新品部隊
一曲目が終わり,赤坂さんがリクエストの募集をしていると…
誰かが入ってきた様子
有 吉:(遠くの方で)「赤坂さん」
赤 坂:「おぉ〜!」
森 脇:「あっ.ここ,9スタですか?」
有 吉:「赤坂さん」
赤 坂:「うわ〜!」
有 吉:「あっ!赤坂さん」
森 脇:「あ〜!赤坂さん」
赤 坂:「わーっ!」
森 脇:「赤坂さんじゃないですかっ!」
有 吉:「あかっさか…さん」(笑)
赤 坂:「うわー!人気,時の人!」
(?):(笑)
森 脇:「いやいやっ」
赤 坂:「時の人!」
森 脇:「いや,お久し,お久しぶりですぅ」
有 吉:「お久しぶりですぅ」
赤 坂:「もと…もとなんだっけ?元ヤンキーとただの酔っ払い」
有 吉:(笑)
赤 坂:(笑)
森 脇:「いや,全くその通りなんですけれども」
有 吉:「その通りですけど」
赤 坂:「お前ら,会うの何日ぶりかね?『新品部隊』の時,以来だもん
ね」
有 吉:「はい」
森 脇:「そうですねぇ〜」
有 吉:「どれぐらいですかねぇ〜」
森 脇:「かれこれ」
有 吉:「9ヶ月とか」
森 脇:「そんな…ぐら…」
赤 坂:「あっ,そんなもんか」
有 吉:「そんなもんですね」
赤 坂:「一年も経ってないっ?」
有 吉:「えぇ…」
森 脇:「はい」
有 吉:「…経ってないです」
赤 坂:「あっ,そうだっけ」
有 吉:「3月とか…だったと思うんで」
赤 坂:「あれ,3月だったっけ?」
有 吉:「最後の,最終回スペシャル」
赤 坂:「そうだよな」
有 吉:「はい」
赤 坂:「あの,お…大事になる前に…」
有 吉:「はい」
赤 坂:「唯一出た2回のテレビのうちの1回が,おいらがやってた番組
(森 脇:「はい,そうです(笑)」)だったんだよな(笑)」
森 脇:「はい,そうです(笑)」
赤 坂:「あんときな(笑)」
森 脇:「お世話になりました」
赤 坂:「それを見てた奴がいるんだよ!」
有 吉:「えーっ!」
赤 坂:「いるんだよ!」
「えっとね.どこだったっけな….どっかにあった」
「えーっとねぇ…」(ハガキを探している様子)
有 吉:「へい」
「あれは…ねぇ」
赤 坂:「どっか…」
森 脇:「へぇ〜」
赤 坂:「それまで,ちょっと,君たち芸人だから…ト…」
有 吉:「はい」
赤 坂:「トークでつないでてぇ」
有 吉:「はい」
森 脇:「はい」
有 吉:「どうも〜,猿岩石でぇ〜す」
森 脇:「森脇ですぅ〜」
有 吉:「…」
森 脇:(ぼそっと)「いや,お前なんか言えよ」(とツッコミをいれる
が…)
赤 坂:「つなげよ.つなげよー!(有 吉:(笑))つなげよーっ!」
(にかき消される)
森 脇:「なんか赤坂さん,ちょっと見ない間に…なんかやつれてません
か?」(と咄嗟につなぐごうとする森脇くん)
赤 坂:「あったよぉ」
赤 坂:(笑)
有 吉:(笑)
森 脇:「よかった!」
赤 坂:「栃木県のユキ…」
有 吉:「はい」
森 脇:「あっ」
赤 坂:「(ハガキ)猿岩石のお二人…」
有 吉:「はい」
赤 坂:「(ハガキ)…『新品部隊』に出ているときには,まさかあんなす
ごい事するとは思いませんでした…」
有 吉:「はい」
森 脇:「あぁ〜」
赤 坂:「(ハガキ)…すっげぇ,尊敬してます!」
猿岩石:「あらぁ〜」
赤 坂:「えっ!こんな奴等,尊敬しちゃいけないんですよ(笑)」
猿岩石:(笑)
赤 坂:「ねぇ(笑)」
有 吉:「いえいえ(笑)」
赤 坂:「あんとき,だってさぁ.あのぉ〜,有吉は,だってさぁ」
有 吉:「はい」
赤 坂:「首から,だって,ピンク色のモールみたいなのぶら下げて,
(森脇くん,鼻で笑う)丸めがねかけてたもんな」
森 脇:「そう,そう,そう」 有 吉:「はい」
赤 坂:「ちょっと,『つんく』入ってる芸人だったもんな」
森 脇:「そうですよね」
有 吉:「あんとき,あれぐらいしか,あのぉ,話題に入れなかったんで
すよ」
森 脇:(笑)
赤 坂:「それで…」
有 吉:「えぇ」
赤 坂:「普通の会話をしないキャラクター…で,結構きてたんだよね」
森 脇:「えっ,そうですね」 有 吉:「はい」
有 吉:「いや〜,よく覚えてらっしゃる」
赤 坂:「そら,覚えてるよ.自分,だって,あんときはだって…」
有 吉:「えぇ」
赤 坂:「あれだもん.あの〜,アマチュアのバンドの人がさぁ」
有 吉:「えぇ」
森 脇:「えぇ」
赤 坂:「音楽で,アマチュアが曲を演奏するテレビ番組があるのに…」
有 吉:「えぇ」 森 脇:「はい」
赤 坂:「まだ,テレビ出たことがない新人の人が芸をやる番組がないか
ら…」
有 吉:「はい」
森 脇:「はい」
赤 坂:「それで作ろう,つって…」
有 吉:「えぇ」
森 脇:「はぁ〜」
赤 坂:「フジのアライさんとか…」
有 吉:「えぇ,えぇ」
森 脇:「あぁ,それでー」
赤 坂:「インダインダ(?)なんかと…」
有 吉:「はい」
赤 坂:「『新品部隊』作ったんだもん」
有 吉:「あぁ〜,そぅ…どうもあり…わぁ〜」
森 脇:「あぁ〜」
赤 坂:「そうそう.それでぇ」
有 吉:「えぇ」
赤 坂:「その番組が少し続いてて…」
有 吉:「えぇ」
赤 坂:「俺,何気にテレビ見てたら…」
森 脇:「はい」
ヒッチハイク
赤 坂:「お前ら,ヒッチハイクしてたんだよ(笑)」
猿岩石:(笑)
赤 坂:「『何やってんだよ!』と思ったよ(笑)」
猿岩石:(笑)
赤 坂:「『何やってんだよ!』と思ってさ」
森 脇:「僕たちも,『何やってんだろ?』って思ってましたけどねぇ」
有 吉:(笑)
赤 坂:「そうだよなぁ」
猿岩石:「はい」
赤 坂:「あれ,そもそもスタートするときは,何も知らないで行ったん
だろ?」
有 吉:「知らないです.はい」
「ネタをやれって言われてまし…」
赤 坂:「『進め!電波少年』という番組があって…」
有 吉:「はい」
