有吉:「緊張するよ」
森脇:「緊張するよ」
有吉:「とりあえず、がんばりま…、ろう」
森脇:(右手をぐっと握り、「猿岩石、やー!」のポーズ)
スタジオについているジェットコースターに乗って猿岩石登場!
女子高生中心の観客からはすさまじいまでの声援がわき起こりました
有吉:「よろしくお願いします」
渡辺:「猿岩石のお二人でーす!」
猿岩石:「よろしくお願いしまーす」
関口:「君たちか猿岩石って」
渡辺:「これが猿岩石ですよ」
「どのぐらい行ってたの?」
猿岩石:「190日です」
渡辺:「190日間」
関口:「生きるか死ぬか」
猿岩石:「はい」
関口:「帰ってきたら世の中変わってた?」
有吉:「変わってましたね。僕たちは何にも変わんないんですけど」
渡辺:「帰ってきたらスターだもんな」
有吉が客性を振り返ると、一気に「キャー!」。
「いや〜!」と叫びながらフランキー為谷さんが登場!
さっそく助走の台の上に飛び乗りました。いつものように意味不明の叫びを数秒続け、
関口支配人のホイッスル(長管)が鳴りました。
為谷:「失礼」
助走を始めると、
観客:「がんばれ!」
為谷:「オッケー!」
そう言って跳ぶと右手はNG、しかし左手はCLEAR!
関口:「彼は君たちの先輩になるの?」
有吉:「大先輩です」
渡辺:「あれ大先輩なの?」
壁に張りついたままうなずく為谷さん。
猿岩石:「大先輩です」
渡辺:「ただの先輩じゃなくて大先輩!?」
猿岩石:「大先輩です」
渡辺:「尊敬してるの?」
森脇:「はい」
有吉:「もちろん」
関口:「え?」
渡辺:「首かしげたな」
森脇の頭にツッコミが入りました。
森脇:「いやいや、ホントに」
渡辺:「為ちゃんですからねー」
「でももう、跳んでもらえればOKという、そういうゲームですからね」
有吉:「がんばります!」
関口:「どっちが先に?」
有吉:「はい、ぼくが、やります!」
関口:「君がね」
一瞬動きを見せようとした有吉でしたが、
有吉:「僕そういうのできないんです」
渡辺:「1本目有吉君!」
関口:「用意、ピッ!」
助走途中で妙な足取りになった有吉、ジャンプしたあとは両手両足を開いて
右手20点、左手30点のゾーンにくっつきました。
森脇:「(聞き取れず)でしたねえ、これは」
関口:「変だった。踏み切りが。ちょっと見てみよう」
「何か、変だよ」
リプレイが出ました。助走3歩目、踏み切りを合わせようとした有吉は、
スキップのような格好の助走になってしまっていたのです。
関口:(1歩目を見て)「これはよい」
森脇:(2歩目を見て)「かっこいいな」
関口:(3歩目のスキップを見て)「ここだ、ここだ。あれは何だ」
渡辺:「あの、何かスキップのような…」
(張りついた有吉を見て)「足は広げなくていいからね」
有吉:「足は広げなくていいんですね」
関口:「まあまあ」
渡辺:「さあ森脇君まいりましょう」
関口:「君は何かやんないの?パフォーマー」
森脇:「僕も全然できないんですよ」
関口:「為ちゃんの独壇場になっちゃうな」
渡辺:「そうですね」
関口:「今探してんのよ。新しい人」
渡辺:「さあそれでは」
関口:「2本目!ピッ!」
森脇はじっくりとトランポリンを見据えて助走を開始し、
勢いよく壁に跳んでいきました。両手とも30点ゾーンで、60点獲得!
