予告通り、「NHK大河ドラマ 音楽コレクション」をアップしました。
ついでに「朝ドラ」のページも更新。
またディスコグラフィのフォーマットが変わっている。いつになったら統一
されるのか・・・。
Who's Whoの作曲家リストにリクエストしたくて投稿しました。初めまして。
・RYO-3さんの星勝(ホシカツ)へのリクエスト、私も1票入れます。ゴールデン・カップス時代からの
ファンですが、私らの世代だと代表作はやっぱり『夜明けの刑事』ですね。『太陽にほえろ!』を凌駕
する屈指のテーマ曲だと思うのですが。甲斐バンドの「漂流者」が主題歌だった『土曜ナナハン危機一髪』
の音楽もよかったれす。
・私のリクエストは、長谷部徹です。この人本業はセッション・ベーシストなんですが、いつからか打ち
込みをやるようになって作風がガラッと変わり、“ストレイト・トゥ・ヘヴン”(徳間ジャパン)なんて
いう匿名ユニットで凄まじくアッパーなサウンドを作っています。劇版だと『セカンド・チャンス』とか
小品をいくつか手がけていますが、強烈だったのは『悪魔のキッス』の劇版。CD化されなかったのが悔や
まれるのですが、ここで氏は坂本龍一の『Beauty』に匹敵するような、アート・オブ・ノイズ+ドラムン
・ベースのNYサウンド的解釈を試みています。よく考えればこの時代にはまだドラムン・ベースどころか
ジャングルもなかったわけだから(じゃあなんであんな先取りできたのが不思議???)、その先進性に
はうなるばかり。電通のエスパーの人の映画(タイトル失念!)など、サントラが出たものは気がつけば
買ってるんですが、未だによくバイオグラフィーを知らないんです。よろしくお願いします。
・菅野よう子については、他方でずいぶん盛り上がってますよね。特に『ミュージック・マガジン』の
高橋修編集長の入れ込みが凄くて、先月号では坂本真綾という声優さんのグラビアにカメラマンとして
菅野よう子が起用されてて驚きました。彼女のいたてつ100%のセカンド・アルバムあたりから、バード
・バカラック〜デヴィッド・フォスター風(ほんまかいな?)の甘いホーンアレンジが気に入っていま
したが、『カーボーイ・ビバップ』の1枚目を聴く限り、打ち込みものより大編成のホーン・アレンジ
で真価を発揮する人だと思いました。
ルパンのME TRACKS買いました。
高島氏はじめスタッフ全員の執念(?)に脱帽。
再録音盤欲しくなっちゃった。
仕事が一段落したら探してみよう。
他にもオリジナルがない作品も、この手法で
CD化して欲しいが、MEテープからとなると
作品が限られてしまうしなぁ。
さすがに、セリフ入りはちょっと…、という気もするし。
「ルパン三世'71 ME Tracks」、聞き込んでおります。
山下毅雄讃は、ここ数カ月連続のリリースラッシュで、ちょっとお腹いっぱい
なので、今回は、歌手:チャーリー・コーセー讃を.....。
とにかくこの盤は、山毅劇伴アルバムであるとと同時に、「チャーリー・コー
セーのボーカルアルバム」としても、とにかく聞きごたえありすぎ。
そもそも、このアルバム50Tracksのうち、主題歌関連を含めて12、3曲にチャー
リー・コーセーの歌声が聞かれるわけで、これはもはや、主題歌歌手なんて範囲を
越えた大フィーチャー。山下氏が、彼の歌を、「歌声」であると同時に、作品を彩
る「サウンド」として、如何に高く買っていたかが、よくわかる。
