笑っていいとも!増刊号

TV 新宿スタジオアルタ(フジテレビ系)

原文作成◆江上聡明

📍 新宿スタジオアルタ(フジテレビ系)

笑っていいとも!増刊号

1997年4月20日(日) 10:00~11:45 フジテレビ系。番組(『森田一義アワー 笑っていいとも!』火曜日)レギュラー:森田一義(以下、タモリ)、久本雅美、中居正広、ココリコ(田中直樹、遠藤章造)、猿岩石(有吉弘行、森脇和成)。コーナー進行:西山喜久恵(フジテレビアナウンサー)。番組アシスタント:With T。ナレーション(以下、ナレ):吉沢孝明(フジテレビアナウンサー)。原文提供:江上聡明さん。

いいとも! ファンクラブ通信

ココリコ、猿岩石を知りたい

レギュラーがトークしている放送終了後のスタジオに、西山が登場して、コーナー開始。全員、拍手。

西山 こんにちは。(ココリコ二人と猿岩石二人に)はじめまして。それでは早速おハガキを紹介させていただきます。大阪府の鈴木美由紀さんからのおハガキです。「火曜レギュラーの皆さん、こんにちは」
久本 こんにちはぁ!(観客:「こんにちはぁ!」)
西山 「『いいとも』新メンバーのココリコと猿岩石は、だいぶ『いいとも』に馴染んできましたね」
久本 うそー!(有吉:(爆笑))
遠藤 そんな、馴染んでますよ! めちゃ馴染んでますよ、僕
西山 (遠藤に)大丈夫ですか?
遠藤 僕は大丈夫ですよ、はい
タモリ 全然、馴染んでない。こいつら二組、仲悪くて(久本:(笑))
西山 え? さ、その辺り、後で、はい(笑)。えー、「でも、うちの母親は両コンビのことを良く知らないので(久本:「あぁ」)、「いまいち応援できないのよ」と言っています」
久本 じゃあ、そのままでいいですよ(笑)
有吉 (笑)そういうのやめてくださいよ
森脇 応援してもらわないと!
久本 別にいいじゃない、ね(森脇:「いやいや(笑)」)
田中 (久本は)優しい時と冷たい時、すごい極端ですよ(久本:(笑))(笑)
全員 (笑)
西山 「このコンビのプロフィールなどを改めて教えてください」
タモリ なるほど!
田中 ありがとうございます
タモリ (わざとらしく)そりゃあ、いい企画だ!(久本:(笑))

ココリコ、猿岩石のあの頃

プロフィールを猿岩石(森脇、有吉)、ココリコ(遠藤、田中)の順にまとめたボードを中心に進行。

西山 さ、それでは、"コンビ結成"を(久本:「はいよ」)、ひとつずつ剥がして見てみたいと思います。まず猿岩石さんの方がですね

西山が、ボードの"コンビ結成"の項目、猿岩石の欄の目隠しを剥がす。"平成6年6月6日(コンビ歴 約3年)"。

久本 3年、いいね。666!『オーメン』でいいですね!
中居 お、フィーバー! フィーバー!

アシスタントが、猿岩石のデビュー当時の写真パネルを持ってくる。

遠藤 (写真を指差し)あ、これ!?

坊主頭に近い短髪の有吉と、マッシュルームカット(?)の森脇の写真。観客がざわめく。

西山 え、なんですか?(写真を見て)やー! 結成当時の写真でしょ? これ
森脇 いかにも芸人でしょ?
有吉 どうですか?
久本 あ、でも変わってないね、やっぱ
遠藤 3年前ですもんね(久本:「ねぇ」)

西山が、ボードの"コンビ結成"の項目、ココリコの欄の目隠しを剥がす。"平成4年5月(コンビ歴 約5年)"。

久本 あ、5年かぁ
遠藤 え? えぇ…そうです、5年です
中居 ココリコ、築5年(笑)

アシスタントが、ココリコのデビュー当時の写真パネルを持ってくる。清潔感のあるルックス。

有吉 あれ!? 人間らしいじゃないですか(タモリ:「あぁ」)
久本 かわいらしいやん! 遠藤、すごいかわいらしい! なんか、田中、気持ち悪い(田中:(苦笑))(笑)

"さん"が分かれ目

西山 目標とするタレント"。まずは森脇さん"

