劇伴倶楽部掲示板

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編曲家、ですか? 投稿者:バカナベ  投稿日:1999年12月01日(水)02時41分08秒

ゆずのきB佳さん、「編曲家」扱いなんですか?
そりゃ意外。だって杉山清貴氏も「めったに他人の曲を
アレンジしない林さんが」アレンジしてくれたのが「風の
ロンリーウェイ」だって言ってましたもん(作曲は杉山氏)。
あ、私、杉山清貴氏の大ファンでもあるんで、ここではあまり
使われない人名が頻出するのです。すいません。

まあ、映画音楽を手がけたことでそう括られるのかもしれませんが、
デビューはシンガーソングライターなんですよね、林さん。
70年代初頭にポリドールから「ブルージェ」というアルバムで
デビューしてます。これはCD文庫で復刻されてます。

ちなみに「風の〜」のボーカル直前のイントロはシカゴの曲
(曲名忘れ)のパクリというかモロそのまんまです。
菊池桃子後期ではアレンジを新川博氏や久石譲氏(やっと劇伴倶楽部
らしい人名が出てきた!!)に委譲していることからも、作曲家という
カテゴリーに括られるべき方だと思うのですが。


自由ですものね 投稿者:ゆずのきB佳  投稿日:1999年12月01日(水)08時09分46秒

>バカナベさん
>林哲司氏
>作曲家というカテゴリーに括られるべき方だと思うのですが。

 なるほど。勉強になりました。位置付けなどと、これは大変失礼しました。

 音楽家の方が「私は作曲家です」「編曲家」ですと、自称するわけでもないのに、
実績に編曲が多ければ編曲家に、作曲が多ければ作曲家に、勝手に分類されてしま
うのかもしれませんね。気をつけなければ。
 そもそも、音楽活動は自由なものですから、カテゴリー分けはデータ整理上の
ちょっとした方便くらいに思っておく方が良いですよね。きっと、リンクを貼った
サイトさんも、そんな意味のものなのでしょう。ふむ。


(はい)島邦明氏←文字化けを恐れて、こう表記します 投稿者:らいジョニ  投稿日:1999年12月01日(水)15時01分36秒

管理人サマ

新譜のページにあった、(はい)島邦明氏のアルバムは、
「MASTERキートン」「ガサラギ」等の楽曲で構成されて
いる、との事です。
ただ、以前ポリグラムから発売された千住明氏のアルバムの
ようなオリジナル音源を集めた物なのか、それとも新録かは
不明です。

以上、久々のカキコにて失礼しました。


【告知】「V-MONSTER」サントラ鑑賞RT 投稿者:アキバ  投稿日:1999年12月01日(水)17時05分29秒

 去る11/21に渡辺宙明先生の最新作「V-MONSTER」のサウンドトラックが発売されました。
映像作品のサントラとしては1991年の「ゲッターロボ號」以来8年振りになります。今回、
それを記念してニフティで鑑賞リアルタイム会議(チャット)を行うことになりました。

 このイベントに参加するには@niftyのIDが必要です。持ってない人はごめんなさい。

 当告知に関しての御質問は自分へのメール(こちらの掲示板には書き込まないで下さい)で、
@niftyに関してはこちらを参照して下さい。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

FSFXF MES(18) 特撮音盤会議室「音盤が来た!」主催

 「渡辺宙明2000(ミレニアム)V-MONSTER オリジナルサウンドトラック」鑑賞RT


 日時  :1999年12月 3日(金)

      23:00 開場
      23:15 鑑賞開始(総時間73:19。「女我レディース」「ゴーストボ
               クサー」「犬刑事」の各作品ブロック間に休憩を
               挟む予定です)
               終了時間未定(^^;

 於   :FSFXE RTC 1CH(FSFXFではありませんので御注意)

 準備物 :上記CD(VPCD-81315)

 司会  :アキバ(メイン)、GoWest!!(サブ)
      鑑賞中は代表挨拶制に御協力下さい。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 上記の通り自分がメイン司会を、音盤会議室ボードリーダーGoWest!!さん(以前こちら
の掲示板にも書き込まれてたのでご存じでしょう)がサブ司会をつとめさせて頂きます。

