SPHERE ごちそうさま

    1997年3月11日(火) 12:54〜 日本テレビ系
    司 会:辰巳啄郎,大東めぐみ
    ゲスト:猿岩石      (敬称略)
    原文提供 南玲子さん
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    猿岩石の特上にぎり

    PAW 材 料

    あわせ酢酢 150cc砂糖大さじ2+1/2塩小さじ1
    マグロタイ海老イカ
    イクラアナゴきゅうり海苔
    ご飯タレワサビetc.

    PAW ショートコント?

    辰 巳:「こんにちは」
    大 東:「こんにちは」
    辰 巳:「『ごちそうさま』です」
         「さ,今日のお客様は…」
    大 東:「はい」
    辰 巳:「昨日に引き続きまして,人気絶頂の猿岩石のお二人で〜す!」
    大 東:「はい!あちらです」
    
    板前さんの格好をした猿岩石の二人が,キッチンでご飯を炊飯ジャーから
    桶に移してます.辰巳さんと大東さんが猿岩石の方に向かいます.
    
    辰 巳:(猿岩石に)「おっ,こんにちは〜」
    有 吉:「(江戸っ子風に,以下(江))いらっしゃ〜い」
    辰 巳:「おっと〜」
    大 東:「何やってんの?ね,もしかしてお寿司屋さん?」
    有 吉:「(江)へい」
    森 脇:「(江)へい」
    有 吉:「ごめんね.生憎,ちょっと準備中だから」
    大 東:「いや,準備中って…大丈夫?なんか…」
    辰 巳:「(江)いいネタ,入ってる?」
    森 脇:「(江)うん.瀬戸内のいいのが入ってますよ」
    辰 巳:「(江)瀬戸内!いいねぇ,瀬戸内は」
    大 東:「瀬戸内?」
    辰 巳:「(猿岩石の)地元」
    有 吉:(大東さんに,いたずらっぽく)「後,きゅうりが最高です」
    大 東:「え?! きゅうりって? きゅうり?!」
    辰 巳:「瀬戸内のきゅうり」
    有 吉:「いいですよぉ〜(笑)」
    森 脇:「瀬戸内のきゅうりですよ(笑)」
    大 東:(辰巳さんに助けを求める)「ほんとにきゅうりっていいの?わ
         かる?」
    辰 巳:「いいよぉ.きゅうり,おいしいよ.ほんとに(笑)」
    大 東:「心配だなぁ,なんか.手付き,あんまりよくないよ」
    辰 巳:「(江)じゃっ,よろしくね!」
    有 吉:(森脇くんに)「大将(笑)!」
    森 脇:(辰巳さんに)「(江)へい!よろしく〜」
    有 吉:(笑)
    大 東:(笑)
    森 脇:(カメラに向かってガッツポーズ)
    
    <CM>
    

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    PAW 分業

    辰 巳:「なによ,ほんとに寿司屋…あの,実家が寿司屋とか?」
    森 脇:「いえ,違うんすよ.僕達,学生時代に…やっぱり,寿司屋でバ
         イトしてたんですね」
    大 東:「『僕達』ってことは…」
    有 吉:「はい」
    大 東:「二人で?また」
    有 吉:「二人で!」
    大 東:「また,二人でやったの?」
    有 吉:「はい(笑)」
    森 脇:「また,二人でやってたんすよ(笑)」
    大 東:「腕(前)は確かなの?」
    辰 巳:「ほんとに上手だったの?腕」
    森 脇:「いえ,僕はもう…当時は上手でしたね」
    辰 巳:「『僕は』ってことは?」
    有 吉:「僕は…ダメですね」
    森 脇:(笑)
    大 東:「運び屋さん?」
    有 吉:「レジです,レジです」
    森 脇:(笑)
    大 東:「レジで…」
    有 吉:「はい(笑)」
    大 東:「いろいろ笑顔を振りまいたんだ」
    森 脇:「レジかい!(笑)」
    
