SPHERE ごちそうさま

    1997年3月10日(月) 12:54〜 日本テレビ系
    司 会:辰巳啄郎,大東めぐみ
    ゲスト:猿岩石      (敬称略)
    原文提供 南玲子さん
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    カツ丼わかれ

    PAW 材 料(4人分)

    豚ロース肉(大) 1枚 長ねぎ1本
    塩少々玉ねぎ(小)1個
    こしょう少々水2カップ弱
    小麦粉ほんだし煮物上手大さじ4
    溶き卵しょうゆ大さじ4
    パン粉卵3個
    コーン油(揚げ油)170〜180℃グリンピース適量

    PAW 去年のいまごろは

    辰 巳:「こんにちは」
    大 東:「こんにちは」
    辰 巳:「『ごちそうさま』です」
    大 東:「はい」
    辰 巳:「さっ,今日のお客様は」
    大 東:「はい」
    辰 巳:「このご両人です!」
    大 東:「はい!」
    辰 巳:「どうぞ!」
    大 東:「はい!」
    
    <B.G.M.『白い雲のように』>
    
    大 東:「猿岩石の森脇和成さんと有吉弘行さんでーす」
    
    猿岩石,セットの後ろから小走りで登場!! いつものように,礼儀正しく
    愛想のよい猿岩石.
    
    有 吉:「よろしくお願いしまーす」(お辞儀)
    森 脇:「よろしくお願いしまーす」(お辞儀)
    大 東:「よろしくお願いいたします(笑)」
    猿岩石:「よろしくお願いしまーす」(お辞儀)
    大 東:「なんか二人が出てくると…」
    森 脇:(カメラ目線でお辞儀)
    辰 巳:「曲もかかってるもんね」
    大 東:「ねぇ〜」
    有 吉:「あっ」
    森 脇:「はい」
    辰 巳:「すごく売れてるみたいでね」
    森 脇:「はい」
    大 東:(両手を大きく広げて)「『白い雲のように』」
    辰 巳:「本もバカ売れだということで」
    有 吉:「あ,はい」
    森 脇:「本も」
    有 吉:「お笑い以外の部分で(恐縮)」
    森 脇:「はい」
    大 東:「いやいやいやいや,とんでもないです.またぁ」
    辰 巳:「例えばですね…」
    有 吉:「はい」
    辰 巳:「一年前,去年の今頃はどうしてました?」
    大 東:「うん」
    森 脇:「う〜ん…アルバイトしてましたね,まだ」
    有 吉:(頷く)
    辰 巳:「あ,そう!」
    大 東:「そうですか」
    猿岩石:「はい」
    大 東:「何のアルバイトを?」
    森 脇:「え〜っと…僕はステーキ屋で」
    有 吉:「僕もべ…別の店ですけどステーキ屋です」
    辰 巳:「そうっ!」
    猿岩石:「はい」
    大 東:「な(笑).食べ物がよかったんですねぇ…」
    有 吉:「はい」
    大 東:「やっぱりね」
    森 脇:「はい」
    辰 巳:「一年って早いですね.ほんとにね」
    大 東:「一年前はねぇ」
    辰 巳:「こんなに変わるとはね」
    大 東:「はい」
    辰 巳:「今日はやっぱりステーキですか?」
    有 吉:「いえっ,ステーキ(笑)といきたいんですけども…」
    辰 巳:「えぇ」
    有 吉:「今日は…違いますっ」
    大 東:「違います」
    有 吉:「はい」
    辰 巳:「ねぇ〜」
    大 東:「なんか,どうしても食べたかったものを作ってくれるそうです」
    辰 巳:「ユーラシア大陸の料理(*聴き取れませんでした)かな?」
    大 東:「はい」
    辰 巳:「お楽しみに〜」
    