 日時がさしせまってからの告知で申し訳有りません。

 当企画を受け入れて頂き、奔走して頂いたGoWest!!さんと、当告知の掲載を快く許諾して
頂いた腹巻猫さんにこの場をお借りして厚く御礼を申し上げます。

http://www4.airnet.ne.jp/akiban


林 哲司氏 投稿者:鏡 京太郎  投稿日:1999年12月01日(水)23時25分39秒

ここで取り上げていいかどうか分かりませんが、
映画「ハチ公物語」の主題歌「悲しみがいっぱい」も、
林氏の作曲、歌だったはずです。
87年あたりの作品で、当時「笑っていいとも!」の
テレホンショッキングに林氏が出演、この曲を
アカペラで歌っていた記憶があります。


ありがとうございます 投稿者:腹巻猫  投稿日:1999年12月01日(水)23時54分02秒

> らいジョニさん
> 新譜のページにあった、(はい)島邦明氏のアルバムは、
> 「MASTERキートン」「ガサラギ」等の楽曲で構成されて
> いる、との事です。

なるほどー。ベスト盤なのでしょうか。楽しみですねえ。
情報ありがとうございました。

> 林哲司氏
劇伴作品でなく、ソングライターとして調べればよかったですね。
「異次元ストーリー」(ウィングマン)、「誰かが君を愛してる」(仮面ライダーBLACK RX)、
「パジャマ・じゃまだ」(うる星やつら)・・・どれも大好きな歌でした。
印象薄い・・・なんて書いてしまって反省。

> アキバさん
ご苦労さまです。がんばってください。
『V-MONSTER』聴かなきゃ。


邦画サントラの攻撃 投稿者:腹巻猫  投稿日:1999年12月02日(木)00時01分22秒

11月から12月にかけて、邦画サントラの攻撃が続いています。
まずはおなじみAMJの東映傑作シリーズ。11月のリリース内容は下記です。

●梅宮辰夫 主演作品 Vol.1 (ABCS-1017)
 不良番長(八木正生)
 不良番長 猪の鹿お蝶(八木正生)

●大川橋蔵 主演作品 Vol.2 (ABCS-1018)
 任侠木曾鴉(鈴木静一)
 旗本やくざ(山本直純)
 御金蔵破り(八木正生)

●鶴田浩二 主演作品 Vol.3 (ABCS-1019)
 博奕打ち(津島利章)
 博奕打ち 総長賭博(津島利章)

●藤純子 主演作品 Vol.3 (ABCS-1020)
 日本女侠伝 真赤な度胸花(八木正生)
 日本女侠伝 鉄火芸者(木下忠司)

●若山富三郎 主演作品 Vol.1 (ABCS-1021〜22)
 待っていた極道(菊池俊輔)
 釜ヶ崎極道(渡辺岳夫)
 極道VSまむし(広瀬健次郎)
 極道VS不良番長(八木正生)

●遠山の金さん Vol.2 (ABCS-1023)
 遠山の金さん(伊部晴美)
 遠山の金さん(横山菁児)

●高倉健 主演作品 Vol.3 (ABCS-1024)
 昭和残侠伝(菊池俊輔)
 昭和残侠伝 唐獅子牡丹(菊池俊輔)

この中では、横山菁児氏の「遠山の金さん」に注目。特撮ヒーローものみたいな
カッコいい曲が入ってます。

ほかには、平成ガメラシリーズの集大成盤『ガメラ 1995-1999 全音楽記録』
(徳間ジャパン)、伊福部昭の代表的な映画作品の音楽を新録音で収録した
『伊福部昭 映画音楽選集』(キング)、かつてSLCから復刻発売されていた、
東宝レコードの映画音楽家作品集シリーズの再発(内容はSLC版と同じ)など、
注目盤多数。
邦画サントラファンは、お小遣いの使い道に気をつけましょう。


結構レスありでホッとしました 投稿者:バカナベ  投稿日:1999年12月02日(木)06時10分44秒

林哲司さん関連、結構レスがいただけて
何よりでした。
腹巻猫様の「劇伴作品でなくソングライターとして」に
結論が集約されてるのかもしれませんね。
筒美京平さんみたいにレコード会社別でトリビュート版を
出してもらえればソングライターとしての業績も俯瞰しやすく
なるのですが、無理だろうなあ。
せめて古巣のVAPで、ダイジェスト的にでも、なんとか。
80年代アイドル史みたいな内容になるはずです。あ、脱線。

>ゆずのきさん
私のほうこそすいません。
大体、本人はおそらく「シンガーソングライター」だと
思ってるのに、私も「作曲家」に括られるべきなんて
言ってんですから。
自分と違った、予想外の見方が出てきてビックリした
だけですんで、お気を悪くなさらないで下さいね。

