AM8:00気温-12℃!
バイクは霜と言うか氷でバリバリに凍っている。お湯を沸かしてお茶を飲んでから撤収に取りかかる。
写真じゃ判りにくいけどタンクもシートも凍り付いている。
昨夜の宿泊地。サッカーゴールの裏手にテントを張ってみました。
荷物を積み終えて出発!と行きたかったのだが寒さでバッテリがやられている。セルは弱々しい音を立てるだけだ。 しかたなく押し掛けしようと道路まで押すが、バリバリのアイスバーンでとてもじゃないが押し掛けできない。 除雪してある幹線道路まで出ないと駄目なみたいだ。汗をかきながら押していると、救いの手が!! 車に乗っていた夫婦がブースターで繋いでくれるという。助かった。ブースターで繋ぐとあっけなくエンジン始動。 お礼を言って出発する。
時間はもう10時近い。とりあえず和正市場に行って腹ごしらえだ。和正市場につくと、さすがに年末なのでものすごい 人出だ。とても堀を食う雰囲気じゃない。田村商店で聞くと「食べる場所は無いけどご飯は売ってるから食べられるよ」 とのことだったのでご飯を買ってきてイクラ+タラコ丼にして食う。 それから水野商店で実家にタラバ2杯と毛蟹2杯を送る。
その後、釧路のホーマック(ホームセンター)へ。今日ので懲りたのでバイクのバッテリを購入する。 寒さでバッテリがやられるので容量の大きな物を探したが合うサイズがないのでノーマルと同じものを購入する。 寒さでエンジンがかからないときはバッテリを並列にに繋いで使う予定だ。 それからプリムスのPowerGASが売っていたので買い占める(と言っても3個)。 準備万端になったので国道391号を北上する。そして釧路湿原細岡展望台へ。 途中達古武沼が凍っているのが見えたがとりあえず展望台へ行く。展望台への道は雪道だったが無事到着。
細岡展望台
釧路湿原。あんまり雪は無いなぁ。
これも釧路湿原。
釧路湿原は思ったほど雪がなかった。張り巡らされた地下水路や植物の発酵する時の熱なんかで雪が余り積もらないのかもしれない。 広大な釧路湿原を満喫して国道へ戻る。途中でさっきみた達古武沼へ。恐る恐る近づいてみると完全に凍っている。 人間が乗ってもびくともしない。結構沖まで歩いてみたが大丈夫みたいで。氷の上に雪が積もっているので掘ってみたが確かに下は氷だった。 氷は空気をいっぱい含んだ泡だらけの氷だった。湖面に降った雪が凍ってこんな氷を作っているのかも知れない。
達古武沼。全面結氷。テント張ってキャンプしてみたい!バイクで走ってみたい!
国道に戻りさらに北上する。塘路湖、シラルトロ湖ともに真っ白に凍っていた。 標茶に着いて山崎ストアの横のセイコーマートで休憩。山崎ストアも覗いてみる。でも買い物はしなかった。 買っても凍るだけだし。一服後出発。道道13号に抜けて虻別を目指す。 途中で傾いてきた太陽の中、幻想的な風景が広がっていたので撮影する。
標茶付近。畑か牧場かわからないけど良い感じだ。
国道243号、道道13号、道道505号と走り、養老牛温泉へ。養老牛温泉に着いた時は日没ぐらいで暗くなってきた。
そのままからまつの湯へ向けて林道をすすむ。林道と言っても雪が積もっているのでアスファルトと変わらない。
結構車が通るみたいで雪が踏み固められているので結構なスピードで走れる。そしてからまつの湯に到着!
???なんか変な建造物が立っている!?
何故かいつもと違う?からまつの湯。
看板が立っていてそれによるとドラマ撮影に使われるらしい。 セットは頑丈に作られているけど単に塀が出来てるだけだった。
なんとNHKのドラマ撮影に使われるらしい。吹き上げみたいにならなきゃ良いけど。
早速入浴。先客が二人。一人は北海道が好きで住みついた人らしい。 今晩どこに泊まるか聞かれたのでこの辺にテント張っても良いですかね?て尋ねると、 本当はここはキャンプ禁止だから開陽台に行った方が良いといわれる。 おまけにからまつの湯は夜中でも結構人が来るそうだ。それを聞いてここにテントを張るのは諦める。 温泉から上がって再出発。養老牛温泉と反対側に抜ける。 パラパラと粉雪がまってる。あたりは真っ暗。林道をかっ飛ばす。調子に乗って60km/h位で走っていると、 いきなり前後輪とも流れてスリップダウン。遂に雪道で初転倒してしまった。 転倒した個所を見るとカチカチの氷の上にサラサラのパウダースノーが3cmほど積もっていた。 こりゃコケルはずだわ。からまつの湯からこちら側は車の通りが少なくてこんな風な道なんだろう。 荷物満載の上雪なのでバイクを起こすのに少し手間取ったが再出発。 舗装路に出るまで今度は押さえて40km/hくらいで走る。
開陽台は結構人がいるらしいのでパスして道道150号を中標津市街に向かって走る。 中標津でかなり寒くなってきたのでなかしべつ温泉で休憩。ゆっくりつかって温まる。 そしてどうせならと別海方面に向かって出発。夜の道は昼間と違ってカチカチに凍っているので非常に走りやすい。 道道8号、国道243号と走り、別海の奥行臼のパーキングに到着。ここは暖房付きのトイレがあり、 おまけに隣に立派なバス停がある。今夜の宿泊地はここに決定。根室交通の立派なバス停で就寝。
本日の走行距離:190.7km
本日の入浴:養老牛温泉からまつの湯(無料混浴露天)、なかしべつ温泉(\500)