邦子がタッチ!

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原文作成◆吉田君

邦子がタッチ!

番組情報
項目 内容
放送日時 1997年2月22日 12:00~13:00
放送局 テレビ朝日
司会 山田邦子、小久保知乃進(テレビ朝日アナウンサー)
レポーター 吉元潤子(テレビ朝日アナウンサー)
ゲスト 猿岩石

猿岩石徹底追跡

生岩石

タイトル後に、ボカシの入った猿岩石の立ち姿。それを見ながら笑う邦子。

邦子 それでは、みなさまもう新聞で読んだと思いますが、今日は呼びますか。
小久保 すごいゲストですね
邦子 今日のゲスト、猿岩石、どーもー

スタジオ入りする猿岩石。BGMに「白い雲のように」がかかる。キャーという大歓声。

「白い雲のように」

邦子 この人気ですよ、猿岩石
猿岩石 ありがとうございます
邦子 えーっと、どちらが猿さんで、どちらが岩石さん?(笑)
猿岩石 (笑)
小久保 そんな、同じ事務所なんですから…やめて下さいよ(笑)
邦子 いやいや、そういう質問をしてた時期が懐かしいですよ。もうあっという間にね、森脇くんと有吉くんが超人気になりました。どこが人気なの?
森脇 アハハハハ(笑)
邦子 とりたててハンサムなわけじゃなし、

森脇、モニターに写る自分の顔を見る。

有吉 かわいいでしょ、けっこう(自分を指しながら)
邦子 かわいいはかわいいけど
客席 かわいい~、かっこいい~
邦子 かっこいい~?
森脇 かっこいい?

客席を見る猿岩石。キャーという歓声とともに手をふる客。

小久保 今日はスタジオのお客さんを敵にまわさない方がいいですね
邦子 (客席に向かって)あんたたち、反町くんとか見たことないから言ってるんじゃないの? (笑)なんか今、女版スープレックスみたいになっちゃいましたけど
小久保 ま、というわけで、今日の邦子がタッチはですね、猿岩石の人気の徹底追跡
邦子 徹底的にいきたいと思います
小久保 徹底的にいきました
邦子 覚悟して下さい
猿岩石 よろしくお願いします

2月15日

新宿紀伊国屋書店。中継するのは小久保アナ。

小久保 ものすごい大歓声。おっと、おっと、なんでしょうか。この黄色い声。いったい何がおこったの? 何がおこったの!? えっ、なにが、なにが!?

テロップ(非常事態発生!!)。キャーキャーという大歓声と、ごった返す人の波。

小久保 えっ、ちょっと、ちょっと、ぜんぜん状況がわかりません

テロップ(この日集まった人は約1500人)

ナレ この日、出版サイン会に訪れたのは、150人限定のはずが、なんと1500人!!
邦子 せんごひゃくにん!?
ナレ 会場はまさに興奮の坩堝。なかには感動のあまりこんな人まで

テロップ(感動して涙を流す人も…)

小久保 猿岩石の入場を前に感動の涙を…。もうすぐ来るよ、猿岩石(泣いている子に話しかける)
邦子 嫌んなって泣いちゃったんじゃないの?(笑)
猿岩石 (笑)
小久保 さぁくるぞ、見えましたー。いよいよ猿岩石が登場!!

入ってくる猿岩石。

テロップ(猿岩石登場!!)。キャーという大歓声。

小久保 うっわー、もんのすごい、まさに、この人垣の上をいくカメラのフラッシュの嵐。平成のおしくらまんじゅう。すごいぞ、すごいぞ、もう身動きがとれない!!

テロップ(この日は猿岩石の出版記念サイン会が行なわれ一目見たさにたくさんの人が集まった)

ナレ 猿岩石日記を始め、出す本出す本すべてベストセラー。この日の猿岩石芸能界サバイバルツアーもすでに30万部を突破。スターの証、サインも手慣れたもの。

にこやかにサインをする猿岩石。

女性 宝物ですよ。あっもう1冊読んじゃって2冊目なんですよ。
小久保 (別の女性に)何が一番なの?
女性 カワイイトコロ。
その友達 えっ、カッコイイよ。カッコイイ、カッコイイ。

