リングの魂
1997年3月16日(日) 25:35〜26:05 テレビ朝日
レギュラー:南原清隆(ウッチャンナンチャン),
吉元潤子(テレビ朝日アナウンサー)
ゲスト:猿岩石
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見逃してしまった名勝負
めざせ真のファン
機材のたくさん並んでいる部屋。
- 南原
- リングの魂!
どう最近?エッチしてる?
- 吉元
- (うつむいて笑)
- 南原
- 今回の企画はですね、あることをやっていたが為に、
- 吉元
- ええ。
- 南原
- 大のプロレスファンだけども、
- 吉元
- うん。
- 南原
- 見れなかった。
その主役をご紹介しましょう!この二人、猿岩石のお二人です、どうぞ!
猿岩石、そばの扉から小走りに入ってくる。
- 有吉
- よろしくお願いしまーす!
- 森脇
- よろしくお願いしまーす!
- 吉元
- よろしくお願いしまーす!
- 南原
- いいですねー。
今回はね、
- 有吉
- はい。
- 南原
- 二人のための企画。
- 有吉
- あ、はい。
- 森脇
- ありがとうございます。
- 南原
- ねえ。
ホントにプロレス好きなの?
- 猿岩石
- 大好きです!
- 南原
- どういうふうに好きなの?誰が好きなの?
- 有吉
- 僕ですか?橋本(真也)選手、前田日明選手、猪木選手、危険な臭いのする選手が。
- 南原
- (笑)森脇君は?
- 森脇
- あのーリングスを見に行きまして、
- 南原
- おっ?
- 森脇
- 生で見たんですけれども、
- 南原
- おん。
- 森脇
- 田村選手、いいですね。
- 南原
- あー田村やめた経緯知らないでしょ?どういうふうにやめたか
- 有吉
- 知らないです。
- 南原
- 全く空白でしょ?
- 有吉
- はい。
- 森脇
- 知らないです。
- 南原
- その間全然わかんないでしょ?
- 有吉
- はい。
- 森脇
- はい。
- 南原
- (しみじみと、思わせぶりに)いろいろあったんだよ!
- 有吉
- (悔)あ〜!
- 森脇
- (悔)もう知りたい!
- 吉元
- (笑)
- 南原
- 4月から10月は、激動だった。
- 有吉
- あーそうすか…。
- 南原
- 大変。お金使いまくった。
- 猿岩石
- (笑)
- 南原
- 大変。ドーム満員。
- 有吉
- うわぁ…
- 南原
- 見てないのそれ?
- 有吉
- 見てないです!
- 南原
- あの、橋本-高田(延彦)とか見てないの?
- 猿岩石
- (悔)見てないですよっ!
- 南原
- え〜っ!?
(両手で『ノーノー』のジェスチャー)それはもうプロレスファンとは言えないんじゃないかな?
- 有吉
- えあ…
- 吉元
- (笑)
- 南原
- じゃあなた方の空白の!
- 有吉
- はい。
- 森脇
- はい。
- 南原
- 期間を見せますんで、
- 吉元
- はい。
- 有吉
- よろしくお願いします!
- 南原
- 大いに、(※聞き取れず)ってもらいましょう。よろしくお願いします!(礼)
- 猿岩石
- よろしくお願いします!(礼)
- 吉元
- お願いします!(礼)
- ナレ
- 昨年ユーラシア大陸横断ヒッチハイクを見事成し遂げた猿岩石、その間日本では、見逃せない数々の名勝負が生まれていた。そこで今日は、猿岩石の二人に贈る、見逃してしまった名勝負!
<CM>
4月
- 南原
- まずは、猿岩石は出発したのはいつなの?
- 有吉
- 4月13(日)です。
- 森脇
- はい。
- 南原
- もう、覚えてんだ?
- 有吉
- はい。
- 森脇
- (ボソッと)インプットされてます。
- 南原
- じゃまずは、4月から。高田-橋本戦。
- 猿岩石
- あ〜、4.29!
- 南原
- 4.29、うわさでは聞いてたでしょ?
- 有吉
- 聞いてました!
- 森脇
- 聞いてました!
- 南原
- まだ見てないの?
- 猿岩石
- はい。
- 南原
- (感慨深げに)お前すごかった俺現場にいて、
- 有吉
- ええ。
- 南原
- 鳥肌立ってたもんもう。
- 有吉
- ええっ…?
