KADOKAWA電波マガジン 猿岩石のWALKERS RADIO #39  
1998年6月29日(月) 25:10-26:00 TOKYO FM系
パーソナリティ:猿岩石・有吉弘行+森脇和成+Mink

原文作成◆ちんちらさん

カドカワ電波マガジン、
猿岩石のWalker's radioぉ!
オープニング
森脇:こんばんはぁ、猿岩石の森脇です。
有吉:有吉です。
Mink:アシスタントのMinkで〜す。
森脇:やぁ、ワールドカップ、結局、日本はジャマイカにも負けてしまいまし
   たがねぇ。
Mink:ねぇぇ。
森脇:まあ、2002年に期待しましょう。
Mink:しましょう。
有吉:まあ、がんばりました。はーい。
森脇:はーい。
Mink:はい、それでは今週を、お2人に一言で振り返ってもらいます。まずは
   森脇さんから。今週を一言で振り返るとなに?
森脇:涙、涙の……。
Mink:あれ、前にも出たなぁ。
   続いて有吉さん、今週を一言で振り返るとなに?
有吉:涙……の。
Mink:うはははははははは。
森脇:はははははは。切っただけじゃないか。
Mink:なんざんしょ。後ほど、たっぷり、話してもらいますからねぇ。
森脇:今夜はなんと、B’zからのスペシャルメッセージもありますから。
 Mink:イェーッ!
有吉:なんとB’zからのスペシャルメッセージもあります。
森脇:繰り返しただけじゃないか!
Mink:いやぁーん。とっても楽しみです。
有吉:いや、そういう原稿になってるんです。
Mink:ん、もう、高井さん……。はい、いきましょう。

カドカワ電波マガジン、
猿岩石のWalker's radioぉ!

CM
スマイリーキクチの番組CM

<ジングル>
カドカワ電波マガジン、
猿岩石のWalker's radioぉ!