    全員,カメラ目線でお辞儀
    
    <CM>
    

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    PAW 謎のメニュー

    辰 巳:「はい,今日のお客様は猿・岩・石のお二人です」
    猿岩石:「(ささやき声で)よろしくお願いしま〜す」(カメラ目線でお
         上品にお辞儀)
    大 東:「よろしくお願いいたします(笑)」
    辰 巳:「今日ね,初めての人もいるでしょうからね…」
    猿岩石・大東:「はい」
    辰 巳:「一応,聴きたいんですけども…」
    猿岩石・大東:「はい」
    辰 巳:「一番印象に残った食べ物は何でしょうか?」
    大 東:「そうですね」
    森 脇:「え.あの〜」
    有 吉:「僕はインドのカレーですね」
    森 脇:「おっ」
    有 吉:「"豆カレー"」
    辰 巳:「"豆カレー"?!」
    大 東:「"豆カレー"?!」
    有 吉:「一ヶ月半,ずっと"豆カレー"でした」
    大 東:「40日ぐらい?」
    有 吉:「はい」
    辰 巳:「森脇くんは?」
    森 脇:「僕はですね,ベトナムで,あのぅ…3日間絶食後の…」
    辰 巳:「うん」
    森 脇:「あのぅ,それを…それに救われた…ご飯なんですけど.ただの
         ご飯と,ただの玉子焼きと,ただのほうれん草を湯がいたもの
         なんですけど」
    大 東:「うわぁ.(*聴き取れませんでした)」
    辰 巳:「そうゆうシンプルなものですか」
    森 脇:「それがでも,もう〜」
    大 東:「絶食ってでも,しなきゃいけない…絶食だったんだよね」
    森 脇:「そうなんですよ」
    辰 巳:「あ,食事しなかったわけ?」
    大 東:「そうそう.なかったの,食べ物が」
    辰 巳:「あ,なかったわけだ(驚)」
    大 東:「うん」
    有 吉:「ビザで取られて」
    大 東:「えぇ」
    辰 巳:「そぅ〜(感心)」
    有 吉:「はい」
    大 東:「そんな思いもしながら(笑)」
    辰 巳:「今日はまぁ,有吉くんの番なんだけど…」
    有 吉:「はい」
    大 東:「はい」
    有 吉:「大好きな食べ物がありまして…」
    辰 巳:「"大好きな食べ物".これまた,チラチラ浮かんだもの」
    有 吉:「えぇ.チラチラ…チラッチラ(何かを思い浮かべる表情で)…浮
         かびまして」
        「カツ丼なんですけど…えぇ」
    辰 巳:(笑)
    大 東:「さぁ」
    有 吉:「作りましょう」
    辰 巳:「はい」
    大 東:「それでは,今日は…」
    有 吉:「"カツ丼わかれ"」
    大 東:「"カツ丼わかれ"!」
    森 脇:「おぉ,なんだおい」
    大 東:(笑)
    有 吉:「(得意気な笑いを浮かべて)興味そそるでしょ?これ」
    辰 巳:「(冷静に考えながら)"カツ丼わかれ"ねぇ」
    大 東:「さぁっ」
    有 吉:「はい」
    森 脇:「"カツ丼わかれ"って何だろう?」
    大 東:「じゃあ,その"カツ丼わかれ"は一体何なんでしょうか?」
    有 吉:「はい」
    大 東:「じゃあ,早速作っていただきましょう」
    辰 巳:「なるほどねぇ」
    
