吉に)でも、100円だったら楽だよなー (有吉:「楽です」)。今どき、銭湯もっと高いもんな」 有 吉:「そーですよ! 370円ですよ(吉元:(笑))」 南 原:「あ、銭湯も時々行ってんの?(有吉:「はい、行ってます」) 銭湯行ったら、言われない?」 南 原:「あ、言われます。小学生とかに「お、有吉!」って言われる んですよ」 全 員:(爆笑) 有 吉:「その時、(※ここでピー音。局部のことと思われる)触られ るんですよ」 南 原:「(爆笑、その小学生のしぐさを想定して)「イェー!」」 森 脇:「やりますよね、小学生は(笑)」 南 原:「(その小学生を小突くしぐさで)「この野郎、てめー」」 有 吉:「(弱々しく)「やめてよー」って(笑)」 森 脇:「ニコニコして(笑)」9月
南 原:「9月は、え、日本では、パンクラス、船木対ルッテン。そし て、…この試合はすごかったですね」 有 吉:「(身を乗り出して)あ、そうすか」 南 原:「うん。かみ合ったっていう点では、その、高田の中では、外 でやった中ではベストワンかも分かんないですね。天龍×高 田戦」
暗転。 字 幕:“9月” 吉元が、猿岩石二人のヒッチハイクの経路を解説する映像。 字 幕:“ルーマニア → ハンガリー → オーストリア → ドイツ → フランス” ナ レ:「旅も終盤。ルーマニア、ハンガリー、オーストリアを抜け、 ドイツ、フランスへ」 猿岩石二人のヒッチハイク中の映像。猿岩石『どうして僕は旅をして いるのだろう』が流れる。 ナ レ:「危険な野宿を避けて、ハンガリー・ブダペストでは船に宿泊。 そして、お金の無い猿岩石は、観光船でのアルバイトを紹介 してもらう。朝早くから夜遅くまで、船の清掃や食器洗いな どをして働いた。」 ヒッチハイク中のその時の映像。 キング・オブ・パンクラス選手権試合の映像。 字 幕:“9月7日 東京ベイNKホール/キング・オブ・パンクラス選手 権試合/(王者)パス・ルッテン VS (挑戦者)船木誠勝” ナ レ:「“キング・オブ・パンクラシスト”ルッテンに、船木誠勝、 初挑戦」 南 原:「(※聞き取り不能)(有吉・森脇:(笑))ルッテン、強い んだよ」 船木が、度々ダウンする試合展開。 南 原:「(※聞き取り不能)しないね、外人は」 鼻の脇から流血している船木。 南 原:「うわー、顔変わった」 ルッテンと船木のロープ際での殴り合い。船木がダウン。 南 原:「うわ! もー。良くこういう風に蹴れるな、人の顔を」 立ち上がる船木。 南 原:「立つなっつーのに、もう」 ルッテンの一方的な攻撃。 有 吉:「(顔をしかめて)うわ、すっごい」 南 原:「怖い。怖い、もう(森脇:「うわ」)。ルッテンも怖いだろ う、やりながら、ねえ。もう」 有 吉:「うわー」 森 脇:「すごいなー」 船木が、顔面を蹴り上げられてダウンしたところで、レフェリースト ップ。 南 原:「うわー!」 字 幕:“○ルッテン(17分05秒/TKO)船木×/※ルッテンが2度目の 防衛に成功。” ナ レ:「何度も何度も立ち上がっていった船木。敗れはしたものの、 大きな感動を与えてくれた」 高田×天龍戦の映像。 字 幕:“9月11日 神宮球場/高田延彦 VS 天龍源一郎” ナ レ:「超満員の神宮球場を興奮のるつぼとした、高田×天龍の頂上 対決」 高田が、声を上げて天龍を蹴り上げる。 南 原:「高田がね、燃えてんのよ。なんか、もう」 高田の脚と天龍の手の、激しい打ち合い。 南 原:「キック、袈裟切り、キック、張り手」 高田が、捕えた天龍の左腕に技をかける。 南 原:「折れますよ、これは。ほら、折れる折れる」 天龍がギブアップ。 字 幕:“○高田(19分30秒/腕折り固め)天龍×” ナ レ:「高田の(※聞き取り不能)が、壮絶な戦いを制した」