太田プロ

ナレ さらに事務所へ訪ねて行けば、2月14日バレンタインに贈られてきたチョコが

テロップ(バレンタインデーにたくさんのチョコレートが贈られたと聞いて所属事務所へ…)。太田プロに入っていく小久保アナ。

小久保 おーっ、これもしかして…

部屋の片隅に積み重なる贈り物の山。

邦子 おーーーっ。ジャニーズみたいじゃない
小久保 全部、猿岩石さんへのチョコレート…?(目を丸くして)
ナレ なんと、全国から贈られたきたチョコレート、その数2000個。
邦子 これはスゴイ

猿岩石の生立ち

2人の幼少からの写真が写る。

ナレ そもそも2人は1974年、同じ広島県に生まれました。小学校1年生の時に有吉の通う小学校に森脇が転校してきたのが運命の出会い。すぐに意気投合した2人。そしてこの頃、有吉は先にお笑いに目覚めていったんです。中学を卒業しても同じ高校に進学。しかし中学の頃からツッパリはじめた森脇は高校に入ると本格的なヤンキーとなり高校を中退。それでも仲の良かった2人はお笑いで一旗あげようとコンビを結成。ハタチで上京したのです。

写真:森脇 1歳(女の子のよう)、有吉 生後1ヶ月(帽子までかぶってカワイイ有吉)

邦子 アッハッハ(笑)かぁわいぃ~

テロップ(有吉・森脇共に74年広島県に生まれる)。写真:中学1年(黒板の前に立つ森脇)、10歳(記念写真の有吉)。テロップ:この頃 有吉は突如としてお笑いに目覚める。テロップ:中学を卒業して同じ高校に進学(2人一緒にヤーとポーズ)

邦子 あーもう猿岩石になってますねこれは

テロップ:17歳(ヤンキーになった森脇)、高校一年(おどける有吉)

邦子 あーもういっちゃったな。もうとんでもありません

テロップ:20歳の時に2人で上京 太田プロライブで人気が上昇。ものすごく映像の不鮮明なライブビデオ。コントを演じる猿岩石。セリフ聞き取れず「なにやってんの」という森脇のツッコミで終わる。

邦子 これはもう後にも先にも貴重な映像ですね

白い雲のようにのCDジャケットが映る。

ナレ その後の活躍はいうまでもなく。昨年12月に出したCDは100万枚突破のミリオンセラーと輝いたのです。

2月14日放送のミュージックステーションでの映像が流れる。テロップ(CD100万枚突破)

邦子 おーー。バレンタインデーに。緊張してる?いつもと変わらないように見えるんだけど、あっそー。緊張してるんだ。

反町狙い

スタジオ。拍手とともにスタジオに切り替わる。イスに座っている猿岩石。

邦子 すごーい。えーっ。キャーッだって。あんた聞いた?(アナに)あの会場にいたんですかだって
小久保 僕なんか虫ケラどうぜんでしたよ
有吉 (あわてて立ち上がり)ち、違いますよ(かき消される)
邦子 今、有吉言ったわよ
小久保 僕、一生忘れません
邦子 言ったわぁ~
小久保 (笑)そんなことない。今猿岩石さんにさからったら僕はもう生きていけないですから(笑)
猿岩石 (笑)
邦子 (アナに)そんなことないわよ。(有吉に)100万枚?

有吉、イスに座ろうとして、また立つ。

有吉 ありがとうございます
邦子 すっごー~い

それまでずっと座っていた森脇も立つ。

邦子 あんた、あたしが今立ってたのに、座ってたでしょ

笑う猿岩石。

小久保 これはセットですから、どうぞ
有吉 (笑いながら)座れって言ったじゃないですか(邦子を指し)

声を出さずに笑う邦子。

森脇 うまいなぁ、もぅ
邦子 ゲストですから、どうぞお座り下さい。(笑)

座ろうとする猿岩石。

邦子 (手を腰に回しふんぞり返って)座れるもんならね!!