>鏡京太郎さん
テレホンショッキングは確かに出らてました。
林さんの著書でその際の写真を見た事があります。
で、ちょっと曲名の誤りを修正させていただきます。
「悲しみがいっぱい」は、86年にVAPでシンガーソング
ライター活動を再開された際の、第一弾シングルでして、
「ハチ公」の主題歌は第三弾シングル「ガラスの観覧車('87)」
です。作詞は前者が康珍化氏、後者が売野雅男氏です。
どちらも当時のオリコンチャートで50〜60位前後までいったので、
ご記憶のかたもあるでしょう。
「ガラスの〜」は「ハチ公」に出演していた石野真子さんも
シングルとして出してました(チャートは林氏の方が上と記憶
してます)。現在入手が容易なのは、ベスト盤に収録されている
この石野真子バージョンの方で、林オリジナルバージョンは
ビデオソフトでしか確認できないのではないでしょうか。


林哲司さんの件 投稿者:高島幹雄(Vap/MFS)  投稿日:1999年12月02日(木)12時52分45秒

久々に書き込みます。
けっこうもりあがってますね。
昨年の日曜劇場『海まで5分』
(といっても覚えている人いるかな?カリキュラは覚えているのにね)
のサントラで、若干文通的なコンタクトはありますが
当時のマネージャー氏との間で<林哲司全集>的なものはできないかな
と話題に上りましたが、まだ時期尚早かなといったところが結論です。
自分もJ-POP好きなので、
レーベルを超えて集められればいいかなと思うのですが
近い将来そういうものが出て、例えば5枚組プラス凝ったブックレットで12500円くらいでも買いますか?
セット中1枚は『ジャングル』『テラ戦士〜』『ハチ公物語』など
バップでサントラが出ていたものも含んだサントラ編とかテーマ曲編にしようかなという現段階では超個人的な夢のアイデアは持ってます。
たぶん年代的にバップものが多いので
他社ものも集めてなんとか作ることはできると思うのですが・・・

どんなもんでしょう?


絶対買います 投稿者:バカナベ  投稿日:1999年12月03日(金)01時07分54秒

高島さんの書き込み、拝見しました。
絶対買いますよ!「林哲司BOX」!

「時期尚早」と言われれば、確かにそのとおりで。
特にブーム下にあるわけではないですし。
ただ、80年代に一時代を築いたソングライターの
業績がこのまま放っておかれるのはやはり残念。
あれだけのセールスの割に、今も昔も
正しく評価されなさすぎと思います。
アニメソングも含めれば、いかに当時間口の広い
活動をしていたかが実感できることでしょう。

杉山清貴さんもVAPに戻られるそうですし、
私にとってのVAP黄金の80年代が再び到来することを
望んでやみません。

「劇伴倶楽部」の内容から大きくそれてしまい、
失礼しました。コーフンしてるもんで。


分売希望 投稿者:腹巻猫  投稿日:1999年12月04日(土)01時26分15秒

> 高島さん
お久しぶりです。
「林哲司全集」。私の場合ですと、とりあえずサントラ編だけ買いたいので、
分売してもらったほうがうれしいかも、です。その上で、気になるPOPS編を
聴いてみる、というのがありがたいですねえ。全巻購入特典付きとかでどう
でしょうか。

しかし、こういう作曲家でくくった企画というのも、もっと出てきてほしい
ものです。近年目についたのは、筒美京平氏、山下毅雄氏。熱心なファンで
なくとも、「この曲も同じ人が書いたの?」的発見があって、手にとってく
れる人はいると思うのですけど。やっぱり「作曲家で買う」という人は少数
派なのでしょうかね。POPS畑だと、「馬飼野康二集」「川口真集」とか聴い
てみたいですぞ。