吉元アナが楽しげに地図で道のりを説明している絵。それに「香港→中国→ベトナム」の字幕スーパーが重なっている。
- ナレ
- 猿岩石が白い雲となった記念すべき月、二人はスタート地点の香港から中国そしてベトナムへ。
電波少年の映像。
- ナレ
- 当時全くの無名コンビだった二人は、電波少年の生放送中にユーラシア大陸横断ヒッチハイクを言い渡された。ここに伝説の大陸横断がついにその幕を開けた!
ここからは試合の映像。
- ナレ
- 日本ではJD・バイソン(木村)と全女・豊田(真奈美)とのエース対決。
画面左下にVTRを見ている3人の様子がワイプで出てくる。
- 南原
- JDってのがあったのは知ってた?
- 有吉
- はい。
- 森脇
- 知ってました。
- 南原
- これがなんか、エース同士の対決ってのをやったんですねえ。
- 猿岩石
- (かたずをのんで試合の映像を見つめる)
- 南原
- バイソンねえ。たこ焼き屋で、やってましたからねえ、働いてましたからねえ。
- 森脇
- ああ…。
- 南原
- (ドロップキックを見て)おおっ!
女子プロ見ます?
- 有吉
- 見ます。
- 森脇
- 見ます。
- 南原
- 誰が好きなんですか?
- 有吉
- 僕は豊田選手。
- 南原
- おっ。森脇君は?
- 森脇
- 僕はキャンディー奥津さん。
- 有吉
- (笑)
- 南原
- (去年のTV『おしゃれカンケイ』で)会ったもんな。
- 森脇
- はい。
- ナレ
- 最後は豊田が老舗の意地を見せつけ、ジャパニーズオーシャンボムでバイソンを下した。
映像は前出の4.29の試合に。
- ナレ
- 昨年4月のハイライトといえば、何と言ってもこの試合。高田-橋本のドーム決戦。
- 南原
- チャンピオンに挑戦しましたから。橋本真也が。ね?
- 猿岩石
- (あまり話を聞いていない様子。モニターに釘付け)
- 南原
- 親日の主峰、IWGPのヘビー級が。
これお互い、真っ向勝負。蹴り合い。
- 森脇
- (橋本選手の強烈な蹴りを見て)お〜
- 南原
- おいおいおい!
試合は壮絶を極め…
- 有吉
- (嬉しそうに試合を見つめている)
- 猿岩石
- うおお〜っ!
- 森脇
- すげえ…
- 南原
- す〜ごい今。(※聞き取れず)なあ。
- 森脇
- ああうわあ。あぶな(※聞き取れず)。
- 南原
- もう(※聞き取れず)ね。
- ナレ
- 伝家の宝刀、垂直落下式DDTからの三角締めで、橋本、高田に完勝!
- 南原
- どうでした、高田-橋本戦の殺気具合は?
- 森脇
- 本当に気になってた一戦で、
- 南原
- ええ。
- 森脇
- まだちょっと余裕があった頃ですから、
- 南原
- 自分で分かってたんだ?
- 森脇
- ええ。
- 南原
- 4.29だよってのは。
- 森脇
- え。それで、ディレクターの篠宮さん。彼もプロレスファンで、
- 南原
- そうそうそうそう。
- 森脇
- 聞いても教えてくんないんですよ。
- 南原
- 『どうなってるんですか?』って(聞いたら)?」
- 有吉
- 『橋本-高田が』
『…』。
- 南原
- (腰をくねらせて爆笑)
- 森脇
- そうですよ。すごいのもう…。
追っかけ
- 南原
- プロレスが好きで友達になったの?元々好きだったの?
- 森脇
- あ、僕はこいつに影響されて。
- 南原
- あっ。
- 有吉
- それで初めて連れてったのがJWPなんですよ。
- 南原
- そうなんだ。
- 有吉
- そこでキャンディー奥津のファンに。
- 南原
- 地元に来たときに?
- 森脇
- その時はもう…(有吉が遮る)
- 有吉
- (ハンドルを握るジェスチャー)「キャンディー奥津の帰る車をずーっとつけてたんですよ。
- 森脇
- そうそう。そのころはまだファンのマナーを知らなかったんですね。
- 南原
- (笑)
俺も横浜駅で田中邦衛の後追っかけてたもん。
- 猿岩石
- (大爆笑。森脇は手を叩いて)
- 南原
- 後ろから、(※聞き取れず)中追っかけた
- 猿岩石
- (爆笑中)
- 南原
- 『蛍、蛍』って。
5月
- 南原
- えー続いて、5月。
- 有吉
- はい。
- 南原
- あっ、ぬ゛〜あ、見せちゃうのそれ?!
- 森脇
- (笑いながら)「なんですか〜?!
- 有吉
- なんですか〜?!
- 南原
- K-1グランプリとか見てる?
