年が明けてまだ30分。レギュラーの3人が喋っていると、チャイムが鳴り、
ゲストの松村邦洋,見栄晴,斉藤満喜子,羽田恵理香さん、そして猿岩石が
入ってきました。
松本:「えーちょっとすいません、絵面わかりづらいのがいるんですよ」
他のゲストはすでに座っていたのですが、猿岩石だけ立っていました。
有吉:「猿岩石です」
松本:「え?サル?」
猿岩石:「猿岩石」
中山:「え、猿岩石?じゃあちょっとお願いしていいかな?」
猿岩石:「はい」
中山:「ネタお願いします」
有吉:「あーネ…、よろしっ、くっ…」
一同:(笑)
松本:「ネタは勘弁して下さい」
ようやく腰を下ろしました。
良心的なロケ
中山:「まあしかしみなさん、さっきまで、仕事をなされてたでしょ?」
一同:「はい」
有吉:「そうですね、はい」
森脇:「はい」
松村:「見栄晴くんだけですよ、競艇行ってたの」
見栄晴:「すいません」
中山:「猿岩石は」
猿岩石:「はい」
中山:「『DAISUKI!』にとっては新顔ですけども」
松本:「そうですよー」
有吉:「よろしくお願いします」
中山:「今回なんかやってくれたんですって?」
松本:「ヒッチハイク?」
有吉:「ヒッチハイクじゃないですよ」
森脇:(右手で形を作って)「飛行機乗りました」
中山:「君たちお前、飛行機に乗るとまた叩かれんぞ」
猿岩石:(笑)
森脇:「いや、でも」
中山:「宝くじね」
森脇:「宝くじ」
有吉:「宝くじ買ってきました」
森脇:「狙いはちゃんと」
中山:「ウチら良心的だから」
有吉:「ありがとうございます」
見栄晴:「どこが良心的なの?マンツーマンのロケじゃない」
一同:(笑)
森脇:「日帰りでしたよ」
中山:「良心的だけど金はないのよ」
一同:(笑)
中山:「じゃあ、北海道とか」
有吉:「北海道!」
中山:「九州」
見栄晴:「九州行ってきました」
中山:「前の日にスケジュール空いてたでしょ」
見栄晴:「そうそう!」
猿岩石:(笑)
中山:「(聞き取れず)」
「というわけでいつものあれがあるって事ですね」
飯島:「はい」
松本:「おお!」
「今年こと!」
一同:(笑)
有吉:「アッコさん!」
中山:「『今年こと』は勘弁して下さい」
松本:(めいっぱい気張って)「今年こそは期待するぞー!!」
飯島:(めいっぱい気張って)「1億5000万円!!」
中山:(素っ気なく)「そんなわけでございまして、まずはこちらのVTRご覧
下さい」
このあと96年のパチンコ総集編、新たに撮ったパチンコスペシャル、飯
島家のおせち、ペルー事件のニュースと続きました。
松本:「そろそろ行きますか?」
有吉:「なんですか?」
松本:(叫ぶ)「目指せ1億5000万!」
飯島:「年末ジャンボ宝くじ!」
松本・飯島・中山:「照合大会!」
中山:「そういうわけでございましてね、毎年毎年今年こそは今年こそは
と思いつつ、この現場で大当たりが出たことはありません」
松本:「そうなのー」
山田雅人さん:「今年はがんばろ」
中山:「今回は飯島さん」
飯島:「今回も、芸能人、テレビ関係者合わせて100名様に、100名の方で
すね、3000円ずつ集めていますので、その購入VTRを見てください。
どうぞ!」
無理矢理
その100人のリストの中には、猿岩石の二人も含まれていました。
田代まさしさん、寺尾聡さんのコメントに続いて、
和田アキ子さん:「何?噂によると、あたしが買わないと、当たってるら
しいじゃない。ざけんじゃねえよ!おい、秀、松本、お前らユー
ラシア大陸どうや?」
ナレーション:「ユーラシア大陸といえばこの二人」
突然、雪原の一本道を歩く二人が出てきました。
有吉:「寒いです。-12℃」
モテモテくん
ナレ:「北海道は雪の網走。あたる宝くじを求めてやってきたのはこちら
のお店」
二人はスーパーマーケットのような店「松本商店」に入っていきました。
店員:「いらっしゃいませ」
二人に気づくと、
店員:「ママ大変!」
森脇:「すごい勢いで走っていきましたけども」
有吉:「『ママ大変!』」
店の張り紙にはドリームジャンボの2等が出たとありました。
森脇:「1千万当たってるよ!」
おばちゃん:「そう、こないだね」
ママ?:(明るく)「こんにちはー」
有吉:(まねして)「こんにちはー」(握手)
有吉:「3万円分買いたいんですけど」
おばちゃん:「3万円ね」
次に鹿児島で宝くじを買う見栄晴さんの絵が少し出ました。
そして再び網走です。
猿岩石はどこか外で女性達に囲まれ、テレカにサインをしたり、握手し
たりしていました。
女性:「ありがとうございます」
ナレ:「今や時の人、猿岩石!網走でも街を歩けばこの通り!モテモテく
んだぁー!一方の見栄晴は?」
今度は熊本で宝くじを買う見栄晴さん。
話しに入ってくるひと
ナレ:「そして猿岩石は宝くじを求めて網走の隣、女満別へ」
