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No.942 問題を整理します(^^;) 矢飛 2001/12/28 23:22:42 何か事実関係が錯綜してて私も訳がわからなくなってるので、整理させてください。 当時「デビルマン」に始まる首都圏(キー局)の「ミクロイドS」「キューティハニー」の放送枠は 土曜夜8時30分から8時56分までの26分枠でした(56分から9時まではニュース枠だったため)。 このため地方局の通常の30分枠との約3分の差異(タイムラグ)を埋めるべく施された処置というのが、 キー局 0P1コーラス(45秒)+本編(20分)+予告(15秒) 地方局 OP2コーラス(90秒)+本編(20分)+予告(120秒)+ED2コーラス(140秒) という2種類のフォーマットを製作しての使い分けでした。 (ちなみに「デビルマン」は11話までは地方局EDも1コーラスヴァージョン(90秒)でしたが、 実情に合わせて2コーラス版に差し替えられたという経緯があります。 付け加えると本放送時「デビルマン」最終回第39話がキー局では放送されなかったという、 他に例を見ない珍事の理由もこの辺の事情が絡んでます。) また放映時期や時間帯は違いますが、同様の理由で2フォーマットが存在するのが、 言うまでもなく「鋼鉄ジーグ」に始まるマグネロボシリーズの3作です。 こうしたことを踏まえて・・・「ミクロイドS」ですが、上述のようにキー局ではOPしか放送されず、 当初NETテレビ(現・テレビ朝日)の視聴者はED(「ヤンマだアゲハだマメゾウだ」)の 存在を知りませんでした。 ところがあるときキー局のOPがその「ヤンマだアゲハだマメゾウだ」に変更になったのです。 これがハイテンポヴァージョンの誕生です。 つまりEDで使用していたヴァージョンのままでは当然1分のOPフォーマットには入りきりません。 そこで2コーラスではなく1コーラスで、なおかつ更に曲のテンポを上げて 45秒に収まるヴァージョンが製作された訳ですね。 (このハイテンポヴァージョン〈キー局OPII用〉は、長さやテンポのみならず、 スローヴァージョン〈地方局ED用〉とアレンジも微妙に違い、 何よりコーラスに女声が加えられています。) したがって「ヤンマだアゲハだマメゾウだ」にはスローとハイの2ヴァージョンがある・・・。 これは確かです。 問題はここから先です。 ここまではTVサイズの話だということはもうお分かりでしょう。 では、レコードヴァージョン(フルサイズ)も2タイプ作られたかどうか?ということですよね。 どうもこの辺がごっちゃになって話題にされてるので混乱してしまい、整理させていただきました。 さて。 私もずいぶん昔に「放映当時のEPレコードはスローヴァージョンで2分40秒ほどのタイムだったが、 続・テレビまんが主題歌のあゆみ以降はハイテンポヴァージョン(2分10秒)でしか 商品化されてない(らしい)」と聞いたことがあるのですが、未だに確認がとれてません。 そもそもスローヴァージョンのレコードサイズはほんとに存在するのか…、 「あるはずだ、あるに違いない」という思い込みが、いつしか誤って広まってしまったのではないのか? もう1点事態をややこしくしてるのが、この度リリースされた 「TVサイズ!テレビまんが主題歌のあゆみ3」収録の「ヤンマだアゲハだマメゾウだ」(ED)です。 LDの「東映テレビアニメ主題歌大全集2」に収録されてる「ヤンマだアゲハだマメゾウだ」(ED)と (放映当時のものが忠実に収録されてるとすれば)、一致しないという珍現象を起こしてます。 テンポこそ同じものの前者は間奏が1フレーズ分少なく、かつコーダが短く総タイム2分10秒、 対して後者はコーダがハイテンポレコードヴァージョンと同じアレンジで間奏が長く、2分40秒ほど。 この総タイム数の(前項のタイム数との)奇妙な符合は何を意味するのかっ(^^;)!? そもそも「TVサイズ!テレビまんが主題歌のあゆみ3」収録のEDはいったい何なのか!? (ひょっとしてデビルマンのように地方局EDが変更されて、2種あるんだろか?) もう何が何だかわかりません。 (これ読んでくれたひとも、何言ってんのか訳わかんないだろーなぁ…^^;) 誰か当時のEPレコードもしくは スローヴァージョンのレコードサイズを所有してる人はいないものか。
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