歌謡ショー 猿岩石スペシャルライブ 昼の部


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                          │       │←
     │      ス テ ー ジ       │───────┃猿
     │   幅8m×奥行き3m×高さ30cm程    │ P A 等 ┃入
━━━━━┴────────────────────┘━━━━━━━┛口
─ ┐                        壁│
4   ┌─┐ ┌─┐ ┌─┐座┌─┐ ┌─┐ ┌─┐の│
  │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │天│
    │ │ │ │ │ │敷│ │ │ │ │ │井│   通   ┏
人 │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │近│       ┃
    ├─┤ ├─┤ ├─┤席├─┤ ├─┤ ├─┤く│   路   ┃
  │ │ │ │ │ │ │・│ │ │ │ │ │に│   ・   ┃
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  │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │↓│       ┃
■   └─┘ └─┘ └─┘一└─┘ └─┘ └─┘■│   食   ┃
け │ ┌─┐ ┌─┐ ┌─┐ ┌─┐ ┌─┐ ┌─┐ │       ┃
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椅   │ │ │ │ │ │に│ │ │ │ │ │ │←  可   ┃
  │ ├─┤ ├─┤ ├─┤ ├─┤ ├─┤ ├─┤ │15      ┃
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子 │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │程      ┃
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■ │ └─┘ └─┘ └─┘ └─┘ └─┘ └─┘■│敷      ┃
席  ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─│側      ┃
   4 人 掛 け 椅 子 席            │が      ┃
    2 列                     │高      ┃
                            │い      ┃
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昼の部               → 夜の部

13:53 舞台裏に猿岩石が入る

14:00 MC1

幕が中央から横に開く。有吉はグレーの上着の下に赤いTシャツ、ジーンズ、
白とグレーのボーダーの靴下。森脇は白い上着に黒いズボン、黒い無地の靴下。
二人とも観客同様靴は履いていない。

2人:どうも!〈拍手〉
有吉:どうも皆さんこんにちはー!
森脇:なんかねえ、まだ昼間ですよ!
有吉:まだ真っ昼間なんですけれども、みんなもうほろ酔い加減ですけども、
森脇:ほんとにね、あーどうもすいません、猿岩石ですー。〈拍手〉
有吉:どうもよろしくお願いしまーす。〈指笛〉
    (笑)よろしくお願いします。
森脇:雰囲気はほんと夜ですね〜
有吉:ほんとに宴会ムードで。すごいですね。あのー紹介今、受けたんですけど、
    『歌謡ショーで、お楽しみ下さい』と。
森脇:初めて言われました。〈笑〉
有吉:もうほんと演歌の大御所みたいな。
森脇(笑)
有吉:紹介のされ方で。
森脇:ちょっと、引き締まったよね。
有吉:ちょっとピッとしましたね。
森脇:ねえ。
有吉:ちょっとだらだら、『じゃあ、やりますか〜』
森脇:引き締まってたんですけど、ここ来たらみんなだらっだらですね。〈笑〉
有吉:なんかみんなすごい、おそろいの服(ムームー)で。
森脇:いやいや(笑)
有吉:流行ってるんですか?〈笑〉
森脇:いやいや(笑)、家からこれで来たわけじゃないですから。
有吉:葛西周辺では、この服装が、流行ってるんですね?
森脇:ここではこういう服を着るんですよ。なんか、なんていうの?こういうの。
有吉:ムームー。
森脇:ムームーみたいな。(笑)
有吉:ムームーって言うんですかねえ?
    でもこれすごいですね!ゆの郷は。
森脇:ねぇ!
有吉:すごい人と、すごい施設。
森脇:すごいおれも、ほんと早く入りたいんですよお風呂に。
有吉:お風呂入りたいですよね!
森脇:そう!
有吉:ただね、この舞台のあとお風呂入るとねぇ、見られますよ!〈笑〉
    『あらら、さっき舞台に上がってた、子は、どんなんだろう?』
森脇:いやいや(笑)別に女の人が見に来るわけじゃないんでしょう?これ。
有吉:男の人でもさぁ、『エラそうに歌ってたけどよぉ!』
森脇:うん。
有吉:『どんなもんなんだ?』(通りすがりにチラ見)
    『こんなもんでよく歌うな』と。
森脇:そらもうおれはもう。(肩をいからせ歩く)〈笑〉
有吉(笑)いやいやいやいや。絶対無いですから。
森脇(笑)
有吉:僕なんかはね、もう、すごいもんですから。
森脇(笑)
有吉:『歌は下手だけど、アソコはすごいね!』みたいな。
森脇:はははは(笑)
有吉:感じになっちゃいますけど。
森脇:全然嬉しくないよ。
有吉(笑)
森脇:はい。でもすごい横の方(この座敷の右側、通路兼飲食場)まで。
有吉:はい。びっちりと。
森脇:すごいねえほんとに。見えますか?
有吉:見えますか?
森脇:声届いてますか?
有吉:それであのー今回は。1時間という。たっぷり、
森脇:たっぷりですね。
有吉:お時間頂きましたんで。時間をちょっと持て余すかも知れませんが。
    その時はですね、お客さんのカラオケ大会を。(このステージの前までやっ
    ていた)

森脇:ねぇ。
有吉:いろんな事をやって。
森脇:歌謡ショーって歌なんですけど、まあ、最初はあの〜知ってる歌とかも出
    るかもしんないですけど、途中で知らない歌とかも出てくるかも知れない
    んでその時は食べる方に集中してください。〈笑〉
有吉:もし、あれだったら、一回消したテレビをもう一回つけますから。〈笑〉
森脇:ははは(笑)
有吉:だいじょぶですからね、はい。『世界仰天ニュース』をもう一回。
    (日本テレビで、「ザ!世界仰天ニュース特別版本郷かまとさん追悼かまとばぁちゃんと
    仰天ニュースが過ごした990日」が12:30-13:55に放送されていた。会場のテレビではTBSで、
    「アッコにおまかせ!」〜「噂の!東京マガジン」だった)
森脇:ね。おれらも見てました。
有吉:それじゃあ!早速ですけども、曲の方、2曲ほど。
森脇:うん。
有吉:続けてお聞き下さい。
森脇:はい、よろしくお願いします!
有吉:お願いします!〈拍手〉

