1. My Revolution
2. ツキ
森脇:こんにちは猿岩石で〜す
有吉:猿岩石です
観客:いぇ〜い!
有吉:
(うたの最中、学生が大盛り上がりだったので)あの、あんまり、
飲み過ぎないで下さいね。その辺。大丈夫すか?
森脇:昼間ですからね、まだね。
有吉:ええ、もう、たいがいコンパノリですからね。あそこ
(前の下手側)と
あの一部
(一番後ろの方)は。
男子学生:有吉好き〜っ!
有吉:え?ああ、僕も好きです!ありがとうございます、えぇ。
森脇:楽しそうですねぇ!
有吉:ええ。筑波国際大学。
森脇:はい。
有吉:ええ。ほんっと、周りになにもなく。えっ、えっ。田んぼしか
ないじゃないですか。
森脇:でも、校舎きれいですねぇ。
有吉:素敵なトーテムポールで。
森脇:素敵な校舎。
有吉:これでけが人が出たら笑うんですけどね。
森脇:笑えねえよ!
有吉:いい気味ですけどね。
森脇:あははは。
有吉:うん。
森脇:ホントに。ああ〜そうですか〜。
有吉:あははは。
森脇:あの、でも、楽しそうです。
有吉:そうですね、自由な校風で。
森脇:え。ま、でもね、今日こうやって、
有吉:ええ。
森脇:ステージの前にわーっと集まってもらってますけども、
有吉:ええ。
森脇:あの〜、この、ここの生徒だ、っていう人どれぐらいいるのかな?
この中に。
学生20人ほど:は〜い!
有吉:あっ、見てわかります、バカばっかです。
学生20人ほど:うぇ〜い!
有吉:手を挙げなくてもわかりました。だいたい、ええ
(笑)。
森脇:ああ〜はいはいはい。
有吉:だいたい、バカそうな人はこの大学の生徒だっていう。
男子学生:有吉好き〜っ!
有吉:
(笑)感じですね、はい、よくわかりました。
森脇:えらい挑戦的だな、お前。
有吉:ええ。校風も、よくわかりました、今日は。国際的な学校ですね、
これはね。
森脇:男が多いんですね。
有吉:まぁでもね、いたずらしようと悪さしようと、この学校だけで
済みますからね。
森脇:なるほどね。
有吉:周りに迷惑かけないですからね。
森脇:ああ〜。
有吉:周りなんにもないですからほんとに。
森脇:なるほど。
有吉:はい。
森脇:人殺しても、こん中だけですからね。
有吉:えぇそうですね、えぇ。
森脇:
(笑)
有吉:無事、え〜いくと思うんですけど。ええ。
後ろの学生:寒〜い
(叫)!
森脇:寒いとか言うな!
観客:
(ぱらぱら拍手)
有吉:
(笑)
森脇:おっ?
有吉:寒くてけっこう。
森脇:
(笑)
有吉:寒くてもこうやって来てしまっているんですね。
森脇:
(笑)
有吉:ええ〜。
男子学生:最高!最高!
有吉:そうですね、最高なんですね、これがね。ええ。
というわけで、あと、え〜、2曲ほど、また、聞いてください。
森脇:はい。
有吉:よろしくお願いします。
3. コンビニ
4. 君の青空
森脇:ありがとうございます。
司会(三重テレビアナ?):
(下手から登場)はいありがとうございましたー。
森脇:あー、ありがとうございました。
有吉:ありがとうございます!
森脇:びっくりしたー。
司会:どうも。
森脇:はいどうも。
司会:ホントにすごい人ですねぇ
有吉:ねぇ。
司会:ねぇ。
森脇:いやいやもうすごい。
司会:どこにいたんですか?いままで。
森脇:感謝感激でございます。
司会:午前中は、
森脇:はい。
有吉:はい。
司会:ヨーロッパ旅行と中国旅行が当たるという
森脇:ええ。
司会:クイズをしたんです。
有吉:ああー。そうすか。
森脇:旅行ですか。
司会:はい。でも、
(人が)集まらなかったんです。
森脇:ああー。そうすか。
ヨーロッパ旅行と?
司会:中国旅行。
有吉:中国旅行。
森脇:中国旅行。
司会:はい。
森脇:おお〜。
司会:なのに猿岩石のライブにはこんだけ集まるという。
有吉:ね。
司会:ねぇ。猿岩石のライブの方がいいですか?
観客:
(やや遠慮気味に)は〜い。
有吉:まぁ、めずらしもん見たさでしょうね。
司会:
(笑)
森脇:まあ、たまぁにしか、見れないですからね。
有吉:はい。
司会:あのー、さっきですね、
有吉:はい。
司会:ここの大学のこと、なんて…なんて、言いました?