会場爆笑。

邦子 同じ事務所の後輩ですから。はい、座って下さい。

やっとイスに座る猿岩石。

邦子 しかし洋服もなんだかカッコよくなったじゃないですか。
森脇 そうですか。ありがとうございます
邦子 ジャージのイメージがありましたけど

会場からカッコイイ~の声。

邦子 だから、カッコイイっていうのは反町クンとか、ね

会場笑う。

有吉 ちょっとまって、反町オンリーですか?
邦子 ちょっと好きなんで。(笑)
小久保 それでは邦子さん、猿岩石の2人を徹底解剖する質問。ちょっと…
邦子 今日は後ろに数字が出るようになっています。で、2人にはこのボタンを持っていただいて、どっちが押したかわからないようになってますが

ボタンの準備をする2人。2人の後ろには電光掲示板。

小久保 イエスの時はボタンを押していただきます
邦子 2と出れば、両方イエスなんですよ。でも1と出た時ですよ。どっちかなんです
小久保 その場合は邦子さんが口を割っていただかないと
邦子 いろいろとね、質問していきたいと思います
小久保 はい。
邦子 では、まいりましょう

質問1

小久保 最初の質問です。今日ははっきり言って、来てやった
有吉 そんなぁ(でも目は泳いでいる)
森脇 そんなぁ(有吉に続き)
邦子 来てやったぁ?

冷めた笑いをする有吉。結果:1

小久保 いち!?
森脇 えっー!?(後ろを振り向き)
会場 えーーーーーーっ!?
小久保 えーっ、ウソー、ウソー、邦子さん
森脇 おまえぇ…(有吉に)
小久保 これは大問題ですよ

有吉、森脇互いの頭をハタク。

邦子 どっちなのよー
小久保 うまいですねぇ
森脇 オイオイ
有吉 こいつぅ(言葉にならない)
邦子 きてやったぁ? こんなぁろぉ~

笑う猿岩石。特に有吉大笑い。

小久保 本当は寝ていたかったんじゃないですか?
邦子 まぁちょっと早いですよ。こういったお昼の番組っていったら朝から用意しますけども

笑う猿岩石。特に有吉は肩をヒクヒクさせて笑っている。

邦子 (猿岩石の前に立ち)忙しいなか、おありがとうございます(おじぎする)
有吉 いやいやいや(笑)

あわてて立ち上がり、おじぎする猿岩石。

邦子 ホントにゲストに来てくれて、あーーりがとう
森脇 ありがとうございます

下を向き、笑う有吉。

邦子 どっちなのかな。まだそんなにね、深く話したことはないんですけど、最初の印象では2人は入ってきた時はおとなしかったんですよ
猿岩石 ハイ
邦子 だんだんね、おしゃべりできるようになって。んでね、予想ではあたし有吉クンの方がたくさんおしゃべりするのかと思ったら、意外と森脇クンの方がおしゃべりするのよね
森脇 あっ、そうですね、ハイ
邦子 (森脇につめより)あんたが押したわね
森脇 いや、違います、違います。(笑)こういうのはこっちの役目なんです

違う違うと首を横にふる有吉。

邦子 (有吉の胸元をつかみ)あんたなのね

のけぞる有吉。

小久保 次の質問にいっていいですか
邦子 わかりました。お座り下さい

座る2人。

邦子 ゲストでしたね

質問2

小久保 つづいての質問です。今日の邦子さんは、ハッキリ言って恐い

カーッという顔をして笑う邦子。結果:1。会場爆笑。

有吉 おまえ~いい加減にしろよ(森脇に)
森脇 おまえー(笑)お互いつかみあう
邦子 やっさしいじゃ~ん。すんごい。ゴミついてるわよ(笑)

有吉の肩を払う邦子。

森脇 今のは恐かったです
邦子 がんばってね、プップッ。

手をプップッとやるマネをし、森脇の体をさわる邦子。

森脇 あ、どうもありがとうございます
邦子 緊張する? 緊張する? 私に会って
有吉 いや、全然もぅフツーの、フツーの…
邦子 なめてんな。その言い方。ぜんぜん普通のおばちゃんだー?