    PAW 大将の分業

    大 東:「さぁ,それでは早速…」
    辰 巳:「じゃあ,いってみましょう!」
    大 東:「作っていきますか」
    辰 巳:「うん」
    森 脇:「(江)はい」
    大 東:「はい」
    森 脇:「(江)えぇ〜,じゃあ…」
    辰 巳:「ネタ」
    森 脇:「何からにぎりましょう.えっと,マグロ,鯛…」(寿司ネタの
         紹介を始める)
    大 東:「すしご飯作った?」
    森 脇:「あっ!そうか.すし(*聴き取れませんでした)」(慌ててご飯
         の方へ)
    有 吉:「おい!」
    大 東:(笑)
    有 吉:「大将!(笑)」
    森 脇:「(有吉くんの方に振返って)え?!」
    大 東:「大将」
    森 脇:「いやいやいやいや」
    大 東:「あ,今日は大将(森脇くん)と…」
    辰 巳:「大将と」
    大 東:「お弟子さん(有吉くん)なんだ」
    有 吉:「あ,はい」
    森 脇:「(*聴き取れませんでした)かけます」
    辰 巳:「(江)あいよっ」
    森 脇:(あわせ酢を桶のご飯にまわしかける)
    大 東:「はい,どうぞ.さぁーっと,まわしかけて…」
    森 脇:「はい」
    辰 巳:「(江)で?」
    大 東:「それで?」
    森 脇:「これが,難しいんですよ.これね…(すし飯を杓文字で切るよ
         うに混ぜながら)切るように」
    大 東:「『切るように』」
    森 脇:(ご飯を混ぜながら)「あぁ〜いいっすねぇ」
    辰 巳:「この作業はしてたの?」
    森 脇:(ご飯を混ぜながら)「これは…やってましたね」
    辰 巳:「やってた?」
    森 脇:(ご飯を混ぜながら)「やってました」
    大 東:「馴染ませて」
    森 脇:「じゃあ…仰ぐんですけど.(江)あっ,これちょっと弟子の有吉
         に」
    有 吉:「あっ!いいんすか?(笑)」
    森 脇:「(江)おっ,そろそろやらせてもいいだろう」
    辰 巳:「じゃあ!」(ウチワを有吉くんに渡す)
    大 東:「『扇ぎ8年』って言われてますからね」
    有 吉:「はい(笑)」
    大 東:「ほんとかなぁ(笑)」
    辰 巳:「(江)その間にネタ,いきましょうかねぇ」
    森 脇:「ネタ,いきましょう」
    大 東:「じゃ,扇いで.こうやって(ご飯を)切りながら仰いでください」
    有 吉:「はい」(すしご飯を扇ぐ.形だけ?)
    森 脇:「あ,それともう一人,ちょっと…」
    辰 巳:「(江)あいよ!」
    森 脇:「頼みたいことがあるんですけど」
    大 東:「あい!何ですか」
    森 脇:「(江)アナゴをちょっとあぶってくんねぇかな」
    辰 巳:「(江)広島はアナゴだね」
    森 脇:「(江)アナゴ!」(アナゴを辰巳さんに渡す)
    有 吉:(笑)
    辰 巳:「(江)やっぱりね」
    