有吉:なにがですか?
司会:筑波国際大学…
有吉:
(笑)言ってませんよ。鈴鹿国際大学って言いましたよ?
司会:あっ、言いました?
有吉:はい。
(笑)なにをおっしゃいますやら。
司会:関係者が、不安そうな顔を。
有吉:いやいやいやいや。
森脇:ええ〜。
司会:「あれはギャグなのか、間違えたのか…」
有吉:鈴鹿です、鈴鹿。
司会:鈴鹿です。
有吉:はい。
森脇:鈴鹿ですよー。
司会:鈴鹿国際大学。
有吉:はい。
司会:ね。あの〜、ちょっとこちらの大学、珍しい大学でして、
有吉:ええ。
司会:海外放浪の旅、
有吉:はい。
司会:これを推奨しているというね。
有吉:ああ〜、なるほどね。
森脇:これは、なんすか?放浪の旅に行ってるんすか?みんな。
司会:行ってる方もいるんですよ。
森脇:あーそう。
司会:でさっき、海外放浪体験フォーラムっていうのがあったほどなんです。
はい。
(後ろで騒ぎまくりの学生に)聞いてます?
(笑)
有吉:いいんです、あの人たちはあれがいいんです。
司会:あ!あれがいいんですよね。
有吉:はい。
司会:そうかそうか。
有吉:はい。
森脇:たぶん、今すごい疲れてきて、
有吉:
(笑)
森脇:家帰ったらたぶんじーっとしてるんでしょうね。
司会:そうでしょうねぇ。
有吉:大丈夫です。もうちょっとですから。はい。ええ。全然平気ですよ?
司会:で、そこで、
有吉:はい。
司会:やっぱり海外放浪の旅と言ったら猿岩石のお二人だということで
有吉:はい
森脇:はい
司会:今お二人がステージの上に立ってるという。
有吉:最近…めずらしい…
(司会の方を見る)
森脇:
(笑)
有吉:Aカップですよね。
司会:なにを…?
そぉですか〜ぁ?!
森脇:平均が上がってるのに。
有吉:ええ。
森脇:平均が上がってる中。
司会:あたし胸ないですか?
有吉:恐ろしくちっちゃいですよね。
森脇:
(笑)
司会:そぉですか?!
有吉:はい。
森脇:ええ。
いやいや、ほら、
有吉:
(笑)
森脇:みんなほら、作ってるから。
有吉:作ってるんでしょうね。
(※この間かぶってて聞き取れず)
司会:ありのままを。そうです。そうそうそう
有吉:わかりました。
森脇:放浪の旅。
司会:放浪の旅。話戻すと。
森脇:はい。話戻すと。
司会:放浪の旅。あの〜やっぱり、旅の話を、
森脇:ええ。
司会:ちょっと聞かせていただきたいなーと思うんですけど。
森脇:放浪の旅もいいんですけどねぇ、つねにほら、危険と隣り合わせ
でしょ?
司会:はい。
森脇:それがねぇ。あの、心配。
司会:心配。
森脇:特に、なんか、こーゆー、今、「わ〜っ」ってやってる奴らね。
司会:ああ、あいつら
(後ろの酔っぱらい学生)ですね?
森脇:ええ。
司会:はいはいはい。
森脇:たぶんね、場所とか考えずに、「わ〜っ」ってやるからね、普通に
パーンって撃たれますからね。あーゆーことしてたら。
司会:危険。気をつけましょうね。ホントに。
森脇:
(笑)「わ〜っ」
(両手をあげて騒ぐ)、「パーン」
(胸を打たれて
そのまま後ろに倒れる)
司会:うーん。
有吉:や、でもねー、意外と、海外とかではほんとジェントルマンに
なったりするんですよね。
司会:はぁ。わかんないですからね。
有吉:ホントに。ええ。あんな人たちでも。ホントに、フランクに
つきあったりするんですよね。
司会:ええ、ええ、ええ。
有吉:はい。
森脇:パワーありますからね、でも。あの頃っていうのは。
司会:うーん。いろんなね、危険なこともあったと思うんですけど、
有吉:ええ。
司会:あの、『猿岩石日記』というのを読ませていただきましたら、
森脇:はいはい。
司会:あのー、食べ物のことがすごく
有吉:ええ
司会:多かったなという気がするんですね。
有吉:ええ
司会:やっぱ食事のところというのは、
森脇:あっ、
司会:厳しかったですか?
