10-NIGHTS STORIES(FMぐんま他JFN系 23:55-24:00)
原文作成◆もみさん(第7,8,9,10夜)・果実さん(第10夜)
Joy To The World 第7夜
有吉
こんばんは、猿岩石です。
森脇
10-NIGHTS STORIES、Joy To The World、第7夜、
有吉
私達猿岩石が、ショートストーリーを綴ってまいります。
BGM
ワインの栓をあけてグラスに注ぐ音。
有吉
テイスティング・ファイト、その運命の2週目はいよいよ明日に迫っていた。お題は「ワイン」、俺が最も苦手とする分野だ。最も入りやすく、最も難しいとされるワインのテイスティング。年代はいつか?クラレットか?ラインか?それともモーゼルか?葡萄園は何処か?それらを全て完璧に答えなくてはならない。「チキショウー、わかんねーよー!」俺は特訓に嫌気がさして畳に寝転がった。すると、カズナリが置いていった2枚の葉っぱが目に入った。「虹色の葉か、まるで御伽噺だな~。」「でも、ものは試っていうからな~、食べてみるか。」やけくそ半分で俺は、七色に光る葉っぱを丸めて口に入れてみた。すると、「いや~、苦げぇ~、うっ、う、苦げ。」体中の感覚が口の中に集中した様なとてつもない苦さがつらぬいた。このままでは舌がダメになる。俺は慌てて鎮静剤を口の中に放り込んだ。すると、自然と頭の中にすらすらと言葉が浮かんでくるじゃないか!99年12月、神奈川県の製薬工場で製造されたアスピリンだ。興奮に思わず足が震える。虹色の葉、これさえあれば百人力だ!
有吉
Three DogNightのJoy To The Worldに合わせて猿岩石がお贈りした10-NIGHTS STORIES、いかがでしたか?
森脇
それではあしたのこの時間も、ここでまた!
Joy To The World 第8夜
有吉
こんばんは、猿岩石です。
森脇
10nights-stories joy-to-the-world、第8夜、
有吉
私達猿岩石が、ショートストーリーを綴ってまいります。
BGM
観客の歓声
有吉
運命の日、テイスティング・ファイト最後の日、今、その幕がついに上がろうとしていた。
森脇
Ladies and Gentlemen、テイスィング・ファイト、未だ何人たりとも達成したことのない10週勝ち抜きファイナルラウンド、今その無人の野に、一人の勇者が敢然と立ち向かわんとしております。ご紹介しましょう、ミスターヒロイキ!本日のテーマは、葡萄の香りかぐわしいワインのテイスティング。しかし、試合はワインのごとく甘くはありません。主催者が選んだワインはこちら。一体どの年代に造られたワインなのか?種類は何か?そして造られた葡萄園は一体何処なのか?その全てを答えねば今までの賞金、並びに全財産は即座に没収となります。本日の賞金は、二十万ドル。さあ、はたしてミスターヒロイキは、見事二十万ドルを手中に収めて有終の美を飾るのか?それとも哀れ財産を全て失うのか?運命の瞬間です。それではミスターヒロイキ、お願い致します。
有吉
俺は司会者の目を盗んで、一枚だけ残った最後の虹色の葉っぱを口にした。そして、運命のワインが、ついにグラスに注がれた。
有吉
Three-Dog-Nightのjoy-to-the-worldにのせて、猿岩石がお贈りした10nights-stories、いかがでしたか?
森脇
それでは、あしたのこの時間も、ここでまた!
Joy To The World 第9夜
有吉
こんばんは、猿岩石です。
森脇
10nights-stories joy-to-the-world、第9夜、
有吉
私達猿岩石が、ショートストーリーを綴ってまいります。
BGM
観客の歓声
有吉
莫大な金を手にするか?それとも、無一文か(?)?俺は静かにワイングラスの前に行った。
森脇
さあ、それでは運命のテイスィングとまいりましょう。ミスターヒロイキ、お願い致します。
有吉
なに、慌てる事はない。俺は虹色の葉っぱを食べているんだ。落ちつけ!落ちつけ!俺はいつもの習慣で、まず水で口をすすごうとした。おっと、危ない危ない!、何をやっているんだ俺は。水を飲んじまったら、水の種類しか答えられないじゃないか!チャンスは一度きり。俺は意を決して、ワインを一気に喉に叩き込んだ。頭の中にすらすらと言葉が浮かんだ。やったぞ!!