このレコーディングの直前(70年半ば?)まで彼の所属していたバンド「ヘルプ
フル・ソウル」が、ジミヘンやクリーム直系の、編成の薄く、ギターの厚いブルー
ス色の濃いロックを志向していただけに、そのソウルはこの時点でも健在。
抜群の音程、色っぽいスキャット、ネイティブならではの英語の発音、モノローグを
吐き捨てるようなブルース系ボーカル、かつソウルフルなシャウト。
うう、たまんね......。
これだけ歌の上手いチャーリー氏だけど「ヘルプフル・ソウル」時代は(当時は、
「チャールズ・チェイ」という名前で活動)、実はリードボーカルじゃなくて、サブ
のボーカリスト兼ベーシストだったりする。リードボーカルの方も、チャーリー氏と
すごく声質や歌い方が似ていて(パッと聞きでは判別しにくいくらい)、2人で掛け
合い風に歌う曲なぞは、トリハダもんのカッコよさ。
当時の関西ロック界を知る人に話を聞くと、とにかく「ヘルプフル・ソウル」のホン
モノさは圧倒的で、他の追随を一切許さんほどの実力/人気だったそうです。
# 余談ですが、逆に「PYG」とかは、
# 「しょせん、元アイドルGSのクセに、な〜にイキナリ硬派気取りゃーがって..」
# ....って感じで、コアなロック系ファンには超ブーイングだったって(笑)。
とにかく、「ヘルプフル・ソウル」を初めて聞いたとき、1969年なんて時代に、こん
なスゴいバンドが日本にいたのか....と打ちのめされました、わたしは。わたしにとっ
ては、チャーリー・コーセーとは、そういうボーカリストなのです。こんな人が、山
下毅雄と出会ってコラボレーションするなんて、なんというスゴい瞬間だったことだ
ろう.....。
その世紀の瞬間のドキュメントを音盤化してもらえたことに、ホントに心から感謝し
たいです。
ところで、虫プロアニメ映画「千夜一夜物語」のサントラで、「ヘルプフル・ソウ
ル」がフィーチャーされてますが、チャーリー氏が歌うテーマ曲「アルディンのテー
マ」の中で聞かれる女性スキャット、あれはマギレもなく、伊集加代子!、まさにその人の声。
んなわけで、「ルパン三世'71」の収録というのは、チャーリー・コーセー × 伊集
加代子のリユニオン・セッションでもあったのではないか!、などと思ったりもして
ます。
# 「千夜一夜物語」のサントラLPを聞いたことのある方、
# どんな内容かぜひ教えて下さい〜!。
# 死ぬほど聴きて〜(涙)。
(長文ご容赦)
RYO-3さんのヘルプフル・ソウルの書き込み読みました!
私も伝説のバンドという噂をよく先輩から耳にしていました。確か、当時はハーフということで、
東のフラワー・トラベリンバンド(ジョー山中)、西のヘルプフルなんて言われてたみたいですね。
一昨年Pヴァインから突然アルバムがCD化されて驚きましたが、あの盤は旧『ルパン三世』ファンには
どれぐらい認知があるんでしょうか……。
そういえば知人が以前、神戸のチャーリーさんのお店におじゃましたとき、チャーリーさんは山毅さん
のことをあまりよくご存じじゃなかったそうで(なにしろ関西ベースの人だから)、“毅夫”というのを
「タケオ」と読むことも、その知人に話を聞いて初めて知ったそう(笑) それと余談ですが、
チャーリーさんは大阪万博の前後に、あの冨田勲さんのアレンジで、なんか電子音楽みたいなバッキングの
シングルを出されてるという話を聞いたことがあります。たしかそれは、“チアリコウセイ”という読み方で
名前は漢字で書かれていたんですって!
