走れ!ガリバーくん  
関西テレビのみ 1998年11月29日(日) 9:30-10:00

原文作成◆夏みかんさん


この番組は王様とガリバーくんが交互に映ります。
だからうまく書けないですが、何となく理解していただければありがたいです。

今回の目的地は、湯煙が漂う湯の町 別府、地獄巡りです。

新大阪駅。

梅田アナ 思い起こせば我々がこの番組をはじめた頃、彼らはユーラシア大陸と言
う大きな舞台の中でですね、探検しておりました、旅をしておりました。
そして、今やその二人はビックなスターになってしまって、「もうこんな番組なんて
でない」、「もう冒険なんて全然したくない」けど私の人生・・・・・

梅田アナが二人を見つけて。

梅 二人がすでにガリバー体制に入っています

森脇くんが、待合所のガラスを背に直に座っていました。
服装は・・・・・ 白の前にチャックがついてあるトレーナー(これ多分、KENJ
INのギャンブラーでお金を出して買った服だと思うんですが・・・)ジーパン。毛
糸系の白地に紺色の模様付き。(これはたぶん、KENJINの安田文化祭の時にか
ぶっていた帽子だと思います。)黒のひも靴。黒のリュック。

有吉くんは、黒の鞄を枕に地べたに寝ていました。丸くなって・・・服装は・・・・
 当時よく着ていたページュっぽい薄いジャンパー。ジーパン。黒の皮靴。(だと思
う。)

有吉くんはふと、梅田アナを見たのですが、寝ぼけ眼がまたとてもかわいかったで
す。

新大阪――――小倉まで 500系ののぞみに乗って行きます。(約2時間)

ナレーション 岡山の手前で・・・

 王様になりたいですよ。
 なりたい!!

二人の意気込みの中、メイクしていない有吉くんとメイクをちゃんとしている森脇く
ん、梅田アナにつっこまれていました。

梅 別府と言えば?
 ・・・・・・・・・温泉!  ・・遅いですかー?
 ・・地獄巡り!!

当たった森脇くんガッツポーズ!

今回のゲームは、血の池地獄をゴク!!

ルール 8つのトマトジュースの内1つにタバスコ入りが、それを飲んだ方が負け
と言うもの。

二人は、鼻栓をしてジャンケン。
有吉くんはチョキ、森脇くんはグーで勝ち、グラスをとっていきます。

1回戦。
二人とも大丈夫という顔。

そして、4回戦目。

 あきらかに怪しいのが残っているんですね。

トレイの上には、ジュースが泡立っているのが一つ、地獄の煙を思わせるような湯気
の立っているジュースが一つ。

最初にとったのは、有吉くん。

 なんかねー、様子がおかしいんですよ。

二人は、ジュースを持ち上げごくごく飲みました。
梅田アナがスタッフからタオルを受け取り二人を見守っていました。

最初に有吉くんが半分飲んできょとんとしながらあたりを見ていたら、森脇くんが梅
田アナの持っているタオルをとりあわてて口を押さえました。

森脇くんが、ガリバーくん132号に決定!!


――ガリバーくんの旅のおしながき――

地獄を目指すスペシャリストの旅

但し、旅費 百三十二円也。



 132円―!!

森脇くんは132円にすごくショックだったようです。
梅田アナの「荷物は持って行くな!!」の一言に有吉くんは嬉しそうに森脇くんから
リュックと左ズボンのポケットからタバコを取り出していました。

このとき、森脇くんは黄色いジャンパーって言うのかな、胸の所に大きポケットが付
いていて、フードの付いた前チャックの上着を着ていました。

梅田アナと有吉くんが電車に乗り込み、(これは有吉くんの優しさかな)ドアが閉ま
る前に、タバコを投げ返していました。
森脇くんは少し笑っていました。
そして、ガリバーくんのおしながきを見ながら

 132円ーって!! 意味ないじゃんこれ、132円。

森脇くんの横を無情にも電車が通り過ぎていきました。


☆★☆★王様有吉くん

電車の中の有吉くんは、シートを倒して後ろにもたれ足を組んでいました。
さっきまでの人とは別人。(笑)