森脇:あらためましてこんばんは、猿岩石の森脇と、
有吉:フローレンス聖子に行ってますか? 有吉です。
Mink:うはははは。アシスタントのMinkです。
森脇:は、は、はーい。
Mink:今週の一言、まず、森脇さん、「涙、涙の……」
森脇:いやーぁ。
Mink:以前も聞いたんですけどね。
森脇:以前はなんでしたっけ。
Mink:ワールドカップでしたね。アルゼンチン戦のときに、このタイトルが出
   たんですけど。
森脇:はい、そうですね。
有吉:アルゼンチーノ。
Mink:なに、それ。
森脇:今回もそうなんですけどね。ワールドカップがらみです。
Mink:はい。
有吉:サッカー通の森脇さんとしては?
森脇:はい。
有吉:えせサッカー通の……(笑)。
森脇:はい、どうも、どうも、森脇です。
Mink:はい。
森脇:あの、ナイジェリア、負けたね。ぼく、個人的には推してたの。
Mink:ああ、いってましたね、先週も。番組前に。
森脇:そう、ぼく、泣きました。
有吉:ナイジェリア、負けたから?
Mink:泣いたの。日本じゃなくて。ナイジェリアで?
森脇:日本は、もう、ほら、もう決まってたから、1点入れて、もう、よくや
   ったと思った。
Mink:アタシもそう思った。
森脇:ああ、ナイジェリアね。おれ、好きだったから。
Mink:え、過去形になっちゃったの?
有吉:負けたから。
Mink:ああ、そうか。
森脇:もう、また、見れないじゃない。
Mink:じゃ、今度はどこ応援するの?
森脇:今度? 今度はもう、やっぱ、フランス。開催国だし。
Mink:あ、フランス。
森脇:もう、盛り上がるんじゃないかな、と。
Mink:ほうほうほう。
森脇:苦しいですけどね、この先、フランスも。
Mink:まぁね。
森脇:うん、がんばってほしいなと思ってます。
Mink:はーい。そして、有吉さん、「涙の…」
有吉:「涙、涙の…」
Mink:「涙の…」です。有吉さんは。
有吉:「なみだのぉ、リクエストぉ〜」(わざと下手に歌う)
森脇:はははははははは。止めろよ、誰か。
Mink:アタシまでのっかっちゃいました。
森脇:ダーメ、みんな、のっかっちゃって、ダメだよ。
有吉:あのー、あれですね、ぼくもワールドカップの話なんですけども。
Mink:はい。
有吉:巨乳ワールドカップの話なんですけどぉ。
Mink:なんだぁ、ダメだよ。
有吉:あのー、まさかキャサリンが2位になるとは……。はははははははは。
   じゃなくて、あの、日本なんですけどぉ。日本。ぼくも、見てました、
   ジャマイカ戦。
森脇:はいはい。
有吉:そう、あれですね、ほんとに、あのー、よくがんばりましたよ、日本も。
森脇:いま、考えながらいっただろ。
Mink:はははははははは。
有吉:ジョー、城、城。
森脇:城。
有吉:城はね、ぼくも、批判されてるとおり、いろいろ問題があったとは思う
   んですよ。
森脇:え、それなに? ガムかんでたこと?
有吉:そう、ガムかんでたとか、ね。あれ、ゴールはずしたのに笑ってるとか。
Mink:ああ。
森脇:あれはでも、その、医学的にも、
有吉:そう、ガムかんでるのは医学的に、スポーツではね、リラックスして力
   が出るってことで、助っ人外人がみんなやってることだけど。
   ただ、城がかんでたのは肉だった。
Mink:はははは。
有吉:まず、そこがいけないところ。
Mink:ウソでしょう。
森脇:ウソをつくな、お前は。
Mink:ずっとかんでたじゃない。
有吉:それなのに、ガムはなんだかんだと、
森脇:生肉?
有吉:そう。が、まず、腹が立ったのね。(スタジオ・笑)
   で、笑ってたのはなにかっていうと新聞で読んだんだけど、あれはスキ
   ーの原田選手のマネをしてみました、っていってんの。
Mink:あ、そう。
森脇:それは、原田選手とかがやってたんでしょ。原田選手のマネじゃないで
   しょ。
有吉:そう、書いてあったのよ、城のコメントね。原田選手を意識してみまし
   た。だって、プロだろう?
Mink:お遊びじゃないからね、ね。
有吉:ね、だってね、ま、スキーも団体戦はあったけどさぁ、
森脇:はーい。
有吉:結局、まぁ、個人競技じゃない。
森脇:はいはい、はいはい。
有吉:で、ワールドカップ、世界の舞台でね、
森脇:うん。
有吉:みんな11人がやってるところでね、視聴率60%、超えてるようなところ
   でね、
森脇:はいはい、
有吉:そんな原田選手のものマネしてどうすんだよ。はははははははは。
森脇:はははははははは。ものマネじゃねぇよ。
Mink:ものマネじゃないじゃん。
有吉:どうすんだよ。
Mink:はははははははは。
有吉:それはちょっと腹立ちましたね、ぼくは。
森脇:はぁはぁ。ラモス側ですね?
有吉:ラモス側ですよ。あとー、
森脇:あと、
有吉:あと、あれ、
森脇:あれ、なんですか? いまんとこ、涙の、にかかってないからね。
Mink:かかってない、どこで、「涙の…」にいくんでしょうか。
有吉:ゴン。
森脇:ゴンね。
有吉:ゴンですよ。
森脇:ゴンさん、中山さん。
有吉:あれはね、足が折れてたんですよ。
森脇:はいはいはい。
Mink:骨がね。
有吉:残り10分のところで、
森脇:シュート決めたときは折れてた!
Mink:え、すでに?
有吉:腓骨が骨折してたんですよ。
森脇:あらららららら、腓骨?
有吉:腓骨って、まあ、足の、足にある骨なんですけど、そこが骨折してたんで
   すよ。
森脇:それは新聞とかにも出てまして、みんな知ってますけどね。
有吉:ね。
森脇:はい。
有吉:哀しい話じゃないですか。
森脇:そぉこぉが、涙の、
Mink:そこが涙の、なんですか?
有吉:それなのに、最後まで一生懸命やったんですよ、長髪、なびかせて。 
森脇:長髪、でしたっけ。
有吉:まあ、長髪。
Mink:まあまあ長髪、うん。
有吉:ゴンはね、鬼川原ゴンゾウ(?)に似てるから、ゴンっていう……、
森脇:ちがうだろう?
Mink:え、そうなの?
有吉:そうですよ。そうなんですよ。そうですよ。タケシさんがやっていた鬼
   川原ゴンゾウに、当時、大学のころ、似てたから、ゴンって、つけたん
   です。
森脇:あ、だからゴンなんだ。
有吉:ゴン。
Mink:あ、そうなの。
有吉:そうですよ。タンスにゴンはその後から、出たんですからね。
森脇:ああ、そうですか。
有吉:ゴンって、哀しい話じゃないですか。
森脇:まあまあまあね。ま、でもすごい、いい話ですよね。
有吉:いい話ですよ。がんばったじゃないですか。
Mink:はははははははは。
有吉:オレはね、新聞読んだときに、
森脇:はい。
有吉:お前、骨、折れてるんなら、交代しろよ、って思ったですよ。だけど、
   もう3人交代の後だったんですね。
森脇:ああ、そういえばそうですね。
有吉:だから、ね、哀しい話ですよね。で、次のワールドカップにもまた出た
   い、ってゴンはいってるんですよ。
森脇:そうか。これは、次に期待したいと思います。
Mink:そうですね、みなさん、いろいろな思い出があるでしょうが。
   はーい、ここで、ちょっと1枚、おはがきを読ませていただきたいと思
   います。
有吉:はい。
森脇:やぁーい。
Mink:千葉県で聞いてくれてます、ペンネーム・ミーコさんです。
   ありがとうございます。
森脇:はい。あ、ミーコちゃん。
有吉:おっ、ミーコさん、ありがとう。
Mink:はははははははは。
森脇:お便り、ありがとう。
Mink:もう、このことは知ってると思うけど、
有吉:じゃ、いいよ、いわなくて。
Mink:その前に、その前に、こないだですね、番組の中ではいってないんです
   が、
有吉:うん。
Mink:あの、放送後のあの、ホームページのほうに載せる一言メッセージで、
   有吉さんが、
有吉:はいはい、
Mink:「王様のブランチ」、のビデオがほしいと書いたんですね。
有吉:おっ、おっ、おっ。
森脇:はいはいはい。
Mink:で、実際にビデオを送ってきてくださった方がいたんですが、
有吉:どうもありがとう。どうもありがとう(二度目のほうが、コミカルな口
   調で)。
Mink:それにからんだおはがきです。
   もう、このことは知っていると思うけれど、「王様のブランチ」という
   番組の中で、島田紳助さんが、
有吉:うんうんうん。
Mink:有吉さんのことを「アイツは頭がいいし、すごくおもしろい。ただ、遠
   慮しているだけだ」といってましたと。
森脇:はいはいはい。
Mink:ということなんですよ。で、あの、有吉さんは、「王様のブランチ」の
   何を見たいんだ、と、ワタシとか森脇さんがいくら聞いても、
森脇:そう、いわなかったの。
Mink:答えてくれなかったでしょ。
   さとう球緒ちゃんが見たいのか、といっても違うって。
森脇:そう、パンチラかなんか出てるのかって。
Mink:いわなかったでしょ。ただ、自分がほめられた言葉を見たかった、ただ
   それだけなんですね。
有吉:ばか、たとえば、それが、ラモスが、有吉はサッカーがうまいといっても、
Mink:ははははははっは。
有吉:それは、おれは別にほしくなかったのよ。
Mink:ふふふふふ。
有吉:おれは、この芸能界に入るときに、おれは紳助さんがい、すごい好きだ
   ったのよ。ぼくにとって、紳助さんは神さまだったんですよ。やっぱり、
   いまでもそうなんですよ。島田紳助さんが神さまなんですよ。司会とか
   が多いですけども。いまはね。
Mink:うーん。
有吉:ニュース番組とかもやってますけど、ぼくは、お笑い人としての紳助さ
   んがすごい好きで。
森脇:そういえば、いってましたね。
有吉:そう。だから、ぼくは紳助さんにほめられたことは、うれしかったわけ
   ですよ。
森脇:ああ、まあね。
有吉:この世界、やめようかなと思っている昨今、あのぉー、やっぱ、それは
   ね、また、続けようかな、と思う…生き甲斐?
Mink:バネになった?
有吉:そう、バネになったんです。
森脇:最近、変わりました、有吉くん。
Mink:どう、変わったんですか?
森脇:うーん、オレの相手をしなくなったね。
Mink:ははははは。どういうこと? それは。
森脇:ピンでいけると思ったんじゃない。
Mink:はははははははは。
森脇:はははははははは。
Mink:ちょっと生意気になったってことかな?
有吉:生意気盛りよ。
森脇:うーん、オレはねぇ、オレもも、それはうれしかった。すごいことだよ。
Mink:成長してるわけですよ。
森脇:オレはね、昔からね、紳助さん、好きだってこと、知ってたからね。
   有吉が紳助さん、
Mink:でも、うれしいね、そうやっていってもらえれば。
有吉:うーん、うれしい。
森脇:はい、どうもありがとう!
Mink:はい、じゃあ、次のコーナーにいきましょう。
森脇:はい。
有吉:はい。