- 有吉
- はい。
- 森脇
- 見てますよお。
- 南原
- 今回の、結晶まだ見てないの?
- 有吉
- や、まだ見てないす。
- 森脇
- 見てないすねえ。
- 南原
- え?ホントにそれファンなの?
- 有吉
- ファンですよぉ。
- 南原
- (笑)
先程と同様の作りのVTR。
- ナレ
- 野宿続きだったベトナムを後にし、ラオス・タイ・ミャンマーを経て、聖地インドへ。22才の誕生日をめでたくトラックの荷台で迎えた有吉。その翌日、二人は空腹をいやすために、とんでもない手段に出た。何と、頭を丸めてお坊さんに。
二人の聖地がインドなら、FMWの聖地は川崎球場。田中(正人)とハヤブサが、テリー(ファンク)・(ミスター)ポーゴの極悪コンビと究極のデスマッチで激突。
試合は有刺鉄線や爆薬などを使った過激なもの。
- 有吉
- (痛々しげに見つめる)
- 森脇
- (ただただ見つめる)
- 南原
- うわあ…
- 有吉
- うわ…
- 森脇
- (大爆発を見て目を丸くして)おお…
- 南原
- FM(W)は見たりするんですか?
- 有吉
- 大好きですよ。
- 南原
- あそうなんだ。
- 有吉
- ええ。
- 南原
- じゃ、川崎、
- 有吉
- ええ。
- 南原
- 5月の川崎球場ですね、例年の。恒例でやってるやつ。
- ナレ
- 火炎攻撃・電流爆破の嵐の前に、ついにハヤブサが沈んだ。
次はK-1グランプリ。
- ナレ
- K-1グランプリ決勝。鉄人(アンディ)フグが(マイク)ベルナルドと死力を尽くす大激闘。
- 南原
- これね、
- 有吉
- ええ。
- 南原
- 足技よりこの、パンチの攻防になって来たのどっちかって言うと。
- 有吉
- ああ…
- 南原
- K-1は変わってきてるよだんだん。
(フグの)このコンビネーション。
- 有吉
- (フグのローキックでベルナルドがダウン)お、効いた。
- 南原
- おお、効いた。
これ見に行ってたん(だ)。
- 森脇
- これもですか?
- 南原
- おん。
- 森脇
- 押さえてるな…。
- 南原・有吉
- (笑)
- 南原
- 俺見に行ってたんだよ。
- 森脇
- (またもベルナルドのダウン)おわ…、うわあ…
- ナレ
- フグ・トルネードが炸裂し、アンディ念願の初優勝なる!
- 南原
- カッコ良かったんだよあれが!
露見
- 有吉
- フグ対チャンプアのいい〜試合があったんですよ。
- 南原
- (興味深げ)おお、おお、おお、おお?!
- 有吉
- それ僕見に行きまして、そのころ、あれですよ、なんか、いるじゃないですか、強い人…
- 南原
- 誰?ピーター・アーツ?
- 有吉
- 黒人の。
- 南原
- スミス?
- 有吉
- スミスですよ!スミス…ですよ!パトリック・スミスですよ!
- 南原
- あ、パトスミ!?
- 有吉
- パトリック・スミスが初登場して、
- 南原
- おお!
- 有吉
- 誰も見向きもしないんですよ。
- 森脇
- (思い出したように)はいはい!はいはいはいはい。
- 有吉
- そんな頃から知ってましたよ。
- 南原
- おお、おお。
- 有吉
- 格闘技通でしょ?
- 南原
- (笑)森脇君は誰が好きなんですか?
- 森脇
- 僕はやっぱピーター・アーツですね。
- 南原
- ピーター・アーツ?
- 森脇
- ええ。
- 南原
- おお。
- 森脇
- やっぱ、見た目もかっこいいじゃないですか。
- 有吉
- (笑)こいつあんまり詳しくないんですよ。
- 南原
- (笑)
- 吉元
- (笑)
6月
- 南原
- 続きましては、えー、6月!ベスト・オブ・ザ・スーパージュニアIII!
- 有吉
- うわあ…
- 森脇
- スーパージュニア…
- 有吉
- 僕ら好きなんですよジュニア…
- 南原
- 好きなの?
- 森脇
- ええ。
- 南原
- 誰が好きなの?
- 有吉
- (獣神サンダー)ライガーさんです!!
- 南原
- ライガーねえ…。
(森脇に)誰が好きなの?
- 森脇
- ライガーです。
- 南原
- (笑)
- 吉元
- (笑)
- 森脇
- 広島出身なんですよ。
- 南原
- あ、広島出身。
- 森脇
- ええ。
- 南原
- (手で制して)ちょっと待って。こっち(有吉)は分かるけども、ホントに好きなの?