    PAW お兄ちゃんの心配

    大 東:「はい.これが…」
    有 吉:「(豚肉をまな板の上にのせながら)はい」
    大 東:「豚ロースですね?」
    有 吉:「豚ロースです」
    大 東:「はい」
    有 吉:「はい」
    大 東:「これをですねぇ…」
    有 吉:「え」
    大 東:「はい」
    有 吉:(豚肉の筋切り(←赤身と脂身の境目に切込みを入れる)をする)
    大 東:「あっ,筋切ったりなんかして」
    有 吉:「そうです」
    森 脇:「知ってるんだねぇ」
    有 吉:「知識はあるんです」
    大 東:「(*聴き取れませんでした)」
    有 吉:「そ,そうですねぇ〜(笑)」
    森 脇:(笑)
    大 東:(笑)
    有 吉:(照れ笑い)
    有 吉:(豚肉を麺棒で叩いてのばす)
    大 東:「さぁさぁさぁさぁ.あ,叩いてますが.なんで叩いてるの?」
    有 吉:「え?あの…大きく見せるためですね」
    辰 巳:「(笑) もっとね,細い人だと思ったけど二人とも結構太ってる
         のねぇ」
    有 吉:(笑)
    辰 巳:「やっぱり日本に帰ってきて…」
    有 吉:「そうですね(笑)」
    大 東:「違う,お兄ちゃん(←辰巳さんのこと)(笑).日本出る前もっと
         太ってた」
    辰 巳:「あ,そうなの?!」
    大 東:「ふん(笑)」
    辰 巳:「ふ〜ん」
    有 吉:(笑いながら,ひたすら豚肉を叩く)
    森 脇:「プクプクしてました」
    大 東:「そうそうそう.もっとプクプクしてて…」
    有 吉:「はい」
    辰 巳:「あ,そう」
    大 東:「旅,出たんですよ」
    辰 巳:「いや,今日は…今日は初対面なもんで,ねぇ」
    有 吉:「はい」
    大 東:「そうだよねぇ」
    有 吉:(お肉を叩く手を止め)「(*聴き取れませんでした)と申します」
         (辰巳さんにお辞儀)
    辰 巳:「はじめまして」
    大 東:「はじめまして」
    有 吉:(もう一度辰巳さんにお辞儀)
    森 脇:「はい」(同じく辰巳さんにお辞儀)
    大 東:「あ,芸能界です,芸能界です(笑)」
    辰 巳:(有吉くんに向かって)「はい,続けてください」
    有 吉:((笑) 再びお肉を叩く)
    大 東:「さ,肉を叩いて広くしますけども…」
    有 吉:「はい.こんなもんですねぇ」
    大 東:「今日はこれを?」
    有 吉:「ちょっと,塩・こしょうを…」
    大 東:「塩・こしょう」
    有 吉:「かけます」
    辰 巳:「塩・こしょう」
    森 脇:「おっと」
    大 東:「おっと,塩・こしょう」
    有 吉:(豚肉に塩をふりかける.手慣れた手付きとはいえません)
    大 東:「あ!…ちょっとあんまりやってないんじゃない(笑)」
    森 脇:(笑)
    有 吉:「いやいや(笑),やってますよ」
    辰 巳:「今ね,(*聴き取れませんでした)腰付きが面白かった,今」
    有 吉:(笑)
    辰 巳:「腰で振ってた」
    有 吉:(変な腰付きで豚肉にこしょうをふりかける.そして,自分でウ
         ケてる)
    辰 巳:(笑)
    大 東:「エッチなの(笑)」
    森 脇:(笑)
    大 東:「はい,塩・こしょう して」
    森 脇:「おぉ〜」
    有 吉:「いえ,塩・こしょう しまして」
    大 東:「で,これは普通のトンカツ作るように作っていけばいいですね」
    有 吉:「そうですね」
    大 東:「お粉(小麦粉)と…」
    有 吉:(豚肉を小麦粉の入ったお皿にいれたところで手がとまる)
    大 東:「大丈夫ですか(笑)」
    有 吉:(笑)
    大 東:「そんなねぇ,いちいち私に確認しながら作んないの!」
    有 吉:(頷きながら,大笑い)
    森 脇:(笑)
    有 吉:(豚肉の余分な小麦粉をふるい落とす.ふるいすぎて豚肉が裂け
         そうになる)
    辰 巳:「ちぎれる,ちぎれる,ちぎれる」
    有 吉:「すいません(笑)」(豚肉を溶き卵につける)
    大 東:「これね,悪いけどみんなで食べるんですからね,ほんとに…」
    有 吉:「はいはいはい」
    大 東:「ね!」
    有 吉:「そんなに心配しないでくださいよ」
    大 東:「いや,心配ですよ」
    有 吉:(笑)
    辰 巳:「僕が一番最初に箸をつけるんだよ」
    大 東:「そうそう.お兄ちゃんが一番最初だから,順番的には(笑)」
    
    PAW ポイント

    有 吉:「これがポイントなんですねぇ」(豚肉をパン粉にまぶす)
    大 東:「は〜い」
    有 吉:「いいパン粉を使ってください」
    大 東:「はい」
    森 脇:「そんなのお前,ポイントでも何でもねぇじゃねぇか!」
    大 東:(笑)
    
