20:00 MC1
幕が開くと、有吉が帽子
(グレーのキャスケット)を頭に載せている。
〈拍手・笑〉
また、有吉は昼に着ていた赤いTシャツを着ていない。森脇の衣装は変化無し。
有吉:どうも皆さんこんばんはー!
森脇:こんばんは!
有吉:猿岩石です!
どうも!
森脇:夜の部が始まりました。
有吉:はい!
森脇:いや〜
有吉:いや〜夜の部が始まりましたね。昼の部はですね〜なかなか、
森脇:うん。
有吉:また盛り上がってもらいまして、
森脇:はい。
有吉:皆様ほろ酔いでしたから、昼は。もう夜ですからかなりもう出来上がって
るかとは思うんですが。
森脇:どうなんですかね、入れ替わったんですかね、ひとは。
有吉:ねぇ。1回目も、まだここにいたぞ、っていう方はどれぐらい。
〈はーい!〉
有吉:あらら!
森脇:あー。
有吉:前の方を仕切られると大変やりにくいですねぇ。
森脇:うーん。
有吉:おんなじ事をやりますからね。
森脇:ははは
(笑)
有吉:大体ね。
森脇:おんなし事を。
有吉:はい。そうですか、じゃあもう前の方のひとはかなり出来上がってるわけ
ですね。いかがですか?出来上がってます?
〈は〜い〉
有吉:
(笑)。出来上がってますよね。なるほどねえ。
森脇:最近はあれですね、ケータイなんですね。
有吉:もうみんなね、カメラが、携帯電話が多いですから。
森脇:あれは何?ぶれないの?
有吉:みんなもう上手なんでしょうね、こうやってね。
森脇、足を広げて構え、上体だけ左右に動かす。
森脇:こうやって動いても、撮れんの?
〈笑〉
有吉:さすがにそれだけ動くとぶれますけどね。でもすごいですよね。
みんな携帯電話持ってね。
いや〜これはまた、夜の部もなかなか。
森脇:ねぇ。
有吉:きれいな、女性や。
…ねぇ。
森脇:
(笑)『きれいな女性や』?
有吉:ええ。立派な、男性が、いらっしゃいますけども。
森脇:おーん。ああでもねぇ、
有吉:はい。
森脇:僕あのーさっき空き時間ね、この辺ずーっとうろちょろしてたんです。
有吉:はいはい。
森脇:でご飯もここで食べて。
有吉:食べて。
森脇:で、食べてたら、ここでカラオケをね、みんな、歌って。順番で。
有吉:えっ、ここで?
森脇:そう。
有吉:はいはいはい。神聖な舞台で?
〈笑〉
森脇:
(笑)神聖な舞台で。
有吉:はいはい。
森脇:で、すごいうまいのみんな。うまいんだけど歌が。あのね一人ね、すごい
お父さんがいてね、
有吉:はいはいはい。
森脇:歌を歌う前に、なんかあの、大木凡人じゃないけど、『歌は世に連れ世は
歌に連れ』みたいな。
有吉:はいはいはい。自分で司会をするんですか?
森脇:そう。
有吉:はい。
森脇:それだけを言いに来る人がいるんですよ。
〈笑〉
有吉:えっ!ほんとですか?
森脇:そう。
有吉:えっそのお父さんはプロの方なんですか?
森脇:あ〜どうだろ〜なプロっぽい。
有吉:どうなの?プロなの?プロの方なんですか?
〈プロじゃない〉
森脇:あっ。なんかね、すごいニコニコしながら言って、言ったあとはちょっと
どーだ顔で帰っていくの。
〈笑〉
有吉:
(笑)『おれの司会どうだ』みたいな。はああ〜
森脇:すっっごいうまいのよ?
有吉:お会いしたいですねぇ。
森脇:そう。やってほしいぐらいですよ。僕らの。
有吉:
(それっぽい声で)歌は世に連れ、世は歌に連れ。みたいな感じですか?
森脇:そう。
有吉:すばらしいですね。どこにいらっしゃるんでしょうね、その人は。
森脇:すっごいうまかったですよ。
〈帰っちゃった!〉
有吉:え?帰っちゃったんですか?プロなのに?
森脇:あ、もうだからないと思ったんですよ。
有吉:今日の出番は終わったという事ですね?
森脇:そういう事だよ。
有吉:あ〜なるほどねぇ。
森脇:そうすっっごいうまい、感動した。
有吉:はいはいはい。あの〜、
森脇:ん?ちょと
(笑)待って。
有吉:はい。
森脇:なんか帽子のかぶり方変じゃない?
〈笑〉
有吉:帽子のかぶり方はそんなに変ではない、おしゃれな感じでかぶってますけ
ども。
森脇:帽子はおしゃれだけど、
(笑いながら)かぶり方が…
有吉:そうすか?
森脇:なんか浮いた感じが
(笑)するんだけど。
有吉:そうすかねぇ?いえ全然皆さん『おしゃれだね』っていう感じで。
森脇:もっとそれ深くかぶんないの?
有吉:深く、あんまりかぶんないんですけども、あの〜まあね、午前中、お昼の
部でね、手品を。
森脇:そう。
有吉:皆さんにね。ご披露しまして。
森脇:見たひとはね、すいませんでした。
有吉:いやいや。すいませんて何も謝る事ない。
森脇:あのね。
有吉:それですごいすごいっていう声が上がりまして。
森脇:
(笑)上がってない上がってない。
有吉:それで『夜の部もまた、手品のほうお願いします!』っていう事だったん
で、
森脇:ええ。
有吉:ま、ちょとね、まあ軽くね、なんか手品をね、見せれたらなと思ってるん
ですけど、ま、なんにも仕込んでないもんですから、
森脇:
(笑)怪しい!その帽子。
有吉:だからね、ちょとあれなんですけど、一応ね、なんにも入ってないんです
けどね。
森脇:
(笑)なんにも入ってないんですけどねぇ。
有吉:まぁこうやって。
有吉、取った帽子の中からちいさなピンクの造花を取り出す。
〈笑〉
森脇:
(笑)いやいやいや。全然気も効いてないよ!
有吉:え?
森脇:バレバレだよ!
有吉:
(笑)ひひひひひひひひ。
森脇:なんかみんなこっち
(有吉)見てんな〜と思ったら帽子見てたのね。
有吉:
(笑)まあなんとなく。
有吉、右のポケットから万国旗を取り出す。
〈笑〉
森脇:それはまたやるんだ
(笑)。
有吉:これはお気に入りなんですよ。ええ。
森脇:ちょとウケが良かったからね、これだけね。
有吉:そんな感じで手品なんかもやってましたけど。はい。
これでリベンジ成功ということで。
森脇:え〜!もう成功なの?
有吉:ええ。そゆことで。
森脇:練習してたんじゃないの?
有吉:はい。もう練習したんですけどなかなかうまくいかなくて。
森脇:
(笑)もう、断念した?
有吉:はい。5時間あったんで、ちょっと寝ちゃいましたね。
森脇:じゃあもう何?夜の部は趣向を変えて行くわけ?
有吉:もう、これは、今、紹介してもらったように、歌とトークの60分を、猿岩
石歌謡ショーを。やっていきたいと思っております。どうぞよろしくお願
いいたします。
森脇:よろしくお願いしまーす!
〈拍手〉
有吉:それでは、早速ですが、
森脇:はい。
有吉:歌は世に連れ、世は歌に連れ…
森脇:
(笑)パクリじゃん。その人の。見てもないのに。
有吉:
(笑)大体そんな感じで?