<MUSIC>

有吉:電マガしょうかぁ〜いぃ。 
森脇:なにかヒットしそうな商品を毎月1つづつ、この番組で作ってしまおう
   という企画でございます。
有吉:はい。
森脇:みなさんに、流行しそうなアイディアを出してもらい、ですね、力を合
   わせてヒット商品を作ります。
有吉:はい、5月、6月に考えたのは、「見たことない最新のカレンダー」と
   いうことで、タトゥシールのカレンダーに決定いたしましたが、
森脇:決定しました!
有吉:こちらは、タカナシさん(?)も大乗りなので(ママ)、早急に制作に
   入ります。
Mink:はい、完成したら、すぐに紹介しますので、
森脇:はい。
Mink:楽しみに待っていてください。
森脇:はーい、そこで今夜は、来月、7月にみんなからアイディアを募集して
   みんなで作る商品を発表したいと思います。
Mink:はい、7月に作ろうと思っている商品はこれ!
有吉:「罰ゲーム」の本。
森脇:おっ、これは? はい。
Mink:どういうことだ!
有吉:これはですね、あのー、たとえば、なんかね、罰ゲームしましょうよ、
   ていうことになるじゃないですか。
Mink:なんかゲームをしてて。
森脇:よくありますよね。
有吉:みんなが、集まったりしたら……。ジャンケンに負けたら、ジュース買
   ってこいよ、とか。
Mink:ああ、ああ、ああ。
森脇:あります、あります。
有吉:そういう、罰ゲームを、いろんな罰ゲームを、
Mink:そういう乗りの、
有吉:そういういろんな罰ゲームを集めて、
森脇:ほうほう。
有吉:一冊の本にしようって。
Mink:ああ、なるほど。
森脇:うーん、なるほどねぇ。
Mink:じゃ、ゲームしてるときに、その本があれば、便利だよ、っていうことで
   すよね。
有吉:そうそうそう。
森脇:ああ、そうかもしれないね。
Mink:で、その本をペラッとめくって、あ、じゃ、お前はこの罰ゲーム、みた
   いな本を作りたいと。
有吉:そうです。
Mink:これ、たくさん、ネタいりますね。
有吉:いろいろいりますからね、今回は採用件数も多いですよ。もちろんね。
Mink:多いですね。
森脇:たとえば、どんなの、あるかなぁ。
Mink:たとえば、やっぱ、この間、有吉さんがザザ虫を食べたような罰ゲーム
   とか、おもしろいですよね。
有吉:それから、高井さんの「タイタニック」ね。
Mink:「タイタニック」ね。
有吉:まだ、やってないんですよ。
Mink:やってないの。
森脇:うぇえ!
Mink:信じらんないよ。
森脇:あらぁ!
有吉:罰ゲームっていうのは、あの、行わないと、ホント、ダメなんですよ。
森脇:さめるよね。
有吉:さめるよ。
Mink:引くんですよ。
有吉:ジャンケンっていうのは、その、生死をかけるもんじゃないですか。
Mink:はい。
有吉:それくらい、大事なものじゃないですか。
森脇:そうだよ。
Mink:しかも3本勝負にして、
有吉:そう、ジャンケンは絶対なんですよ。
森脇:そう。
有吉:でしょう?
森脇:そう。そうですよ。最終手段ですよ。
Mink:そいで、負けたのに。
有吉:そう。だから、罰ゲームを行わない時点で、なんだ!ってさめてしまう
   んですよ。
森脇:そうですよ。あの、ポエムのコーナーだって、最初は罰ゲームからです
   からね。
Mink:そうですよ。いきなり、繁盛しちゃってね。ちゃんとやってるじゃない
   ですか、有吉さん。
森脇:高井さん。
有吉:だから、もっと、罰ゲームしなかったヤツはこの罰ゲーム、(笑)
森脇:ははははは。
Mink:さらに厳しい、
有吉:さらに厳しい罰ゲームを、
Mink:「タイタニック」をやらなかったときはこれ!
有吉:そう、これ!
森脇:これは、罰ゲームの重大さに気づきましたね。
Mink:気づきましたね。
森脇:これはいい本、作りましょう。
Mink:そのくらい、また、ドキッとするようなアイディアを送ってほしいんで
   すけど。
森脇:とにかくですね、7月の間にみんなに考えてもらいたいのは、罰ゲーム
   の内容です。
有吉:うーん。
森脇:本にまとめたいと思いますので、笑えて、楽しい罰ゲームをたくさん送
   ってください。
有吉:えー、今回は数が、えー、勝負です。
森脇:はい。
有吉:いろんなバージョン、考えてください。
Mink:はい、知恵をしぼって、いろんなアイディアを送ってくださいね。
有吉:うん。
Mink:宛て先をいいます。〒102 の8080  カドカワ電波マガジン「猿岩石の
   Walker's radioぉ 電マガ商会」の係まで、です。
森脇:はい。

<ジングル>
カドカワ電波マガジン、
猿岩石のWalker's radioぉ!

<CM>

<ジングル>
カドカワ電波マガジン、
猿岩石のWalker's radioぉ!

<MUSIC>

森脇:天才有吉の「ポエムは芸術だぁ!」
   日本、そしてアサノヴィッチのポエムファンのみなさん、今場所は。
   絶好調の森脇です。今宵もやってまいりました、天才有吉の「ポエムは
   芸術だ!」のお時間です。
   1つのテーマでポエムを書き、天才ポエマー有吉とその出来を競います。
Mink:(作り声で)今週のテーマは「暇」、でございます。
森脇:「暇」、はい。
   先週は、書き下ろしの新作、「不夜城」のポエムまで紹介してもらいま
   したが、今週の出来はいかがでしょうか。
有吉:うん、大丈夫です(かわいい声で)。
Mink:ふふふふふふ。
森脇:普通のお答え、ありがとうございます。
Mink:ノーマルな。
森脇:今夜もたくさんのはがきの中から、えー、選ばれました代表ポエマーは
   1人でございます。
Mink:はい。それでは、さっそく、対決、まいりましょう。
森脇:はい。
Mink:今夜の挑戦者は、秋田県のコウジくんです。
   テーマは「暇」。
   朗読は森脇和成でございます。
森脇:よろしくお願いします。