    PAW ポイント・その2

    辰 巳:「そして」
    大 東:「トンカツ出来上がりましたぁ〜」
    有 吉:「そして」(豚肉を揚げ油の方に持っていく)
    森 脇:「おぉ〜」
    辰 巳:「油(の温度は)いいかな?」
    大 東:「さぁ!」
    辰 巳:「ちょっと今(*聴き取れませんでした)いれましたけど」
    森 脇:「大丈夫かなぁ(呟き)」
    大 東:「はい」
    有 吉:「これ,入れ方がポイントなんですけど」
    大 東:「入れ方,ポイントなの?!」
    有 吉:「はい」(豚肉を"普通に"揚げ油に入れる)
    森 脇:「おっ!」
    大 東:「はい」
    有 吉:「ポイントは説明しません」
    辰 巳:「はい」
    大 東:「はい.えっ?!説明しないの」
    森 脇:「しろよ!お前」
    有 吉:(笑)
    辰 巳:「じゃ,この…揚げてる間に」
    有 吉:「この間に!」(横っ飛びで素早くまな板の方に移動)
    辰 巳:「今度(は)」
    有 吉:「大急ぎで」
    大 東:「『大急ぎで』,はい」
    有 吉:「ねぎを」(長ねぎを"勢いだけで"斜めに薄切り)
    大 東:「あっ!危ないよ.危ない!危ない!危ない!」
    有 吉:((笑) 今度は"普通に"ゆっくりと長ねぎを切る)
    大 東:「さぁ,おねぎと玉ねぎ.これは…」
    森 脇:(玉ねぎを薄切りしながら)「これは…結構…太めでいいんです
         よね?」
    大 東:「はい.(二人の切り方を見て)ちゃんと切り方も…」
    有 吉:「えぇ」
    大 東:「大丈夫ですね.マスターしてますね」
    辰 巳:(カツを揚げながら)「カツ(の揚げ加減)はどれぐらいかな?」
    有 吉:「あっ」(油の方に移動)
    辰 巳:「もう少し?」
    大 東:「お肉の方を見といてあげてくださ〜い」(玉ねぎ切りを森脇く
         んと交代.手際よく玉ねぎを切っていく)
    有 吉:(揚がり具合を見ながら)「こんなもんですかね」
    辰 巳:「もうちょいかな?"しっかり"揚げた方がいい?」
    有 吉:「"しっかり"揚げます」
    辰 巳:「しっかりね」
    有 吉:「はい」
    森 脇:(笑)
    大 東:「しっかり揚げますね」
    辰 巳:「じゃあ,もう少し待ってみましょう」
    有 吉:「はい」
    
    PAW ポイント・その3

    有 吉:「えぇ…,煮汁を作ります」
    森 脇:「はい」
    大 東:「『煮汁作りま〜す』」
    有 吉:「まず,水を入れまして」(フライパンに水を入れる)
    大 東:「水,入れますよ〜」
    有 吉:「はい」
    大 東:「フライパンで作んの?!」
    有 吉:「そうっ!これがポイントなんですね」
    大 東:「なんで?」
    有 吉:「…….まぁ,なんとなくなんですけどね」
    大 東:「なんとなくか(笑)」
    森 脇:(笑)
    辰 巳:「"煮物上手(ほんだし煮物上手)"」
    森 脇:「"煮物上手"」
    有 吉:「は〜い」(計量スプーンに"ほんだし煮物上手"を計り,フライ
         パンの中に入れる)
    大 東:「はい.1杯,2杯」
         「味の好みはどうでしょう?」
    有 吉:「僕は,甘口派ですね」
    大 東:「『甘口派』」
    有 吉:「はい」
    大 東:「二人はどうゆう関係なんですか?もともとは」
    有 吉:(器に入ったしょう油(大さじ4杯)を,計量スプーンでフライパ
         ンの中に入れる.1杯目)
    森 脇:「もともと,あの〜小学校…」
    有 吉:「えぇ」(しょう油,2杯目)
    森 脇:「からの同級生ですね」
    大 東:「同級生で」
    有 吉:(しょう油,3杯目)
    森 脇:「言わば,幼なじみですね」
    大 東:「幼なじみがユーラシア大陸まで一緒に行っちゃって」
    有 吉:(しょう油,4杯目)
    森 脇:「行っちゃいました」
    大 東:「喧嘩もしたでしょう」
    有 吉:(不敵な笑いを浮かべて)「全部入れちゃいましょう(器の中の
         残りのしょう油を全部フライパンの中に入れる)」
    辰 巳:「(カツは)こんなもんかな」
    有 吉:「カツがもう,いい感じで出来がってきましたし」
    大 東:「はい」(ねぎ類の入った器を有吉くんに手渡す)
    森 脇:「あ,僕は卵でも割っときましょう」(卵を割る)
    辰 巳:「(ねぎを煮汁の中に)入れちゃう?」
    有 吉:「入れます!ねぎと…玉ねぎも入れます!」(煮汁にねぎ類を入
         れる)
    大 東:「入れちゃえ,入れちゃえ」
    辰 巳:「(カツは)こんなもんでいいかな?」
    有 吉:「そうですね.カツが…(カツを油からあげながら)…いい色です
         ねぇ」
    大 東:「いい感じじゃなぁ〜い」
    有 吉:「はい.きつね色に…揚がりました」
    大 東:「うん,揚がりました」
    有 吉:(笑)
    大 東:「ボキャブラリーはありますねぇ(笑)」
    有 吉:(笑)
    大 東:「"きつね色"!」
    有 吉:「はい(笑)」
    辰 巳:「カツが先だね?…」
    有 吉:「はい」
    辰 巳:「入れるのは」
    大 東:「はい」
    森 脇:(黙々と卵を溶いている)
    