森 脇:「はい」
赤 坂:「えっ?あれ,何処に行ったんだっけ?香港?」
有 吉:「香港です」
赤 坂:「…に,何も知らないで.ネタをやりにいったの?」
有 吉:「はい」 森 脇:「そうです」
有 吉:「カラオケボックスのネタをやりに…」
赤 坂:「あ,そうなの?」
有 吉:「はい」
赤 坂:「え,ネタはやったの?じゃぁ」
有 吉:「ネタはやら…やらなかったんです.結局」
赤 坂:「え,じゃぁ,香港に行きました」
有 吉:「えぇ」
森 脇:「はい」
赤 坂:「テレビのクルーがいます」
猿岩石:「はい」
赤 坂:「で,どうゆう進行になってたわけ?」
森 脇:「やぁ,もう,行ったらいきなり,『はい,出て!』て言われ
て」
有 吉:「それだけです」
赤 坂:「え,押し出されて?」
有 吉:「はい」 森 脇:「えぇ」
森 脇:「で…」
有 吉:「『さぁ,ネタを!』って思ったら…」
森 脇:「ふらふらっ!」
赤 坂:「おん」
有 吉:「『ヒッチハイクに行け!』って言われて」
赤 坂:(笑)
森 脇:「ひどい話ですよねぇ(笑)」
赤 坂:「ひっどい…」
「今…今…聞いただけでも,ひどい話だよ」
有 吉:「ひどいですよ(笑)」 森 脇:(笑)
赤 坂:「それはひどい話だね」
有 吉:「はい.いやいや」
赤 坂:「それ,それをそのまんま行っちゃったっていうところが…」
猿岩石:(笑)
赤 坂:「行っちゃったっていうのは,やっぱ君たちのせいなんだね」
有 吉:「はい.僕らのせいっすよねぇ(笑)」
赤 坂:「君たちにも勇気があったんだろうけど,『よしっ,行ったれ
や!』と思うのは,やっぱ,こう芸人…目指してる人じゃない
と…」
有 吉:「えぇ」
赤 坂:「できないもんね」
有 吉:「そうですね」 森 脇:「はい,そうですねぇ」
赤 坂:「で,行っちゃったところはもう,これ君たちに責任があるねぇ
(笑)」
森 脇:(笑)
有 吉:「でも,あの…状況では断れなかったですね」
森 脇:「えぇ」
赤 坂:「そうだよねぇ」
有 吉:「え゛ぇ」 森 脇:「え゛ぇ」(二人とも,妙に実感がこもっ
てる)
赤 坂:「そうだよねぇ」
有 吉:「え゛ぇ」 森 脇:「え゜ぇ」(二人とも,妙に実感がこもっ
てる)
赤 坂:「あそこまで行ったらなぁ」
有 吉:「えぇ」 森 脇:「えぇ」
森 脇:「断ろう,断ろうと思いながら,190日間行っちゃったんですよ」
有 吉:(笑) 赤 坂:(笑)
赤 坂:「まぁね」
有 吉:「はい」
赤 坂:「もう,その辺の話はきっとねぇ,日本に帰ってきてから…」
有 吉:「はい」
赤 坂:「もう,取材攻撃とか凄いと思うんですよ」
有 吉:「えぇ,そうっすねぇ」
赤 坂:「『一番辛かった事はなんですか?』とか…」
有 吉:「はい」
赤 坂:「『食事で何がきつかったですか?』…」
有 吉:「はい」
森 脇:「はい」
赤 坂:「…とかね」
有 吉:「はい」
赤 坂:「だから,今日はもう旅の話とかはね」
有 吉:「はい」
森 脇:「はい」
赤 坂:「二人,もう…し飽きてると思いますから…」
有 吉:「はい」
森 脇:「はい」
赤 坂:「俺が聞きたいのは…」
猿岩石:「はい」
赤 坂:「い,一番辛い話とか?」
森 脇:「お,おい(笑)」
有 吉:「赤坂…(笑)」
森 脇:「おっとと(笑)」
赤 坂:「あれ?あっ,違うの?」 有 吉:(笑)
森 脇:「一番最初から聞いてる!」
赤 坂:「な,なんだよ!」 有 吉:(笑)
「なん…教えてよ!」
猿岩石:(爆笑)
赤 坂:「俺は,俺に教えてよ!」
猿岩石:(笑)
赤 坂:「まぁ,リスナーもいろいろ聞きたいやつあるかもしれないか
ら」
有 吉:「はい」
森 脇:「はい」
赤 坂:「あのぉ,猿岩石にメッセージあったら,こちらの方にくださ
い」
猿岩石:「はい」
赤 坂:「ということで,今日はあの,2曲め飛ばしてカットしまして…」
森 脇:「はい」
赤 坂:「猿岩石トークでスタートしましたけれども…」
有 吉:「あらぁ〜,有り難い事です」
森 脇:「おぉ〜」
赤 坂:「じゃ,この辺で,何気にコマーシャルいきます」
有 吉:「はい」
森 脇:「はい」
<CM>
もういや
赤 坂:「いやぁ.でも,今日何やってたの?ずっと」
森 脇:「今日はですねぇ.ちょっと,北海道の方(『DAISUKI!SP』
で宝くじ買いに?)行ってまして…,それから帰ってきて」
有 吉:(すごくいいタイミングで)「レコーディング!」
赤 坂:「何がレコーディングだ.で,ここには…」
有 吉:「うふふ(笑)」
赤 坂:「ここにはヒッチハイクで来たの?」
有 吉:「いえいえ,もう(笑)」
森 脇:「いえいえ,もう(笑)」
赤 坂:「それは違うだろ?」
有 吉:「はい」
赤 坂:「も,もう,やだよな」
森 脇:「もう…もう,しません」
有 吉:「はい」
<CM>
CD,そして
<ジングル『ミリオンナイツ with 赤坂』>
赤 坂:「さて,今日は "アンジャッシュ" の二人が来て…,あっ,
違った!」
有 吉:(笑)
森 脇:「ちょっと,待ってくださいよ!」
有 吉:「 "アンジャッシュ" !」
赤 坂:「 "U−turn" !」
森 脇:「いや,いや,いや,いや」
赤 坂:「 "TAKE2" !」
森 脇:「いや,いや」
赤 坂:「違う,違う」
森 脇:「漢字三文字」
赤 坂:(笑)「漢字三文字」
有 吉:「 "男同士" です」
森 脇:「なんでだよ!お前」 赤 坂:「おい,おい」
赤 坂:「 "猿岩石" !」
赤 坂:「これがなぁ.どうするよ,おい」
赤 坂:「『白い雲のように』!」
有 吉:「『…………ように』!」
赤 坂:「CD発売!21日つったら,もうすぐ?」
有 吉:「そぉっす.もう,明後日です!」
森 脇:「……………………明後日ですか?!」
