SPHERE DAISUKI!年越し拡大スペシャル

    1996年12月31日 24:30〜26:10 日本テレビ系
    レギュラー:中山秀行,松本明子,飯島直子
    ゲスト:松村邦洋,見栄晴,斉藤満喜子,羽田恵理香
         猿岩石,森脇健児,風見しんご,池谷幸雄,益子直美,山田雅人
         生稲晃子(以上敬称略)

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    オープニング

    PAW 登場

     年が明けてまだ30分。レギュラーの3人が喋っていると、チャイムが鳴り、
    ゲストの松村邦洋,見栄晴,斉藤満喜子,羽田恵理香さん、そして猿岩石が
    入ってきました。

    松本:「えーちょっとすいません、絵面わかりづらいのがいるんですよ」

     他のゲストはすでに座っていたのですが、猿岩石だけ立っていました。

    有吉:「猿岩石です」
    松本:「え?サル?」
    猿岩石:「猿岩石」
    中山:「え、猿岩石?じゃあちょっとお願いしていいかな?」
    猿岩石:「はい」
    中山:「ネタお願いします」
    有吉:「あーネ…、よろしっ、くっ…」
    一同:(笑)
    松本:「ネタは勘弁して下さい」

     ようやく腰を下ろしました。

    PAW 良心的なロケ

    中山:「まあしかしみなさん、さっきまで、仕事をなされてたでしょ?」
    一同:「はい」
    有吉:「そうですね、はい」
    森脇:「はい」
    松村:「見栄晴くんだけですよ、競艇行ってたの」
    見栄晴:「すいません」
    中山:「猿岩石は」
    猿岩石:「はい」
    中山:「『DAISUKI!』にとっては新顔ですけども」
    松本:「そうですよー」
    有吉:「よろしくお願いします」
    中山:「今回なんかやってくれたんですって?」
    松本:「ヒッチハイク?」
    有吉:「ヒッチハイクじゃないですよ」
    森脇:(右手で形を作って)「飛行機乗りました」
    中山:「君たちお前、飛行機に乗るとまた叩かれんぞ」
    猿岩石:(笑)
    森脇:「いや、でも」
    中山:「宝くじね」
    森脇:「宝くじ」
    有吉:「宝くじ買ってきました」
    森脇:「狙いはちゃんと」
    中山:「ウチら良心的だから」
    有吉:「ありがとうございます」
    見栄晴:「どこが良心的なの?マンツーマンのロケじゃない」
    一同:(笑)
    森脇:「日帰りでしたよ」
    中山:「良心的だけど金はないのよ」
    一同:(笑)
    中山:「じゃあ、北海道とか」
    有吉:「北海道!」
    中山:「九州」
    見栄晴:「九州行ってきました」
    中山:「前の日にスケジュール空いてたでしょ」
    見栄晴:「そうそう!」
    猿岩石:(笑)
    中山:「(聞き取れず)」
        「というわけでいつものあれがあるって事ですね」
    飯島:「はい」
    松本:「おお!」
        「今年こと!」
    一同:(笑)
    有吉:「アッコさん!」
    中山:「『今年こと』は勘弁して下さい」
    松本:(めいっぱい気張って)「今年こそは期待するぞー!!」
    飯島:(めいっぱい気張って)「1億5000万円!!」
    中山:(素っ気なく)「そんなわけでございまして、まずはこちらのVTRご覧
        下さい」

     このあと96年のパチンコ総集編、新たに撮ったパチンコスペシャル、飯
    島家のおせち、ペルー事件のニュースと続きました。

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    目指せ1億5000万円!年末ジャンボ宝くじ照合大会