森脇:そんな感じでやってた。
有吉:はい!それでは、えー早速ですけれども。
森脇:はい。
有吉:2曲、続けて、聞いて下さい。
森脇:はい。
有吉:お願いいたします。
〈拍手〉
20:05 M-1 My Revolution
有吉、1番のBメロの入りで歌詞がごにょごにょ。森脇もどこかでミス。
1番終了後、
〈有吉ー!〉
有吉、左手を挙げて笑顔。
20:09 M-2 ツキ
イントロで、
〈岩石サイコー!〉
有吉、右手を振って笑顔。
サビ前、
森脇:♪チャラにしてくれる
有吉:♪フ〜
(久々のファルセット)
間奏で、有吉、一番右の列に手を振る。
20:13 MC2
有吉:どうもありがとうございました。
〈拍手〉
森脇:ありがとうございました。
有吉:えー2曲、「My Revolution」「ツキ」。
森脇:はい。
有吉:という歌を聴いていただきました!
森脇:えぇ。
有吉:どうもありがとうございます、えー、盛り上がっていただきまして。
森脇:ね!ありがとうございます。
有吉:僕らの事なんて全く知らないだろうと、
森脇:ねぇ。
有吉:思われる、
〈そんなことなーい!〉
有吉:
(笑)いやいやお兄さんはさっきからずーっとこうやって
(指をスナップ)
やってましたからね。
〈拍手〉
ちょっと気になって歌えなかったですからね。ここ
(右から3列目)とこ
こ
(一番右)ね。なんかあれだけ手振られたらちょっとこれぐらい
(手を
振って顔を作る)やんなきゃいけないかなーと思ったんで。ちょとはずか
しい
(笑)けど。なんとなくこうやってこうやって和田アキ子みたいに歌っ
てたいんですけど、
森脇:ねぇ。
有吉:ああいう風にやられたら、やんないとねぇ。
森脇:ねぇ。
有吉:『なんだあの態度は無視しやがってよ〜』
〈笑〉
森脇:ははは
(笑)
有吉:後々言われてもね。困りますから。
森脇:みんながじゃあこうやり出したらどうすんの?
有吉:みんながみんなこうやり出したらどうでしょうね?ずーっとこう
(手を
振って顔を作る)やってなきゃいけないですもんね。
森脇:
(笑)あん。でもね、盛り上がってくれてたほら、あの若いお兄さん達
(右から3列目)、
有吉:はいはい。
森脇:あの人達はね、僕がね、おしっこしてたらね、両側に挟んできたんですよ。
〈笑〉
有吉:はっはっはっはっは
(笑)!
森脇:すごいフォーメーションをとってきたんです。
有吉:なんてことをするんですか!うちの相方に!
森脇:萎縮しましてね、僕は。
有吉:はいはいはい。
森脇:ふふふ
(笑)
有吉:ちょとちっちゃくなっちゃって。
森脇:出るもんも出なかったですよ。
有吉:ふふふ
(笑)
森脇:シャイですからね、僕も。
有吉:あれらしいですね、僕は休憩時間、5時間あったんですけど、
森脇:はい。
有吉:お風呂行こう!って思ったわけですよ。1ステージ目終わって汗かいたか
ら、
森脇:はいはい。
有吉:絶対ね、これからお風呂行きますよーってここで言わしてもらって。
森脇:なるほど。
有吉:行こう!って思ったんすよ。
森脇:うん。
有吉:したらね、寝ちゃいましてね。
森脇:ふふ
(笑)
有吉:すっかり!
それで手品の練習もおろそかになっちゃいまして。
森脇:してないんだ!じゃあ。
有吉:それで、ずっとだからお風呂も行けなかったですよ。
森脇:や気持ちよかったよお風呂。
有吉:それで行ってたらしいですね、お風呂。
森脇:露天もあるし、檜風呂もあるし。
有吉:はい。
森脇:薬
(やく)風呂もあるし。
有吉:やく、薬湯。
森脇:薬湯。
有吉:薬湯。おお。
森脇:なんかねぇ、露天風呂はしかもね、あれよ。硫黄の何?白湯
(はくとう)っ
ていうの?なに?白いやつ。
有吉:白桃
(しろもも)。
森脇:にごり湯。
有吉:しろもも。
森脇:しろももじゃない。
〈笑〉
有吉:えっと。そっちの白桃
(はくとう)じゃなくて。
森脇:白桃
(はくとう)じゃなくて、あっちの白湯
(はくとう)。
有吉:白い湯ね?白湯
(パイタン)!パイタン!
森脇:パイタンのほう!
有吉:パイタンね。はいはいはい。
森脇:パイタン。そうそうそう。それ。あとね、すっごい良かった。
有吉:どうなんですか?たとえば、こうやって、舞台やらしてもらってるじゃな
いですか。
森脇:はい。
有吉:したら多少なりとも、『あら、猿岩石のお兄ちゃん』と。こういう風に。
森脇:あ。
有吉:たとえば、お風呂に行ったとしたら、
森脇:うん。
有吉:どうなんですか。
森脇:えとね。
有吉:『あどーもどーも!』
(片手をあげて挨拶をしつつ、身を乗り出して股間
に注視)〈笑〉
『あどーもどーも!』
(同様の仕草)
森脇:いやいや。
有吉:みたいな感じなんですか?
森脇:ぜんっっぜん!みんなイギリス紳士みたい。
有吉:え?イギリスの紳士みたいなの?
森脇:
(笑)
有吉:お風呂の中では。
森脇:
(股間を隠しつつ軽く会釈の仕草)〈笑〉
有吉:いやいや、それはあの、お客さんのほうが隠してんでしょ?
あなたはどうしたんですか?
森脇:え?
有吉:あなたは、お風呂でどうしたんですか?
森脇:や、僕もね、あの最初はこうやって
(隠さず)入りましたけど、みんなが
そうしてるから、あっおれマナー違反してたな〜
(隠す)。
〈笑〉
有吉:『失礼します』と。
森脇:そゆ感じ。
有吉:はいはい。じゃずっとこうやって
(隠して)んの?体洗うときも。
森脇:洗うときも。
有吉:じゃずっと片手でこうやって
(洗って)んですか?
森脇:でもねたまーにね、びっっくりした顔するおじさんはいた。
有吉:どういう、ことですか?
森脇:あのー、まさかいるとは思わなかったんだろうね
(笑)、さっき見た人が
ね。
有吉:はいはい。
森脇:さっき前に立ってた人がいるとは思わないからさ。ずーと口開けたままねぇ、
そのまま、のぼせちゃうじゃないのかっていうぐらい動かないおじちゃん
とかね。
有吉:あそう
(笑)。
森脇:いました。
(びっくり顔で固まる)〈笑〉
ここ
(首)までお湯浸かってんだけど。
〈笑〉
有吉:
(笑)それはどうしたの、何を飲んでるんですか?
森脇:
(笑)飲んでんじゃなくて、僕を見て、「あっ」っていう顔をしてくれた
んですけど、動かないから、心配になって、まその場は逃げましたけどね。
有吉:なるほど。
森脇:僕のせいにされちゃ困るんでね
(笑)。
有吉:じゃあ、粗末なモノを、みんなに披露するってことはあんまり無かった?
森脇:ああ。
有吉:僕もね、ぜひみんなに披露したかったんですけどね。
森脇:
(笑)やそういう場所じゃないから、ここは。
有吉:
(笑)
森脇:見せ合いの場じゃないから。ふふ
(笑)
ま裸のつきあいはいいですけど。
有吉:や、そうなんですけどやっぱ男性というのはねなかなかね、そういう、風
にね、ちょっと立派なモンを持ってるとね。
森脇:うん。
有吉:『あっ、あいつは、すごいな』って思うじゃないですか。
森脇:や能ある鷹は爪を隠すっていうじゃないですか。
有吉:
(笑)まぁアソコが爪かく、あの…
森脇:ふふふふ
(笑)
有吉:ええ。隠していただいてね。はい。
(観客に)どうですか!お風呂は。楽しいですか?いいですか?楽しい?