<BGM>
森脇(朗読):「暇」

   カップラーメンを流し込め!
   そして、どこまでもはてしない道を、
   内股ぎみで歩け。
   自転車には乗るな。
   ケツが蒸れる。
   車もダメだ。
   サイドブレーキが引けない。
   ぼくは暇じゃない。
   すごくせわしない。
   暇をくれ。
   くれ、くれ、ミスターをくれ。
   ひまわりが咲き、
   咲き乱れる2月、
   母さん、ぼくは童貞です。

   ありがとうございます。

有吉:きれいだなぁ。
Mink:きれいなんですか。
有吉:最近の、ちょっとねぇ、乱れたポエム界の中にあって、これはかなりきれい
   ですよ。
Mink:だから、あえて森脇さんがピックアップしたんじゃないですか?
有吉:だろうね。これはたぶん、リスナーだって、ポエマーの人に思い出して
   ほしい、あのころのことを。
森脇:「暇」はね、レベルがね、異常に高かったんです。
Mink:ああ、けっこう、ピックアップ、多かったですよね。はーい、その中で
   選ばれた最高作品。これに対抗してください。
有吉:ふーん。こういうの、思い出してほしいんですよ、リスナーの人に。
Mink:ふふふ、有吉さんがまず思い出しなよ、ふふふ、まず。
森脇:思い出してくださいよ。
Mink:続きまして、天才ポエマー・有吉さんの作品です。テーマはもち
   ろん「暇」。それでは、よろしくお願いします。

<BGM>

有吉(朗読):

   暇だなぁ。
   これは、夢かなぁ。
   彼女がケツからカレーを出した。
   それを、おいしい、おいしい、といって食べている
   プロレスラーたち。
   DJはLove&Peaceとつぶやきながら、
   イグアナのものまねをやっている。
   それを見て、タモさんが笑ってつぶやいた。
   「それ、いただき!」
   きっと、夢だ。
   これは幻だ。
   叫んだときに目が覚めた。
   夢が覚めなければよかった。
   現実の世界は、自然が破壊されていた。
   人々が傷つけあっていた。
   男がみんな、乳輪を使って新曲を書いていた。
   ぼくはウンコをもらすしかなかった。
   この世界は、この世界は
   この世界はウインナーソーセージ、
   早く帰ろう。
   ぼくはウミウシだから。
   (途中、Minkが何度となく笑いころげる)
有吉:(笑)以上です。
森脇:はぁ、汚いですね。
有吉:汚いですか。
   だからぁ、ごめんなさい。いまの言葉でカチンときました。森脇くんは、
森脇:はい。
有吉:何か月間、ぼくらの詩をね、聞いてるんですか?
森脇:はい、はい。もう、半年ぐらい……。
有吉:たとえば、チンポの意味にかくされた……、チンポの裏には何があるか?
森脇:はい。
有吉:でしょう? 
森脇:はい。
有吉:お乳の裏には何があるか、そうでしょう?
Mink:お乳だって。
有吉:なにをお前はやってるんだよ。
Mink:ははははは、えっらそうに。
森脇:あのー、意味はたしかにぼく、たしかにわかるんですよ、今回も。
   だけど、あの、単純に、耳に汚いな、って。
有吉:だから……。
森脇:あの、耳ざわりが汚いんですよ。
有吉:それは、勉強してないからですよ。
   彼女がケツからカレーを出した、
森脇:はい。
有吉:これの裏の意図(ママ)は、彼女がケツからウンコを出した、ってこと
   じゃないか。
Mink:汚いじゃない!
森脇:汚いないじゃないですか。小学生の発想じゃないですか。
有吉:はははははははは。
Mink:ん、もう、聞いても結論が出ないので、とりあえず、判定、いきますか。
森脇:ちょっと待ってください、これ、今日は…、
Mink:森脇さん、判定を!
森脇:はい。

<ドラムロール>

森脇:挑戦者、ササキコウジ!
有吉:なんで、
Mink:わーぃ。
有吉:なんでだよ。
森脇:すいません。初です。怠慢で、挑戦者が勝ちました!
Mink:わーい、パチパチパチパチ。                       
   負けた!
有吉:ちょっと、森脇、説教したのがカチンときたのかな。
森脇:はははははははは。
Mink:ちょっと左右されたかもしれないですね、有吉さん。
有吉:あるかなあ、ちょっと。
森脇:いやぁ、今回はね、ほんと、あの、挑戦者のほうがまとまってたんです
   よ。
有吉:たしかにまとまってたね。
森脇:初期の、あの、天才ポエマーを思わせる内容だったんですよ。
有吉:おれ、だから、「暇だなぁ」の位置が悪かったってことでしょう? 結局は。
Mink:そういうことでもない。
有吉:そういうことだろ。
森脇:あのね、ここだけの話だけどね、
Mink:はい。
森脇:いま、書いてたの、「暇だなぁ」って。頭につけて。
有吉:くふふふふふふ。
Mink:あ、そうなんだ。
森脇:いま、聞いて。
有吉:おい。
Mink:とってつけたんだ。
森脇:今日、なんだっけ、タイトル?って聞いて、頭につけたの。
有吉:おい、そんな裏話、すんなよぉ。
Mink:ちょっとぉ、手抜きですねぇ。
有吉:業界人かよぉ。
森脇:はははははははは。
有吉:業界人かよぉ、おいっ。
Mink:最近、ちょっと手抜きですねぇ。
有吉:なんでぇ! 手抜きじゃねぇよ(大声を張り上げて)。
Mink:なんでよぉ。
有吉:手は抜いてねぇよ、おれは。
森脇:はははははははは。
   というわけで、今日、勝っちゃったんで、どうしましょ。
Mink:勝っちゃったんで、免許皆伝っていうことで、
有吉:かっちゃんだったって、どういうこと?              
森脇:かっちゃんじゃない。
Mink:勝っちゃったんで! もう、くいついてくるね、どこでもここでも。
    ポエマーネームを、このコウジくんに、
有吉:はい。
Mink:あの、つけてください。
有吉:はい、そうか、そういうことがあるのか。
Mink:あるのよ。
有吉:じゃあ、タモさん。
Mink:はははは、タモさん。
森脇:それは、かぶるでしょ。いるから、もう。
有吉:えーと、三好亭、
Mink:はははははははは。
有吉:えー、三好亭コンポ。
Mink:なんだ、それ。
森脇:それは、古いのか新しいのか、わからない。
Mink:じゃあ、来週からまたポエムのコーナーに挑戦していただくときは、三
   好亭コンポと書いて、送ってください。
森脇:一応、一応、これね、、これ、選ぶときに、第一次審査みたいなものが
   あって、そっから選んでいるんです。
Mink:そうそう。
森脇:だから、三好亭コンポさんはもう、第一次予選は通過です。
Mink:コンポさんは、優先的に、
有吉:三好亭コンポの、三好亭とコンポの間に、あの、なんだっけ、スターハ
   ンセンの似顔絵を書いてください。
Mink:ははははは。なんでよぉ。
森脇:それ、時間かかるなぁ。
有吉:三好亭、スターハンセンの似顔絵、コンポです。
Mink:はい、わかりました。ま、一応、天才がいってることですからね。
森脇:はははははははは。そういうことか。めんどうくさいな。
   なんか、うるさいなぁ。
Mink:天才がいってることですから、ま、しょうがありません。
   はいっ、今夜の挑戦者、三好亭コンポさんには、
森脇:はははははははは。
Mink:天才ポエマー有吉さん直筆の作品をプレゼントします。
   ええ、このコーナーでは、有吉さんと対決するポエムを募集してますよ
   ぉ。森脇さん、来週のお題は?
森脇:来週のお題は、えー、はい、「道」。
有吉:ミチ。
森脇:道にもいろいろありますね。
Mink:ありますね。
有吉:ミチってことですね。未知との遭遇の未知ですね。
森脇:くふふふふふ。そう。
有吉:ミチ。
森脇:だから、道路です。別れ道、けもの道、よこ道、それ道……、いっぱいありますね。
Mink:そのほうの道なので、よろしく。
有吉:道ね、オッケー、オッケー。
Mink:いろいろあります。
森脇:はーい、以上、天才有吉の「ポエムは芸術だ」でしたぁ。