関口:「しかしかがみながら、こう行ってたね。あれちょっと見てみる?」
リプレイが出た瞬間、笑いが起こりました。トランポリンを見据えた森脇は
知らないうちに背中を丸めていて、そのまま助走に入っていたのです。
関口:「でもまあ一応及第点だよ」
渡辺:「2回で110点。あと2回で90点行けばいい」
有吉:「はい」
関口:「もう大丈夫。ね」
森脇:「よし」
関口:「もう大丈夫」
有吉:「10万円もらえるんですよね」
渡辺:「そうそうそう、10万円の金貨」
「まだ貧乏なの?君たちは」
森脇:「貧乏ですよ」
渡辺:「これだけ『ワー!』『キャー!』って言われて」
有吉:「貧乏ですよ」
渡辺:「貧乏なんだ?」
有吉:「風呂なし」
渡辺:「風呂なし?」
「風呂なしですって」
関口:「風呂がないの?どうして?」
観客:「エ〜ッ!」
渡辺:「『エ〜ッ!』って君ら」
お客さんの一人:「うちおいで」
渡辺:「どうりで臭いと思った」
関口:「後ろで『うちおいで』って言ってるよ」
森脇:「『うちおいで』!?」
関口:「じゃあ私たちも呼んでもらって一緒に…」
お客さんの一人:「いいです」
関口:「『いいです』って言ってる」
お客さんの一人:「猿岩石だけ」
有吉、今度は笛と同時に思い切りよくスタートを切りました。しかし思いとは
うらはらに点の方は左右とも20点の40点でした。これで合計150点。
足をバタつかせてもがき、上に上ろうとする有吉を関口さんの笛が止めました。
渡辺:「さあ確実に50,確実に20,30行かないとダメ」
森脇:「クリアねらいます」
有吉:「無理しなくていいよ」
関口:「今頼もしかった。クリア行ったらもう1枚金貨あげよう」
有吉:「あっ!マジっすか!?」
渡辺:「2つってことは、10万円相当の金貨が2枚、20万円分入るってことだよ」
「もしかしたら、風呂使えるかも知れない」
有吉:「銭湯値上がりしたんですよね。困るんですよ」
渡辺:「今までにこんな貧乏なゲストいなかった」
「確実に50!クリアまで行けば、もう1個、金貨獲得!」
関口:「では、ラストチャンス。ピッ!」
またもかがみ気味の助走で少し笑いを誘ったかと思うと、やや体が左に傾いてのジャンプ!
右手は20点でしたが、左手は20か30か微妙なところです。会場からは悲鳴が!
関口:「微妙だ!」
渡辺:「左手30行ってます?」
有吉:(モニターをのぞき込んで)「入ってます!入ってます!」
関口:「よし、もう一回ちょっと左手を見よう」
森脇の左手がアップになると、
関口:「行ってるな!」
観客:「行ってるー!」
渡辺:「それでは、30,20で50点、合わせて200点でクリアー!」
有吉:「ホント助かります。バイトしなくて済むんでこれで」
渡辺:「まだバイトしてんの?」
有吉:「バイトしてます」
渡辺:「なんのバイトしてんの?」
有吉:「僕は肉焼いてます」
渡辺:「君は?」
森脇:「僕肉運んでます」
関口:「なんか、ステーキ屋で」
有吉:「ステーキ屋で」
関口:「やってんの?」
森脇:「がんばってます!」
関口:(金貨を見せて)「本物だよこれ」
有吉:「本物ですかこれー」
関口:「こういう光かた見たことある?」
有吉:「ないですよぉーっ!」
関口:「10万円だからね」
有吉:「10万円ですかー!」
「いいんですかこれもらって」
関口:「ああいいよ。差し上げよう」
有吉:(満面の笑みで)「ありがとうございます!」
渡辺:「猿岩石まずウォールクラッシュクリアー!」
「次のアトラクションまいりましょー!」
渡辺:「最初どっちが?」
有吉:「最初俺が、ぼくが投げます!」
森脇:(よくわかってない様子で)「お前が、投げるのか?」
関口:「ピッ!」
有吉:「お前が?」
森脇:「俺が、投げる?」
有吉:「俺が投げる」
そう言って有吉はタックルする方の、前のポジションにつこうとしました。
関口:「ピッピッピッピッピッ!」
「投げる人はこっち」
渡辺:「投げる人はこっちだよ」
森脇:「お前がぶつかるんだよ」
有吉:「ぼくがぶつかる、抱きつく」
森脇:「抱きつかない、ぶつかる」
結局有吉が前でぶつかる方に、森脇が後ろで投げる方になりました。
スナップ バック | ゴール | 下がった 人形 | 様子 |
1投目 | ○(中) | 左中右 | |
2投目 | × | 左中右 | 有吉のスナップバック、右にそれて取れず |
3投目 | ○(右) | 左中右 | |
4投目 | ○(左) | 左中右 | スナップバック、右にそれ気味 |
5投目 | ×(右上) | 左中右 | |
6投目 | ×(右上) | 左中右 | 同じくそれ気味 |
