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DISC NEWS

赤毛のアン 想い出音楽館

(この画像は、コロムビアミュージックエンタテインメントの許諾を得て使用しています 。)


音楽:三善晃、毛利蔵人

コロムビアミュージックエンタテインメント
COCX-32784〜85 (CD2枚組) \4,200(税込)

櫻井美知代書下ろしBOXつき!

 2004年6月23日発売!


 『赤毛のアン』放映25周年を記念した完全版音楽集です。
 サントラファンだけでなく、当時放映を観ていたお母さん世代や若いファンにも聴いてもらいたいアルバムです。

 もちろんサントラファンにも納得してもらえるよう、全曲このアルバムのために新たにマスタリングしていますし、検索しやすい1曲1トラック仕様になっています。
 解説書には、歌手の大和田りつこさんと、音響監督・浦上靖夫さんのインタビューを録り下ろしで掲載。また、解説書のイラストは、故・近藤喜文氏が残したイラストと、櫻井美知代さんがカレンダー用などに書き下ろしていたイラストからセレクトしました。ブックレット表紙と裏表紙イラストは、故・井岡雅宏氏の美術設定に相馬満氏がキャラクターを書き足して彩色したもので、ジグゾーパズル用に作られていたものです。

 解説は幅広いリスナーを意識して、あまりマニアックにはせず、やさしく書きました。物足りないファンのために、このページで多少の解説を補足することにします。

 [BGMリスト]

2004.6.29 update

収録曲リスト
 =初収録曲
 **=本編未使用曲

[DISC1]
<ソング・コレクション>
1きこえるかしら
2あしたはどんな日
3森のとびらをあけて
4花と花とは
5涙がこぼれても
6忘れないで
7ちょうちょみたいに
8さめない夢

<BGMコレクション>
■前奏曲
9B-3B  **
■オープニング 〜きこえるかしら〜
10タイトルバックB
11きこえるかしら(TVsize)
■プリンス・エドワード島へ
12A-1A(RETAKE)
13A-5
■よろこびの白い道
14ブリッジ5A 
15A-2B
16B-2B
■湖と妖精のワルツ
17D-3A
18D-1
19D-3B 
■あしたはどんな日(Instrumental)
20あしたはどんな日(メロオケ) 
■夢のかけら
21B-4 
22D-7
■グリーン・ゲイブルズのアン
23ブリッジ1A 
24A-3
25A-4
■そばかすだらけの女の子
26E-2-2
27B-3A
28G-2D **
■おごそかな誓い
29D-2 
30B-9A
■忘れないで(Instrumental)
31忘れないで(メロオケ) 
■アイドルワイルドの木陰で
32B-10-2
33B-7
34はしばみ谷のネリー
■精霊たちの森
35B-8
36B-14 
37B-15
■秋の訪れ
38C-8 
39B-17A(slow) 
40B-8A 
■沈痛なコーデリア姫
41B-10
42B-17
43C-1B 
44C-5 
■わが心高原に
 〜ギルバート・ブライス舞台に立つ〜
45D-1-2 
46B-13
47E-1-2
■はしってもはしっても
48G-2B' **
49G-2B  **
■小品集 〜ブリッジ・コレクション〜
50タイトルバックC  **
51ブリッジ1B  **
52ブリッジ3B 
53ブリッジ5B-Bタイプ 
54ブリッジ6A  **
55ブリッジ6B  **
56ブリッジ7A  **
57ブリッジ7B  **
58予告用  **
[DISC2]
<BGMコレクションII>
■風のふるさとへ
1タイトルバックA  **
2B-1C  **
3G-2A'  **
■めぐる季節 〜光と風の中で〜
4B-3C
5D-8 
■心の友ダイアナ
6D-5
7B-17A
8B-4-2 
■乙女心のメヌエット
9B-1B 
10C-1 **
■マシュウとふくらんだ袖
11E-1 
12ブリッジ2A 
13ブリッジ2B 
14B-1
■雪降る聖夜
15B-12-2 
16B-17B 
17B-2
■クリスマスのコンサート
18ブリッジ5B 
19F-1
20B-6 
21B-11 
22アヴォンリー小学校校歌 
■夏の光・海辺の夢
23C-4
24C-1A 
■夢見る頃を過ぎても
25C-7
26B-12 
27G-2E  **
■悲歌(エレジー) 〜想い出に捧ぐ〜
28M-4 その1  **
29M-4 その2  **
30M-4 その3  **
31M-5 
■花と花とは(Instrumental)
32花と花とは(メロオケ) 
■十五歳の春
33G-1 
34B-16 
35B-9B 
■クイーン学院への旅立ち
36B-8B 
37ブリッジ4A 
38ブリッジ4B 
39ブリッジ3A 
40B-5B 
■冬のセレナーデ 〜アヴォンリーの雪〜
41A-1A 
42B-18
43B-17C 
■栄光と夢
44A-5-2 
45E-2 
46A-2D
■死と呼ばれる刈入れ人
47M-1 
48M-2 
49M-3 
■レクイエム
50A-2C
51B-3
■マシュウの愛
52B-1A
■神は天にいまし
53G-2C **
54A-1
55A-2E
■フィナーレ 〜さめない夢〜
56B-9
57さめない夢(TVsize)