Harry ConnickJr.来日公演決定 投稿者:KYODO  投稿日:1999年12月04日(土)11時19分41秒

 あのハリー・コニックJr.がジャズに帰ってきた。
 19歳でミュージック・シーンに鮮烈デビュー以後、映画「恋人たちの予感」のサントラを手がけグラミー賞最優秀男性ヴォーカリスト賞受賞、音楽活動と共に俳優としての活動も行い、「メンフィス・ベル」でDanny Boyを歌うシーンは多くの女性ファンを魅了した。最近では「微笑みをもう一度」であのサンドラ・ブロックと共演したことも記憶に新しい。
 日本でもサントリーウィスキーのCMに本人自ら出演し話題を呼んだ。(同CMで流れた「ウィー・アー・イン・ラブ」が爆発的にヒットした)
 そして来年3月久々の来日公演では、ビック・バンドとともに華やぎある、心地良いスウィングを披露してくれることだろう。
 チケットは12/4発売開始!
 日程:3/31(金)・4/1(土)
 会場:東京国際フォーラム・ホールA
 料金:S席¥8500 A席¥7500(税込)
お求めは
キョードー東京 03-34989-9999
チケットぴあ 03-5237-9999
CNプレイガイド 03-5802-9999
ローソンチケット 03-5537-9999
番号のお間違えのないようお願いします。

http://www.kyodotokyo.com/


全集 投稿者:ゆずのきB佳  投稿日:1999年12月04日(土)17時52分44秒

小林亜星全集だったら10枚組でも買うです。もちろん夫に内緒で(笑)。


(無題) 投稿者:鏡 京太郎  投稿日:1999年12月05日(日)03時04分01秒

京建輔全集ってのは渋すぎますかね?
古くは、「エスパイ」あたりから、「ズバット」「レッドビッキーズ」
「燃えろ!アタック」経由で、もちろん「ダイナマン」も入れて、
最新の「マツケン・サンバPART1」で締めるってのは。
個人的には、好きなんだけどなぁ、あのアナクロ・サウンド。


ズバットは出るよ。 投稿者:Masakazu Yoshida  投稿日:1999年12月05日(日)14時58分00秒

メモリアルビデオと連動して…。
琵琶が鳴る、鳴る。


訃報 投稿者:腹巻猫  投稿日:1999年12月06日(月)00時52分31秒

『用心棒』などの黒沢監督作品や岡本喜八監督作品の音楽で知られる、
日本映画音楽の巨匠・佐藤勝氏が亡くなられました。享年71歳。
SF・特撮ファンには『ゴジラの逆襲』『日本沈没』等の東宝特撮映画の
音楽が印象深いところ。アニメ作品はわずかですが、竹宮恵子原作
『地球(テラ)へ・・・』の音楽が佐藤氏でした。

ご冥福をお祈りいたします。


冥福をお祈りいたします 投稿者:ピブリ太  投稿日:1999年12月06日(月)01時17分56秒

佐藤勝氏の音楽。もうなにも言うことはございませんが、邦画サントラの第一人者として、とても尊敬しておりました。氏の指揮棒で「空にまた日が昇るとき」を歌った五反田ゆうぽうとの日の事を思い出します。こちらではアニメの劇伴の話をさせていただくと、腹巻猫さんがかかれている「地球テラへ・・・」はご本人としてはあまり納得のいった仕事ではなかったそうですが、タイミングの誇張された音楽の多いアニメ音楽の中で自然体の音楽を提供されていたのがかえって新鮮でしたし、それは恩地監督の意識した演出方法には叶っていたものでした。いくつかのシーンでは音のボリューム自体が低すぎて主張に足りなかったり、また先に録音した音源を編集したために聴かせどころが生かされなかったりもしましたが、全体にはナイーブにして力強い、佐藤サントラとして十分魅力的な音楽でした。特に「星の海の戦闘」の長いシンプルなリズムの繰り返しの中でドラマチックな盛り上がりをみせる見事な作編曲とすがすがしさに満ちたラストシーンの音楽は私のお気に入りです。追悼の意味も兼ねてCDがリリースされるとよいのですが。


残念です 投稿者:佐七  投稿日:1999年12月06日(月)02時28分59秒

 初めて書き込みします。
 佐藤氏の訃報は本当に残念です。私はサントラファンとしてはまだ2〜3年の
若輩ですが、初めてサントラの魅力に意識させられたのが氏の「美女と液体人間」
でした。それまで特撮にもっていた観念というのが、所謂怪獣映画の延長という
ものでしたので(それはそれで好きな世界ですので抵抗はありませんでしたが)
作品内容もさることながら、氏のモダンでかつミステリアスな雰囲気に魅了され
作品世界の広がりを意識したと同時に、その虜となってしまいました。「ゼロ
ファイター」「日本海大海戦」等の戦記シリーズにおける勇壮さや悲壮感。また
岡本監督作品におけるユーモラスな作品(「ある日わたしは」は一風変わって
いてよかったですね)、「皇帝のいない八月」などの社会派作品・・・「ダイナ
マイトどんどん」なんかもよかったなぁ・・・。佐藤氏の日本映画界に残した
足跡には枚挙に暇がなく、また私なんかが改めて書くよりも皆様がご存知の事
でしょう。
 丁度、佐藤氏の著作「300/40 その画・音・人」を読んでいる最中だった
だけに、ちょっとショックでした。
 佐藤氏の今までのお仕事に、ファンとして改めて感謝を捧げるとともに、ご冥福
を心よりお祈り申し上げます。