>UGTKさん はじめまして。よろしくお願いします。
>東のフラワー・トラベリンバンド(ジョー山中)、西のヘルプフル
いや、まさに。とにかく、「ネイティブの英語で歌える」ってのが最強だったそうで。
この2大バンドの威力を知る人にとっては、後の如何なるバンドも、イナカくさく感
じてしまったそうな(笑)。聴衆の、「英歌詞」に対する聴感覚....というかアコガレ的
なものが、今よりもずっと新鮮かつ強力だったんだろうなー.....なんて思います。
>Pヴァインから突然アルバムがCD化されて驚きましたが
わたしは恥ずかしながら、このCD化の際に始めて聴きました。
やはり結構すぐに在庫切れになってしまったようですけど、今はあるのかな....?。
ソウルGSバンド、「ボルテイジ」(ex.串田アキラ@)のCDは、今なお在庫切れ(涙)。
>チャーリーさんは山毅さんのことをあまりよくご存じじゃなかったそうで
>(なにしろ関西ベースの人だから)
あれ?、そうなんですか。山下氏も同郷の神戸の人なのに(笑)。
>チャーリーさんは大阪万博の前後に、あの冨田勲さんのアレンジで、
>なんか電子音楽みたいなバッキングのシングルを出されてるという話を聞いたことがあります。
うへー、それは知りません〜!。
ヘルプフル・ソウルと冨田勲の関係は、「千夜一夜物語」での出会いをキッカケに、結構続くみた
いですね。ヘルプフル・ソウル解散後、メンバーの1人は、冨田氏のアシスタントになったらしい
ですし。
--------
>星勝
>私も1票入れます。ゴールデン・カップス時代からの
あれ?、星勝って、モップスですよね?。
ゴールデン・カップスにも関わっていたのですか?。
>UGTK さん、RYO-3 さん
言われているレコードかどうかは判りませんが、冨田勲とチャーリー・コーセイが組んで
レコード化した物で万博東芝館の館内放送用に録音された曲があります。
もしかしたらそれかも。
レコードのタイトルが
「EXPO’70東芝IHI館 グローバル・ビジョンのためのマルチプル・サウンズ」
曲名といえるかどうかは自信ありませんが書いてあるタイトルには、
「Sound of"Global Vision Theater"in the air.」となってます。
ちなみに、このレコードは非売品です。
組曲の中の2分程の曲(この組曲自体は10分にも及ぶ大曲)です。
ただ、この曲は電子的な物はバッキングに使われてません。
大ざっぱに内容を説明したら、イントロから中盤まではアコギとトランペットだけで演奏
され、次にハモンドオルガン(なんとミッキー吉野)が挿入、最後にストリングス、コー
ラス、ドラムが入る後半盛り上がりの曲です。
このレコードでの名前は「チェイ光星」、74年放映のTV時代劇「幡随院長兵衛 お待
ちなせえ」で再度冨田と組んだ時も、この名前で主題歌を歌っています。
うおー!、さすがわゲイランさん!。
こんな非売品のレコードまでカヴァーしてるとは〜!。
さらに、74年なんて時期にも組んでいたとは〜!。
んもー、ゲイランさんの博士!(笑)。
>「EXPO’70東芝IHI館 グローバル・ビジョンのためのマルチプル・サウンズ」
>川村龍俊さん
幼少の頃に万博会場で、冨田勲の曲を聴いて大ショックを受けた....
........って、言われてませんでしたっけ?。ひょっとして、これですか?。
Who'sWhoリニューアル計画を見越したようなリクエスト、ありがとうございます。
星勝氏って、「ほし・まさる」さんかと思っていたら「ほし・かつ」って読むん
ですね。今はじめて知りました。RYO-3さんご指摘の通りモップス出身ですね。
> 長谷部徹氏
不勉強にして初耳です。UGTKさんの説明がそのまま解説に使えそうなんですが、
使ってよいですか。
そのあとのヘルプフル・ソウル談義はスゴいことになっていて、圧倒される
ばかり。(- -;)
今後ともよろしくお願いします。
>RYO-3さん、ゲイランさん、腹巻猫さん、書き込み有り難うございます。濃ゆい指摘にうなっております。さすがみなさん黒帯級サン
トラマニアの方々ですね。刺激になります!!