タイプ
スタジオの副調整室でのトーク。 南 原:「天龍×高田戦、どうでした? 見て」 森 脇:「これは…いつもにない表情してますね、二人」 南 原:「「いつもにない」っすよー!(森脇:「えぇ」)」 有 吉:「できるんですねー、ああいう表情が。カッコいいっすね」 南 原:「そうそうそう。あのねー、高田は天龍とやると急に燃えるね、 なんか(有吉・森脇:「えぇ」)。 で、ルッテン×船木戦。どうでした?」 有 吉:「怖いですねー、ルッテン」 森 脇:「ルッテン、怖いですねー!」 南 原:「二人同士の仲では、ケンカとかしないんですか?」 有 吉:「しないっすね、はい(森脇:「えぇ」)」 南 原:「どっちか、どっちか折れるの?」 森 脇:「僕が折れます」 南 原:「なんで?」 森 脇:「(有吉を指差して)ガンコ者なんですよ」 南 原:「(頷いて)あー、そうかー。じゃ、それ、内村タイプかも分 かんない、良く聞くと」 有 吉:「あ、そうすか?」 南 原:「金に細かい(有吉:「はい」)、家汚い(有吉:「はい」)、 ね。で、ガンコ者。それ、内村タイプだわ」 有 吉:「僕のこと、キライですか?」 森 脇:(爆笑)10月
南 原:「いよいよ、ゴールへ向けて。 日本ではなにをやってたかと言うと! サスケ、タイガー、 マスカラス。ミル・マスカラス!」 森 脇:「(有吉:「はー!」)ミル・マスカラスですか?」 南 原:「…対キッド、小林、ドス・カラス!」 有 吉:「ビッグマッチじゃないですか!(笑)」 森 脇:「すごい(笑)」 南 原:「ビッグマッチ! ある意味、マニアにとっては、ねえ、ヨダ レもんですけども」 森 脇:「どんなのですか?」 南 原:「そして知ってる、JWP初の、男女ミックスマッチ!」 森 脇:「(有吉:「ビッグ…(笑)」)あ、い、え? 知らないっす よ!(笑)」 南 原:「知らないでしょ? 逆に見たいでしょ? こういうのが、ね。 楽しみでしょ?(有吉・森脇:「はい」)じゃあ、10月。い よいよゴールです。見てもらいましょう。どうぞ」
暗転。 字 幕:“10月” 吉元が、猿岩石二人のヒッチハイクの経路を解説する映像。 字 幕:“フランス → イギリス” ナ レ:「フランスから、いよいよ夢のゴール地点、イギリス・ロンド ンへ向かった」 サスケ、タイガー、マスカラス×キッド、小林、ドス・カラス戦の映 像。 字 幕:“10月10日 両国国技館/ザ・グレートサスケ/初代タイガー マスク/ミル・マスカラス VS ダイナマイト・キッド/小林 邦昭/ドス・カラス” ナ レ:「猿岩石が夢のゴールへ向かっている頃、日本では、夢のカー ドが実現」 南 原:「キッドよ!(有吉:「キッド(笑)」)やせちゃったんだ、 もう」 マスカラスが、ドス・カラスをロープへ飛ばす。 南 原:「兄弟対決ね」 ロープから弾き返されたドス・カラスに、マスカラスがフライング・ クロス・チョップを見舞う。 