笑う猿岩石。有吉、ホラ吹いてるという手をしながら。

小久保 いやいやいや、そこまで言ってないですよ。ええ
森脇 緊張しますよ
邦子 仲良くしましょう。今日はね
小久保 はい色々聞きたいこともあるんですが、それはのちほど
邦子 たとえ裏で何があってもね
小久保 今日、興奮してますね
邦子 (笑)密着をさせていただきました
小久保 はい
吉元 とにかくお忙しいお2人だったんですね。さっそくこちらをごらん下さい

一日密着取材

午前10時 駅のホーム

吉元 大人気の猿岩石さんに一日密着取材をして、彼らの魅力にせまってみたいということで、都内の某駅に来ているんですけど。もうまもなくいらっしゃる頃だと思うんですが…。あっ、いらっしゃいました。行ってみましょう

走る吉元アナ。

吉元 おはようございまーす

眠そうな猿岩石、マネージャーとともに登場。有吉は、手にノート(ネタ帳か?)と缶コーヒーを持ち、カバンをたすきがけ。

猿岩石 おはよーございまーす
吉元 今日は一日密着させていただきます。よろしく御願いします
猿岩石 よろしく御願いします(互いに頭を下げる)
吉元 ところで今日はどちらに行かれるんですか?
森脇 今日は川口の…
吉元 顔が眠そう
森脇 (コクンとゆっくりうなづきながら)よろしく御願いします

テロップ:本当に眠そうな2人

ナレ 超多忙で本当に眠そうな2人。取材はここからはじまりました。猿岩石一日密着取材。その全魅力に迫る!!

予餞会の映像、絶叫マシーンの落ちる瞬間、もんじゃを食べる映像。

ナレ 絶叫マシーンの雑誌取材から、初体験東京下町グルメまで。他では見られない猿岩石の素顔をすべてお見せします

壊れ始める

スタジオ。

邦子 おおーっ。邦子がタッチ(イヤそうな顔で)
森脇の声 いやそうな…

カメラ、2人をそれぞれズームアップ。カメラ目線で何か言うが聞き取れず。

邦子 かわいい、かわいい、かわいい(言いながら、有吉の頭をなでる)かわいいー(イヤミモード)

<CM>

一日密着取材 つづき

ナレ 午前10時。猿岩石の一日は電車移動で始まりました

網棚に荷物を載せ、座席にこしかける猿岩石。有吉は、缶コーヒーを飲みながら、スポーツ新聞を読はじめる。

ナレ 片手に新聞、片手に缶ジュース。まったくタレントらしくない2人。回りの乗客も誰一人として2人に気付きません

突然、森脇が立ち上がり正面の網棚に置いてある雑誌をゲット、座席に戻る。(スタジオ爆笑)

ナレ 網棚のマンガを拾い読みするのもつねに自然体

駅に到着。エスカレーターを昇る猿岩石。

ナレ 電車を乗り継いでやってきたのは、埼玉県川口市。昼12時、川口青陵高校に到着。

学校に入っていく猿岩石。学校の応接室前。

吉元 こちらがお2人の控室ということなので、さっそく覗いてみたいと思います

ノックする吉元アナ。

吉元 失礼しまーす。失礼します。あっ、お食事中だったんですか。ごめんなさ~い

寿司を食べる箸を止め、ニッコリ微笑む森脇。

吉元 今日のメニューは? お寿司

いくらもついてる江戸前寿司。

邦子 えらくなったねー
吉元 何がお寿司の中ではお好きですか?
有吉 ……マグロ(とーっても小さい声)
森脇 ……マグロですね(同じく小さい声でマグロを箸でつまみながら)
吉元 いいですよね、おいしいですよね
森脇 ええ
吉元 私も食べたいなー
森脇 ……ああそーなんですか(感情のこもっていない返答)
吉元 おいしそ~、食べたいな~(笑)
猿岩石 ………(まるで、トラファルガー広場でアメリカ行きの発表を聞いた時のようにムシして食べる。ひたすら食べる)
吉元 (笑)ムシされちゃった~