>RYO-3さん、
星勝の元カップスとの誤記、大変失礼しました!! お恥ずかしい、初心者級のアホな間違いを正していただき、感謝かつ、恐縮です。あ
と山毅さんが関西出身だったことも知りませんでした。日々勉強であります。『千夜一夜物語』の映画は不勉強ながら未見ですが(由紀
さおりが歌ってるのってこれでしたっけ、手塚治虫の?)、私がよく行く渋谷のマザーズ・レコードの壁に、J.A.シーザーの寺山映画の
高そうなサントラと並べて飾ってあって、その筋では相当なレア・グルーヴのようですね。
>ゲイランさん、
スゴイ濃い内容に圧倒されました……。『EXPO'70東芝IHI館 グローバル・ビジョンのためのマルチプル・サウンズ』というアルバムは、
大野雄二や小室等も参加しているというやつですね。残念ながら私は未聴なのですが、このアルバムは’70年に東芝EMIからリリースされ
たという説もあるんだそうです。この時代にはまだ冨田さんはシンセサイザーはやってないわけだから、チャーリーさんとの電子音楽風
セッションって、あるとすればいつのものなんでしょうね。因みに「幡随院長兵衛 お待ちなせえ」の話は知りませんでした。勉強にな
ります!!
>腹巻猫さん、
お騒がせいたしました。初心者ですが今後ともよろしくお願いします。長谷部徹の件、もしアップしていただけるようであれば、きちん
と調べますので、今しばらくお待ちいただけますか。アニメ、特撮関係は詳しい諸先輩方がたくさんいるのですが、90年代に入ってから
のドラマ・サントラの世界というのは研究書も少なく、興味津々ながらなかなか大系がつかめないでおります。長谷部徹だけでなく、ニ
ール・ヘフティ風スコアがうれしい鴨宮諒や『ランデヴー』で久々に娑婆にお出になられた板倉文、サントラが密かにバカ売れらしい『
ケイゾク』の見岳章、TPOの安西史孝、千住真理子の弟の東京芸大組の千住明など、良い仕事をしながらあまりスポットの当たらない作
家たちのディスコグラフィーを待望しています。先日、『エヴァ』関連アイテムとして鷺巣詩郎の劇伴CD BOXが出たという記事を雑誌で
読みましたけれど、昔東宝で出ていたコンポーザー・シリーズみたいに作家別の代表作がまとまったものが出るとよいな、と心待ちにし
ております。
>UGTKさん
私の持っている「EXPO'70東芝IHI館 グローバル・ビジョンのためのマルチプル・サウンズ」
は17BLPです。
この曲はアルバムでもプレスされているのですか、知りませんでした。
ちょっとツッコミになりますが、プレスは70年だから表記はまだ「東芝音楽工業株式会社」
になります。
「幡随院長兵衛 お待ちなせえ」は冨田とチャーリー・コーセーだからさぞやかっこいい曲か
とお思いでしょうが、完璧に演歌です。
おっと、冨田勲だね。
東芝IHI館のためのマルチプル・サウンズ、私も所有しています。
正確には父が持っていたものを私が横取りしたという感じでしょうか。
幼稚園生だった私が父と二人で行った万博で、並ぶのが嫌いな父は私を
アメリカ館の月の石も日本館も何にも連れて行かず、ガス館とか三井物産とか
すごく企業なパビリオンにばかり連れ歩いたのでした。
覚えているのはスカイビュッフェに乗ってソーダ水を飲んだこと、太陽の塔の中に
入ったこと、そして父が電話をしにいくときに一人で待たされた東芝IHI館の
中にある噴水で座っていたこと……。
当然トミタサウンドをそこで体験しているはずですが、その記憶はさすがになく、
ものごころついた小学?年生になって、家のレコードをがさがさ
やっているときに発見した17cmの盤を聞いたときの出だしの音の「恐さ」に
ショックを受け、それがそう、冨田勲だったのでした……。
最も気に入っていたNHK大河ドラマ「勝海舟」のテーマも冨田であることを
知り、マイティ・ジャックも歌の絵本の「ねこのめ」も空中都市008もそうだ
ということを知ったのは大学生になってからだったのだけれど、
そこで冨田勲「オーケストラの魔術師」「希代のメロディ・メーカー」という
信仰が芽生えたのでした。
それにしてもあの17cm盤を持っている人が他にもいたとは、さすが腹巻猫さんの
掲示板ですね。まいりました。
千夜一夜物語はビデオを所有しています。サントラはないけど。やらしくて
色っぽい音楽です。
でも、そのシリーズでは、クレオパトラの方がもっとインパクト高い音楽のような
気がします。主題歌「ナイルよ〜」は、数年前に戸川純の一人芝居の中で
彼女の鼻歌として再登場し、椅子から転げ落ちるかと思うほどびっくりしました。
好きな人は好きだね〜。まあ、戸川純はリボンの騎士を歌っているくらいだから
冨田勲と相性がいいのでしょう。
ところで、TVサントラ大作戦2、本気でやらない?http://member.nifty.ne.jp/tatsutoshi_kawamura/
万博の年生まれの私にとっては、なんだかものすごく貴重な話にきこえて
身震いしながら(^-^)読んでおります。
このページはこの濃さがたまりませんね。本当にいろいろと勉強になります。
「博覧会もの」というスポットの当たらない&資料が残りづらい楽曲もあるのですね。
研究の幅は広がるばかりですな。
>ところで、TVサントラ大作戦2、本気でやらない?