西山が、ボードの"目標とするタレント"の項目、森脇の欄の目隠しを剥がす。"アントニオ猪木"。

久本 アントニオ猪木さん
有吉 タレントじゃないすよねぇ
久本 なんで、ちょっと、森脇くん。ちょっと、こう
森脇 やっぱり、これは、もう、カリスマ性、的(有吉:「「カリスマ性、的」(笑)」)。そして、後に、えー、政治家(タモリ:「政治家」)。やっぱり、そう
久本 狙ってる訳? 政治家を
森脇 狙ってますね
西山 さあ、有吉さんは

西山が、ボードの"目標とするタレント"の項目、有吉の欄の目隠しを剥がす。"タモリ"。

久本 タモリさん!
西山 おぉ
中居 タモリさん、じゃなくてね、"タモリ"ですから(森脇:(笑))
久本 タモリ"だよ"
有吉 いやいや(笑)。"さん"って、ちゃんと書きましたけど
森脇 文字数の関係でしょうね、これは
タモリ なに、なんで俺なんだよ
久本 (有吉に)どういうとこ? ちゃんと言うとこ
タモリ 俺を目標にする人は、ほとんどいないんだけどね
西山 いや、いますよ(久本:「いやいやいや」)
中居 タモさんのどこか、言ってやって。もう、言っとこ言っとこ
有吉 はい、そうすね。…こう、こう書いとけば、なんか、カドが立たないかな(笑)
森脇 (タモリ:「(頷いて)あ、そう、そ」)お前…(苦笑)
遠藤 やらし。やらしいですよ!(西山:「ねえ」)
森脇 そう。やらしい、やらしい(笑)
遠藤 やらしい。絶対、やらしいですよ(久本:「やらしい、やらしい!」)
有吉 (笑)
西山 ちょっと、遠藤さん(久本:「遠藤、いきましょ」)

西山が、ボードの"目標とするタレント"の項目、遠藤の欄の目隠しを剥がす。"タモリさん"。

西山 ほら(笑)
有吉 (遠藤:「"タモリさん"」)(笑)ちょっと待ってください!
田中 ウチは"さん"付け! ウチは"さん"付けですよ
遠藤 (ボードの有吉の欄を指差して)"タモリ"、(ボードの自分の欄を指差して)"タモリさん"
タモリ (スタジオ裏の付き人に)財布、持って来い(笑)
全員 (笑)
西山 (笑)タモリさんの財布、お願いしまぁす
遠藤 ホントにタモリさん見た時から、僕はホンマ、(言い間違えて)カモさん…カモさん(苦笑)(笑)
全員 (笑)
有吉 (遠藤に)カモ(※聞き取り不能)
中居 ウソくさいっすねぇ、なんか(森脇:「ウソくさいですよ」)。ウソくさいっすねぇ
タモリ いや、真実、感じるね、俺は
遠藤 感じるでしょう?
久本 カモリさんって。(遠藤に)あんた、なに、どういうところが? タモリさんの
タモリ タモリと、(自動車の)カムリと、一緒になってるのか(笑)
遠藤 いや、車ですからね(笑)(全員:(苦笑))。僕、タモリさんのことは、ホントに、あのー、あれです。僕、ほんま、昔から、幼年期から、ずっと『笑っていいとも!』とか…(西山:「幼年期(笑)」)
有吉 考えながらしゃべってるじゃないすか
田中 大丈夫です
タモリ (突然)大阪の遠藤って、お前のことか!
遠藤 そうなんですよ!(笑)
全員 (笑)
タモリ 小っちゃい時から、ずっと見てたっていうんだ(笑)
遠藤 (有吉に)な?
タモリ 田中
西山 田中さんは
田中 僕、マジです

西山が、ボードの"目標とするタレント"の項目、田中の欄の目隠しを剥がす。"益田由美"。

西山 由美さん!
有吉 ひょうきん由美さん(タモリ:「ひょうきん」)
田中 あのね。すごい、うらやましかったんですよ、子供の時とか。『なるほど・ザ・ワールド』(久本:「あぁ、いてはった、いてはった」)。"ひょうきんレポート"が、いつも、もう、「ひょうきんなことしてくれる」と思って、見てて(有吉:「「ひょうきんなことしてくれる」(笑)」)。世界中、回るじゃないですか(西山:「はい」)。世界中、僕、回りたいんですよ。だから、憧れてたんです
久本 えぇよ。今でも、すぐ行ってきてもえぇよ
タモリ (猿岩石二人を示して)こっち、世界中、半分くらい回った
西山 もう、世界中、制覇しましたからね
遠藤 (田中:「あ!」)あ! ホンマや!
有吉 うらやましいですか?
田中 いや、僕の"目標とするタレント"が変わりましたね(笑)
全員 (笑)
遠藤 それだけで! それだけで変えんねや