    PAW 芸風

    有 吉:「カツをですね,お好みの大きさに…」
    大 東:「はい」
    有 吉:「切ってください」
    大 東:「4人…4人食べますからね」
    有 吉:(カツを切りながら)「はい.4人食べますね」
    大 東:「はい」
    辰 巳:「デカく…切んのね」
    有 吉:「はい」
    大 東:「東京で…」
    辰 巳:(切れたトンカツ指差して)「あのさぁ,これさぁ…」
    有 吉:「はい」
    
    みんな,有吉くんが切ったトンカツを覗き込む.
    
    辰 巳:「6切れだよ.4人いるんだけどさぁ」
    猿岩石:(笑)
    大 東:「結構,お兄ちゃんねぇ,そういうのしっかりしてますから」
    森 脇:(笑)
    辰 巳:(大ウケ)
    有 吉:「これで…」(一番端っこの一切れをもう半分に切る)
    大 東:「そうそうそう.これで」
    有 吉:「8(切れ)ですね」(トンカツの数を数える)
         (↑頭のいい人はお気付きでしょうが,実際は7切れ)
    森 脇:「なるほど,なるほど」
    大 東:「さぁ,大変です」
    有 吉:「はい,大変です(笑)」
    
    PAW ポイント・その4

    大 東:「ごめんね,変なこと聞いていい?」
    有 吉:「はい」(フライ返しに切ったカツをのせる)
    大 東:「東京でお料理するの初めてなんじゃない?」
    有 吉:(笑)
    大 東:「東京という所で?」
    有 吉:「2度目ぐらいですかね(笑)」
    辰 巳:「この料理は初めてです」
    有 吉:「はい」
    辰 巳:「はい」
    有 吉:(カツを煮汁に入れる)
    大 東:「あ,いいかもしれない,いいかもしれない」
    有 吉:「さ!よっ!ここがポイントです」
    大 東:「はい」
    森 脇:「お前,ポイント何個もありすぎだよ」
    大 東:「そうだよ(笑)」
    森 脇:「全部ポイントじゃねぇかよ」
    有 吉:「はい,かけま〜す!」
    辰 巳:「はい」
    有 吉:(溶き卵をカツの入った煮汁にかける)
    辰 巳:「はい」
    有 吉:「おいしそうっ」
    

    LINE

    PAW こだわり

    有 吉:(グリンピースの入った器を持って)「これがこだわりですね」
    辰 巳:「こだわり(笑)」
    大 東:「こだわりですか?」
    有 吉:「賛否両論あると思うんですけど」(カツの上にグリンピースを
         のせる)
    大 東:(笑)
    森 脇:(笑)
    大 東:「あるものは何でも入れます」
    有 吉:「はい」(煮立ってるフライパンに蓋をする)
    辰 巳:「あ,これ,種火(とろ火?)(笑)」(ガスの火を小さくする)
    有 吉:(笑)
    森 脇:(笑)
    大 東:「戻せます」
    