笑いもせずにお寿司をほおばる有吉。

吉元 今日は朝は…
有吉 (さえぎるように)僕からごはん取ろうとする人はじめてですよ…

会場笑い。

吉元 (笑)そうですか?ごめんなさい
森脇 じゃあわかりました。

鉄火巻に醤油をつけて、吉元アナに指しだす森脇。

吉元 いいですか、いただいても
森脇 はい

吉元アナ、口を開けて、今まさに鉄火巻が入ろうとする瞬間、有吉の箸がのび、鉄火巻を自分の口に………。会場爆笑。ニンマリ笑う有吉。

午後1時

眠そうに目をこする森脇。寒そうな有吉。

ナレ 午後1時。いよいよ仕事開始。この日最初の仕事は、高校の卒業生を送る会のトークショー

体育館に入っていく猿岩石。会場は黄色い大歓声。

吉元 今お2人が入っていかれましたけれども、ものすごい人気です。人気は本当だったといったかんじです。すごい興奮のるつぼですね

トークショー開始。ニヤニヤしながら聞いている会場の女子高生たち。

ナレ 大歓声にむかえられたものの、いざトークショーがはじまってみると…
吉元 会場に猿岩石さんが入った時にはすごい熱気だったんですけども、トークがはじまってからしばらくたったら、シーンと…みなさんなさってるんですね。みんなあまり話は聞いてないといったかんじで…
邦子 アッハッハ、やーい、ざまーみろ~
ナレ 静まりかえらせた1時間のトークショー

スタジオ爆笑。

邦子 やーい、やーい
ナレ しかし退場ともなると

花束をもらい、挨拶する猿岩石。体育館を出る猿岩石にまた黄色い大歓声がおきる。

邦子 よかったよかった

午後2時

高校を出てタクシーに乗る猿岩石。

ナレ 高校を後にした2人はタクシーに乗って次の仕事場へ。中では熟睡状態

後部座席で寝ている猿岩石。

午後3時 後楽園到着

ドームに向かう階段を昇りながら。

吉元 後楽園についたんですが、こちらでは何が…
有吉 雑誌の取材なんですよね
吉元 雑誌の取材? アイドルみたいですね(笑)
有吉 (笑)雑誌の取材なんですよ(目を輝かせながら)
吉元 目が輝いてますよ
森脇 その前に行きたい所があるんですよ
吉元 どこですか?
森脇 ぼくらが上京してきて芸人になろうと思って、上京してきたじゃないですか。僕らの出発点がここなんですよ
吉元 この東京ドームがそうなんですか?
森脇 そう、思い出の場所
有吉 雑誌の取材なんです
森脇 もういいよ(有吉につっこむ)そこへもう行ってみましょう
吉元 はい

走って階段を駆け上がる猿岩石。ついていく吉元アナ。猿岩石、走ってドームの石のベンチに飛び乗り、カバンを枕に寝転がる。会場爆笑。

有吉 ここで僕らは寝てたんですよ。野宿してたんです
森脇 (嬉しそうに)なっつかしいね、これねぇ~
邦子 そう
ナレ 2人の原点となったのがここ東京ドーム。広島から上京してきた2人は部屋がみつかるまで1週間以上もここで野宿していたそうです。
邦子 一週間も?
森脇 (しみじみと)あ~なつかしいな~

JUNON5月号取材 後楽園ゆうえんち

ナレ 感慨にふけっているひまもなく、後楽園ゆうえんちで次の仕事へ。雑誌JUNONの取材はもっとも苦手な絶叫マシーン体験。

コースターの前で写真撮影の後、マシーンに乗り込む猿岩石。終わったのか、せき込みオエ~っという顔の有吉。スタジオ爆笑。トップスピンに乗る猿岩石。

有吉 何もやってないですよ

トップスピンの前に立っている吉元アナに向かい、

吉元 いえいえいえ、一日密着ということでついていくだけで
森脇 密着、密着
有吉 密着してくださいよ~
吉元 ほんとにぃ?(イヤそうにディレクターに聞く)

結局、吉元アナも乗り、他の乗客もそろいスタート。

ナレ ということでなぜか私も加わって、一緒に絶叫マシーンに乗るはめに。これ本当にこわかったんですよね。有吉さんの顔をよく見て下さい。ほんとに恐そうな顔してるんですよね。気持ち悪そうですね

ほとんどイッちゃってる有吉。あっけらかんとする森脇に対し、またもやオエ~という顔の有吉。園内を歩く猿岩石を発見するファン。

ナレ どんなに気持ち悪くても、みつけたファンは放ってはおきません

ヨレヨレになりながら、握手をする有吉。

午後6時 東京ジョイポリス

ナレ 続いては場所を変え、東京ジョイポリス

タイムホールに乗っている猿岩石。

有吉 アカン アカン もう ホンマ ダメ ダメ ダメ

物凄い形相で落ちていく猿岩石。

邦子 ハッハッハっ(笑)
吉元 かたまっちゃってますね、お2人とも…

有吉 放心状態。

吉元 こわかったですか?