憧れの人は意外と近くに…

西山 さ、続いて"憧れの女性"(久本:「いいですねぇ」)、タレントさんで言うと

西山が、ボードの"憧れの女性タレント"の項目、森脇の欄の目隠しを剥がす。"飯島直子"。

久本 あ、直子ちゃん。これは、もう
森脇 これはマジなんですよ(久本:「マジ、かわいいもんな」)。マジでかわいいっす(久本:「マジになんなよ(苦笑)」、中居:(笑))。かわいいっていうか、きれいというか、もう、ね
久本 直子ちゃんと会ったことは?
森脇 ありますよ
タモリ おぉ! どうだった?(久本:「どうだった?」)
森脇 いや、もう、固まって、動けなかったですよ
久本 直子ちゃんのどういうところが?
森脇 優しそうじゃないですか(久本:「うん」)。でも、それでいて、姉さん肌というか(久本:「そうそう」)
有吉 でも、それ、久本さんも(中居:「久本さんと…」)、ねぇ。かぶりますよねぇ(笑)(笑)
全員 (笑)

中居が、跳ね回って爆笑している。

有吉 マジで(笑)(森脇:「いや、ホント、ホント」)
久本 中居ぃ(笑)
森脇 ホント、そうなんだけど! ただねぇ…(中居:「ただ、ただ!」)

久本が、気取って歩いて見せる。

西山 いやー、カッコいい!
中居 これは、なに。ただ、なに?
森脇 すごくいいんだけど(中居:「うん」)
タモリ (久本に)おい、長淵

久本が、突然、長淵剛のモノマネを始める。

久本 ♪ピー、ピー、ピー! もう!(笑)
全員 (笑)
中居 なんで、ギター弾くの(笑)
西山 さ、有吉さんは

西山が、ボードの"憧れの女性タレント"の項目、有吉の欄の目隠しを剥がす。"鈴木蘭々"。

久本 (タモリ:「おぉ」)あ、蘭々。ごっつい、ごっつい本気な答えやん、これ。蘭々ちゃんだったら、もう、いつでも
タモリ ああいう中性的な…
有吉 そうですね(久本:「あれ?」)。ショートカットで、ちょっと中性的で

久本が、気取って歩き出す。

有吉 (爆笑)(笑)
全員 (笑)
タモリ (久本に)長淵ぃ!(有吉:「長淵(笑)」)

久本が、突然、長淵剛のモノマネを始める。

全員 (笑)(笑)
西山 さ、続いて、遠藤さんは

西山が、ボードの"憧れの女性タレント"の項目、遠藤の欄の目隠しを剥がす。"PUFFYのAMI"。

久本 あ、パフィーの?
西山 亜美さん
中居 はい、なんで好きなんですか?(久本:「パフィーの亜美ちゃん、どうして?」)
遠藤 いや、あの、Tシャツとかが、すごい似合うんですよ
有吉 二人とも似合う…

久本が、気取って歩き出す。Tシャツを着ていることをアピール。

全員 (笑)(笑)
西山 あぁ、Tシャツー!
タモリ (久本に)長淵ぃ!

久本が、突然、長淵剛のモノマネを始める。

全員 (笑)(笑)
タモリ (三人の好みと久本が)ぴったしじゃん
久本 なんやねん、みんなー。どないしたん?「中性的」で、「優しそう」、なんか、なんやら(タモリ:「みんな、あてはまるよ」)、全部入ってる、全部入ってるやん!
森脇 みんなの憧れの的ですね(有吉:「的(笑)」)
久本 「Tシャツ似合う」。なん、ど…あ、田中、期待しょー。私、もー(笑)
西山 さあ、田中さんは

西山が、ボードの"憧れの女性タレント"の項目、田中の欄の目隠しを剥がす。"観月ありさ"。

久本 うわー!(タモリ:「うわー!」)(気取って、勢い良く歩き出し)出た、出た、出た。遂に来た(笑)
全員 (笑)
西山 違ーう、違ーう!
遠藤 (久本を引き留め)なんも出てないですよ
タモリ 観月
久本 (驚いて、ボードを指差し)観月ありさ…(有吉:「観月ありさ」)。誰? 私、誰?
遠藤 (きっぱり)久本雅美
久本 (後ずさりながら)それは失礼しました(笑)
タモリ (田中に)もともと、どういうタイプが好きなの?
田中 僕はですね、あのー、色白(タモリ:「うん」)
久本 はん?(笑)
中居 (笑)はいはい、色白で(西山:「それで?」)。色白で?