お風呂はね。
〈まばら拍手〉
森脇:私服の人がいるんですよね。でもねぇ。
有吉:そうですねぇ。あなたもムームーで歩いてましたね。
森脇:はい。
有吉:ずいぶんね。
森脇:すっごい気持ちいいよ。
有吉:気持ちいいでしょうね。楽でね〜
森脇:楽。
有吉:はあはあはあはあ。
森脇:どこでも寝っ転がれるでしょ。この辺。
有吉:はいはい。
森脇:だからあの、マンガがいっぱい置いてあるところ
(4階。彼らの楽屋も)
でずっとこうマンガ読んだりとか。
有吉:トイレ行ったとき、皆さんがまんが読んでるなーと思ったらお前いたから
びっくりしたよ。
〈笑〉
森脇:へへへ
(笑)
有吉:何をやってるんですか。
森脇:あとね、卓球もやった。
有吉:卓球も。
森脇:うん。卓球も。
有吉:温泉場といえばね、卓球ですからね。
森脇:汗びっしょりなってね。でも楽しかった。ひっさしぶりにやると。
有吉:楽しいですよね。この、このさ、こんなでっかい施設に来るとほんっとそ
れだけでテンション上がっちゃいますからね。わくわくしちゃいますから
ね。
森脇:ちょっとねぇ、ちょっとねぇ、これはねぇ、今日終わってもね、おれは残
るね。
有吉:24時間やってるんですよ。
森脇:おん。
有吉:それがすごいじゃないですか。
森脇:まだちょっと回ってないとこもあるからね。回って帰ろうかなぁ。
有吉:裸でね。
森脇:いや
(笑)裸では回んない。つまみ出されますよ。
有吉:つまみ出されますか?
森脇:はい。
有吉:はい。そいじゃあ、また、いきましょうか?
森脇:歌ですか?
有吉:はい歌いきますか?
森脇:いきますか?
有吉:どうしましょ。
(昼の部よりまだ10分ほど早い。スタッフのほうを見る?)
森脇:いきましょいきましょ。
有吉:はい。いきましょうか。
はい、それじゃあまた、2曲ほど、続けてですね、
森脇:はい。
有吉:歌のほうを、聞いて下さい。
森脇:はい。
有吉:えーよろしくお願いいたします。
森脇:はい。
20:18 M-3 オエオエオ!
1番のサビで、右から3列目の前後に並んだ男性二人が「オ」「エ」「オ」「エ」
「オ」と交互に両手をあげる動き。有吉、吹く一歩手前くらいに受ける。
20:23 M-4 君の青空
有吉、間奏のギターソロの部分で「パラパパパ〜」等と口パク。
20:27 MC3
有吉、歌のあとのおじぎがかなり長い。
有吉:ありがとうございます。
〈拍手〉
森脇:どうもありがとうございます。
有吉:どうもありがとうございました。
いやぁこうやってお客さんの前で歌わしてもらうのは気持ちいいもので。
森脇:気持ちいいですよこのステージはほんとにね。
有吉:気持ちいいですね。幸せな、ことでございますけども。
森脇:さっきもカラオケで歌ってた話しましたけどね、
有吉:はい。
森脇:こうね、みんな堂々としてますよ。歌
(笑)ってる姿は。
有吉:僕らのほうがちょとビビってるぐらいの。
森脇:もうね、ほんとそう。
有吉:はい。
森脇:ふぁぁ〜〜ハモったりしますからね。
有吉:きれいに。
森脇:おん。
有吉:プロ顔負けの。すごい上手な人が中にはね。
森脇:もうだからね、あの、お母さんとかも出てきてもね、礼からすごい。
森脇、両手の平を下に向けて腹の前で重ね、腰を折って深々と礼。
〈笑〉
有吉:
(笑)
森脇:きっれ〜な礼をするわけですよ。
有吉:せっがっわっです。みたいな。
森脇:あんまりゆっくりするもんだから歌間に合わないで
(さっと起きる)。
〈笑〉
有吉:
(笑)起きるのは速い。
森脇:そうそう。でもね、すごい堂々としてた。
有吉:でもねやっぱりそらあね、こんだけのお客さんがいる前でね、カラオケを
歌おうっていうんですから、そんな図々しい人ですから、そりゃ上手です
よ。
そらよっぽどの自信がないとここには出てこれないですもん。
森脇:うーん。でもありがたいことにね、僕らの歌も何回かこう、歌ってくれる。
有吉:あそうですか。ありがたいことですね。
森脇:うん。
有吉:であれですよ。そろそろ、
森脇:ん?
有吉:僕らもね、ほんとに歌歌って、さっきの大木凡人さんじゃないですけども、
森脇:はい。
有吉:素敵な司会でこう、歌いたいもんですけども。
森脇:あ。呼びますか。
有吉:呼びましょうか。
森脇:はい。
有吉:はい。素敵なお姉さんね。素敵なお姉さんとまたお話のほうを。
森脇:ちょっとね、おれらが食われ気味になるからね。
有吉:ちょっとね、食われるんだよね。
森脇:
(笑)
有吉:さっきの舞台では、僕らより衣装が派手だったことは確かです。
森脇:
(笑)確かですね。
有吉:はい。
森脇:まあでもそれは…
有吉:今回は注意しましたから!さっき。
森脇:はい。はいはい。
有吉:さんざんね。
森脇:はい。
有吉:『どうして出演者よりも、司会者のほうが、派手な衣装着てんだ』と。
森脇:はい。僕らも、僕らなんですけどね、まあね。
有吉:えぇ。で、僕らはさっき、裸足
(靴下履き)。今回も裸足です。
森脇:はい。
有吉:お姉さんはさっき靴を履いてたんです。
森脇:はい。
有吉:ね?その辺注意して下さいね?
森脇:そう。
有吉:厳しく言っときましたから。
森脇:はいはいはい。
有吉:どうなんでしょうね。
森脇:はい。
有吉:それじゃあ、お願いいたします、どうぞー。
20:29 司会者登場
司会:どーもみなさん、こんばんは〜
〈拍手〉
有吉:うわぁ!
森脇:光ってるよ
(ベルトが)今度!
有吉:光ってるよ!
司会:さっき注意されたんで、地味にしてきました!
有吉:どこが地味ですか!ノースリーブでセクシーさまで出してるじゃないです
か!
司会:ありがとうございます。
有吉:いらないいらないそんなセクシーは。
森脇:
(笑)
司会:いやいや、今日はですね、11月30日。
有吉:ええ、ええ。
司会:11月というのはゆの郷にとっては特別な月なんですよ。
有吉:なるほど。
司会:オープンをいたした月でございます。ちょうど、6年前。11月の7日にオー
プンをさせていただいて。今月は丸6年。
有吉:丸6年おめでとうございますー。
司会:ありがとうございます。
森脇:おめでとうございます。
司会:6周年を記念いたしまして、スペシャルゲストとしてお呼びいたしました。
有吉:あっ、どうもありがとうございます。
〈拍手〉
森脇:ありがとうございます。
有吉:そのスペシャルゲストより派手な服はなんだ!っつってんだろ!
〈笑〉
森脇:ははは
(笑)
有吉:また靴履いてんだろ!
(笑いながら)また靴履いてんだろ。ははは
(笑)ほんとに…。
森脇:合わせてるからね、微妙に。全部。
司会:ありがとうございます。お二人は、いいんです。そこにいて下さるだけで、
お客様納得しますから。
有吉:ほんとですか?
司会:でもあたしの場合、こういう服着ないといるかいないかわかんないの、お
となしすぎて。
有吉:いやいや、顔が派手ですよ?十分顔も派手でございます。あはあは
(笑)。
司会:ほんとに今日はようこそお越し頂きまして。
有吉:とんでもない。ありがとうございます。いろいろと。
司会:改めて…
(有吉とかぶる)
よろしいでございましょうか。
有吉:はい。
司会:改めて、ご紹介をさせていただきたいと思います。
森脇:はいっ。
司会:ゆの郷オープン6周年、特別公演、スペシャルゲストでお越しを頂きまし
た、猿岩石の、お二方でーす!
