アッコの泣かしたろか!?【終】 |
原文作成◆ちんちらさん
<番組前のふり> いくつかのシーンをコラージュ風に組み合わせた構成。 有吉:そちらでお話ししていてくれれば、ぼくら、いいうなずきとかしますか ら。 ・爆笑 有吉:これがきしめんに見えるじゃないですか? 東:見えない、見えない。 デーブ:これ、食べてたの? 有吉:これ、かみすぎると紙に戻るんですよ。 <MUSIC> 今度はドアの前で。 東:消える前にぜひ、うちに来てほしかったんですよ。 有吉:こんばんは。 <CM> <番組オープニング> この日の出演者:テーブル左端より、そのまんま東、森脇和成、有吉弘行、 和田アキ子、池谷幸雄、デーブ大久保の順に座っている。 森脇の衣装はグレイと黄色の格子シャツにグレーの半袖ジャケットを重ね着。 有吉は白いシャツに赤タイ、グリーンと黒の大きなチェックのジェケットを着ている。 アッコ:あんたらと付き合ってるとさぁ、なんか、貧乏くじ引きそうな感じが するのよ。 ・爆笑 東:なんか、運とかツキだけできた感じがあるから。 アッコ:いや、運もツキももうないでしょ。 ・爆笑 池谷:まだまだまだ仕事、仕事、仕事……。 森脇:あの、すみません、お土産を(ビニール袋に入ったもの、差し出す) アッコ:なに、なに? 森脇:お土産というと、僕ら、いつもこれを持ってくるんですよ。誰に対して も。 アッコ:ギョウザ? 有吉:アッコさんにもせひ喜んでもらえると思って。 アッコ:なに、これ、ギョウザ? 森脇:ギョウザです。 有吉:王将のギョウザです。 アッコ:これだけ? 池谷:っていうか、人数が……。 (有吉、無言で人指し指で出演者全員をカウントする) ・爆笑 池谷:これだけいるんですけども。 アッコ:6個しかないね。 デーブ:帰れぇ、もう。 有吉:ちょうど……、 東:おいおい、ちょっと、 アッコ:君ら、もうかってるんとちやうの? 森脇:え、こう…、こんなもんです。 東:いや、歌売れてすごいよねぇ。本当に、もう。 森脇:ありがとうございます。 アッコ:悪いけど、猿岩石って何なの? 有吉:一応、僕らの中ではぁ、お笑いなんですけど。 アッコ:お笑いって見たことある? 聞いたことある? 東:ないんですよ。 池谷:ネタあるの? アッコ:ネタあるの? 自分たちの。 森脇:ネタ? ああ、ぼちぼち。 東:やって、やって。 パチパチパチ(拍手)。 アッコ:テレビご覧にみなさん、見たり聞いたりしたこと、ありますか? 字幕=テレビをご覧の皆さん、見たり聞いたりしたこと、ありますか? 字幕=猿岩石、ネタ披露 アッコ:画面に向かって、うちが問いかけてもどないするねん。 ・爆笑 東:やってみてよ。 アッコ:前でもええわ、ここでもええわ、前でも後ろでもどっちでもええわ。 有吉:あ、あ、ここでいいです(考え込む)。 アッコ:ここ? 後ろ? 後ろ? 東:動きがあるんだったら……。 アッコ:動きある? 有吉:はい。 アッコ:動きあるの? 有吉:ああ、じゃ、動きないほうで。べしゃりで。 ・爆笑 東:べしゃりで。 アッコ:べしゃりでやって。どんなの? どんなの。 有吉:はい……。ええ。 ちょっといいですか? 久々なもんで。 アッコ:ちょっとまちぃ。 あんたら、お笑いやろ。すぐ、できへんのか、そんなもん。 有吉:やっぱり(ママ)、100はあるんですよ、ネタが。 アッコ:うそぉ。それで聞いたことないんやもんなぁ。 東:1コも見たことないもんね。 (猿岩石の2人、額を寄せ合って何か、相談している) 有吉:ええ、 森脇:ああ、何やりますか。 東:100もあるんなら、なんでもできるじゃない。 森脇:100はあるんですけど、使えるのは1コか2コで……。 ・爆笑 アッコ:1コ、やってみ。 