―――『初恋』のイントロ、流れる―――

森脇:ええ、ここで1曲、聞いてもらいます。もう、覚えた人もいますかね。
Mink:アタシ、覚えた。
森脇:はーい。聞いてもらいましょう。猿岩石で『初恋』です。

―――『初恋』流れる―――

森脇:猿岩石で『初恋』でした。

<スマイリーキクチの番組CM>

<ジングル>
カドカワ電波マガジン、
猿岩石のWalker's radioぉ!
World Walker's Quiz
有吉:わーるどうぉーかぁーくいぃーず。
森脇:海外旅行がゲットできるビッグなこのコーナー。
Mink:イエイ!
森脇:まずはこの人の紹介から。『World Walker』新編集長、マニワさん、通
   称マニィでございます。
マニワ:とりあえず、ルービー、もってきてぇ!
有吉:ふふふふふふふふ。
森脇:はははははははは。
有吉:おもしろいなぁ。
森脇:このコーナーは、月に1回、『World Walker』からリスナーのみんなに
   プレゼントされる海外旅行をクイズで競って、ゲットしてもらいます。
有吉:はい、条件は、クイズに答えて月間のチャンピオンになることです。
   問題は全部で10問。毎週、1人ずつ挑戦していきます。
Mink:そこで、先週、みごとにハワイ6日間の旅を逆転勝利でゲットしたのは
   ですね、大阪府の西村ミホちゃんでしたね。
森脇:はい。
有吉:ミポリーン!
森脇:それではですね、今夜、マニィには『World Walker』9月号の紹介と、
   ああ、8月号ですね、8月号の紹介と、来月、7月にプレゼントしても
   らう旅行を発表してもらいましょう。マニィ、よろしく。
マニィ:とりえあず、ルービー、ください、っていうことで、
森脇:はははははははは。
マニィ:8月号の『World Walker』ですけれど、
有吉:はい。
マニィ:巻頭大特集はラスベガス。
森脇:おっ。
マニィ:直行便がどんどん行っています。アメリカでいちばん元気な町です。
森脇:おーおぉ。
Mink:行きた〜い!
マニィ:これを第一特集でやっています。
Mink:ほうほうほうほう。
有吉:はい。
マニィ:続いて、7月、8月、いよいよ夏休みですね。ということは、夏休み
   ツアー旅行大特集。
有吉:おお、なんでしょう?
マニィ:これは、いちばん安く、夏休みの特集、ツアーを買うためには、どれ
   がいちばんおトクか、ということで、これをエリア別に紹介しています。
有吉:はい。
森脇:おっ。
マニィ:そして、『World Walker』の人気企画、2泊3日旅、
有吉:はい。
マニィ:これは台北です。
有吉:台北ですか。
森脇:台北、きました!
マニィ:今日はですね、台北取材に行ってきました、長谷川、編集部の長谷川、
    ハッシーにきてもらいました。
有吉:おっ、ハッシー先生、よろしくっ!
ハッシー:ハッシーです。2泊3日隊、隊長の長谷川です。よろしくお願いし
   ま〜す。
森脇:はい。
有吉:マイク、近いです。
森脇:はははははははは。。マイク、もってましたからね。
Mink:陣取ってました。
有吉:はははははははは。
ハッシー:すいません。
マニィ:長谷川のほうから、来月のプレゼントも、
有吉:はい。
マニィ:発表してもらいたいと思います。
有吉:おーし。
森脇:すごい状態、ツインボーカルになってますね。
Mink:それでは、ドラムロール!

