太陽神寺院の拝堂。
高さ38メートル。
大きな馬車の形になっていて太陽神スーリヤが馬車に乗って天を駆け巡ることを表している。
基壇には直径 3メートルもの車輪が12対・計24個も彫刻され、その輻にいたるまで綿密に装飾彫刻がほどこされている。
(ヒンドゥー教では車輪は時間のシンボルであり、12は1年の月の数を、24は1日の時間を表している。)
車輪の周囲には神の像や踊り子、ミトナ(男女交歓像)が刻まれており、
寺院の先頭には、寺院を 「引いて」 今にも飛び上がらんばかりの馬が 7頭彫刻されていたが、
現在では2頭しか残されていない。
1984年にユネスコ世界遺産の文化遺産に登録されるが、
それまではすっかり崩壊しておりなんと石切り場として使われていたそうである。
(現在は政府主導の元、補強建築が行われて観光名所になっている。)
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