有吉:ええと、はい、じゃ、わかりました。 東:べしゃりのほうで。 有吉:はい、べしゃりのほうで。 アッコ:このまんまでいいの? 東:座ったままで? 足、組んだよ。 森脇:まだ、何やるのか、ぼく、全然、わかってないんですよ。 ・爆笑。 (猿岩石の2人、コントをやる雰囲気に入る) 有吉:やぁ、今日は本当に楽しかったよ、本当に。 森脇:(やや、間があって)ありがとう。 有吉:あ、すんません。 東:おいおい。 ・爆笑 東:おいおいおい。本当だよ。 アッコ:いいかげんにしろ。 東:お前ら、アッコさんの怖さを知らないんだ。 アッコ:まじで、ないのぉ。 デーブ:しゃれになんないよぉ。 有吉:違う、違う。いまのはね、ブリーフになっているという想定で、それが おもしろいネタだったんですよ。ただ、ブリーフじゃなかったもんで。 東:説明じゃない、ちょっとぉ。じゃ、お前、べしゃりじゃないじゃない? アッコ:べしゃりでやってみ。べしゃりで。 有吉:あ、じゃあ、本当にべしゃりで。 アッコ:うん。 (猿岩石、ふたたび、コントの態勢に) 森脇:はい、どうも猿岩石で〜す。いやぁ本当に最近は……。 有吉:本当にあのー、いろんな事件が起こりましたね。 森脇:いろんな事件がありますね。物騒な世の中になってますね。 有吉:あの、本当にこわいですね。うふふふふふ。 アッコ:それだけ? なんや。それ、世間話やないの。 有吉:なんかぁ(わざとらしくため息ついて)。 むずかしいんですね、お笑いって。 ・全員、爆笑 東:でも、お笑いなんでしょ? 有吉:あっ、えーと、マルチなタレントさん。 ・全員、爆笑。 アッコ:マルチっていったって、何ができんの? 有吉:だから、お笑い、 東:だって、お笑いできてない……、 アッコ:お笑い、できてないもん。困ったもんだね。 池谷:やらない、やらない、だから、やらないんでしょ。 有吉:全然、やってますよ。 池谷:どこで? 有吉:いま、いろんなところで。営業。 アッコ:どんなところでやってるの? じゃ、やってよ、ここで。 営業、行ってるの? 東:何すんの? アッコ:何すんの? 有吉:いろんな。歌も歌いますし、あの、爆笑トークも。 アッコ:爆笑トークっていったって。 東:ねえ、爆笑トーク、じゃ、やってよ、ここで。 アッコ:営業だと思って。 有吉:あ、営業ね、実際問題、あれなんですよ。司会者の人が、大体、ついて いるんですよ。 ・爆笑 有吉:旅は大変だったでしょう。はい、そうですね、っていうのが大体、 ・爆笑。 東:デーブだって1時間、しゃべってくるんだからね、講演ね。 アッコ:しゃべんの? ほらぁ。 デーブ:講演で1時間半、しゃべりますよ。それから質問受けて、 有吉:僕らも、もう5、6年、年とればぁ、 アッコ:5、6年、年とれば、って、年はとるけど、5、6年たったら、いな いかもしれないよ。 ・爆笑 有吉:いなければ、地元のほうで、 アッコ:あんたら、郷土の恥、ちやう? ・爆笑 東:歌で食っていこうとは思わないでしょ。 アッコ:歌も、あれも企画だからさ。 で、聞いてみると、わ、すげぇうまい、っていう歌でもないし。 有吉:でも、なんか、いい雰囲気だなって。 アッコ:誰がやね、 ・爆笑 東:カラオケでは歌いやすいよね。 アッコ:どうすんの、これから。 有吉:いまから、勉強なんですけど。勉強、勉強、していこうと思ってるんで すけど。 こうやって、ビッグな人たちと出ているかぎりは、多少、何かを吸収し ていって、 アッコ:吸収してんの? 有吉:吸収ぅ、してますね、かなり。 東:あ、そう。 有吉:アッコさんだと、こういう風に番組を仕切るテクニックとか、ですね。 東:そういうものを? アッコ:何の吸収にもなってへんとちやうか? 