<ドラムロール、入る>

ハッシー:はい、成田午前便から3日間で行けちゃう台北をお2人の方にプレ
   ゼントしま〜す。
Mink:わーい、パチパチパチ。
森脇:ドラムロールが鳴ったのに、はい、って仕切り直しちゃったの。ははは
   ははははは。
Mink:ふはははははは。
森脇:いいですね。
Mink:いい感じですね。
有吉:さて、台湾なんですね。台湾、台北、どっちでもいいんですか?
ハッシー:えー、なんででしょうね、編集長。
マニィ:それをワタシは長谷川クンにいってほしいと。いちばん安くておトク
    なエリアは台北、ということになっていて、
森脇:ははは、台北、台北は時間的にはどのくらいかかるんですか?
有吉:タイペイ、サブロウ、シロウ……
Mink:はははははははは。
ハッシー:3時間と30分ということですね。近場でいうと、香港などが、ま、非
   常に人気だと思うんですけど、
有吉:ええええ、
ハッシー:香港まで、実は5時間、かかってしまうんです。
有吉:そうですね、
森脇:かかりますね。
ハッシー:香港よりもずっと近い。これはなかなかおすすめできるんじゃない
   かと思いますね。
森脇:じゃ、十分、遊べますね。その時間なら、
ハッシー:はい、2泊3日でも十分遊べますので、ぜひ、おすすめしたいと思
   いますね。
Mink:そいで、あれですからね、台湾はいま、話題の、
有吉:そうですよ。
森脇:はい。
Mink:カドカワ映画の『不夜城』の金城武さまの、故郷。
森脇:家があります。
Mink:ねぇ。
森脇:どんな家なんでしょうか。見に行っていいのかぁ。
Mink:見に行って、いいのか。
森脇:あ、でもね、いま、物価とかどうなんですか? これ、気になるでしょ
   う?
Mink:気になるよ。
ハッシー:あっ、そうですね。台北とかね、あんまり安いっていうイメージな
   いと思うんですけど、それがそうじゃないんですよ。
有吉:お、安い。
ハッシー:これは、2泊3日の旅、2人の娘、女のコを連れていくんですが(ママ)、
   2人とも、買い物に走りまして、走りまして、
森脇:ほう、ほうほうほう。
ハッシー:なかなか安いんじゃないか、ということで喜んでいました。
有吉:あ、そうですか。
森脇:ほうほう。
有吉:お米は1キロ、いくらぐらいですか?
Mink:はははははははは。
森脇:米は買わねぇだろう。
ハッシー:お米はチェックしてこなかったんですが。
有吉:チェック不足だよ。
ハッシー:メンは安いですよ。
有吉:メン、安い。
ハッシー:食べ物は非常に安いですからね、
有吉:ああ、そう。
ハッシー:みなさん、ぜひ、行ってきてほしいと思います。
森脇:米をいちいちね、台北で買う人はまずいないでしょうけど。重いしね、
   第一、もって帰るの。
Mink:そうだよ。
有吉:タイ、そうですね。タイマイは、ちがいますけどね。
森脇:はははははははは。ちがいます? ちがいますね。
Mink:はははははははは。顔が一瞬、マジな顔したよ。はい。
森脇:これはちがう、あれはちがうって。
Mink:ちがう! はい。
森脇:というわけで、今回は7月6日、13日、20日と3回、3人が、
有吉:うん。
森脇:3人がチャレンジできますね。
Mink:はい。
森脇:先月はちょっと多めの4人でしたが、
有吉:はい。
Mink:今回はまた3人です。
有吉:はい、クイズに挑戦してツアーに行きたいという人は、はがきに住所、
   氏名、年齢、職業、電話番号をちゃんと書いてこちらまで応募してくだ
   さい。
Mink:はい、宛て先は郵便番号、102 の8080、カドカワ電波マガジン、猿岩石
   のWalker's radio、『World Walker』クイズの係までです。
   では、マニィさん、ハッシーさん、よろしくお願いします。来週も。
マニィハッシー:とりあえずルービー(笑)。
森脇:(笑)以上、『World Walker』クイズでした。
森脇:以上、World Walker's Quiz でした。

<ジングル>
カドカワ電波マガジン、
猿岩石のWalker's radioぉ!
                                   
<CM>

カドカワ電波マガジン、
猿岩石のWalker's radioぉ!

―――『ワイルドウインド』のイントロ、流れる―――

森脇:さぁ、とうとう話題の映画『不夜城』が公開になりました。主題歌を歌
   っているのはもちろんB’z。曲は『ザ・ワイルドウインド』。今夜は
   B’zからのスペシャルメッセージが届いています。曲の中で、メッセ
   ージが流れるので、お楽しみに。
   それでは、B’zの『ザ・ワイルドウインド』を聞いてください。

―――『ザ・ワイルドウインド』、流れる―――

<B’zのメッセージ>
稲葉:カドカワ電波マガジンをお聞きのみなさん、こんばんは。
松本:こんばんは。
稲葉:B’zの稲葉浩志です。
松本:松本孝弘です。
稲葉:『ザ・ワイルドウインド』の話をしたいと思うんですけど。
松本:こちらは映画ですね、『不夜城』。
稲葉:ええ、映画がからんでいるということで、え、珍しく、その、曲づくり
   の最中で、アレンジをするときに、映画のその、ラフ……、
松本:ラフ編集を、
稲葉:え、あういうスタジオでね、流しながら、
松本:映画、楽しいでしょう?
稲葉:面白いよね。あういうものもね。だから、インストゥルメンタルっても
   っとインスピレーションわくでしょ。
松本:そうだね。
稲葉:おもしろいでしょ。
松本:けっこう絵ができてて、自分たちもビデオじゃなくてね、あういうのに
   合わせて、こう、音楽を作っていくのって、
稲葉:まあ、あの、ジャズの話じゃなくて映画なんで、映画館にみなさん、足を
   運んでいただいて、ぜひ、ご覧になっていただきたいと思います。
   っていうことで、B’zの稲葉浩志と、
松本:松本孝弘でした。

Mink:かっこいいぃぃぃ。稲葉さぁーん。
森脇:あ、ファンなの?
Mink:好きぃ。なんで結婚したの、って感じ。
森脇:結婚、いつごろしたっけ。
Mink:つい、こないだされましたけど。でも、
森脇:ほぉー。
Mink:でも、『不夜城』のこともすごいちゃんとチェックして、それで、曲も
   またぴったりで、さすがB’zですね。
有吉:『不夜城』をご覧のみなさん(ものマネで)、
Mink:マネしないで。マネしないでよ。
有吉:おげ、おげ、お元気ですか?(なおもものマネで)
Mink:マネしないで。
森脇:それ、ちがう。それ、井上陽水さん、入ってる。
有吉:でも、ほんと、かっこいいですね。
Mink:でも、この曲も、アタシは早くCDを買いたいですね。
森脇:はい、この、B’zからのメッセージはですね、今週木曜日、椎名へき
   るちゃんの番組の中でも聞くことができます。もちろん、今日とは別バ
   ージョンのメッセージになっていますんで、お楽しみください。
   B’zファンにも教えてあげてください。
   以上、B’zからのスペシャルメッセージでした。曲は、B’zで『ザ
   ・ワイルドウインド』でした。

カドカワ電波マガジン、
猿岩石のWalker's radioぉ!

