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外国アニメが出たら・・・ 投稿者:仙道 B佳  投稿日:1998年07月01日(水)06時49分27秒

・・・あとは、やはり「手塚治虫大先生」でしょう。

宇野誠一郎、冨田勲のキーワードも腹巻猫さんから出ましたし。
あとは、座談会でお願いしま〜す。
UP楽しみにしています。

腹巻猫さま

>それは数年前に亡くなった潮健児氏ですね。(ちなみにメフィストは「悪魔くん」)
失礼しました。この辺、あまり観てないんです。今度ビデオ借りてみよっと。

>「好き!すき!!魔女先生」では教頭先生、
あ、わかりました。時代劇にも時々出てました?
「魔女先生」は他にもウルトラマンな子役とか、色々な人が出てましたねぇ。


in America 投稿者:仙道 B佳  投稿日:1998年07月01日(水)07時01分29秒

>あるいは、そういう音の使い方=アメリカ・アニメ、っていう共通コードが観客
>の間に出来上がっちゃってるから、暗黙のうちに、
>「アメリカくさ〜」って感じの、一種の気恥ずかしさみたいなものが漂っちゃう。

本家アメリカでも、この辺、最近勘違いしているような気がします。

初期のトム&ジェリーなど、チャップリンから続く「舞台演出」を感じさせる
音楽の使い方だったのですが、最近のTVアニメは、単に「ドタバタのお子様アニメ」
になってきてるような。舞台演出というより今のアメリカ「映画」に近い感覚が
あり、悪く言えば・・・その・・・下品です。
映画っぽく感じるのはスピルバーグ監督のネームバリューかもしれませんが。
「タィニートゥーン」は「メリーメロディーズショー」のリメイクなのでしょうが、
あの昔の上品さは(人によっては「退屈さ」ともいう)どこへいってしまったの?
色も下品だし。
座談会で、みなさんもこの辺、斬ってやってください。


和風 投稿者:腹巻猫  投稿日:1998年07月01日(水)12時49分30秒

> なにより、演歌界の大御所による特ソンがありますね。「シルバー仮面」。

おお。私は、これが演歌っぽいとは、言われてはじめて気づきました。
和風っぽいとは思ってましたが。
歌い出しは「ジャイアントロボ」にも似てる。
浜圭介先生の「ジャンパーソン」も「演歌の大御所」系の90年代版ですね。

>junjunさん
> 戸隠流の忍者の人って、フジ丸で忍者教室をやったり、
> ジライヤで闘破のおやじをやってた人でしょか?
そうそう、その人です。まだ若かったです。(^^)

>仙道さん
> あ、わかりました。時代劇にも時々出てました?
牧冬吉さんは、カツラをつけてない顔が思い浮かばないくらい、時代劇では
よく登場してました(よね、junjunさん)。
悪役も多かったですが、やはり主人公を陰ながら助ける味方、という役が印象に
残ります。
告別式では赤影も泣いていたらしいぞ(スポーツ新聞より)。(T-T)


忍者 投稿者:junjun  投稿日:1998年07月01日(水)13時19分07秒

> 牧冬吉さんは、カツラをつけてない顔が思い浮かばないくらい、時代劇では
> よく登場してました(よね、junjunさん)。

御意。
定番時代劇でふつうの悪人(どんなんや)もよくおやりでした。
でも、正義の忍者のおじさんですよねー。やっぱり。
つい最近、御家人斬九郎でレギュラーの役(これは、いいほう)があり、
最終回まで出演されていましたのでお元気なものとばかり思っていました。


無限に広がる大ラテン....... 投稿者:RYO-3  投稿日:1998年07月02日(木)03時24分08秒

もうひとつ、アニソンに重大な影響を与えているものに、
茫洋と広がる、「ラテン」の楽曲群がありますね。

「魔法のマンボ」や「ドラえもんルンバ」みたいな直球なやつから、
リズムの根底に隠し味的に流れてるだけのやつまで、いっぱいあると思います。

ラテンもので、何か思い浮かぶもの、ありますか?。


ラテンで思い浮かぶもの 投稿者:junjun  投稿日:1998年07月02日(木)10時06分17秒

サザエさんはゆかいだなー。


なぜ、メキシコ帽? 投稿者:RYO-3  投稿日:1998年07月02日(木)14時58分00秒

>サザエさんはゆかいだなー。

 おお、そういえば確かに。
 ご丁寧に、ご家族全員でメキシコっぽい格好でマラカスとかギターとか演奏しながら、
 ドヤドヤと歩いていらっしゃいましたね(笑)。
 ラテンというと、「メキシコ帽」に連想が飛ぶのが当時っぽくて、おもしろい。