    LINE

    PAW 謎解き

    大 東:「じゃ,ご飯つがせていただきますねぇ」
    有 吉:(蓋を取って)「あ!いい感じですねぇ」
    辰 巳:「おいしそうじゃない」
    有 吉:「はい」
    大 東:(どんぶりにご飯を盛っている)
    有 吉:「それで,これ(お皿に移すのが)難しいんですねぇ」
         (フライパンの中身を大皿に滑らせて移しながら)「"このた
          めの"!…また,フライパンなんですねぇ」
    辰 巳:「これ,いいフライパンなの」
    有 吉:「テフロンです」
         「おぉーっ!(笑)」
    辰 巳:「これすごくおいしそう」
    森 脇:「プロが作ったみたいじゃない」
    大 東:「そうです.そうですよぉ」
    辰 巳:「とっても,おいしそうです」
    有 吉:「おいしそうです」
    大 東:「ご飯と…」
    有 吉:「"カツ丼…わかれ"」
    辰 巳:「あっ」
    森 脇:「あっ,なるほどねっ」
    大 東:(拍手)
    有 吉:(満面の笑み)
    辰 巳:「早速,アツアツを…あちらでいただきましょう」
    有 吉:「はい」
    森 脇:「いただきます」
    有 吉:「いただきましょう」
    
    <CM>
    

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    PAW 試食

    "カツ丼わかれ"のアップ.
    
    辰 巳:「カツ丼をね…」
    大東・猿岩石:「はい」
    辰 巳:「(*聴き取れませんでした)とおかずに分けた"カツ丼わかれ"…」
    大 東:「"カツ丼わかれ"」
    有 吉:「はい」
    
    皆さん,テーブルについています.
    
    辰 巳:「早速」
    大 東:「(元気よく)いただきま〜す」
    猿岩石:「いただきま〜す」
    大 東:「じゃ,みんなで一斉に…いきましょうか」
    
    皆さん,大皿のカツに箸をのばし,自分の分を取ります.
    
    大 東:「卵のとろけ具合とかも」
    辰 巳:「う〜ん」
    
    皆にカツが行き渡り,
    
    辰 巳:「有吉しゃん,カツ丼…」
    有 吉:「はい」
    辰 巳:「しょしたら,まずちょっと先(に食べてください)」
    有 吉:「はい.じゃあ,いただきます」
    辰 巳:「おいしかったら食べるし」
    有 吉:「はい」(カツを一口食べる.よく味わって…驚きの表情)
    大 東:「おいしい?」
    有 吉:「えっ?!」
    森 脇:(笑)
    大 東:「何,何,何?」
    有 吉:「おいしぃ〜」
    大 東:「おいしい?!」
        「どれどれ」
    森 脇:(カツを食べる)
    有 吉:「食べてみてください」
    大 東:「いただきます」
    辰 巳:(モグモグしながら)「いい味なってるよ」
    有 吉:(照れ笑い)
    大 東:(食べてみて,大きく頷きながら)「イケてる!」
    有 吉:(嬉しそうな顔で)「えっ?」
    森 脇:「うまい!」
    大 東:「イケてる」
    有 吉:「『イケてる』!あ,よかった」
    森 脇:「うまい,うまい」
    辰 巳:「初めて作ったの?ほんとに」
    有 吉:「はい」
    辰 巳:「大体,普通練習してくるんだけどね」
    有 吉:「すいません(笑)」
    森 脇:(笑)
    辰 巳:「初めて?」
    有 吉:「はい(笑)」
    大 東:「ねぇ〜.すごいですねぇ」
    森 脇:「信じられない」
    辰 巳:「じゃあ,明日も期待出来そうですねぇ」
    有 吉:「はい」
    大 東:「すごく,おいしい!」
    辰 巳:「明日は?」
    森 脇:「明日,僕は…(お寿司を握るゼスチャーで)"特上にぎり"」
    大 東:「にぎり?!」
    
    皆さん,おいしそうに食べながら団欒.
    

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    村田 崇 takashi@air.ne.jp