口を開けたまま小さくうなづく有吉。

吉元 今までで一番こわかったですか?

小さく3回首を縦にふる憔悴しきった森脇。

午後8時

ロケバスを降りてついた所は月島。

吉元 おつかれさまでした~
有吉 おつかれさまでした(笑顔)
森脇 おつかれさまでした(笑顔)
吉元 今日はこれでお仕事終わりですか?
有吉 終わりです(元気よく)
ナレ 一日密着取材。仕事の締めは広島出身のお2人に東京下町の味を体験してもらうことにしました。

東京月島 若大将。テーブルにつき、おしぼりで手をフキながら。

森脇 実はですね、今日もんじゃ焼き初体験なんです
吉元 そうなんですか。お2人は広島ですものねぇ
有吉 広島です。吉元さんは?
吉元 あたしは東京なんですが
有吉 あ、じゃ安心ですねぇ
吉元 私も実は作れないんですよ
ナレ 誰も作り方を知らないということで、ご主人に登場していただきました

笑顔で登場する店主。そば、イカの入ったもんじゃを手に。

店主 まず、火弱いともんじゃって、ジャーっと…なんていうんですか、お好みみたいに堅くないんで、水分が多いんでこういうふうに流れちゃうんですよ。まず、こうはねるぐらいでちょうどいいんです

店主のウンチクを「へー」「はい」「ほー」とうなづきながら聞く猿岩石。

有吉 そばとかも入ってるんですね
店主 そうです。そばが入った方が甘味がでておいしいんですよ
森脇 あ~あ~あ~、なるほどね。
有吉 キャベツも入ってるんですね
店主 キャベツがないともんじゃにならないんです。
有吉 あっそーなんですかー
店主 後で味付け変えられますから。そこがもんじゃのいいところなんです

土手を作りはじめる店主。

有吉 あー、こういうふうに
店主 こうやってね、土手を作るんです。土手を
有吉 土手を
店主 それでソースを入れます(汁にソースを入れながら)
森脇 あー、そっちに入れるんだ
有吉 卵かけごはんの要領だ
店主 そうですね、えっ?(よくわかっていない店主)
森脇 卵かけごはん
店主 これで今度は(汁を入れる)
森脇 で、食べれるんですね(ヘラを手に)
店主 まだまだまだ早いです
有吉 で、もう食べれるんですね
店主 もうちょっと待って下さい。仕上げがありますので
有吉 おっ、中華丼みたいですね
店主 そうですね

もんじゃに青のりがかかって、出来上がり。

有吉 いただきます
森脇 いただまーす
有吉 (ヘラでイカをすくいながら)これ大丈夫ですか?
店主 もう大丈夫です。(笑)ぜんぜん大丈夫。生でも食べれるやつですから
有吉 はい、はい。いただきます

食べる猿岩石。

吉元 いかがですか?
有吉 おいしいわ。

うなづく森脇。

有吉 おいしそう
森脇 おいしそうじゃない。食べてるんだから
吉元 広島風のお好み焼きとくらべるとどっちが?
有吉 ……もんじゃですね
吉元 もんじゃですか?
有吉 いや……互角
吉元 CDも出されたし、これからは歌とお笑いとどっちの方向に?
有吉 ……歌でいくと、僕はいつか切られてしまうんです。
吉元 えっなんでですか?
有吉 ヘタだから
吉元 ヘタだから?(笑)
有吉 はい(けっこうマジな顔)
吉元 でも歌ってらっしゃいますよね
有吉 はい、歌ってますよ
森脇 ヘタって言いきるほどヘタじゃないよ(有吉に向かい)
有吉 でもこのままやってると、ついに森脇ソロデビューってなるんで

隣の森脇、もんじゃをフーフーしながら聞いている。

有吉 お笑いでやってると、消える時は2人で消えるんで、お笑いをがんばりたいですけど
森脇 今はなんでもやりたい時期ですから…。今なんでもやっといて、思い出作りに励むと。
邦子 ハッハッハ(笑)

