天地総子1941年1月3日生。東京出身。国立音大付属高校卒。
NHK劇団三十人会出身で、のちにNHK連想ゲームのキャプテンもつとめました
（しかし、この番組ももう知らない人がいるよな）。
父の真佐雄氏は、NHK専属のピアニストとして、音楽番組などの伴奏をつとめた
人で、そのせいか、NHKと縁が深いようです。'65年「マーチング・マーチ」（阪田寛夫作詞、服部公一作曲）で、日本レコード
大賞童謡賞を受賞。
CMソング1800曲以上を吹き込んだ「CMソングの女王」だとか。
私は天地総子というと、まっさきに「チビラくん」が浮かびます。
広瀬健次郎の、まるっきりデキシーランド・ジャズというオープニングタイトル
が、とにかく楽しい。
葵まさひこの「ケンにいちゃん」もそうでした。天地総子というと、いつも笑っているような明るい歌声が特徴ですよね。
ふわふわっとして、スイング感のある歌い方、そして豊かな声量。
子どもの歌は多いのに、アニソンが少ないのが意外です。あと、忘れられないのが、「好き！すき!!魔女先生」のナレーション。
あのほがらか声
で、「あれあれ〜？」とかいう語りが入るのです。「魔女先生」前半は
「コメットさん」
のようなホームコメディ・タッチなので、彼女のナレーションも、「奥様は
魔女」における中村正のような、軽妙な味を出していました。で、天地総子音盤については、あと「怪獣王子('67年)」、「海の次郎丸
('68年)」（なにこれ？）、というのがありました。ほかの作品、音盤について、ご存知の方は教えてください。
たまったら天地総子特集（笑）。
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