7投目 | × | 左中右 | 森脇:「ちゃんと投げろ!」 |
8投目 | ○(右) | 右 | 見事なコントロール! |
9投目 | ○(右) | 右 | またまた見事! |
10投目 | × | 左中右 | スナップバック悪く投げられず |
11投目 | ×(中) | 左 右 | |
12投目 | ○(左) | 左中 | |
13投目 | ×(左) | 中右 | スナップバック取れず、あわてて投げる |
14投目 | ○(中) | 左中 | なんとか取って投げる |
15投目 | × | 中右 | スナップバックがゴロで取れず |
16投目 | ○(右) | 左 右 | |
前半 | 8点 | 16投中8投ゴール 得点率 .500 |
渡辺:「8個!15個中8個!」
関口:「だけどあの後ろへのパスがこう、へたくそだった」
「いくつも逃したもんな」
森脇:「逃しましたね」
渡辺:「残りの後半戦、1分で7個が入ればクリアーです」
二人が位置につくと、
有吉:「正確に来いよ」
関口:「ピッ!」
森脇:「お前が言うな!」
関口:「君が正確じゃなかった」
有吉:「すいません」
森脇:「俺、ちょっと力無いから」
有吉:「がんば…あ…行け!早くやれ!」
スナップ バック | ゴール | 下がった 人形 | 様子 |
1投目 | ×(右上) | 右 | 有吉のコントロールはさほどでもない? |
2投目 | ×(上) | 左 右 | |
3投目 | ○(中) | 中 | これはいいコントロール |
4投目 | ×(右枠) | 右 | 枠に当たって入ってもダメ! |
5投目 | ○(右) | 右 | 落ち着いていい投球。 |
6投目 | × | 中 | スナップバック、後ろに大きくそれる |
7投目 | ×(上) | 左中 | また後ろにそれてあわてて投げる |
8投目 | ×(手前) | 左 | 人形にはじかれてNG |
9投目 | ×(上) | 左 | |
10投目 | ○(中) | 中 | 当たりの弱さをコントロールでカバー |
11投目 | ○(中) | 中 | また見事! |
12投目 | ×(中) | 左 右 | |
13投目 | ○(左) | 左 | 関口:「あ、うまい!」 |
14投目 | ×(上枠) | 左中 | |
15投目 | ○(右) | 右 | 決まったときは残り1秒 |
後半 | 6点 | 15投中6投ゴール 得点率 .400 | |
前半 | 8点 | 16投中8投ゴール 得点率 .500 | |
合計 | 14点 | 31投中14投ゴール 得点率 .452 |
15点行かずにクリアーならず!
客席からは悲鳴ともブーイングともつかない声が。
猿岩石の二人はかなり息が上がっています。
関口:「あと1個だよ?」
渡辺:「あと1個だよ。惜しいなあ〜」
関口:「今10万円なくなっちゃったんだよ」
森脇:「あ〜」
有吉:「1ヶ月分」
種類 | 得点 | 必要 パンチ数 | 出現頻度 |
子ネズミ | 10点 | 1発 | いつでも |
中ネズミ | 200点 | 10発以上 | 各ラウンド1回 |
ボスネズミ | 500点 | 50発 | 第3ラウンドに1回 |
説明に出てきた中ネズミを、森脇が叩きました。
下から出てきたネズミを左右からたたく森脇ですが、なかなかネズミは
「イテッ」と言ってくれません。
渡辺:「上から上から上から」
上からぽこぽこと叩き始めると、たちまち中ネズミは撃沈。
森脇:(たたくフォームを有吉に見せながら)「こうだ、この方がいい」
有吉もそれをまねしていました。
制限時間は2分30秒。それを50秒ずつの3ラウンドに分けて戦い、3,000点取れ
ればクリアとなります。第1,2ラウンドは一人ずつ、第3ラウンドは二人で戦います。
ここで場内に笑いが。
最後のダーツの時に投げる人が立つ丸いプレートがこのアトラクションにも
あって、そこで選手が出番を待つようになっているのです。
が、森脇はそこに片膝を立てて座り、野球のネクストバッターズサークルの
ようになっていたのです。
渡辺:「いいねえその待ち方!」
関口:「ピッ!」
森脇:「はい?」
渡辺:「その待ち方いいよー」
「それはどこの国で覚えたの?」
森脇:「これは、パキスタンです」
渡辺・関口:「パキスタン!」
関口:「用意!ピッ!」
小林:「このフレンドパークで最も体力のいるのが、このチュチュバスターズです。
立体のネズミたたきとお考え下さい」
森脇:「130!」(点数を教えています)
小林:「さあ最初に挑戦していますのは、有吉!やや体力が劣っている!