南 原:「おー! フォームはキレイだね、いまだに(森脇:「えぇ、 そうですね」)」 サスケが、ロープの反動を利用して逆サイドのトップロープを跳び越 え、場外のドス・カラスにダイヴ。 南 原:「おわ!」 森 脇:「これはすごいですね(笑)(南原:「すごいねー」)」 ドス・カラスが、サスケから3カウントを奪う。 字 幕:“キッド/小林/○D.カラス/(15分30秒/エビ固め)サスケ ×/タイガー/マスカラス” ナ レ:「夢の対決を制したのは、ドス・カラスのライガー・ボム。強 烈な一撃に、ついにサスケが沈んだ」 JWP&みちのくプロレス・スペシャルミックスドマッチの映像。 字 幕:“10月13日 両国国技館/JWP&みちのくプロレス・スペシャル ミックスドマッチ/ザ・グレートサスケ/タイガーマスク/ 福岡 晶/矢樹広弓 VS スペル・デルフィン/愚乱・浪花/ キャンディー奥津/ボリショイ・キッド” ナ レ:「JWPとみちのくプロレスによる夢のカード。男女混合ミック スドマッチ。森脇の大好きなキャンディー奥津も登場」 ボリショイが、コーナーからコーナーへトップロープ上を伝い歩く。 ボリショイ:「(その先のトップロープを矢樹が揺らしているのを見て) 危ない危ない、危ない。(今来たロープ上を後ろ向きに戻り ながら)ごめんなさいごめんなさい」 南 原:「「ごめんなさい」(笑)」 タイガーと浪花の攻防。 南 原:「これ、タイガー、2代目だなぁ。いや、4代目か(森脇:「4 代目ですね」)」 矢樹が、浪花をコーナーポスト上から投げ飛ばす。 南 原:「すごいな!(森脇:「おぉ!」)男、投げるか、おい! 初 めて見るぞ」 デルフィンが、福岡の腕を背後から持って肩に連続して当てるアーム ブリーカー(※みちのくプロレス名物らしい)。 南 原:「みちのく、やってるさ」 福岡の腕を離したデルフィンに、奥津の腕が渡される。後ろ向きなの で味方選手だと気付かず、再びアームブリーカーを始める(※これも、 みちのくプロレスのパターンらしい)。 南 原:「健闘してるな、おい! かみ合ってるな、おい」 福岡が、ボリショイから3カウントを奪う。 字 幕:“サスケ/タイガー/○福岡/矢樹/(22分24秒/エビ固め) デルフィン/浪花/奥津/ボリショイ×” ナ レ:「最後は、福岡のタイガー・ドライバーが炸裂し、終止符をう った」 ナ レ:「そして、猿岩石の二人は?」 猿岩石二人のヒッチハイク中の映像。猿岩石『白い雲のように』が流 れる。 ナ レ:「長い長い旅路を終え、ついにロンドン・トラファルガー広場 に到着。何度もくじけそうになりながらも、やり遂げた二人。 日本中に、夢と感動を与えてくれた」 ヒッチハイク中のその時の映像。
天龍×高田でクエスチョン
森 脇:「あんまり、でも、覚えてないですね。この、ゴールした後の ことって。もう、意識朦朧として、覚えてないですよ」 南 原:「で、最後、ね。もっかい(有吉:「はい」)、「ヒッチハイ ク行け」っつった時に、CMで引っ張ったけども、もう決めて たの? 最初っから」 有 吉:「なにかあるだろうっていうのは予想してました。その時は、 絶対、「日本をとろう」って言ってました(南原:(笑))」 森 脇:「(頷きながら)えぇ。絶対、もう。(有吉に)仕組みが分か ってきてたからな(有吉:「はい。分かってきた頃」)」 南 原:(爆笑) 南 原:「印象に残った試合は、どうですか? 有吉くんは」 有 吉:「はい! 橋本×高田」 南 原:「あ、やっぱりね。