赤 坂:「かぁっ!一応,確かめに行くんだろうな,レコード屋に?」
有 吉:「行きます,行きます」
森 脇:「行きますね,絶対!」
赤 坂:「行くだろうな」
有 吉:「はい!」 森 脇:「行きます!」
赤 坂:「一応,確かめるだろうな」
有 吉:(照れながら)「確かめます」
森 脇:「そして,買いますね,自分で」
有 吉:(照れ笑い)
赤 坂:「でもさぁ,あの,森脇はバンドやってたんだよな」
森 脇:「はい」
赤 坂:「学校のころ」
森 脇:「かじってました」
赤 坂:「お前,何やってたの?」
森 脇:「ボーカルです」
赤 坂:「おーっ!」
「えっ,じゃぁ,バンドはどんな曲やってたの?ロック?」
森 脇:「ロック,ビート・ロックですね. "モッズ" とか…」
赤 坂:「コピーしたの?」
森 脇:「コピーです」
赤 坂:「 "モッズ" とか,あと誰?」
森 脇:「えっと…」
赤 坂:「 "ボーイ" とか」?」
森 脇:「いや, "ボーイ" さんはあんまりやってないですけど」
赤 坂:「ふん」
森 脇:「あと,地元のストリート・ビーツとか」
赤 坂:「あっ,ストリート・ビーツ」
森 脇:「はい」
赤 坂:「やってたの?」
森 脇:「そのへんですね」
赤 坂:「へぇー」
「えっ,その頃,じゃぁ,有吉は何やってたの?」
有 吉:「僕は,落語とかを」
赤 坂:(笑)
森 脇:「やってたんだぁ」
有 吉:「はい」
赤 坂:「地元,広島だよなぁ?」
有 吉:「広島です.はい」
おさらい - コンビ結成まで
赤 坂:「そもそも,なんで二人知り合ったの?」
有 吉:「これ,小学校一年からの同級生なんですけど….これ百回
ぐらい聞かれてるんですけど」
赤 坂:「じゃあ,いいや」
有 吉:(笑)
赤 坂:「なんかあんの?きっかけが」
森 脇:「僕が,こう,転校してきたんですよ」
赤 坂:「おん」
森 脇:「こいつがいた学校に」
赤 坂:「おん」
森 脇:「で,まぁ,友達もいなくて,寂しい思いしてたんですけど」
赤 坂:「うん」
森 脇:「休憩時間にこいつが粘土細工をしてたんですよ」
赤 坂:「うん」
森 脇:「その粘土細工の作品を見た僕はですね」
赤 坂:「うん」
森 脇:「すごく,心を打たれまして」
赤 坂:「何作ってたの?粘土細工で」
有 吉:「僕は,シュールな作品を結構作ってたんですけど,その当
時ガンダムが流行ってたんで」
赤 坂:「おん」
有 吉:「ガンダムのボディに」
赤 坂:「うん」
有 吉:「ブタの顔とかいう,シュールな作品を」
森 脇:「そうなんですよ」
赤 坂:「あっ,上手かったんじゃないの?それが」
森 脇:「上手かったんですよ」
赤 坂:「クラスに必ずいたよねぇ」
森 脇:「えぇ」
赤 坂:「なんか一つすごい奴」
森 脇:「えぇ」
「で,それを伝授して欲しくてですねぇ」
赤 坂:「おん」
森 脇:「声をかけて,それから仲良くなったんですよ」
赤 坂:「ほぉー.じゃあ,仲良くなるのはそれはいいけどさぁ」
有 吉:「えぇ」
森 脇:「はい」
赤 坂:「『二人で芸人やろうぜ!』」
有 吉:「はい」
赤 坂:「っていうのは,どっちのほうが面白かったの?じゃあ」
「そういう…要するに,笑いに関しては」
有 吉:「あぁ」
森 脇:「いやぁ,それは有吉ですよ」
有 吉:「こいつは『学校一つまらない男』って言われてましたけど
ね(笑)」
赤 坂:(爆笑)
森 脇:「言わば,そうなんです」
赤 坂:「学校一」
森 脇:「はい」
赤 坂:「面白味のない」
猿岩石:「はい」
赤 坂:「男だったのね」
猿岩石:「はい」
赤 坂:「森脇はね」
猿岩石:「はい」
赤 坂:「うぅ」
有 吉:「それで誘った理由も,僕の方が引き立つからっていう理由
でこいつを誘ったんで」
赤 坂:「おぉ」
有 吉:「えぇ」
有吉の独学
赤 坂:「えっ,その頃,有吉はどんな芸人さんが好きだったわけ?」
有 吉:「僕はですねぇ…,特にいなかったんですけど,ルーさんと
か」
赤 坂:「ルー大柴さん?」
有 吉:「はい」
赤 坂:「おぉー」
森 脇:「うーん」
有 吉:「ドリフ!」
赤 坂:「ドリフね」
有 吉:「はい」
赤 坂:「うん.なるほどね」
森 脇:「世代だもん…」
有 吉:「ひょうきん族」
赤 坂:「結構,体張って行く方…だったのかな?」
有 吉:「いやっ!でも,僕はもう,『頭で勝負』っていう風に思っ
てたんですけど…」
赤 坂:(笑)
有 吉:「ドリフを見ながらも」
赤 坂:「ドリフを見ながらも」
森 脇:「そうだったんだぁ」
赤 坂:「そうだったんだぁ」
有 吉:「はい」
森 脇:「へぇー」
ネタ
赤 坂:「で,それは生かされたのかなぁ?」
有 吉:「うぅ,生かされたん…でしょう…かぁー?」
赤 坂:「じゃ,ネタ考えるのはじゃあ,有吉?」
森 脇:「有吉です.だいたい」 有 吉:「僕です」
赤 坂:「じゃ,さっきさぁ,聞いた,その,あのー,ヒッチハイク
に行かなきゃいけない時に」
有 吉:「はい」
赤 坂:「用意していたネタってなんだっけ?」
森 脇:「えーと,『カラオケボックス』」
赤 坂:「『カラオケボックス』」
森 脇:「はい」
赤 坂:「で,どんなネタなの?ラジオだから言葉でしか…なんない
けど」
有 吉:「あぁー」
森 脇:「あぁー」
「『新品部隊』で,たぶんやったやつです」
赤 坂:「あれっ,『カラオケボックス』やったけ?」
有 吉:「はい」
森 脇:「えぇ」
有 吉:「僕ら,2回出さしていただいたんですけど」
赤 坂:「2回出た,2回出た」
有 吉:「はい」
森 脇:「1回目です」
赤 坂:「1回目ん時のやつ」
有 吉:「はい」
赤 坂:「『カラオケボックス』」
有 吉:「『……………ックス』」
赤 坂:「え,一人が店員のやつ?」
有 吉:「はい」
森 脇:「そうです」
有 吉:「店員と客で」