森脇
それではお答えいただきましょう。ミスターヒロイキ、答えをどうぞ!
有吉
お答えしましょう。これは、1998年、フランスはブローニュのグラス工場で製造されたワイングラスです。瞬間、全ての空気が凍りついた。ワイングラス?おい!俺は何を言っているんだ!!そうだ、誰でもワインを飲む時はまずワイングラスに口をつけるじゃないか!俺は、あまりのばかばかしさに、涙を流しながら笑いだしていた。
有吉
Three-Dog-Nightのjoy-to-the-worldにのせて、猿岩石がお贈りした10nights-stories、いかがでしたか?
森脇
それでは、あしたのこの時間も、ここでまた!
Joy To The World 第10夜(果実さん提供)
BGM
歩く音
有吉
おう和成、ここにいたのか、ずいぶんさがしたよ。
森脇
うっ、なんだぁ弘行かあ、びっくりさせんなよ~。公園の管理人かと思ったぜー。
有吉
ふふっ、わりい、わりい
森脇
見ろよー!星が綺麗じゃねぇか~。こうして見ると日本の星空もまだまだ捨てたもんじゃないな。
有吉
ほんとうだぁ・・今まで気づかなかったけど。。
森脇
で、どうだったよ?勝負のほうは?勝ったんだろう?
有吉
いや、負けちゃった。でもなんかねぇ、サバサバしたよ~お前の気持ちが分かったってとこかなぁ
森脇
うん。
有吉
負けて良かった!
森脇
そうっか。。
有吉
泊まるとこがないんだぁ。。一緒に寝ても良いか?
森脇
き・も・ち悪いこと言うなよぉ!ほら!寝袋もう一つあるからさ!これ使えよ!
有吉
ありがと。
森脇
ワイン飲むか?(ワインの栓の開く音・・グラスにそそぐ音)ま、ぐ~っと行ってくれ!
有吉
おっ、もらうわ。きぃ~~~ぇ~~。腹減ってるからきくねぇえ!
森脇
どうだ?銘柄、判るか?
有吉
いや、安もんてことしかわかんねえな。。。でもぉ今まで飲んだ中で一番うまいよ!
森脇
そうっかぁ!
二人
はははははぁ~っ!
Joy To The World
有吉
Three Dog NightのJoy To The Worldに乗せて猿岩石がお送りした10-NIGHTS STORIESいかがでしたか?
森脇
私たち猿岩石とはまた何処かでお会いしましょう。この番組は来週月曜日のこの時間にここでまた・・
Joy To The World 第10夜(もみさん提供)
有吉
こんばんは、猿岩石です。
森脇
10nights-stories joy-to-the-world、第10夜、
有吉
私達猿岩石が、ショートストーリーを綴ってまいります。
BGM
有吉
おう、カズナリ、ここに居たのか、ずいぶん探したよ。
森脇
おっ、なんだヒロイキか、びっくりさせんなよ。公園の管理人かと思ったぜ。
有吉
わりぃわりぃ。
森脇
見ろよ、星がきれいじゃねぇか。こうして見ると日本の星空も、まだまだ捨てたもんじゃないな。
有吉
ホントだ~。今まで気づかなかったけど。
森脇
で、どうだったよ?勝負の方は。勝ったんだろ?
有吉
いや、負けちゃった。でも、なんかね、さばさばしたよ。おまえの気持ちが分ったてとこかな。
森脇
うん
有吉
負けて良かった。
森脇
そっか~。
有吉
泊まるとこがないんだ。一緒に寝てもいいか?
森脇
気持ち悪いこと言うなよ。ほら、寝袋もうひとつ有るからさ、これ使えよ。
ぽんぽんと寝袋をたたく音
有吉
ありがとう。
森脇
ワイン、飲むか?(ワインの栓を抜く音)グゥ―といってくれ。(グラスに注ぐ音)
有吉
うん。もらうわ。ヒェー、腹へってるからきくな~。
森脇
どうだ、銘柄、分るか?
有吉
いや、安もんてぇ事しか分んねぇな。でも、今まで飲んだワインの中で、いっちばん美味いよ。
森脇
そうか!
二人
はははっ(笑) はははっ(笑)。
有吉
Three-Dog-Nightのjoy-to-the-worldにのせて、猿岩石がお贈りした10nights-stories、いかがでしたか?
森脇
私達猿岩石とは、また何処かでお会いしましょう。この番組は来週月曜日のこの時間に、ここでまた!