     スタジオの照明は暗くなり、物々しい雰囲気に。

    松本:「そろそろ行きますか?」
    有吉:「なんですか?」
    松本:(叫ぶ)「目指せ1億5000万!」
    飯島:「年末ジャンボ宝くじ!」
    松本・飯島・中山:「照合大会!」
    中山:「そういうわけでございましてね、毎年毎年今年こそは今年こそは
        と思いつつ、この現場で大当たりが出たことはありません」
    松本:「そうなのー」
    山田雅人さん:「今年はがんばろ」
    中山:「今回は飯島さん」
    飯島:「今回も、芸能人、テレビ関係者合わせて100名様に、100名の方で
        すね、3000円ずつ集めていますので、その購入VTRを見てください。
        どうぞ!」

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    PAW 無理矢理

     その100人のリストの中には、猿岩石の二人も含まれていました。
     田代まさしさん、寺尾聡さんのコメントに続いて、

    和田アキ子さん:「何?噂によると、あたしが買わないと、当たってるら
        しいじゃない。ざけんじゃねえよ!おい、秀、松本、お前らユー
        ラシア大陸どうや?」

    ナレーション:「ユーラシア大陸といえばこの二人」

     突然、雪原の一本道を歩く二人が出てきました。

    有吉:「寒いです。-12℃」

    PAW モテモテくん

    ナレ:「北海道は雪の網走。あたる宝くじを求めてやってきたのはこちら
        のお店」

     二人はスーパーマーケットのような店「松本商店」に入っていきました。

    店員:「いらっしゃいませ」

     二人に気づくと、

    店員:「ママ大変!」
    森脇:「すごい勢いで走っていきましたけども」
    有吉:「『ママ大変!』」

     店の張り紙にはドリームジャンボの2等が出たとありました。

    森脇:「1千万当たってるよ!」
    おばちゃん:「そう、こないだね」
    ママ?:(明るく)「こんにちはー」
    有吉:(まねして)「こんにちはー」(握手)
    有吉:「3万円分買いたいんですけど」
    おばちゃん:「3万円ね」

     次に鹿児島で宝くじを買う見栄晴さんの絵が少し出ました。
    そして再び網走です。

     猿岩石はどこか外で女性達に囲まれ、テレカにサインをしたり、握手し
    たりしていました。

    女性:「ありがとうございます」
    ナレ:「今や時の人、猿岩石!網走でも街を歩けばこの通り!モテモテく
        んだぁー!一方の見栄晴は?」

     今度は熊本で宝くじを買う見栄晴さん。

    PAW 話しに入ってくるひと

    ナレ:「そして猿岩石は宝くじを求めて網走の隣、女満別へ」
    有吉:「ここは、酒屋さんです」

     店の名は森酒店。『ただ今当店にて宝くじ発売中』の張り紙は店の内側
    から、そして外側からはそれに重なるように『塩』の紙が張ってありまし
    た。

    森脇:「『塩』」
    有吉:「売ってるのかどうかを」
    森脇:(笑)

     店に入ると、

    有吉:「ここは、宝くじは、売ってらっしゃるんでしょうか」
    おばちゃん:「はい、ありますよ」
    有吉:「当たりそうにないですねー」
    一同:(笑)
    おばちゃん:「当たってますよー」
    有吉:「当たってますか!?」
    店にいた女性:「出てるよ」
    有吉:「出てますか?」
    店にいた女性:「出てますよ」
    有吉:「いくらが、出ましたか?」
    店にいた女性:「おっきいの」
    猿岩石:「おっきいの!」
    店にいた女性:「1千万」

     駅のホームで「がんばって下さい」と声をかけられて喜ぶ見栄晴さん。

    PAW 我に返れば

     猿岩石、今度は海岸にいました。

    有吉:「後ろは、オホーツク海で」
    森脇:「あちら(彼らにとって左後ろ)は」
    猿岩石:「知床半島」
    有吉:「そんなん、もうどうでもいいです」
        「何でここにいなきゃいけないんですか」
        「さむー」
    ナレ:「オホーツクを前にはしゃぐ猿岩石、北海道での購入枚数は、200枚」