有吉:2年前のぼくらといまの僕らん中では、まあ、2の力が3ぐらいには なってますね。 東:2年前のほうが全然、おもしろかったよ。 ・爆笑 東:2年前の、あの旅してた時ぃ。 有吉:ええ、 東:で、2人にして、さあ、どうぞってなったら、あれぇっていうことになっ て。2年前の、西武球場に立ったとき、みんなあれぇって思った、 東:あれ、どういうことなの? 有吉:ま、でも、まあ、戦略としては当たってましたね。 字幕=戦略としては当たってますよ!! 東:どういう戦略なんだ。事務所の戦略か? ・爆笑 森脇:なんにも計算してなかったですから。 字幕=芸能界の友達なし 東:しかし、歌は売れましたね。400万枚ぐらい売ってるらしいですよ。 アッコ:親友っていうか、仲いいのは誰なの? 森脇:ああ、芸能界の方で? 有吉:ああ、いません。 森脇:いないっすね。 東:あの、歌手とか、ミュージー、歌番組とかで、 アッコ:ねえ、一緒になると友達になる、 森脇:いや、それがですね、まったく、会話がないんですよ。 アッコ:なんでぇ? 森脇:あの、なんでなんでしょうね。誰も……。 見えてるのか見えないないのかすらわかんない、そういう存在なんです よ。 池谷:会話がありそうですけどね。パフィーとか、みんな友達になってね、エ ブリ・リトル・シングとかー、 森脇:ああ、います、います。 有吉:見たことあります。 東:見たことある? ・爆笑 池谷:話しせへんの、一緒に出てるんだから。 森脇:まったくー、 池谷:ひとこともない? アッコ:ひとこともないの? 森脇:まったくないですね。話しかける気持ちにならない。 東:おそれ多くて。 森脇:はい。 有吉:芸能界の人、こわいっていうイメージがある、 ・爆笑 東:変なヤツらだなぁ。 アッコ:芸能界、こわいんなら、やめりゃいいのにー、 森脇:あの、あの、僕らのプランとしては、もっと徐々になじんでいくってい う……、 東:あっ、プランだったに、いきなりドーンといったから。ああ、それで面食 らってるんだ。 アッコ:でも、事務所の先輩、たとえばダチョウもそうだし、 東:山田邦子もそうだし。 アッコ:ああ、クニコもそうだし。 字幕=猿岩石、噂の真相 東:鶴さんとか。 週刊誌によると、なんかいじめられている記事が載ってましたね。 アッコ:ええっ、誰に? 東:山田邦子に、猿岩石が朝まで説教されるとかー。 有吉:あれ、全然、ウソばっかりなんですよ。あの、週刊誌の記事とかは。 あと、ひどいのはぼくが、寺門ジモンさんに、ここを根性焼きされたっ て書いてあんですよ。そういうウソの記事が多いんです。 アッコ:それ、沢田亜矢子のダンナじゃないの? ・爆笑 アッコ:あたし、いま、捨て鉢なのよ。こわいもんなしなの。 東:ジモンちゃん、タバコ吸わないしね。 タバコ吸わない人が根性焼きはしないでしょ? アッコ:だって、彼らを見ていじめようという気にならないもん。 東:ならない。 アッコ:本当に素人っぽいから。 がんばりなさいよ、っていうのはあっても、いじめようという気には ならないけどね。 デーブ:ならないですよね。 東:なんか、天狗になっているとかね。 アッコ:天狗になってるの? ばかやろ、ふざけんじゃねぇぞ、お前。 天狗? どういうふうになってんの? 字幕=バカヤロウ! ふざけんじゃないいぞ、お前! 天狗? 東:他の若手のお笑いたちと、あいつらとは違うんだ、おれはミュージシャン だとかいったり、だからあいさつしなかったり、とか週刊誌に書いてあっ たらしいですよ。 アッコ:あら。 有吉:ぼくら、コンセプト、あいさつだけはしようっていう。 アッコ:すごいコンセプトだね。 東:ものすごい、ものすごい頭低いですよ。 