14:02 M-1 My Revolution

有吉、1,2番のBメロを同じように間違える。

続けて、

14:07 M-2 ツキ


14:10 MC2

森脇:ありがとうございます。〈拍手〉
有吉:どうもありがとうございます!
    知らない歌を2曲ほど歌わしてもらいました!
森脇:はい。
有吉:どうもありがとうございます。
    今ですねえ、自分たちの歌ってる姿をですね、僕のイメージの中では、
    ほんとにこれぐらい動いてる(ギターを弾くまねで後ずさり)、ギターで
    も弾いてるぐらいの感じなんですけど、
森脇:おん。
有吉:あそこ(前述のテレビはモニターとして機能)で見たら動いてないね!
    ぼや〜〜っと立って歌ってるね!
森脇:ほんとねえ、一歩も動いてないからね。僕ら。
有吉:思いっきり動いてる感じなんですけど、“ここに立ってください”ってい
    う印のところから一歩も動いてないですからね。〈笑〉
森脇:ははは(笑)
有吉:すごいですよ。演歌の人でもこれぐらいは(横に動く)動きますから。
森脇:うん、まあね。
有吉:それがいっさい動かないんですからね。
    自分で見てびっくりしましたよ。
森脇:おれもう見ないようにしてる。
有吉(笑)自分の姿を?
森脇:元々ほんとあのー、デビューしたときから、振り付けがあったんだよね。
    ほんとはね?
有吉:振り付けはほんとはあったんですよ。
森脇:でもね、ダンスの先生がね、途中でもう、『やめだやめだ!』って、
    怒って帰っちゃったんだよね?
有吉:『Hey! Hey!』っていうところね、(右手を伸ばす。中指と人差し指を
    伸ばし、他は握って)
『Hey! Hey!』だったんですよ振り付けが。
    これができなかったんですよ。
森脇:ふふ(笑)
有吉(右拳を腰のあたりに持ってきて)『Hey!』、(挙げて)『Hey!』
    だったんですよ。
    『ん、じゃあ振り付けは無しでいこう!』
森脇:ふはは(笑)
    『??で、いこう』みたいな。すごい怒られた。
有吉:いいですね、ほんとに。
森脇:全然お客さんが見えないんですよ。実は。実は。
有吉:お客さんの顔が見えなくてね、
森脇:ねぇ。不安なんですよね、こういうの。
有吉:ちょムード歌謡みたいな、ライトアップされてますから。
    全然見えないんですけどね。確実にみんな赤ら顔なんでしょうね。
〈赤ら顔でもいいじゃないの!〉
有吉:そんなことないですか?
森脇:ああ〜
有吉:ほんとですか?
    『そんなことないよ』が、もうろれつ回ってないですからね。〈笑〉
森脇:ははは(笑)
有吉(観客の声を聞いて)え?僕たちも?飲んでいいんですか?
    いやいやいやいやいやいや。
森脇:そういうわけにはいかない。
有吉:怒られちゃいますよ。僕ね、僕はほんとウワバミなんですよ。
森脇:うはは(笑)
有吉:どんどん飲んじゃいましてね、
森脇:全部。
有吉(観客の声を聞いて)え?
    なんですか?
森脇(聞こえた様子で笑)
有吉:ん?酔っぱらいのおばさん何ですか?〈笑〉
    うふふふ(笑)
森脇:顔が見えないんだよね。
有吉:顔が見えない。すごい残念ですけれども。
    いやーでもほんと、飲みたいですよ。
森脇:飲みたいよー。
有吉:昼間ですよ!まだ。
森脇:昼間っから飲むのがまたいいんですよ。
有吉:ぜいたくですよ!
森脇:しかも風呂入ってよ?
有吉:ね!お風呂がいいんですよね。ゆの郷はね〜〜
森脇:そうですよ〜
有吉:大きいしね〜お風呂がね〜家のお風呂は狭いもんねぇ。〈笑〉
森脇(笑)いや、でもねえ、ここは平日からずーっとこのステージはね、
    誰かこう来てね、やってるっていう結構伝統的なステージなんですよ。
有吉:すごいですよ。毎日のように誰かしらいらっしゃってステージをやってらっ
    しゃるっていう。
森脇:無いでしょ?
有吉:無いですよ!
森脇:ねぇ。ありがたい話ですよ僕ら呼んでもらえて。
有吉:ほんと幸せ者ですよほんとね?〈拍手〉
森脇:ありがとうございます。
有吉:ありがとうございます。
    でね、でね!
    (観客が何事か言う)何?
〈感謝!〉
有吉:『感謝!』ありがとうござ、片言の日本語でありがとうございます。〈笑〉
    (口をめいっぱい開けて滑舌良く)『カンシャ!』
    あはあはあは(笑)
    ありがとうございます。ほんとにこちらこそ感謝しておりますよ。
森脇:そうですよ。
有吉:はい。
森脇:ちょっとねぇ、気の利いたことでもやんないとね?
有吉:今回ね、こうやって、この舞台に立たしてもらうっていうことで、いろい
    ろ、調べたりしましてね、250人。まず。入るの。
    それでさらに!外に
森脇:いっぱいいらっしゃいますよ。
有吉:すごい人数の方がいらっしゃいますから、ちょっとね、ひとつね、練習し
    てきたんですよ。手品を。
森脇:手品を?
〈えーっ!〉
森脇:いや『えーっ!』て。
有吉:うふふふ(笑)
森脇:えーってびっくりする事じゃないでしょ?
    別にここ忘年会じゃないんだよ、でも。
有吉:っふふふ(笑)。や、でも、忘年会レベルの手品じゃない、もうほんっと
    一生懸命この日のために、練習してきましてね、
森脇:今テレビとかでやってるのってすごいよ!スケールが。
有吉:Mr.マリックとかね。
森脇:マリックとか、なんか外人の人とか。
有吉:白いライオンを消してみたりとか。
森脇:そうそうそう。今はもう、あんなのよ。みんな見てる手品っていうのは。
有吉:大丈夫です。マリックにも、勝るとも劣らない。
森脇:ほんとぉ?
有吉:ちょとマイクをね。両手使いますからマジックは。
森脇:あーあーあー。はいはいはい。

有吉、上手にマイクスタンドを取りに行く。

有吉:あ、全部ライトがついてきてくれますよ。〈笑〉
森脇:はははは(笑)
有吉:嬉しいー。こんなの、ないですからね!なかなか。
森脇:ないよ。
有吉:ほったらかしが多いですから。

有吉、マイクスタンドを中央に立て、ハンドマイクを差し込む。ちょっとぐらつ
くが、大丈夫だった。

14:15 マジック開始


有吉:あー嬉しいな。
森脇:なに?ほんとにやんの?
有吉:マギー司郎になった気分です。
森脇:ふふふ(笑)まあこのふいんきもなんかね。
有吉:はい。でね、マリックさんとかはね、またすごいんですけど僕もね、
    すごいね、ネタを用意してきたんですよ。ちょっと、あんまり見たことな
    いかな。ちょとね、トランプをつかってね。
森脇:ふつーじゃん!もう。トランプ?
有吉:はい。
森脇:大丈夫?
有吉:トランプをね、やってるんですよ。
森脇:大丈夫?
有吉:ええ。お客さんにも、ちょっと協力してもらって。
森脇:すっごい期待してるよ、今もう。
有吉:だいじょぶですだいじょぶです。
〈ださいのやめとけよ!〉
森脇:ふふ(笑)
有吉:え?ださいのね!ださいのなんてやりませんよ。じゃあお客さん、参加し
    てもらいますよ。いいですか?
森脇:参加型?!
有吉:参加型ですから。
森脇:やったことあるの?そんなの。
有吉:はい。これ本格的なプラスチックの。(カードを取り出す)
森脇:おん。
有吉:はい。
森脇:ね。いいですか?
有吉:うん。