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    PAW 結局の分業

    辰 巳:(アナゴを網であぶる)
    大 東:「私も何か言っていただければ,すぐ手伝いますから」
    森 脇:「えぇ〜っと,じゃあ僕が…いきましょう」
    大 東:「さ,今日のネタを,じゃあ紹介しましょうか」
    森 脇:「はい」
    大 東:「まずは」
    森 脇:「(江)え〜っと…マグロ,タイ,海老,イカ,イク"ラ"(巻き舌
         で)」
    大 東:「うん.『イク"ラ"(巻き舌で)』.もう,巻き舌…」
    森 脇:「(江)後,アナゴですね」
    大 東:「イケてますね,イケてます」
    辰 巳:「じゃあ,まずマグロ!」
    森 脇:「はい,いきましょう!」
    辰 巳:「マグロ!」
    森 脇:(深く息を吸い,ゆっくり吐きながら左手でマグロ(ネタ)とる)
    大 東:(カメラに向かって)「さ,手付きの方も,皆さんしっかり注目
         ですよ」
    森 脇:(ネタを持った左手を,寿司屋さん風にくねらす)
    大 東:「あっ,ネタ!ネタを持つ手が違いますね」
    辰 巳:「サビは後?」
    森 脇:(右手でご飯をつかみ,右手だけで形を整えながら)「サビは…
         後です」
    辰 巳:「あ,そう」
    森 脇:「サビは後です」(ご飯がベトベトで,なかなか形が整わない)
    大 東:「何かあります?」
    森 脇:(右手のご飯を見て)「なんかねぇ,ご飯がベチョベチョ(笑)」
    有 吉:(大笑い)
    森 脇:(有吉くんに)「ちゃんと扇いだ(笑)?」
    有 吉:「扇ぎましたよ〜(笑)」
    大 東:「これ,扇いで(水分を)飛ばさないと」
    有 吉:(笑)
    
    辰巳さんが扇いで,大東さんが手際よくご飯を切るように混ぜます.
    
    森 脇:「もう,すごい」
    辰 巳:(有吉くんに)「弟子!」
    有 吉:(笑)
    

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    PAW 大将始動

    森脇くん,再度挑戦します.
    
    森 脇:(右手でご飯の形を整えながら)「ちょっとねぇ,これ….いっ
         てみましょう!少なくて,でも多く見せないとダメなんです」
    大 東:「どうして,どうして?」
    森 脇:(ご飯を左手に持ったマグロの上にのせ)「それは…中に空気を
         入れないといけないから」
    辰 巳:「(江)理屈は一人前だねぇ」
    森 脇:「えぇ.(手の中のお寿司を見つめながら)え〜っと…,で」
    大 東:「サビ,入れないの?」
    森 脇:「あ,そうだ」(苦笑い)
    辰 巳:(大ウケ)
    有 吉:(笑)
    辰 巳:「大丈夫(笑)?サビ,後だって言っといて(笑)」
    森 脇:(ネタからご飯を取って,人差し指でネタにサビをつけながら)
         「動転しております」
    大 東:「さ,ご飯…だんだん,時間経つといい風になってきました」
    森 脇:「はい,いい風(に)なってきます」
    大 東:「はい」
    森 脇:「えぇ〜っと,じゃあ,握りますよ」
    大 東:「はい,握ってください」
    森 脇:(ご飯を人差し指で押さえて)「もうね,忘れました」
    辰 巳:「忘れた(笑)」
    森 脇:(握り方がわからず,手があたふた)
    有 吉:(ささやき声で)「大将〜.(笑)」
    大 東:「大将,本当に分かってないでしょう.大将」
    森 脇:(汗を拭う.完全に素の状態)
    有 吉:(笑)
    森 脇:「はい」
    大 東:「はい」
    森 脇:(形を整えて)「こんな感じで」
    大 東:「あ,イケてるよ」
    有 吉:「オッケー,オッケー.全然オッケー」
    森 脇:「ほら」(出来たお寿司を板に置く.しかし,マグロの上にご飯
         粒がくっついている)
    有 吉:(ご飯粒を指差して笑う)
    大 東:(笑)
    