久本が、腕を前に出して色の白さをアピール。

田中 あのー、…ショートカットですね
タモリ おー!(西山:「えー?」)(笑)

久本が、髪をなで付け始める。

タモリ それで?
田中 あのー
遠藤 でも、それだけじゃあ、まだ、全然、分からないですよね
田中 …年上がいい
全員 おー!
久本 36歳でーちゅ!(笑)
全員 (笑)
田中 で、あと、あのー、…決して下品でない女が(笑)
有吉 ダメだ!(笑)
久本 (意外そうに)なんでよー!
タモリ ホワッホワッホワワワ~ン(笑)
全員 (笑)
タモリ そして、翌日。(襖を開けるしぐさで)「父さーん」(久本:(笑))
ナレ CMの後、有吉、殴られる?

字幕:「CMの後も、ココリコVS猿岩石! 意外な展開が…」

(コマーシャル)

森脇にはお見通し

西山 さあ、続いて、"特技"

西山が、ボードの"特技"の項目、森脇の欄の目隠しを剥がす。"人の心を読む"。

西山 (久本:「あ」)お、"人の心を読む"?
中居 ほぇー
田中 人の心を読む"?(遠藤:「できんの?」)うそぉ"
久本 ホントぉ? 森脇
中居 すごいなぁ、それ
森脇 (頷きながら)読めます、読めます
久本 ちょっと、読んでもらおうよ
遠藤 読めんの?(田中:「え?"人の心"…」)
森脇 読めます、読めます
久本 じゃ、タモさんの、今、気持ちを

森脇が、直立不動のタモリをじっと見る。

中居 タモさん、今、やや内股になってるよ(笑)(笑)
全員 (笑)

タモリの足元のアップ。爪先が少し内側を向いている。

西山 ホントだ(笑)。タモリさん、なんで内股なの?
森脇 (久本:「かわいい」)(笑)その辺も、ちゃんと見て(久本:「あぁ」)。…分かりました
遠藤 もう、分かったん?(西山:「え、なんですか?」)
森脇 もう、ね。あのぉ、「早く帰りたい」(笑)

タモリが、森脇に歩み寄って握手する。まばらな拍手。

田中 お、えぇ、マジで?
タモリ ずばり
田中 マジっすか(西山:「はぁ」)
中居 え、じゃあ、あの、客席の人も分かるの?(西山:「分かります?」)
森脇 分かります、分かります
久本 (客席中段の、茶色の服を着た女性客を指差して)あの茶色のお母さんの
森脇 茶色のお母さんですか?
中居 (指名された女性客に)お母さん

中居が手を振ると、その女性客も振り返す。

中居 聖子ちゃんカット(笑)
久本 お母さんの心は?
森脇 …分かりました!
久本 どうぞ。言ってください
森脇 音声さん、「いい男」(笑)

指名された女性客が、頭の上に両手で○を作る。字幕:「音声担当 栗原博一さん」

全員 おー!

音声担当スタッフのアップ。

田中 合ってる、合ってる!
久本 音声さん、もう、喜んで、喜んで(中居:「ハッピーだよね」)

音声担当スタッフが、マイクを持った手でガッツポーズ。

有吉は打たれ強い?

タモリ 有吉
西山 はい

西山が、ボードの"特技"の項目、有吉の欄の目隠しを剥がす。"どんなに強く叩かれても平気 ●武道全般"。

西山 どんなに強く叩かれても平気"(有吉:「はい」)、"武道全般
有吉 そうですね。僕、体を鍛えてるんで…

中居が、しゃべっている有吉の頭を後ろから不意に叩く。

有吉 (苦笑)(笑)
遠藤 今、ちょっと、平気じゃなかった顔したで
中居 (笑)ドキっとしたじゃん。不意はヤバいでしょ、不意は
有吉 まあ、ちょっと、不意は、ちょっと、マズいですけど

森脇が、拳や平手で有吉の肩をパンパン叩いている。

有吉 え、普通は大丈夫ですね
タモリ 武道、やってんの?(有吉:「えぇ」)なに、やってんの?
有吉 あの、ランニング、したり(苦笑)(笑)
全員 (笑)
中居 (西山:「武道じゃない!」)(笑)武道じゃねーじゃねーかよ!
有吉 いろいろ(森脇:「おじちゃんとかも走ってるからね」)。鼻、目、えぇ…金的(こう丸)以外なら、ま、だいたい
タモリ 大丈夫?
有吉 えぇ