森脇:はい、というわけで、えー、B’zの曲はしぶいですねぇ。
Mink:かっこいいです。
森脇:これは、映画も期待していいんじゃないでしょうか。始まってますよね、
   もう。
Mink:始まりました。公開しましたよ。
有吉:超おもしろいですよ。
森脇:超おもしろいっすか。
有吉:ぼくは見ましたから。
森脇:私も見ましたよ。
Mink:ウソォ。見たの。ああ、そうだ、見たんだ。
   アタシ、本、読みだしたんだ。
有吉:遅せぇ。おれ、もう、2冊、読んだから。
Mink:読んだの。
有吉:ホントだよ。おれ、2部まで見てね。
森脇:有吉くん、けっこう早くから読んでたね。
Mink:そう、有吉さんは、
森脇:熱心な、
有吉:おれ、馳星周のファンでね、
森脇:おお。
有吉:馳浩も好きなんですけど。
森脇:馳好き方だな。はははははは。
Mink:おはがきなんか、読んでみます?
有吉:うん、どうぞ。
森脇:いってみる?
Mink:おばあちゃんからの手紙、
森脇:きてる? また。
Mink:きてるんです。
森脇:また、きちゃってる!
有吉:どれが本物なのか、もう、わからなくなっちゃったよね。
Mink:わからないよね。
有吉:なにを信じていいのか。
Mink:でも、今回、けっこう、やっぱまた、半紙で筆で書いてきてるんで、
森脇:はははははははは。
有吉:お、これは本物じゃない?
Mink:本物くさい、
有吉:やっと、本物きたよ。
Mink:はーい。
森脇:じゃ、ちょっと、Mink、また、ちょっと読んでぇ。
Mink:はい、じゃあ、おばあちゃんからの手紙を、じゃあ、読ませていただき
   ます。兵庫県の方だったんですね。ヤシロナミさんからのお手紙です。

<BGM>(さだまさし、『北の国から』のテーマ)

Mink雨、しとしと降る季節をいかがお過ごしでしょうか。
   性転換の手術も無事終えて、わしは念願の男の道を生きることができる
   ようになりました。
   本当に、顔のまるい方と、存在のうすい方のお陰でございます。
   性器の転換にあたり、年のことなどで医師ともめて、色仕掛けで解決し
   た身分。少しの間、逃げておりまして、お礼が遅れて申し訳ありません。
   わしが、電話ボックスでブリーフにはきかえていて、警官に拷問にあ
   ったところ、助けていただいたご恩は、一生、忘れんことでしょう。
森脇:じゃ、ちがうんじゃない)
    また、山梨の盆踊り大会に参加してくださるとうれしく思います。
    では、ご機嫌よう。
    男の先輩へ。

有吉:あれぇ?
森脇:どうですか?
有吉:あのね、警察に拷問されてたとこ、助けたのはたしかなの。
森脇:ええっ? それは事実? それはウソでしょ?
有吉:そこが、そこがちがうですよ。
森脇:それはウソでしょう。
有吉:たしかにでも、顔のまるい男と、ま、影が薄い男は、そこはもう、なんと
   なく、
Mink:それはもう……。
森脇:それはもう、事実あったことをもとに、勝手につくってるんじゃないか。
有吉:ああ、そうか、そうか。ばれてるんだよね、そこは。
Mink:そこはもう、放送でいってるからね。
有吉:ああ、じゃあ、たぶん、拷問受けてように思わなかったで。
Mink:あやしいと思ってるんだ。じゃあ、もう1枚!
有吉:きたよ、やっときたよ。
Mink:おばあちゃんからの手紙、またきてるんですよ。
有吉:すいません。
Mink:これ、読ましてもらっていいでしょうか。
有吉:はい。
森脇:それ、いっときましょう。
Mink:これもまた、兵庫県からのお手紙なんです。
有吉:そうです。兵庫県なんです。
Mink:代筆されてますね。
有吉:はいはい。
Mink:グレース・赤松・テツコさん。
有吉:あっ、代筆ね、まあ、おばあちゃん、ちょっとね、うん、ちょっとね。
Mink:それでは、ご紹介させていただきます。

<BGM>(さだまさし、『北の国から』のテーマ)
   
   あじさいの花が濡れるころ、いかがお過ごしでしょうか。
   先日は、小雨降るなか、助けていただき、心よりお礼を申し上げたく、ペ
   ンをとりました。
   申し遅れました。私、開かずのキンコと申します。
   御年、86歳になります。
   恥ずかしながら、詩人養成セミナーで師範をやっております。
   あの時は、なにを思ったのか、いつも通る道でなく、人影少ない道を選
   び、あんなひったくりにあってしまいました。
   でも、私の大切な詩集『ムンクの叫びとミンクのあえぎ』を、あなたさ
   まが奪い返していただき、感謝感激、あめキャンディーでございます。
   ぜひ、お礼がしたいので、下北沢駅前のティールーム「エコロジーエロジ
   ジイ」で今週の金曜日、夕方5時半にお待ちしています。