〈拍手〉
有吉、ダチョウ倶楽部の「ヤー」をやる。
森脇:どうも。
(笑、有吉に)「いよっ」て言ってからやってよ。
司会:もうお昼のステージでは。
有吉:はい。
森脇:はい。
司会:もうすばらしいマジックも。
有吉:そ〜ですね〜あれが。さっきからね、電話がひっきりなしで。
司会:はいはいはい。
有吉:マジックの仕事が次々と。
〈笑〉
森脇:あはは
(笑)ウソつけお前!
なに?この中にいたの?
有吉:この中にあの、ちょっと、偉い方がいらっしゃったみたいで、
司会:あっら〜
有吉:『ぜひ有吉のマジックを、またやって欲しい』と。
司会:森脇さんどうします?
森脇:やあんなんで良けりゃあね。
司会:
(笑)良けりゃ。やでも今またねぇ、ちょっと、最初に見せていただきま
した。
有吉:えぇ、えぇ、えぇ。
司会:まさかこんな帽子の中から。
有吉:そうでしょ!
司会:花が。
有吉:そうです手品っていうのは意外性ですから。
森脇:いやだから思いっきりバレバレだっただろ?あれだって。
有吉:ふふふふ
(笑)
司会:ほんとにもう、
森脇:なんだよあの帽子のかぶり方。
司会:昼に引き続きあきれてしまったわけですけれども。
〈笑〉
有吉:あきれたんですか。
森脇:はははは
(笑)
有吉:あきれちゃだめですよ。
司会:お二方といえば、『進め!電波少年』。
有吉:えぇ。
森脇:えぇ。
司会:まず、第一号!
有吉:はいはい。そうですねもう〜
司会:そうですよ。
有吉:7年、8年前ぐらいになりますけども。
(7年前)
森脇:はい。
司会:ちょっと今日はせっかくお越し頂きましたから、
有吉:えぇえぇえぇえぇ。
司会:その番組をたくさんご覧頂いた、お客様も、いっぱいいらっしゃると思う
んですよ。
有吉:はいはい。
森脇:えぇえぇえぇ。
司会:ちょと隠された秘話。
有吉:隠された秘話。
司会:うん。
有吉:まぁ、秘話だから隠されてるんでしょう。えぇ
(笑)。
司会:そういう話もね、お聞きしたいと思うんですけども。
森脇:はい。
司会:お二方、その、『進め!電波少年』。
森脇:はい。
司会:まず最初に出るきっかけといいますか、それはどういうことだったんでしょ
うか。
有吉:えーとですねぇ、最初はねぇ、あのーあのー、オーディションがありまし
てね、
森脇:あそうだそうだ。オーディションがありました。
有吉:お笑いのオーディション。コント。コントを、見せてくれと。
司会:あ。はいはいはい。
有吉:コント番組みたいな感じのね。
森脇:そうそうそう。
有吉:オーディションがありますからと。いう話が来て。
司会:お二人には。コント番組がありますよということで。
有吉:それで、オーディション受けに行きまして、そこでコントをやるんですよ。
司会:はいはいはい。
有吉:『コントを見せてくれ』っていう割には、あのTプロデューサーとかです
ね、そういう方達もですね、
森脇:部長ですね。
有吉:ネタも全然見てる、見てないんですよこうやって。
(目線が宙に)
森脇:
(笑)
司会:ネタは見てない。
森脇:そうそうそう。
有吉:
(気のないしゃべりで)『あい。すごいおもしろかったですね。』って。
あれ、おかしいな〜、僕らのネタ受けてないんだな〜って。
森脇:ねぇ。
有吉:思ったんですよ。
司会:はいはい。
有吉:したら、1週間後ぐらいに2次審査がある。
司会:1次審査は、無事突破いたしました。
森脇:そう。
有吉:あんなにネタね、聞いてなかったのに、おもしろくなさそうだったのに、
何でまた、合格したのかなと。
森脇:100組以上いたよね。
有吉:100組ぐらいになりましたね。
司会:あっ、そんなにたくさんいらっしゃったんですか?
有吉:いらっしゃいました。
森脇:そう。
司会:はいはい。
有吉:それで、2次審査に行ったら、あれですよ。『なんか、なんかやってよ』
司会:『なんかやってよ』。
森脇:そそそう。
有吉:『なんかやってよ』。
森脇:ハードルが高くなったんです。
司会:1回目はあまり見てなかったんだけど。
森脇:はいはい。
司会:とりあえず2回目、『なんかやってよ』と。
有吉:『なんかやってよ』。『じゃあ、ネタをやります』ったら、『いやいやネ
タじゃなくて、なんかやって』。
森脇:
(小声)そうそうそう。
司会:それ難しいですね〜。『ネタじゃなくなんかやってよ』。
有吉:はい。
森脇:そう。
有吉:だ、しょうがないから、僕ら切羽詰まっちゃって、二人の顔をビンタし合っ
たんですよ。
〈笑〉
森脇:っはは
(笑)!
有吉:ずーっと!1分ぐらい。
森脇:えぇ。
司会:えっ?!
有吉:ちょと鼻血出るかなっていうぐらい。
司会:お互いに。
森脇:ほんとに、ほんとに。
有吉:切羽詰まっちゃって。
森脇:なんかやんなきゃって。
司会:打ち合わせも何もないわけでしょ?
有吉:何もなく。
(小声)『え、やばいから、と、ビンタ。ビンタしようか』
みたいな。なんでビンタしたのかわかんないですけど。
司会:それはわかんないけど。
森脇:切羽詰まっちゃって。
有吉:でビンタし合ってたら、
(面倒そうに)『あぁもういいもういいもういい』。
森脇:ふふ
(笑)
有吉:『もういい。見たくないバカヤロウ』と。『やめろ!バカヤロウ』。
森脇:そう。言われて。
司会:あまりウケも良くなかった。
有吉:全然もう。毛嫌いされてるような顔されて、もう。
森脇:そう。
有吉:それなのに、3次審査まで来て。
〈笑〉
司会:あら。
森脇:そう。『えー?!』と思ったよ。
司会:『もういいよいいよ』とか言われながら、3次審査。
有吉:『なんでだ?!』と。
森脇:5組ぐらいに絞られたよね?
有吉:次5組に絞られたんですよ。
司会:100組から!
有吉:はい。
森脇:はい。
司会:だだだ〜っといってビンタで5組?
有吉:5組ですよ。
司会:はいはいはいはい。
有吉:『なんでだろう?』と。
司会:ご自身わかんないですね?
有吉:はい。それで、そこで、またね、なんかあったんですよ。
森脇:えとねぇ、
有吉:あぁ、あれだ。そうそう。
森脇:『言葉もなんにもわからないところで、『駅はどこですか?』って』。
司会:あ、いわゆる、違う国ってこと。
有吉:うん。なんか、『言葉もなんにもわからないところで、『駅はどこですか?』っ
て聞きたいときはどうやってやるんだ?』言われるんですよ。
司会:あーその辺にね。ちょと電波少年の意図がね。
有吉:あったんですよね。
司会:出てますね。
有吉:今思えばね。
司会:今思えば。
有吉:はい。
森脇:はい。僕中卒で
(有吉を指して)高卒ですから、
司会:はいはいはいはい。
〈笑〉
森脇:こらもう高卒に任しとこうと思って。
司会:高卒に任せようと。
森脇:ほん。
有吉:低いレベルの争いですけどね。
司会:いやいやいや、いいじゃないですか。うん。
有吉:それで僕も、僕もだって所詮高卒ですから、
〈笑〉
司会:立派じゃないですか。ちゃんと義務教育二人出てるじゃないですか。
有吉:まぁ、
森脇:ねぇ。
有吉:それで、言葉もわかんないところですから、まぁジェスチャーをするしか
ないわけでしょ?