私も前回は、こっそり行ってみようかと思ってたのですが、
予定が入り行けませんでした。是非第2回を開催してもらいたいです。
最近、CD「翔ぶが如く」入手しました(このページの影響ですね)。
#ごとくって漢字が正しいのですよね?>リストでは平仮名ですが
大河ドラマのテーマは1年間かかり続ける(再放送もあったし)だけあって、
その中の多くが記憶に残ってました。
「十手野郎捕物控」・・・音楽はいいとしても、配役がファンには
許せないものでしたね(笑)。
急遽発売中止になったミュージッククリップ
「トム・ソーヤの冒険」「ふしぎの島のフローネ」
3/17に発売とのことです。でも東芝EMIのページにはありませんでした。
#ちなみに情報は3/1付けのショップ配布資料でした。オバQは…?(^^;)
しまった!「だんご3兄弟」買うなら「おかあさんといっしょ40周年アルバム」にするんだった。
池毅研究にもなるし(笑)。
でも、シングルをチャートインさせてみたいのでOKとしよう(爆)。
NHK衛星第二放送にて、今月の12日(金)の午後9時から10時
30分まで「ポップスの玉手箱 編曲家五人の共演」に渡辺俊幸氏が出
演。他の四人はまず御大、宮川泰(残侠、ヤマト、グランプリの鷹)、
小六禮次郎(ゴジラ、他)、服部克久(音楽畑)、前田憲男(ゲバゲバ)
だそうです。でも、私の家では衛星は見られぬ。
筆鬼庵にて
黄虎閑士記す
という本が出てました。日本のミュージカル(というより歌謡映画)についてです。
メディアファクトリーから天の巻、地の巻、全2巻。各1600円。
まだじっくりと読んでないのだけど(買ってしまった…)、
『長靴をはいた猫』『パンダコパンダ』についてちょっぴり書いてありました。
作曲家とかのプロフィールがわかるかなと思ったけど、そうではなさそう。
作品単位(ポルノも含む)の解説のようだ。
「だんご3兄弟」、かなりヒットしそうですね。初回80万枚とか。
近くのレコード屋では、今日の発売分は予約で売り切れだと。
劇伴とは直接に関係ないのですが、ちょっと思ったことがあったのでひとこと。
千夜一夜物語のビデオを見返してみたのですが、音楽部分の最も重要なところ
は、リムスキー=コルサコフのシェヘラザードをそのまま流用していたので
(冨田氏はたとえば坂東玉三郎+草刈正雄の青山劇場での芝居「黒蜥蜴」の音
楽もシベリウスの「悲しきワルツ」のシンセ編曲だったりするので決してそれ
が悪いというわけではないのですが)、冨田節の爆発は虫プロ次作のアニメラ
マ「クレオパトラ」の方にありますね。由紀さおりが歌う主題歌というのはこ
のクレオパトラの「ナイルよ〜」のことです。
さて、千夜一夜物語、もちろんアラビアン・ナイトを手塚治虫流に翻案したも
のなのですが、大筋でいうならビッグになりたい調子者のアルディン(アラジ
ン?)がいろんな偶然でバグダッドの王にまでのしあがるものの、王の権力の
最大でも太陽に届くような塔は建てられないというところでまた市井の水売り
に戻る、ということになるんですけど、驚いたことにこの声、青島幸男(現東
京都知事)氏だったんですね。
アルディンを青島氏に置き換えてみたとき、あのバベルの塔である都庁へ上り
詰めた氏が、実は政策を持ってなかったということ、そして期が終わればあっ
さりやめてしまうということなどなど、なんかもう青島さん、30年前にアニメ