有吉、トランプをヒンズーシャッフルする。雑。

森脇:ふつーだな(笑)なんか繰り方も。だいじょうぶ〜?ほんとに。

有吉、カードをバラバラと全部(?)下にこぼす。〈笑〉

二人、拾う。

森脇:時間もったいないよこれお前。
    でまたプラスチックだから取りにくい!すごい。〈笑〉
    だいじょぶ?
    出来るんでしょ?すごいのが。

拾い終わる。

有吉:うん。失礼いたしました。
森脇:おれ、見てるわちゃんと。(下手の方へ離れる)

有吉、左腕にカードを広げ、アームスプレッドを…出来ない。

森脇:もういいよやんなくて〜そういうの出来なかったら〜。〈笑〉
    趣旨に入って早く。趣旨に。
有吉:はい。えーまずじゃ、トランプね、種も仕掛けも。

有吉、左手でカードをファンにして持ったつもり。がたがた。

森脇:雑だななんか!〈笑〉
    ふつうなんか、扇みたいにキレイにやるんじゃないのそういう時。
    雑だな〜なんか。きったない…
    なんでどーだ顔なのそれで。〈笑〉
有吉:どーだみたいな顔してないですよ。
    いいですか?それで、今ちょっとみんな、びっくりしたような繰り方をし
    たわけですけども、
森脇(笑)いやいやいやいや。
    いやびっくりしたよ。本当に。
有吉:それじゃもっかいね。
森脇:大丈夫なの?ほんとに。
有吉:はい。それじゃあ、えーとどうしようかな?お客さんに選んでもらった方
    がいいね。きれいなお客さんに、きれいな女性の方に。
森脇:おう。
有吉:きれいな女性の方に選んでもらいましょうか?(見渡す)
    …え〜今日はじゃあ男性の方で。〈笑〉
森脇:いないって事?!ねえ。
    いなかったって事?
有吉(マイクを離れて前に出てきて)前のほうの方で。
    じゃどなたか。
森脇:なにこれ出てきてもらうの?
有吉:や、そこで、(マイク前に戻って)そこで結構ですよ。
森脇:じゃ立って、立ってもらってね。
有吉:ええ。立っていただいてね。じゃあ、僕がトランプこうやって(左手で持
    ち、右手で下から上にめくっていく)
やっていきますから、自分の好きな
    タイミングで、「コラ!」と。〈笑〉
森脇:いいじゃん「ストップ」で。ふふふ(笑)。なんで怒らせんの?
有吉:いいですか?「コラ!」って、言って下さいね。

有吉、カードをぱらぱらめくる。「コラ!」の声とともに、めくるのを止める。

有吉:ここでいいですね?怒ってましたけど。
森脇:ねぇ。疑問に思って。ちょっと。「なんでコラなのか?」。
    すなおーに。

有吉、「コラ!」のかかったところの観客にカードを1枚渡す。

有吉:じゃまず、こちら。
森脇:それを、持って、どうすんの?
有吉:はい、持ってもらって、まず、自分だけ、見て、しっかり、見て下さい。
森脇:自分だけ?
有吉:はい。
森脇:他のお客さんにはだめなの?
有吉:他のお客さんには見せなくてもいいです。
森脇:そ、え、大丈夫?
有吉:はい。それで、いいですか?
    …何番ですか?〈笑〉
    ハート?「なにの何番」、ちょっと、言ってみて下さい。
〈クローバーの〉
有吉:クローバーの。
〈4番〉
有吉:4番。やっぱりね。〈笑〉
森脇:ちょ(笑)やっぱりえーっ!!
有吉:えーというわけで、
森脇:当てんじゃないの?!ねえ。
有吉:へへ(笑)
森脇:当てるんでしょ?
有吉:当てましたよだから!
森脇:いやいや。言葉に出してよ。
有吉:言葉に出して欲しいですか?
森脇:言葉に出して。
    …なんかあれだな、ベタだなぁ。
    まぁ最初こういうの、

有吉、ジーンズの右のポケットからミニ万国旗を出す。〈笑〉

森脇:いやだから、手品じゃないじゃん!それはもう。
    持ってきただけじゃんこれは。ポケットに入れて。
有吉:すごい盛り上がりを見せましたよ?〈笑〉
森脇(笑)
有吉:『なんで旗が出んの?』みたいな。
森脇(笑)
有吉:酔っぱらった方はかなり。
森脇:いや『買ってきたから』だよこれを。
有吉:あそう(笑)ですか。
森脇:やめて?そういうの。ちゃんとやってよ。正攻法で。
有吉:じゃ、お客さんとはね、初対面みたいなところがありますから、
    意思の疎通が図られてないんで、
森脇:うん。
有吉:心を読めないわけですよ。
森脇:うん。
有吉:だから、
森脇:…おれ?
有吉:お前だったらだいじょぶだろう。もーだって20年のつきあいになるわけで
    すから。
森脇:うん。20年とは言わない。もっとだよ。
有吉:21年、2年ぐらいですか。
森脇:うん。
有吉:じゃあ、同じ、やつをね。
森脇:うん。
有吉:ちゃんと次はね。
森脇:うん。
有吉:じゃあ、自分の好きなタイミングで、
森脇:コラ。
有吉:「すいません」と。
森脇:なんで謝んなきゃいけないのよ。〈笑〉
有吉(笑)
森脇:腹立つななんか。
有吉(笑)
森脇:いちいちカチンと来るよな、お前。
有吉:「すいません」という風に、ちゃんと、謝って下さいね。
森脇:はい。
有吉(笑いながら)謝って下さいね。
森脇(笑)なんか腑に落ちないけどまあいいや。
    なんでお前が大爆笑してんだよ。
有吉(笑)
森脇:しまえしまえこれ(万国旗)も先に!
    ぐずぐずのショーだなこれ。ショーじゃないな。

有吉、万国旗をしまう。ポケットからは糸がのぞいている。

森脇:じゃもう一回。
    あのね、次もまた引っ張るようにここちょろっと出すなよ!〈笑〉
    これ。ちょろっと。

有吉、糸はそのままで、

有吉(笑)もう一回。もっかいいきます。
森脇:うん。いいよ。
有吉:じゃいいですか?自分のタイミングで、好きなタイミングで、「すいませ
    ん」と謝って下さい。
森脇:はい、わかりました。
有吉:いいですか?