佐藤さ〜〜ん(泣) 投稿者:土左エ門  投稿日:1999年12月06日(月)10時13分11秒

ども、土左です。まだ「VOICE」発売日が調べられなくって
申し訳ないんですが、佐藤さんの訃報に取るモノも取り敢えず
参上しました。
こないだBSの「シネマパラダイス」でお元気なお姿を拝見した
ばかりなのでショックです。なんでも叙勲記念パーティの席で倒
れられたとか・・・。
 私にとって佐藤さんというとすぐ思い出すのはやはり岡本喜八
作品の劇伴です。「肉弾」のテーマ曲、「英霊たちの応援歌・最
後の早慶戦」の『遠い空のボレロ』、「独立愚連隊西へ」の『独
立愚連隊マーチ』等、すこしとぼけていてそれだけに主人公たち
の悲しみがかえって胸に迫ってくる音楽が忘れられません。
 最近も、「御家人斬九郎」の剣戟シーンのBGM(前シリーズ
からオープニングに使用された曲)、釣りバカ日誌シリーズ等で
活躍されていただけに残念です。「花のお江戸の釣りバカ日誌」
では、江戸時代の浜崎伝助(西田敏行)の夢の中で、砂浜を白馬
に乗って釣りをしながら疾走してくる伝助(笑・おわかりと思い
ますが西田さんがNHKで「八代将軍吉宗」に主演していたため
「暴れん坊将軍」のパロディをしているわけです)というシーン
に、「暴れん坊将軍」オープニングそっくりな曲をつけるなど、
洒落っ気も持ち合わせている人でした。
とにかく、我々としてはまた1人劇伴の世界で欠くことのできぬ
人を失った空白感に耐えてご冥福をお祈りするほかありません。


腹巻猫様ほか 投稿者:高島幹雄(Vap/MFS)  投稿日:1999年12月06日(月)11時35分00秒

まずは、佐藤勝先生のニュース、今朝の新聞で見て驚きました。
残念です。佐藤勝氏とはお会いしたことはないですが、
数年前の映画音楽コンサートは拝見させていただきました。

話題は変わりますが・・・

>腹巻猫さん
 
 サントラ編と分売案ですが、そうするとたぶんイニシャル
(発売日の初回出荷数=全国の営業担当がお店で新譜のセールスをして集まるCDの初回売り上げ数字)が3桁でしょうね・・・。だとすると、とりあえず2000枚は目標にしたいこういったアイテムの場合。けっこうバックオーダーでかせぐこともままならず。在庫切れでもよほどの数(例えば1回に300枚、これはお店からの発注数です)を作れないと製造ロットの都合上再プレスは難しいのです。それ以下だとCD1枚あたりの製造単価(ジャケットの印刷代、CDの盤のプレス代など)がかなり上がってメーカーとしての利益に食い込んでしまって、作れば作るほど赤字になってしまうのです。ましてサントラの作曲者としてマニアックなファンがまだ根付いていない方だと1枚ものが逆に難しいです。なので出せてもセットものですね。すみません。もっともこの企画はまだ全くの私案なので・・・。
 
 あっ、それと<ミュージックファイルシリーズ>は基本的には廃盤にはしたくないのですが、さきほど書いた製造ロットの問題で1度に300枚位製造できないと在庫が切れると作れなくなります。ユーザーの方には心苦しいし、こっちもせっかく苦労して作っているので、再プレスをいわゆる商品管理部門にお願いしても難しい商品があります。欲しい方が連携をとって300人一度に集まれば別なんでしょうけど・・・。
 <いつまでもあると思うな親と金>という古くからある言葉もありますが、
いってみれば <いつまでもあると思うなサントラ盤>ですよね・・・
なので、僕自身も欲しいものを発見すると眼中に無ければ無視、
ちょっとでも迷ったら即ゲットが信条です。
それでも、けっこう買い逃して後悔しているものもありますね。
みなさんと同様、予算のやりくりが大変です。


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