もうすでに足元にきている。しかしまだ腕の動きはあります!
反時計回りに回っている!」
渡辺:「現在300!」
300点、残り2分7秒となったところで中ネズミの登場です。
これが出てくる穴は数カ所あるのですが、上から出てきた中ネズミを素早く
連発で叩き、わずか7秒間で200点をゲット!
小林:「第1ラウンドは、有吉ががんばっています」
「今日は話題の猿岩石を迎えてお送りしておりますこのフレンドパーク、
金貨はここまで1個だけ。10万円がひと月の生活費。クリアーすれば、
一ヶ月分の生活費が浮くという仕組みになっております」
関口:「あと5秒!」
渡辺:「3!2!1!」
森脇の方はあまり力を入れずに、省エネを心がけたパンチを見せています。
小林:「第2ラウンドは森脇!森脇は先ほど、素晴らしいコントロール
をブロードウェイジョーで見せました!割と体力そして運動神経があるように
お見受けします」
「こちらは反時計回り」
930点、残り1分19秒の時に中ネズミ登場!
周りをきょろきょろと見回した森脇、下から出てきた中ネズミを一瞬
見つけられませんでした。しかし見つけてからは、先ほど練習した
フォームで早々と200点をゲット!
1,130点、残り1分11秒となりました。
小林:「現在これで1,000点を超えていますが、3,000点がクリアーポイント。
35,000キロを踏破した体力を見せてもらいましょう」
有吉は向かって右側を、森脇は向かって左側を担当しています。無言のうちに
分担が決まっていったようです。
森脇も有吉もペースが先ほどより落ちてきました。このままではクリアーは
微妙です!そして1640点、残り30秒となったところでボスネズミ2体が登場し
ました!
有吉が右の、森脇が左のネズミに駆け寄り、最後の力を振り絞って50発のパ
ンチを繰り出します!二人はほぼ同時にボスネズミを撃破し、2640点、残り時間
は18秒!
小林:「3,000点!残りは10秒ですが、まだ終わっていません!まだ終わって
いません!3,000点がクリアーポイント!さあタイムアウトか!残り3秒!
2秒!!」
「さあ残り時間2秒でクリアー!!」
その場に倒れ込む有吉!かがみ込む森脇!
渡辺:「アブねえー!」
「あと2秒だよ!」
有吉、倒れたまま薄笑いを浮かべ、放心状態です。
森脇:「(ぜえぜえいいながら)やべえ!」
有吉:「(やっとの思いで立ち上がって)うぁっ!」
「がんばりました!」
客席からは拍手と歓声が。それに森脇はガッツポーズで応えます。
有吉700点+森脇660点+二人1,640点=3,000点
渡辺:「あと2秒しか残ってなかったよ!」
有吉:「ひぃー、ひぃー!」
森脇:「つらいこれ!」
「きっついすねこれ」
渡辺:「きついだろ」
「旅行とどっちがきつい?」
有吉:「(絞り出した声で)こっち!」
森脇:「すぐ、前の苦労を忘れましたね」
渡辺:「前の苦労忘れるからな」
関口:「粘りはある!忍耐力ある!」
渡辺:「さあ!金貨がまた10万円!」
(猿岩石、心から嬉しそう)
有吉:「ああ〜ッ!」
森脇:「やった!」
有吉:「ありがとうございます!」
「(声にならない声で)すっごくつらい」
渡辺:「よかったね〜」
有吉:「(声にならない声で)ありがとうございました!」
渡辺:「ね〜」
有吉:「はい!」
渡辺:「さあ次はクイズが待っています!」
森脇:「はい!」
渡辺:「クイズがんばりましょう次のアトラクション参りましょー!」
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