有吉、ぱらぱらとカードをめくる。

森脇:すいません!
有吉(カードを止めて)どういたしまして。〈笑〉
    じゃあ、ここですね?じゃあこのトランプを取っていただいて、
森脇:はい。
有吉:じゃあ、せっかくですからコンビの息の合ったところを見せたいので、
森脇:うん。
有吉:その、じゃあお前が、選んだカードを、言って下さい。
    同時に言いましょう。「せーの、スペードのエース!」「わ〜っ!」
森脇:う〜ん。
    でもみんなに見した方がいいんじゃないかな?
有吉:あ、お客さんにね?
森脇:うん。
有吉:あーわかりました。

有吉、後ろを向く

森脇:ま、後ろの方ちと見えないかもしんないすけど、

森脇、カードを見せる。会場のモニターにも映る。ハートのA。

森脇:これ。これ。これ。見えるかな。
    ね。これ。これで。
    あい、いいですよ。

森脇が見せ終わり、有吉が向き直る。(後ろを向いていた間に残りのカードを見
ていたそぶりもない)


森脇:これでも当たったら結構すごくない?
有吉:これはコンビ、やっぱり意志、テレパシーみたいなのがあんだなって話で
    すよ。
森脇:あーこれ手品だよね?〈笑〉
有吉:だからもう、なにが来てるかわかる。そういう風に言うんですよ!
森脇:あなるほどね。
有吉:はい。
    じゃあ、あなたが、選んだカードを、私と、あなたで、同時に、
    森脇さんでしたっけ?〈笑〉
森脇:今さら?さっき20何年のつきあいとか言ってたのに。
有吉:じゃあ、いいですか?
森脇:えなに?同時に?
有吉:同時に。「せーの、さっ!」
森脇:ああ、二人揃って言う。
有吉:だからここ(有吉の向かって左隣にぴったりと)並んで。
森脇:はいはいはい。(並ぶ)
有吉:ぱって見せましょう。
森脇:はい。
有吉:いいですか?
森脇:はい。
有吉:せーの!
森脇:ハ
有吉:ハートの
森脇:ートのエ
有吉:エー
森脇:ース。
有吉:ス。〈笑、ぱらぱら拍手〉
森脇:遅いよギリギリ!
    ギリギリじゃねーなー。
有吉(笑)えっ?
森脇:遅いよ!
有吉:遅くないでしょー、今のは!
森脇:全然同時じゃないよ今の。
有吉:あじゃあもう一回、もう一枚いいですか?

有吉、カードを同様にめくる。

森脇(含み笑い)もう「すいません」はいいんだ?
有吉:すいませんはいいです。いいですか?
森脇:はい。(取ったカードを見せて)これです、これ。

有吉が後ろを向き、森脇がカードを見せる。クラブの9。

有吉:いいですか?
森脇:はい。

有吉、向き直る。

有吉:せーの、
森脇:ク
有吉:クローバーの
森脇:ローバーのきゅ
有吉:きゅ
森脇:う。
有吉:う。〈笑、ぱらぱら拍手〉
森脇:なんで拍手するんすか。
有吉(笑)はいっどうもありがとうござい〜ます。

有吉、万国旗を出す。ぐちゃぐちゃになっている。〈笑〉

森脇:節目節目で出すなよこれを。
有吉:どうですか今の。
森脇:も全然だめ。

有吉、左ポケットに仕込んだ音だけのクラッカーを突如鳴らす。

森脇:なに?!今の。〈笑〉
有吉:さっ。え〜〜〜、
森脇:手品じゃないよ、もう。
有吉:手品をお楽しみ頂いたわけですけども、
森脇:火薬臭っ。
有吉:最後ね、これが、ほんとだと思わないで下さいね。
森脇:え、なんかあんの?
有吉:これは、マギー司郎さんでも、マギー審司とか、ナポレオンズとかのコメ
    ディーマジシャンでも結局最後は、びしっと決めるわけですよ。
森脇:あーまーね。だめなのを、最初にやっといてね。
有吉:こうやって縦縞のハンカチを横縞のハンカチにしてみたりだとか、
森脇:うん。
有吉:ね?そういうことをしつつ!「あ、マギー司郎はだめだな〜」と。
森脇:はいはいはいはい。
有吉:「お笑いばっかりだな〜」と。
森脇:はい。
有吉:いいつつ最後にびしっと決めるわけです手品…(言い直して)マジシャン!っ
    ていうのはね。(どや顔)
森脇(笑)なんでおまえがどうだーみたいな顔すんのかわかんないけど。〈笑〉
    じゃやってよ!
有吉:いいですか?
森脇:うん。
有吉:でもちょっと。見たくないでしょ。
森脇:見たいっすよね?そりゃ。〈前の方からぱらぱら拍手〉
有吉:ほら。あんま見たくない。〈前の方からやや拍手〉
森脇:人数変わってない。強くなっただけ。〈笑〉
有吉(笑)え〜そんなに言われちゃうと見せたくないよね。
森脇:や見たいっすよね!〈ぱらぱら拍手〉
有吉:減ったよね!
森脇:ふはははははは〈笑〉
有吉:確実に減ったよね。
森脇:うん…、もうめんどくさかったんだろうね。お客さんも。
有吉:じゃあいいですか?最後に。
森脇:そりゃ見たい。見たいっていうか…
有吉:でも、ちょとこのマジックはちょと自信がないんですよ、僕。正直。
森脇:そんな高度なわけ。
有吉:すごい高度なんです。予言のマジックです。
森脇:おお。
有吉:はい。だから、また、いきましょうか?
    じゃあ、あなた、助手の、あなたが、
森脇:はい。
有吉:お客さんに、好きなお客さん、きれいなお客さん、きれいな女性のお客さ
    んは今日いないですから、〈笑〉
森脇:いるよ!
有吉:まあ〜ね、普通の、女性にね。
森脇:うん。
有吉:トランプ選んでもらって、下さい。
森脇:これをね?
有吉:はい。
森脇:どれかを、引いてもらえばいいんでしょ?
有吉:はい、大丈夫です、それで。

森脇、観客にカードを選んでもらう。

森脇:はい。で、ど、どうすればいいんですか?
有吉:はい。それで、皆さんに、伝わるように、言って下さい。〈笑〉
森脇(笑)みんなに伝わるように…
有吉:皆さんに、みんなに見えるようにまず…
森脇:一人一人にずっと(耳打ちの仕草)言っていかないといけないの?〈笑〉
有吉:それで、えー、みんなに発表して下さい。僕は、もうここ(左ポケット)
    に、予言した紙を昨日から持ってます。
    昨日からそのトランプを予言してます僕は。
森脇:えーっとじゃあみんなに。見える、範囲の人しか見えないでしょうけども。

森脇、カードを見せる。ダイヤの3。有吉は後ろを向いている。

森脇:ね。これです。はい。
    …はい。いいです。
有吉:みんなもう理解してます?トランプ。
森脇:はい。理解してます。
有吉:ちょと失敗の可能性もありますけども、
森脇:はい。
有吉:いちお昨日から、今のカードを僕は、予言、してました。
    どうもありがとうございます。
森脇:いやいやいや。ふふ(笑)
有吉:今引いたカードは…