有吉:ぜひ。
森脇:え、本物? 
Mink:詩集、奪い返したの?
有吉:や、なにかね、最初の、あめキャンディーっていうところ、あったじゃ
   ないですか。あのへん、なんかそれっぽかかったな。
森脇:あ、そういうキャラ?
有吉:ありがとう、なんだっけかな。ありが東大、とかいってたから。
森脇:しょうもない、しょうもないギャグが、しょうもないギャクが好きな、
有吉:おばあちゃんだった、ちょっと。
森脇:じゃあ、この、あめキャンデイーのおばあちゃんはあるからと。
有吉:ただねぇ、ぼくはおばあちゃんに毛布をかけてあげたんですよ。
森脇:はい。
有吉:その辺のところがまったくないっていうことは、このへん、これ、ちょ
   っとウソかなって。
森脇:細かい描写がちょっと食いちがってる。
有吉:はい。
   ちょっとなんかな、困るな、こうウソのはがきばっかりだと。
森脇:うおーん。
Mink:ほんもののおばあちゃん、見つかってほしいね。
森脇:早くね、ほんもののおばあちゃんから。
有吉:いいかげんにしてくださいよ。ウソのはがきばっかり。
森脇:あれ、もう1枚、もってないですか?
Mink:いや、これはもう普通のお便りで。
森脇:そのおばあちゃんの件はほんと、もう、
Mink:一応、気分一新で。
有吉:ほんとのおばあちゃん、待ってます。
Mink:お礼をしてくれと。引き続き、まっています。
有吉:ウソはやめてください、はい。
Mink:久々に、ファックスを読ませていただきます。ペンネーム、フルーツポ
   ンチさん。
有吉:おっ。
森脇:フルーツポンチさん、ありがとうございます。
Mink:ワタシはどうしても気になることがあるんです。
有吉:はい、なんですか?
Mink:それは、『天うらら』で、有吉くんがちらっと、たまにカメラ目線にな
   ることです。すごく不自然でおかしいです。
有吉:うん。
Mink:気づいている人はいると思います。
有吉:うん。
Mink:猿岩石は芝居が下手だとかいわれたくないので、今後は気をつけてね、
   有吉くん。
有吉:あ、そう。
Mink:はははははははは。
有吉:あのー、なんていうのかな。
森脇:これは、あれ、意図的ですか。
有吉:あ、そうですよ。新しいスタイルを作っていかなければ、どうするんで
   すか?
森脇:あんるほど、カメラ目線のドラマ。
有吉:いつまでも、長谷川平三郎(? ママ)とか、
森脇:はい。
有吉:あの、誰だっけ。あのー、昔の役者さんの作ってたものばかりを、その
   まんま、マネしてても、いいもん、できませんよ。
森脇:はあ、なるほど。
Mink:でも、有吉さんがカメラ目線になったとた、すばらしいドラマが一瞬、
   コメディーに見えたりとかじゃないですか?
森脇:それは狙いですか?有吉さん。
有吉:朝ドラが、ビーンになるっていうんですか?
   それはないです。
森脇:朝ドラがビーンに、ほーぉ。
Mink:はははははははは。
有吉:邦子さんにもいわれました、それは。カメラ目線になってるわよ、って。
Mink:はははははははは。
有吉:カメラ目線になってるわよ(山田邦子のものまねで)、邦子さんにもい
   われました。
森脇:はい、ものまねになってないよ。
有吉:そのときも、ぼくはいいました。ちょっと、わざとやってるんです。は
   い。
森脇:ほー。
Mink:森脇さんは?
森脇:ぼくはそういうこと、ないですけど、いまんとこ。
有吉:こいつはあれだよ、あれ、小林薫さんとか、もう、主役のコとかに夢中
   だから。
   ただ、もう見てるから。カメラ見る余裕、ないから。
森脇:今日もねぇ、リハーサルで、あのー、いっていいのかな、
Mink:うん。
森脇:もたいまさこさん、いて、釘付け。
Mink:はははは。
有吉:なんかね、やっぱりね、すごいよ。
森脇:すっごいよ。
有吉:もたいまさこさんとか、見てると。
森脇:リハだよ、セットとか、ないんだけどぉ、もう、見てたら、吸い込まれ
   ちゃうの。
Mink:へぇ。魅力的な人なんだね。
森脇:そう、魅力的ですよぉ。
有吉:なんかねぇ。個性派とかいわれてても、久本さんとか見たときもそ
   う思ったんだけど、初めて。久本さん、きれいね。
Mink:久本さん、すごいきれいだと思う。
有吉:もたいさんとか、もみんなきれいなのよ。
   そう、思うと、Minkってなんだ?
Mink:なによ、それ。ちょっとまって。
有吉:今日、また、これ、ブラジャー、見える。
Mink:うーそ、見えません。
有吉:チンピク指数(?)、ぜロです。チンピク指数、ゼロです。
Mink:はいはい、やってらんないよ。
森脇:ずっと、こんな言い合いしてますよね、キミらは。
Mink:なんなんでしょうね。なんか、つっかかってくる……、
有吉:なんだ、キミはっては。
森脇:はははははははは。
   いま、最高のフリだったね。
Mink:アタシ、そんなにダメ女でしょうか。
有吉:まあ、ぼくにとってはね。
Mink:ははははははは。ひどいよねぇ。
森脇:いいじゃないの。Minkちゃん。
Mink:なんでいいのよ、なにがいいのよ、どういいのよ。
森脇:おれ、ほめてるんじゃない、Minkちゃんを。
Mink:どう?
森脇:いいね、かわいいねって。
Mink:うぞだね、目がウソだもん。
有吉:そんなことないよ。うちの反町隆史は、
Mink:はははははははは。
有吉:すごい、ウソはいわない男だから。
Mink:USOね。
有吉:そう、USOは、
森脇:ああ、つかない。
有吉:かっこいいですね、うちの反町隆史は。
Mink:いいんだけど、もう、いいよ。
森脇:さ、しまんないですね。

―――エンディングテーマ、流れる―――

森脇:さ、番組のエンディングテーマ、流れてきました。谷村有美さんの『フ
   リージア』。収録されているアルバム、『この愛の始まりも恋の終わり
   も』、メチャクチャ、これ、売れています。これ、チェックしてくださ
   い。
   というわけで、今日もお終いの時間がやってまいりました。
有吉:ポエムなど、いろいろなコーナーにおはがき、ください。ポエムのお題
   は「道」です。
Mink:はい、すべての宛て先は、郵便番号102 の8080、カドカワ電波マガジン
   猿岩石のWalker's radio、それぞれの係までです。
森脇:はい、ファックス番号は東京03、3221、1800です。
有吉:番組のホームページのアドレスは、www.tfm.co.jp/denmagaです。
森脇:はい、というわけで、
Mink:エンディングだ。
森脇:お、今日は、けっこう時間が残っていますね。
Mink:うん、けっこう時間が残ってま〜す。
森脇:ね、今日、帰ってなにやる? おれねぇ、サッカー見る。
Mink:あたしは、なにやろうかな。お友達がいるので、お友達とまた、世間話
   かな。
森脇:あ、世間話ですか。
Mink:あたし、今日、太田プロのライブ、見てきたよ。
有吉:あ、そうですか。
Mink:「部長クラス」、応援してきました。
森脇:出てた? 受けてた?
Mink:おもしろかった、すっごくおもしろかったよ。
森脇:あ。そう。
有吉:森脇くん、いくつになるんだっけ。
森脇:24です。趣味はキャッチボールです。
Mink:え、サッカーじゃないの?
森脇:ちがう、ちがう、このね、ギャグはね、上田シュウソウの新ギャグなの。
Mink:あ、そうなんだ。
有吉:おれとシュウソウが組んで、「23で〜す。趣味はキャッチボールです」
   って腕白ブリを。
Mink:はははははははは。
有吉:ギャグを。
森脇:あばれハッチャクが鼻の下をよくすすってますけど、それをやりながら
   いうのね。
有吉:それから、こっちにタバコ、右手にタバコ、左手にジュースを飲んで、
   タバコを吸うときに飲んで、
Mink:うん。
有吉:ジュースを飲むときに吸って、飲んで吸って、あ、まちがえた!
Mink:はははははははは。
森脇:はははははははは。
有吉:これは、ノンキーズの山崎さんが考えた、伝授したものなんです。
   新ギャグを募集します。
Mink:募集するの?
有吉:新ギャグ、募集します。
森脇:というわけで、今夜のお相手は、猿岩石の森脇と、
有吉:有吉と、
Mink:アシスタントのMinkでした。
森脇:この後はチャゲさんです。チャゲさん、武道館のチケットがほしいんです
   が。
Mink:ええ?
森脇:また、来週。
3人:バイバーイ!

<エンディングテーマ流れて、了>


レギュラー / 資料集
猿岩石のある暮らし / ご意見・ご感想・猿岩石情報

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