 そういえば、ティンバレスの音を人に説明するのに、
 この歌のイントロと最後に出てくる「カン!」の音だよ、って説明したことがありました。

 しかし、このリズムはなんだろう?。
 ショーロ(古典サンバ/遅いの)みたいな感じ、かな。


となりの・・・ 投稿者:仙道 B佳  投稿日:1998年07月02日(木)18時53分24秒

・・・「たまげたくん」のOPはどうですか?
ラテンって具体的にどういう音楽なんですか?
拍の取り方に決まりがあるとか?(サンバと区別がついてないかも、私。)


サンバはラテンに含まれる 投稿者:junjun  投稿日:1998年07月02日(木)19時37分01秒

> 具体的にどういう音楽
エルクンバンチェロ、ベサメムーチョ、ラ・クカラチャ、
マンボNO.5、南京豆売り…あ、具体的すぎますか。
中南米の音楽を指します。
サンバ、マンボ、ルンバ、ボレロ、ボサノバ、タンゴなどなど。
広くは、アンデスの音楽のようなのも入ります。…と思います。


ノリノリだ 投稿者:仙道 B佳  投稿日:1998年07月02日(木)22時13分42秒

junjunさま
>中南米の音楽を指します。
>サンバ、マンボ、ルンバ、ボレロ、ボサノバ、タンゴなどなど。
>広くは、アンデスの音楽のようなのも入ります。…と思います。

丁寧な解説ありがとうございました。なんとなくイメージ掴めました。
じゃ、やっぱり「となりのたまげたくん」OPはラテン系なのですね。

アニソンが楽しかった理由ってコレですよね。
演歌あり、ジャズあり、クラッシックあり。
その他色々なジャンルの曲が、職人さんの手によって味付けされて
子供達の耳に届けられていたという。
これだけ無国籍、無ジャンルに曲を“刷り込む”メディアって他にあるかしら。

タンゴもOK? ミウラさん、出番ですよ。


出番ですか 投稿者:ミウラ和尚  投稿日:1998年07月03日(金)00時46分36秒

キューバのハバネラ(スペインのメロ+アフリカのリズム)やソン(これも欧州+
アフリカ)という2拍子系の音楽が、ラテンの源流とのことです。それでハバネラ
がアルゼンチンでタンゴに進化したという説があります。
欧州に渡ったタンゴは甘い旋律で、日本ではコンチネンタルタンゴなどと呼びます。

以上アンチョコ参照でした。
渡辺岳夫のタンゴにおける傾向は・・むにゃむにゃ。(^_^;)
付け焼き刃では難しい課題です。

ところでラテンにこだわっている人は、中米と南米を区別しているみたいです。
ラテンという呼称→中米の音楽で、2拍子系ということと「モントゥーノ」という反復にこだわってました。
サンバやボサノバ→南米という具合です。


ラテンといえば、やっぱり山下毅雄 投稿者:腹巻猫  投稿日:1998年07月03日(金)00時46分46秒

この人、どう見ても、人間がラテン(笑)。

「冒険ガボテン島」「ガンバの冒険」なんかはモロだし、「ルパン三世」のOPの
ひとつ「ルパン〜 ルパン〜 ルパン〜」という、チャーリー・コーセイが巻き舌で
歌う歌もラテンですよね。
「佐武と市」にもひそかにラテンの血が流れていると感じてます。


好奇心と想像力 投稿者:RYO-3  投稿日:1998年07月03日(金)00時47分02秒

ラテンという音楽フィールドは、もはや「ロック」と同じくらい、
わけのわからない広がりを見せてます。なかなか定義が難しい、
いや定義不可能。

junjunさんには、馴染みまくりのはずのジプシーキングスも、「ラテン」扱い
だったり、ブラジル音楽原理主義のやつに言わせると、ブラジル以南の音楽を
「ラテン」と呼ぶな、とか(使う打楽器が全然違うんよ)。欧米人が勝手に想像
した、アジアまでごちゃまぜの、「なんだか南の島の音楽」みたいなのもラテン
で束ねられたり。

