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No.275 Re: 海外アニメ音楽のCD UGTK 1999/10/19 06:21:44 (劇伴倶楽部掲示板[1999.10.07]より転載) けっして専門家じゃないのでアレですが、 ゆずのきさんの問い合わせのあった海外のカートゥーン音楽作家について、 再発状況をわかる範囲で書きますね。 レイモンド・スコットは当時、カクテル・ラウンジもののLPをたくさん出してるんですが、 こっちはどれもが凡庸な仕上がりのものばかり。やっぱり白眉は「Powerhouse」を代表とする ワーナーブラザーズとかのアニメで使われたインスト曲なのですが、 これらは当時は需要がないんで、当然レコード化はされていませんでした。 ところが、オランダのBASTAというレーベルが、過去の劇伴テープ(モノ)から音を集め、 90年代に『Reckless Nights & Turkish Twilights』というベストCDを出して、 レイモンド・スコット再評価の動きが世界的に広まりました。 手塚治虫トリビュートの細野さんの曲「オムカエデゴンス」なんかは、 たぶん細野さんのレイモンド・スコットのマイブームが下敷きにあったのかもしれないです。 で、続いて本国アメリカのSTASHというインディー・レーベルから、 同ソースで別編集の『THE RAYMOND SCOTT PROJECT』がCDで出て、 それに続いてBASTAから、『赤ちゃんのための電子音楽』 計3枚がCD化され、ファンは驚愕! このへんから、タワー・レコード渋谷店やヴァージン新宿店に、 レイモンド・スコットのコーナーができてCDも入手し易くなりました。 『THE RAYMOND SCOTT PROJECT』だけはぱったりと見なくなりましたが、 それ以外のCDは外資系の大手CD店のラウンジのコーナーにあると思います。 もしくは、BASTAのオンライン通信販売なら確実に入手できますよ。 アドレスは↓です。 http://www.basta.nl/ http://www2u.biglobe.ne.jp/~ugtk/home/frame.html
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