ま、これ、歴史的試合でしたからね(有 吉:「そうですね」)。(森脇に)どうですか?」 森 脇:「僕は、今見て、あのー、天龍×高田戦」 南 原:「あ、天龍×高田戦も、ねえ。面白かったですねー。僕は、生 では見れなかったですけども」 森 脇:「あんな表情見たのは…」 南 原:「だって、天龍×高田戦は、ね、あのー、草野仁さんも見に行 ってましたからね」 有 吉:「草野仁さんが!(森脇:(笑))」 南 原:「はい。勝俣州和は、見に行った訳ですよ(森脇:「あー」)。 パッと見たら、草野仁さんも見に来てた(有吉:(笑))。 「あ! どうしたんですか? 見に来たんですか」 「あぁ、僕も、これ好きなんだよ」」 森 脇:「あー、ニコニコして」 南 原:「うん。「この試合にスーパーひとしくん」」 全 員:(笑) (番組リニューアルの告知)
2度目の訪問
南 原:「テレ朝…新日の事務所には行ったことありますか?」 有 吉:「事務所は、1回だけ」 南 原:「行ってるじゃん! なんだよー」 有 吉:「坂口さん、寝てました」 全 員:(笑) 南 原:「ちょうどあるんで。行ってみますか?」 有 吉:「あ、はい!」 森 脇:「(驚いて)いいんですか?」 南 原:「…どーしようかなー」 森 脇:「いやいや、今、「行きますか?」って(笑)」 全 員:(笑) 南 原:「ちょっと、行ってみましょう(有吉:「はい」)。近くなん で、ね。えぇ」経験豊富
廊下を歩く南原、吉元、有吉、森脇。新日本プロレスの事務所へ向か う。 南 原:「新日本プロレス、ねえ。(有吉に)誰に会いたい?」 有 吉:「もう…どなたでも、ですか?」 南 原:「誰でもいいけど。いる人は、どうか、分かんないよ」 四人が、入口の脇に貼られた選手の写真入りのカレンダーが並ぶ前で 立ち止まる。 有 吉:「えーと。でも、僕ら、ほとんどの人と会ったんですけど」 南 原:「(カレンダーの写真を指差して)(ブラック・)キャット。 キャット、いくか?」 有 吉:「キャット(苦笑)(森脇:「キャットは(笑)」)。(その 横の写真を見て)それよりも、マサ斉藤さんですか」 南 原:「マサ斉藤がいい?(有吉をせかすように)どうする」 有 吉:「でも、僕ら、一人だけ、(佐々木)健介さんだけ、お会いし たことないんすよ」 南 原:「会ってないの?(有吉:「はい」)あ、そうなの?(森脇: 「えぇ」)他はだいたい会ったんだ」 森 脇:「他はだいたい(有吉:「お会いしました」)、えぇ、お会い しました」 南 原:「(写真を指差して)この、蝶野軍団も会ったの?」 有 吉:「みんなに蹴られてます!」どさくさ
南 原:「じゃあ、ちょっと。ねえ、いたらいいけどねー。行きましょ」 南原が、“新日本プロレスリング(株)”のロゴとマークの入った事 務所の扉を開ける。 森 脇:「緊張するなー」 南 原:「失礼します」 有 吉:「失礼します」 森 脇:「失礼しまーす」 南 原:「どうも、こんにちは。毎度、お世話になってます、『リン魂』 です。(職員に)レスラー、今日、来てらっしゃいません? キャットさんとか、いらっしゃいませんかね?」 職 員:「(事務所の奥の方を示して)今、佐々木健介が…」 南 原:「えっ!」 有吉と森脇が息を飲む。南原が振り向き、無言で有吉を叩き始める。 有 吉:「やったよ…イテ、イテ! 痛いなー! 痛いよー、ナンチャン」 森 脇:「「ナンチャン」っていうな! お前は、どさくさまぎれに (笑)」 全 員:(笑)純情少年