有吉:「ここは、酒屋さんです」
店の名は森酒店。『ただ今当店にて宝くじ発売中』の張り紙は店の内側
から、そして外側からはそれに重なるように『塩』の紙が張ってありまし
た。
森脇:「『塩』」
有吉:「売ってるのかどうかを」
森脇:(笑)
店に入ると、
有吉:「ここは、宝くじは、売ってらっしゃるんでしょうか」
おばちゃん:「はい、ありますよ」
有吉:「当たりそうにないですねー」
一同:(笑)
おばちゃん:「当たってますよー」
有吉:「当たってますか!?」
店にいた女性:「出てるよ」
有吉:「出てますか?」
店にいた女性:「出てますよ」
有吉:「いくらが、出ましたか?」
店にいた女性:「おっきいの」
猿岩石:「おっきいの!」
店にいた女性:「1千万」
駅のホームで「がんばって下さい」と声をかけられて喜ぶ見栄晴さん。
我に返れば
猿岩石、今度は海岸にいました。
有吉:「後ろは、オホーツク海で」
森脇:「あちら(彼らにとって左後ろ)は」
猿岩石:「知床半島」
有吉:「そんなん、もうどうでもいいです」
「何でここにいなきゃいけないんですか」
「さむー」
ナレ:「オホーツクを前にはしゃぐ猿岩石、北海道での購入枚数は、200枚」
福岡ドームで最後に宝くじを買う見栄晴さん。
中山:「うん!」
松本:「いやいやいやいやいやすごい!」
中山:「(おせちを)食べちゃってるよ」
一同:(笑)
見栄晴:「寂しいロケを3人でしてきたんだから見て!」
松本:「ごくろうさまですありがとうございます!」
飯島:「どうもー」
猿岩石:「いえいえ」
森脇:「とんでもないです」
飯島:「でもさ、猿岩石、大人気だったでしょ」
見栄晴:「俺なんて気がつかれたの一人だよ」
一同:(笑)
中山:「気がつかれてありがとうございますだよな」
見栄晴:「秀まで福岡から電話したんだけど、『見栄ちゃん福岡で何やっ
てんの?』」
中山:「だって寂しそうに電話して来るんだもん」
風見しんごさん:「いいのいいの、今は運をためてるときなの。欽ちゃん
ファミリーは。もう10年ぐらい経つけどね。その運をここで使お
うよ」
中山:「はい、そんなわけでございまして、猿岩石が北海道、行ってきて
くれて」
有吉:「はい!北海道!女満別、網走」
中山:「寒かったでしょ?」
有吉:「寒かったですね〜、メチャクチャ」
順序が違う
この後、宝くじの読みはレギュラー3人のうち誰がいいかを占ってもらい
ました。すると松本さんが最高の運勢ということになりました。
飯島:「ってことはそろそろ!」
松本:「そろそろ!」
飯島:「そろそろ!」
中山:「発表しますか!?」
松本:「そろころ」
有吉:「出産」
松本:「出産?」
「おい!」
森脇:「出産って…」
松本:「馬鹿野郎!」
有吉:「出産っておっしゃったじゃないですか」
松本:「そろそろ出産ってどういうことだよ!」
中山:「順番が違うだろ!」
肝心のくじ
宝くじの読み、というのは、末尾3桁の読みのことです。宝くじはあらか
じめ末尾が0から9までに振り分けてあり、それを出演者が末尾3桁ずつ読ん
でいきます。そして当選番号の表の下3桁と一致したくじがあったら、そこ
から一桁ずつ上を読んでいって盛り上がろう、という趣旨です。
松本さんが末尾0のクジを読み上げていくと、いきなり3000円が2本も出
ました。猿岩石の二人も他の出演者と一緒にくす玉ルームに赴き、しっか
り喜んでいました。
続いての末尾1のクジは中山さんが読みましたが、当選なし。そして、
松本:「次!」
飯島:「2!」
森脇:「はい、じゃあ…」
「はい、いきます!」
中山:「お!猿岩石行くか!」
森脇:「はい!」
飯島:「猿岩石!」
森脇:「猿岩石森脇行きます」
有吉:「行かしてください」
飯島:「読み方分かりますか?」
森脇:「分かりますよ?」
松本:「今ね、2はね、300円(飯島)直ちゃん当たってる」
中山:「この時点で300円当たってる!300円おめでとー!」
猿岩石:「イェーイ!」
風見:「これ(くす玉ルームへの)移動ないの?」
森脇:「行きますよ!行きますよ!」
末尾2は、下一桁2で7等の\300、08組180363で7等+1等の前賞\45,000,300
が当たります。
森脇:「382」「432」「062」「152」「342」「612」「492」「832」
「272」「522」
結局盛り上がることはありませんでした。
松本:「あー次ー行きますか」
中山:「まあ次いきましょう」
飯島:「でも300円ですからね」
中山:「300円おめでとー!」
有吉:「おめでとうございます」
恒例、CM前の「ダイスキ!」コールは羽田さんと斉藤さんでした。
羽田・斉藤:「ダイスキ!」
中山:「ありがとう!」
羽田:「今年もがんばろう!」
森脇:「あーいいな」
有吉:「あーいいな」
この後番組最後まで猿岩石へのフリはありませんでした。