森脇:うーん、厳しいっていうかね、食べることがやっぱりね、すべて
ですからね。
司会:
(笑)生きる源。
森脇:そうそうそう。
司会:はい。
森脇:あと、ついでに進むみたいな感じですから。
司会:はい。
森脇:もう食べるだけがテーマですよ。
司会:あーそう。やっぱり、もうホントに私たち行ってみないと、わからない
大変なことって
有吉:はい、ええ。
司会:あると思うんですけど、その旅、190日間でしたっけ?
有吉:はい。
司会:およそ。
有吉:はい。
司会:行った中で、これは一番つらかったんだよっていうことありますか?
森脇:あ〜…こらどうかな?もう何回かホント死にそうにはなりましたよ。
司会:はあ〜
森脇:ええ。『死』という文字が、こう、頭をガッとこうよぎったことは、
有りましたけどね。
司会:はい。撃たれそうになったとか。
森脇:撃たれそうなりましたよ。
司会:なりました?
森脇:あのね、威嚇射撃まではされましたから。
司会:あっ、ホントですか?
森脇:ええ。パキスタンでね、
司会:はい。
森脇:バッてライフル向けられて、あの〜、バッて向けられた瞬間、もう、
ふたりとも、ワケわかんなくなってね、背中向けて走って逃げました
からね。
司会:
(笑)あっホントですか?
森脇:ええ。ジグザグにこう、ふたりがこうジグザグに
(左右に分かれて
入れ替わる様を両方の人差し指でやる)走ったらあたんねーだろー
ぐらいの。びやあ〜って。
司会:あっ、そのかいあって。
森脇:ええ。
司会:今生きてると。
森脇:そう。それでバーンと威嚇射撃されて。
司会:ええ。
森脇:で、山んなか入って、ずーっと2,3時間ずーっとじーっとしてたこと
有りますね。
司会:ホントですか?
森脇:ホント。それは怖かったですよ。
司会:なんか、刑務所に入ったなんていうときもありましたもんね?
森脇:ありました。
(突然有吉に)もうマイク放棄じゃん!
(有吉はマイクを持った手をだらりと下げていた)
司会:なんか、あの
有吉:はい
森脇:
(笑)ぼーっとしてただろ
司会:ひとのねぇ、Aカップの話してないでこういうことしゃべって下さい。
有吉:はい。
司会:ホントに。
有吉:でも鈴鹿大学に入るといいですねこれは。放浪の旅とかもさして
もらえてね。
司会:ねえ。
森脇:今その話をしとる。
司会:
(笑)
有吉:ええ。どんどん、ねぇ、この大学に入ろうか迷ってる人もぜひ!
入ってもらってね、
森脇:嫌らしいことを急に。
司会:いきなりなんかお知らせしてるんですね。
有吉:はい。
森脇:急〜に。
急に大学おしてる。
司会:はい。急にころ〜っと態度変わりましたけどね。
有吉:はい。
森脇:あのきれいな校舎で。これ校長さんにも話したんですけどね、
都内のね、東京都、都内にあったらね、これたぶんね、よく
撮影とかに使われちゃうぐらいきれいな。
司会:あ〜そうですよねぇ。
森脇:うん。
司会:珍しくきれいですよ。
森脇:ロケとかにねぇ
司会:学生の皆さん幸せですよね。
有吉:幸せですね。
司会:うーん。
有吉:ぜひね、どうか迷ってる人は入って下さい。
森脇:お前金もらってるだろ!
有吉:
(笑)
森脇:ひとりだけ。
有吉:入った方がいいんじゃないですかね!ホントに。素敵な大学ですから
ね。
司会:ねー。
有吉:はい。
司会:で、旅の話に戻りたいんですけど、
有吉:はい!
森脇:はい。
司会:ま、あのー、そんな中でつらいことばかりでもなかった。ね?
森脇:あっ、
司会:いいことも有りましたよね?
森脇:そらそう、そらそうですね、うん。
司会:そこを聞きたいんです。
有吉:
(突然)あの人は誰なんです?
(客席の後ろの方にある校舎の最上階から、
白髪にひげの男性が手を振っている)
司会:
(笑)
有吉:学長ですか?
(男性、まだ手を振る)
有吉:あの人は誰なんですかね?
司会:誰でしょうかねぇ。
有吉:三國連太郎風の。
森脇:ええ。
有吉:はい。
森脇:魯山人。
有吉:はい。
司会:で、
(笑)あの、いいところっていうのは。
森脇:はい。
司会:旅の、一番印象に残った、いい…
森脇:あのね、一番っていうのは、なかなか選びづらいですけどねぇ…
有吉:ええ
司会:はい
有吉:
(あの男性が)天皇陛下っていうことはないですよね?
