【映画鑑賞録】「短文感想の巻」


・今回の映画鑑賞録は取り上げていなかったが、今年観にいった映画の感想をまとめて短くお伝えする。
すでにDVDも発売されている作品も多い。
ご興味もたれれば、レンタルないし購入の参考にいささかでもなれば、と思う。


カンフーハッスル
:現時点で自分の中でベスト5に入る映画。
物語自体は、小林サッカーの方があったが、馬鹿馬鹿しさでは凌駕する。
脳をからにしてご覧ください。ちょっとの変なところをケチをつけるなんて、野暮というもの。
斧頭会の集団ダンスは必見。CGも馬鹿馬鹿しいことに使いすぎ。

ULTRAMAN
:現代版ウルトラマンとして、かつウルトラマンネクサスの前史的作品。
子供ではなく、子供と一緒に見に来たおとうさん狙いミエミエの内容。
すでに子供狙いですらないのは、ある意味で潔いが。
しかし、私のようなウルトラ世代だけど、妻子無しの三十路手前男はどうすればよいのか……。
主役の役者さんは好きな方なので、満足だったが…。
いいところは、CGと実写のイーグルと音楽。
去年のゴジラファイナルウォーズとともに怪獣特撮音楽には、ロックが似合うのを証明した。


UTAKATA
:少しご説明を。作家中村うさぎの奔放な生き方に注目したドキュメント映画。
彼女の生活や美容整形に挑戦する姿を描く。ドキュメントだから、リアリティは最高。
しかし、いわばネタ作りのために、様々な事に挑戦する姿はある意味凄い。
DVDには…、ならないでしょうねぇ……。


オペラ座の怪人
:あの超有名ミュージカルの映画化。内容もそのまんま。歌なんかも一緒。
怪人(ファントム)がとにかく格好よくて、何故クリスティーヌが貴族のボンボンに走ったのか理解に苦しむほど。
ただし、ファントムの歌い方には賛否両論かもしれない。
ウマヘタに聞こえかねないロック系の歌い方だったので。しかし、あれが格好よいのだが…。


アレキサンダー
:世界史史上の最大級のヒーローを描く超大作と思われたのが・・・。
側近(男)とのラブラブぶりと凄いダイジェストな戦争人生が延々描かれる。
とても長い……。
せめて、3部作とかにして欲しかった……。


コンスタンティン
:悪魔祓いといいつつ、悪魔を殴ったりして退治する人が主役の物語。
マトリックスの印象がまだ残るキアヌ・リーブスの新ヒーロー物。しかも、原作は漫画。
十字架の書いてあるメリケンサックやショットガンで戦う姿は、一歩間違えれば、ギャグになるのだが、
キアヌ・リーブスが元来より持つ神秘性とも言える独特の雰囲気が、それを救ってくれる。
エンドロール後にもワンポイント有っておもしろいですよ。
普通じゃ思いつけない姿をしているサタンも最高。
ある意味で今年で一番DVDほしいかも。


交渉人 真下正義
:踊る大捜査線のスピンオフ第一弾。実験列車が地下鉄で暴走するアイディアはおもしろい。
犯人像が最後まで行ってもわからない点は少しストレスの溜まる構造だったが。
話自体にはツッコミどころ満載、ユースケ・サンタマリア自体は主役の風格。
とりあえず、「もう少しまともな脚本を書ける」方を抜擢して、続編作ってくれればなぁと。
ただ、ゆきのさんと本当に結婚してしまうのはちょっと……。


以上。年末になったら、今年見た映画を振り返る、という文章を書こうかと。
では。



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