森脇:そうそう。
司会:ジェスチャー。
有吉:それだから、『駅はどこですか?』のジェスチャーですよ?
これ、電波少年のオーディションでやった、そのまんまですよ。
司会:なかなか見れませんよ、このオーディション風景。はいはいはい。
有吉、マイクを下に置く
(?)。
有吉、まず左手をグーにして、肩の高さあたりで止める。
次に、右手を同様にグーにして肩の高さに持ってきて、小刻みに握りながら左手
に近づけていく。
右手が左手につくと、一呼吸置いて、二人同時に右手で大きなアクションで有吉
の左手を指さす。このとき、特に森脇は目をカッと見開いている。
〈笑〉
以上の動作を2度繰り返す。
有吉:
(笑)これです!これですよ!
森脇:そしたらその時ねぇ、あのプロデューサーとかがねぇ、
(悪い笑みを浮かべる?)〈笑〉
有吉:
(笑)『来た!』『バカがいた!』
〈笑〉
『こいつら行かしたら苦労する!』みたいな顔して。
森脇:
(笑)あとから思えばですよ?
司会:あっ。その時に、ちゃんとたとえば英語なり、いろんな言葉で、流ちょう
に聞いてたら、ダメなわけだ?
有吉:だから多分他の4組は、なんかこう
(汽車が走るまね)やって、みたりだ
とか、
司会:汽車汽車とか。
有吉:もしくは英語で、トレインだとか。
司会:トレインとか。
有吉:出してみたんですよ。僕はコレ
(右手でまたやる)が電車ですから。
〈笑〉
森脇:
(笑)
司会:グーが駅で、
森脇:はい。
司会:コレが電車。
有吉:コレが電車で、ココに停まってるから駅!
森脇:そう。
司会:駅と。
森脇:トークゼロでしたからね。ふふ
(笑)
有吉:ふふふふ
(笑)!
手話にもなってないわけですからね。伝わってないわけですから。
司会:はぁぁ〜〜。
有吉:それを見てプロデューサーが、『あっ、こいつらバカだからこいつら行か
したら一番苦労するな!』と。判断したわけですよ。
森脇:はい。
司会:人生わかんないですねぇ!
グー!
〈笑〉
有吉:
(笑)
司会:コレが、コレが『進め!電波少年』のレギュラーを。
2人:はい。
有吉:行かされたわけですよ。
司会:でも、とりあえずそれで、合格の通知来ました。
有吉:はい。
司会:そのときま、失礼ですけどその時お二人はまだ無名ですよね。
有吉:はいはい。
森脇:そうですねぇ。
司会:お仕事ったらどういうお仕事なさってました?
有吉:お仕事はまぁ、コント番組に出たりだとか、
森脇:そう。
有吉:ライブハウスでコントをやったりだとか。
それぐらい。地味な活動してました。
森脇:はい。
司会:まだ、一般の人は、猿岩石のお二人は。
有吉:全然知らない。
司会:全然知らない頃。
有吉:だって僕なんてね、その当時ね、あのー毛皮着てね、毛皮を着て金髪で、
黄色いサングラスして、シャ乱Qみたいだったんですよ。
森脇:ふふ
(笑)。そうそうそうそう。
有吉:昔の。
司会:えぇ!
有吉:つんくさんみたいな感じ。
司会:ちょと待って下さいよ。駅が、コレの人が。
有吉:はい。
司会:金髪で、毛皮着て。
有吉:で、その毛皮の前には、坊主頭で、えーとこの東海林太郎みたいなメガネ
をかけて、
森脇:
(笑)
有吉:東海林太郎って。
森脇:古いよ!
有吉:メガネかけて、ジャージでやってたんですよ。
その当時!
森脇:そう。
有吉:大変だったのが、オウム事件なんですよ。
司会:あぁ〜。
森脇:そう。
有吉:だから、坊主で、メガネで、ジャージで、コントのいろんな道具を持って
るこんな
(大きなボストンバッグくらいを表す仕草)でっかい鞄持ったや
つが電車の中こうやっていると、
(笑いながら)確実に警察が、『はいちょっ
といらっしゃい』と。
司会:危ないねぇ。
森脇:そう。
有吉:それで鞄を調べられるわけですよ。
司会:はいはいはいはい。
森脇:そしたらぁ。
有吉:コントの道具だから、包丁が
(笑)出てきたり、
〈笑〉
森脇:マスクが出てきたりね。
有吉:覆面が出てきたりね。ブラジャーが出てきたりとか。
司会:危ないですねぇ!
有吉:だから新宿に行くたびに確実に尋問にあって1時間ですよ。
毎回!毎回ライブに遅刻ですよ。
森脇:
(小声)そう。あった、そういうことが。
司会:そんな生活をしてた、二人が。
2人:はい。
20:38 客席からゲップが『あ゛う゛』と聞こえる
司会:
(笑)いま『あ゛う゛』って。なんか。すごいいいタイミングで。
有吉:メタンガスが出ましたね。メタンガスがね。
〈笑〉
司会:でもそのね、日本テレビですよ。日本テレビから、レギュラーの合格しま
したよーと。
有吉:はい。
森脇:来ましたねぇ。
司会:どうでした?
森脇:いや嬉しかったですよ〜
有吉:嬉しかったですねぇ、その時は、『合格ですよ』とは言われましたけど、
その電波少年の番組ん中でコントをやってくれって言われてますから。
司会:はいはい。テレビで。
森脇:そう。
司会:テレビ番組で、決まったと。
有吉:そう。
森脇:しかも、海外でですよ?
司会:はい。
有吉:香港で。
森脇:香港で。
司会:香港で。
森脇:当時ね、『電波少年インターナショナル』っていう番組があったんですよ
特番で。それに出れると。
司会:はいはいはいはい。
有吉:キャイ〜ンとかね。出川さんとか。山崎
(ヤマザキと発音)邦正とかが出
てる、番組に、『その1コーナーおまえらのコントの時間をやるぞ』。
森脇:そ。
司会:すごいじゃないですか〜
有吉:すごいことじゃないですか。
司会:ふん。
有吉:よく考えたらあり得ないんですけど。
森脇:ふふふ
(笑)!
まあね。
有吉:電波少年でコントってね。
森脇:そう。で、だから2泊3日の用意してねぇ。
司会:2泊3日だけ。
森脇:そう。初めての海外ですよ。
有吉:お金ないからもう全財産詰め込んじゃって。
森脇:そう。
司会:詰め込んで。
有吉:香港ドル換えようかな〜みたいな。
司会:はいはいはいはい。しかもねぇ、メジャーでテレビで、しかも海外ロケ。
森脇:はい。
有吉:はい。
司会:こん〜なおいしい。
有吉:つかんだと思いましたよ。
司会:やりましたと。いよいよ自分たちの時代が来たと。
有吉:やっとおれらのネタも認めてもらえたなと。
(笑)ネタなんてビンタだけなんですけどね。
〈笑〉
司会:ビンタとね、駅のこのジェスチャーで。
森脇:はい。
有吉:そしたら、
司会:うん。
有吉:いきなりですよ。
司会:いきなり。
森脇:そう。
有吉:ポンとケツ押されて
(尻を押す仕草)、
森脇:どーんて。
有吉:出されたら、『ハイッ』。
森脇:『行ってらっしゃい』。
有吉:『ハイッ、旅行って下さい』。
司会:ほんとにそうなんですか?なんにも打ち合わせもなく、説明もなく。
森脇:なん〜もないですよ。
司会:『ハイ行ってらっしゃい』?
森脇:はい。
司会:はぁ〜
森脇:2泊3日がなんだ、190日…
有吉:“190日191泊”みたいな。
〈笑〉
司会:てことは、約…6ヶ月?