梅 あなたのようにコロッと変わる人、好きです。王様なのです。

有吉くんは嬉しそうに笑っていました。



――王様の旅 おしながき――


一、野趣溢れる大地の息吹、秘湯露天の醍醐味

一、格式と伝統が織りなす 馥郁たる銘茶に夢心地

一、高貴に洗礼された空間で、エレガントな一夜

一、幻想と夢の琴線にふれる メルヒェンの調べ

その他、数々の贅沢三昧

(あまりにも難しい言葉で漢字間違ってるかも。)


梅 私はあなたの召使いです。何なりとおっしゃってください。
 じゃあ、おしぼりかなんか・・・

梅田アナがすぐにおしぼりを出したので有吉くん、「早いなぁー。」って、とても喜
んでいました。

★☆★☆ガリバーくん森脇くん

森脇くん岡山の駅をでて

 あー、でもバイトして電車に乗るって言うのも有るんだ。(少し考えて)とりあ
えず、ヒッチハイクかなぁ。でも・・・

森脇くんは町の中を歩き出しました。 


ナレーション スペシャルゲストの旅、さぁ、どうなるか。ガリバーくんの旅のはじ
まりー!!

森脇くんは街頭で配っているティッシュを受け取った。

 2年以上やってなかったですね、ヒッチハイク。また、再び親指を立てることに
なるとは、思ってもみませんでした。

森脇くんは路上に立ち、左指をたて、右手をふってヒッチハイクを開始。
すぐに白のワゴン系の車をヒッチハイクし森脇くん大喜び!!
運転手と交渉し、岡山から広島の福山へ連れていってもらうことになりました。

森脇くんは、お礼できることがあるとさっき貰ったティッシュを4つ取り出して、
「唯一、僕の持ち物」と運転手の女性に渡していました。
そして、とぼとぼと歩いていきました。

☆★☆★王様有吉くん

小倉から別府へ、ソニック号で到着(1時間10分)

駅には豪華なバスが止まっていて、最後列に座ってた有吉くんに梅田アナが「広くお
使いください」とすすめたら、有吉くんは手も足も(靴はいてたよ。)思いっきりの
ばして「きもちいいーーっ。」って言ってました。

★☆★☆ガリバーくん森脇くん

案内標識には広島市内109Kmと書いてありました。
また路上で森脇くんがヒッチハイク開始。
このとき今まで来ていた黄色い上着を腰にまき、親指を立てていました。
すぐにヒッチハイク成功!!
少し白髪のおじさんと交渉後、尾道へ連れていってもらいました。

尾道の路上でまたまたヒッチハイク。
またまたヒッチハイク成功。

この次は友達を家へ迎えに行くという女性でした。
友達の家に行き、車を乗り換えて3人で広島市内へ・・・

車中、森脇くんが「市内へ行く前に二人を招待したい。熊野町・・・」
二人の女性は喜んでいました。

☆★☆★王様有吉くん

有吉くんが山道を辛そうに登っていき着いたところは露天風呂でした。
山に囲まれてとても景色のいい露天風呂  鍋山の湯

ザボンと一緒に入浴。
たくさんのザボンを抱え込んで楽しそうに風呂に入っていました。
{ここで私の感想書いたらちょっとひかれそうなのでやめておきます。(笑)}

★☆★☆ガリバーくん森脇くん

森脇邸へ(ルックルックで見たとおりの家だった。当たり前だけど)

お母さんが出てきてびっくりしていました。
柿をむいてもらい、おいしそうにコーヒーを飲んでいました。(飲んでたというよ
り、すすってた。)

 砂糖入れとこ、カロリーとって・・・・

お母さんが「可哀想に」「お母さんが小遣いあげるわけにはいかんしね」と、すごく
優しそうでした。

そして、次は有吉宅へ

 こんちはー!こんちはー(大声)

留守だったので、

 なんかはらたつからー!!