    PAW 大将・天然

    大 東:「じゃあ,鯛いっときましょうか」
    森 脇:「はい」
    大 東:「鯛,鯛」
    森 脇:(鯛(ネタ)を右手に持つ)
    有 吉:(何がおかしいのか笑ってる)
    辰 巳:(アナゴをあぶりながら)「なんかやわらかいんだよな(呟き)」
    大 東:「(笑) お兄ちゃんがアナゴで悪戦苦闘です」
    辰 巳:「アナゴが(網に)くっついて」
    森 脇:(右手でご飯を握りながら,手慣れてきた感じ)「だんだん思い
         出してきました」
    大 東:「何?どうしたの?手付き,思い出してきた?」
    森 脇:「思い出してきました」
    大 東:「軽やかになってきたよ,だんだん」
    森 脇:「はい.ネタはいい感じですね」
    大 東:「ほんと?」
    森 脇:「いいのが入ってます」
    大 東:「ほんと?」
    辰 巳:(森脇くんの握ってるお寿司を覗き込みながら)「ワサビは?」
    有 吉:(笑)
    辰 巳:「ワサビ?」
    大 東:「それもサビ抜き?」
    森 脇:(苦笑い)
    有 吉:「おい.大将,ワサビを(笑)」
    森 脇:「これ,僕用です」
    辰 巳:(森脇くんに)「ワサビ嫌いなんだぁ」
    森 脇:(笑)(鯛(寿司)をマグロ(寿司)の横に並べる)
    大 東:「上手,上手」(拍手)
    有 吉:「いいじゃない」
    森 脇:「ほら,上手じゃないですか」
    お寿司のアップ.森脇くんがネタにくっついてるご飯粒を取ります.
    有 吉:「大将(笑)」
    
    PAW 大将復調

    有 吉:「ワサビ,ちょっとつけるのやってくださいよ」
    森 脇:「あ,(有吉くんの方に振返って)ワサビいる?」
    有 吉:「見たいですよ,それを(笑)」
    森 脇:(海老(ネタ)を左手に持つ)「じゃあ,ワサビつけるよ」
    辰 巳:「ほう」
    森 脇:(右手でご飯を握って)「だんだん思い出してきました」
    大 東:「思い出してきた?」
    森 脇:「だんだん,だんだん」
    有 吉:「あ,だいぶ手付きが」
    辰 巳:「手付きが,手付きが」
    大 東:「ね,ほらほらほら.片手でね」
    辰 巳:「片手でやって…」
    森 脇:「(江)へい」(サビを海老(ネタ)につける)
    有 吉:「(ささやき声で)いつもの大将」
    大 東:「いつもの大将に戻ってきた?」
    有 吉:「はい,戻ってきましたね」
    大 東:「ちょっと大将,ユーラシア行ってる間にちょっとね(笑),忘れ
         ちゃったもんね(笑)」
    有 吉:「はい」
    森 脇:「忘れちゃいました」(ネタにご飯をのせ,形を整える)
    大 東:「うん」
    森 脇:(ひっくり返して,もう一度形を整える)「はい.ちょっと思い
         出してきました(鯛(寿司)の横に並べる).難しいねぇ,寿司っ
         て」
    
    PAW アナゴ

    辰 巳:「(江)アナゴ,置いとくよ」(あぶったアナゴをまな板の上に置
         く)
    森 脇:「置いといてください.あ,すごいっすね,これは」
    有 吉:(きゅうりを切りながら)「大将,きゅうりは千切りですか?」
    森 脇:「おい!長く切らないと!」
    有 吉:「えっ?」
    森 脇:「カッパ巻きだから(笑)」
    有 吉:「……」
    森 脇:((笑) イカを握る)
    大 東:「『あっ』って(笑)」
    有 吉:「カッパ巻きかよ」
    大 東:「あんた達(*聴き取れませんでした)」
    有 吉:((笑) きゅうりを切る)
    辰 巳:(森脇くんの手元を覗きこんで)「あ,ワサビは?」
    森 脇:「あっ!また忘れました」(ネタからご飯をとってサビをつける)
    辰 巳:(笑)
    有 吉:(笑)
    辰 巳:「(江)もう,サビ抜きでいこう!」
    森 脇:(苦笑い)
    大 東:「(江)いいよ!サビ抜きで」
    辰 巳:「大将,アナゴさぁ…僕,アナゴ大好きでさぁ」
    森 脇:(お寿司の形を整えながら)「はい」
    辰 巳:「長いのが好きなんだけど.これ,この辺で(アナゴを縦半分に
         包丁で切る.縦の長さ15cmくらい)…これ,握ってくれない?」
    有 吉:(笑)
    大 東:「そんな(笑)」
    森 脇:「アナゴ!(アナゴを見つめて)…アナゴ,難しそうですねぇ」
    大 東:「えーっ」
    辰 巳:(笑)
    森 脇:(左手にアナゴを持つ)
    大 東:「長い所でね.そう一つ」
    有 吉:「初めてですか?」
    森 脇:「アナゴ,初めて…じゃないよ」(ご飯を握ってネタにのせ,形
         を整える.ネタが長いのでビロンと垂れ下がっている)
    辰 巳:「オッケイ」
    森 脇:「これ,すごい収拾着かなくなってます」
    有 吉:(笑)
    辰 巳:「カッコイイじゃない」
    大 東:「切れそうなんだけど」
    森 脇:(アナゴ(寿司)をイカ(寿司)の横に並べる.ネタのご飯からはみ
         出て垂れ下がった分をご飯の下に敷いて,アナゴが二つ折りの
         状態)
    大 東:「あ,うまい!」(拍手)
    有 吉:「おいしそう」
    辰 巳:「うまそうだな」
    大 東:「すごい上手」
    森 脇:(嬉しそうに)「なんか,形になってきましたね」
     ? :(アナゴに刷毛でタレを塗る)
    有 吉:「なってきた」
    辰 巳:「なってきたよ」
    