中居が、有吉の後ろに回って浣腸(両手の人差し指を肛門に突き立てる)をする。

有吉 ん!(笑)…ここはダメなところじゃないすか。今、言った(笑)
タモリ 肛門もダメ?
有吉 肛門も、ちょっと、マズいっすね
久本 (中居を指差して)わざわざ、こいつ、いいヤツ(笑)。指輪、外して(浣腸をするしぐさをする)(笑)
全員 (笑)
有吉 (笑)すいません。ありがとうございます(西山:「優しいですね。優しい!(笑)」)
久本 いいヤツ、中居(笑)

アシスタントが、ハリセンやピコピコハンマーを持ってくる。

西山 あ! なんか、ハリセンとか出てきましたよ!
中居 お!(久本:「お!」)
西山 や、いや。大丈夫ですか?
タモリ ハリセンなんか、痛くないだろ
久本 ハリセンは、タモさん、ねえ、そんな痛くないですもん、これは

有吉が、中央に立つ。タモリが、ハリセンを手にする。

田中・遠藤 ホンマに大丈夫なん?
有吉 はい

タモリが、有吉の腹をハリセンで叩く。有吉は、一瞬、表情が固まってから、苦笑する。観客がざわめく。

西山 いやー!
田中 ウソー!(遠藤:「ウソやん!」)ちょっと、涙目なったで(笑)
中居 なんか、今ぁ
有吉 (否定しながら)いや、いや(笑)
森脇 だいぶ遅れて笑った

久本が、ピコピコハンマーで有吉の頭を叩く。有吉は、表情を変えない。

久本 (ピコピコハンマーで自分の頭を叩きながら)これは、だって、さあ。これは別に
森脇 これ、顔面いっても大丈夫ですよ
西山 いやいやいや(観客:「えー?」)
中居 大丈夫、大丈夫
有吉 大丈夫でしょうね、それなら

タモリが、森脇にハリセンを渡す。観客の中から一人、二人、「やめて」の声。

中居 (女の子の声色で)えぇ? やめて、やめてぇ!
森脇 じゃ、あえて、ココリコにやってもらいます?
遠藤 あ、いいっすよ、いいっすよ

久本が、遠藤にピコピコハンマーを渡す。有吉の両脇に、ハリセンを持った森脇と、ピコピコハンマーを持った遠藤が立つ。

中居 (女の子の声色で)やめて、かわいそう!
森脇 いや、大丈夫でしょ。(有吉の喉元にハリセンを構えて)喉とかでも
観客 えー!
田中 え! 喉、弱いで
有吉 (小声で)ちょ、あんまり強くやるなよ(笑)
全員 (笑)
森脇 (爆笑)
遠藤 (有吉に詰め寄って)おい! ちょっと、なんつった、今! なんつった、今!「あんまり強くすんな」?「あんまり強くすんな」?

有吉の両脇に、森脇と遠藤が、再び立つ。

遠藤 じゃ、ちょっと、いかしてもらいます。ホンマに、あのー(西山:「ウソ、えー!」)

遠藤が、有吉の顔の正面にピコピコハンマーを構える。

森脇 (有吉の後頭部にハリセンを構えて)じゃあ、両方から(西山:「ちょっと待ってー!」)
有吉 ちょっと(苦笑)
遠藤 顔、横の方から(森脇:「はい、はい」)

有吉の顔の向かって左側に森脇がハリセンを、右側に遠藤がピコピコハンマーを構える。

タモリ せーの!

森脇と遠藤が、同時に有吉の顔を叩く。有吉は、一瞬、両手で両頬を押さえて、また元に戻す。

観客 きゃー!
森脇 (笑)いや、ちょっと! あれ?
遠藤 (両手で両頬を押さえるしぐさで)こうやった、お前
有吉 あの、でも、まあ、でも、平気な方じゃないですか。結構(笑)
全員 (笑)