赤 坂:「店員と客だよな?」
有 吉:「はい」
赤 坂:「いや,どんな風に言ったらいいかなぁ,みんなに」
「例えばさぁ」
有 吉:「はい」
赤 坂:「じゃあさぁ,ラジオでねぇ」
有 吉:「はい」
赤 坂:「結構,二人のやり取りってねぇ,面白かったりすんだぜぇ」
有 吉:(笑)
森 脇:「いやぁ」
有 吉:「いやぁ,これ…」
森 脇:「これ,忘れてるでしょ」
有 吉:「はい.ちょっとね」
森 脇:「もう,完全に」
赤 坂:「おん.辞めとこうな」
有 吉:「はい」
森 脇:「辞めとき…」
「ボロが出ますし」
有 吉:「はい」
赤 坂:「『今はネタは辞めとくよ』.それがネタになっちゃってる
よな」
有 吉:「はい」
森 脇:「えぇ」
赤 坂:「今な」
有 吉:「ネタは止めときます」
赤 坂:「『ネタは止めときます』『いや,ネタは自信がないんで』っ
ていうのが今,今ネタだから」
有 吉:「はい」
森 脇:「今,ネタ」
赤 坂:「そこが」
有 吉:「でも,やるとすごいんですよね」
森 脇:(笑)
赤 坂:「これが!」
有 吉:「はい」
赤 坂:「これがね,ホントね,僕の口から言うのも何なんですけれ
どもねぇ.あの,彼らがこんなに大きくなっちゃう,あの,
時の人になっちゃう前に,僕,運良く知れたんですけども,
僕が言うのは何なんですけれども……ほんとにねぇ,寒い
です!」
(スタジオ全員大爆笑)
有 吉:「そんな!」
森 脇:「いや,でもホント,そう!」
赤 坂:「これが!」
有 吉:「えぇ」
赤 坂:「一見…一見そう見えるでしょ?そこにねぇ,なんていうの
かなぁ…とどめをさしてくれますからねぇ」
有 吉:(笑)
赤 坂:「だから,それが一周しちゃうともう,可笑しいわけよ」
有 吉:「あれぇー?」
森 脇:「それがそうなんですよ」
天真爛漫と味気ない奴
有 吉:「あの時,でも赤坂さん,番組終わった時,『面白かったよ,
また来てね』って言って下さった…」
赤 坂:「言った,言った.そらやっぱ,あのほら,勢いつけたい人
たちは,誰かが誉められれると気持ちいいじゃん」
有 吉:「あ,そっかぁ」
赤 坂:「俺なんか,駄目だもん」
有 吉:「はい」
赤 坂:「みんなが誉めてくんないと」
有 吉:「はい」
赤 坂:「気ぃ,ちっちゃいから」
有 吉:(笑)
赤 坂:「『良かったよ』とか言ってくれると,『そぅお』とか言っ
て,すぐ調子に乗っちゃう」
猿岩石:(笑)
赤 坂:「うん.クラス…昔から,ガキの頃からそうだったもん」
有 吉:(笑)
赤 坂:「『赤坂さん,今日…今日も元気だね』とか言われると」
有 吉:(笑)
赤 坂:「ちょっと具合悪いんだけど,元気にしちゃうんだよな」
有 吉:「なるほどねぇ」
赤 坂:「ない?そうゆうのって」
森 脇:「ありますよぉー」
赤 坂:「お前ら二人だったら,どっちかね」
「森脇…,森脇はでもクールなほうだよな,どっちかって
言うとな」
森 脇:「あぁ,そうですね.僕は表情もあんまり出ないですしね」
赤 坂:「おん.『学校一番味気ない奴』だもんな(笑)」
有 吉:(笑)
森 脇:「そうです.そうなんですよ」
赤 坂:「『味気ない奴』だもんな」
森 脇:「誰も話し掛けてくれなかったですけどね」
赤 坂:(有吉君に向かって)「森脇はどうなんだよ」
有 吉:「僕…僕は有吉ですね」
赤 坂:「あ,ごめんごめん.有吉は?」
有 吉:「はい.いえいえ.はい」
赤 坂:「調子に乗っちゃうタイプだよな」
有 吉:「そうですね,僕はぁ」
赤 坂:「酒飲むと,お前変わっちゃうもんな.天真爛漫だもんな」
有 吉:「そうですね…えぇ(笑)」
森 脇:「どこでもねぇ,普通に酔えますからねぇ」
赤 坂:「俺,だって…,あの番組(電波少年),全部見てたわけじゃ
ないんだけど」
有 吉:「えぇ,えぇ」
赤 坂:「たまたま見た時に,あのぉ,これが一番後にも先にも最高
なシーンがあるわけ.それが,森脇はとにかく酔っ払うと,
今自分の置かれている状況も忘れて,ただの…,あ,有吉
ね」
有 吉:「えぇ」
赤 坂:「有吉,酔っ払うと…さぁ,状況も忘れてただの酔っ払いに
なっちゃうわけよ」
有 吉:(笑)
赤 坂:「ベロンベロン,酔っ払ってたもんな」
有 吉:「最っ高に気持ち良かったっすねぇ,あんときは…えぇ」
赤 坂:「ちゃんと相方の森脇が…叱るわけよ.それを」
有 吉:(笑)
赤 坂:「マジで怒ってたもんな」
森 脇:「はい.マジです!」
赤 坂:「『ふざけんなよ,お前!こんな時に酔っ払いやがって!』」
森 脇:「もう,三倍疲れましたからねぇ」
赤 坂:「そうだよな」
森 脇:「あんときは」
赤 坂:「あれはだからねぇ,俺はねぇ,あのシーンだけはねぇ」
有 吉:「えぇ」
赤 坂:「お酒のドキュメントだと思ってるね」
猿岩石:(笑)
赤 坂:「あそこは.俺,あそこは一番好きよ」
有 吉:「あ,そうっすか」
赤 坂:「もう,だって…,簡単なんだもん,酔っ払った…絵が」
有 吉:(笑)
赤 坂:「もう,なんかあの…,5歳の子に,『酔っ払いのおじちゃ
んの絵を撮ってね』つったら,あの絵になるだろうな…」
猿岩石:(笑)
森 脇:「そうですね」 有 吉:「なりますね」
赤 坂:「『わーい』みたいな」
有 吉:「典型的な」(笑)
赤 坂:「あの…あの瞬間だけは自分のさぁ」
有 吉:「はい」
赤 坂:「置かれてる立場を忘れて,幸せになっちゃうんだろうなぁ」
有 吉:「もう,(感情込めて)幸せですねぇ」
赤 坂:「お前,『幸せですねぇ』って,『飲みましょうよ』って目
で見るなよ」
(全員爆笑)
赤 坂:「お前,マズイよ(笑).すっごい,マジの目してるからなぁ」
有 吉:「はい」
<曲:『ル・フリーク』/シック>
赤 坂:「さて,"シック"で『おしゃれフリーク』,『ル・フリーク』!