職員に案内され、佐々木に対面する四人。 南 原:「あ、こんにちは! ご無沙汰してます」 森 脇:「こんにちは!」 南 原:「(佐々木に、猿岩石二人を示して)大のプロレスファンでで すね(森脇:「はい」)、えぇ」 森 脇:「(緊張気味に)猿岩石です!」 有吉と森脇が同時に頭を下げる。 有 吉:「よろしくお願いします!」 佐々木:「佐々木です」 森 脇:「あ(有吉:「(恐縮して)はー」)」 南 原:「(佐々木に、猿岩石二人を示して)知ってますか?」 佐々木:「知ってますよー!(有吉:「(恐縮して)はー」)」 森 脇:「知ってらっしゃるんだー」 佐々木:「(手で涙を拭うしぐさで)テレビで、こう、何度、涙したこ とか」 森 脇:「わあ、嬉しいですねー」 有吉は、恐縮して言葉もない。 南 原:「泣く、泣くんですかー。そ、(佐々木を示して)福岡の純情 少年だから(全員:(笑))。案外、ストレートなことに弱 いの(森脇:「なるほど」)。案外ね、結納とか弱いの、決 まりごと。上がっちゃうから(佐々木:(南原の肩に手を置 いて、苦笑))」 全 員:(笑)いい仕事
南 原:「(有吉に)握手してもらえ、握手してもらえ」 有 吉:「(佐々木と握手しながら)あ、すみません」 森 脇:「(佐々木と握手した後)おー、デカい!」 有 吉:「(佐々木の大きな手を指差して)腫れてますよ、手が」 南 原:「腫れてんじゃねーよ(笑)。(佐々木を示して)見ろ。そし て、このレスラーらしいファッション」 佐々木は、白いTシャツと黒いパンツに、派手めのアクセサリーが目 立つ格好。 南 原:「この、もう、もう、ど、この。(佐々木が身に付けている腕 時計(コンビのロレックス)を示して)これは、奥さんが?」 佐々木:「いや、これは、自分で」 南 原:「おい、ロレックスだぞ!(有吉:「ロレックス!」)」。ニ セものの割に、よくできてるよなー」 全 員:(笑) 森 脇:「まさか(笑)」つかみ
南 原:「(佐々木に、猿岩石二人を示して)二人とも、大のプロレス ファンなんですよー」 森 脇:「大好きなんですよ」 南 原:「(有吉に)(佐々木の)デビュー知ってるか、見てた?(有 吉:「はい」)ねえ。で、どこでした?」 有 吉:「デビューは、あのー、…栃木県立体育館」 佐々木が、笑いながら近くにあったテーブルを持ち上げる。 全 員:(爆笑) 字 幕:“※デビュー戦は/'86年2月16日 後楽園ホール/笹崎伸司戦”ベジータ
南 原:「(有吉に)プロレスファンだったら、お前、技のひとつやふ たつ受けないと。受けたいよな?」 有 吉:「受けたいっすねー」 南 原:「お、「受けたい」!(有吉:「はい」)受けたいよなー」 有 吉:「ストラングル・ホールド(南原:「お!」)…ベジータ」 佐々木:「ベジータ(笑)」 南 原:「ベジータじゃないだろ(森脇:「ベータだろ、お前」)。ベ ジータは、お前、『ドラゴンボール』じゃねーかよ」 全 員:(笑) 森 脇:「ベジータ(笑)」 南 原:「えぇ。…(有吉に)受ける?」 有 吉:「はい!(南原:「ベジ…」)僕はそれで、(森脇を指差して) こいつはラリアット」 南 原:「ラ…ラリアット、死ぬよ!(佐々木:「死ぬ(笑)」)お前、 (森脇の両肩に手を置いて)こんな細いんだぞ、おい(森脇: (苦笑))」 有 吉:(爆笑)ストラングル・ホールドγ