遠藤のあまりにも意外な側面

タモリ 遠藤
西山 遠藤さん

西山が、ボードの"特技"の項目、遠藤の欄の目隠しを剥がす。"●数字に強い ●野球"。

西山 数字に強い"(遠藤:「"数字"と…」)。そして"野球
遠藤 野球"は、もう、すごいです"
久本 だって、スカウト来たんだもん(西山:「スカウト来たんですよね」)
遠藤 はい、来ました
西山 どこから、スカウト?
遠藤 広島東洋カープと(有吉:「お!」)中日ドラゴンズから
観客 おー!
久本 ホントよ。指名、スカウト
田中 ホンマです。それが、ね、僕の自慢なんです(笑)(笑)
全員 (笑)
田中 でも、スゴいじゃないですか
タモリ なんで、お前の自慢なんだ(笑)
田中 いや、相方の、だって、そんなん、ねえ。すごいじゃないですか
遠藤 まったく芸には生かされてないんですけども。関係ないんですけども
久本 いやいや、でも、それはすごいよ
タモリ 野球部、今、やってないの? チーム作って
遠藤 あ、やってます(タモリ:「やってんの」)。やってます
久本 なんていうチーム?
遠藤 アイ・イー・ファイブっていうチーム
西山 じゃあ、中居くんの精一杯チームと、今度、対戦とか
遠藤 やりましょうよ(西山:「ねえ」)
中居 やろっか?(遠藤:「はい」)だって、すげぇんだべ?(西山:「「すげぇんだべ」(笑)」)
遠藤 え、強いですか?(中居:「え?」)強いですか?
中居 うん。ん?(言い淀んで)う、うん。いや
遠藤 僕ら、無敗ですよ
久本 う、カッコいい(遠藤:「まだ負けたことないです」)。何戦、何戦?
遠藤 30戦くらいして
久本 うわー!(西山:「すごーい」)
タモリ 30戦して、どれくらい勝ったの?
遠藤 いや、30勝(田中:「30勝」)

観客がざわめく。

中居 そん中に、俺、俺、入るよ(笑)
全員 (笑)
久本 今度、試合する時、呼んでや。みんなで応援に行くよ(中居:「行くよ、行くよ」)。ねえ
遠藤 来てくださいよ
久本 うん、気が向いたらやけど

中居が、チアリーディングの振りを始める。

中居 ♪バンバンババン、バンバンババン(有吉:(笑))(笑)