    PAW アナキュウで完成

    大 東:「それじゃ,巻き物も一つ挑戦しといてもらいましょうか」
    辰 巳:「巻き物もね」
    森 脇:(両手でご飯を拳ぐらいの大きさに握りながら)「どんなもんか
         なぁ」
    大 東:「ご飯の量があんまり多いと巻けないから」
    森 脇:「そうですね」("巻きす"にのった海苔の上にご飯を広げる)
    大 東:「いろんなバイトしてるんだね.他にはどんなバイトをしてたん
         ですか?」
    森 脇:「焼き肉屋さん」
    大 東:「それから!」
    有 吉:「ハンバーグハウス」
    大 東:「『ハンバーグハウス』(笑)」
    有 吉:「はい」
    森 脇:「賄い付きのとこ"のみ"ですね」
    有 吉:「"のみ"です」
    大 東:「あ,ご飯が食べれるところを」
    有 吉:「そうです.一日一食でしたからね,その頃も」
    大 東:「じゃあ,全然変わらないんじゃないですか!…」
    有 吉:「変わってないですよ(笑)」
    大 東:「ユーラシア大陸,行ってるときと」
    有 吉:「はい(笑)」
    大 東:「ねぇ」
    辰 巳:「"アナキュウ"好きなんだけどな.アナゴも入れる?」
    有 吉:「あ,"アナキュウ"にしましょう」
    大 東:「あ,それいいですね.(さっきの残りのアナゴをもって)ここ
         に,じゃあアナゴを」
    森 脇:(ワサビをご飯にぬりつけながら)「どんどん高度にしていって
         るじゃないですか(笑)」
    有 吉:(笑)
    辰 巳:「今日はアナゴをサービス」
    有 吉:「はい」
    森 脇:「はい」
    大 東:「よく分かんない(笑)」
    有 吉:(笑)
    森 脇:((笑) アナゴをご飯の上に並べる)
    辰 巳:「広島だから」
    大 東:「広島だからね.アナゴ,サービス,サービス」
    辰 巳:「広島,カキとアナゴなんだから」
    大 東:「うん」
    森 脇:(ご飯にきゅうりを並べてる様子)
    有 吉:(森脇くんの肩口からお寿司を覗きこんでニタついている)
    辰 巳:「おっと,難しくしちゃったかな」
    森 脇:("巻きす"でご飯を巻きながら)「でもね,僕は器用ですからね」
    有 吉:「あ,これは上手いこといったわ」
    大 東:「あっ」
    辰 巳:「いったね」
    大 東:「さぁ〜」
    森 脇:("巻きす"の上から形を整える)
    辰 巳:「四角く巻くのね」
    大 東:「うん」
    森 脇:「いけてると思うんですけどね」
    大 東:「ほんと?」
    森 脇:("巻きす"をとる."アナキュウ"の出来上がり)
    辰 巳:「さっ!」
    大 東:「あ,いけてる,いけてる!上手よ(拍手)」
    森 脇:「ほら!」
    有 吉:「"アナキュウ"(笑)」
    大 東:「やっぱり切り口でしょう,切り口でしょう」
    森 脇:("アナキュウ"を切る)
    辰 巳:「おっ!」
    有 吉:「いいじゃないですかぁ」
    大 東:「いけてるじゃないですか」
    辰 巳:「ガリをおいて仕上げましょう」
    