そういって、有吉くん家の草履を遠くの方へ投げていました。
有吉くん家の白い犬(なんて名前でしょう)がずっと吠えていました。

☆★☆★王様有吉くん

酢屋の坂を通って銘茶 やまとへ

女将さんがお茶をたててくれました。
有吉くんはそのお茶を、左手を伸ばしてとり(そのとき右手で袖の袂をつかんで)回
して飲んでいました。
置くときも同じように、左袖の袂をつかんでおいていました。
やっぱりちゃんとマナーの知っている人は尊敬できます。

★☆★☆ガリバーくん森脇くん

 腹減ってしょうがない

あるお店に行って100円のおにぎりをかっていました。(なんのおにぎり食べたの
でしょう。何度巻き戻してもやっぱり謎のまま)
原爆ドームの見える橋(だと思うけど、)の上で食べていました。

☆★☆★王様有吉くん

バスで到着したホテルは   杉の井ホテルHANA

部屋に入った有吉くんはそのまま大きな窓へ直行。
窓の外を眺め、そして、寝室へ
セミダブルくらいのベットが二つあって、一つのベットへうつぶせに寝ころびまし
た。
(ここをうまく説明できませんが、クリーム色?と言うか、有吉くんが着ていた服が
とけ込むくらいとても気持ちよさそうに顔を埋めました。うまく書けなくてご免なさ
い。) 


★☆★☆ガリバーくん森脇くん

 本格的にバイトを探したいと思います。

路上で車のたこ焼き屋を見つけ客寄せのバイトを交渉。
次々とおきゃくさんを呼び込む。
たこ焼き屋のおじさんにバイト代2000円とたこ焼きを貰ってお礼を行って町を歩
き出しました。

 まってー、たこ焼き売りに売りまくって2000円よ。俺500円くらいって覚
悟していたんだけど・・・
あー働いて良かった。

石垣に座ってマヨネーズ付きのたこ焼きを食べていました。

☆★☆★王様有吉くん


部屋のソファーに寝ころんでいる有吉くん。

梅 またピッタリとソファーと一体化していますね。王様!!

ホントにソファーに一体化していました。
梅田アナ、カメラを有吉くんに渡し、アクアビートへ・・・・

アクアビートはすごく広いプールです。

ピンクのパンツをはいて手には大きな水中カメラ、梅田アナを横目でにらんでいました。
梅田アナが「すでにまわっています。」と、カメラを指さしたとたん、有吉くんは笑
い出しました。
少し不安な様子だったけどくるくる回る滑り台(スーパールーレット)を滑ってプー
ルの中へ・・・・
有吉くん、すごい顔してました。

★☆★☆ガリバーくん森脇くん

広島駅に到着、2000円で行けるとこまで聞いてみたが1時間待ちと知らされて、
再びヒッチハイク開始。

☆★☆★王様有吉くん

豪華デイナータイム
タキシードで胸元に赤のハンカチで正装した有吉くんが、出されたエビフライを頭か
らかぶりつき、ワインをミネラルのように飲み干し、大好物のステーキをガツガツ食べて
満面の笑み。

ナレーションの「王様、ここは学生食堂ではございませんよ。」には大爆笑でした。

★☆★☆ガリバーくん森脇くん

小倉までトラックをヒッチハイク成功。

そして、道行く人に「泊めてもらえませんか?」と訪ねていました。
そしてサラリーマンの家へ。(そのとき一緒に居合わせたお友達もお泊まり)
夜中の3時25分でした。

そのお宅のお子さんが出てきたり、サラリーマンと友達と森脇くん3人でビールでカ
ンパーイ!
そして、お泊まりです。

朝。
このお宅のお子さんに森脇くんは起こしてもらい、朝御飯を食べ、このお宅のお子さ
んを学校まで送っていってあげ、電車に乗って宇佐駅へ・・・・・

☆★☆★王様有吉くん

朝、梅田アナとハーモニーランドへ

梅 1人でどうぞ
 1人で淋しいでしょ。
梅 でしょ。淋しいと思って別府美人を・・・・

ミス別府が紹介され、二人でハーモニーランドの中へ。

キティーちゃん、おさるのもんきち、ターぼう、マイメロディのぬいぐるみがやって
きてみんなで手をつないでくるくる回っていました。(なんか、かわいすぎです。)