有吉と森脇も、中居の振りに加わる。

中居 ♪バンバンババン(久本:「いいねえ、いいねえ」)、かっとばせー(笑)
久本 (田中:「チアガールも」)チアガール、チアガール。行こうや。(西山に)喜久ちゃん、行こうや
西山 すごい、行きますよ
タモリ 弁当、作って、俺なんか、ねえ(西山:「あ、タモリさん、ねえ」)(笑)
全員 (笑)
田中 手作りの
久本 (拍手しながら)タモリさん、うまいもーん(西山:「おいしいお弁当、作ってくださいますよぉ」)
田中 数字に強い"っていうの、あれなんですよ。暗算とかじゃなくて(遠藤:「計算じゃないんですよ」)、あのね、ビルの高さとか。そういうのが、ね、すごい、覚えるんですよ"
中居 あ、覚えられるの(田中:「覚えるんが、得意なんですよ」)
久本 例えば、例えば、どういうの? ビルの中で
遠藤 例えば、今、一番、あの、日本で高いビルが、ランドマークタワーといいまして、296メーター
遠藤 2位が、えーと、大阪にあるコスモタワービル、256メーター(笑)
遠藤 3位が…
タモリ 別に"数字に強い"訳じゃないよな(笑)(有吉:「そうですね(笑)」)(笑)
遠藤 3位が、都庁の、243メーター
中居 それ、覚えたんでしょ? やっぱ(笑)(遠藤:「はい」)
タモリ (森脇:「ただの暗記力じゃないですか」)暗記力
有吉 ビルマニアっていうだけですよね
遠藤 いや、ビルマニアなんですよ
田中 休みの日になったら、あの、ほんま、ビルとかの写真撮るんですよ(森脇:(笑))
西山 えー?(田中:「マジで」)
遠藤 (カメラを構えたポーズで)色んな角度から(久本:「なんでやの?」)
西山 で、高さを調べて?
遠藤 高さを調べて
中居 アルタのビルは?
遠藤 あ、アルタのビルは、まだ、ちょっと、調べてない。来週までに、必ず調べてきます!(森脇:「(笑)なんで、そんな」)
久本 なぁ、(フジテレビの)新社屋、新社屋(西山:「あ、フジテレビ新社屋」)
遠藤 新社屋がね、25階建ってのは知ってるんですけど(久本:「うん」)
タモリ 自分が思う、ビルのベスト5(遠藤:「僕が思う…」)。日本のビル、ベスト5(西山:「ビル、ベスト5」)
森脇 高さとかじゃなくて
タモリ まず、第5位から(西山:「5位」)
遠藤 第5位は、やっぱり、サンシャイン60
タモリ 理由、理由
遠藤 これは、やっぱり、ずーっと、あの、今まで、日本一高いノッポビルとしてそびえ立ってて(久本:「うん、うん」)もう、今、だいぶ抜かれてきましたけど、やっぱり、ずっと、長年の、良くガンバったということで、第5位
久本 (言い間違えて)シャンシャインは、いくつ?
遠藤 (きっぱり)サンシャイン
西山 「シャンシャイン」(笑)(笑)
久本 (苦笑)
中居 (サンシャイン)は、何メートル?
遠藤 240メートル
久本 第4位!
遠藤 第4位は、やっぱ、都庁ですね
タモリ おー。理由
遠藤 理由。僕が、あのー、東京に来た時に、ちょっと、工事現場、手伝ったことがあるんで、バイトで(タモリ:「愛着がある」)。はい、愛着があるんで。ちなみに、これ、243メーター
タモリ おー
久本 第3位…
田中 こんなん聞いてて、楽しいですか?
西山 (笑)(笑)
田中 ねえ。お客さんも、ねえ。楽しくないじゃないですか
遠藤 僕は楽しい
久本 意外と、楽しい(タモリ:「楽しいよ」)
田中 第3位、2位、1位、聞きたくないですもん
タモリ・西山 第3位!
有吉 (拍手)
タモリ 3位は、どうぞ!
田中 おもろないやろ、これ
遠藤 第3位は、やっぱり、ランドマークタワー
中居 ランドマークタワー!(拍手)おめでとうございまぁす
田中 違うよ…
遠藤 (田中の発言を遮って)ランドマークタワー!(笑)
久本 はい、理由は?(西山:「理由は?」)
遠藤 理由は、やっぱり、日本で一番高いノッポビルということで。ま、296メーターっていう、この高さが。非常に、夜景もキレイに見えますね(久本:「夜景もキレイ」)
田中 どうでもいいよ、そんなこと(笑)
久本 いや、ドキドキして。次、なに?(西山:「さあ!」)
タモリ さあ、いよいよ、準グランプリの発表です(西山:「きゃー!」)
全員 (拍手)
タモリ その前に、一旦、コマーシャルです(笑)(有吉:(笑))
田中 もったいつけるもんちゃうで、これ。おかしいで、これ
タモリ じゃあ、準グランプリの発表です。(ドラムロールを模して)ドゥルルルルルルルル、どうぞ!
遠藤 大阪コスモタワービル(田中:(苦笑))
全員 おー!
タモリ 理由は?
遠藤 やはり、あのー、神戸も眺め、そして大阪も眺める。もう、そのビルの一番上に立ったら、もう、関西中が、全部、眺めてしまう(西山:「え、神戸も見えるんですか?」)。神戸も見えます
久本 ちなみに、何メートル?
遠藤 えぇ、256メーター
タモリ 何階建ですか?
遠藤 えぇ、それは、えー、52階建でございます
タモリ ほー(田中:「「ほー」じゃない(苦笑)」)
西山 さあ、いよいよ
タモリ いよいよ、グランプリの発表です。グランプリのビルには…

スタジオに、本物のドラムロールのテープが流れる。

全員 (笑)(笑)
田中 いや、そんな、すごいもんじゃないから! 違う! そんなん、おかしいよ! どうでもいいことじゃないすか、そんなん
西山 (爆笑)

遠藤が、中央に立ち、深呼吸してうつむいている。

タモリ (遠藤を見て)緊張してる、緊張してる
久本 ドキドキ、ドキドキ
田中 なんで緊張してんねん、これ! おかしいっすよ! みんな、おかしいっすよ。な、興味ないっすもん!
中居 (遠藤に)もう、決まってるんですか? 本人は(西山:「決まってますか?」)

遠藤が、無言で頷く。

田中 だから(苦笑)、そういうことじゃない、これ(笑)
タモリ 1997年度、ベストビル、グランプリの発表です
田中 おかしいよ。(観客に)ねえ、これ
中居 (久本:「やー! やー!」)やー! もう言っちゃうの? 言っちゃうの?
タモリ このビルには、賞金500万円が贈られます
中居 おー!(西山:「えー?」)
全員 (拍手)
田中 おかしい! ウソでしょう? おかしいよ、これ
タモリ 1997年度、ベストビル、グランプリに輝くのは、どのビルでしょう、どうぞ!
田中 おかしいは、これ
遠藤 (厳粛な表情で)発表します。…新宿アルタビルです!