でおんなじことやってたんじゃないですか、って感じです。
最後、またもとの水売りに戻って砂漠へ帰って行くアルディンの捨て台詞は
「王様か。俺としたことが小せえ小せえ。さて、王様の次は、なんだろうね。」
です……。青島氏、お疲れ様。政治は、怒りだけじゃできないですね、理想と
技術がないとね。
しかしまあ、なんと不思議な運でしょう、氏は2回、王様をやって、2回とも、
失意のうちに潮時で引退するんですからね……。http://member.nifty.ne.jp/tatsutoshi_kawamura/
>「おかあさんといっしょ40周年アルバム」
そんなの出てるんすか?
「ゴロンタ音頭」(だったか?歌はたいらいさお…たぶん)が入っているなら私もほしい。
個人的な話ですが、この曲がかかっていたころ、家で猫を飼いまして、
その名前がゴロンタ(笑)。一応、仮の名前だったのだが。
で、こいつが2年ほど前、天寿をまっとうしまして(18年ぐらいかな?)、
その思い出のためにも、この曲が欲しいんです。
CD化されてたら、教えて下さい。
40周年記念盤
http://www.ponycanyon.co.jp/wtne/cdj/0303_nhk.html
ここですが、残念なことに内容は充実してませんね。
カラオケが入ってることと、レコード製作会社の問題ではないかと思います。
以下「ゴロンタ音頭」の収録CDです。
・NHKおかあさんといっしょ大全集 (D30G-0029)
ポニーキャニオンなのでたいら版ではないと思います。
・NHKおかあさんといっしょ 30周年記念 キャラクターオンステージI〜いっしょにわっしょい〜(CC-4450)
これはコロムビアかつメドレーですので違いますね。。
・NHKこどものうた大全集(KICG-2004〜6)
「たいらいさお」ならキング!ということでこれなのではないでしょうか?
コレ、笛吹童子やひょっこり〜も入ってますね。
・水木一郎大全集Vol.5(COCC-10146〜7)
二代目うたのお兄さんミズキングですね。これもメドレー?
・NHKおかあさんといっしょ よーこそどーなっつ島へ(PCCG-00209)
現在でも見かける可能性が高いですが、カヴァーでしょうね。
参考までに。
アルディン=青島幸男説 すごくおもしろかったです(^-^)/
PSYさま
早速ありがとうございます。
仕事がひと段落したら、買いに行きます。
ゴロンタ音頭のオリジナルは、1978年に発売されたポリドール盤のLP
「NHKおかあさんといっしょ ゴロンタ音頭、ゴロンタ劇場」MQ1039 に
収められています。歌は、たいらいさお、松熊由紀、大塚周夫で、編曲も
テレビと同一です。松熊さんは、歌のお姉さんを降りた後のレコードを、寡聞
にも存じ上げないので、再録音で求めるとイメージが異なるかも知れません。
初出はポリドールですが、この手の音源は他社からCD化されることも、十分
あり得ますので、注意して探してみて下さい。PSYさんのおっしゃるように、
キングのCDが可能性高そうです。但し、キャニオンも、当時「おかあさん・・・」
のLPをNHKのオリジナルで出していますので、意外とこちらかも?
以上、ちゃちゃぴーさんのCD選びのご参考になれば幸いです。
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