有吉、歌詞が書いてあると思われる(?)紙を取り出し、広げて見せる。
黒いマジックで、ハートマーク、その下に4と書いてある。

森脇:や間違ってるよ全然?!〈笑〉
有吉:ウソでしょう?
森脇:えぇ?!間違ってるよ全然。
有吉:何番ですか。
森脇:えーっとスペード、じゃないわ、ダイヤの、3。
有吉:ああ惜しい〜。
森脇:惜しくない!〈笑〉
    全然惜しくない。
有吉:53分の1だからなぁ。〈笑〉
森脇:カンかよ!
有吉(笑)運がいいから奇跡に賭けてみたんですけどね。
森脇:うはははは(笑)
    全然だめだよお前。こんな舞台、大舞台で。
有吉:えーじゃあ次は、もうちょっとマジックが、切れちゃったんですけど。
森脇:えうそぉ!
有吉:すいません。
森脇:え〜今のが!?
有吉:終わりです。
森脇:え〜〜〜
有吉:あの〜、ちょっとですね、
森脇:おん。
有吉:練習不足でした。
森脇(笑)
有吉:それなので、
森脇:まじめに謝罪されてもお前。
有吉:これはね、もう一回僕にはチャンスがあるんです。
森脇:なに?
有吉:午後8時から、もう1回舞台があるんです!〈まばら拍手〉
森脇:今日は2ステージですからね。
有吉:はい。今お客さんの拍手を見たら、『もう期待してないぞ』っていう感じ
    はありますけど、次は絶対に!びっくりさせます。
    ライオン消します。〈笑〉
森脇(笑)まずライオン出てきただけですごいよこのショーは!
有吉:ライオン出てきたらここ捕まっちゃうから。
森脇(笑)ほんとに。
有吉:だから次、期待して下さい。
森脇:5時間ありますからね。
有吉:5時間ありますから5時間みっっちり練習して、ビールしっっかり飲んで。
森脇:飲むな飲むなビール。
有吉:お風呂入って。
森脇:ふふふ(笑)
有吉:汗流してからやりますから。絶対大丈夫ですから。ぜひね!
森脇:え〜〜
有吉:これは、午後8時に来て欲しいための、フリなわけですよ。
森脇:なんかでも一個ぐらい見せとけばいいのに。

有吉、万国旗を出す。〈拍手〉

森脇:もういいよそれは!
有吉:これ人気あんだよね。
森脇:ははは(笑)
    そういうのいっぱい買ってくりゃいいじゃん。
有吉:ひひひひ(笑)
    『ひひひひ』じゃねーよなぁ。
森脇:なんかすごい無駄な時間過ごした感じがすんだけど。
有吉:じゃすんませんでした。
    じゃああのー、お口直しにちょと歌の方をですね。
    (声が小さくなる)聞いていただきたいと思うんですが。〈拍手〉
森脇:お口直しになるかどうかわかんないですけどね。
有吉:はい。
    それでは、2曲、続けて、聞いて下さい。
    ひさびさに歌う曲もございますのでちょっと不安ですけれども、
    ぜひ、聞いて、帰って下さい。
森脇:ねぇ。ほんと不安ですよ。
有吉:はい!それじゃあ、歌の方よろしくお願いいたしまーす。〈拍手〉

14:28 M-3 オエオエオ!


14:32 M-4 君の青空


14:36 MC3

森脇:どうもありがとうございましたー。〈拍手〉
有吉:どうもありがとうございましたー。
    いや、ほんとにですね、1曲目に歌った、『オエオエオ!』っていうよう
    なのがあるんですけど、なにがオエオエオだと!
森脇:っは(笑)。もう僕らも30ですよ来年。
有吉:はい。
森脇:オエオエオ言ってる場合じゃないですよねー。
有吉:ほんと2年ぶりぐらいに、歌ったんですけどね。
森脇:はい。
有吉:大体あのステージが30分とかが多いもんですから、
森脇:うん。
有吉:この曲ほんと久々に歌わしてもらいまして。
森脇:うん。
有吉:らっぷ。なんですねえ。
森脇:ははは(笑)
有吉:すごいですねえ。でもね、今回ねちょっとねーあれですよ、普段演歌の方
    もたくさんいらっしゃるみたいなので、今日ね、心なしかね、ちょっとね、
森脇:うん。
有吉:小節まわしてんですよ僕。〈笑〉
    気づいてないでしょうけどね。
森脇:いやいや、気づかないと意味ないでしょうだって。
有吉:『♪オエオエオ!』っていうところを、『♪おぉ〜えぇ〜おぉ〜えぇ〜
    おぉぉぉ〜〜〜〜』〈笑〉
森脇(笑)
有吉:軽く、小節回して。
森脇:小節にもなってないけどね。
有吉:みたりしてましたけどね。ちょとムード歌謡っぽく。
森脇:いや、自分のスタイル貫き通そうよ。
有吉:今日は、ムード歌謡っぽく、お送りしております。
森脇:ふふ(笑)。歌手じゃないしね、元々ね。
    変えて歌うんだ?その場その場。
有吉:その場その場のお客さんに合わした感じで、お客さんがこういう風に歌っ
    てくれっつったらそのとお〜りに応えて。歌う。便利屋な。便利屋ですか
    ら僕は。
森脇:まそこまで実力もないでしょ?でも。
有吉:はい。
森脇:はいじゃない。〈笑〉
有吉:ま、あのね、ちょっとね、酩酊状態のお客さんの前ではちょうどこれぐら
    いで。
森脇:ふふ。なるほどね。
有吉:はい。というわけで、
森脇:汗びっしょりなってますんで。はい。
有吉:動かない割には汗びっしょりで。
森脇:はい。
有吉:やってますんで。この後ね、お風呂に入れば、ちょ〜ど気持ちいいわけで
    すよ。
森脇:ほんと。今絶対入ろうって誓いました。
有吉:ぜひねーあのお客さんも、このステージ終わったら、森脇といっしょにお
    風呂に。〈笑〉
森脇:おれと一緒に入りたくはないでしょ、でも。
有吉:で、あの、今日だけですけど、
    …おさわり自由です。〈笑〉
森脇(笑)。男湯でしょ?
有吉(笑)え?
森脇:男湯でしょ?
有吉:男湯ですよ。
森脇:イヤだよ触られんの。
有吉:触ってもいいよ。お前も。
森脇(笑)なんでなんで。
〈触りたくない!〉
有吉:触りたい?どうぞどうぞどうぞ。
森脇(笑)今かよ!
〈ノーサンキュー!〉
有吉:え?
〈ノーサンキュー!〉
有吉:ノーサンキュー…(爆笑)〈笑〉
    さっきは片言の日本語で『カンシャ』。今度は、うろ覚えの英語で『ノー
    サンキュー』。
    ほんとにすごいですねえ。いいお母さんがいらっしゃいますけど。
    はい。そろそろですね、今回ちょっとですね、そろそろゲーム大会の方で、
    ご機嫌を伺おうかと思っておりまして。
森脇:なんか、じゃあゲーム大会ということは、賞品とか。
有吉:賞品はですね、皆さんに、賞品が当たります!
森脇:ほう。
有吉:豪華賞品が!〈拍手〉
    当たります。
森脇:ゲームに勝つと?
有吉:はい。ゲームに勝つと豪華賞品ありますんで。じゃ早速ですが、
森脇:はい。
有吉:司会のお姉様、よろしくお願いいたします。