ミス別府とコーヒーカップに乗っていました。

★☆★☆ガリバーくん森脇くん

宇佐駅から出てきた森脇くん。
そしてヒッチハイクして15分、やっと車をゲット。別府まで乗せてもらうことにな
りました。

 あれ見てください。海地獄。

森脇くんの前方には海地獄。
入場券売場へ。

 個人 400円。えー、やばっ。262円しかないよ。どうしようこれ・・・・・・

☆★☆★王様有吉くん

海地獄で、梅田アナとミス別府と有吉くんが・・・

王様は名物の温泉卵を食べさせてもらうことになりました。

 あーーーん。(有吉くん嬉しそうに口開けてました。)あつっっっっっ。

みんな(スタッフ)大爆笑でした。(私も笑ってしまいました。)

梅 もう何もかも忘れましょう。昨日のゲームのこともこれからずーってとあなたは
王様でい続けましょう。やっぱり、森脇くんはどうしても一生懸命生きて行かな
きゃ、行けないんだ。王様は自由に楽に楽しく生きていけると言う、これ、改めて確
信したんじゃないですか?

 うれしい

★☆★☆ガリバーくん森脇くん

 えっと、260円しかないです。どうしても入りたいです。なんでもします。な
んでもします。          これ聞いてなかったよ。これ・・・・・・

おばさん はい、これ特別料として・・・

 ホントですか?サインします。

パンフレットに森脇くんのサインを書いていました。

 ありがとう・・

そして3人の待つ場所へ

☆★☆★王様有吉くん

3人が何かを喋っているとき突然、森脇くんが来たのを見て有吉くんのとった行動は・・・
さっきも食べさせてもらった温泉卵をミス別府の手をとり、自分の口へ。

 なにやってんだよ

思いっきりパシッと一発ツッコミ。

 とおいよ。
梅 遠いよ、500Kmを越える旅、今までのワン、ツー、スリーに入るくらいの距離。
 そうでしょ?それで、金額が132円でしょ。
梅 そこがあなたのここの腕の見せ所でしょ。

梅田アナは右手で左腕をパンパン叩いてる横で有吉くんも同じように左手で右腕をパ
ンパン叩いていました。

 うるさいよ。
梅 こっちは、もうすでに1人でもやっていけるだけのね、自信がついたそうです。
 だってだって、豪華な旅をやっていただけでしょ?
梅 それはまぁちがう。
 ロイヤルスィート

 おまえ何をして有名になったんだよ。

有吉くん、腕を組んで暫く考えた後。

 モノマネー?
 モノマネじゃねーよ。(一息置いて) 旅だろ。
 旅しましたよ。
 ハングリーな旅だろ。
 ハングリーな旅はもう見たくないよね。(大爆笑です。森脇くんも大笑いしてい
ました。)もうええわ。(梅田アナの方をみて)もうお腹いっぱいですよね。
梅 人間変わってるよ。あなたは最低だ!!(森脇くんに歩み寄る。)
さあ、これで、今判定するのはミスでありまして、こういう王様とハングリーな旅を
してきた森脇。どっちを魅力と考える?

ミス別府は迷うことなく有吉くんの方に行き、有吉くんは嬉しそうにミスの肩に手を
起きポンポンと叩いていました。
みんな大爆笑。

森脇くんアップになって。
 最低だよ、この女!!


―――旅のおさらい―――

それまでの旅のおさらいが流れ、ハーモニーランドではおさるのもんきちと語らう、
有吉くんの姿が・・・(猿同士)

―――提供の流れている間―――

ラストには、3人に拍手され一礼する森脇くんが写りました。


以上です。
これが逆パターンだったらどうなっていたのでしょうね。
王様の森脇くん、ガリバーの有吉くんもちょっと見てみたいです。


1998年下半期 / 資料集
猿岩石のある暮らし / ご意見・ご感想・猿岩石情報

GigaHit 村田 崇 takashi@air.ne.jp