佐々木が、試合でストラングル・ホールドγを使う場面。 字 幕:“プロレスラーの技を受けよう!/〜佐々木健介 編〜/スト ラングル・ホールドγ(ガンマー)/受ける人:有吉弘行 (猿岩石)” 佐々木が、床に座らされた有吉にストラングル・ホールドγをかける。 佐々木:「よいしょ」 南 原:「「よいしょ」っつって」 佐々木:「…(南原:「それで」)こうやって、腰を下ろす。…滑りま すね」 向き合った相手の左肩をまたぎ、自分の左脚は相手の首の後ろを回し て右肩を押さえ、持った左腕を相手の背後に押しやる。 有 吉:「(悲鳴に近い、甲高い声で)イテ、イテテテ!(吉元:(爆 笑))」 南 原:「よっしゃ!」 有 吉:「あ! イテテテ! あー! 痛い痛い痛い!」 全 員:(笑) 佐々木:「こんな感じで」 南 原:「いや、もうちょっといってください。えぇ」 有 吉:「イテテ! だ! ちょっと、ホント、痛い! はー!」 佐々木が放すと、有吉は床に大の字になる。 有 吉:「おぁー…」 南 原:「ど、どうだ? おい」 有 吉:「(床に寝転がったまま)思ったより、あんま痛くなかったで す(笑)」 全 員:(笑)逆水平チョップ
佐々木が、試合で逆水平チョップを使う場面。 字 幕:“プロレスラーの技を受けよう!/〜佐々木健介 編〜/逆水 平チョップ/受ける人:森脇和成(猿岩石)” 有 吉:「(森脇に)脱げ脱げ。脱げ、もう(南原:「脱げ脱げ脱げ脱 げ!」)」 森脇が、促されて上着を脱ぎ始める。 佐々木:「じゃ、俺も脱ごうか」 佐々木もTシャツを脱ぐ。 南 原:「お! お! お! おー!(上半身裸になった森脇を見て)若 手マッチョだよ、おい(有吉:(爆笑))」 森脇と佐々木が上半身裸で向き合う。 佐々木:「おし。(森脇の胸元に手を当てて)この辺でいいすか?(南 原:「はい」)この辺で(南原:「そうですね」)、じゃあ。 安全に…」 佐々木が、森脇に逆水平チョップを見舞う。右手の甲を上にして、相 手の胸元を正面から打つ。 吉 元:「うわ!」 森脇は、声もなく後ろに倒れて、脚をばたつかせる。 南 原:「(声にならず)あは、ど、うは、あは、な(笑)」 全 員:(笑) しばらく痙攣が続いてから、なんとか立ち上がる森脇。 南 原:「どうした? おい!(笑)」 森 脇:「(苦しそうに)息ができない!(吉元:(爆笑))」 全 員:(笑) 吉 元:「(森脇の叩かれた跡を見て)すごーい、真っ赤!」 南 原:「「息ができない」?(笑)」 森 脇:「(胸元を押さえながら)うあー、すっごい。うわー」 佐々木:「今の、音だけですよ(笑)」 南 原:「「今の、音だけ」だって。(森脇の叩かれた跡を指差して) 真っ赤だよ、でも。お前」 森 脇:「(佐々木に)今の、何割くらいですか?」 佐々木:「(笑)何割もないですよ。1割もないですよ、今のじゃ」 森 脇:「「1割もない」!(佐々木:「うん(笑)」)」 南 原:「えぇ、(森脇の肩に腕を回して)じゃ、10割を」 森 脇:「や! ちょっと待ってください!(全員:(爆笑))内臓、 破裂しちゃいますよ、そんなの」墓穴
南 原:「(森脇に)でも、嬉しい?」 森 脇:「嬉しいですよ!」 南 原:「(有吉に)嬉しい?」 有 吉:「嬉しいっす!(森脇:「受けたんですもん」)」 南 原:「(有吉に、森脇を指差して)うらやましい?」 有 吉:「はい!(あわてて)や、いや!」 吉 元:「「うらやましい」って言った(笑)」 南 原:「(有吉の胸元に付いたピンマイクを外しながら)おー、うら やましいんだ、おい」逆水平チョップ・2