14:39 司会者登場・客席にライトがつく
上手より登場。全身花柄のムームー。髪にハイビスカスをつけている。ハスキー
ボイス。センターの二人より2〜3m程離れたところにいる。

司会:はいどうも〜こんにちは〜〈拍手〉
有吉(笑)どうもどうもよろしくお願いします。
司会:どうもどうも。え、なんか、おさわり自由?
有吉:おさわり自由です!どうぞどうぞ!
司会:いいんですか?
森脇:いやいやいやいや。ちょと待って下さいよ。〈笑〉
有吉(司会者に)下品!
森脇:はははは(笑)
有吉:下品です!
司会:すいませんすいません。いつもの感じが出てしまいまして。
有吉(笑)ちょっと待って下さい。
    誰よりも派手じゃないですか!〈笑〉
森脇:っははは(笑)
有吉:いい加減にして下さいよ!!
司会:今日は。
有吉:はい。
司会:だって今日はスペシャルゲストですよ?
有吉:だからスペシャルゲストより派手なのはどういうことだ!っつってんの。
〈笑〉
森脇(笑)
司会:迎え、入れるのね!
有吉:なるほどなるほど。
司会:準備が!
有吉:あっ!ちょっ、わっ。
    ちょっと聞いて下さい。
森脇:なになになに?
    なに発見したの?
有吉:僕ら、楽屋でね、司会のお姉様が、『今日の服装はどんな服装だ?』って
    聞かれたんですよ。
森脇:ああ〜聞かれた〜そういえば。
有吉:お姉さんが『MCのお姉様が、お二人がどんな服装気にしてる』と。
司会:はいはいはい。
有吉:で、『白(有吉。下に赤のTシャツ)と、ねずみ色(森脇)の。〈笑〉
    やつですよ』って。
森脇:最近あんまりねずみ色っていう人いないから。〈笑〉
    グレーね?
有吉:グレーね!
森脇:はいはい。
有吉:『グレーです』って伝えたんです。
森脇:はいはい。
有吉:そしたらその、その伝言を伝えに来たお兄さんが、こうやって(小さくガッ
    ツポーズ)
やったんですよ。〈笑〉
森脇:ふふふふ(笑)
有吉:たぶんお姉さんは、おれらより派手な服を選んだわけですね!?
森脇:ははは(笑)
有吉:スパイを使って!
森脇:あはははは(笑)
司会:いやいやいや。お二方は、何を着ても華なんですよ。
〈うぇ〜〉
司会:うぇ〜じゃなくて。〈笑〉
森脇(笑)
司会:え〜じゃなくて、お母さん。
有吉:綾小路きみまろでございます。
森脇:あははは(笑)
司会:ですからね、こちらのね、ゆの郷はですね、11月、今月は、オープン付き
    なんですよ。
森脇:はいはい。
司会:ちょうど6年前、11月7日にオープンさせていただきまして。今月で、丸6
    周年。〈笑〉
有吉:あーおめでとうございます!
森脇:おめでとうございます!
司会:ありがとうございます。
有吉:おめでとうございます。
森脇:おめでとうございます。
司会:ということで、今回はですね、オープン6周年にちなんだ、スペシャルゲ
    ストとしてお越しを頂いたわけでございます。〈拍手〉
有吉:どうも申し訳ございません!
司会:いやいやいや。
森脇:ありがとうございます!
有吉:ありがとうございます!
司会:改めて、ご紹介をさせていただきます、本日の、スペシャルゲストでござ
    います、猿岩石の、お二方でーす!〈拍手〉
森脇:ほんと『改めて』だ。(笑)
司会:二人とも、靴も履いてないのに私靴まで履いてきちゃってね。
森脇:履いていいの?ここ。
有吉:いいの?!
司会:ふふふ(笑)
有吉:うぁ〜だ〜!
森脇:そう?
司会:ステージの上はいいですよ。
有吉:ここに入ってきた時もね、裏口から回ってきたんですけど、靴でね、こう
    やって入っていったらね、金髪の、ここのお姉さんにね、
    『(通りがかりに足を指さして冷たく)靴。』〈笑〉
森脇:はははは(笑)
有吉:『あっ!あっ!すいません!』っつって。
森脇:ふふふ(笑)
司会:館内はだめなんですよ。
有吉:そうなんですよね。
司会:ステージの上はいいんですよ。
森脇:あ゛〜いいの?!ここ。
司会:いいですよ。
有吉:で靴持ってさ!(靴を胸の高さで持ち、身をかがめる仕草)
    裏口の食堂の厨房のとこ通ってさ。〈笑〉
森脇:うははは(笑)
有吉:完璧泥棒みたいなのよ!〈笑〉
森脇(笑)
有吉:でそこ通っていく(この3階の会場を通り過ぎて4階へ)んだけど、もうこ
    の辺のお客さんが見てらっしゃって、『あ!有吉!』〈笑〉
    恥ずかしい!
森脇:『あいつらつまみ食いしやがって』みたいな。〈笑〉
司会:いやいやいいですよ。今日は、夜の8時はすごいじゃないですか。
有吉:はい。
司会:さっきのねぇ、マジックも。
有吉:はい。
司会:グレードアップしたマジックと。
有吉:もちろん!水がピュッピュ出ます。
森脇:はははは(笑)
司会:さらに、靴も履いていただけるんですよ夜!
森脇:絶対履く!〈拍手〉
有吉:ちょっと靴履かしていただきます!〈笑〉
森脇(笑)
有吉:どうもすいません、恐縮です!
司会:でも今日はね、わたくしほんとにすごいマジック見せていただきましたよ。
有吉(笑)バカにしてる!
司会:だけど皆さん考えて下さい。ほんとの意味で、種も仕掛けもないんですよ?
森脇(笑)
司会:種も仕掛けもなんにもない!種も仕掛けもなんにもない!〈笑〉
有吉:ちょっとお(笑)
    種も仕掛けも、驚きもない!
司会:ないんです!〈笑〉
有吉:うふうふうふ(笑)
森脇:いや、ある意味驚がくだったょ。
有吉:お姉さんちょっと、内入ってくれません?〈笑〉
森脇(笑)
司会:うれしいですね。
有吉:楽だよね。
森脇:ね。
有吉(笑)
司会:でもお二方ね、コンビを組まれて、何年ですか?
有吉:えーもう8年ですか?
森脇:8年…
有吉:8年、9年。(1994年6月6日結成とすると9年)
司会:すごいですね〜
有吉:はい。
司会:でもあの、『進め!電波少年』で、何カ国回りました?
有吉:え〜5カ国…
森脇:そんな少なくないよ!〈笑〉
司会:そんな少なくない。皆さん見てますよ。
有吉:19カ国ぐらいですかね。
森脇:8、9。
司会:19カ国。
有吉:はい。
司会:間一度も日本に帰って来ずに。
有吉:そうですね、2、3回。
森脇:ウソつけ!お前。
有吉:バケーションを。
森脇:帰ってないですよ!帰ってないですよ!本当に。
司会:有吉さんは大体、嘘を言うタイプでございますね。
森脇:そう。
司会:あじゃあ、森脇さんに聞いた方がいいですね?
森脇:あ僕全部まじめに答えますよ。
司会:まじめに答える。
森脇:なんにもひねりません。〈笑〉
司会:20国近く?
森脇:18!
司会:18。
森脇:うん。
司会:すごいですねぇ〜。怖かった国とかいろいろあるでしょ?
森脇:ありますよそんなん。そんな今、ねえ。ちょっとニュースで、ばーっと出
    てる。ねぇ。
有吉:イランだとかね。
森脇:そうそう。あの辺は怖いですよやっばり。
司会:すごいですねぇ〜
森脇:野宿ですからね、ああいうとこに。
司会:皆さんそのころのお二方のすごい話とか聞きたいでしょ?ねえ?〈拍手〉
    夜8時までいて下さいよ。
森脇:うはは(笑)
有吉:つはははは(笑)
森脇:やらしいよ!
有吉:今その話しようかなと思って構えちゃいましたよ!
司会:皆さんに賞品をね!
有吉:そうですそうです。
司会:差し上げなきゃいけない。
森脇:ゲームやんなきゃいけない。
司会:そうそうそうそう。
有吉:はい。
司会:今日はどういったゲームで賞品を?
有吉:さあ!どうしましょう!じゃんけん大会にしましょうか?
司会:あい〜ですね〜一番シンプルで。
森脇:うはは(笑)
有吉:今五木ひろしみたいでしたね。(モノマネよろしく右拳を肩口から降ろし
    ていく)
。はい。すばらしい。
司会:ちょっとじゃあ賞品の方もねえ、どういう賞品があるのか。
有吉:そうですね。
司会:先にちょっと、お見せしましょう。
有吉:お願いいたしますお姉様。