デーブ:うん。 アッコ:だって、可もない不可もないでしょ。 べつに猿岩石、呼んだから、えっ、猿岩石っとも思わないし、おもし ろかった、っていう感じでもないでしょ。まあ、今日の素直な意見、 有吉:はい。 アッコ:まあ、二度と呼ぶまい。 ・爆笑 字幕=二度と呼ぶまい!! 東:まあ、前の話しになるけど、3、4年前の話しになるけど、旅行……、 森脇:本当にぃ、つらかった。 デーブ:絶対、つぶそうとしてるぞ、こいつら。この番組、つぶそうとしてるわ。 東:なにか、しゃべれよ。 アッコ:なんか死に神、呼んだみたい。 ・爆笑 アッコ:後で塩、まいておいて。なんかケチつきそうやわ。 池谷:そうや。 デーブ:そうや。 アッコ:この番組ね、絶対にね、もう2週間後ぐらいにね、タイトル変わって ると思うわ。 ・爆笑 デーブ:ありえる。 池谷:ありえる。 東:ありえる。 池谷:猿岩石が来たからって、タイトル変わってるよ、 アッコ:ね デーブ:ね。 アッコ:芸能界1年目で、そんないちゃもんつけられたら、かなわんな。 ・爆笑 アッコ:なんか、ネタの1つもやってもらわなければ。 ・爆笑 有吉:あの、いちばんいいのはぁ、 アッコ:うん、 有吉:あの、僕らをなしと考えていただいて、こっちがわで話をしてもらっ て、僕らはいいうなづきとかしますから。 ・爆笑 字幕=いいうなずきとかします。 デーブ:ああ、そういうリアクションはできるんだ。 東:ああ、無視しといて、勝手にしゃべっとたら、こっちで何かできるわけ? 有吉:すっごい爆笑とか、ぼくら得意なんで。 アッコ:笑い屋さん? 池谷:スタジオに来てもらってる、見にきてもらっている、笑い屋さん? アッコ:笑い屋さんだよ。 ・爆笑 池谷:ああ、そう。 東:あの、芸能界でこの人はイヤだったとか、この人は意外だったとかいう人、 いないの? 森脇:イヤだとか、あ、この人は違うな、っていうぐらい、接したことがない んですよ。 ・爆笑 東:質問殺しだねぇ。 ・爆笑 東:なに、質問しても、ダメだなぁ。 アッコ:はじけるトークっていうのはできないのかよ、お前ら。 ・爆笑 アッコ:なんかいったら、実はこうなんです、っていう。 いうたんびに、「ないんです」……。 ・爆笑 東:2人っきりでぇ、私生活でどっかに遊びにいったりっていうのは、ないわ けですか? 2人:(黙って手をあげる) ・爆笑 東:しゃべれぇ。なんで、それぐらいはしゃべろよ。 ・爆笑 東:それぐらいは。 その辺の街歩いてるOLでも、しゃべるよ、このヤロー。友達と来てる、 池谷:なんかいえよ。 東:私生活は全然、別々なの? 有吉:全然別ゥです、はい。 東:住んでるところも別…、 有吉:別々です。 東:ガールフレンドなんか、どうなの? もてんだろ、いまぁ。 森脇:あ、一時期、騒がれたんですけども、 東:騒がれてたねぇ。あれ、写真見たら、ほんとね、6畳1間のアパートみた いなとっから、 池谷:そうそうそうそう。 森脇:みたいじゃなくて、アパートなんです。 東:出てきてるんですよ。あれ、君のアパート、それとも……、 森脇:僕のアパートなんです。 東:あれ、あれ、あんなところに住んでたの? 信じられないようなところ、 池谷:そうそうそう。 東:学生だって住まないみたいなー、あやしい、 池谷:オートロックじゃなくて、 東:ほんと、路地裏みたいなところの、 アッコ:いまでも? 東:いまの前、 森脇:いまのひとつ前に住んでた、 東:ちょっと、パスポートない外人が住んでるみたいなところ、 森脇:その、週刊誌の人がコンコンってきたんですよ。 ブザーじゃなくて。コンコンって。 東:ピンポーン、ピンポーンじゃなくて? ・爆笑 森脇:名刺もって、すいません、こういうもんですけどって。 