     福岡ドームで最後に宝くじを買う見栄晴さん。

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    中山:「うん!」
    松本:「いやいやいやいやいやすごい!」
    中山:「(おせちを)食べちゃってるよ」
    一同:(笑)
    見栄晴:「寂しいロケを3人でしてきたんだから見て!」
    松本:「ごくろうさまですありがとうございます!」
    飯島:「どうもー」
    猿岩石:「いえいえ」
    森脇:「とんでもないです」
    飯島:「でもさ、猿岩石、大人気だったでしょ」
    見栄晴:「俺なんて気がつかれたの一人だよ」
    一同:(笑)
    中山:「気がつかれてありがとうございますだよな」
    見栄晴:「秀まで福岡から電話したんだけど、『見栄ちゃん福岡で何やっ
        てんの?』」
    中山:「だって寂しそうに電話して来るんだもん」
    風見しんごさん:「いいのいいの、今は運をためてるときなの。欽ちゃん
        ファミリーは。もう10年ぐらい経つけどね。その運をここで使お
        うよ」
    中山:「はい、そんなわけでございまして、猿岩石が北海道、行ってきて
        くれて」
    有吉:「はい!北海道!女満別、網走」
    中山:「寒かったでしょ?」
    有吉:「寒かったですね〜、メチャクチャ」

    PAW 順序が違う

     この後、宝くじの読みはレギュラー3人のうち誰がいいかを占ってもらい
    ました。すると松本さんが最高の運勢ということになりました。

    飯島:「ってことはそろそろ!」
    松本:「そろそろ!」
    飯島:「そろそろ!」
    中山:「発表しますか!?」
    松本:「そろころ」
    有吉:「出産」
    松本:「出産?」
        「おい!」
    森脇:「出産って…」
    松本:「馬鹿野郎!」
    有吉:「出産っておっしゃったじゃないですか」
    松本:「そろそろ出産ってどういうことだよ!」
    中山:「順番が違うだろ!」

    PAW 肝心のくじ

     宝くじの読み、というのは、末尾3桁の読みのことです。宝くじはあらか
    じめ末尾が0から9までに振り分けてあり、それを出演者が末尾3桁ずつ読ん
    でいきます。そして当選番号の表の下3桁と一致したくじがあったら、そこ
    から一桁ずつ上を読んでいって盛り上がろう、という趣旨です。

     松本さんが末尾0のクジを読み上げていくと、いきなり3000円が2本も出
    ました。猿岩石の二人も他の出演者と一緒にくす玉ルームに赴き、しっか
    り喜んでいました。

     続いての末尾1のクジは中山さんが読みましたが、当選なし。そして、

    松本:「次!」
    飯島:「2!」
    森脇:「はい、じゃあ…」
        「はい、いきます!」
    中山:「お!猿岩石行くか!」
    森脇:「はい!」
    飯島:「猿岩石!」
    森脇:「猿岩石森脇行きます」
    有吉:「行かしてください」
    飯島:「読み方分かりますか?」
    森脇:「分かりますよ?」
    松本:「今ね、2はね、300円(飯島)直ちゃん当たってる」
    中山:「この時点で300円当たってる!300円おめでとー!」
    猿岩石:「イェーイ!」
    風見:「これ(くす玉ルームへの)移動ないの?」
    森脇:「行きますよ!行きますよ!」

     末尾2は、下一桁2で7等の\300、08組180363で7等+1等の前賞\45,000,300
    が当たります。

    森脇:「382」「432」「062」「152」「342」「612」「492」「832」
        「272」「522」

     結局盛り上がることはありませんでした。

    松本:「あー次ー行きますか」
    中山:「まあ次いきましょう」
    飯島:「でも300円ですからね」
    中山:「300円おめでとー!」
    有吉:「おめでとうございます」

     恒例、CM前の「ダイスキ!」コールは羽田さんと斉藤さんでした。

    羽田・斉藤:「ダイスキ!」
    中山:「ありがとう!」
    羽田:「今年もがんばろう!」
    森脇:「あーいいな」
    有吉:「あーいいな」

     この後番組最後まで猿岩石へのフリはありませんでした。

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    村田 崇 takashi@air.ne.jp