司会者、上手から青い紙袋2つを受け取る。白い字で「yunosato」と入っている。

司会:すごいですねぇ、これまた紙袋がいいですねぇ。
有吉:「yunosato」!〈笑〉
森脇:いいねぇ
司会:豪華な。
有吉:はい。
森脇:いいねぇ
司会:ほんとにあげちゃっていいんですか?
有吉:もちろん!
司会:えー?お客様に?
有吉:はい。お客様に。
司会:いいんですか?
有吉:いいんですよ。
    見てないでしょ?
森脇:うはは(笑)
司会:すごいですよ見えてますよ上から。
有吉:ほんとですか。はい。
森脇:おんおん。
有吉:ちょっと、僕らがそろえたものですから、これはね!
司会:今日の日のために?
森脇:そうそう。
有吉:ちょっと(笑)だから、あんまり大げさにしないで下さいよ。
    恥ずかしい中身なんですから!
司会:これは普通もらえません。ちょと見たいですか?ちょと見せましょうか。
    いいのかしらこれ。

司会者、紙袋の中から、風呂場でかけ湯用として使われているクリーム色の
手桶を取り出す。〈笑〉

森脇(笑)
有吉(笑)
森脇:一部!一部よ!
有吉:一部ですよ!
森脇:一部よ!
有吉:一部!
司会:皆さん。ただのこれじゃないですよ?これで、すくった水、いわゆるお湯、
    それだけで天然温泉になっちゃうんですよね?
有吉:そ〜です!ゆの郷で使えばそれだけで。
司会:さっきのマジシャンですから。
有吉:そ〜です(笑)
司会:これもいいですか?これも。

司会者、紙袋の中から、青いタオルを取り出す。〈笑〉

森脇:一部、一部!
有吉:一部!
森脇:一部、一部!
有吉:一部!一部!
司会:あとはちょっと、見せらんない。〈笑〉
有吉:ちょっと(笑)!あはあはあは。
司会:当たってからの楽しみにしましょうよ!
森脇:はいはいはい。
有吉:うん。
司会:こちらも、なおかつねぇ。粗品でございますけども、ゆの郷の、なんです
    かこれ。あらっ。
有吉:無料招待券が。
司会:招待券が。
有吉:入っております。
森脇:まそれがメインみたいなとこです。
有吉:これがメインですから。
司会:でも無料招待券こっち(手桶とは違う方の紙袋)には入ってますけどこっ
    ちには入ってませんけどマネージャーさん。
有吉:ははははは(笑)。だいじょぶです。
司会:これだいじょぶですね?
有吉:はい、入れます。入れます。入れます。
司会:全部入ってますね?
森脇:全部入ってます。
有吉:ゆの郷招待券があればさ、もう一回、2回2回とさ。来れるわけですから。
森脇:そう。
司会:そうですよ。
有吉:これがメインですから。
司会:よかったらね、さっきのこの桶にもね、
有吉:はい。
森脇:そう。
司会:サインして下さいます?
有吉:桶だから使ったら消えちゃうっつの。あはあはあは(笑)
司会:油性で書けばだいじょぶでございますよ。
有吉:はいはいはい。
司会:早速じゃあいってみましょう。
森脇:はい。
司会:賞品にも限りがございますんで。5名様になります。
有吉:5名様。
森脇:5名様。
有吉:はい。
司会:ちょっとすいませんけれども。じゃんけんを。
有吉:はい!
司会:じゃあ、まずは、有吉さんからいきますか?
有吉:じゃあ僕から。やりましょうか?
司会:有吉さん、フルネームで、ご紹介させていただきますと、「ありよし
    ひろいき」さん。
有吉:はい。
司会:よく「ひろゆき」さんと間違われる。
有吉:ちょっとこれはですね、エピソードありまして。うちのおやじがですね、
    ま〜とんでもない酒飲みでございまして、
司会:お父様が。
森脇:はいはいはい。
有吉:えぇ。それでですね、僕が生まれたときにですね、もう嬉しくて酒をがん
    がんあおりまして、出生届を書くときに、ふりがなの欄に、「ひろゆき」
    じゃなくて「ひろいき」と書いてしまったんです!〈笑〉
森脇:それだけ?
有吉(笑いながら)それだけです!おふくろが怒ってました。今でも。
森脇:ははは(笑)
有吉:おふくろはだから、おれのことを「ひろゆき」と呼ぶんです。〈笑〉
司会:お母さんは「ひろゆき」と呼ぶんですか?
有吉:はい。おやじは「ひろいき」!と。〈笑〉
森脇:うはは(笑)
司会:責任取らなきゃいけないから。
有吉:はい。呼ぶんです。
司会:じゃファンの方はお好きなように呼んでいただいて。
有吉:はい。どっちでもいいです。
司会:そうですね、じゃあ。
森脇:どっちでもいいんだ?
有吉:はい。
司会:じゃ、まず有吉さんからいきましょうか。
有吉:はい。
司会:じゃ、有吉さん対お客様とのじゃんけんで。かなり多いですから、皆さん
    の良心に。
有吉:任せましょうね。
司会:訴えて。時々あの「じゃんけんう〜う」という方(手を変える)方いらっ
    しゃいますけど、〈笑〉
有吉(笑った客に?)自分もですよ。
司会:一度出したものは、取り消さないように。
有吉:なるほど。
司会:お願いしますよ。
有吉:勝った方だけで、あいこと負けは、
司会:だめですね。
有吉:失格ということで。
森脇:失格。
司会:あいこもだめです。よろしいですか?
    皆さんご参加できますので、まず拳を上に。
有吉:上に上げて下さいねー。
司会:いいですねー。
有吉:皆さん、脇が見えてますね。〈笑〉
    だいじょぶですか?冬ですからね!
司会:だいじょぶですか?
有吉:冬ですからだいじょぶですか?
司会:はいはい。
有吉:いいですか?最初はグー、じゃんけんぱ!