池谷:かっこわるぅー。 アッコ:いいじゃん、別につきあうぐらいねぇ。 で、こっちは? 有吉:できればぁ、ぼくは早く結婚したいんで。ぼく、結婚してから絶対、伸 びるタイプなんですよ。 字幕=僕、結婚してから絶対のびるタイプなんですよ! ・爆笑 東:誰がそういったのよ、自分でそう思ってるだけなんでしょ? アッコ:結婚するにしたって、男はある程度の年がきたら、こう、目標がある じゃない? 30まではなになにとか……。そういうのはないの? 森脇:もともと、僕らにはプランがあったんですよ。 ちゃんと2人でプラン、立ててたんですよ。 字幕=猿岩石。人生計画 東:じゃ、プランを聞こう。どういうプランだったの? 森脇:もともとのプランは、まず、僕らははたちで東京に出てきまして、 東:出てきましたぁ! 森脇:まず、23までに、なんとかして、 アッコ:うん。 森脇:どこかの事務所に所属する。 東:所属する。 森脇:え、26ぐらいまでに、なんとかライブで、 東:ライブで、 アッコ:うん、 森脇:ちょっと活躍、 東:ちょっと活躍、 森脇:できるように、 アッコ:うん。 森脇:で、28、9後半で、ちょっとラジオに 東:ラジオ、 森脇:チョコチョコ出始める、 東:うん、オールナイトニッポン系の、二部系の、 森脇:はい。で、30超えてから、深夜番組にチョコチョコ、 東:テレビの深夜番組、うん。 森脇:で、40ぐらいで、えー、中堅、 東:中堅、あ、ゴールデンにチョロッと出るような、 池谷:でも、じゃ、何十年も飛び越えて、 東:変わったでしょう? 森脇:変わりましたね。 有吉:は、はい、変わりましたね。 東:こんなに変わるか、みたいな。 有吉:はい。 東:回りの反応も、 アッコ:住むとこなくて、 有吉:あ、はい。 アッコ:東京ドームとかに住んでたりとかね。 デーブ:東京ドームに住んでたの? ホームレスってこと? 池谷:うそっ。 デーブ:何年前よ。住めるの? 森脇:4年くらい前。 アッコ:それくらい、金、なかったの? 東:じゃ、ホームレスのまんま行ったのか? 有吉:そう、いや。 東:番組もホームレスだったわけだよね。あの旅行の、 有吉:そう。 有吉:あんまり変わりなかったですね、生活、 ・爆笑 デーブ:苦にならなかったわけだ。 池谷:場所が変わっただけで。 森脇:住むところがなかったですから。 有吉:バイトしようにも、住所不定だから、ないんですよ。 デーブ:ああ。 飯、どうすんの? その辺の、こう、拾って? 有吉:さすがにそれはなかったですけど、ちょっとずつのお金でパンを、 デーブ:ああ、 有吉:食べて。 森脇:持ってたお金で食べてー、 東:どうしてもお金がなかったときは何、食べるの? 有吉:どうしようもなかったときはティッシュとか、 森脇:ティッシュとか、そういうの食べてたんだ。 東:そんな、きみ、やぎじゃないんだから。 デーブ:やぎじゃないんだから。 東:おんなじこといって、どうするんだ。 デーブ:ティッシュ、食べたわけじゃないでしょ。 有吉:いや、ティッシュ、食べてました。 そのまんまは食べないですけど、ティッシュを調理してぇ。 デーブ:へへへへへへへ。どこで食べたのよ? 森脇:いや、それは後に住むとこ、見つけて。 デーブ:調理すんの? 池谷:食べてもらいましょうか?ティッシュ。 東:彼ら、食べてたんだから。 有吉:調理すれば、絶対、食べられますよ。 東:と思うよ。 字幕=ティッシュきしめん ・池谷、ガスコンロのうえに、ティッシュペーパーの箱をのせてもってくる。 アッコ:こんなの、化学繊維なんだからダメだよ。 池谷:ティッシュですよ、これ、食べるんですよ。 