朝目が覚めたら列車待ちの人がいた。びっくり。そりゃ駅だから当然だわ。荷物をまとめて出発。一路釧路へ向かう。 釧路で駅前の長崎屋に向かう。目的は靴を買うため。 オフロードブーツは皮でできているので走っていると皮の水分が凍ってカチカチになる。 そうなると氷の靴を履いているのと何ら変わらない。走っていて風があたるのでさらに冷える。 もし丁度良い長靴でもあったら買おうと思ってやってきた。ちなみに和正市場はまだ休みだった。 長崎屋でKappaの長靴があったので購入。オフロードブーツはローソンでダンボールを貰ってきてそのまま寮に送る。 長靴なので足元が頼りないけど凍傷になるよりはマシなのでこれからは長靴だ。
釧路を出発して国道38号を大楽毛方面へ。道道53号を鶴居方面に向かう。 釧路湿原が見えたので止まってみる。
釧路湿原。先日の細岡展望台の反対側。足もとは長靴。
駐車場はこんな感じ。結構雪が解けてぐしゃぐしゃ。
反対側から見る釧路湿原もなかなか。丹頂やエゾシカが見えないかと目を凝らしてみるが、なにも見えない。 しばらく釧路湿原を堪能した後出発。鶴居村に向かう。目的はもちろん丹頂鶴。
そして鶴居に到着。丹頂は・・ うぉー沢山いる。びっくり。
鶴居村の丹頂公園。たくさんの丹頂！
丹頂を堪能していると観光バスの群れがやってきた。どやどやと降りてくるおじさんやおばさんたち。 雰囲気最悪になった。車で旅してる二人連れの女の子に写真を撮ってもらう。そして出発。 道道53号から国道274号、そしてまた道道53号と進み弟子屈の町へ。摩周駅付近で少し道に迷うが無事に脱出。 国道243号で屈斜路湖方面へ。コタン温泉に行こうかと思ったが少し迷う。美幌峠行こうか！？
和琴キャンプ場の入り口あたりで美幌峠方面を見ると・・・
美幌峠方面。うーん吹雪いてそう。
しかし！なんと美幌峠方面から1台のバイクが降りてきた。フェリー、納沙布岬以外で始めてみるツーリングライダーだ。 話を聞くと結構大変らしい。でも俺のスパイクタイヤを見て大丈夫だろうと安心してくれた。 そこで美幌峠に向かってGO!
美幌峠につくと売店もしまっていた。しかし幻想的な夕日が見えた。
美幌峠からの夕日。
そして峠の展望台へ。
美幌峠の展望台。強風で激寒！
しばらくすると雪が降ってきた。寒い。さっさと降りて温泉に行こう！ バイクにまたがって峠を下り出すと雪は雨に変わった。でも気温は氷点下。 その結果、シールドやバイクについた雨がその場で凍りつく。あっという間にヘルメットのシールドに3mm位の氷がはる。 視界がまったく無いままなんとか下山。そのままコタン温泉にむかう。 この時期屈斜路湖は白鳥が飛来していて温泉のそばにきているはずだ。
そしてコタン温泉到着。誰もいない。脱衣所の床は氷がはっている。 桶を探したが見つからないので氷のはる脱衣所で服を脱ぎ温泉へ。 うぉー！生きかえる。白鳥も温泉のそばに沢山いるし。
コタン温泉からの白鳥。本当に目と鼻の先。
しばらくすると車に乗って大勢の客がきた。男女のグループだ。スキー帰りらしい。 そいつらが大騒ぎして雰囲気が台無しになる。うーん残念。やかましくて仕方が無いので 退散する事にする。
服を着替えて今夜の宿泊地と食料調達ができる店を探す。道道52号を屈斜路湖沿いに進む。 キャンプできる場所は沢山あるのだが食料品を売っている店が見つからない。 川湯温泉まで行けばあるだろうと進むと雪がしんしんと降ってきた。すごく幻想的だけど心細くもなる。 そして川湯温泉のはずれでセイコーマート発見。食料を仕入れて暖まる。 しばらく休憩したらテントを張るのが面倒になってバス停か駅に泊まろうと考えだす。 まったく軟弱になったものだ。
国道391号に出て南下する。目指すは美留和の駅。 ツーリングマップルを見て多分無人駅だろうと見当をつけてみた。 そして美留和駅に到着。案の定無人駅だった。 美留和の駅は美留和小学校の生徒がボランティアで綺麗にしているらしく。 物凄く居心地が良かった。旅人のノートも置いてあったので俺も書いてみる。
美留和駅。雪の降る中、良い雰囲気。
ここの路線（JR釧網本線）はワンマン列車だった。はじめてワンマン列車を見た。 そして終電が行って30分ほどで電気が消えた。そして俺も就寝。
本日の走行距離：197.7km
本日の入浴：コタン温泉（無料混浴露天）
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