    きれいに並んだお寿司のアップ.
    
    有 吉:「おっ!」
    辰 巳:「いや,ガリ上手いねぇ」
    大 東:「すごい!お寿司みたい」(拍手)
    有 吉:「『お寿司みたい』って(笑)!」
    有 吉:「お寿司ですよ(笑)」
    森 脇:「お寿司ですよ(笑)」
    辰 巳:「なかなかねぇ,きれいに出来ましたねぇ」
    森 脇:「はい」
    有 吉:「やった!」
    森 脇:(ガッツポーズ)
    
    <CM>
    

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    PAW 試食

    皆さん,テーブルについています.
    
    辰 巳:「(江)さすがに,往年の寿司職人」
    森 脇:「(江)へい」
    有 吉:「お客さん,どうぞ」
    辰 巳:「(江)じゃあ,(*聴き取れませんでした)ましょうかねぇ」
    森 脇:(腕を組んで,厳しい顔でカメラを見据えている)
    辰 巳:「やっぱりアナゴ,いきましょう」
    大 東:「お兄ちゃん,アナゴからいきます」
    辰 巳:(アナゴをつかんで)「(江)アナゴにこだわりましょう.いただ
         きます」
    大 東:「大切な"一個しかない"アナゴですからね,お兄ちゃん」
    辰 巳:(アナゴを口に入れ,よく味わいながら)「う〜ん」
    大 東:「いけてる?」
    辰 巳:(森脇くんの方を見て)「酢飯のね…」
    森 脇:「はい」
    辰 巳:「炊き加減,味加減…」
    森 脇:「『味加減』」
    辰 巳:「口の中でのくずれ具合…」
    森 脇:「おっ」
    有 吉:「おっ」
    辰 巳:「いいですねぇ」
    有 吉:「おぉ〜!」
    森 脇:「ほんとですか?(嬉)」
    大 東:「いいじゃない!」
         「じゃ,私…あの,"アナキュウ"を」
    有 吉:「"アナキュウ"いきますか(笑)?」
    大 東:「折角ですから.("アナキュウ"を一つとって)いただきます」
         ("アナキュウ"を口の中に入れ,よく味わって)「う〜ん」
    辰 巳:「うまい?」
    有 吉:(鯛(寿司)を頬張る)
    森 脇:「"アナキュウ"」
    辰 巳:「どう?」
    大 東:「口ん中で…グチャって崩れるところが(笑)」
    森 脇:「(笑) 『グチャっと』」
    辰 巳:(何かを頬張りながら)「うん.うん,全然大丈夫」
    森 脇:「本当ですか?」
    大 東:「でも,酢飯の具合はオッケイよ」(オッケイのゼスチャー)
    有 吉:「よかったぁ」
    森 脇:「よかったぁ」(安心の表情)
    大 東:「よかったぁ.ねぇ…なんか2日間に渡って(*聴き取れませんで
         した)ありましたけれども」
    辰 巳:「手に職があるっていいねぇ」
    有 吉:(笑)
    森 脇:「はい」
    大 東:「そうですよ.これから先も,二人で」
    辰 巳:「ありがとうございました」
    猿岩石:(座ったままお辞儀)
    
    引いた映像.森脇くんはお寿司を食べ,有吉くんは伸びをしていました.
    

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    村田 崇 takashi@air.ne.jp