アッコ:コンロがきたっていうことはー、 ええ、おしょうゆもついてんの? デーブ:どうすんの。 有吉:えと、これ、ティッシュきしめんっていうんですけどぉ。 アッコ:ティッシュきしめん? あっ、ティッシュをきしめんみたいにするんだ。 池谷:いやな予感がするな。 アッコ:まじで食べてたの? 有吉:はい。 東:ま、気持ちはわかるよ、おれらも昔、そうだったような気がする。 有吉:これが、ですね、きしめんに見えるじゃないですか。 池谷:見えない、見えない。 アッコ:見えないよ。 東:そりゃ、おなかがすいてきてしょうがないときは見えるかもしれない。 有吉:で、調理は、味つけはむずかしいんですけど、おしょうゆを……、 東:入れるの? 有吉:これでいいんですけど、で、きしめんを入れていくわけなんですよ。 だけど……。 デーブ:きしめんじゃないよ。 東:あ、でも、ゆばみたい、ゆば。 デーブ:ま、猿岩石の2人がバクバク食べたら、多少なんとなく……あれだけ ど…。まあ、食べないよ。 池谷:紙はだけど、消化されないよね。このまま、出てくるんだろ。 デーブ:そうでしょ。 アッコ:で、化学繊維入ってるんでしょ。ただの紙じゃないでしょ、これ。 デーブ:だって、トイレットペーパーは流れるけど、ティッシュは流れないと きあるよ、いっぱい固めたら。 池谷:それだけ、詰まるってことですよね。 デーブ:固めたら。 森脇:そうですね。 池谷:石油じゃないの? デーブ:石油だよ、石油。 東:だから、火を通せば……。 デーブ:石油、 池谷:石油、 アッコ:これ、まじで食べてたの? どうすんの? 有吉:あ、これでいいです。これで、こうやって、(すすって食べてみせる) あ、また……。これ、噛みすぎると紙に戻っちゃう。 ・爆笑 字幕=噛みすぎると、紙にもどっちゃう。 注!絶対にマネしないでください! 有吉:だから、早く食べないと。 東:そうなんだ。 これは、おつゆをつけるだけじゃなくて、飲み込んじゃうの。 有吉:飲み込むんです。 東:ああ。 有吉:こうやっていくと、のどを通った……、のどごしがあるから、すごい、 ものを食べたっていう気持ちになるんです。 森脇:お腹は実際、いっぱいにはならないんですけど、 有吉:で、あと、このおつゆを食べれば。ぜひ! (有吉、立ってみなに勧める) 東:まじぃ? アッコ:でも、それは、 デーブ:そんなんできる? アッコ:日本にいるとき、やってたんでしょ? 有吉:おいしいです、でも。 ・爆笑 デーブ:これ、ティッシュだよ。ティッシュじゃないか。ティッシュはティッ シュ。 ・爆笑 デーブ:だって、固いし、 東:固いし。 有吉:早くしないとダメなんですよ。 池谷:いや、なんか、 有吉:大久保さんとかだったら、気にいってもらえるんじゃ、 デーブ:冗談じゃないよ。 アッコ:紙がー、 デーブ:入れた時からティッシュじゃないか。 ・爆笑 池谷:紙が固くなって、ティッシュのやわらかさがなくなって、 東:おれらは、おれらはいかにふだんから、ちゃんとものを食べれるもの、食 べてるかってことだよ。 貧乏で、ほんとに食うもん、なかったら、 アッコ:紙、食べるぅ? 東:いや、いけるかもしれない。 デーブ:いまの時代、一生懸命、普通に仕事したら、ご飯は食べられますよ。 仕事しなかったから悪いんだよ。 東:と思うよ。 池谷:そりゃそうかもしれないけど。 アッコ:ねえ、チャップリンがさぁ、昔、映画で革靴食べたことがあるけど。 それほど、貧しかったにしても。 こんな、だって、わかす鍋があるんだから。 森脇:もう、ある時に鍋とか買っとくんですよ、ある時。ラーメンとか食べない といけないから、そういうのだけは。 東:あ、そうか。 