これが君が生まれて,今から18年前の12月に大ヒットして
いたナンバーです」
「さぁ,たくさんのメッセージ,えー,来ていますけども
ねぇ,猿岩石宛てに」
有 吉:(低い声で)「あい」
赤 坂:「まぁ,代表して言うと,『ほんとに感動した』と」
有 吉:「あ,はい」
森 脇:「あぁー」
赤 坂:「『自分も頑張ろうかと思った』と」
有 吉:「えぇ」
森 脇:「はい」
赤 坂:「ね.それから,あの,『芸の道,これからも頑張ってくだ
さいね』」
有 吉:「はい」
赤 坂:「あとはだいたい,男の子からは『調子にのんなよ.てめえ,
コノヤロウ』ってのもあるしね(笑)」
森 脇:「まぁ,なるほどね」
赤 坂:「いろんなやつが来てますけれども」
有 吉:「はい」
赤 坂:「ちゃんとあの,二人はね,メッセージ読んできてくれたん
ですけど」
有 吉:「えぇ」
ニオイ
赤 坂:「これ面白いね."タフマン"」
有 吉:「はい」
赤 坂:「【何日も風呂に入ってない日があったけど…】」
森 脇:「はい」
赤 坂:「最高何日ぐらい?十何日ぐらいあった?」
森 脇:「2週間ぐらいですね」
有 吉:「2週間………ですね」
赤 坂:「2週間ぐらいね」
猿岩石:「はい」
赤 坂:「えー,【風呂に入ってない日があったと思うけど,歩いて
る時『臭い』とか言われた事なかった?】」
有 吉:「周りのや…,あぁ,周りが臭いっすからね(笑)」
赤 坂:「周りまわりもな(笑)」
有 吉:「はい(笑)」
赤 坂:「周りも…,どぶ川みたいなのもありますからね」
猿岩石:(笑)
有 吉:「はい」
森 脇:「あれはやっぱり,日本みたいにねぇ」
有 吉:「えぇ」
森 脇:「そんなに匂いとか気にしないもんね」
有 吉:「しないっすね」
森 脇:「みんな」
赤 坂:「いや,気にしないんじゃないの.気にならなくなってるの,
君たちがきっと」
森 脇:「あぁ,きっとね」 有 吉:「えぇ,えぇ,えぇ」
赤 坂:「匂いとかそういう問題じゃないんだろうね」
有 吉:「ヨーロッパ入ると言われましたね」
赤 坂:「あっ」
有 吉:「『お前ら臭い!』って」
赤 坂:「都会に入るとな」
有 吉:「えぇ」
赤 坂:「それ,あるだろうな」
有 吉:「えぇ」
赤 坂:「あれさぁ,これ別に猿岩石にだけに限った事じゃないんけ
どさぁ」
有 吉:「えぇ」
赤 坂:「海外旅行行くといろんな地方あるじゃない」
有 吉:「えぇ」 森 脇:「はい」
赤 坂:「そこ行くと,あのー,都会に入っていく時って,いろいろ
準備しなきゃいけない事あるよね.髪の毛洗っといたほう
がいいとか」
猿岩石:「あぁー.そうですね」
赤 坂:「例えばあの,変な話でさ」
有 吉:「えぇ」
赤 坂:「頭をシャンプーしてない人がいてね」
森 脇:「はい」
赤 坂:「レストランに行った時に」
有 吉:「えぇ」
森 脇:「えぇ」
赤 坂:「『ちょっとお客様,髪の毛の匂いがきついんでお断り』,
『いや,僕…』」
有 吉:「へぇ〜」
赤 坂:「あの,要するに…,で,奥さんが『私,予約してるんです』」
有 吉:「えぇ」
赤 坂:「『それはわかるんですけど,いやちょっと』これはとんで
もない話なんだけど」
有 吉:「あ,そうなんですか」
森 脇:「予約取り消し」
赤 坂:「そうそうそう.だからこう,こんな…これはとんでもない
話よ」
森 脇:「あ〜」
赤 坂:「差別よ」
森 脇:「ですよね」
赤 坂:「『あんたにそんな事言われる筋合いはない』」
「そこに行きたいね,猿岩石がね」
森 脇:「そうですね」
赤 坂:「手にした金持ってね」
森 脇:「はい」
赤 坂:「『めし!』」
猿岩石:(笑)
森 脇:「ぶん殴られるんじゃないっすか」
赤 坂:「いや,いいね.それぐらいのやつが,あるといいですけど」
有 吉:「はい」
森 脇:「えぇ」
王様
赤 坂:「えー.あ,すごいよ.【あたしの一番好きな芸能人になり
ました】」
有 吉:「おっ!」
森 脇:「おっ!」
赤 坂:「えー…, "ガチャピン",富山県の15…15だぜ」
有 吉:「15ですって.いいですね15の方」
森 脇:「夢を壊さないようにしないといけませんね」
赤 坂:「"マヨネーズケーキ",【有吉さんは森脇さんの事を自分の
家来のように思ってるし…】」
有 吉:「えぇ」
赤 坂:「【森脇さんは有吉さんの事をだだの飲んだくれだと思って
る】」
有 吉:「うん」
森 脇:「うん」
赤 坂:「あってるんじゃねぇか!じゃあ,全然」
有 吉:「いやっ,そんなことないっすね(笑)」
森 脇:(笑)「そんなことないです」
有 吉:「僕は家来だと思ってますけど」
赤 坂:「なー(笑),家来」
有 吉:「こいつは僕の事を尊敬して」
森 脇:「王様だと思ってます」
有 吉:「えぇ」
赤 坂:「王様だと思ってるの?」
有 吉:「はい,ちゃんと」
赤 坂:「これが」
オピニオンリーダー
赤 坂:「【森脇さん,ヤンキー時代の話を聞かせてください】」
森 脇:「あ〜」
赤 坂:「結構,ブイブイいわせてたわけ?ビート(*聴き取れませ
んでした)やりながら」
森 脇:「いやっ,あの〜,ブイッブイッいわせてないですね,僕は」
赤 坂:「フイフイいってたんじゃないの」
森 脇:「そうっ」
赤 坂:(笑)
森 脇:「もう,チョロチョロしてましたからね」
赤 坂:「チョロチョロ」
森 脇:「はい」
赤 坂:「チョロッチョロ…してて」
森 脇:「もう,格好だけです」
赤 坂:「その時の,例えばさぁ,あのー,森脇のヒーローは誰だっ
たの?自分の中のヒーロー」
森 脇:「あー,やっぱり…」
赤 坂:「永遠のヒーロー.ヒロインでもいいけど」
森 脇:「矢沢永吉さんですか」
赤 坂:「嘘つけよー.ほんと?」
有 吉:(笑)
赤 坂:「いいねぇ.いいじゃないですか」
有 吉:「本当?」