有吉:6ヶ月ですね。
森脇:そう6ヶ月。
有吉:半年間ぐらいね。
森脇:うん。
司会:半年間。
有吉:はい。
司会:2泊3日の、下着しか持ってないわけでしょ?
有吉:そうです。
司会:荷物は。
2人:はい。
司会:ポン
(尻を押す仕草)?
森脇:ポン。
有吉:それもね、その時の衣装僕ね、ビニールの、ヘビ柄みたいな、ラメラメが
入った、こんな感じの
(司会者の、イミテーションの小さなダイヤを帯状
につなげた飾りのベルトを指して)ズボンですよ。
司会:あ゛〜。
(笑)変なズボンを。
森脇:そう。
有吉:そぉれっがね、夏場ですから蒸れるでしょう?!
司会:はいはいはいはい。
有吉:暑い!
司会:でもそれしかない?
有吉:はい。パンツも2枚。
司会:パンツも2枚。
森脇:ふふ
(笑)
有吉:臭いよ〜!!
司会:えーちょと待って下さい。買ったりしないんですか?着替えたりとか。
有吉:お金ないですもん。
森脇:そう。そんなもん買うんだったらご飯食べますもんだって。どう考えても。
有吉:パンツなんていいんです。自分が臭いだけだから。
司会:自分が臭いだけだから。
森脇:はい。
司会:えーでもそれず〜っと百何十日間。
有吉:はい。
司会:ほんとにお金も、あまり無く。
2人:はい。
司会:野宿。
有吉:野宿。
司会:してましたよね?
有吉:
(笑いながら)ちょっとゴージャスな衣装したやつが野宿ですよ。毛皮着
て。
森脇:そう。
司会:あでも一応毛皮は持ってたんだ?
有吉:いちお毛皮ね。毛皮、ちょっとニセモノの毛皮。
司会:ニセモノの毛皮。
森脇:そうそうそう。ファー。ファーね。
司会:ファーを。
有吉:うん。
森脇:でもそれもね、売っちゃったんですけどね。ご飯食べるために。
司会:あ。それを。
森脇:そう。役立ちましたよ。
司会:すごいですね〜何カ国回りました?
有吉:え〜十、九。
司会:19。
2人:19。
司会:19カ国。
有吉:はい。
司会:でも今考えたらものすごく、貴重な体験でしょ?
有吉:そうですねぇもう。
森脇:今は無理なんじゃない?あのルートは。
司会:ですね。
有吉:はい。
司会:今ちょと危ない、
森脇:ちょとね。変わりましたからね。
有吉:うーん。
司会:戦争とかあった。
有吉:そう。
司会:あのあたりも通ったわけでしょ?
2人:はいはいはい。
司会:これはちょっとあの、ぶっちゃけここだけの話で言いますけど、なんかあ
の、ずーっとあの、陸で行ったって言いながら、飛行機に乗ったんじゃな
いかという話も。
有吉:うんうん。
司会:あったじゃないですか。
有吉:ありましたね。まぁ、僕らは睡眠薬打たれて。
〈笑〉
森脇:
(笑)そんなわけないだろ。
司会:
(笑)ほんとはどうなんですか。
森脇:あのね、着色
(“脚色”ではなくこう言っている)しすぎ。
有吉:
(笑)
森脇:そこまではしない。
有吉:僕らは、なんかあの、首に、針のような物を刺されたときに、記憶がない
ですから。
〈笑〉
森脇:
(笑)
司会:有吉さんは大体虚言癖が。
有吉:
(笑)
司会:森脇さんそこんとこどうですか?
森脇:いやでも僕らはもう言われるがままですから。
司会:はい。
森脇:『ほれ、乗れ』。飛行機に。
有吉:『あい、飛行機乗って』。
司会:だ、ちょっと待って下さい。飛行機は何回乗ったんですか?
森脇:えー3回。
司会:3回。
有吉:から、5回。
〈笑〉
森脇:待て待て。
有吉:幅はあります!
森脇:お前一人で乗ったのか。
有吉:はははは
(笑)!
森脇:どっか行って帰ってきたのかよ!おれが寝てる間に。
有吉:
(笑)
司会:3回なの5回なのどっちよ?
有吉:まー多分3回なのかな?
森脇:3回。
有吉:えと。
森脇:えと、ミャンマーという国に。入るときと出るとき。
司会:それはやっぱり飛行機じゃないとムリっていう国に関しては。
森脇:ムリ。クローズ状態です。地雷だらけ。
司会:ダメだから。治安が悪くて。
有吉:あとは、えーあれです。偽造テレホンカードで有名なイラン。を出るとき。
森脇:
(笑)余計なことを言うなよ!
〈笑〉
有吉:出るとき。
司会:イランを出るとき。
森脇:『イメージ下げよう下げよう』。
有吉:
(笑)その3回ですね、はい。
司会:それだけはちょっと。
有吉:あとはまあロンドンから日本に帰ってくるとき。それはいいですよね。
司会:そらもちろんそらしょうがないそらしょうがない。
あ、それも入れて。帰るときも入れて。
森脇:そしたら4回。
有吉:4回。はい。
司会:はぁそうですかぁ。でもどうですか、ほんとにテレビでは放送できなかっ
た、
有吉:えぇえぇえぇえぇ。
司会:危ない目とか。
森脇:危ない目はなぁ〜
司会:これ一番いやだったとか。あります?
森脇:まぁ話せる範囲で言えば、あのー、パキスタンで怖かったですね!
司会:パキスタン。
森脇:パキスタンで、もう、野宿じゃないですか。
司会:はい。
森脇:でまぁ、そんなとこ日本人が野宿するわけ無いようなところで野宿してま
すから。
司会:はいはいはい。
森脇:もう、あの、ライフル持った、
有吉:兵隊。
森脇:兵隊さんが、わーっと来て、こう、銃で、先がとがったような銃で、つつ
いて起こすわけですよ僕らを
(笑、スコップで石をどかすような仕草)。
おえって。『おえ』とは言わないですけど。
司会:言わないねぇ。向こうの言葉で。
森脇:うん。
司会:『おえ』って。
森脇:なんか『おえ』って起こされたから、『はっ!』と思って。起きて、『な
んですかー!』って。僕ら日本語しかしゃべれないですから。
司会:はいはいはいはい。
森脇:『なんですかー!』っつったら、『パスポート』。
司会:見せろと。
森脇:見せろと。でもう一人はこっちに銃口向けてるんですよ。
司会:あ。もういつ何をされてもいいように。
森脇:はい。
司会:はい。
森脇:でまあ、普通だったらものすごく怖いところですけど、
有吉:おれがこうパッ!とね
(森脇の左手に手刀)。
森脇:ウソつけ!
〈笑〉
有吉:パッ!と
(銃を)落としてやったんですよ。そしたらしっぽを巻いて逃げ
やがって。
森脇:ちゃうちゃう。
有吉:パキスタン人が。
司会:ウソじゃなくてほんとの話をして!
森脇:お前どんだけかっこいいんだよお前それ!
〈笑〉
有吉:
(笑)てゆかもうおしっこちびりそうだったんですけどね。
森脇:
(笑)
有吉:
(笑)ほんとに怖かった。
森脇:ほんとに怖かったですよ。
司会:そん時に『僕たちは日本から来て、こういう番組のためにやってるんです
よ』と。
森脇:いや、そんなん絶対通用しないよ。
有吉:
(笑いながら)だって、コレ
(右手で“電車”をやる)ですよ!
〈笑〉
森脇:ふははは
(笑)!
司会:ここで、生きるわけじゃないですかそのジェスチャーが。
有吉:
(爆笑しつつ)こんなんやったら、ケンカ売ってんのかって言われますよ!