(ここからはかいつまんで)
有吉、チョキを出す。

司会:チョキの方、パーの方下げて下さい!
有吉:五十肩、四十肩で肩上がらない方…
森脇:うははは(笑)!余計な事言わなくていい!
有吉(笑)

有吉、パー→チョキと出したところで、人数が少なくなる。
その人達は立つ事に。

司会:7人?数えた人いますね。
有吉:あーすばらしい。
司会:8人ですかね。はいっ!
有吉(笑)

有吉、グーを出す。

有吉:強いねー、この辺になってくると。
司会:パーが何人いるの、パーが!
有吉:パーが何人って言うのは失礼な聞き方でね!〈笑〉
森脇(笑)
有吉:ええ。ましょうがないんですけどね。
森脇:『パーが何人、パーが!』
有吉(笑)『は〜い!』っつってね。

残るは4人。景品は5つあり、一人を選ぶ戦い。
有吉、グーを出す。

森脇:今の人まだ立ってて!今の4人!
有吉:全員に勝っちゃったよ。〈笑〉
森脇:喜ぶなよ。

4人復活。時間もないので、ここで2名選ぶ事に。
有吉、パーを出す。2人ちょうど確定。

森脇:すごい。
有吉:お二人?あーおめでとうございます!
司会:前の方にお越し頂きましょう!
有吉:どうぞどうぞ!どうぞどうぞ!

有吉:いやいやすごいですね、ちょうど二人ね。
森脇:ね!

勝者、ステージへ。上手の司会者の近くへ上がる。

司会:森脇さんからもね、差し上げていただきましょうか。
森脇:はいはいはい。
有吉:じゃどうも、おめでとうございます。
森脇:おめでとうございます。

森脇が勝者に歩み寄り、有吉、森脇、司会者の位置に。
勝者、景品を手渡され、森脇と握手。
次の勝者はちいさな弟と一緒に上がる。景品を手渡され、森脇と握手。有吉、握
手しようとして気づかれず、去られてしまう(ふりをする)〈笑〉

有吉:弟くんは当たってないよ。〈笑〉

次は森脇と観客のじゃんけん。

森脇、チョキを出す。

有吉:グーの方は、力強い方が多いですねぇ。
2人(右拳を握りしめ)ぐーっと!
有吉:きてますよぉ!

森脇、チョキ→パーと出す。ここで3歳くらいの女の子を含む5人が立つ事に。

有吉:あらっ。ムームー着てないってことは流行遅れですね?〈笑〉

森脇、パー→グーを出す。まず一人決まる。

有吉:あら〜子供がいるのに大人げないな〜〈笑〉
司会:いやいや、そんな事ないですよ。勝負の世界ですから。
有吉(笑)
森脇:じゃんけんだから!
有吉:うふうふうふ(笑)
司会:4人の方でじゃんけん。
有吉:まあね、子供がいますからね(笑)

森脇、チョキを出す。最後の二人が決まる。

森脇:あ〜や〜っちゃったね〜
有吉:おめでとうございます。
司会:すいませんねぇ、あちらの、お嬢ちゃんねえ、夜8時まで待ってて下さい!
〈笑〉
有吉:っははは(笑)

勝者3名、前へ。2名までは順調に名前を言い、景品をもらい、握手をする。
最後の方に名前を聞く。

〈キノウチミドリと申します〉
有吉:キノウチミドリさん!
森脇:あらっ!
司会:あら!
有吉:あら〜〜〜!!
司会:すごいですねぇ!
有吉:おきれいな〜〜!
司会:どうぞどうぞ。
有吉:あの木之内みどりさん(竹中直人夫人)ですか〜!〈笑〉
森脇:うはははは(笑)
司会:竹中さんとねぇ!
有吉:いらっしゃってたんですねぇ〜!
司会:どうぞどうぞ。
有吉:けっこうすっぴんだと、違うんですねぇ。〈笑〉
森脇(笑)
司会:握手して。
有吉:どうもありがとうございました〜おめでとうございます!

司会:やー今日はほんと、このゆの郷のために。
有吉:はい。
森脇:うん。
司会:豪華な賞品までご用意させて…していただきまして。
森脇:はい。
司会:どうもありがとうございました。
森脇:いえいえ。
有吉:こちらこそ。
森脇:かわいそうだったね、あの女の子ね。
有吉:女の子…(笑)
森脇:負けた瞬間足から崩れ落ちた(手を挙げたまま膝を曲げていく)〈笑〉
有吉:はははは(笑)
森脇:おいおいどうしたんだと思った。
司会:8時がございます。
有吉:8時があるからね。
司会:そしてまた、先ほどから、素敵な歌、歌っていただきました。あの曲は全
    部オリジナルの曲なんですよね?
有吉:は、え〜…
森脇:え。
有吉:冒頭の一曲だけですね、えーちょっと人の曲を歌いました。
司会:でも出されてるんですよね?
有吉:はい(笑)
森脇:一応僕らのCDは出しましたけど。
有吉:カバー曲。
森脇:カバー!でね。
司会:でも、皆様がご存じでねぇ、もう一曲まだ、聴いてない曲が。
有吉:はい!
司会:あると思いますよねぇ!〈拍手〉
有吉:あらっ。
司会:これはあのー、藤井フミヤさんの。
有吉:はいっ。
森脇:そうですそうですそうです。
司会:曲で。お二方が歌って。大ヒットいたしました。
有吉:はい。ありがとうございます。
司会:今日歌っていただけますでしょうか?
有吉:はいっ。
森脇:恐縮ですが。
司会:歌っていただきたいと思います。『白い、雲の、ように』〈拍手〉

司会者がはけ、客席のライトがまた暗くなる。

14:56 M-5 白い雲のように

曲が終わり、幕が閉まってくる。

森脇:ありがとうございました。
有吉:どうも皆さんありがとうございましたー!これで終わりです!じゃあまた、
    えー夜8時に、お会いしましょう。
森脇:お会いしましょう!
有吉:猿岩石でした!

15:00 閉幕


総発言数

有吉:398 森脇:346 2人:2 司会:124