赤 坂:「僕,こないだ武道館行ってきましたよー!」
森 脇:「あっ,おっ,そうなんですか!」
赤 坂:「(*聴き取れませんでした)ちゃんと行ってきましたよ」
森 脇:「おぉー」
赤 坂:「ちゃんと.一曲目は『世話が』…,あ,一曲目は確か…
『YOU』(?)で始まりましたけど」
森 脇:「あー」
赤 坂:「『世話がやけるぜ』もやってましたしね」
有 吉:「赤坂さんも,矢沢さんが好きだったんすか?」
赤 坂:「うん,矢沢さんっていうより"キャロル"からの流れなんだ
けど」
有 吉:「あっ,あぁーっ,そうですか」
森 脇:「あっ」
赤 坂:「けど.日本ではね」
有 吉:「はい」
赤 坂:「やっぱり」
有 吉:「あー,そうですか」
赤 坂:「日本でのロックンロールの自分のオピニオンリーダー的な
存在っていうか」
有 吉:「オピニオン」
赤 坂:「あそこから」
有 吉:「はい」
赤 坂:「いろんなものが広がっていったから」
有 吉:「あぁ〜」
赤 坂:「有吉は?」
有 吉:「僕はー,やっぱり…お笑いの人ですね."ユートピア"さん
とか」
赤 坂:「おぉーっ,お笑い好きなんだねっ」
有 吉:「はい」
森 脇:「へぇ〜」
赤 坂:「ゴム」
有 吉:「ゴムです」
赤 坂:「ビヨ〜ンってやつ」
有 吉:「はい」
赤 坂:「パチッで,ゴムね」
有 吉:「はい」
赤 坂:「おぉ」
家族のような二人
赤 坂:「例えばさぁ,あのー,長い…長旅してたじゃない」
有 吉:「はい」
森 脇:「はい」
赤 坂:「それの,そのー,あれはほら,ディレクターさんも一人の
人がこう,小さいカメラを持ってさぁ」
有 吉:「えぇえぇ」
森 脇:「えぇえぇ」
赤 坂:「あの人も大変だと思うけどねぇ」
猿岩石:「えぇ」
赤 坂:「なかなか,出来ない仕事だと思うけど」
森 脇:「…ですねぇ」
有 吉:「えぇ」
赤 坂:「あの,なんだっけ,その…,やってない間?二人だけの会
話ってあるわけじゃん,きっと」
有 吉:「ありますね」
森 脇:「あぁ,そうですね」
赤 坂:「何にも話したくたいときあるだろ.小学校一年から一緒だ
しよ」
有 吉:「うーん」
森 脇:「うん.あんまり,ほんっとに話さないっすね」
赤 坂:「話せないっていうのもあるかもね」
森 脇:「あぁー」
赤 坂:「腹減っちゃって」
有 吉:「うん,そうっすね」
森 脇:「あ,それもありますしね」
赤 坂:「うん」
森 脇:「元気でも…」
有 吉:「話したくないっすね,ほんとに」
赤 坂:「なぁっ」
有 吉:「えぇ」
赤 坂:「だってだいたいさぁ,コンビの人ってさ,しょっちゅう一
緒に居たくないじゃん」
猿岩石:「そうっすねぇ」
赤 坂:「それがお前,百何十日も一緒なんだろ(笑)」
有吉(?):(笑)
森 脇:「そうなんですよ.ま,別に嫌いっていうわけじゃないんで
すけど」
赤 坂:「嫌いじゃないんだよね」
森 脇:「えぇ」
赤 坂:「これ,家族みたいなもんなんだよね」
森 脇:「そうなんですよね」
赤 坂:「だ,ガキのやつがさぁ,『親父とずっと一緒に居ると疲れ
るよ』っていうのとちょっと似てんだよな」
森 脇:「えぇ」
有 吉:「そうですね」
赤 坂:「兄弟みたいなもんだかんね」
有 吉:「旅の前もずっと一緒に住んでましたからね,僕ら」
赤 坂:「あ,住んでたの?」
猿岩石:「えぇ」
有 吉:「だからもう,さすがに」
赤 坂:「もめそうだなぁ,その辺」
猿岩石:(笑)
赤 坂:「(*聴き取れませんでした)住んでるとな」
「さっ,番組はまだまだ続きますんで,猿岩石の二人には
いてもらいましょうっ!」
森 脇:「はい」
<ジングル『ミリオンナイツ!』>
<CM>
赤 坂:「まぁ,今日は猿岩石宛てにいろんなメッセージもねぇ」
森 脇:「おぉっ!」
赤 坂:「来てますんで」
猿岩石:「おぉーっ」
赤 坂:「その中から紹介していきますけども」
有 吉:「はい」
森 脇:「ありがとうございます」
赤 坂:「【毎日毎日,テレビを見てましたよ】」
「毎日はやってなかったと思いますけど,"ババ"ちゃん」
有 吉:「やってなかったです,はい」
赤 坂:「えー,【私も受験生でお二人の頑張りを見て,『私ももっ
とやらなきゃ』,『頑張んなきゃ』と思いました】」
森 脇:「おー」
有 吉:「『やらなきゃ』」
赤 坂:「と,書いてあります」
赤 坂:「あと笑っちゃたのが,"猿岩石"っていうのは"猿"という人
と"岩石"さんっていうコンビだと思ってた人がいる」
有 吉:(笑)
赤 坂:「名前が」
「"猿さん"と"岩石さん"」
有 吉:「はい.それでいいです」
こわいもの
赤 坂:「【爆風スランプさんが来た時はどんな気分でしたか?】」
有 吉:「えぇ」
赤 坂:「『なんで?』みたいな感じなんだろうね」
猿岩石:「そうっすねぇ」
赤 坂:「『何が起こってるんだろ?』.だって…」
森 脇:「いやもう,茶化しに来たのかと思ってましたねぇ,最初は」
赤 坂:「あ,そうかもしれないね」
猿岩石:「えぇ」
赤 坂:「だって実際はさぁ,オンエアーされている何倍っもの時間
が過ぎているわけだから」
有 吉:「そうっすねぇ,はい」 森 脇:「えぇ」
赤 坂:「ねぇっ」
有 吉:「えぇ」
赤 坂:「そこは結構逆に言うと」
有 吉:「えぇ」
赤 坂:「そこは休める場所なの?そういう場合じゃないっ…場合じゃ
ないっか?」
有 吉:「じゃないっすね」
森 脇:「そうっすね」
有 吉:「また,どんないじめがあるだろっていう」
赤 坂:「いじめ(笑)」
有 吉:「ことになりますからねぇ…えぇ」
赤 坂:「恐いもんないだろう?」
有 吉:(笑)
赤 坂:「もう」
森 脇:「いや,怖さを知りましたよねぇ」
赤 坂:「うん,なんかあのー,ウンコしてぶん殴られたとか言って
たもんな」
