球界トピックス

6月17日


ナゴヤドーム:中日6勝8敗1分
G  101010102  6
D  000000200  2
勝:河原2勝1敗
負:正津1勝1敗
S:岡島1勝1敗14S
 
名手・川相、会心のレフト前ヒット! 熱投・岡島、茂雄の嫌がらせプロジェクトを阻止!
前日、川相を悪夢のフル欠場に追い込んだ上に、「清水首位打者阻止プロジェクト」を2度も発動させた事で、怒濤の拙攻地獄を繰り返し、ジョーベ博士の理不尽な酷使を強いられたにも拘わらず、中日の巨人をも上回る大拙攻ぶりに助けられて、結果的に勝ってしまった事で調子に乗った茂雄はまたも懲りずに好調の名手・川相をさも当たり前の様にベンチに幽閉する大暴挙を犯し、更に、中日の先発が読めないからと2番レフトに偵察メンバーとして前日酷使しまくったジョーベ博士を入れており、左腕が来れば、それを口実に「清水は左に弱いですからねぇ、エヘヘヘ〜」とあらぬ言い掛かりをつけて規定打席から遠のかせる「清水首位打者阻止プロジェクト」をまたしても発動させようとするなど、相も変わらずの嫌がらせ三昧。幸い、中日の先発は今季初先発となる右腕・正津だった事で清水がジョーベ博士に代わったものの、この茂雄の非道なやり口に試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、先頭のガッツな貴公子・仁志がセンター前に弾き返したものの、相変わらずの完全無策の野放し野球により強行策に出た清水はセンターフライと凡退。ここで川相不在の打線に進塁打など期待出来ないとばかりに仁志が二盗を決めると、江藤がセンター前に落として、一、三塁。このチャンスに今夜の松井さんがライト前にタイムリーを放ち、仁志が先制のホームイン。更に、今夜の松井さんが破戒僧・清原は本領発揮のゲッツーを打ちかねないとばかりに意表をついて二盗を決めたものの、破戒僧・清原が通算1500個目となる三振に倒れると、続くソーサ元木も空振り三振に倒れて二者残塁と早くも川相不在の弊害を露呈。続く2回には阿部,仁志のヒットで二死一、三塁としたものの、清水がセカンドゴロに倒れて二者残塁とまたも川相不在の弊害を露呈。しかし、続く3回、江藤が歩いた後、今夜の松井さんがファーストへの幸運な内野安打で続いて、一、二塁となった所で、破戒僧・清原がセンター前にタイムリーを放って、2点目をゲット。更に、ソーサ元木が送った後、マッスル千代の富士が敬遠されて満塁とチャンスを広げたものの、阿部がセカンドゴロゲッツーに倒れる最悪の展開で二者残塁とまたまた川相不在の弊害を露呈して、結局、この回、1点止まり。続く4回は三者凡退、5回も簡単に二死と、例によって、拙攻を繰り返すうちに打線の止まるパターンになりつつあったが、ここから破戒僧・清原が四球で歩くと、ソーサ元木が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、右中間を深々と破るタイムリー二塁打となり、破戒僧・清原が生還。なおも、二死二塁のチャンスだったが、マッスル千代の富士は相変わらずの不振ぶりで、結局、この回も1点止まり。続く6回、中日は3番手で今中を投入。復活を賭ける今中が巨人打線を三者凡退に斬ってとると、ナゴヤドームの観客が大喝采。ここまで川相不在のバックを強いられて苦しい投球の巨人先発・河原に対して、毎回の様に走者を出し、あわやと言う大飛球を連発しながらも、攻めあぐねていた中日だったが、この今中の好投に活気づいたか、その裏、先頭の井端が死球で出ると、不振の福留がセーフティバントを敢行。これは惜しくもファールとなったものの執念を見せる福留は打ち直しで一、二塁間を真っ二つに破り、無死一、二塁。