それだったら、ティッシュだったら、どっか動いている、どっかその辺の 昆虫とか、さぁ、 アッコ:あの、ハッパとかねぇ。 東:小動物とか、草とか、 まだ、そっちの、 池谷:小動物、食べるの? デーブ:小動物、食うぅ? アッコ:ねぇ。 東:まだ、そっちの。 デーブ:なにかさぁ。 ・爆笑 <CM> アッコ:どうすんの? これから。 東:ははっはは、いや、それがむずかしい。 流れるままに、でしょう。ねぇ。 有吉:どうしたらいいんでしょう? ・爆笑 東:今年は、新曲とか、リリースとか、ないんですか? あるんでしょ。 有吉:あ、4月の1日にベストアルバムが出るんです。 東:もう、ベストアルバム。 アッコ:ベストアルバム、 デーブ:早いなぁ。 有吉:「通信簿」という、 東:へぇー。あっ、そう。 アッコ:先生の採点、いるんじゃないの、もう少しがんばりなさい、とか。 ・爆笑 東:でも、30歳で、30歳で深夜放送で、40歳で 池谷:ああ、なるほどね。 東:ゴールデンだから、まだまだ時間あるもんね。 有吉:もう、ノンビリ構えてますね。 ・爆笑 字幕=ノンビリ構えてますよ! 字幕=私、泣きました! アッコ:話してても、もうつまんないから、 ・爆笑 アッコ:あなたたち、泣いてばっかりみたいな気がするんですけど、まあ、悔 やし泣きとか、うれし泣きとか、私、泣きましたっていうの、みなに、泣 いたことの思い出を聞いてんの。 どっちからいく? 有吉:僕ら2人、共通なんですけど、その、家がなかったころ、 アッコ:うん。 有吉:家がなくて、全然、見つからなかったんですよ、その、2人で住むって いうし、 アッコ:うん。 有吉:仕事もしてないんで、 アッコ:うん。 有吉:で、ずっと、東京から離れて、埼玉のほうまで家、探しに行ってたんで すけど、全然、家なくって、で、なんだかんだで東京戻ってきて、不動 産屋さんに行ったんですよ。そこで、ぼくら、口裏を合わせて、大学生 で、浪人してますっていって、いろんなウソをついて、話してたんです よ。そしたら大家さんが、「あ、わかった、じゃ、契約していいから、 じゃ、書いて」ってサインして、っていってサインしてたら、「でもね ぇ、あんまりウソついて生きていくと、いいことないから」、っていっ て。で、その時、僕ら、ああ、はいっていって、「ウソついてまして、 すいませんでした」。 アッコ:うん。 有吉:で、契約してもらって、旅から帰って大家さんとこ行ったときに、あの、 すごい、お前らは、「約束守って、ウソつかず、誠実に生きてきたから」 って、すごいほめられたんですけど。 アッコ:うん。 有吉:ただ、話しの前振りとか、緊張のあまり、段取り忘れたんで、ちょっと 話しが短くなちゃって、感動もなくなったんですが。また、最後の最後 でこういう空気にして、すいません。 ・・・全員の爆笑 アッコ:これさぁ、しゃべり方によってはいい話しなんだよ。 池谷:大家さん、やっぱり、貸してくれたんだ。大家さん、大家さん……、 東:うそってわかっててね。 アッコ:お笑いなのに、通訳いれてどうするんだい。 ・爆笑 アッコ:うまくしゃべればいい話しなんだよ、感動的な話しなんだよ。 森脇:で、その直後に、飛行機事件があって、やっぱりウソついてたのがバレ ててー。 ・爆笑 デーブ:いいオチやなあ。 ―――エンディングテーマ曲流れる――― エンディング―――猿岩石の2人が色紙を書いている。 色紙には、message to AKKO「勉強になりました」猿岩石 終わった後の談話、音声のみ。 アッコ:大物の予感がするぞ。 アッコ:帰ったら、うちら、遊ばれてたりして。 あんなもんでよかったかな、 東:おいしかったなぁ、なんて。 爆笑で番組終了
村田 崇 takashi@air.ne.jp |