すぐ撃たれちゃいます。
森脇:そんで、パスポートを、まあ、提出しろって言うから、渡したら、これは
多分どっか連れて行かれるなーと思って。
司会:はいはいはい。
森脇:『これは出さない方がいいな』ってふたりで。
有吉:はい。
司会:逆に?
有吉:うん。
森脇:はい。相談して。ま堂々と、言葉わかんないもん同士だから堂々と相談し
て、『じゃあもう、逃げよう』。っていう話になって。
司会:ちょっと待って下さい、普通、だって銃口向けてるわけでしょ?
森脇:向けてんですよ。
司会:『逃げよう』ってあっちで奥さん笑ってますけど、それ一番バカな方法じゃ
ないの?
有吉:だって、パスポート渡しちゃうともう帰れないじゃないですか。
森脇:そう。
司会:あ逆に?
有吉:はい。
司会:拘束されて?
有吉:はい。
森脇:それで牢屋なんか入れられた日にゃあ、ディレクターのカメラマンさんは、
ホテル行ってますから、
有吉:いないわけですから、僕ら二人っきりですから。
森脇:二度と会えないですよ。
司会:あそこはカメラが回ってないところ?
2人:回ってないですよ。
有吉:おいしくも何ともないところですから。
司会:はぁ〜。でも、今ここにいるってことは無事に?
森脇:はい。
有吉:で、そこで『逃げよう』って。
司会:『逃げよう』って。
森脇:そう。『いっせーのでで、走れ!』
司会:走ったの?
有吉:ただここが僕らねぇ、
森脇:すごかったですよ。
有吉:ジグザグに逃げたんです
(両人差し指を互いに動かしながら)。
〈笑〉
森脇:二人がこう…
二人、ジグザグに入れ替わって走るまね。
〈笑〉
森脇:あぶない刑事みたいに。
有吉:あぶない刑事みたいにこういう感じで。
森脇:あぶない刑事のエンディングみたいな。
有吉:こういう感じで。
司会:拳銃こう向けられても。
有吉:はい。そしたら、多分弾は入ってないと思うんですけど、空砲だと思うん
ですけど、後ろで“パン!パン!”。
〈笑〉
司会:それほんとの話ですか?
有吉:ほんとですよ!
僕ら夜中から次の日の昼まで、もうこうやって、山の中でこうやってたん
ですから
(膝を抱えて震える)。
〈笑〉ずーっと。
森脇:山ん中で。
司会:へぇ〜〜。でもあのお二方、言っちゃなんですけどバカですねぇ〜。
〈笑〉
有吉:
(笑)
森脇:じゃなにが正解!?それ。
有吉:なにが正解だと思います?じゃあ。
司会:いやでもほんとそれわかんないですよ。
森脇:おん。
有吉:ね?
司会:その場にならないと。
有吉:そうなんですよ〜。
司会:それで逃げて。
森脇:逃げて。
司会:でも良かったですねぇ〜弾当たらなくて。
有吉:大丈夫!
(また仕草付きで)ジグザグに。
〈笑〉
司会:あジグザグに。
有吉:ジグザグに逃げたら大丈夫ですよ。
森脇:多分、向こうからしてみたら何人にも見えてますよ。
〈笑〉
有吉:
(笑)
森脇:笑わないで下さい。
有吉:忍者じゃないんだから。
森脇:笑わないで下さいね、そこ。
有吉:
(笑)忍者じゃん。
司会:じゃあ皆さんももし、そういう危ない目にあって、銃口向けられたら、
ジグザグですよ。
有吉:
(笑)バカじゃないの!
森脇:そう、
有吉:
(笑)ムリですムリです。
森脇:万引きして
(右手を上から下に下ろし、物をさらう仕草)ジグザグですよ。
有吉:はい。
森脇:ふふ
(笑)
司会:すごいですね〜〜。それがほんとに、あって。でもそうやってねぇ、日本
を出るときには、無名の状態で、出ました。半年経ちました。戻ってきた
ときすごかったでしょ?
有吉:すごかったですねぇ。
森脇:ねぇ。
有吉:びっくりしましたよねぇ。
司会:どうですか?夢から覚めたら、『え?』みたいな。
有吉:ほんとそうですね。だから、また、ゴールしたら、飛行場から目隠しをさ
れて、『今から小さなライブハウス、100人ぐらいが入るライブハウスで、
お前らがやりたかった、コントを、やらしてあげるから』
司会:ああ〜そこでやっと。
有吉:はい。
森脇:そう。
司会:それは半年後ですか。
2人:はい。
有吉:『昔のお前らにちゃんと戻してあげるから、コントをまたそこで思う存分
やって、がんばっていきなさいよ』
森脇:はい。
司会:はいはいはい。
有吉:『その代わり、目隠しとヘッドホンするけどね』。
司会:『するけどね』
有吉:
(笑いながら)怪しいじゃないですかもうそれが。
司会:怪しいですね。
有吉:それで、車乗せられて、着いたら、西武球場のど真ん中で、
森脇:そう。
有吉:3万人に囲まれてたんですよ。
司会:うわぁ〜3万人ったらちょうど今日ぐらいですねぇ。
有吉:これぐらいですよ。
〈笑〉
森脇:えぇ。
少ないなぁなんか。
有吉:これぐらいのねぇ。うふふふ
(笑)。
はいはいはい。
森脇:ま密集率はこんな感じで。
司会:ねぇ〜〜
森脇:やもうほんとね、びっくりしました。でもそれも信じらんなかったです僕
らは。全部、
有吉:それもどっきりだと思ってましたから。
司会:あ、その集まった人たちも。
森脇:そう。
有吉:その3万人全員が、仕込みのひとだと思ってましたから。はい。
司会:ねぇ〜
有吉:はい。
司会:でもあれですよ、その6ヶ月間の話っていうのは、1時間2時間じゃ語り尽
くせないですねぇ?
有吉:そうですね。までもここは24時間ですから全然。
〈笑〉
森脇:
(笑)
司会:そうですね。じゃまたちょっと改めて。
有吉:
(笑)
司会:まお二人のね、スケジュールありますから。また今度ね、ぜひこの続編を。
有吉:また。
森脇:ねぇ。
司会:そうですねぇ、オープン10周年あたりに来ていただいて。
〈笑〉
有吉:はいはいはいはい。あと4年後ですね。オリンピックみたいなもんですね?
司会:オリンピックで。
有吉:わかりました。
森脇:はい。
このあたりで客席に照明がつく
(?)
司会:ま今日はねぇ、お二人から、プレゼントも。
有吉:はい!
森脇:はいっ。
司会:持ってきて頂いてます。
2人:はいっ。
司会:いいんですか?
森脇:あ。
有吉:どうぞどうぞどうぞ。
司会:すいませんすいません。
有吉:すいませんね、使っちゃって。
司会者、昼と同様に紙袋を2つ取ってくる。
司会:すいませんねぇいいですねぇ〜。今日こちらに、なんかねぇ、来て頂いた
だけじゃなくて、
森脇:はい。
司会:わざわざ用意して頂いて。
2人:そうなんですよ。
有吉:『GUCCI』って書いてありますからね。
〈笑〉
森脇:違う違う違う違う。『yunosato』。
有吉:
(笑)。ゆの郷さんの袋を借りまして。
司会:すごいですよ〜。
有吉:はい。
司会:これいいんですか本当に。
有吉:ほらまた出たわ。
〈笑〉
司会:
(笑)ま昼間見てる人がいっぱいいますんでね。
有吉:はい。
森脇:はい。
司会:でもこれ5つほどしかございませんので、
2人:はい。
司会:5人の方、選んで頂いて。差し上げたいと思います。
有吉:そうですねー。
司会:じゃどういった感じで。
有吉:そうですねじゃあの〜、また、じゃんけん大会で。
司会:じゃんけん大会で。
2人:はい。
有吉:皆さん参加してもらって。
司会:先ほどは有吉くん、さんからじゃんけんして頂きました。じゃあ森脇さん
から今日。
森脇:はいっ。
司会:夜の部は。じゃんけんして頂きましょうか。
森脇:じゃあ僕から。最初はグーからいきまーす。
有吉:じゃ皆さん。
司会:じゃ皆様。このじゃんけんは、森脇さんに勝たなきゃいけません。ですか
ら、あいこと負けはダメなんですね。
森脇:そうですね。
司会:勝った方。のみ。
森脇:で、お願いします。
司会:お願いします。ずるっこなしですよ。1回出した手が、こう
(変わる)な
らないように。こうならないように。はいでは皆さん、グーの手出して頂
いて。
有吉:はい。
司会:はいやりましょう!