佐々木が、試合で逆水平チョップを使う場面。 字 幕:“プロレスラーの技を受けよう!/〜佐々木健介 編〜/逆水 平チョップ/受ける人:有吉弘行(猿岩石)” 有吉も、仕方なく上半身裸になる。 南 原:「旅の苦労を考えたら(佐々木:「一瞬ですね」)、一瞬です よ! あれなんか、もう、半年やってましたからね」 佐々木:「(有吉の胸元に手を当てて)いきます」 佐々木が、有吉に逆水平チョップを見舞う。 有吉は、後ろへ弾き跳んで倒れる。 有 吉:「(歯の間から息がもれるような音)く、きー、きしー」 南 原:「オモチャ、壊れてるぞ。「キシキシキシキシ」って(笑)」 吉 元:(爆笑) 佐々木が、手を引いて有吉を立たせる。 南 原:「(笑)急に(※聞き取り不能)」 有 吉:「(立ち上がり、体を硬直させたまま)はー」 有吉が、無言で佐々木を指差している。 森 脇:「指差してどうすんだ、お前(笑)」 南 原:「(佐々木に)今、今の何割くらいですか?」 佐々木:「いや、同じくらい」 南 原:「「同じくらい」。まだ、1割もいってないんだぜ、今の」 有 吉:「(佐々木を指差したままで)いや、いってますよ、絶対(森 脇:「なんで、指差すんだ(笑)」)」 南 原:「(笑)今までの、じゃあ、衝撃で一番、人生の中で一番…」 有 吉:「健介さん、打つ時、「きー!」って言いましたもん」 全 員:(笑) 南 原:「いつものように「きー!」って言った?(笑)(有吉:「そ うそうそう(笑)」)」爆弾発言
南 原:「いやぁ、ねぇ、(佐々木に)ホント、ありがとうございます (有吉:「ありがとうございます」)。今日はですね、今日 から始まりました、“猿岩石の「俺が技を受けてやる」”シ リーズ」 全 員:(笑) 森 脇:「そんなシリーズに出てたんすか?(笑)」 佐々木:「続く訳ですね?」 南 原:「第1回目は、健介さんで…」 佐々木:「あぁ、(事務所の壁に貼られた選手の写真入りのカレンダー を指差して)結構、強いの、こう、いっぱい並んで(南原: 「いますからね」)、こう、並んでますから。こう、ね。 (橋本真也の写真入りカレンダーを指差して)そのうち、あ のー、橋本真也のキックとか」 南 原:「あ、キックとかありますねー、えぇ(佐々木:「どうですか ね」)。(※聞き取り不能)さんの、弓を引くナックル…、 (パンチを打つポーズで)これとか、ね」 佐々木:「あー、あれはねぇ」 南 原:「あ、ムーンサルトプレスもありますからね」 有 吉:「でも、あんなんは効かないですよ」 南 原:「(爆笑)言いましたねー(森脇:「反撃するなよ(笑)」)。 言いましたねー、はい」ヘッドロック
南 原:「ヘッドロック、ちょっと、マジで…」 有 吉:「ヘッドロックとか、あれ、子供でもやってるじゃないですか (南原:「お、お!」)。はい」 南 原:「そう、やってもらえよ」 有 吉:「あんなのは、ねぇ(笑)(森脇:「あれはすごいんだぞ」)」 南 原:「あれはな! あれは違うと思うだろ?」 佐々木が、試合でヘッドロックを使う場面。 字 幕:“プロレスラーの技を受けよう!/〜佐々木健介 編〜/ヘッ ドロック/受ける人:有吉弘行(猿岩石)” 佐々木が、有吉にヘッドロックをかける。 