森 脇:「えぇ,もう意識失いそうになりましたけど」
赤 坂:「ウンコするからいけないんだよ」
猿岩石:(笑)
有 吉:「それはしょうがない」
赤 坂:「俺の友達もオーストラリアで」
有 吉:「えぇ」
赤 坂:「そいつのもう…,そいつの行動事態がいけないんだけど」
有 吉:「えぇ」
赤 坂:「石だと思って座ったら人だったっていう,そんな…」
森 脇:(笑)
赤 坂:「『石だと思って座るな!』とブン投げられちゃって,脳震
盪(しんとう)起こしちゃって病院運ばれたって言ってたけ
ど」
森 脇:(笑)
赤 坂:「『石だと思って座るな!』っていう」
有 吉:「どんな石(?)なんだぁ〜?」
赤 坂:「『石だと思うな』っていう」
有 吉:(笑)
赤 坂:「ありますけども,えぇ」
「ま,『HAGAKI Happen』こちらのほうにハガキ,みな
さんから待ってます」
<CM>
<ジングル『カシオ ミリオン・メイルボックス』>
"ピーーッ"(留守電の音)
<ジングル『This program is browed to you by カシオ』>
『Come on!』
"ピッ"
男の人A【猿岩石へ.猿岩石はいろいろバイトをしてたけど,バイ
トの中で一番楽しかった事を教えてください】
"ピッ"
女の人B【赤坂さん,こんばんは.確か今日は,我が広島が生んだ
スーパースター,猿岩石(有 吉:思わず吹き出す)が
来てるんですよね.あたし,猿岩石のお二人がテレビで
いっつも『フジツボがうまかった,うまかった』って言っ
ているから,今度宮島行った時に食べてみようかと思う
んですけど,有吉君と森脇君,なんか焼く時のコツがあっ
たら教えてください】
森 脇:(笑)
有 吉:「ないよ」
赤 坂:「よく焼いたほうがいいのかね?」
有 吉:「いやいや,そんな事ないです(笑)」
"ピッ"
女の人C【私は猿岩石がゴールするまで,猿岩石っていうのはずっ
と火山岩だと思ってました.(猿岩石・赤 坂:(笑))
ごめんなさい】
ピッ
男の人D【猿岩石,よくがんばったな!これからはコントも頑張る
んだぞ(笑)!(赤 坂:(笑),有 吉:「うるさい!」
(笑))出来たら地球一周してくれよ!(猿岩石・赤 坂:
(笑))じゃあな!」
"ピッ"
女の人E【猿岩石の皆さん,本当に感動しました,あのユーラシア
大陸の旅.人は,うーん,やれば何でも出来るんだなっ
ていう事がよく分かりました.で,最近猿岩石の皆さん
は(有 吉:「えぇ」,森 脇:「うん」),いろんな
番組に引っ張りだこなのでどうかお体には十分気をつけ
下さい(森 脇:「あ〜」)"ユキ"でした】
有 吉:「有り難いっす」
赤 坂:「いいですねぇ」
有 吉:「はい」
赤 坂:「中で一番いいのはもう,猿岩石に関しては軽く言えるよう
になっているところがすごいね」
猿岩石:(笑)
赤 坂:「『今度出来たら地球一周してくれよ!』」
猿岩石:(笑)
赤 坂:「もうだから,あのー,人工衛星のネタが出来るね」
猿岩石:(笑)
赤 坂:「君たちの場合はね.人工衛星になれますけどね」
「さっ,来週の分の"ミリオン・メイルボックス"今からス
タートしましょうっ!電話番号は東京(03)5237-XXXX,
5237-XXXX.アクセスナンバーはXXXX.来週の分の"ミリオ
ン・メイルボックス"今からスタート!」
「"アカボシ チカ"ちゃんは27歳からのリクエスト!
Ladies and gentlemen!"カリン・フランシス"『リップス
ティック・オン・ユア・カラー(カラーに口紅)』」
<曲:『リップスティック・オン・ユア・カラー(カラーに口紅)』
/カリン・フランシス>
<CM>
<ジングル『ミリオンナイツ』>
新品部隊秘話
赤 坂:「いいですねぇ.神奈川県に住んでいるラジオネーム"キク…"
えー"…6号"でいいのかなぁ」
森 脇:「あっ」
赤 坂:「【猿岩石が…】」
(?):(笑)
赤 坂:「【猿岩石が,赤坂さんがやっていた『新品部隊』に出てた
時…】」
(?):(笑)
赤 坂:「【私,顔黒くしてその会場にいました…】(笑)」
猿岩石:(大爆笑)
赤 坂:「【しかも一番前の席で.まさかこんな有名になるとは】(笑)」
「そっ,これ実はねぇ,そのいろんな芸人さん達の芸を見
るためにお客さんが入るわけですけれどもね.これ実は俺
が案出しちゃったのよ」
森 脇:「あ〜」
有 吉:「あれですか?(笑)」
赤 坂:「要するになんだろ.荷物とか置いて」
有 吉:「えぇ」
赤 坂:「『イェーイ』って近づいてきちゃう雰囲気の中で芸をやる
のがね,どうも真意,俺,嫌だったの」
森 脇:「あぁ〜」
有 吉:「えぇえぇえぇえぇ」
赤 坂:「なんか」
有 吉:「はい」
赤 坂:「一個のショーみたいに」
有 吉:「はい」
赤 坂:「一曲みたいに見せたかったの,ちゃんと」
有 吉:「えぇ」 森 脇:「あぁ〜」
赤 坂:「分けて」
有 吉:「はい」
赤 坂:「だから,『客の気持ちを全員同じ気持ちにさしちゃおう!』」
森 脇:「あぁ」
赤 坂:「『なんかいい方法ないかな?』」
有 吉:「えぇ」
赤 坂:「みんなおんなじにしよう!よしっ,顔を塗っちゃおう』っ
ていう(笑)」
有 吉:(笑)
赤 坂:(笑)
森 脇:「それで統一感を出して…」
赤 坂:「そう」
森 脇:「るんですね」
赤 坂:「異様,異様だったもんな」
有 吉:(笑) 森 脇:「えぇ(笑)」
赤 坂:「笑うと白い歯が浮き出るんだよな,えぇ」
森 脇:(笑)「これ…」
赤 坂:「まぁ,今,曲の間にですね」
有 吉:「はい」
赤 坂:「たくさんのメッセージが来てますんで」
有 吉:「はい」
赤 坂:「あの,抽選で10人の人にですね,ミリオンナイツのステッ
カーに猿岩石の二人,えー,森脇君と有吉君にサインをし
てもらいまして」
(?):「はい」