でも、結局はjunjunさんの言われるとおり、中南米音楽でよかですよ。
細かいことは気にしない気にしない。

>仙道さん
>アニソンが楽しかった理由ってコレですよね。
>演歌あり、ジャズあり、クラッシックあり。
>その他色々なジャンルの曲が、職人さんの手によって味付けされて
>子供達の耳に届けられていたという。

いやぁ、まさに。
わたしが、アニソンにこだわるのは、こういう感じのことへの、
イカンともしがたい、強い気持ちによるのです(よくわからんな)。

>これだけ無国籍、無ジャンルに曲を“刷り込む”メディアって他にあるかしら。

かつては、「歌謡曲」もそうだったと思います。
わたしには、「アニソン」と「歌謡曲」が双子の兄弟のように思えます。
流行のリズムを、今一番カッコいいアレンジを、それこそ無国籍、無ジャンルに
取り込み、リミックスして送り出す好奇心と想像力。
この2つともが、ほぼ同じ時期に、創造性を失ってしまったのも、
双子ゆえの悲しい運命のような...。

ところで、ラテン・アニソンの隠れた名曲は、mioさんも色めき立つ、
○「3人のうた」(コラルの探検OP)
貴重なサンバものですね。

そういえば、「ひとりぼっちのメグ」に似た、「タンゴ歌謡」ってないかな、
って思って、一時期探したけど、「黒猫のタンゴ」と「タンゴ無理すんな」以外、
結局見あたらなかったなぁ(笑)。


まさにミクスチャー・ミュージック 投稿者:RYO-3  投稿日:1998年07月03日(金)01時08分00秒

おお、すげー。30秒以内に3つの書き込みが!。チャットみたいだ。

>ミウラさん
>ところでラテンにこだわっている人は、中米と南米を区別しているみたいです。
そうそう、わたしが書いた「ブラジル以南の音楽をラテンと呼ぶな」ってのも、
そういう話だった。

「ガンバの冒険」は、より組成が複雑で、むずかしいですよね。
わたし、東ア研さんで昔、ガンバを「サンバ」と言ったことがありましたが、

 # クィーカー(ブラジルの楽器ね。ゴンタ君の声の音の。)の音で、
 # 「あ、サンバ!」って思っちゃっうよね。やっぱり。

よくよく聞き直したり、ミュージッククリップで劇伴を聞いたりすると、
こりゃ、むしろニューオリンズのニオイほうが強いやって思ったりして。

デキシーや古いニューオリンズのR&Bが60%、サンバが20%、
伊・仏サントラものが20%ぐらいの、まさにミクスチャー・ミュージック。
こんな離れ業、さすがは、山下先生です。


サンバでルンバなタンゴ… 投稿者:mio  投稿日:1998年07月03日(金)13時03分24秒

 すでに私などには理解不能な域です。うーむ。とりあえず
なんとなくわかるのはタンゴだけ。ずんちゃ、ずんちゃって
やつですよ…ね?

 ラテンというのもうーむ、なので「3人の歌」がそうだと
言うのもわからないのです。もう少し音楽の勉強をしないと
ダメかなぁ…。

 あ、バロックならわかります(ぉ


ラテン 投稿者:長太郎の親父  投稿日:1998年07月03日(金)13時06分04秒

スパニッシュがOKなら「怪傑ゾロ」とか・・・(音盤未発です)
劇伴もスパニッシュなノリでした。確か飛澤宏元氏だったと思います。

#そういや、オリジナルの「魔法使いサリー」なんかはちょっとアラビアン入って
#ますね。


「トッポでタンゴ」 投稿者:烈神我尊  投稿日:1998年07月03日(金)15時26分19秒

ってロボット物EDにしては異質にきこえましたけど……。
「剣人・男意気」はラテン……というより音頭?(違うなあ)