- 有吉
- (爆笑)
- 森脇
- ホントに好きです。
- 南原
- ねえ?
- 森脇
- ホントに好きです。
- 南原
- リングスの田村。
- 森脇
- 田村!田村!
- 有吉
- (晴れがましい表情)
- 南原
- いよいよ出るやつ!リングスだよ!
- 森脇
- (呟き)うわあ…
- 有吉
- (呟き)リングス…
- 南原
- 6月!
- 有吉
- はい!
- 森脇
- リングス初めての。
- 南原
- リングス初めての。
- 森脇
- あっ、そっか…(ごまかそうとする)
- 南原
- 知ってるかぁ?
- 森脇
- 全然知らないです。
- 南原・有吉
- (爆笑)
- ナレ
- 二人の旅は、遅々として進まない。インドから世界の屋根ネパール、そして再びインドへ。インドのベナレスでは、カーペット工場のアルバイト。連日のように働き続けた猿岩石。賃金をこつこつためた二人は、ようやく聖なる川・ガンジスへと戻ってきた。だがここから、本当の試練が二人を待ちかまえていた。
二人の故郷広島では、ベスト・オブ・スーパージュニアIIIの優勝決定戦が行われていた。サムライを下したライガーと、前年度優勝のペガサスを倒したブラックタイガーが、一進一退の大攻防戦を展開。
- 南原
- これ若手世代闘争があったんだけども、
- 有吉
- ええ。
- 南原
- やっぱりライガー世代が勝ってたのね。
(ライガーの技を見て)うおあ!
今、この会場(広島サンプラザ)にも行ったことあるんですよね?
- 有吉
- ええ。
- 南原
- しょっちゅう?
- 有吉
- ええ。
- 南原
- おーん。
- 森脇
- (ライガーのピンチに、口の中で『危ない』と呟く)
- 南原
- (雪崩式垂直落下を見て)危ない、危ない、危ない…
- ナレ
- 大きな大会には縁のなかったブラックタイガーが、雪崩式垂直落下でついに初戴冠。
- ナレ
- Uインターから移籍した田村(潔司)が、(ディック)フライを相手に注目のリングス第1戦。
- 森脇
- (試合開始直後に)危ない。
(フライの攻めを見て)うまいな。
(田村のダウンを見て、感心したように)あ〜。
- 南原
- (※聞き取れず)
こんな大きい選手いなかったからね、あんまり。(U)インターで。
- 有吉
- (試合に釘付け)そう…
- 南原
- うん。
しかし!
- 森脇
- (田村の絞め技を見て呟く)グラウンドなんだよ…。
- ナレ
- 前田が見守る中、見事裸絞めでフライを落とした。
楽天家
- 南原
- なんか田村は、二人とも最近、見に行って…。
- 有吉
- はい。
- 森脇
- そうなんですよ。
- 南原
- よかった?
- 森脇
- 感動しましたね〜
- 有吉
- な…い…かーっ…すよ〜?
- 南原
- (笑)お前何…!
まず森脇は何?
- 森脇
- あの動きの素早さに感動しまして。
- 南原
- 『こんなに速く動けるんだ』って?
- 森脇
- ええ。人間の域を越えてると思いましたね。
- 南原
- あーそう。
あっ、WOWOW入ってないの自分ち?
- 森脇
- 入ってないです。
- 南原
- あっ、じゃあ見れないわねぇ〜
- 有吉
- (笑)
- 南原
- 上から見た方がもっと見やすいのに〜
- 森脇
- あ〜そうですか〜
- 南原
- 自分ち入ってないのWOWOWは?
- 有吉
- ないですよ。
- 南原
- え?
- 有吉
- 風呂もないんですから。
- 南原
- (驚)風呂ないの!?
- 有吉
- はい。
- 南原
- (森脇に)風呂は?
- 森脇
- うちは、あります。
- 南原
- あるよね〜?
- 森脇
- あります。
- 南原
- 何でないの?何で二人で格差ができてるのその間に?
- 有吉
- 僕それ貯金してるんです。
- 森脇
- 二人ともA型なんですけど、
- 南原
- おん。
- 森脇
- 僕はあのー、そういう衛生面で細かい。
- 南原
- おん。
- 森脇
- こいつは金に細かいっていう。
- 南原
- ああ〜
- 有吉
- 可愛いのに意外とワイルドって言う…
- 南原
- (笑)
- 森脇
- いい風にいい風に言うなよ。
<リングの魂考案たまごっち争奪バトルロイヤル>
7月
- 南原
- 全日に馳(浩)が復帰ですよ。
- 有吉
- あ!これ…!