午後10時

若大将を出る猿岩石。

「どうして僕は旅をしているのだろう」

森脇 うまかった~
有吉 あ~おいしかった~
森脇 うまかった、はじめて食った
有吉 めっちゃくちゃおいしかった

最後に出て来た吉元アナに向かい、おじぎをしながら。

有吉 どうもごちそうさまでした
森脇 ごちそうさまでした
吉元 いえいえ、ごちそうさまでした(笑)ほんとに一日密着させていただいてありがとうございました(深々とおじぎ)
猿岩石 ありがとうございました(さらに深々とおじぎ)
猿岩石 お疲れさまでした(3回ほど繰り返し、ボソット一言)
有吉 寝よ
ナレ そして2人はお風呂のない部屋にそれぞれ帰っていきました

歌なし笑いなし

拍手とともにスタジオ。

小久保 大変なスケジュールですね
邦子 移動、移動してね。大丈夫、体の方は?
有吉 はい
邦子 コンディションいいですか?
有吉 はい、はい
森脇 大丈夫です
邦子 しかし、学園祭、今は何? 卒業式シーズンだから予餞会ですか?
有吉 はい、予餞会です、はい
邦子 学校で呼ぶ? タレントさんとか。時代が変わったというか、うらやましいというか。で、なぁにあれ、しゃべってる時はシーンとしてるの?
有吉 (即座に)してませんよ
邦子 吉元さんそう言ってたからさ
有吉 (後ろの吉元アナに向かい)なに~?
吉元 (笑)してるとろこもありましたよね
森脇 まじめなね、トークもありで
邦子 それで歌は?
有吉 歌は歌いません
邦子 歌わないの?
有吉 ええ
邦子 歌ってもらいたいんだろうね、呼んでる方は。じゃ講演みたいな形で
有吉 そうですね
邦子 すごい人気だよね~。浦島太郎だっつって笑ってましたけどね、実力に変わってくるんじゃないの?これは
有吉 (邦子をジッと見つめながら)はい
邦子 ちょっと質問にいきますか? (有吉の目線に気付き)な~に見てんのよ。向こう見てなさいよ。(客席を指さし)何を見てんのよ、ジーッと。(笑)

肩で笑う有吉。

小久保 タッチだからできる猿岩石への質問。よろしいですか?
邦子 さ、質問です。ボタンを持って下さい
猿岩石 はい

質問3

小久保 今の人気ははっきり言って実力だ

結果:0。観客から「え~~」の声。

小久保 謙虚ですね
邦子 謙虚じゃないですか。これはそう思ってるんですか?
有吉 はい。
邦子 何の力だと思ってらっしゃるんですか?
有吉 ファンの皆様のおかげだと

客席笑い。

小久保 あらあらあら、うまいですね
森脇 うまいなぁ
邦子 ファンのみなさまのおかげ。森脇さんは?
森脇 そうですねぇ……(隣の有吉が森脇に何かささやく)邦子さんのおかげですね
邦子 だろうねぇ。なるほどぉ
有吉 ふぅ~

一同笑い。

小久保 10分ぐらいの間にずいぶん社会勉強しちゃったようですね
邦子 かなりネタ合わせしてきたようなね、感じがしますけどね

質問4

小久保 それでは次、人気は長く続かないだろう

結果:2

邦子 続かないと読むの?
観客 え~~?
邦子 えっーって言ってますよ。ええ。森脇さんどうですか? 人気は
森脇 日本に帰国してきた当時はですね。今年いっぱいだろうと思ってたんですけどね
邦子 それはもう年末ギリギリぐらいですよ
森脇 ええ。それでもなんとか反動でここまで来てるんですけど
邦子 反動じゃないよ。スッゴイよこれは
森脇 でももうそろそろね、がんばらないと、本当にがんばらないともう消えていくんじゃないかというアセリは、ヒシヒシと…
邦子 うーん、有吉クンはどう思いますか?
有吉 そうですね
邦子 長続きは…
有吉 長続きは…しませんね

会場笑い。

森脇 断言するなよ、オマエ
有吉 特に僕は
邦子 無欲なのよね、猿岩さんたちは。お話してるとね
森脇 サルガンさん
有吉 サルガンさん(笑)
邦子 猿岩さんは、無欲なんですよねぇ。
小久保 VTRで、お寿司とかもんじゃとか食べてらっしゃいましたよね
邦子 待遇いいわよねぇ。もんじゃは口にあいましたか?
有吉 はい
邦子 広島ですよね
有吉 はい
邦子 おいしいお好み焼きの国からやってきて
有吉 ええ、はい
邦子 あたしは大好きなんですけどね、もんじゃ。おいしかった?
有吉 もんじゃおいしかったですねぇ
邦子 やわらかいけど大丈夫でした?
森脇 大丈夫ですね。形式がいいじゃないですか
邦子 ネトネトっとしてね、仲良しの人がね、ちょっと話がある時なんかに食べるんですよ

