≪第6号≫

<5月2・9・16・17・23・30日>

 ジャンク専科のあんくるも失敗する。ジャンクと中古は違う。中古は店によって異なるが、動作確認済みで初期不良は保証してくれる。ただし保証期間は数日から10日程度で、使用する環境による動作不良には応じてくれない。ジャンク又はジャンク扱いというのは動作保証ナシ。交換・返品は不可能で非常にリスクが大きい。搭載部品を取り外して補修に使うには便利だ。

 さて、徘徊を長くやっていると衝動買い部品がパソコン1台分位貯まってしまう。足りないのはマザーボードだけ。探しに掛かっていると、良く立ち寄るジャンク屋に GATEWAY の手頃なものが新品同様で大量に出ているではないか。規格はペンティアムの 200MHzまでだから2〜3世代は古いが 980円。まあそんなものだろう。セットメーカーのマザーボードというのは、ほとんど独自設計なので融通性がないのだが、マニュアルも付いているしそこそこの融通がききそうなのでゲットを決意した。

 これがダメ。ウンともスンとも動かないのだ。マザーボードは半導体のかたまりだからシロウトが修理できるシロモノではない。 よくよく点検すると、新品同様なのだが電源回路の周辺にホコリが付いている。と、いうことは実装されて暫くは動作していたのだろう。それが解体されて部品として流れたのだろうか・・・ どうもおかしい。考えてみるとマニュアルが付いているのも納得できない。まとまった数が出ていたのも考えてみると良くわからない。 まあ、故障修理で抜き取ったのがサービスステーションにでも貯まっていたのだろう。

 ジャンクいうのは、買おうとして買ってはいけないのだ。たまたま良さそうなものが見つかっら、良く吟味して買うのがコツだ。探し回って買うのは絶対ダメ。買うのに焦っているからロクなものが手に入らない。大損害。反省。


 友人にパソコンの購入を頼まれた。今度の人は中古でなく新製品を勧めることにした。最近は普及品でも 500MHzが常識的になってきているが、SOTEC の 533MHz トリニトロンのフルフラット17インチモニターが付いたのが9万円チョット。ミニタワーモデルでデザインも素晴らしい。一年間の保証も付いているし、これじゃあ組み立てるより安いよ。これは買いですよ。

 友人宅に搬入・開梱・組立。電源入れると即座に立ち上がるじゃありませんか。テレビ並だね、最近は簡単ですねぇ。 早速プロバイダーの登録にとりかかることにする。購入した秋葉原のラオックスで、LAOX.NET を勧められ入会した。インストールFDをくれたのでこれも実に簡単。説明書の絵を見ながらウイザードに従えば「設定」作業は一切しなくて良いのだ。これなら誰でも出来そうなので、友人に「やってみたら?」と、ビールを飲み始めることにする。

 暫くすると友人が「出来ない」という。そんなことじゃ、これからのパソコン人生生きていけないよ、まったく。しょうがないねぇ、手伝ってあげようと腰を上げると、なんとフロッピーディスクが入らない。というか、入ったディスクが出てこない。リリースボタンが飛び出さないで、入ったママ。ようやくつまみ出したディスクを入れると、やはり中途半端に引っかかってニッチもサッチも動かなくなる。さすがに SOTEC、実は会社にある SOTEC も同じように具合が悪いのです。おまけに時々意味不明にフリーズする。この友人、これからのパソコン人生大丈夫かな・・・・・。新品にも気を付けよう。