佐々木:「(いわゆるエラの部分を示して)ここあるでしょ?(南原: 「あ、急所ですね、それ」)こう、押さえるでしょ。それで、 こう…」 脇に抱え込んだ有吉の頭を、強く締める。 有吉が、すぐに佐々木の体を叩いてギブアップの意思表示をする。 森 脇:「(体を叩くしぐさで)パンパンパンパン(笑)」 全 員:(笑) 南 原:「どうしたよ、お前。おい、どうした、お前! プロレスの… ヘッドロックなんて、お前、ああいう「技じゃない」って言 ってたじゃん」 有 吉:「違う。今、ヘッドロックじゃないっすよ」 南 原:「なんだよ? じゃあ」 有 吉:「なんか、ヘンな技ですよ(佐々木:(爆笑))」 佐々木が、再び有吉にヘッドロックをかける。 佐々木:「(両目の脇を示して)ここ、あるじゃないすか。ここも、こ うやって…」 脇に抱え込んだ有吉の頭を、強く締める。 有吉が、すぐに佐々木の体を叩いてギブアップの意思表示をする。 全 員:(笑) 南 原:「どうした、おい! 早いよ、また、おい!」 森 脇:「(有吉が叩いた佐々木の体の部分について)股間叩くなっ つーの(笑)」ヘッドロック・2
佐々木が、試合でヘッドロックを使う場面。 字 幕:“プロレスラーの技を受けよう!/〜佐々木健介 編〜/ヘッ ドロック/受ける人:森脇和成(猿岩石)” 佐々木が、森脇にヘッドロックをかける。 佐々木:「(森脇に)大丈夫?」 森 脇:「大丈夫です。そんな、あんなに…(南原:「そんな訳ない よ」)」 佐々木:「こうでしょ? こうやって…」 脇に抱え込んだ森脇の頭を、強く締める。 森脇が、すぐに佐々木の体を叩いてギブアップの意思表示をする。 佐々木が放すと、森脇はそのまま床に崩れ落ちる。 全 員:(笑) 南 原:「(爆笑)なんで下に倒れるんだよ、おい。(森脇に)どうし た?」 森 脇:「あ、これ、歌、唄えなくなります」 全 員:(笑) 南原が、笑いながら森脇の頭を叩く。 森 脇:「(顎を押さえて)ホント、ミシミシいってますよ、今」 南 原:「そう。あのな、違うんだよ。俺もな、最初にやられたけどな、 ここに、こう…」 有 吉:「ホントにやられたことあるんですか?」 南 原:「(むきになって)あるって!」 全 員:(爆笑) 森 脇:「ないんじゃないですか?」 有 吉:「『リン魂』、ずっと見てるんすもん。見たことないっすよ! (森脇:「あれー?」)ないっすもん!」 全 員:(笑) 南 原:「あるって(苦笑)。(仕方なく佐々木に近付き)じゃ、する。 (やけくそ気味に)分かったよ」 有 吉:「お願いします、お願いしますよ(笑)」ヘッドロック・3
佐々木が、試合でヘッドロックを使う場面。 字 幕:“プロレスラーの技を受けよう!/〜佐々木健介 編〜/ヘッ ドロック/受ける人:南原清隆(ウッチャンナンチャン)” 佐々木が、南原にヘッドロックをかける。 佐々木:「奥さんに怒られそうだな…」 脇に抱え込んだ南原の頭を、強く締める。 南 原:「う!」 南原が、すぐに佐々木の体を叩いてギブアップの意思表示をする。 佐々木が放すと、南原はその場にしゃがみ込む。 全 員:(笑) 有 吉:「(森脇:「早!」)早いじゃないすか!」 吉 元:「一番、早かったですよね!(爆笑)」 南 原:「うー。もう、これ、ホントに…。健介、前より強くなったな ー」 全 員:(爆笑) (次回予告) (エンディング) (提供)