- 南原
- 全日ですよ!
- 有吉
- はい!
- 南原
- あごめんごめん。新日にまず復帰したんだ。
- 森脇
- あ〜、休んでた…
- 有吉
- 国会の、あれで。
- 南原
- 国会で休んでた。
- 森脇
- あ、そうかそうか。
- 南原
- で、一回トレーニングし直して、
- 有吉
- はい。
- 南原
- 石川で復帰したやつですね。
- 有吉
- おお〜
- 南原
- これででも終わってからね、(思わせぶりに)長州がね…
- 森脇
- (笑)やっ、何なんですか!?
- 有吉
- (笑)
- 森脇
- 教えて下さいよ!
- 吉元
- (笑)
- ナレ
- 猿岩石はようやくインドを離れ、パキスタンを経てイランに入国。だが、お国柄の関係で、イランでは突然撮影禁止に追い込まれるハプニング。風に吹かれて、過酷な旅はまだまだ続く。
そのころ日本では、御存知安生洋二が、WARの総帥、天龍源一郎と激突。
- 有吉
- (モニターを見つめる)
- 南原
- これ結構いい試合だったのよ。
天龍も(安生の蹴りを)受けるからねえ〜
- 有吉
- ええ〜
- 森脇
- うわあ。
- 南原
- (安生、ロープに振られるもスライディングで場外へ)おおっ!
- 有吉
- (感心しきりの微笑)す…
- 南原
- さすが!
この辺もやっぱり天才的な動きだよね。
- 森脇
- (安生、天龍の腕をとる)おお。
- 南原
- おっ、出た(※聞き取れず)パンチ!
- 有吉
- (微笑)
- 森脇
- (安生、2カウントで逃れる)あ、おお〜
- 南原
- おお〜っ!
- 森脇
- すごい
- 南原
- 伸びてる伸びてる伸びてる!
- 有吉
- え、えっ?
- 南原
- (※聞き取れず)
- 有吉
- (天龍の強烈なラリアット)うわ…
- 森脇
- うわ…
- ナレ
- 最後は天龍が渾身のパワーボム。200%男轟沈!
- ナレ
- 馳浩が、地元石川で一夜限りの復活。馳浩、新日最後の試合となった。
- 南原
- 地元ですね。
今となっては貴重ですよ。
- 有吉
- (画面を見つめながら)そうですね…
- 南原
- もう全日に移籍しましたからね。
長州(力)を回す(ジャイアントスゥイング)。
- 森脇
- (口半開きで、うなずきながら見ている)うわあ…
- 南原
- 容赦ないねえやっぱ長州は。
- 森脇
- (試合のあまりの迫力に苦笑)す…
- 有吉
- (同じく苦笑)
- ナレ
- 最後は長州が現役バリバリの意地を見せつけ、ラリアットで馳を沈めた。
どや顔
- 南原
- さあこの後にね、
- 有吉
- はい。
- 南原
- そのシーンがねえ…
- 有吉
- はい。
- 南原
- あ、ほら。
- 森脇
- (もはや完全に素の驚き)おああ!
- 南原
- 長州の肩車(馳を乗せている)ってのは、
- 有吉
- ええ。
- 南原
- アントニオ猪木とね、
- 有吉
- (※聞き取れず)あ、猪木…
- 南原
- 猪木と、藤波をやった時ね。
- 有吉
- (思い出して感慨に浸る)あ、はいはい。
- 森脇
- そう。
- 南原
- 横浜で。
- 有吉
- ああ〜
- 南原
- 肩車したじゃないですか。
- 森脇
- (驚き疲れたのか力無く)ええ〜
- 南原
- だからこの時すでに長州の中では、まあ、
- 有吉
- はい。
- 南原
- 気持ちがね。
- 有吉
- ああ〜
- 南原
- もう踏ん切りをつけたんじゃないですか?
ねえ〜もう見れないねえ〜。時間は、逆戻りできないからねえ〜
- 森脇
- (笑)
- 吉元
- (笑)
- 森脇
- (笑)ああ〜、悔しいな〜
- 南原
- (得意げに)特に!もう去年の、ん〜4月から10月までめちゃめちゃおもしろかった!
- 有吉
- (笑)
- 吉元
- (笑)勝ち誇ってますよ目が。
- 森脇
- 憎たらしい…
次回予告。猿岩石がどこかを訪問し、技をかけられている。
- ナレ
- 次回も、猿岩石特集パート2。ゴールまでの道のりと、名勝負をたっぷりとお届け。(※聞き取れず)も二人に、気合いを伝授!
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