しかし、ここでティモンズが三振に倒れると、立浪がピッチャーゴロゲッツーと前日同様の拙攻ぶりで無得点。直後の7回、茂雄は左腕・今中と言う事で「清水は左に弱いですからねぇ、エヘヘヘ〜」とあらぬ言い掛かりをつけて規定打席から遠のかせる「清水首位打者阻止プロジェクト」をまたしても発動させ、清水はぶち切れそうになったものの、代わりに投入したのが名手・川相と言う事で納得してベンチに引き下がった清水の無念ぶりを晴らすがごとく、名手・川相はレフト前に会心のヒットを放ち、再び打率を4割に乗せたものの、これが何とTV中継のCM中茂雄がこの場面で川相を投入したのは、清水の怒りを和らげると同時に川相の活躍をオンエアさせずに隠蔽する事が狙いだったのだ。TV中継のタイムスケジュールまで睨んで嫌がらせのタイミングを計るとは、恐るべき茂雄の知謀。更に、茂雄は川相にセンスある走塁を見せられては、折角、隠蔽した活躍が表に出てしまうとばかりに、すかさず斉藤宜を代走に送る嫌がらせを敢行。しかし、続く江藤は川相の作ったチャンスを無駄には出来ないとばかりにレフト前に弾き返すと、続く今夜の松井さんも川相の作ったチャンスを無駄には出来ないとばかりにライト前にタイムリーを放ち、4点目。しかし、その裏、川相が茂雄の嫌がらせで代走を送られてしまった事により、2度と川相に頼る事が出来ないと言う絶望感に苛まれた河原が先頭の山崎武にセンター前ヒットを浴びた所で、よせばいいのに茂雄は河原を引っ込める余計な手出しをかまし、ヘッポコ継投モードのスイッチがONに! 代わったノリダー柏田も川相不在の不安感から、代打・波留,中村と続けてレフト前へ弾き返され、無死満塁のピンチ。完全に泡を食っている茂雄は今度は木村を投入するも、当然ながら、木村も川相不在とあって不安感一杯で前日、自打球を当てた事により、スタメンから外れていた代打の詐欺師ゴメスにセンター前に落とされるタイムリーを浴びて、二者が生還。その後、二死二、三塁とワンヒットで同点と言う場面で福留を迎えると茂雄はジョーベ博士を既に当て馬で使い果たしてしまっている事から、渋々、岡島を投入。「新助っ人ストッパー獲得プロジェクト」阻止に燃える岡島は川相不在の不安感をも振り払って、福留を空振り三振に斬ってとり、このピンチを脱出。直後の8回、巨人はマッスル千代の富士のポテンヒット、ガッツな貴公子・仁志の四球で二死一、二塁のチャンスを掴むも、ここで回ってきたのが、皮肉にも名手・川相…の代走に出た斉藤宜。斉藤宜はあえなくライトフライに倒れて二者残塁と、またまたまた川相不在の弊害を露呈したものの、茂雄は自分がその儘、打席に立っていればと歯痒い様子の川相の姿にご満悦。しかし、続く9回、江藤,今夜の松井さんと連打を浴びせると、破戒僧・清原がナベツネ曰く「当たり屋」の本領発揮で死球を食らい、無死満塁。ここで6番に入っていた岡島が「新助っ人ストッパー獲得プロジェクト」阻止へ執念を燃やし、執拗にファールで粘った末にセンター前へ2点タイムリー。自らのタイムリーで気を良くした岡島は9回も0点に抑えて、久々の14セーブ目をマーク。停滞ムードのチームに鞭を打つ名手・川相の会心の一打と茂雄の嫌がらせ阻止に燃える岡島の力投でこのカードの勝ち越しを決めた巨人だが、茂雄は川相の活躍を隠蔽しきれなかった上、岡島まで好投を展開してセーブがついてしまい、「新助っ人ストッパー獲得プロジェクト」にケチがついたとあって、終始、不機嫌で仏頂面の儘、グラウンドを後にした。嫌がらせ采配が空転した事でストレスの溜まった茂雄が鬱憤を晴らす為に今後、更に嫌がらせ政策を強化するのではないかと危惧されており、この儘では、V2など、夢のまた夢と言う声が所々で挙がっている。