門戸の広さは放送大学なみ? 投稿者:RYO-3  投稿日:1998年07月03日(金)16時13分30秒

何だか音楽ジャンルが交錯してきましたね。
こういう話しをしてると、あらためて、アニソンの懐の深さを思い知ります。


●タンゴ
おおそうか、「トッポでタンゴ」もあったね。
やっぱり、なべたけ先生、タンゴ好きなんだね〜。

●アラビア
>#そういや、オリジナルの「魔法使いサリー」なんかは
>#ちょっとアラビアン入ってますね。

うん、あのイントロは、まさしく「チュニジアの夜」ですね。
しかし、曲が始まるといきなりデキシー。う〜ん、まっ黒い音だぜ。

●スパニッシュ
水木氏のマジンガー挿入歌「2人になれば」は、
なんか「スパニッシュ歌謡」みたいな感じ。「星のフラメンコ」を意識したか?(笑)。

●フォルクローレ
>junjunさん
>広くは、アンデスの音楽のようなのも入ります。…と思います。

「ペペロの冒険」がまさにこれですね。
あれ、冒頭のメロ、もろに「コンドルは飛んでいく」ですけど、
作者に著作権払ってるのかな?。民謡だから、作者不明かな?。

●音頭・民謡もの
音頭も重要!。
「オバQ音頭」「ピョン吉音頭」「アラレちゃん音頭」みたいに、ベタな音頭じゃない、
「隠れ音頭」もいくつかあるのでは。「ジャングル黒べえ」や「いなかっぺ大将」とか。


そうであって欲しい 投稿者:RYO-3  投稿日:1998年07月03日(金)16時14分57秒

自己レスです〜。

>ガンバの冒険
>デキシーや古いニューオリンズのR&Bが60%、サンバが20%、
>伊・仏サントラものが20%ぐらいの、まさにミクスチャー・ミュージック。
>こんな離れ業、さすがは、山下先生です。

「伊・仏サントラものが20%」と書きましたが、これは山下氏のたいていの曲に、
通じるテイストなので、あんまりコレってモノネタがあるわけではないんですが。

いや、しかし...........それでもなお........ガンバの主題歌・劇伴には、
とある仏映画の劇伴のスピリットが投入されている気がする、いや、そう思いたい。
海、船、航海、冒険.....モチーフだって、すごく近い。
そうであって欲しい。そうなら、すごい面白い。

なぜなら..........その映画のタイトル自体が...............

正解は、CMの後!。

....じゃなくて、座談会でね(笑)。


いわないようにいわないようにしていたのに 投稿者:junjun  投稿日:1998年07月03日(金)20時13分02秒

とうとう出てしまったか。音頭。
学術的にどうだか知りませんが、junjun的考察。
近代おんどでは、
東京音頭みたいな、ちょっちょんーがちょん
(またはちょっちょんーがちょっちょんーがとか、たーたっかたっかたっか)
というのと、
相馬盆踊り歌や八木節(上州音頭)のような、
えんやーこーーらやっとぉ、どんがらたったーどどんがどんみたいのと、
(えんやーとっとーえんやーとっとー、も、そうかな)
あるようで、

最初のちょっちょんーがちょん、については、音頭以外でもよく使う民間和風
の基本みたいなリズムで、
これにあわせられる曲がアレンジ次第でなんでも音頭になってしまうおそろし
い効果があります。洋風の音階でも音頭化してしまうものがあります。
(たいてい、たっかたっかたっかたっか、というリズムにするとはまりますが、
 二拍子の二拍目にぎっちり動きがつまっている曲などはたっかたっかにでき
 ないのでできません。)
あまり、ちょっちょんーがちょっちょんーがにあわせてメロディーを刻むと
音頭っぽくなくて、唱歌などにそういうのが多いです。
ところどころ頭の「ちょっ」のところを休んだり
たーたっかたっかたっか、というのをまぜたりすると音頭っぽい。

にゃんこ先生の歌が小唄風で結構好きです。

次の八木節のリズムはアニソンではあんまりないような。
ドラえもん音頭。あとねー、大ちゃんのエンディングだけど、これは民謡じゃ
なく演歌みたいに聞こえる。
ロボコンのはなぜかあんまし音頭っぽくないと思うの。
「よーぉやさっとぉ」のリズムを頭を強勢しながら連続するものは応援歌の風
情です。(ドカベン。ドラミちゃんえかきうた。)え?ハバネラ?
「よーぉやさっとぉ たったったったっ」の繰り返しにするとマーチ風。
応援歌の、「よーぉ」の部分を休んで、歌詞を後半に詰めてみると音頭に近づ
くのですが、元々のメロディーによっては民謡にはとても聞こえず演歌になる
ものもあります。…金太郎がそうです。

番外で、おてもやん、とか、秋田音頭というのがあるんですけど、どっちかと
いうと八木節の仲間な風情。

#それにしてもRYO-3さんぶっとばしてますねー。
そういえば、女の子向け番組で音頭がないか、なんて話も出ていましたねえ。


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