(劇伴倶楽部掲示板(1999年02月06日)より転載)
せっかく借りてきたからと、「アルム山編」に続き「ハイジとクララ編」を鑑賞。
そうしたら、ガーン! 衝撃の事実判明。
前の報告で「挿入歌だけステレオで収録」と書いたのはウソで、劇伴もステレオ
で新録・ダビングし直されています。
ただし全篇ではなく、ここぞという盛り上がりのときにかかる場面の音楽が新録
になっているもよう。ざっと見た限りでは、
・フランクフルトのゼーゼマンさんのお屋敷を描写する優雅な曲
・山を想うハイジの哀しみを表現する「夕方のうた」のアレンジ
・山へ帰ったハイジの歓びを表現する、アコーディオンかバンドネオンらしき
楽器が奏でるはずむようなメロディ
・アルプスの山嶺を表すホルンのダイナミックな曲
などが新録音のようです。
新曲ではなく、渡辺岳夫のオリジナル曲を雰囲気を壊さないように録音し直し
たもので、アレンジは多少違います。オリジナル曲とも違和感なく、知らずに
見たら気づかないかも。
クレジットでは、
音楽制作:
楽 松崎由紀子
音楽協力・三協新社
音楽:
渡辺岳夫
手塚理
と表記。
前半「アルムの山編」も、私が本編に熱中していて気づかなかっただけで、新録
劇伴があったかもしれません。
いずれ「ハイジ」特集でもやることがあったら、改めて研究してみましょう。
しかし、商売熱心なコロムビアが、ここまでやっておきながら、なぜ音盤化しな
かったのか、不思議。
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