甲子園:阪神8勝5敗
YB 000200000  2
T  30000000×  3
勝:伊達1勝0敗 負:バワーズ1勝7敗 S:成本1勝0敗12S
本:メカゴジラ4
 バワーズ、3連続四球で決勝押し出し! 伊達、プロ初白星!
横浜先発・バワーズは初回、先頭の赤星にヒットを浴びた後、3連続四球で押し出しの1点を与え、一死も取れずにKO。
更に、代わった米から悠久の若虎・桧山が2点タイムリーを放ち、この回、3点。追いかける横浜は4回、メカゴジラの4号2ランで1点差。
阪神は必死の継投で横浜の反撃をかわし、9回も成本が二死一、三塁のピンチを迎えながら、辛くも逃げ切った。
プロ初先発となったルーキー・伊達はプロ初白星をマーク。

福岡ドーム:ヤクルト7勝5敗2分
C  000000000  0
S  00000030×  3
勝:藤井7勝2敗 負:長谷川3勝1敗
本:岩村7
 岩村、値千金の7号3ラン! 藤井、プロ初完封で7勝目!
ヤクルト・藤井,広島・長谷川の両先発が立ち上がりから安定した投球を展開。
両者一歩も譲らない息詰まる投手戦が続き、0−0の儘、試合は終盤に突入。
迎えた7回裏、ヤクルトは岩村が7号3ランを叩き込み、ついに均衡を破る3点をゲット。
待望の先制点を貰った藤井は最後まで投げきり、散発6安打に抑えるプロ初完封で7勝目をマークした。

千葉マリン:ロッテ9勝5敗
H  002001020  5
M  000320002× 7
勝:加藤5勝5敗 負:岡本1勝1敗
本:メイ18、ハタハタ石井1
 ハタハタ石井、劇的代打サヨナラ2ラン! ダイエー、千葉マリンで7連敗!
3回に松中,J.マッケンジーのタイムリーで2点を先制されたロッテは4回、メイが18号3ランを叩き込み、一気に逆転すると
続く5回には、諸積のタイムリーとフクーラの犠飛で2点を追加。粘るダイエーは早めの継投策に出たロッテに対して
6回に柴原の犠飛で1点を返すと、8回には代打・大道,柴原のタイムリーで、ついに同点。
しかし、延長目前の9回、二死三塁から代打・ハタハタ石井が今季初アーチとなる2ランを叩き込み、ロッテが劇的なサヨナラ勝ち。
ハタハタ石井の代打サヨナラ弾は
名手・川相が執念の四球を選んで弊社が大きく取り上げた1999年4月15日以来2本目。
先発要員ながら雨で流れた分の登板間隔を埋める為にマウンドに上がり、小野の白星を消滅させた加藤がタナボタの5勝目をかっさらった。

大阪ドーム:近鉄5勝7敗2分
BW 3100010001  6
Bu 0100001210  5
勝:木田画伯2勝0敗 負:大塚0勝5敗7S
本:ビティエロ6、ハイツ田口6、大村9
 松田さん、決勝タイムリー! 大塚、連日のリリーフ失敗!
オリックスは初回、ビティエロの6号3ランで先制すると、続く2回には、塩崎のタイムリー二塁打で4点目。
その裏、川口のタイムリーで1点を返されるも、6回にはハイツ田口に6号ソロが飛び出して、再び4点のリード。
しかし、前日同様しぶとい攻めを見せる近鉄は7回に大村のタイムリー、8回に川口の2点タイムリー三塁打で1点差と詰め寄ると
土壇場9回には、大村の9号ソロで追い付き、試合は連日の延長戦となった。迎えた10回、オリックスは松田さんのタイムリーで勝ち越しに成功。
9回に同点を許した木田画伯だったが、10回は無難に締めて、2日連続の白星をゲット。

いわき:日本ハム4勝9敗
L  000001001  2
F  02120000×  5
勝:下柳7勝4敗 負:ミッチー2勝3敗 S:ミラバル0勝3敗12S
本:片岡4、エセネオエセ松井10
 井出、先制2点タイムリー! 下柳、完投逃すも7勝目!
日本ハムは2回、井出の2点タイムリーで先制すると、続く3回には金子のタイムリー
更に、4回には片岡が4号2ランを放って、5点のリード。日本ハム先発・下柳の前に5回まで無得点と抑え込まれてきた西武だったが
6回、エセネオエセ松井の10号ソロでようやく1点を返すと、土壇場9回には平尾のタイムリーで2点目をあげて、完投目前の下柳をKO。
なおも一発が出れば同点と言う場面だったが、最後はミラバルの前に後続を断たれた。これで日本ハムは今季初の4連勝。一方、西武は4連敗となった。