コナーラクの太陽神寺院・本堂 (レカー・デウル)
カルカッタ

古くより、独自の文化が発展したオリッサ地方、コナーラクの地に建てられた13世紀前半の寺院。
古代インドより人々に崇められてきた太陽神(スーリヤ)に献じられたこの寺院は、
建物全体を太陽神の馬車に見立てて建てられたものと言われている。
ガンガ朝のナラシンハ・デーヴァ1世がイスラム教徒との戦いに勝利した記念に建造した。

元々は写真のようにレカー・デウル(本堂)とジャガモハン(拝堂)から成り立っていたが、
60〜80メートルはあったといわれるレカー・デウルは現在は崩壊して失われている。
海からの潮風に痛んで崩壊した、大地震で壊れた、
17世紀には海賊の巣窟と化していた為壊されたなどの説があるが理由は不明。

大航海時代の頃であれば、ガンガ朝は既に無く廃墟として残されていたと思われる。

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