 歌:大和田りつこ、石毛恭子(1-7)、山田栄子(1-34)、高島雅羅(1-34,2-22)
 作曲・編曲:三善晃、毛利蔵人



[DISC1]
■前奏曲
 B-3Bは、本編未使用音楽。ソングコレクションの余韻を惜しみつつ、BGMコレクションへと移行できるよう頭をひねった構成です。

■プリンス・エドワード島へ
 A-1A(RETAKE)の(RETAKE)はマスターテープに記載されていた表記で、もっとテンポの遅いバージョンがA-1Aとして残されていました。遅い方はキープ分と思われますが、本編でも幾度か使用されています。

■湖と妖精のワルツ
 1曲目D-3Aは四拍子なので厳密には"ワルツ"ではないですがご容赦。「メヌエット」もそうですが、タイトルは多分に雰囲気重視でつけました。3曲目D-3Bは、3話と9話で使用されています。

■あしたはどんな日(Instrumental)
 歌い出しだけヴォーカル、という構成は本編で流れたときもびっくりしましたが、マスターテープにもこのままの形で収録されています。

■忘れないで(Instrumental)
 DISC2枚にすべての音源を収録しようとしたのですが、CDの限界まで(79分超)音を入れても収録しきれませんでした。やむなく、本編に使用されなかったメロオケは収録をあきらめました。いずれなんらかの形で商品化できるとよいのですが…。この「忘れないで」のメロオケは44話で使用。物語の流れ上、この位置に配しています。そして、なんということ、この曲も収録時間の都合で3コーラスを2コーラスに編集して収録せざるをえませんでした。

[DISC2]
■風のふるさとへ
 タイトルバックAは、ブリッジコレクションの1曲目に収録したタイトルバックCとともに、「世界名作劇場」とタイトルが出る番組冒頭のクレジットために作られた曲。どちらも本編では使用されませんでした。

■めぐる季節 〜光と風の中で〜
 B-3Cは劇中幾度も使用された、ギターとリコーダーによるさわやかな曲。ギターのアルペジオから流れることがほとんどで、「オリジナルBGMコレクション」にもギターの音から収録されています。が、実はマスターテープでは頭にリコーダーソロを編集するよう指示が書かれており、20話や44話では、頭にリコーダーソロがついた形で使われています。今回マスタリング時に編集を行い、初めて作曲者の意図通りの形での商品化が実現しました。

■乙女心のメヌエット
 B-1Bは毎回の予告編に使われた曲。待望の初収録です。残念ながらステレオマスターが見つからず、モノラルでの収録になりました。

■雪降る聖夜
 B-17Bはチェンバロが奏でるきよらかな曲。使用回数は少ないものの印象的な曲です。クリスマス・イヴのエピソードでの使用はまさにぴったりでした。

■クリスマスのコンサート
 アヴォンリー小学校校歌はダイアナがコンサートで独唱する歌。この曲も待望の初収録です。やはりステレオマスターが見つからずモノラル音源ですが、初収録の価値に免じてご容赦を。

■夏の光・海辺の夢
 C-4は、アンとダイアナが海岸でひとときを過ごすシーンに流れた曲で、ファンの人気の高い曲でした。「ミュージックサンプラー」が初収録ですが、そのときは日本アニメーション保存のモノラルマスターからの収録。今回、初のステレオ収録が叶いました。

■夢見る頃を過ぎても
 タイトルは吉田秋生の名作から借用しました。

■死と呼ばれる刈入れ人
 M-1,M-2,M-3はマシュウの悲劇に合わせた追加録音曲。正直言って続けて聴くのは辛いです。まとめて聴く人は、この前で一息入れることをお勧めします。

■さめない夢
 今回の構成にあたり、「オリジナルBGMコレクション」はもちろん意識しましたが、結果的にはまったく別の構成となりました。が、ラストだけは、「BGMコレクション」の構成が秀逸でしたので、敬意を込めて同じ構成で締めくくらせていただきました。

2004.6.22 update


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