赤 坂:「これ,あのー,B'zの『ビート・ゾーン』の間に抽選をして
番組のエンディングでプレゼントするという事で」
森 脇:「はい」
赤 坂:「さすがっ,言葉が英語だね.違うっか(笑)」
有 吉:「僕はもう,バリバリ漢字ですけどもね」
赤 坂:「違うっか」
有 吉:「えぇ」
リクエスト
赤 坂:「まぁ,ほんとにたくさんのメッセージが来てたんですけど
も」
有 吉:「はい」
赤 坂:「この,えー,『白い雲のように』」
有 吉:「はい」
赤 坂:「これ結構,みんなのね,リアクションはねぇ」
猿岩石:「えぇ」
赤 坂:「『思ったより…,唄ってるじゃない』」
有 吉:「おぉっ!」
森 脇:「あっ!」
赤 坂:「っていうのが」
森 脇:「あっ,そうですか」
赤 坂:「うーん」
有 吉:「『思ったより…』って」
森 脇:「よっぽど下手だと思われてたっていう事じゃないですか」
赤 坂:「うん.だから,歌に関しては期待してなかったんだろうね」
有 吉:「(感心したように)あぁー」
赤 坂:「もしかしたらね」
有 吉:「はい」
赤 坂:「そこが,面白いところなのかもしれないですけど」
有 吉:「赤坂さん,聴いていただけましたか?」
赤 坂:「聴きましたよ.だって,うちでかけたもん,ちゃんと」
有 吉:「あっ,どうですか?」
赤 坂:「お前,手紙出したじゃねぇかよ!(猿岩石:(笑))(*聴
き取れませんでした)きったねぇ字で.『こんばんは,小
林克也さんっ』ていう(*ここも聴き取れませんでした)
で.忘れんなよ!」
「『今年一番頑張った二人!あの猿岩石CDデビュー』っ
て書いてありますけども.頑張ったのはこいつらだけじゃ
ないんですけどね」
猿岩石:(爆笑)
父
赤 坂:「でも,このメッセージがいいよ!」
有 吉:「はい」
赤 坂:「あの,テレビを見ててね,家族全員でテレビを見てたと」
有 吉:「えぇ」
森 脇:「はい」
赤 坂:「で,一言いったと.【あまり口をきかない父が…】」
有 吉:「はい」
森 脇:「はい」
赤 坂:「【画面に向かって…】」
有 吉:「えぇ」
赤 坂:「【頑張れよ』ってつぶやいたのを私忘れません】っていう
メッセージが埼玉県の "ジュンコ"さんから」
森 脇:「あぁー」
赤 坂:「なんか,これちょっと,うまく物語ってるよね」
有 吉:「えぇ」
森 脇:「そうですねぇ」
赤 坂:「【あまり口をきかない父が…】」
有 吉:「【父が】」
赤 坂:「うん,【画面に向かって『頑張れよ』…】」
有 吉:「【『頑張れよ』】」
赤 坂:「【ってつぶやいたのを忘れない.これからも猿岩石の二人,
頑張れ!】
有 吉:「【頑張れ!】」
森 脇:「頑張ります!」
赤 坂:「さぁ,それじゃぁ,この『白い雲のように』!」
森 脇:「はい」
有 吉:「おぉっ」
赤 坂:「かぁーっ,このタイトル.藤井フミヤ,藤井尚之」
有 吉:「はい」
森 脇:「はい」
赤 坂:「作詞,作曲」
森 脇:「はい」
「大変な事です」
赤 坂:「大変な?」
有 吉:「大変ですよ」
森 脇:「はい」
有 吉:「唄ってるの僕らですからねぇ.どうでしょうか?」
森 脇:「歌はメチャクチャいいんですけどもねぇ」
赤 坂:「いやいやいやいや.これで何とか"爆風(スランプ)"の
『旅人よ』抜かないと」
森 脇:「あっ」
赤 坂:「あっ,ダブルA面でCDしちゃうとかな」
森 脇:「"爆風"さんとですか?」
有 吉:(笑)
赤 坂:「そうそうそうそうそう」
有 吉:(笑)
赤 坂:「いろんな方法がありますけれども」
「さっ,お待たせしました」
有 吉:「はい」
赤 坂:「ここでお送りしましょう.21日,まもなく発売されます」
有 吉:「はい」
赤 坂:「"猿岩石"で『白い雲のように』」
<曲:『白い雲のように』/猿岩石>
エンディング
曲の途中で
赤 坂:「え,今日は猿岩石の二人がね,来てくれたわけですけど」
有 吉:「はい」
赤 坂:「なんか,楽な感じでラジオいいだろ」
森 脇:「はい」
有 吉:「いいですねぇ」
赤 坂:「なんかいいだろ」
有 吉:「はい」
森 脇:「はい」
赤 坂:「変に構えてなくて」
猿岩石:「はい」
赤 坂:「うん」
「ま,でもこれからね,あのー,『頑張らなきゃいけない
なぁ』って思ってるのは君たち二人それぞれですからねぇ」
猿岩石:「はい」
赤 坂:「楽しくやってよ」
森 脇:「はい」
赤 坂:「私からは,それぐらいで」
有 吉:「ありがとうございます」
赤 坂:「た,楽しむといいよね」
有 吉:「はい」
森 脇:「はい.そうですねぇ」
赤 坂:「うーん,そうなると,きっと」
森 脇:「そうならなきゃ」
赤 坂:「もし,抱負みたいなのがあったら」
「あっ,聴いてるみ…,なんか一言メッセージ言ってあげ
なよ」
有 吉:「はい」
森 脇:「はい」
赤 坂:「二人それぞれ」
「森脇から.何でもいいよ」
森 脇:「えーと,それじゃ来年はですね,歌のほうでもね,あのー,
西武球場いっぱいにしたいんで」
赤 坂:「てめー,調子のんなよ!」
猿岩石・赤坂:(笑)
森 脇:「皆さんも,足を運んでいただきたいなと」
有 吉:「僕もですね,来年はお笑い辞めます」
赤 坂:「辞めますね(笑)」
有 吉:「歌で頑張ります」
赤 坂:「ま,彼らこれからですね,"アドベンチャー芸人"として頑
張ると思いますんで(笑)」
有 吉:「旅(*聴き取れませんでした)(笑)」
森 脇:(笑)
赤 坂:「"アドベンチャー芸人"になると思いますんで,またどっか
を旅していた暁にはですね」
森 脇:「はい」
赤 坂:「アルバイトの口を紹介してください」
猿岩石・赤坂:(笑)
赤 坂:「二人今夜どうもありがとう」
有 吉:「ありがとうございました」
(?):「Thank you」
森 脇:「どうもありがとうございました」