質問5

小久保 ま、そのあたり聞いてみたいですが、つづいての質問です。最近、贅沢を覚えた。

結果:1

小久保 一人
邦子 どっちか贅沢してるんですね。どんな時、贅沢だなって有吉クンは思いますか?
有吉 僕ですか? あのぉ、ごはん大盛り

会場笑う。

小久保 なるほど
邦子 ごはんが多いってこと(笑)。やっぱり旅の間は食べられないっていうのは辛かったんですか
有吉 ええ。あと、定食屋でも、ごはん大盛りにしてって頼めるようになって
邦子 ドキドキしないで
有吉 はい
邦子 ライスは
有吉 50円高いんですよ
邦子 50円。贅沢を感じるんですね、そういう時
小久保 お店の人の反応とかどうなんですか?
有吉 普通ですね。変わらないです。でもおしんことかをサービスしてくれたり
邦子 帰ってきた時にたしかあのぉお給料が5万円ぐらいだったって。それでアルバイトも両立して大変だって話をチラっとして、だけどきっと給料上がるわよ~って言ったけど、上がったらしいじゃないですか
森脇 そうですね。たしょうは…
邦子 贅沢になったんじゃないですか?
森脇 いや~それがですね、使う暇が今、ちょっとないんです
邦子 たまってしょうがないですね
森脇 ウハウハです
邦子 私なんかあんたたちがあんまり安いんでビックリしましてね、10回ぐらいおごってやろうと思ったんですけどね
猿岩石 はい
邦子 もうおごってもらってもいいですね
猿岩石 そんな~
有吉 あんた、いくら稼いでると思ってるんだ!!
邦子 あんたっていうな、おまえ、アンタって!!(有吉の頭をはたく)

有吉大笑い。

邦子 かなりの金額…10倍ぐらいに跳ね上がってるんじゃないかという読みなんですが…

質問6

小久保 そうすると続いての質問はどうか、ちょっとわかんないんですが、転職を考えたことがある?

結果:0

小久保 あーやっぱりね
邦子 考えてない。じゃあこのまま行くんですか
猿岩石 はい
森脇 このまま行きます
邦子 まぁ今の人気ですからね。ど、どうする? 歌手でいく? それがいいんじゃない?
小久保 そうすると有吉さんが…
有吉 ……僕が消えてしまいます
邦子 歌いいよ。うまいよ
森脇 あ、ありがとうございます
邦子 フミヤさんにいっぱいお礼言った方がいいよ。たぶんフミヤさんの指導とか、あっ、ラララで入ってたの? 歌詞もそのまま?
猿岩石 歌詞もそのまま、はい
邦子 たぶん良く聞いたんじゃない? すごくいい感じ。うまいよ歌
森脇 ありがとうございます
邦子 もういっこあるっけ? ネタの話だっけ? いいっけ?(小久保アナに)
小久保 ネタはまたのお楽しみで
邦子 だからさ、いろんなさぁ人が歌手に転向した人いるじゃない。お笑いからも。長くこう考えてみると、殿様キングスとか
有吉 はい。(一泊おいて笑いながら)ちょっとわかんないですけど
邦子 近いところではバブルガムブラサーズとか、とんねるずだっていい歌歌うでしょ
猿岩石 はい
邦子 いいんじゃない?
森脇 うーんそうですね。どっちつかずで…
有吉 やっていければ…
邦子 そう? もったいないわね。なんかね。コンサートもバリット。予定は?
有吉 予定は今んところないです。(言いきる)あ、あるわ、あるある
邦子 組みなよ、予定
小久保 あるんじゃないですか?(苦笑)
有吉 あります!!
邦子 …?
有吉 ありました!!(ムキになってる)
邦子 わかってないんだな!!
有吉 あ、いや、わかってます。3月…(スタッフに確認するように)に、やります
邦子 3月にやんの?
有吉 はい