森脇:はいいきまーす。最初はグー、じゃんけんおいっ!
(じゃんけん部分はかいつまんで)
森脇、パー→チョキ→グーと出したところで勝ち残りの人は立つことに。
森脇、グーを出す。
司会:パー!パーだけ!
有吉:
(笑いながら)パーだけだ!ふふふ
(笑)
森脇、グーを出す。勝ち残りの人を確認していく。
司会:パーの人!パーだけよ!
有吉:遠いな〜
(笑)!
司会:パーだけパーだけ。
(時間もなく、確認に必死であくせく)
有吉:パーだけね。
司会:ちょパーは何人?パーだけパーだけグーはダメよ?
有吉:
(司会者の声に隠れるようやや小さく)パーだけ。パーの人。パーの人。
司会:そこの男性と、そこのぼくと、そこのお嬢ちゃんですか?
パーですか?パー?
有吉:パー?
司会:
(笑)『パーですか』って。
有吉:お嬢ちゃんパーなの?
〈笑〉
司会:パー?
…
(返答をまねして力無く)『ぱぁ』。
森脇:失敬ですねほんとに。
有吉:
(笑)
この3人が勝者と決定。ステージへ。
有吉:おめでとうございますー。
森脇:ラッキー♪
ラッキー♪
有吉:まあ中は、メインのあれは、
森脇:ゆの郷の、ね。無料招待券。
有吉:無料招待券。
司会:違いますよメインはこれじゃございません。メインは、お二方の色紙が
(見せる)。
2人:あらららららららら。
司会:今日の記念にね?
有吉:大体本屋で売ると50円ぐらいだね。
男の子、ステージへ。
司会:あまずはちっちゃいお子ちゃん来ましたね。
有吉:あらららら。
司会:お名前どうぞ。
〈×××シュウヘイ〉
司会:シュウヘイくん。
森脇:シュウヘイくん。
司会:おいくつですか。
有吉:
(かなり小声で)“8歳”
〈たのしい〉
司会:『楽しい』。いいですね。
〈笑〉
森脇:
(笑)すごいなぁ。
司会:お兄ちゃんからもらって下さい。
森脇:はい!どうぞ!
司会:握手して下さい。
男の子、森脇と握手。有吉、男の子が帰ろうとしてから遅れて手を差し出し、
昼の部同様“握手してもらえなかった人”になる。
〈笑〉
司会:はいよかったですね。さあそしてこっちの。お嬢ちゃんですか?
森脇:お嬢ちゃん!
有吉:はい!
森脇:うし!
司会:お名前どうぞ。
〈レミです〉
司会:レミちゃん。
有吉:レミちゃーん。
司会:レミちゃーんどうぞもらって下さい。握手して下さい。
女の子、手を叩く。
〈笑〉
有吉:
(笑)拍手!拍手!
森脇:拍手だね!
有吉:ふははは
(笑)ありがとう。
司会:おりこうさんですね!
いいですね〜
有吉:かわいいですね〜
司会:一番受けましたねありがとうございます。
最後に中年男性が残る。
司会:さあこちらのかわいらしいぼく。
〈笑〉
有吉:ぼくじゃないよ!
森脇:あはは
(笑)!
有吉:ずいぶん…
男性、プレゼントを受け取り、二人と握手、退場。
司会:ありがとうございました。
有吉:いや〜やっと握手してもらえました。
〈笑〉
森脇:うははは
〈笑〉!
司会:ねぇなんか、拍手までして頂いてありがとうございます。
有吉:ねぇレミちゃんかわいかったですねぇ。
森脇:ねぇ。
次は有吉がじゃんけんで2名を選ぶことに。
有吉、チョキ→グー→チョキ。ここで勝ち残りは起立。
有吉、パーを出す。残り4人に。
有吉:こっから負けた人は服を1枚ずつ脱いでいく。
森脇:なんでそうなるんだよ!
〈笑〉
有吉:
(笑)1枚しか着てねーっつー話だよな!
有吉、グーを出す。残りは2人、と思いきや3人いる様子。
司会:そこチョキ?パー?パー?
なんかパーパーパーパー言ってる。
〈笑〉
有吉:パーパーパーパー言わないで下さい。
有吉、チョキを出す。一人勝ち抜けで前へ。負けた二人は当人同士で直接対決。
司会:最初はグ、じゃんけんほ!
どっちが勝った?
〈あと出し!あと出し!〉
司会:え?なに?
…「あと出し」
(笑)
「あと出し」とか言われてます
(笑)。どうします?どうします?
大丈夫?
有吉:あとでね、つかみ合いにならなきゃ大丈夫ですよ。
司会:つかみ合いにならないように。
有吉:えぇそれで大丈夫。
結局再戦することに。
司会:じゃあもう一回じゃんけんします。いいですか!
有吉:トラブっております。申し訳ございません。
司会:最初はグ、じゃんけんほ!
あっちが勝っちゃいましたね。
(異議を申し立てた方が負けた?)
有吉:あっちが勝っちゃいましたね
(笑)。
はい!じゃあそうしましょう!はい!申し訳ないですか!
司会:ごめんねー!
有吉:はい!
司会:皆さんすいませんねー!
有吉:申し訳ございません。
司会:そちらの方!じゃ上がって頂きましょう。
森脇:はい。
勝者の女性も前へ。
最初の女性、タオルを肩にかけている。
有吉:あら!またまた。永ちゃんファンですか?
〈笑〉
森脇:みんなたいがいタオル掛けてるから。
勝者二人に手早く贈呈と握手。
司会:いやでも今日はほんとにあの、昼も夜も、たくさんのお客様ねぇ、ご覧頂
きまして、ありがとうございます。
有吉:どうもありがとうございました皆さんね。
森脇:ありがとうございます、ほんとに。
司会:もうあの、先ほどから素敵な歌、たくさん歌って頂きましたけど、全部オ
リジナルの曲で。
有吉:はい!
司会:アルバムを出されてるね?
有吉:そうですね!
司会:曲でございますけども。
森脇:はいっ。
司会:今日はやっぱり皆さんが、まだ聴いてない、
有吉:はっ。
司会:お二方の。
有吉:えっ。
司会:代表作。
森脇:デビュー曲ですね。
司会:デビュー曲でございます。これ大変ヒットいたしまして。
森脇:おかげさまで。
有吉:やぎり
(ちょっとかむ)、『矢切の渡し』です。
〈笑〉
森脇:違う違う違う
(笑)!
司会:『矢切の渡し』で。違う違う違う。えー藤井フミヤさんのね。えー作詞作
曲でございますけども。
(作曲は藤井尚之)
森脇:はい。
司会:お聞き頂きたいと思います。『白い、雲の、ように』
20:58 M-5 白い雲のように
有吉:どうも皆さん
2人:ありがとうございましたー。
有吉:昼間、夜と、2回公演大変お世話になりました。
どうもありがとうございました猿岩石でした!
森脇:ありがとうございました!
まだ幕が閉まっている途中。
森脇:どうもありがとうございます!
有吉:またお会いしましょう猿岩石でした。
21:02 閉幕