カフラー王のピラミッド側の河岸神殿横にある人面獣身の像。
エジプト各地に残るスフィンクスの中でも高さ20メートル、全長57メートルと大きさは最大級。
スフィンクスのいわれについては、ギザの守り神だったとか、河岸神殿の付属物であるとか、
建造当時の星の動きに関係があるなど諸説があり、その謎は未だ解決されていない。
また顔はカフラー王に似せて作られたという説もある。
エジプト神話では牡羊の頭、獅子の身体、鳥の翼を持った神聖な存在で、王家のシンボルだった。
当初は写真のように鼻やヒゲがあったが、アラブの侵入やイギリス人により取られてしまった。
(ちなみに、5mの顎髭はイギリスの大英博物館に持ってかれました。)
昔から幾度も砂に埋められており、
ナポレオンがエジプト遠征で発見した時も、写真のように首から上だけしか見えてなかった。
現在のように全身が露出したのは1926年頃。
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