沸き上がる歓声と拍手。

田中 「イェー」じゃないよ、「イェー」じゃないよ! 「イェー」じゃないって。なんで、「イェー」やねん(笑)
全員 (笑)
遠藤 これは(田中:「なんや、これ」)、これは、ホント、素晴しい(タモリ:「素晴しい」)、素晴しいビルです
タモリ 意外と拍子抜けしましたね(笑)(有吉:「はい、そうですね(笑)」)
久本 私、これ、オチだと(笑)
タモリ 一気にしぼみましたね(笑)(有吉:「しぼみましたね(笑)」)
遠藤 いや、ホントに、東京と言えばアルタというイメージが(森脇:「ありますね」)、やっぱり、代名詞になるくらいのビルなんで(久本:「そうやんな」)
タモリ じゃ、アルタビルに500万、贈ってください(西山:「贈ってください」)
遠藤 僕が贈るんですか?(笑)
全員 (笑)
西山 遠藤様から、アルタビルに500万円が贈られます!
全員 (拍手)
タモリ ベストビル大賞、また来年!

有吉が、カメラに向かって手を振る。

田中のマジな趣味

中居 (ボードを指差して)まだ、残ってますね
西山 田中さんの"特技"が残ってるんですよ(笑)。タモリさん
田中 (中居:「もう、いいの?」)もう、もう、いいっすよ、いいっすよ、いいっすよ、僕。(西山:「いいですか?」)めちゃめちゃ、だって、ほら、見てくださいよ。めちゃめちゃ地味ですもん

田中が自分で、ボードの"特技"の項目、田中の欄の目隠しを剥がす。"映画のことなら何でもわかる"。

田中 映画のことなら何でも"言える(笑)"
森脇 (笑)
田中 めちゃめちゃ地味じゃないすか。もう、いいですよ。しょうがないっすもん。あんなんやられたら、この後に…
久本 映画、ベスト5!
全員 (拍手)

田中が、中央に立つ。

タモリ (西山:(爆笑))お待たせしました。1997年度、映画ベスト5です
久本 待ちに待った、この瞬間。はい
タモリ 第5位からの発表です。よろしくお願いします
中居 (つぶやくように)どこ使うんだ、こんなの(有吉・森脇:(笑))
タモリ 第5位は!(久本:「5位は!」)
田中 …『カッコーの巣の上で』(久本:「ほぉ! 理由は?」)。えーと、245メーターです(笑)(笑)
全員 (笑)

久本が、田中の頭を叩く。

遠藤 なんやねん、メーターって。なにが!(西山:「関係ない、高さ(笑)」)
タモリ (田中を端へ追いやりながら)(笑)もう、いいよ。消えろ! お前(久本:「帰ろ」)
田中 (苦笑)しょうがないわ、こんなん。ビルの、あんなん、やられて
久本 もう、終わりや、終わりや(西山:「もう、終わりですか?」)
中居 1位だけ聞こう、1位だけ、じゃあ聞こう
田中 1位が、えーと…

ドラムロールが流れ、田中が、再び中央に立つ。

中居 はい。タモさん、出番よ
タモリ お待たせしました。年度別なし、今までの、田中が選ぶ、映画、グランプリの発表です(久本:「はい」)。このグランプリには500万円が贈られます。それでは、どうぞ!
中居 え、もう言っちゃうの? 言っちゃうの?(久本:「やー! やー!」)
森脇 優しいな(笑)
タモリ その前に、コマーシャル(笑)
全員 (笑)
有吉 (笑)聞きたい(西山:「どーして? どーして? コマーシャル(笑)」)
タモリ (中居が出演しているNTTのコマーシャルを真似て)ISDN、ISDN(笑)
中居 (笑)
田中 (タモリに)ね、やってますよね?(※聞き取り不能)なく、ね? 間違いなかった
タモリ コマーシャル明け、5秒前! 4、3、2、1
中居 えぇ? もう、言っちゃうの? 言っちゃうの? もう。(遠藤:「言いますよ」)ヤだな、もう、言っちゃうの?(笑)
タモリ 田中が選ぶ、映画、グランプリの発表です。グランプリは!