まさかね。
森脇:ひとりでおらんやろう。
有吉:ねえ。
司会:まぁまさかですね。
有吉:はい。
森脇:あの〜
司会:で、
(笑)旅のいいところは?
森脇:旅のいいところね?
司会:
(笑)はい。
森脇:あの〜、一個選べって言ったらね、なかなかつらいんですけどね。
やっぱね、あの、バイトとかするでしょ?こう。
司会:はい。
森脇:バイトとかすると、滞在するわけですよ。何週間か。
そうするとね、やっぱね、情が移るんですよ。
司会:うーん…
森脇:言ったら、僕らの命の恩人ですから、
司会:はい。
森脇:すぅごい慕うじゃないですか。で向こうのひともねぇ、やっぱ
やさしいんですよ。あの〜、僕らまだ若いし。21とかでしたから。
司会:はい。
森脇:若いし、こう、いろんなことやってくれるし、だから情がわいて、
もう別れるときが一番つらかったです。それが、でもあとから思うと
「ああ〜いい思い出だなぁ…」って聞いてる?
(有吉に)
有吉:はい。
森脇:
(笑)はい。
司会:じゃあ有吉さん、
有吉:いやその話は何遍も聞いてるから、
森脇:お前はな。
有吉:はい。
森脇:うーん。
有吉:はい。
森脇:教えたれよみんなに。
有吉:はい。大丈夫です。
司会:有吉さんは。
有吉:
(目が覚めたかのような大きな声で)はい!
司会:いいところは。
有吉:そう〜ですね、やっぱいいとこは、やっぱりでも〜、いろいろ、
いろんな、日本じゃできない体験ができる、それだけですね
だからこの大学ホントに、ねぇあの〜、海外旅行行くのを推奨して
ますから、すごいいいと思いますよ。はい。
森脇:絶対金もらってるな、それ。
司会:絶対もらってますね。
有吉:はい!
司会:はーい。なるほどね。
有吉:はい!
司会:でその中の、もう一つ嬉しいことといったら
有吉:はい!
司会:うたのプレゼントがあったこと。
森脇:あっ。
司会:ねえ。
森脇:帰ってね。そう〜。藤井フミヤさんがね、あのね、ゴールした時ね、
フミヤさんがゲストで、電波少年のゲストで出てて、
司会:はい。
森脇:そのつながりだけでね、作ってくれた歌なんですけど、これはやっぱ
僕ら、この歌でやっぱり変わりましたね。
司会:はぁ…
森脇:うーん、デビュー曲でね。
司会:うーん。最初聞いたときどうでした?
(有吉に振る)
有吉:はい。すごいいい歌だなぁと思いましたよ。
司会:あっ、一応聞いてるんですね?
有吉:はい。
森脇:急に入ってきたからびっくりしたけど
(※聞き取れず)
司会:うん。ねぇ…そうですか。こちらが、まぁ、デビューシングルという
ことになるわけですよね。
有吉:はい。
森脇:はい。
司会:はい。なんかあの〜、もっともっとお話聞きたいんですけども、
有吉:はい!よろしくお願いします。
司会:こちらの曲の方も
有吉:はい!
森脇:はい。
司会:聞いていただきたいと思いますので
有吉:はい!
司会:皆さん、猿岩石デビューシングルになります、『白い雲のように』どうぞ。
有吉:お願いします!
森脇:お願いします!
5. 白い雲のように
森脇:ありがとうございました。
有吉:どうもありがとうございました。
司会:はいありがとうございましたー!
ということで、猿岩石のお二人でした。
嵐のように現れて、嵐のように去っていきます!
観客:えーっ!!
司会:
(マネして)えーっ!
観客:アンコール!アンコール!
司会:
(小声で猿に?)だめですよね?
有吉:あの〜もう知ってる曲がない!
観客:あるよ〜!
森脇:ないから。
有吉:
(笑)お疲れさまでした!
ありがとうございました!
司会:ごめんなさい!
有吉:はい!
森脇:なんかねー、またねー、歌よりね、話がしたいですよね。
司会:そうですね。
森脇:なんかね、もっとね。
司会:でもまた来てくれますよね?
有吉:ええまた。いいともー!
森脇:
(笑)
有吉:ありがとうございました!
司会:はい、ありがとうございましたー。
森脇:どうもありがとうございました!
司会:皆さん大きな拍手を。
森脇:皆さん、…がんばって下さい。
有吉:がんばって下さい。
司会:ありがとうございました。
(司会、森脇、下手より下がる)
有吉:
(下がる前、後ろの方の学生に)そんな感じ、好きです。
司会:
(笑)
有吉:ありがとうございました。
(猿岩石、ステージ脇の車へ乗り込み終了)